JP6443190B2 - プログラマブルロジックコントローラ、プログラマブルロジックコントローラの制御方法、及び、制御プログラム - Google Patents
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Description
本発明は、主に、プログラマブルロジックコントローラに関する。
産業用のオープンなネットワークしてEtherCATが知られている。このEtherCATはフィールドネットワークとして利用されている。また、センサーやアクチュエータなどのデバイスとポイントツーポイント通信を行うマスタで構成されるIO-Linkシステムが知られている。
このEtherCATのマスタとしての機能を備えたプログラマブルコントローラと、EtherCATのスレーブとしての機能とIO-Linkマスタの機能を備えた装置と、IO-Linkデバイスとによって構成されるネットワークシステムが従来から利用されている。
PLCには、IO-Linkデバイスの動作設定値をIO-Linkデバイスから取得するためのファンクションブロック(設定値読出用FB)、及び、PLCが保持している前記動作設定値をIO-Linkデバイスに反映させるためのファンクションブロック(設定値書込用FB)が実装されている。
設定値書込用FBによってIO-Linkデバイスにその動作設定を変更させるためには、ユーザは、その動作設定に対応する各種動作設定値が記載されたそのIO-Linkデバイス用の設定データファイルを前もってPLCに記録しておく必要がある。
前記ネットワークシステムの具体例として、同じ動作設定に基づく動作を行わせるべき多数のIO-Linkデバイスが含まれているネットワークシステムが考えられる。
そのようなネットワークシステムにおいては、前記多数のIO-Linkデバイスに前記動作を行わせるためには、ユーザは、前もってIO-Linkデバイスの台数と同数の設定データファイルをPLCに記録しておく必要がある。これは、ユーザにとって非常に手間のかかる作業である(課題1)。
前記ネットワークシステムの別の具体例として、様々なベンダのIO-Linkデバイスが含まれているネットワークシステムが考えられる。
そのようなネットワークシステムにおいては、PLCが、設定値書込用FBを呼び出すことによってA社のIO-Linkデバイスに関する動作設定値をB社のIO-Linkデバイスに反映させてしまった場合に、B社のIO-Linkデバイスが誤作動してしまい得る(課題2)。
本発明は、前記課題1に鑑みて成されたものであり、その主な目的は、特定の設定データファイルを用いて動作設定値を変更させる制御対象機器を、該設定データファイルに含まれる宛先情報で示される制御対象機器に限定されることなく選択することが可能なPLCを実現することにある。また、本発明の目的は、前記課題2を解決するPLC(即ち、誤った設定変更により制御対象機器を誤作動させるリスクが従来よりも少ないPLC)を実現することにもある。
前記課題を解決するために、本発明の一態様に係るプログラマブルロジックコントローラは、制御対象機器の動作設定値を変更させる機能を有するFB(ファンクションブロック)を実行するFB実行部と、前記FBの動作時に参照する設定データファイルを記憶する記憶部とを備え、前記FB実行部が、前記制御対象機器の宛先を特定する対象特定部を備え、前記対象特定部が、前記設定データファイルに含まれる宛先情報に基づいて制御対象機器の宛先を特定するか、別途指定される情報に基づいて制御対象機器の宛先を特定するかを切り替え可能となっている。
前記構成によれば、FBによって制御対象機器の動作設定値を変更させる際に、設定データファイルに含まれる宛先情報に基づいて制御対象機器の宛先を特定するか、別途指定される情報に基づいて制御対象機器の宛先を特定するかを切り替えることが可能となる。
即ち、特定の設定データファイルを用いて動作設定値を変更させる制御対象機器を、該設定データファイルに含まれる宛先情報で示される制御対象機器に限定されることなく選択することが可能となる。
前記課題を解決するために、本発明の一態様に係る制御方法は、制御対象機器の動作設定値を変更させる機能を有するFB(ファンクションブロック)を実行するFB実行部と、前記FBの動作時に参照する設定データファイルを記憶する記憶部とを備えたプログラマブルロジックコントローラの制御方法であって、前記FB実行部による、前記制御対象機器の宛先を特定する対象特定ステップを有し、前記対象特定ステップにて、前記設定データファイルに含まれる宛先情報に基づいて制御対象機器の宛先を特定するか、別途指定される情報に基づいて制御対象機器の宛先を特定するかを切り替え可能となっていてもよい。
前記構成によれば、前記制御方法は、前記プログラマブルロジックコントローラと同様の作用効果を奏する。
本発明の一態様に係るプログラマブルロジックコントローラは、前記対象特定部が、前記別途指定される情報によって、制御対象機器の宛先を複数特定可能であってもよい。
前記構成によれば、前記PLCは、制御対象機器の宛先を複数設定することが可能となるので、複数の制御対象機器に同様の動作設定値を設定する場合のユーザの手間を大幅に削減することが可能となる。
本発明の一態様に係るプログラマブルロジックコントローラは、前記対象特定部が、(1)当該プログラマブルロジックコントローラが管理しているネットワークのノードアドレス、(2)当該プログラマブルロジックコントローラに接続されている、複数のユニットを有するスレーブ装置のユニット番号、および、(3)当該プログラマブルロジックコントローラに接続されている、複数のポートを有するスレーブ装置のポート番号、の少なくともいずれか一つを用いて、前記制御対象機器の宛先を特定してもよい。
前記構成によれば、前記プログラマブルロジックコントローラは、ノードアドレス、ユニット番号、およびポート番号の少なくともいずれか一つによって制御対象機器の宛先を適切に特定することが可能となる。
前記課題を解決するために、本発明の一態様に係るプログラマブルロジックコントローラは、制御対象機器の動作設定値を変更させる機能を有するFB(ファンクションブロック)を実行するFB実行部と、前記FBの動作時に参照する設定データファイルを記憶する記憶部とを備え、前記FB実行部が、前記制御対象機器の機器IDを照合する機器照合部を備え、前記機器照合部が、前記制御対象機器の機器IDを取得するとともに、取得した機器IDと、前記設定データファイルに含まれる機器ID情報とを照合する。
前記構成によれば、前記プログラマブルロジックコントローラは、制御対象機器の機器IDを取得するとともに、取得した機器IDと、設定データファイルに含まれる機器ID情報とを照合することになる。よって、設定データファイルに含まれる宛先情報の誤りなどにより、制御対象機器に対して不適切な動作設定値を設定してしまうことによる誤作動を防止することができる。
前記課題を解決するために、本発明の一態様に係る制御方法は、制御対象機器の動作設定値を変更させる機能を有するFB(ファンクションブロック)を実行するFB実行部と、前記FBの動作時に参照する設定データファイルを記憶する記憶部とを備えたプログラマブルロジックコントローラの制御方法であって、前記FB実行部による、前記制御対象機器の機器IDを照合する機器照合ステップを有し、前記機器照合ステップにて、前記制御対象機器の機器IDを取得するとともに、取得した機器IDと、前記設定データファイルに含まれる機器ID情報とを照合する。
前記構成によれば、前記制御方法は、前記プログラマブルロジックコントローラと同様の作用効果を奏する。
本発明の一態様に係るプログラマブルロジックコントローラは、前記機器照合部が、前記制御対象機器の機器IDを取得するとともに、取得した機器IDと、前記設定データファイルに含まれる機器ID情報とを照合する照合処理を実行するか否かを切り替え可能となっていてもよい。
また、本発明の一態様に係るプログラマブルロジックコントローラは、前記機器照合部が、前記制御対象機器に固有のシリアル番号を取得するとともに、取得したシリアル番号と、前記設定データファイルに記載されているシリアル番号とを照合する照合処理を実行するか否かを切り替え可能となっていてもよい。
前記の各構成によれば、照合処理を実行するか否かを切り替え可能であるので、照合処理が必要なときにのみ実行させることが可能となる。よって、照合処理が不要な場合には、照合処理を省略することにより、処理時間の削減、通信回線に対する負荷の低減、PLCの負荷の軽減などを実現することができる。
本発明の範疇には、前記いずれかの態様に係るプログラマブルロジックコントローラとしてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、前記FB実行部としてコンピュータを機能させるための制御プログラムも含まれる。
本発明の一態様に係るプログラマブルロジックコントローラは、特定の設定データファイルを用いて動作設定値を変更させる制御対象機器を、該設定データファイルに含まれる宛先情報で示される制御対象機器に限定されることなく選択することができる、という効果を奏する。
また、本発明の別の一態様に係るプログラマブルロジックコントローラには、誤った設定変更により制御対象機器を誤作動させるリスクが従来よりも少ない、という利点がある。
<実施形態1>
以下、図1〜図8を参照して、本発明の実施形態1に係る産業用ネットワークシステムについて説明する。
以下、図1〜図8を参照して、本発明の実施形態1に係る産業用ネットワークシステムについて説明する。
(システムの概要および構成)
まず、本実施形態に係る産業用ネットワークシステムの概要および構成について図1及び図2を参照しながら説明する。
まず、本実施形態に係る産業用ネットワークシステムの概要および構成について図1及び図2を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係るPC100及びPLC200の構成を示すブロック図である。図2は、本実施形態に係る産業用ネットワークシステム1の構成を示した図である。
図1及び図2からわかるように、システム1は、HMI10、PC(パーソナルコンピュータ)100、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)200、スレーブ機器300−1、300−2、IO-Linkデバイス400(以下、「機器400」「制御対象機器」とも称する)、スレーブ機器500(以下、「機器500」「制御対象機器」とも称する)、及び、機器600(以下、「制御対象機器」とも称する)を含んでいる。
HMI(ヒューマンマシンインタフェース)10は、現場作業者がIO-Linkデバイス400の動作設定を変更するために使用する装置である。HMI10には、タッチパネル式のディスプレイが設けられている。
システム1の本稼働中には、このディスプレイに多数のUI部品が表示されている。現場作業者は、多数のUI部品の中から選択した適切なUI部品(特定のUI部品)にタッチすることで、複数台の機器400のうちの所望の機器400(制御対象機器)に所定の複数種類の動作のうちの所望の動作を行わせることができる。
HMI10は、UI部品に対するタッチ操作を受け付けると、所望の機器400に所望の動作を行わせるための制御を行うようにPLC200に指示する。即ち、HMI10は、具体的な指示の内容を示す指示データをPLC200に送信する。
PC100は、システム管理者が、機器400に所望の動作を行わせるための各種動作設定値を含む設定データファイルを作成し、作成した設定データファイルをPLC200に記録するために使用するパーソナルコンピュータである。
PLC200は、EtherCATマスタであり、スレーブ機器とEtherCAT通信を行う。
PLC200は、機器400(制御対象機器)の各種動作設定値を変更させる機能を有するファンクションブロック(設定値書込用FB)を保持している。
HMI10からの指示(設定変更指示)をトリガとしてPLC200が設定値書込用FBを呼び出すと、設定値書込用FBは次の動作を行う。即ち、設定値書込用FBは、PLC200が保持している多数の設定データファイルのうちの、前記特定のUI部品に対応する特定の設定データファイルを参照し、参照した設定データファイルを制御対象機器に送信する。
スレーブ機器(機器300−1、300−2)は、EtherCATスレーブ及びIO-Linkマスタとして機能するデバイスである。該スレーブ機器は、自機とポイントツーポイント接続されているIO-Linkデバイス400の動作設定値を変更させるための設定データファイルをPLC200から取得すると、設定データファイルをIO-Linkデバイス400に転送する。
機器300−1、300−2についてより具体的に説明すると以下の通りである。
機器300−1は、複数の機能ユニットがシステムバスを介してデータ交換可能に接続されている機器である。前記複数の機能ユニットのうちのひとつは、EtherCATマスタとの通信、および、システムバスを介した他の機能ユニットとのデータ交換を制御する。また、前記複数の機能ユニットのうちの別のひとつは、IO-Linkデバイス400と接続されて通信を行うIO-Linkマスタとして動作する。
機器300−2は、EtherCATマスタと通信する機能およびIO-Linkデバイスと通信する機能を備えている。
機器400は、IO-Linkデバイス400から設定データファイルが転送されると、設定データファイルの内容に基づいて自機の各種動作設定値を変更し、現場作業者の所望する動作を行う。
スレーブ機器500は、EtherCATスレーブとして機能するが、IO-Linkマスタとしては機能しないデバイス(センサ、アクチュエータ等の制御対象機器)である。
機器600は、複数の機能ユニットを有するスレーブ装置(EtherCATスレーブとして機能するが、IO-Linkマスタとしては機能しないスレーブ装置)のいずれかの機能ユニットに接続されているデバイス(センサ、アクチュエータ等の制御対象機器)である。
次に、PC100及びPLC200の構成について図1を参照しながら説明する。
(PC100の構成)
図1の(a)に示すように、PC100は、CPU110、記憶部120、表示部130、操作部140、及び、イーサネット(登録商標)I/F部150を備えている。
図1の(a)に示すように、PC100は、CPU110、記憶部120、表示部130、操作部140、及び、イーサネット(登録商標)I/F部150を備えている。
CPU110は、PC100全体を統括的に制御する。
記憶部120は、所定のツールアプリケーションがインストールされている記録媒体である。記憶部120には、ツールアプリケーションによって作成される設定データファイルも格納される。なお、ツールアプリケーションの詳細については後述する。
表示部130は、ツールアプリケーションの画面が表示されるディスプレイ(表示画面)である。
操作部140は、ツールアプリケーションを操作するための操作デバイス(キーボード等)である。
イーサネット(登録商標)I/F部150は、イーサネット通信(TCP/IP通信)を行う通信インタフェースである。
CPU110は、ツールアプリケーションを読み出すことによって、設定データ生成処理部111、及び、送信処理部112として機能する。
設定データ生成処理部111は、PLC200における設定値書込用FBが参照する設定データファイルを生成する。
設定データ生成処理部111は、表示入力制御部1111及びIODDファイル取得処理部1112を含んでいる。
表示入力制御部1111は、機器400の動作設定値を示す少なくとも1つの項目に関するファイルであるIODDファイルから設定データファイルを作成し、設定データファイルにおける少なくとも1つの項目が示されたツールアプリケーションの画面を表示部130に表示する。また、表示入力制御部1111は、ユーザからの入力によって、前記項目の値を設定する制御を行う。
IODDファイル取得処理部1112は、IODDファイルを外部(本実施形態では所定のサーバ)から取得する。本実施形態におけるIODDファイルは、機器400の機能項目毎に、当該機能項目について設定可能な値と当該機能項目のデフォルトの動作設定値とが示されたファイルである。
送信処理部112は、設定データ生成処理部111によって生成された設定データファイルをPLC200に送信する。
(PLC200の構成)
図1の(b)に示すように、PLC200は、CPU210、イーサネットI/F部220、EtherCATI/F部230、及び、記憶部240を備えている。
図1の(b)に示すように、PLC200は、CPU210、イーサネットI/F部220、EtherCATI/F部230、及び、記憶部240を備えている。
CPU210は、PLC200全体を統括的に制御する。
イーサネットI/F部220は、イーサネット通信(TCP/IP通信)を行う通信インタフェースである。
EtherCATI/F部230は、EtherCAT通信を行う通信インタフェースである。
記憶部240は、設定値読出用FBや設定値書込用FBを含む各種FBが記録されている記録媒体である。記憶部240には、PC100から送信される設定データファイルも記録される。
CPU210は、設定データ取得処理部211、設定変更指示受付部212、及び、FB処理部213として機能する。
設定データ取得処理部211は、PC100がPLC200に送信した設定データファイルを取得し、取得した設定データファイルを記憶部240に記録する。
設定変更指示受付部212は、HMI10からの設定変更指示をトリガとして、FB処理部213に対し、設定値書込用FBを呼び出させる。
FB処理部213(FB実行部)は、各種FBを読み出し、読み出したFBを実行する。
FB処理部213がHMI10からの設定変更指示によって設定値書込用FBを呼び出した場合、設定値書込用FBは、設定変更指示の内容に応じた特定の設定データファイルを記憶部120から読み出し、読み出した設定データファイルをEtherCATネットワーク(制御対象機器と接続されているスレーブ機器)に送信する。
本実施形態では、FB処理部213は、機器照合部2131及び宛先特定部2132(対象特定部)を含んでいる。
機器照合部2131は、設定値書込用FBの所定の入力変数の値が所定の値である場合に、現場作業者によって指定された機器400からベンダID及びデバイスID(機器ID)を取得する。機器照合部2131は、設定データファイルに格納されているベンダIDが機器400から取得したベンダIDと一致し、且つ、設定データファイルに格納されているデバイスID(機器ID情報)が機器400から取得したデバイスIDと一致する場合に「照合成功」を示す情報を出力し、そうでない場合に「照合失敗」を示す情報を出力する。
なお、本実施形態では、機器照合部2131は、産業用ネットワークシステム1の設定に応じて、前記照合処理を実行するか否かを切り替え可能になっている。
宛先特定部2132は、HMI10からの設定変更指示に基づき、いずれかの方法によって、制御対象機器の宛先を特定する。
(方法1)前述の特定の設定データファイルに含まれる宛先情報に基づいて制御対象機器の宛先を特定する。この場合における前述の「特定の設定データファイル」は、例えば、制御対象機器の名前と設定変更後の動作の内容とを示すファイル名のファイルであって、宛先情報と設定変更後の動作に対応する各種動作設定値とを含む設定データファイルである。
(方法2)別途指定される宛先情報(HMI10からの指示データに含まれる宛先情報)に基づいて、制御対象機器の宛先を特定する。この場合における前述の「特定の設定データファイル」は、例えば、設定変更後の動作の内容を示すファイル名のファイルであって、宛先情報と設定変更後の動作に対応する各種動作設定値を含む設定データファイルである。
宛先特定部2132は、産業用ネットワークシステム1の設定に応じて、前記方法1及び前記方法2を適宜切り替えることができる。
なお、本実施形態における前記宛先情報は、(1)PLC200が管理しているEtherCATネットワークのノードアドレス、(2)PLC200に接続されている、複数のユニットを有する機器(図示せず、スレーブ装置)のユニット番号、及び、(3)PLC200に接続されている、複数のポートを有するスレーブ機器(スレーブ装置)のポート番号、のうちのいずれか1つ、又は、それらの3つのうちの2つ若しくは3つの組み合わせである。
前記宛先情報の例としては、ノードアドレス(ノード番号)とユニット番号とポート番号との組み合わせ(機器300−1に接続されている機器400の宛先情報)、ノードアドレスとユニット番号との組み合わせ(機器600の宛先情報)、ノードアドレスとポート番号との組み合わせ(機器300−2に接続されている機器400の宛先情報)、及び、ノード番号(機器500の宛先情報)が挙げられる。
以上、PC100及びPLC200の構成について説明した。
(設定データファイルの作成について)
以下では、PC100にインストールされているツールアプリケーションを用いて設定データファイルをどのように作成するかについて図3〜図5を参照しながら詳細に説明する。図3〜図5は、ツールアプリケーションの画面を例示した図である。
以下では、PC100にインストールされているツールアプリケーションを用いて設定データファイルをどのように作成するかについて図3〜図5を参照しながら詳細に説明する。図3〜図5は、ツールアプリケーションの画面を例示した図である。
PC100がツールアプリケーションを起動すると、ツールアプリケーション(表示入力制御部1111)は、産業用ネットワークシステム1内のPLC200及び1台以上のスレーブ機器を検出し、検出結果に基づいて、例えば、図3に示すような、ネットワーク構成を示す画面を表示部130に表示する。
ユーザ(システム管理者)が図3の画面を通じてIO-Linkマスタとして機能するスレーブ機器を選択する操作を行うと、ツールアプリケーション(表示入力制御部1111)は、選択したスレーブ機器に接続されている1台以上の機器400を検出し、図4に示すように、検出した1台以上の機器400のリストを表示部130に表示する。
更に、ユーザが図4の画面を通じて機器400(IO-Linkデバイス400)を選択する操作を行うと、ツールアプリケーション(IODDファイル取得処理部1112)は、選択された機器400に関するIODDファイルを所定のサーバからダウンロードする。
そして、ツールアプリケーション(表示入力制御部1111)は、ダウンロードされたIODDファイルを読み出し、図5に示すような画面を表示部130に表示する。
ユーザが、図5の画面を通じて、機器400に関する各種動作設定値を変更し、画面上部のテキストボックスにファイル名を入力した上で「ALL EXPORT」ボタン又は「Changed part Export」ボタンを押すと、ツールアプリケーション(設定データ生成処理部111)は、入力されたファイル名の設定データファイルであって、各種項目の動作設定値の変更が反映された設定データファイルを生成する。
具体的には、設定データ生成処理部111は、「ALL EXPORT」ボタンが押された場合には全ての項目の情報(機器400に関する全ての設定データ)を含む設定データファイルを生成し、「Changed part Export」ボタンが押された場合には、変更されていない項目の動作設定値を含まず、変更された項目の動作設定値を含む設定データファイルを生成する。
そして、ツールアプリケーション(送信処理部112)は、生成された設定データファイルをPLC200に送信する。
なお、ユーザは、選択した機器400について前記作業をN(N≧1)回以上を行うことによって、N個の設定データファイルを作成することができる。即ち、ユーザは、N種類の動作の各々について、選択した機器400に該動作を行わせるための動作設定値を含む設定データファイルを作成することができる。
(図5の画面に関する付記事項1)
図5の画面における「Set default value」ボタンは、全項目の動作設定値をデフォルト値に戻すためのボタンである。また、図5の画面における「DownLoad」ボタンは、ツールアプリケーション(変更データ生成部)に、全ての項目の情報を含む動作設定値変更データ(制御対象機器に対してPC100’から直接動作設定値を変更させるためのデータ)を生成させ、生成させた動作設定値変更データを直接制御対象機器に送信(ダウンロード)させるためのボタンである。
図5の画面における「Set default value」ボタンは、全項目の動作設定値をデフォルト値に戻すためのボタンである。また、図5の画面における「DownLoad」ボタンは、ツールアプリケーション(変更データ生成部)に、全ての項目の情報を含む動作設定値変更データ(制御対象機器に対してPC100’から直接動作設定値を変更させるためのデータ)を生成させ、生成させた動作設定値変更データを直接制御対象機器に送信(ダウンロード)させるためのボタンである。
(図5の画面に関する付記事項2)
ユーザが機器400を選択する操作を行った場合、図5の画面にエクスポート用の第3のボタンを設けたものに相当する画面を表示してもよい。そして、設定データ生成処理部111は、前記第3のボタンが押された場合、所定の一部の項目の情報(機器400に関する一部の設定データ)を含む設定データファイルを生成してもよい。
ユーザが機器400を選択する操作を行った場合、図5の画面にエクスポート用の第3のボタンを設けたものに相当する画面を表示してもよい。そして、設定データ生成処理部111は、前記第3のボタンが押された場合、所定の一部の項目の情報(機器400に関する一部の設定データ)を含む設定データファイルを生成してもよい。
(設定データファイルの詳細について)
設定データファイルの詳細について図6を参照しながら説明する。図6は、PC100が作成する設定データファイルのデータ構造について説明するための図である。
設定データファイルの詳細について図6を参照しながら説明する。図6は、PC100が作成する設定データファイルのデータ構造について説明するための図である。
図6に示すように、設定データファイルは、宛先情報と、設定データ情報とを含んでいる。図6に示すように、宛先情報には、制御対象機器の宛先に関する各種情報が含まれており、設定データ情報には、1つ以上の設定データと、設定データファイルに含まれている設定データの個数を示す情報とが含まれている。
設定データはメタ情報及び実情報を含んでおり、設定データのメタ情報は、設定データの実情報に関する各種情報(実情報のデータ長等)を含んでいる。
(指示データおよび設定値書込用FBの詳細について)
指示データ及び設定値書込用FBの詳細について図7及び図8を参照しながら説明する。図7及び図8は、設定値書込用FBについて説明するための図である。本実施形態では、PLC200は、設定値書込用FBとして、図7の(a)のEC_IOLWRITE、及び/又は、図7の(b)のNX_IOLWRITEを利用する。
指示データ及び設定値書込用FBの詳細について図7及び図8を参照しながら説明する。図7及び図8は、設定値書込用FBについて説明するための図である。本実施形態では、PLC200は、設定値書込用FBとして、図7の(a)のEC_IOLWRITE、及び/又は、図7の(b)のNX_IOLWRITEを利用する。
図7及び図8からわかるように、EC_IOLWRITE及びNX_IOLWRITEは、5つの入力変数を受けて動作する。これら5つの入力変数は指示データに含まれている。
これら5つの入力変数の詳細が図8の(a)〜(c)に示されている。本実施形態では、図8に示されている入力変数のうち、NodeAdr、UnitProxy、PortNo、及び、IDcheckの4つの入力変数に特徴があるので、これらについて以下に詳細に説明する。
(変数NodeAdr及び変数UnitProxyについて)
変数NodeAdrは、制御対象機器(機器400)の宛先を特定するためにEC_IOLWRITEが参照する変数である。
変数NodeAdrは、制御対象機器(機器400)の宛先を特定するためにEC_IOLWRITEが参照する変数である。
変数UnitProxyは、制御対象機器の宛先を特定するためにNX_IOLWRITEが参照する変数である。図8の(b)に示すように、変数UnitProxyは構造体型の変数であり、変数UnitProxyの複数のメンバ変数のうちの1つは、前述の変数NodeAdrである。
HMI10は、前述の方法1を用いるように設定されている場合には変数NodeAdrの値"0"を含む指示データをPLC200に送信し、前述の方法2を用いるように設定されている場合には、変数NodeAdrの値i(i:1以上192以下の整数)を含む指示データをPLC200に送信する。
図7の(a)及び図8の(a)からわかるように、EC_IOLWRITEは、指示データに含まれている入力変数NodeAdrの値が"0"である場合には設定データファイルに含まれるノードアドレスに基づいて宛先を特定し、入力変数NodeAdrの値が"0"でない場合には入力変数NodeAdrの値(別途指定される情報)に基づいて宛先を特定する(対象特定ステップ)。
また、図7の(b)及び図8の(b)からわかるように、NX_IOLWRITEは、指示データに含まれているメンバ変数NodeAdrの値が"0"である場合には設定データファイルに含まれるノードアドレスに基づいて宛先を特定し、メンバ変数NodeAdrの値が"0"でない場合にはメンバ変数NodeAdrの値に基づいて宛先を特定する(対象特定ステップ)。
(変数PortNoについて)
変数PortNoは、制御対象機器の宛先を特定するためにEC_IOLWRITE及びNX_IOLWRITEが参照する変数である。
変数PortNoは、制御対象機器の宛先を特定するためにEC_IOLWRITE及びNX_IOLWRITEが参照する変数である。
HMI10は、前述の方法1を用いるように設定されている場合には変数PortNoの値"0"を含む指示データをPLC200に送信し、前述の方法2を用いるように設定されている場合には、変数PortNoの値j(j:1以上16以下の整数)を含む指示データをPLC200に送信する。
図7及び図8の(a)からわかるように、EC_IOLWRITE(NX_IOLWRITE)は、指示データに含まれている変数PortNoの値が"0"である場合には設定データファイルに含まれるポート番号に基づいて宛先を特定し、変数PortNoの値が"0"でない場合には変数PortNoの値に基づいて宛先を特定する(対象特定ステップ)。
(変数IDcheckについて)
変数IDcheckは、前記照合処理を実行すべきか否かを判定するためにEC_IOLWRITE及びNX_IOLWRITEが参照する変数である。即ち、変数IDcheckは、前述の「所定の入力変数」である。
変数IDcheckは、前記照合処理を実行すべきか否かを判定するためにEC_IOLWRITE及びNX_IOLWRITEが参照する変数である。即ち、変数IDcheckは、前述の「所定の入力変数」である。
HMI10は、照合処理の実行を有効にする設定がされている場合には変数IDcheckの値"FALSE"(前述の「所定の値」)を含む指示データをPLC200に送信し、照合処理の実行を無効にする設定がされている場合には変数IDcheckの値"TRUE"を含む指示データをPLC200に送信する。
図7及び図8の(a)からわかるように、EC_IOLWRITE(NX_IOLWRITE)は、変数IDcheckの値が"FALSE"である場合には前記照合処理を実行すべきであると判定し、変数IDcheckの値が"TRUE"である場合には前記照合処理を実行すべきでないと判定する。
EC_IOLWRITE(NX_IOLWRITE)は、前記照合処理を実行すべきであると判定した場合には、前記照合処理を実行する(機器照合ステップ)。
EC_IOLWRITE(NX_IOLWRITE)は、機器照合ステップにて前記照合処理を実行した結果、設定データファイルに格納されているベンダIDが機器400から取得したベンダIDと一致しないか、又は、設定データファイルに格納されているデバイスIDが機器400から取得したデバイスIDと一致しない場合には、「照合失敗」を示す情報を出力する。即ち、EC_IOLWRITE及びNX_IOLWRITEは、「照合失敗」を示す出力変数ErrorIDの値を含む、図8の(c)の5つの出力変数の値を出力する。
一方、EC_IOLWRITE(NX_IOLWRITE)は、機器照合ステップにて前記照合処理を実行した結果、設定データファイルに格納されているベンダIDが機器400から取得したベンダIDと一致し、且つ、設定データファイルに格納されているデバイスIDと機器400から取得したデバイスIDとが一致する場合には「照合成功」を示す情報を出力する。EC_IOLWRITE(NX_IOLWRITE)は、「照合成功」を示す情報を出力した場合には、設定データファイルをEtherCATネットワーク(制御対象機器と接続されているスレーブ機器)に送信する。
(その他の変数について)
入力変数FileNameは、EC_IOLWRITE(NX_IOLWRITE)が記憶部240から読み出して制御対象機器に送信すべき前述の「特定の設定データファイル」(即ち、制御対象機器がリストアすべき設定データファイル)のファイル名を示す変数である。
入力変数FileNameは、EC_IOLWRITE(NX_IOLWRITE)が記憶部240から読み出して制御対象機器に送信すべき前述の「特定の設定データファイル」(即ち、制御対象機器がリストアすべき設定データファイル)のファイル名を示す変数である。
以上、指示データ及び設定値書込用FBの詳細について説明した。
設定値書込用FBが以上の処理を実行した結果、制御対象機器は、リストアすべき設定データファイルの受信及び記録を行い、リストアした設定データファイルに基づいて自機の動作設定値を変更することになる。即ち、制御対象機器は、現場担当者の所望する動作を行うことになる。
<実施形態2>
以下、更に図9を参照して、本発明の別の一実施形態に係る産業用ネットワークシステムについて説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と全く同じ機能又は略同じ機能を有する部材については、基本的には、同じ符号を付記した上でその説明を省略する。
以下、更に図9を参照して、本発明の別の一実施形態に係る産業用ネットワークシステムについて説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と全く同じ機能又は略同じ機能を有する部材については、基本的には、同じ符号を付記した上でその説明を省略する。
図9は、本実施形態に係る産業用ネットワークシステムの構成を示した図である。
図9に示すように、本実施形態に係る産業用ネットワークシステム1’には、実施形態1に係るPC100の代わりに、PC100’が含まれている。
PC100’は、PC100と以下の点で相違している。
即ち、PC100’のツールアプリケーションは、ユーザが図4の画面において機器400を選択する操作を行った場合、図5の画面にダウンロード用の第4のボタン及び第5のボタンを設けたものに相当する画面を表示する。
そして、ツールアプリケーションは、PC100’と制御対象機器とがケーブルで直接接続されている状態において前記第4のボタン又は前記第5のボタンが押された場合、以下の処理を行う。
即ち、前記第4のボタンが押された場合、ツールアプリケーション(変更データ生成部)は、所定の一部の項目の情報を含む動作設定値変更データを生成し、生成した動作設定値変更データを機器400に送信(ダウンロード)する。
同様に、前記第5のボタンが押された場合、ツールアプリケーション(変更データ生成部)は、変更されていない項目の動作設定値を含まず、変更された項目の動作設定値を含む動作設定値変更データを生成し、生成した動作設定値変更データを機器400に送信(ダウンロード)する。
(実施形態1、2に関する変形例1)
産業用ネットワークシステムが設置されている現場は、複数の区画に区分されていてもよい。そして、各区画には、1台の機器400又は同じ種類の複数台の機器400が設置されていてもよい。
産業用ネットワークシステムが設置されている現場は、複数の区画に区分されていてもよい。そして、各区画には、1台の機器400又は同じ種類の複数台の機器400が設置されていてもよい。
この場合、HMI10は、前記複数の区画の各々について、対象の区画内に設置されている全ての機器400(制御対象機器)に所望の動作を行わせるためのUI部品を表示してもよい。また、システム管理者は、PLC200が機器400の宛先を特定するための方法として前述の方法2を用いるように産業用ネットワークシステムを設定してもよい。
現場担当者が特定のUI部品をタップする操作を行うと、HMI10は、そのUI部品に対応する区画内の全ての機器400(Q台の制御対象機器)について「機器400のノードアドレスを示す変数NodeAdrの値」を含むような指示データを生成してもよい。
PLC200がHMI10が生成した指示データを取得すると、宛先特定部2132は、指示データに含まれるQ個の変数NodeAdrの各値(別途指定される情報)を参照し、この情報に基づいて、制御対象機器の宛先を複数(Q個)特定してもよい。
なお、本変形例では、システム管理者は、区画毎に、現場担当者が対象の区画に設置されている機器400に実行させることを所望する動作の種類の数と同数の設定データファイルを作成すればよい。
即ち、本変形例では、システム管理者は、機器毎に、現場担当者が対象の機器400に実行させることを所望する動作の種類の数と同数の設定データファイルを作成する必要はない。
従って、本変形例では、システム管理者は、少ない手間で、必要な全ての設定データファイルを作成することができる。
(実施形態1、2に関する変形例2)
実施形態1、2では、機器照合部2131は、設定データファイルに格納されているベンダIDが機器400から取得したベンダIDと一致し、且つ、設定データファイルに格納されているデバイスID(機器ID情報)が機器400から取得したデバイスIDと一致する場合に「照合成功」を示す情報を出力し、そうでない場合に「照合失敗」を示す情報を出力するものした。しかしながら、本発明はそのような構成には限定されず、以下に説明する変形例に係る構成も本発明の範囲に含まれる。
実施形態1、2では、機器照合部2131は、設定データファイルに格納されているベンダIDが機器400から取得したベンダIDと一致し、且つ、設定データファイルに格納されているデバイスID(機器ID情報)が機器400から取得したデバイスIDと一致する場合に「照合成功」を示す情報を出力し、そうでない場合に「照合失敗」を示す情報を出力するものした。しかしながら、本発明はそのような構成には限定されず、以下に説明する変形例に係る構成も本発明の範囲に含まれる。
本変形例に係るシステムは、以下の点で実施形態1、2のシステムと異なっている。
即ち、設定データファイルには、実施形態1、2の設定データファイルに記述されている各種情報(機器400が該当する型式に固有のデバイスID等)に加えて、機器400に固有のシリアル番号が記述されている。
そして、本変形例では、照合処理の実行を有効にする設定がされている場合、機器照合部2131は、以下の3つの条件を満たすときに、「照合成功」を示す情報を出力し、そうでないときに「照合失敗」を示す情報を出力するようになっている。
(条件1)設定データファイルに格納されているベンダIDが機器400から取得したベンダIDと一致する
(条件2)設定データファイルに格納されているデバイスIDが機器400から取得したデバイスIDと一致する
(条件3)設定データファイルに格納されているシリアル番号が機器400から取得したシリアル番号と一致する
なお、以下の機器照合部を含むPLCも本発明の範囲に含まれる。
(条件1)設定データファイルに格納されているベンダIDが機器400から取得したベンダIDと一致する
(条件2)設定データファイルに格納されているデバイスIDが機器400から取得したデバイスIDと一致する
(条件3)設定データファイルに格納されているシリアル番号が機器400から取得したシリアル番号と一致する
なお、以下の機器照合部を含むPLCも本発明の範囲に含まれる。
即ち、条件1〜条件3のうちの任意の1つ(例えば、条件2若しくは条件3)又は任意の2つの条件を満たす場合に「照合成功」を示す情報を出力し、そうでない場合に「照合失敗」を示す情報を出力する機器照合部を含むPLCも本発明の範囲に含まれる。
(実施形態1、2に関する付記事項1)
実施形態1、2に係るシステムには、EtherCATスレーブとして機能すると共にIO-Linkマスタとして機能するスレーブ装置(機器300−1、機器300−2等)と、EtherCATスレーブとしては機能するが、IO-Linkマスタとしては機能しないスレーブ装置(機器500等)と、が含まれていた。
実施形態1、2に係るシステムには、EtherCATスレーブとして機能すると共にIO-Linkマスタとして機能するスレーブ装置(機器300−1、機器300−2等)と、EtherCATスレーブとしては機能するが、IO-Linkマスタとしては機能しないスレーブ装置(機器500等)と、が含まれていた。
しかしながら、本発明は、実施形態1、2に係るシステムには限定されない。
即ち、システムに含まれる全てのスレーブ装置(EtherCATスレーブとして機能する装置)は、IO-Linkマスタとして機能する装置であってもよい。あるいは、システムに含まれる全てのスレーブ装置は、IO-Linkマスタとしては機能しない装置であってもよい。換言すれば、本発明において、IO-Linkマスタ及びIO-Linkデバイスは必須ではない。
(実施形態1、2に関する付記事項2)
実施形態1及び2に係るPLC200は、前述の課題1及び課題2を解決するプログラマブルロジックコントローラであるが、本発明に係るプログラマブルロジックコントローラは、PLC200には限定されない。
実施形態1及び2に係るPLC200は、前述の課題1及び課題2を解決するプログラマブルロジックコントローラであるが、本発明に係るプログラマブルロジックコントローラは、PLC200には限定されない。
例えば、本発明に係るプログラマブルロジックコントローラの範囲には、前記課題1を解決するが前記課題2を解決しないPLC(即ち、宛先特定部2132を備えるが、機器照合部2131を備えていないPLC)や前記課題2を解決するが前記課題1を解決しないPLC(機器照合部2131を備えるが、宛先特定部2132を備えていないPLC)も本発明の範疇に含まれる。
<実施形態3>
実施形態1、2のPC(PC100、100’)及びPLC200の制御ブロック(特に、設定データ生成処理部111、送信処理部112、及び、FB処理部213)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
実施形態1、2のPC(PC100、100’)及びPLC200の制御ブロック(特に、設定データ生成処理部111、送信処理部112、及び、FB処理部213)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、PC及びPLCは、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、前記プログラム及び各種データがコンピュータ(又はCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)又は記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、前記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(又はCPU)が前記プログラムを前記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。前記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、前記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して前記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、前記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、産業用ネットワークシステムに好適に利用することができる。
100、100’ PC
110 CPU
111 設定データ生成処理部
112 送信処理部
1111 表示入力制御部
1112 IODDファイル取得処理部
200 PLC(プログラマブルロジックコントローラ)
210 CPU
213 FB処理部(FB実行部)
2131 機器照合部
2132 宛先特定部(対象特定部)
240 記憶部
300−1、300−2 スレーブ機器(スレーブ装置)
400 IO-Linkデバイス(制御対象機器)
110 CPU
111 設定データ生成処理部
112 送信処理部
1111 表示入力制御部
1112 IODDファイル取得処理部
200 PLC(プログラマブルロジックコントローラ)
210 CPU
213 FB処理部(FB実行部)
2131 機器照合部
2132 宛先特定部(対象特定部)
240 記憶部
300−1、300−2 スレーブ機器(スレーブ装置)
400 IO-Linkデバイス(制御対象機器)
Claims (9)
- 制御対象機器の動作設定値を変更させる機能を有するFB(ファンクションブロック)を実行するFB実行部と、
前記FBの動作時に参照する設定データファイルを記憶する記憶部とを備え、
前記FB実行部が、前記制御対象機器の宛先を特定する対象特定部を備え、
前記対象特定部が、前記設定データファイルに含まれる宛先情報に基づいて制御対象機器の宛先を特定するか、別途指定される情報に基づいて制御対象機器の宛先を特定するかを切り替え可能となっていることを特徴とするプログラマブルロジックコントローラ。 - 前記対象特定部が、前記別途指定される情報によって、制御対象機器の宛先を複数特定可能であることを特徴とする請求項1記載のプログラマブルロジックコントローラ。
- 前記対象特定部が、(1)当該プログラマブルロジックコントローラが管理しているネットワークのノードアドレス、(2)当該プログラマブルロジックコントローラに接続されている、複数のユニットを有するスレーブ装置のユニット番号、および、(3)当該プログラマブルロジックコントローラに接続されている、複数のポートを有するスレーブ装置のポート番号、の少なくともいずれか一つを用いて、前記制御対象機器の宛先を特定することを特徴とする請求項1または2記載のプログラマブルロジックコントローラ。
- 制御対象機器の動作設定値を変更させる機能を有するFB(ファンクションブロック)を実行するFB実行部と、
前記FBの動作時に参照する設定データファイルを記憶する記憶部とを備え、
前記FB実行部が、前記制御対象機器の機器IDを照合する機器照合部を備え、
前記機器照合部が、前記制御対象機器の機器IDを取得するとともに、取得した機器IDと、前記設定データファイルに含まれる機器ID情報とを照合することを特徴とするプログラマブルロジックコントローラ。 - 前記機器照合部が、前記制御対象機器の機器IDを取得するとともに、取得した機器IDと、前記設定データファイルに含まれる機器ID情報とを照合する照合処理を実行するか否かを切り替え可能となっていることを特徴とする請求項4記載のプログラマブルロジックコントローラ。
- 前記機器照合部が、前記制御対象機器に固有のシリアル番号を取得するとともに、取得したシリアル番号と、前記設定データファイルに記載されているシリアル番号とを照合する照合処理を実行するか否かを切り替え可能となっていることを特徴とする請求項4記載のプログラマブルロジックコントローラ。
- 制御対象機器の動作設定値を変更させる機能を有するFB(ファンクションブロック)を実行するFB実行部と、
前記FBの動作時に参照する設定データファイルを記憶する記憶部とを備えたプログラマブルロジックコントローラの制御方法であって、
前記FB実行部による、前記制御対象機器の宛先を特定する対象特定ステップを有し、
前記対象特定ステップにて、前記設定データファイルに含まれる宛先情報に基づいて制御対象機器の宛先を特定するか、別途指定される情報に基づいて制御対象機器の宛先を特定するかを切り替え可能となっていることを特徴とするプログラマブルロジックコントローラの制御方法。 - 制御対象機器の動作設定値を変更させる機能を有するFB(ファンクションブロック)を実行するFB実行部と、
前記FBの動作時に参照する設定データファイルを記憶する記憶部とを備えたプログラマブルロジックコントローラの制御方法であって、
前記FB実行部による、前記制御対象機器の機器IDを照合する機器照合ステップを有し、
前記機器照合ステップにて、前記制御対象機器の機器IDを取得するとともに、取得した機器IDと、前記設定データファイルに含まれる機器ID情報とを照合することを特徴とするプログラマブルロジックコントローラの制御方法。 - 請求項1または4に記載のプログラマブルロジックコントローラとしてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、前記FB実行部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
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