発明の実施形態は、従来技術における波長切替に起因する比較的長いサービス中断時間の技術的問題を解決するために、多波長パッシブ光ネットワークシステムに適用される通信方法、光加入者線終端装置、光回線終端装置、及びパッシブ光ネットワークシステムを提供する。
上述の目的を達成するため、以下の技術的ソリューションが本発明の実施形態において使用される。
第1の態様によると、多波長パッシブ光ネットワークシステムに適用される通信方法が提供される。
多波長PONシステムは、光回線終端装置OLTと少なくとも1つの光端末回線装置ONUとを有し、前記ONUは少なくとも第1ポートと第2ポートとを有し、前記方法は、前記ONUにより前記第1ポート又は前記第2ポートを用いることにより、前記OLTにより配信される波長切替要求メッセージを受信するステップであって、前記波長切替要求メッセージは、第2波長チャネル情報及び前記第2ポートのポート情報を伝達する、ステップと、前記ONUにより、前記第2ポートに接続される光モジュールの動作波長チャネルを、第1波長チャネルから第2波長チャネルに切り替えるステップと、前記ONUにより、前記第1ポートを用いて前記OLTへ、波長切替完了メッセージを送信するステップと、を含む。
第1の態様に関し、第1の態様の第1の可能な実装方法では、前記方法は、前記ONUが前記第2ポートに接続される前記光モジュールの前記動作波長チャネルを、前記第1波長チャネルから前記第2波長チャネルに切り替える処理において、前記ONUにより、前記第1ポートを用いることにより前記OLTへ、前記ONUの現在状態情報を送信するステップ、を更に含む。
第1の態様又は第1の態様の第1の可能な実装方法に関し、第1の態様の第2の可能な実装方法では、前記方法は、前記ONUにより前記第2ポートを用いることにより、前記OLTにより送信される波長確認指示を受信するステップと、前記ONUにより、前記第2ポートを用いることにより、前記第2波長チャネルで波長確認応答メッセージを送信するステップと、を更に含む。
第1の態様又は第1の態様の任意の可能な実装方法に関し、第1の態様の第3の可能な実装方法では、前記ONUは、前記第1ポート又は前記第2ポートを用いることにより、前記OLTにより送信されるサービスハンドオーバメッセージを受信し、前記サービスハンドオーバメッセージは、サービスパケット受信ポートを前記第1ポートから前記第2ポートに切り替えるよう、前記ONUに指示するために使用され、前記サービスハンドオーバメッセージは、第2ポート情報を伝達する。
第1の態様の第3の可能な実装方法に関して、第1の態様の第4の可能な実装方法では、前記方法は、前記ONUにより、前記第1ポートを用いることにより、前記OLTへサービスハンドオーバ確認メッセージを送信するステップと、前記ONUにより、前記第1ポートに対応するレーザを無効にするステップと、前記ONUにより、前記第2ポートに対応するレーザを有効にするステップと、前記ONUにより、前記第2ポートを用いることにより前記第2波長で前記OLTとのサービスパケット相互作用を実行するステップと、を更に有する。
第1の態様又は第1の態様の任意の可能な実装方法に関し、第1の態様の第5の可能な実装方法では、前記ONUは、前記第1ポートを用いることにより、前記OLTにより配信される第2波長切替要求メッセージを受信し、前記第2波長切替要求メッセージは、前記ONUの前記第1ポートに接続される光モジュールの動作波長を第1波長から第2波長に切り替えるよう指示するために使用され、前記第2波長切替要求メッセージは、前記第2波長情報を伝達する。ONUは、前記第2ポートを用いることにより、前記第2波長で、前記OLTへ第2波長切替確認メッセージを送信する。前記ONUは、第1ポートに接続される光モジュールの動作波長を、前記第1波長から前記第2波長に切り替える。前記ONUは、前記第2ポートを用いることにより、前記第2波長で、前記OLTへ第2波長切替完了メッセージを送信する。
第1の態様又は第1の態様の任意の可能な実装方法に関し、第1の態様の第6の可能な実装方法では、前記ONUは、前記第2ポートを用いることにより前記第2波長で、前記OLTにより配信されるサービスオフロード要求メッセージを受信し、又は前記ONUは、前記第1ポートを用いることにより前記第1波長チャネルで、前記OLTにより配信されるサービスオフロード要求メッセージを受信し、前記サービスオフロード要求メッセージは、前記第2ポートに対応する前記光モジュールを通常通り動作させるよう、前記ONUに指示するために使用される。
第1の態様の第6の可能な実装方法に関して、第1の態様の第7の可能な実装方法では、前記方法は、前記ONUにより、前記第1ポートを用いることにより前記第1波長チャネルで前記OLTへサービスオフロード確認メッセージを送信するステップと、前記ONUにより、前記第2ポートに対応するレーザを有効にするステップと、前記ONUにより、前記第1ポート及び前記第2ポートを用いることにより前記OLTとのサービスパケット相互作用を実行するステップと、を更に有する。
第1の態様又は第1の態様の任意の可能な実装方法に関し、第1の態様の第8の可能な実装方法では、前記波長切替要求メッセージは、第2ポートが波長切替を実行する開始時間を伝達する。
第1の態様又は第1の態様の任意の可能な実装方法に関し、第1の態様の第9の可能な実装方法では、前記第2の波長チャネルは、アップストリーム波長及び/又はダウンストリーム波長である。
第1の態様又は第1の態様の任意の可能な実装方法に関し、第1の態様の第10の可能な実装方法では、前記第1の波長チャネルは、アップストリーム波長及び/又はダウンストリーム波長である。
第2の態様によると、多波長パッシブ光ネットワークに適用される通信方法が提供される。前記多波長PONは、光回線終端装置OLT及び少なくとも1つの光端末回線装置ONUを有し、前記ONUは、第1ポート及び第2ポートを有し、前記方法は、前記OLTにより前記ONUへ波長切替要求メッセージを送信するステップであって、前記波長切替要求メッセージは、第2波長情報及び前記第2ポートのポート情報を有する、ステップと、前記OLTにより、前記ONUの前記第1ポートから送信される波長切替完了メッセージを受信するステップと、を有する。
第2の態様に関し、第2の態様の第1の可能な実装方法では、前記OLTは、第1波長チャネルで、前記ONUの前記第1ポートへ波長切替確認メッセージを送信する。
第2の態様又は第2の態様の第1の可能な実装方法に関し、第2の態様の第2の可能な実装方法では、前記OLTは、前記第1波長チャネルで、前記ONUの前記第1ポートから前記ONUの現在状態情報を受信する。
第2の態様又は第2の態様の任意の可能な実装方法に関し、第2の態様の第3の可能な実装方法では、前記OLTは、前記ONUの前記第2ポートへ、前記第2ポートのために割り当てられるアップストリーム発光タイムスロットの許可メッセージを送信し、前記OLTは、第2波長で、前記ONUの前記第2ポートにより送信されるアップストリーム光を受信する。
第2の態様又は第2の態様の任意の可能な実装方法に関し、第2の態様の第4の可能な実装方法では、前記OLTは、前記ONUの前記第1ポートへサービスハンドオーバメッセージを送信し、前記サービスハンドオーバメッセージは、第1サービスパケット受信ポートを前記第2ポートに変更するよう、前記ONUに指示するために使用され、前記サービスハンドオーバメッセージは、第2ポート情報を伝達する。
第2の態様の第4の可能な実装方法に関し、第2の態様の第5の可能な実装方法では、前記OLTは、前記ONUの前記第1ポートから送信されるサービスハンドオーバ確認メッセージを受信し、前記OLTは、第2波長チャネルを用いることにより、前記ONUの前記第2ポートへサービスパケットを送信する。
第2の態様又は第2の態様の任意の可能な実装方法に関し、第2の態様の第6の可能な実装方法では、前記OLTは、前記ONUの前記第1ポートへ第2波長切替要求メッセージを送信し、前記第2波長切替要求メッセージは、前記ONUの前記第1ポートに動作波長を第1波長から第2波長に切り替えるよう指示するために使用され、前記第2波長切替要求メッセージは、前記第2波長情報を伝達する。前記OLTは、前記第2波長で、前記ONUの前記第1ポートから送信される第2波長切替確認メッセージを受信する。前記OLTは、前記第2波長で、前記ONUの前記第2ポートから送信される波長切替完了メッセージを受信する。
第2の態様又は第2の態様の任意の可能な実装方法に関し、第2の態様の第7の可能な実装方法では、前記OLTは、前記第2波長チャネルを用いることにより、前記ONUの前記第2ポートへサービスオフロード要求メッセージを送信し、又は前記第1波長チャネルを用いることにより前記ONUの前記第1ポートへサービスオフロード要求メッセージを送信し、前記サービスオフロード要求メッセージは、前記第2ポートに対応する前記光モジュールを通常通り動作させるよう、前記ONUに指示するために使用される。
第2の態様の第7の可能な実装方法に関し、第2の態様の第8の可能な実装方法では、前記OLTは、前記第1波長チャネルを用いることにより、前記ONUの前記第1ポートから送信されるサービスオフロード確認メッセージを受信し、前記OLTは、前記第1波長チャネル及び前記第2波長チャネルをそれぞれ用いることにより、前記ONUの前記第1ポート及び前記第2ポートからメッセージを受信する。
第2の態様又は第2の態様の任意の可能な実装方法に関し、第2の態様の第9の可能な実装方法では、前記波長切替要求メッセージは、前記第2ポートが波長切替を実行する開始時間t0を伝達する。
第2の態様又は第2の態様の任意の可能な実装方法に関し、第2の態様の第10の可能な実装方法では、前記第2の波長チャネルは、アップストリーム波長及び/又はダウンストリーム波長である。
第2の態様又は第2の態様の任意の可能な実装方法に関し、第2の態様の第11の可能な実装方法では、前記第1の波長チャネルは、アップストリーム波長及び/又はダウンストリーム波長である。
第3の態様によると、光端末回線装置ONUが提供される。前記ONUは、少なくとも第1ポート及び第2ポートを有し、前記ONUは、前記第1ポートであって、OLTからサービスパケットを受信するよう構成され、又はOLTにより配信される波長切替要求メッセージを受信し、ここで前記波長切替要求メッセージは第2波長チャネル情報及び第2ポートのポート情報を伝達し、前記波長切替要求メッセージをプロセッサへ送信するよう構成される、第1ポートと、前記第2ポートであって、前記第1受信機が前記OLTから前記サービスパケットを受信するよう構成されるとき、前記OLTにより配信される前記波長切替要求メッセージを受信し、ここで前記波長切替要求メッセージは、前記第2波長情報及び前記第2ポートの前記ポート情報を伝達し、又は前記第1受信機が前記OLTにより配信される前記波長切替要求メッセージを受信するよう構成され、前記波長切替要求メッセージが前記第2波長チャネル情報及び前記第2ポートの前記ポート情報を伝達するとき、前記ONUの冗長バックアップを実行するよう構成される、第2ポートと、を有し、前記第1ポート及び前記第2ポートに接続される前記プロセッサは、前記ONUの前記第2ポートに対応する光モジュールの動作波長を、第1波長チャネルから前記第2波長チャネル情報に対応する第2波長チャネルに切り替え、並びに波長切替完了メッセージを生成し、該波長切替完了メッセージを前記第1ポートへ送信するよう構成される。前記第1ポートは、前記波長切替完了メッセージを前記OLTへ送信するよう更に構成される。
第3の態様に関し、第3の態様の第1の可能な実装方法では、前記ONUの前記第1ポートは、前記ONUの前記第2ポートが波長切替を実行するとき、前記第1波長チャネルを用いることにより前記ONUの現在状態をフィードバックするよう更に構成される。
第3の態様又は第3の態様の第1の可能な実装方法に関し、第3の態様の第2の可能な実装方法では、前記ONUの前記第2ポートは、前記第2波長チャネルを用いることにより、前記OLTから波長確認命令を受信するよう更に構成される。
第3の態様の第2の可能な実装方法に関し、第3の態様の第3の可能な実装方法では、前記ONUの前記第2ポートは、前記波長確認指示を受信した後に、目標波長チャネルを用いることにより、確認応答メッセージをフィードバックするよう更に構成される。
第3の態様の第2又は第3の可能な実装方法に関し、第3の態様の第4の可能な実装方法では、前記ONUの前記第2ポートは、前記第2波長チャネルを用いることにより、前記OLTから波長確認成功指示を受信するよう更に構成される。
第3の態様又は第3の態様の任意の可能な実装方法に関し、第3の態様の第5の可能な実装方法では、前記ONUの前記第1ポートは、前記OLTからサービスハンドオーバ指示を受信するよう更に構成され、前記サービスハンドオーバ指示は、前記ONUのサービスパケット受信ポートを前記第1ポートから前記第2ポートに変更するよう指示するために用いられ、前記サービスハンドオーバ指示は、前記ONUの第2ポート情報を伝達する。
第3の態様又は第3の態様の任意の可能な実装方法に関し、第3の態様の第6の可能な実装方法では、前記ONUの前記第1ポートは、前記OLTへサービスハンドオーバ確認メッセージをフィードバックするよう更に構成される。
第3の態様又は第3の態様の任意の可能な実装方法に関し、第3の態様の第7の可能な実装方法では、前記ONUの前記プロセッサは、前記ONUの前記第1ポートに対応する第1レーザを無効にし、前記第2ポートに対応する第2レーザを有効にするよう更に構成される。
第3の態様又は第3の態様の任意の可能な実装方法に関し、第3の態様の第8の可能な実装方法では、前記ONUの前記第1ポートは、前記OLTから第2波長切替要求メッセージを受信するよう更に構成され、前記第2波長切替要求メッセージは、前記ONUの前記第1ポートに対応するレーザ又は受信機に前記第1波長チャネルから前記第2波長チャネルに切り替えるよう指示するために使用され、前記第2波長切替要求メッセージは、前記第1ポートのポート情報及び前記第2波長チャネル情報を伝達する。
第3の態様又は第3の態様の任意の可能な実装方法に関し、第3の態様の第9の可能な実装方法では、前記ONUの前記プロセッサは、前記第1波長チャネルから前記第2波長チャネルに調整されるよう、前記第1ポートに対応する前記レーザ又は前記受信機を制御するよう更に構成される。
第3の態様又は第3の態様の任意の可能な実装方法に関し、第3の態様の第10の可能な実装方法では、前記ONUの前記第2ポートは、前記第2波長チャネルに対応する第2ダウンストリーム波長を用いることにより、前記OLTからアップストリームタイムスロット許可メッセージを受信するよう更に構成される。
第3の態様又は第3の態様の任意の可能な実装方法に関し、第3の態様の第11の可能な実装方法では、前記ONUの前記第1ポートは、前記第2波長チャネルを用いることにより、前記OLTから波長切替確認メッセージを受信するよう更に構成される。
第3の態様又は第3の態様の任意の可能な実装方法に関し、第3の態様の第12の可能な実装方法では、前記第2の波長チャネルは、アップストリーム波長及び/又はダウンストリーム波長を有する。
第4の態様によると、多波長パッシブ光ネットワークに適用される光回線終端装置OLTが提供される。前記多波長PONは、前記OLT及び少なくとも1つの光端末回線装置ONUを有し、前記ONUは、第1ポート及び第2ポートを有し、前記OLTは、前記ONUへ波長切替要求メッセージを送信するよう構成される送信モジュールであって、前記波長切替要求メッセージは、第2波長情報及び前記第2ポートのポート情報を伝達し、前記波長切替要求メッセージは、前記ONUの前記第2ポートに対応する光モジュールの動作波長の前記第1波長チャネルから第2波長チャネルへの切替を識別するために使用される、送信モジュールと、前記第1波長チャネルで、前記ONUの前記第1ポートから送信される波長切替完了メッセージを受信するよう構成される受信モジュールであって、前記波長切替完了メッセージは、前記ONUの前記第2ポートに対応する前記光モジュールが波長切替を完了したことを識別するために使用される、受信モジュールと、を有する。
第4の態様に関し、第4の態様の第1の可能な実装方法では、前記受信モジュールは、前記第1波長チャネルで、前記ONUの前記第1ポートから送信される前記ONUの現在状態情報を受信するよう更に構成される。
第4の態様又は第4の態様の第1の可能な実装方法に関し、第4の態様の第2の可能な実装方法では、前記OLTは、処理モジュールを更に有し、前記処理モジュールは、前記波長切替要求メッセージを生成し、前記波長切替要求メッセージを前記送信モジュールへ送信するよう構成される。
第4の態様又は第4の態様の任意の可能な実装方法に関し、第4の態様の第3の可能な実装方法では、前記送信モジュールは、前記ONUの前記第1ポートへサービスハンドオーバメッセージを送信するよう更に構成され、前記サービスハンドオーバメッセージは、前記第1サービスパケット受信ポートを前記第2ポートに変更するよう、前記ONUに指示するために使用され、前記サービスハンドオーバメッセージは、第2ポート情報を伝達する。
第4の態様又は第4の態様の任意の可能な実装方法に関し、第4の態様の第4の可能な実装方法では、前記受信モジュールは、前記ONUの前記第1ポートからサービスハンドオーバ確認メッセージを受信するよう更に構成され、前記サービスハンドオーバ確認メッセージは、前記ONUがサービスハンドオーバを実行するか否かを識別するために使用される。
第4の態様又は第4の態様の任意の可能な実装方法に関し、第4の態様の第5の可能な実装方法では、前記送信モジュールは、前記第1波長チャネルで前記ONUの前記第1ポートへ又は前記第2波長チャネルで前記ONUの前記第2ポートへサービスオフロード要求メッセージを送信するよう更に構成され、前記サービスオフロード要求メッセージは、前記第2ポートに対応する前記光モジュールを通常通り動作させるよう、前記ONUに指示するために使用され、前記サービスオフロード要求メッセージは前記第2ポートのポート情報を伝達する。
第4の態様又は第4の態様の任意の可能な実装方法に関し、第4の態様の第6の可能な実装方法では、前記送信モジュールは、前記第1波長チャネルで前記ONUの前記第1ポートへ又は前記第2波長チャネルで前記ONUの前記第2ポートへサービスオフロード要求メッセージを送信するよう更に構成され、前記サービスオフロード要求メッセージは、前記第2ポートに対応する前記光モジュールを通常通り動作させるよう、前記ONUに指示するために使用され、前記サービスオフロード要求メッセージは前記第2ポートのポート情報を伝達する。
第4の態様又は第4の態様の任意の可能な実装方法に関し、第4の態様の第7の可能な実装方法では、前記波長切替要求メッセージは、前記第2ポートが波長切替を実行する開始時間を伝達する。
第4の態様又は第4の態様の任意の可能な実装方法に関し、第4の態様の第8の可能な実装方法では、前記第2の波長チャネルは、アップストリーム波長及び/又はダウンストリーム波長である。
第4の態様又は第4の態様の任意の可能な実装方法に関し、第4の態様の第9の可能な実装方法では、前記第1の波長チャネルは、アップストリーム波長及び/又はダウンストリーム波長である。
第5の態様によると、多波長PONシステムが提供される。前記多波長PONは、光回線終端装置OLT及び少なくとも1つの光端末回線装置ONUを有し、前記ONUは、少なくとも第1ポート及び第2ポートを有し、前記第1ポート及び前記第2ポートは第1波長で動作し、前記ONUは第3の態様の任意の1つに従う前記ONUを有する。
本発明の実施形態において提供される方法によると、第2ポートに基づき迅速な波長切替が実行される。したがって、サービスは、波長切替の処理の中で中断されず、ユーザ経験か向上する。
以下に、本発明の実施形態の添付の図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決策を明確に説明する。明らかに、記載される実施形態は、本発明の実施形態の一部であり、全てではない。本発明の実施形態に基づき創造的労力を有しないで当業者により得られる全ての他の実施形態は、本発明の保護範囲に包含される。
図1及び図2は、本発明の一実施形態による異なる適用シナリオの概略図を示す。説明を容易にするために、以下で言及されるONU/ONTは、ONUとして参照される。図1に示すように、多波長PONシステムには、少なくとも2個のポートを有する少なくとも1つのONUが存在する。説明を容易にするために、ONUは、以下ではマルチポートONUとして参照される。図1では、マルチポートONUが2個のポートを有する例において、光回線終端装置(Optical line terminal、OLT)は、光分配ネットワーク(Optical Distribution Network、ODN)を用いることにより、複数のONUに接続される。各マルチポートONUは、2本の分配ファイバを占有し、2本の分配ファイバは、ONUの2個のポートに別個に接続される。図2では、マルチポートONUが2個のポートを有する同じ例において、各マルチポートONUは、カプラ125を用いることにより、1つの分配ファイバを占有する。
具体的には、図1に示すように、多波長PONシステム100は、OLT110、複数のONU120、及びODN130を有する。OLT110は、ODN130を用いることによりポイントツーマルチポイント(Point to Multi−Point、P2MP)の方法で、複数のONU120に接続される。多波長PONシステム100は、1より多くのOLTを更に有して良い。複数のONU120は、ODN130の光伝送媒体を共有する。ODN130は、供給ファイバ131、光パワースプリッタモジュール132、及び複数の分配ファイバ133を有して良い。光パワースプリッタモジュール132は、リモートノード(Remote Node、RN)に配置されて良い。光パワースプリッタモジュール132は、供給ファイバ131を用いることによりOLT110に接続され、複数の分配ファイバ133を用いることにより複数のONU120に別個に接続される。多波長PONシステム100では、OLT110と複数のONU120との間の通信リンクは、複数の波長チャネルを有して良く、複数の波長チャネルは、WDM方式でODN130の光伝送媒体を共有する。各ONU120は、多波長PONシステム100の中の1つの波長チャネルで動作して良く、各波長チャネルは、1又は複数のONU120のサービスを伝達して良い。さらに、同じ波長チャネルで動作する複数のONU120は、TDM方式で波長チャネルを共有して良い。図1では、4個の波長チャネルを有する多波長PONシステム100が説明のための一例として用いられる。実際の適用では、多波長PONシステム100の中の波長チャネルの量は、ネットワーク要件に従い決定されて良いことが理解されるべきである。
説明を容易にするために、図1では、多波長PONシステム100の中の4個の波長チャネルは、波長チャネル1、波長チャネル2、波長チャネル3、及び波長チャネル4と別個に命名される。各波長チャネルは、アップストリーム波長とダウンストリーム波長との対を使用する。例えば、波長チャネル1のアップストリーム波長及びダウンストリーム波長はそれぞれλu1及びλd1であって良く、波長チャネル2のアップストリーム波長及びダウンストリーム波長はそれぞれλu2及びλd2であって良く、波長チャネル3のアップストリーム波長及びダウンストリーム波長はそれぞれλu3及びλd3であって良く、波長チャネル4のアップストリーム波長及びダウンストリーム波長はそれぞれλu4及びλd4であって良い。各波長チャネルは、対応する波長チャネル識別子(例えば、4個の波長チャネルのチャネル番号はそれぞれ1、2、3、4であって良い)を有する。つまり、波長チャネル識別子と、該波長チャネル識別子により識別される波長チャネルのアップストリーム及びダウンストリーム波長との間に対応関係がある。OLT110及びONU120は、波長チャネル識別子に従い、波長チャネルのアップストリーム波長及びダウンストリーム波長を知ることができる。
OLT110は、光カプラ111、第1波長分割マルチプレクサ112、第2波長分割マルチプレクサ113、複数のダウンストリーム光送信機Tx1乃至Tx4、複数のアップストリーム光受信機Rx1乃至Rx4、及び処理モジュール114を有して良い。複数のダウンストリーム光送信機Tx1乃至Tx4は、第1波長分割マルチプレクサ112を用いることにより光カプラ111に接続される。複数のアップストリーム光受信機Rx1乃至Rx4は、第2波長分割マルチプレクサ113を用いることにより光カプラ111に接続される。そして、カプラ111は、ODN130の共有ファイバ131に更に接続される。
複数のダウンストリーム光送信機Tx1乃至Tx4の送信機波長は、互いに異なる。ダウンストリーム光送信機Tx1乃至Tx4の各々は、多波長PONシステム100の中の波長チャネルに対応して良い。例えば、複数のダウンストリーム光送信機Tx1乃至Tx4の送信機波長は、それぞれλd1乃至λd4であって良い。ダウンストリーム光送信機Tx1乃至Tx4は、対応する波長チャネルにダウンストリームデータを送信するために、それぞれ送信機波長λd1乃至λd4を使用して良い。したがって、ダウンストリームデータは、対応する波長チャネルで動作するONU120により受信される。相応して、複数のアップストリーム光受信機Rx1乃至Rx4の受信機波長は、互いに異なって良い。アップストリーム光受信機Rx1乃至Rx4の各々は、多波長PONシステム100の中の波長チャネルに対応する。例えば、複数のアップストリーム光受信機Rx1乃至Rx4の受信機波長は、それぞれλu1乃至λu4であって良い。アップストリーム光受信機Rx1乃至Rx4は、対応する波長チャネルで動作しているONU120により送信されるアップストリームデータを受信するために、それぞれ受信機波長λu1乃至λu4を使用して良い。
第1波長分割マルチプレクサ112は、複数のダウンストリーム光送信機Tx1乃至Tx4により送信され且つ波長がそれぞれλd1乃至λd4であるダウンストリームデータに対して波長分割多重化処理を実行し、ダウンストリームデータを、光カプラ111を用いることによりODN130の供給ファイバ131へ送信し、したがって、ODN130を用いることによりONU120にダウンストリームデータを提供するよう構成される。さらに、光カプラ111は、複数のONU120からの且つ波長がそれぞれλu1乃至λu4であるアップストリームデータを第2波長分割マルチプレクサ113に提供するよう構成されて良い。そして、第2波長分割マルチプレクサ113は、波長がそれぞれλu1乃至λu4であるアップストリームデータを、データ受信のためにアップストリーム光受信機Rx1乃至Rx4に逆多重化して良い。
処理モジュール114は、媒体アクセス制御(Media Access Control、MAC)モジュールであって良い。処理モジュール114は、波長交渉により複数のONU120の動作波長チャネルを指定し、ONU120の動作波長チャネルに従い、ONU120へ送信されるべきダウンストリームデータを、波長チャネルに対応するダウンストリーム光送信機Tx1乃至Tx4に供給して、ダウンストリーム光送信機Tx1乃至Tx4がダウンストリームデータを対応する波長チャネルに送信できるようにする。さらに、処理モジュール114は、アップストリーム送信のために各波長チャネルに対して動的帯域幅割り当て(Dynamic Bandwidth Allocation、DBA)を更に実行し、ONU120が対応する波長チャネルを用いることにより特定タイムスロットでアップストリームデータを送信できるように、TDM方式で同じ波長チャネルに多重化されるONU120へのアップストリーム送信タイムスロットを割り当てる。
各ONU120のアップストリーム送信機波長及びダウンストリーム受信機波長は、調整可能である。ONU120は、波長チャネルを用いてアップストリームデータを送信し及びダウンストリームデータを受信するために、OTL110により指定される波長チャネルに従い、ONU120のアップストリーム送信機波長及びダウンストリーム受信機波長を、波長チャネルに対応するアップストリーム波長及びダウンストリーム波長に調整して良い。
ONU120は、少なくとも2つのポート121、光モジュール、及び処理モジュールを有して良い。各ポート121は、光モジュールのグループに対応する。光モジュールは、光送信機123及び光受信機122を有する。ONUの複数のポート121は、同じ波長で動作し、又は異なる波長で動作して良い。例えば、ONUの第1ポート及び第2ポートのダウンストリーム受信機波長は両方ともλd1であり、第1ポート及び第2ポートのアップストリーム送信機波長は両方ともλu1である。この場合、ONUの第1ポート及び第2ポートは、第1波長チャネルで動作する。ONUの第1ポートのダウンストリーム受信機波長がλd1である場合、ONUの第2ポートのダウンストリーム受信機波長はλd2であり、ONUの第1ポート及び第2ポートが異なる波長チャネルで動作することが理解できる。通常、ONUの複数のポートは、同じ波長で動作する。ONUの複数のポートが異なる波長で動作するとき、ONUは、負荷共有モード又はOLT波長チャネルバックアップモードであって良い。ONUが通常通り動作するとき、1つのポートに対応するレーザのみが通常通り動作する。他のポートは第2ポートとして使用され、他のポートのレーザは無効、スリープ、又は運用停止状態として使用されるが、第2ポートに対応する光受信機は、通常通り動作し、ダウンストリーム光信号を受信できる。もちろん、ONUの第2ポートに対応する光受信機も、無効又はスリープ状態であって良い。この場合、第1ポートに対応する光モジュールのみが通常通り動作する。
処理モジュール124は、メディアアクセス制御(Media Access Control、MAC)モジュールであって良く、OLT110との波長交渉を実行でき、OLT110により指定される波長チャネルに従い、ダウンストリーム光受信機122の受信機波長及びアップストリーム光送信機123の送信機波長を調整でき(つまり、ONU120のダウンストリーム受信機波長及びアップストリーム送信機波長を調整して)、ONU120がOLT110により指定される波長チャネルで動作できるようにする。さらに、処理モジュール124は、指定タイムスロットでアップストリームデータを送信するために、OLT110の動的帯域幅割り当て結果に従い、アップストリーム光送信機123を更に制御して良い。
図1と比べると、図2では、スプリッタSplitter132は、光カプラ125を用いることにより、ONUの2つのポートに接続される。光カプラ125は、ODN130を用いることによりOLT110へアップストリームデータを送信するために、第1ポート121に対応するアップストリーム光送信機123により送信されるアップストリームデータ及び第2ポートに対応するアップストリーム光送信機123により送信されるアップストリームデータを結合し、ODN130の分配ファイバにアップストリームデータを提供して良い。追加で、光カプラ125は、さらに、データ受信を実行するために、ODN130を用いることによりOLT110により送信されるダウンストリームデータを、第1ポート及び第2ポートに対応するダウンストリーム光受信機122に別個に提供して良い。
図1又は図2に示すように、多波長PONシステム100又は200が実行するとき(図1との差別化のために、図2のPONシステムは200として識別される)、オンラインになっているONU120の数量は比較的多く、理想的な状態では、幾つかのONU120は波長チャネル1で動作し、幾つかは波長チャネル2で動作し、幾つかは波長チャネル3で動作し、幾つかは波長チャネル4で動作し、そして、波長チャネルにおけるONU120の数量は基本的に等しい。しかしながら、ユーザは動的にオンライン/オフラインになるので、又は他の理由から、波長チャネル上のONU120の数量は、異なって良い。例えば、波長チャネル上のONU120の数量は比較的多く、別の又は他の波長チャネル上のONU120の数量/複数の数量は比較的少なく、又はいかなるONU120によっても使用されない波長チャネルが存在する、つまり、波長チャネル間で負荷不平衡が生じる。この場合、比較的多数のONU120により使用される波長チャネル上の負荷は比較的重い。同じ波長チャネルで動作するONU120はTDM方式でサービス多重化を実行するので、波長チャネルが過負荷であるとき、帯域幅は不十分である場合があり、ONU120の通常サービスが影響される。
さらに、エネルギ節約を考慮すると、OLTは、同じ波長チャネルに切り替えるようONUを制御し、他の3つの波長チャネルを無効にして、リソースを節約するようにして良い。
本発明の本実施形態では、データ又はデータを運ぶ光信号がOLTからONUへ送信される方向は、ダウンストリーム方向として参照される。相応して、ONUの光信号を送信するためにOLTにより使用されるチャネルは、ダウンストリーム波長チャネルとして参照され、OLTによりONUへ送信される情報又はデータを運ぶために使用されるキャリアは、ダウンストリームフレームとして参照されて良いことが理解されるべきである。同様に、データ又はデータを運ぶ光信号がONUからOLTへ送信される送信方向は、アップストリーム方向として参照される。相応して、OLTへ光信号を送信するためにONUにより使用されるチャネルは、アップストリーム波長チャネルとして参照され、ONUによりOLTへ送信される情報又はデータを運ぶために使用されるキャリアは、アップストリームフレームとして参照されて良い。
さらに、本発明の本実施形態では、4個の波長チャネルを有するPONシステムが説明のための例として単に使用されることが理解されるべきである。しかしながら、本発明はこれに限定されず、本発明の実施形態における通信方法及び装置は、少なくとも2つの波長チャネルを有する別のPONシステムに更に適用されて良い。
本発明の実施形態において提供される方法は、OLT波長チャネルの間の負荷不平衡、及びエネルギ節約の問題を解決でき、本発明の実施形態において提供される方法に従い、サービスは、波長切替処理において中断されない。詳細事項が以下の特定の実施形態において説明される。
実施形態1
図3は、本発明の一実施形態による多波長パッシブ光ネットワークシステムに適用される通信方法の相互作用フローチャートである。多波長PONのアーキテクチャは、図1又は図2に示されて良く、又は別の多波長PONアーキテクチャであって良い。本発明の本実施形態は、多波長PONのアーキテクチャにいかなる限定も課さない。PONシステムが少なくとも2つの波長チャネルを有する限り、PONシステムは、本発明の保護範囲に含まれるべきである。多波長PONネットワークは、OLT及び少なくとも1つのONUを有し、ONUは少なくとも2つのポートを有する。説明を容易にするために、2つのポートは、第1ポート及び第2ポートとして参照される。第1ポート及び第2ポートは、第1波長チャネルで動作する。第1ポートに対応するレーザ及び光通信機の両者は、通常通り動作する。つまり、第1ポートは主ポートとして参照されて良い。第2ポートに対応するレーザは、無効、スリープ、又は運用停止状態であり、第2ポートに対応する光受信機は、有効又は無効状態にされてよい。つまり、第2ポートは、副ポートとして参照されて良く、波長チャネル上の冗長バックアップを実行するよう構成される。第2ポートに対応する受信機は、受信機が有効であるとき、ダウンストリーム光信号を通常通り受信できるが、受信機は無効又はスリープ状態では動作しない。
図3に示すように、本実施形態の方法は以下のステップを含む。
ステップ301:ONUは、第1又は第2ポートを用いることにより、OLTにより配信される波長切替要求メッセージを受信する。ここで、波長切替要求メッセージは、第2波長チャネル情報及び第2ポートのポート情報を運ぶ。
望ましくは、ONUは、第1ポートを用いることにより、OLTにより配信される波長切替要求メッセージを受信し、今のところ、ONUの第2ポートは冗長バックアップ状態であって良い。第1波長チャネルは、元の波長チャネルとしても参照されて良く、第2波長チャネルは、目標波長チャネルとしても参照されて良い。用語統一性ために、第1波長チャネル及び第2波長チャネルが、本発明の本実施形態において使用される。
OLTによりONUへ送信される波長切替要求メッセージは、波長切替を実行するよう、つまり現在の運用波長を第1波長チャネルから第2波長チャネルに切り替えるよう、ONUの第2ポートに指示するために使用される。波長切替要求メッセージは、開始時点t0を更に伝達し、t0は、時点t0において第1波長チャネルから第2波長チャネルに切り替えるようONUの第2ポートに指示するために使用される。
第1波長チャネル及び第2波長チャネルは、単に、多波長PONシステムの中で動作できる任意の2つのチャネルを参照することに留意すべきである。第1波長チャネルは、ONUが動作する現在波長チャネルを示し、第2波長チャネルは、OLTがONUに切り替えるよう指示する目標波長チャネルを示す。追加で、実施の運用では、波長切替処理において、アップストリーム及びダウンストリーム波長の波長ペアは、結合され一意に対にされる必要がない。つまり、第1波長チャネル及び第2波長チャネルのアップストリーム波長は、同じ波長であって良い。同様に、第1波長チャネル及び第2波長チャネルのダウンストリーム波長も同じであって良い。つまり、本実施形態では、OLTは、アップストリーム波長のみを切り替えるよう、又はダウンストリーム波長のみを切り替えるよう、又はアップストリーム波長及びダウンストリーム波長の両方を切り替えるよう、ONUに指示して良い。
任意で、ONUに波長切替要求メッセージを送信する前に、OLTは、ONUのために目標波長チャネルを割り当てる。実際の運用では、TWDM−PONシステムにおける波長チャネルの間の負荷平衡(Load Balance、LB)を実施するために、OLTは、ONUの動作処理の中で波長切替を実行するよう、ONUに指示する必要がある。例えば、波長チャネルAが過負であるが、波長チャネルBが空いているとき、OLTは、波長切替コマンドを用いることにより、ONUのアップストリーム送信機波長及び/又はダウンストリーム受信機波長を調整することにより、波長チャネルAで動作する幾つかのONUを、波長チャネルBに切り替えるよう制御して良い。
OLTの中に複数の空き波長チャネルが存在する場合、OLTがONUのために目標波長チャネルを割り当てるとき、OLTは、複数の空き波長チャネルの中で任意の波長チャネルをONUのために割り当て、又は最適波長チャネルを選択し該最適波長チャネルをONUのために割り当て、又はアルゴリズムに従い波長チャネルを選択し該波長チャネルをONUのために割り当てて良い。本発明の本実施形態は、目標波長チャネルをどのように選択するかについて、いかなる限定も課さない。
概して、OLTは波長ペア方式で波長チャネルを割り当てるので、ONUの最適モジュールが第2波長チャネルに調整されることは、アップストリーム波長及びダウンストリーム波長の両方が調整されることとして理解できることが、理解されるべきである。しかしながら、幾つかの特定のシナリオでは、アップストリーム波長だけが切り替えられ、又はダウンストリーム波長だけが切り替えられる。本発明の本実施形態には、アップストリーム波長だけが調整される又はダウンストリーム波長だけが調整されるシナリオも含まれる。
さらに、波長切替要求メッセージが、アップストリーム波長及びダウンストリーム波長を調整するようONUに指示する場合、波長切替要求メッセージは、アップストリーム波長識別子及びダウンストリーム波長識別子を更に伝達して良い。波長切替要求メッセージが、アップストリーム波長のみを調整するようONUに指示する場合、波長切替要求メッセージは、アップストリーム波長識別子を更に伝達して良い。同様に、波長切替要求メッセージが、ダウンストリーム波長のみを調整するようONUに指示する場合、波長切替要求メッセージは、ダウンストリーム波長識別子を更に伝達して良い。アップストリーム波長識別子及びダウンストリーム波長識別子は、0及び1を用いることにより識別されて良い。例えば、2個のビットがフィールドを識別するために使用される。00はアップストリーム波長を識別するために使用され、01はダウンストリーム波長を識別するために使用され、10はアップストリーム波長及びダウンストリーム波長を識別するために使用される。もちろん、従来技術において提供される別の方法も、識別を実行するために使用されて良い。
さらに、第2波長チャネル情報の表現形式は、波長チャネル番号、波長長さ値、又は従来技術において使用される別の表現形式であって良い。
任意的に、ONUは、ONUの第1ポートを用いることにより、波長切替要求応答メッセージをOLTへ送信する。
具体的には、ONUの第1ポート又は第2ポートが波長切替要求メッセージを受信すると、ONUは、ONUの第1ポートを用いることにより、OLTへ波長切替要求応答メッセージをフィードバックする。ONUの第2ポートに対応するレーザは無効又はスリープ又は運用停止状態であり、アップストリーム光を送信できないので、波長切替要求メッセージは、第1ポートに対応するレーザを用いることにより応答される。
OLTがONUに切り替えるよう指示する第2波長チャネルがONUの光モジュールの調整能力範囲を超えているとき、ONUにより送信される波長切替要求応答メッセージは、ONUが切替を実行できないことを示すために使用される情報を伝達する。第2波長チャネルがONUの光モジュールの調整能力範囲内である場合、ONUにより送信される波長切替要求応答メッセージは、ONUが切替を実行することを決定することを示すために使用される情報を伝達する。
さらに、ONUは、ONUによりOLTへ送信される波長切替要求応答メッセージを伝達するために、物理層運用、管理及び保守(Physical Layer Operations Administration and Maintenance、PLOAM)メッセージ、ONT管理及び制御インタフェース(ONT Management and Control Interface、OMCI)メッセージ、マルチポイント制御プロトコル(Multi−Point Control Protocols、MPCP)メッセージ、又は運用管理及び保守(Operation Administration and Maintenance、OAM)メッセージのうちの任意の1つを使用して良い。別の代替の実施形態では、ONUは、OLTへ送信される波長切替時間情報を伝達するために、新しく定義されるメッセージを使用して良い。
波長切替要求応答メッセージを伝達するためにPLOAMメッセージが使用される例において、PLOAMメッセージのメッセージフォーマットは図5に示される。図5は、PLOAMメッセージのフォーマットの概略図である。PLOAMメッセージは、概して、光端末回線装置識別子(ONU ID)フィールド、メッセージ識別子(Message ID)フィールド、シーケンス番号(Sequence Number、SN)フィールド、データ(Data)フィールド、及び完全性チェック(Integrity Check)フィールドを含む。本発明の本実施形態では、ONUにより送信される波長切替要求応答メッセージの中で伝達される、ONUが切替を実行する又は切替を実行できないことを決定することを示す情報は、PLOAMメッセージのデータフィールドで伝達されて良い。例えば、波長切替要求応答メッセージは、表1に示すフォーマットを使用して良い。
[表1]
ステップ302:ONUは、第2ポートに接続される光モジュールの動作波長チャネルを、第1波長チャネルから第2波長チャネルに切り替える。
具体的には、ONUのMACモジュールは、第2ポートに対応する光モジュールの動作波長チャネルを、現在の第1波長チャネルから第2波長チャネルに切り替えるよう構成される。
波長切替要求メッセージは、アップストリーム波長及びダウンストリーム波長を切り替えるよう、ONUに指示する。ONUは、目標波長チャネルのアップストリーム波長及びダウンストリーム波長に揃えるために、第2ポートに対応する光受信機及び光送信機を調整する必要がある。波長切替コマンドがアップストリーム波長を切り替えるようONUに指示する場合、ONUは、アップストリーム波長に揃えるために、第2ポートに対応する光送信機だけを調整する必要がある。同様に、波長切替コマンドがダウンストリーム波長を切り替えるようONUに指示する場合、ONUは、ダウンストリーム波長に揃えるために、第2ポートに対応する光受信機だけを調整する必要がある。
ステップ303:ONUの第2ポートが波長切替を完了すると、ONUは、ONUの第1ポートを用いることにより、OLTに波長切替完了メッセージを送信する。
具体的には、ONUの第2ポートが第2波長チャネルへの切替を完了すると、ONUは、第1ポート又は第2ポートを用いることにより、第1波長チャネルでOLTへ波長切替完了メッセージを報告する。
波長切替要求メッセージ、波長切替確認メッセージ、及び波長切替完了メッセージは、全て、物理層運用管理及び保守(Physical Layer Operation Administration and Maintenance、PLOAM)メッセージ、ONU管理及び制御インタフェース(Management and Control Interface、OMCI)メッセージ、MPCP(Multi−Point Control Protocol、マルチポイント制御プロトコル)メッセージ、又はOAM(Operation Administration and Maintenance、運用管理及び保守)メッセージを用いることにより実施できる。
当業者は、前述のメッセージが従来技術で提供される前述の4つのフレームフォーマットに基づくフレームフォーマットを拡張することにより、又は新しいフレームフォーマットを定めることにより、実施され得ることを理解すべきである。任意の使用されるフォーマットは、本発明の保護範囲に含まれる。
当業者は、従来技術のレコードに従うと、ONUのMACモジュールは、温度、経験値、及びテーブルに従い、第2ポートのレーザ又は受信機が目標波長に調整されるか否かを知ることができることを更に理解すべきである。例えば、ONUのMACモジュールは、第2ポートに対応するレーザの温度値を読み取ることにより、第2ポートに対応するレーザの現在のアップストリーム波長を取得し、レーザが正しく調整されていることを決定すると、OLTへ切替完了メッセージを報告するよう第1ポートに指示する。
本発明の本実施形態では、第1ポート及び第2ポートは、ONU側に配置される。したがって、ONUが波長切替を実行するとき、1つのポートは波長切替を実行し、他のポートは、依然としてOLTとの通常サービスパケット相互作用を実行でき、サービスは波長切替処理において中断されない。
実施形態2
以下は、特定の適用シナリオを参照して本発明を更に説明する。図4Aは、本発明の実施形態による通信方法の実施形態2の相互作用フローチャートである。図4Aに示すように、本実施形態の方法は以下のステップを含む。
ステップ401:OLTは、ONUの第1ポート又は第2ポートへ波長切替要求メッセージを配信し、波長切替要求メッセージは、ONUの第2ポート情報と第2波長チャネル情報とを伝達する。
任意的に、波長切替要求メッセージは、ONUに波長を実行するよう指示するために使用される開始時間t0を更に含んで良い。
具体的には、OLTは、OLTによりONUへ送信される波長切替要求メッセージを伝達するために、物理層運用管理及び保守(Physical Layer Operations Administration and Maintenance、PLOAM)メッセージ、光加入者線終端装置管理及び制御インタフェース(ONT Management and Control Interface、OMCI)メッセージ、マルチポイント制御プロトコル(Multi−Point Control Protocols、MPCP)メッセージ、又は運用管理及び保守(Operation Administration and Maintenance、OAM)メッセージのうちの任意の1つを使用して良い。別の代替の実施形態では、OLTは、ONUへ送信される波長切替要求メッセージを伝達するために、新しく定義されるメッセージを使用して良い。
波長切替要求メッセージを伝達するためにPLOAMメッセージが使用される例において、PLOAMメッセージのメッセージフォーマットは図5に示される。図5は、PLOAMメッセージのフォーマットの概略図である。PLOAMメッセージは、概して、光端末回線装置識別子(ONU ID)フィールド、メッセージ識別子(Message ID)フィールド、シーケンス番号(Sequence Number、SN)フィールド、データ(Data)フィールド、及び完全性チェック(Integrity Check)フィールドを含む。本発明の本実施形態では、ONUのポート情報及び第2波長チャネル情報は、PLOAMメッセージのデータフィールドで伝達されて良い。例えば、波長切替要求応答メッセージは、表1に示すフォーマットを使用して良い。
[表1]
特定の実装方法では、波長切替要求メッセージは、既存の標準におけるTuning_Controlメッセージ(MPCPメッセージの1つ)を用いて良い。Tuning_Controlメッセージは、調整開始時間Start_time、ポート情報Port、第2波長チャネル情報Tuning_targetを伝達する。詳細は、図6A及び図6Bに示される。
ステップ301についての説明及び記述はステップ401に更に適用可能であること、及び詳細はここで記載されないことに留意すべきである。
S402:ONUは、ONUの第1ポートを用いることにより、波長切替確認メッセージをOLTへフィードバックする。
具体的には、ONUは、OLTによりONUへ送信される波長切替要求メッセージを伝達するために、物理層運用管理及び保守(Physical Layer Operations Administration and Maintenance、PLOAM)メッセージ、光加入者線終端装置管理及び制御インタフェース(ONT Management and Control Interface、OMCI)メッセージ、マルチポイント制御プロトコル(Multi−Point Control Protocols、MPCP)メッセージ、又は運用管理及び保守(Operation Administration and Maintenance、OAM)メッセージのうちの任意の1つを使用して良い。別の代替の実施形態では、ONUは、OLTへ送信される波長切替時間情報を伝達するために、新しく定義されるメッセージを使用して良い。
特定の実装方法では、波長切替確認メッセージは、既存の標準におけるTuning_Responseメッセージ(MPCPメッセージの1つ)を用いて良い。Tuning_Responseメッセージは、フラグビットを伝達し、フラグビットは、ONUが切替を実行することに合意するか否かを識別するために使用される。例えば、フラグビットが0に等しいことは、ONUが波長を切り替えることに合意しないことを示し、フラグビットが1に等しいことは、ONUが切替を実行することに合意することを示す。詳細は、図6A及び図6Bに示される。
ステップ302についての説明及び記述はステップ402に更に適用可能であること、及び詳細はここで記載されないことに留意すべきである。
ステップ403:ONUは、OLTの指示に従い、ONUの第2ポートに対応するレーザ及び/又は受信機を、第2波長チャネルに調整する。
具体的には、OLTから波長切替要求メッセージを受信すると、ONUは、メッセージの中のデータフィールドを読み取り、OLTがONUの第2ポートに現在のアップストリーム及びダウンストリーム波長を第2波長チャネルに調整することを指示することを得る。ONUプロセッサは、光受信機及び光送信機を目標波長チャネルのアップストリーム波長及びダウンストリーム波長に揃えるよう、ONUの第2ポートに対応する光受信機及び光送信機を制御する。波長切替コマンドがアップストリーム波長を切り替えるようONUに指示する場合、ONUは、アップストリーム波長に揃えるために、第2ポートに対応する光送信機だけを調整する必要がある。同様に、波長切替コマンドがダウンストリーム波長を切り替えるようONUに指示する場合、ONUは、ダウンストリーム波長に揃えるために、第2ポートに対応する光受信機だけを調整する必要がある。
任意的に、ステップ404:OLTは、アップストリームタイムスロット許可メッセージをONUへ送信する。
当業者は、OLTにより送信されるアップストリームタイムスロット許可メッセージが、タイムスロットの中でアップストリーム光を送信するよう、ONUの第1ポートに指示するために使用されることを理解すべきである。
任意的に、ステップ405:ONUの第2ポートが波長切替を実行する処理において、ONUの第1ポートは、第1波長チャネルを使用することにより、ONUの現在状態をフィードバックして良い。
ONUの現在状態は、波長調整中、ロールバック、障害、又は調整完了であって良い。状態情報は、ONUの第1ポートを使用することにより、OLTに報告されて良い。
ステップ406:ONUの第2ポートが波長切替を完了すると、ONUは、第1ポートを用いることにより、OLTに波長切替完了メッセージをフィードバックし、波長切替完了メッセージは、ONUの第2ポートが波長切替を完了することを識別するために使用される。
さらに、ONUは、ONUによりOLTへ送信される波長切替完了メッセージを伝達するために、物理層運用管理及び保守(Physical Layer Operations Administration and Maintenance、PLOAM)メッセージ、光加入者線終端装置管理及び制御インタフェース(ONT Management and Control Interface、OMCI)メッセージ、マルチポイント制御プロトコル(Multi−Point Control Protocols、MPCP)メッセージ、又は運用管理及び保守(Operation Administration and Maintenance、OAM)メッセージのうちの任意の1つを使用して良い。別の代替の実施形態では、ONUは、OLTへ送信される波長切替完了情報を伝達するために、新しく定義されるメッセージを使用して良い。
特定の実装方法では、波長切替完了メッセージは、既存のTuning_Responseメッセージも使用して良い。Tuning_ResponseのフラグビットFlagsが1に設定されるとき、それは、ONUが波長切替を完了したことを示す。フラグビットFlagsが0に設定されるとき、それは、ONUが波長切替を完了していないことを示す。詳細は、図6A及び図6Bに示される。
任意的に、ステップ407:OLTは、第2波長チャネルを使用することにより、ONUの第2ポートに波長確認指示を送信する。特定の実装方法では、波長確認指示は、既存のTuning_Controlメッセージも使用して良い。Tuning_ControlのフラグビットFlagsが1に設定されるとき、それは、ONUが波長切替を完了したことを、OLTが確認したことを示す。
任意的に、ステップ408:波長確認指示を受信した後、ONUの第2ポートは、第2波長チャネルを使用することにより、波長確認応答メッセージをフィードバックする。
任意的に、ステップ409:OLTは、ONUに波長切替成功指示を配信する。
ステップ401からステップ409に従い、ONUの第2ポートの動作波長が第1波長チャネルから第2波長チャネルに切り替えられることに留意すべきである。
ステップ401からステップ409で、ONUの複数のポートの初期状態は、複数のポートが同じ波長チャネルで動作することであることに特に留意すべきである。実際の用途では、ONUの複数のポートの初期状態は、ONUの複数のポートが異なる波長チャネルで動作することであって良い。このシナリオでは、ONUのサービスハンドオーバ又は負荷共有は、ステップ410からステップ423、又はステップ511からステップ514に従い実施されて良い。
図4Bに示すように、ステップ410:OLTは、サービスハンドオーバ要求メッセージを配信し、サービスハンドオーバ要求メッセージは、ONUとOLTとの間のサービスパケット相互作用を実行するポートに第1ポートから第2ポートへ変更するよう指示するために使用される。サービスハンドオーバ要求メッセージは、ONUの第2ポート情報を伝達する。
任意的に、サービスハンドオーバ要求メッセージは、開始時間を更に伝達し、開始時間は、ONUがOLTの指示に従いポート切替を実行する開始時間を識別するために使用される。
任意的に、サービスハンドオーバ要求メッセージは、第1波長チャネルでONUの第1ポートへ送信されて良く、又は第2波長チャネルでONUの第2ポートへ送信されて良い。
OLTは、サービスハンドオーバ要求メッセージを伝達するために、物理層運用管理及び保守(Physical Layer Operations Administration and Maintenance、PLOAM)メッセージ、光加入者線終端装置管理及び制御インタフェース(ONT Management and Control Interface、OMCI)メッセージ、マルチポイント制御プロトコル(Multi−Point Control Protocols、MPCP)メッセージ、又は運用管理及び保守(Operation Administration and Maintenance、OAM)メッセージのうちの任意の1つを使用して良い。別の代替の実施形態では、OLTは、サービスハンドオーバ要求メッセージを伝達するために、新しく定義されるメッセージを使用して良い。
波長切替要求応答メッセージを伝達するためにPLOAMメッセージが使用される例において、PLOAMメッセージのメッセージフォーマットは図5に示される。図5は、PLOAMメッセージのフォーマットの概略図である。PLOAMメッセージは、概して、光端末回線装置識別子(ONU ID)フィールド、メッセージ識別子(Message ID)フィールド、シーケンス番号(Sequence Number、SN)フィールド、データ(Data)フィールド、及び完全性チェック(Integrity Check)フィールドを含む。本発明の本実施形態では、OLTにより送信されるサービスハンドオーバ要求メッセージの中で伝達される第2ポート情報は、データ(Data)フィールドの中で伝達されて良い。
[表1]
ステップ411:ONUは、サービスハンドオーバ確認メッセージをOLTへ第1波長チャネルで第1ポートを用いることによりフィードバックし、又はサービスハンドオーバ確認メッセージをOLTへ第2波長チャネルで第2ポートを用いることによりフィードバックする。
さらに、ONUにより送信されるサービスハンドオーバ確認メッセージを受信した後に、OLTは、構成をリフレッシュし、トラフィックフローを第1波長チャネルから第2波長チャネルにハンドオーバする。
ステップ412:ONUは、ONUの第1ポートに対応するレーザを無効にする。
ONUが第1ポートに対応するレーザを無効にすることは、以下のように理解できる。第1ポートは、スリープ又は居眠り状態であり、ONUは第2ポートを覚醒する。
ステップ413:OLTは、第2波長チャネルを用いることによりサービスパケットを配信し、ONUは、第2ポートを用いることにより第2波長チャネルで、OLTにより配信されるサービスパケットを受信する。
ステップ413までに、OLTは、ONUの第2ポートとのサービス通信を確立し、第1ポートから第2ポートへのサービスのハンドオーバが成功する。
さらに、特定の実装方法では、ステップ410からステップ413で言及した相互作用メッセージは、既存のメッセージフォーマット、例えばTuning_Controlメッセージ、及びTuning_Responseメッセージを使用して良い。特定のコンテンツが、図6A及び図6Bに示される。
ステップ410から413に従い、OLTとONUの第2ポートとの間のサービス通信チャネルが、第2波長チャネルを用いることにより確立されることに留意すべきである。この例では、元の第2ポートはアクティブになり、元の第1ポートはスタンバイになる。元の第1波長チャネルの使用は停止され、OLTとONUとの間の通信は第2波長チャネルを用いることにより実行される。
サービスポート切替を実行した後、ONUは、第1ポートの動作波長を、第1波長チャネルから第2波長チャネルへ更に調整して良い。処理は、ステップ401からステップ409で言及した、第2ポートの動作波長が第1波長チャネルから第2波長チャネルに調整される処理と同じである。詳細は図4Cに示される。
図4Cに示すように、ステップ414:OLTは、第2波長切替要求メッセージをONUへ配信し、第2波長切替要求メッセージは、ONUの元の第1ポートに、第1波長チャネルから第2波長チャネルに切り替えるよう指示するために使用され、第2波長切替要求メッセージは、元の第1ポートのポート情報及び第2波長チャネル情報を伝達する。第2波長切替要求メッセージのフォーマットについては、ステップ301における説明を参照でき、詳細はここに記載されない。ONUは、第1ポートを使用することにより第1波長チャネルで第2波長切替要求メッセージを受信して良く、又は第2ポートを使用することにより第2波長チャネルで第2波長切替要求メッセージを受信して良い。
任意的に、第2波長切替要求メッセージは、波長切替の開始時間を更に伝達して良い。
ステップ415:ONUは、ONUの第2ポートを用いることにより、第2波長チャネルで、波長切替確認メッセージをフィードバックする。
ステップ416:ONUは、第1ポートに接続される光モジュールの動作波長チャネルを、第1波長チャネルから第2波長チャネルに切り替える。
任意的に、ステップ417:OLTは、第2波長チャネルを用いることにより、アップストリームタイムスロット許可メッセージをONUへ送信する。
任意的に、ステップ418:ONUの元の第1ポートが波長切替を実行する処理において、ONUは、ONUの第2ポートを使用することにより、ONUの現在状態をフィードバックする。
ステップ419:ONUの元の第1ポートが波長切替を完了すると、ONUは、ONUの第2ポートを用いることにより、第2波長チャネルで、OLTに第2波長切替完了メッセージをフィードバックする。
ステップ420:OLTは、第2波長チャネルを使用することにより、波長切替完了応答メッセージを配信する。
任意的に、ステップ421:ONUは、ONUの第1ポートを用いることにより、第2波長チャネルで、確認応答メッセージをフィードバックする。
ステップ414からステップ421は、第1波長チャネルから第2波長チャネルへのONUの第1ポートの動作波長を実施するために使用されることが理解されるべきである。ステップ414からステップ421の原理は、ステップ401からステップ409のものと同じである。したがって、ステップ401からステップ409において記録された説明は、ステップ414からステップ421にも適用可能である。
前述の処理のシーケンス番号は、本発明の種々の実施形態において実行順を意味しないことが理解されるべきである。処理の実行順は、機能及び処理の内部ロジックに従い決定されるべきであり、本発明の実施形態の実装過程に対する制限として考えられるべきではない。
具体的には、OLTとONUとの間で交換される全てのメッセージは、MPCPプロトコル又はOAMプロトコルを使用して良く、迅速な波長切替又は負荷切替機能が、MPCPDU又はOAMDUフレーム構造を拡張することにより実装される。
さらに、波長切替が実行されているとき、波長切替要求メッセージは、例えば新しいTargetPort目標ポートドメインを追加することにより例えばMPCP又はOAMプロトコルにおけるTUNING_CONTROLフレーム構造を拡張することにより、又は例えば新しい目標波長配信確認メッセージを追加することによりFlagsドメインを拡張することにより、実装されて良い。詳細は表2に示される。
[表2]
さらに、波長切替処理において、現在の切替状態パケットは、第1ポートを用いることによりフィードバックされる。TUNING_RESPONSEフレーム構造は、MPCP又はOAMプロトコルにおいて拡張されて良く、Flagsドメイン(表3のフラグビットに対応する)は、波長がハンドオーバ中、障害、波長がロールバック中、切替完了、波長確認フィードバック、等のような状態を追加することにより、拡張される。表3は以下に示される。
[表3]
本発明の本実施形態は、従来技術におけるフレーム構造を拡張することにより波長切替をどのように実施するかの定義を説明するための単なる一例であることが理解されるべきである。もちろん、当業者は、従来技術に基づくユーザ定義パケットフォーマットを使用することにより、又は既存の標準に基づく拡張を実行することにより、本発明で言及された全ての関連メッセージパケットを実装できる。創作的努力無しに得られる全ての他の実施形態は、本発明の保護範囲に含まれるべきである。
本発明の本実施形態では、ステップ401からステップ421に従い、ONUの2個のポートの全部が第1波長チャネルから第2波長チャネルへの切替を完了する。サービスの通常通信は、切替処理において保証される。
実施形態3
波長切替は、別の重要な用途、つまり負荷共有を有する。以下は、負荷共有の適用シナリオを参照して本発明を更に説明する。図7Aは、本発明の実施形態による波長切替方法の実施形態3の相互作用フローチャートである。図7Aに示すように、本実施形態の方法は以下のステップを含む。
ステップ501からステップ509については、実施形態2のステップ401からステップ409を参照できる。ステップ501からステップ509は、ステップ401からステップ409と同じである。ステップ501からステップ509に従い、ONUの第2ポートは、第1波長チャネルから第2波長チャネルに切り替えられる。
ステップ510:OLTは、負荷共有要求メッセージをONUへ送信する。負荷共有要求メッセージは、ONUの識別子及び第2ポート情報を含む。負荷共有要求メッセージは、ONUの第2ポートに対応する光モジュールを有効にするよう、ONUに指示するために使用される。したがって、光モジュールは、通常通り動作し、第1ポートに対応する光モジュールと全てのサービスを共有し、又は第1ポートに対応する光モジュールにおける負荷を低減する。ONUは、第2ポートを用いることにより第2波長で、OLTにより配信されるサービスオフロード要求メッセージを受信する。あるいは、ONUは、第1ポートを用いることにより第1波長チャネルで、OLTにより配信されるサービスオフロード要求メッセージを受信する。
OLTは、負荷共有要求メッセージを伝達するために、物理層運用管理及び保守(Physical Layer Operations Administration and Maintenance、PLOAM)メッセージ、光加入者線終端装置管理及び制御インタフェース(ONT Management and Control Interface、OMCI)メッセージ、マルチポイント制御プロトコル(Multi−Point Control Protocols、MPCP)メッセージ、又は運用管理及び保守(Operation Administration and Maintenance、OAM)メッセージのうちの任意の1つを使用して良い。別の代替の実施形態では、OLTは、負荷共有要求メッセージを伝達するために、新しく定義されるメッセージを使用して良い。
負荷共有要求メッセージを伝達するためにPLOAMメッセージが使用される例において、PLOAMメッセージのメッセージフォーマットは図5に示される。図5は、PLOAMメッセージのフォーマットの概略図である。PLOAMメッセージは、概して、光端末回線装置識別子(ONU ID)フィールド、メッセージ識別子(Message ID)フィールド、シーケンス番号(Sequence Number、SN)フィールド、データ(Data)フィールド、及び完全性チェック(Integrity Check)フィールドを含む。本発明の本実施形態では、OLTにより送信されるサービスハンドオーバ要求メッセージの中で伝達される第2ポート情報は、データ(Data)フィールドの中で伝達されて良い。
[表1]
特定の実装方法では、負荷共有要求メッセージは、Load_Controlメッセージも使用して良く、Load_Controlメッセージはフラグビット、開始時間、及びポート情報を伝達する。詳細は図7Bに示される。
ステップ511:ONUは、第1ポートを用いることにより、第1波長チャネルで、サービスオフロード確認メッセージをOLTにフィードバックする。
ステップ512:ONUは、ONUの第2ポートのために新しいサービスチャネルを確立し、第2ポートに対応するレーザを有効にし、第2波長チャネルを用いることによりOLTと通信する。この場合、ONUの2つのポートは通常通り動作し、負荷共有が実施される。
具体的には、ONUのMACモジュールは、ONUの第2ポートのために新しいサービスチャネルを確立し、冗長バックアップを無効にする。
ステップ513:OLTは、第1波長チャネル及び第2波長チャネルを用いることによりサービスパケットを送信し、ONUは、第1ポート及び第2ポートを用いることにより、OLTにより配信されるサービスパケットを受信する。
前述の処理のシーケンス番号は、本発明の種々の実施形態において事項順を意味しないことが理解されるべきである。処理の実行順は、機能及び処理の内部ロジックに従い決定されるべきであり、本発明の実施形態の実装過程に対する制限として考えられるべきではない。
さらに、負荷共有パケットは、MPCPDU又はOAMDUを用いることによっても実施されて良い。当業者は、新しいフレーム構造を定義することにより又は既存の標準の中のフレーム構造を拡張することにより、負荷共有パケットを実装して良い。表4では、負荷共有要求メッセージは、LOAD_CONTROLと命名される新しいフレーム構造を定義することにより実装される。詳細は表4に示される。
本発明の本実施形態は、従来技術におけるフレーム構造を拡張することにより負荷共有処理に関連するメッセージをどのように実装するかの定義を説明するための単なる一例であることが理解されるべきである。もちろん、当業者は、従来技術に基づくユーザ定義パケットフォーマットを使用することにより、又は既存の標準に基づく拡張を実行することにより、本発明で言及された全ての関連メッセージパケットを実装できる。創作的努力無しに得られる全ての他の実施形態は、本発明の保護範囲に含まれるべきである。
ステップ501からステップ513に従い、OLTは、負荷共有を実施し及びONUの帯域幅容量を増大するために、それぞれ第1波長チャネル及び第2波長チャネルを用いることにより、ONUの第1ポート及び第2ポートとのサービス通信を実行して良い。
実施形態4
図8は、本発明の実施形態による波長切替方法の相互作用フローチャートである。図8に示すように、本実施形態の方法は以下のステップを含む。
ステップ801:OLTは、波長切替要求メッセージをONUへ送信し、波長切替要求メッセージは、第2波長チャネル情報及び第2ポートのポート情報を伝達する。
望ましくは、OLTは、ONUの第1ポートへ波長切替要求メッセージを送信する。
任意的に、OLTは、第1波長チャネルから且つONUの第1ポートで送信される波長切替確認メッセージを受信する。
ステップ802:OLTは、第1波長チャネルを用いることによりONUの第1ポートから送信される波長切替完了メッセージを受信する。
任意的に、OLTは、第2波長チャネルを用いることにより、ONUへ波長切替確認メッセージを送信する。
本発明の本実施形態では、任意的に、方法は更に以下を含む。OLTは、第1波長チャネルを用いることによりONUの第1ポートから送信される、ONUの現在状態情報を受信する。
本発明の本実施形態では、任意的に、方法は更に以下を含む。OLTは、ONUの第2ポートへ、第2ポートのために割り当てられるアップストリーム発光タイムスロットの許可メッセージを送信し、OLTは、第2波長チャネルを用いることにより、ONUの第2ポートから送信されるアップストリーム光を受信する。
本発明の本実施形態では、任意的に、方法は更に以下を含む。OLTは、ONUの第1ポートへサービスハンドオーバメッセージを送信し、サービスハンドオーバメッセージは、ONUとOLTとの間のサービスパケット相互作用を実行するポートを、第1ポートから第2ポートへ変更するよう指示するために使用される。サービスハンドオーバメッセージは、ONU識別子及び第2ポート情報を伝達する。任意的に、サービスハンドオーバメッセージは、サービスハンドオーバ開始時間t0を更に伝達して良い。
OLTは、ONUの第1ポートから送信されるサービスハンドオーバ確認メッセージを受信する。
OLTは、第2波長チャネルを使用することにより、ONUの第2ポートにサービスパケットを送信する。
本発明の本実施形態では、任意的に、方法は更に以下を含む。OLTは、第2波長切替要求メッセージをONUへ送信し、第2波長切替要求メッセージは、ONUの元の第1ポートに、動作波長を第1波長チャネルから第2波長チャネルに切り替えるよう指示するために使用され、第2波長切替要求メッセージは、第1ポートのポート情報及び第2波長チャネル情報を伝達する。
OLTは、第2波長チャネルを用いることにより、ONUの第2ポートから送信される第2波長切替確認メッセージを受信する。
OLTは、第2波長チャネルを用いることにより、ONUの第2ポートから送信される波長切替完了メッセージを受信する。
本発明の本実施形態では、任意的に、方法は更に以下を含む。OLTは、ONUにより、第1波長チャネルを用いることにより、ONUの第1ポートへ、サービスオフロード要求メッセージを送信する、又は第2波長チャネルを用いることにより、ONUの第2ポートへ、サービスオフロード要求メッセージを送信し、サービスオフロード要求メッセージは、第2ポートに対応する光モジュールを通常通り動作させるよう、ONUに指示するために使用される。
OLTは、第1波長チャネルを用いることにより、ONUの第1ポートから送信されるサービスオフロード確認メッセージを受信する。
OLTは、第1波長チャネルを用いることによりONUの第1ポート及び第2ポートからそれぞれテストメッセージを受信し、テストメッセージは、OLTとONUの第1ポートとの間のサービスチャネル及びOLTとONUの第2ポートとの間のサービスチャネルが確立されるか否かをテストするために使用される。
実施形態4はOLT側に基づき実施形態2及び3について記載されることが理解されるべきである。実施形態2及び3で言及されたフレーム構造は、本発明の本実施形態にも適用できる。
本発明の本実施形態では、第1ポート及び第2ポートは、ONU側に配置される。したがって、ONUが波長切替を実行するとき、1つのポートは切替を実行し、他のポートは、依然としてOLTとの通常サービスパケット相互作用を実行でき、サービスは波長切替処理において中断されない。
実施形態5
図9は、本発明の一実施形態による光加入者線終端装置ONUの概略的構造図である。図9に示されるように、光端末回線装置ONU90は、第1ポート901、第2ポート902、及びプロセッサ903を有する。第1ポート901は、第1レーザ904及び第1受信機905に接続され、第1レーザ904及び第1受信機905は、集合的に第1光モジュールとして参照される。第2ポート902は、第2レーザ906及び第2受信機907に接続され、第2レーザ906及び第2受信機907は、集合的に第2光モジュールとして参照される。第1レーザ904、第1受信機905、第2レーザ906、及び第2受信機907は、全て、プロセッサ903に接続され、第1ポート及び第2ポートは第1波長チャネルで動作する。ONUは、具体的には、第1ポート901、第2ポート902、及びプロセッサ903を含む。
第1ポート901は、OLTからサービスパケットを受信するよう構成され、又はOLTにより配信される波長切替要求メッセージを受信し、ここで波長切替要求メッセージは第2波長チャネル情報及び第2ポートのポート情報を伝達し、波長切替要求メッセージをプロセッサ903へ送信するよう構成される。
第2ポート902は、第1受信機がOLTからサービスパケットを受信するよう構成されるとき、OLTにより配信される波長切替要求メッセージを受信し、ここで波長切替要求メッセージは第2波長情報及び第2ポートのポート情報を伝達し、又は、第1受信機がOLTにより配信される波長切替要求メッセージを受信するよう構成され、波長切替要求メッセージが第2波長チャネル情報及び第2ポートのポート情報を伝達するとき、ONUの冗長バックアップを実行するよう構成される。
第1ポート901は、OLTへ波長切替確認メッセージを送信するよう構成され、波長切替確認メッセージは、ONUが切替を実行するか否かを識別するために使用される情報を伝達する。
第2ポート902は、無効又はスリープ状態又はサービス停止状態にある。
プロセッサ903は、第2ポートに対応する第2光モジュールを第1波長チャネルから第2波長チャネルに切り替えるよう構成され、波長切替確認メッセージを生成し及び第1ポート901へ波長切替確認メッセージを送信するよう更に構成される。
第1ポート901は、波長切替完了メッセージをOLTへ送信するよう更に構成される。
ONUは、ONUの第1ポート又は第2ポートを用いることにより、OLTから波長切替要求メッセージを受信して良いことが理解されるべきである。したがって波長切替要求メッセージがONUの第1ポートを用いることにより受信されると、第1ポート901は、OLTからのサービスパケット及びOLTからの波長切替要求メッセージの両方を受信し、ONUのプロセッサ903に波長切替要求メッセージを報告する。本例では、ONUの第2ポートは、冗長バックアップを実行するよう構成される。波長切替要求メッセージがONUの第2ポートを用いることにより受信されると、第1ポート901は、OLTからのサービスパケットのみを受信するよう構成され、第2ポート902は、OLTからの波長切替要求メッセージを受信し、ONUのプロセッサ903に波長切替要求メッセージを報告するよう構成される。
本発明の本実施形態では、任意的に、ONUの第1ポート901は、OLTからアップストリームタイムスロット許可メッセージを受信するよう更に構成される。
本発明の本実施形態では、任意的に、ONUの第1ポート901は、ONUの第2ポート902が波長切替を実行するとき、第1波長チャネルを用いることにより現在のONU状態をフィードバックするよう更に構成される。
本発明の本実施形態では、任意的に、ONUの第2ポート902は、第2波長チャネルを用いることにより、OLTから波長確認指示を受信するよう更に構成される。
ONUの第2ポート902は波長確認指示を受信した後に、第2波長チャネルを使用することにより、波長確認応答メッセージをフィードバックするよう更に構成される。
本発明の本実施形態では、任意的に、ONUの第2ポート902は、第2波長チャネルでOLTから波長切替成功指示を受信するよう更に構成される。
任意的に、ONUの第1ポート901は、第1波長チャネルでOLTから波長切替成功指示を受信するよう更に構成される。
本発明の本実施形態では、任意的に、ONUの第1ポート901は、OLTからサービスハンドオーバ指示を受信するよう更に構成され、又は、ONUの第2ポート902は、OLTからサービスハンドオーバ指示を受信するよう更に構成される。サービスハンドオーバ指示は、ONUのサービスパケット受信ポートを第1ポート901から第2ポート902に切り替えるよう指示するために使用され、サービスハンドオーバ指示はONUの第2ポート情報を伝達する。
さらに、サービスハンドオーバ指示は、ONUがOLTの指示に従いポート切替を実行する開始時間を伝達する。
本発明の本実施形態では、任意的に、ONUの第1ポート901は、OLTへサービスハンドオーバ確認メッセージをフィードバックするよう更に構成される。
本発明の本実施形態では、任意的に、ONUのプロセッサ903は、ONUの第1ポートに対応する第1レーザ904を無効にし、第2ポート902に対応する第2レーザ906を有効にするよう更に構成される。
本発明の本実施形態では、任意的に、ONUの第1ポート901は、OLTから第2波長切替要求メッセージを受信するよう更に構成され、第2波長切替要求メッセージは、ONUの第1ポートに対応するレーザ及び/又は受信機に第1波長チャネルから第2波長チャネルに切り替えるよう指示するために使用され、第2波長切替要求メッセージは、第1ポートのポート情報及び第2波長チャネル情報を伝達する。
本発明の本実施形態では、任意的に、ONUの第2ポート902は、第2波長チャネルでOLTへ第2波長切替確認メッセージを送信するよう更に構成される。
本発明の本実施形態では、任意的に、ONUのプロセッサ903は、第1波長チャネルから第2波長チャネルに切り替えるよう、第1ポート901に対応するレーザ及び/又は受信機を制御するよう更に構成される。
本発明の本実施形態では、任意的に、ONUの第2ポート902は、第2波長チャネルでOLTからアップストリームタイムスロット許可メッセージを受信するよう更に構成される。
本発明の本実施形態では、任意的に、ONUの第2ポート902は、ONUの第1ポート901が波長切替を実行するとき、第2波長チャネルを用いることによりONUの現在状態をフィードバックするよう更に構成される。
ONUの現在状態は、切替中、障害、ロールバック、又は切替完了であって良い。
本発明の本実施形態では、任意的に、ONUの第2ポート902は、第2波長チャネルを用いることによりOLTへ第2波長切替完了メッセージを送信するよう更に構成され、又は、ONUの第1ポート901は、第2波長チャネルを用いることによりOLTへ第2波長切替完了メッセージを送信するよう更に構成される。第2波長切替完了メッセージは、ONUの第1ポート901に対応する光モジュールの動作波長チャネルの、第1波長チャネルから第2波長チャネルへの切替を識別するために使用される。
任意的に、ONUの第1ポート901は、第2波長チャネルを用いることによりOLTから波長切替指示を受信するよう更に構成される。
任意的に、ONUの第1ポート901は、第2波長チャネルを用いることにより第2波長切替応答メッセージを送信するよう更に構成される。本発明の本実施形態における光端末回線装置は、図4Aから図7Bの対応する手順におけるONUに対応して良く、及びモジュールの前述の及び他の動作及び/又は機能は、図4Aから図7Bの方法の対応する手順を実施するために別個に使用されることが理解されるべきである。簡潔さのために、詳細事項はここで再び記載されない。
本発明の本実施形態における各々のメッセージフォーマット及びコンテンツについては、実施形態2又は3の記録を参照でき、詳細事項はここに記載されないことが更に理解されるべきである。
本発明の本実施形態では、第1ポート及び第2ポートは、ONU側に配置される。したがって、ONUが波長切替を実行するとき、1つのポートは切替を実行し、他のポートは、依然として通常通りダウンストリームサービスパケットを受信でき、サービスは波長切替処理において中断されない。
実施形態6
本発明の本実施形態は、多波長PONシステムに適用される光回線終端装置OLTの概略構造図を提供する。多波長PONは、光回線終端装置OLT、及び少なくとも1つの光端末回線装置ONUを有する。ONUは、第1ポート及び第2ポートを有する。第1ポート及び第2ポートは、第1波長チャネルで動作する。図10に示すように、光回線終端装置100は以下を含む:
波長切替要求メッセージをONUへ送信するよう構成される送信モジュール1010であって、波長切替要求メッセージは第2波長チャネル情報及び第2ポートのポート情報を伝達し、波長切替要求メッセージは、ONUの第2ポートに対応する光モジュールの動作波長の、第1波長チャネルから第2波長チャネルへの切替を識別するために使用される、送信モジュール1010と、
第1波長チャネルで、ONUの第1ポートから送信される波長切替完了メッセージを受信するよう構成される受信モジュール1020であって、波長切替完了メッセージは、ONUの第2ポートに対応する光モジュールが波長切替を完了することを識別するために使用される、受信モジュール1020。
本発明の本実施形態では、任意的に、受信モジュール1020は、第1波長チャネルで、ONUの第1ポートから送信されるONUの現在状態情報を受信するよう更に構成される。ONUの現在状態情報は、切替中、障害、ロールバック、及び切替完了、等を有する。
任意的に、OLTは、処理モジュール1030を更に有し、処理モジュール1030は、波長切替要求メッセージを生成し、波長切替要求メッセージを送信モジュール1010へ送信するよう構成される。
任意的に、処理モジュール1030は、受信モジュール1020から送信される波長切替確認メッセージを受信するよう更に構成される。
任意的に、処理モジュール1030は、ONUのためにアップストリーム発光タイムスロットを割り当てるよう更に構成される。
本発明の本実施形態では、任意的に、送信モジュール1010は、ONUへアップストリーム発光タイムスロットの許可メッセージを送信するよう更に構成される。
本発明の本実施形態では、任意的に、受信モジュール1020は、第2波長チャネルで、ONUの第2ポートから送信されるアップストリーム光を受信するよう更に構成される。
本発明の本実施形態では、任意的に、送信モジュール1010は、ONUの第1ポートへサービスハンドオーバメッセージを送信するよう更に構成され、サービスハンドオーバメッセージは、サービスパケットの相互作用ポートを第1ポートから第2ポートへ変更するよう、ONUに指示するために使用される。サービスハンドオーバメッセージは、第2ポート情報を伝達する。
さらに、サービスハンドオーバメッセージは、サービスハンドオーバ開始時間t0を更に伝達する。
本発明の本実施形態では、任意的に、処理モジュール1030は、サービスハンドオーバメッセージを生成し、送信モジュール1010へサービスハンドオーバメッセージを送信するよう更に構成される。
本発明の本実施形態では、受信モジュール1020は、ONUの第1ポートからサービスハンドオーバ確認メッセージを受信するよう更に構成され、サービスハンドオーバ確認メッセージは、ONUがサービスハンドオーバを実行するか否かを識別するために使用される。
任意的に、処理モジュール1030は、ONUにより送信されるサービスハンドオーバ確認メッセージを受信した後に、構成をリフレッシュし、トラフィックフローを第1波長チャネルから第2波長チャネルにハンドオーバするよう更に構成される。
本発明の本実施形態では、送信モジュール1010は、第2波長チャネルでONUの第2ポートへサービスパケットを送信するよう更に構成される。
本発明の本実施形態では、送信モジュール1010は、ONUの第2ポートへ第2波長切替要求メッセージを送信するよう更に構成され、第2波長切替要求メッセージは、ONUの第1ポートに対応する光モジュールの動作波長を第1波長チャネルから第2波長チャネルに切り替えるよう指示するために使用され、第2波長切替要求メッセージは、第1ポートのポート情報及び第2波長チャネル情報を伝達する。
本発明の本実施形態では、受信モジュール1020は、第2波長チャネルで、ONUの第2ポートから送信される第2波長切替確認メッセージを受信し、第2波長チャネルで、ONUの第2ポートから送信される第2波長切替完了メッセージを受信するよう更に構成される。第2波長切替確認メッセージは、ONUが第1ポートの光モジュールの波長切替を実行することに合意するか否かを識別するために使用され、第2波長切替完了メッセージは、ONUが第1ポートに対応する光モジュールの波長切替を完了することを識別するために使用される。
本発明の本実施形態では、任意的に、送信モジュール1010は、第1波長チャネルでONUの第1ポートへ又は第2波長チャネルでONUの第2ポートへ、サービスオフロード要求メッセージを送信するよう更に構成される。サービスオフロード要求メッセージは、ONUに、第2ポートに対応する光モジュールを通常通り動作させるよう指示するために使用され、サービスオフロード要求メッセージは、第2ポートのポート情報を伝達する。
本発明の本実施形態では、任意的に、受信モジュール1020は、第1波長チャネルで、ONUの第1ポートから送信されるサービスオフロード確認メッセージを受信し、第1波長チャネル及び第2波長チャネルで別個にサービスパケットを送信するよう更に構成される。
波長切替要求メッセージは、第2ポートが波長切替を実行する開始時間t0を伝達する。
本発明の本実施形態における光回線終端装置OLTは、図4Aから図7AのOLTに対応して良く、及びモジュールの前述の及び他の動作及び/又は機能は、図4Aから図7Aの方法の対応する手順を実施するために別個に使用されることが理解されるべきである。簡潔さのために、詳細事項はここで再び記載されない。
本発明の本実施形態における各々のメッセージフォーマット及びコンテンツについては、実施形態2又は3の記録を参照でき、詳細事項はここに記載されないことが更に理解されるべきである。
実施形態7
本発明の本実施形態は、多波長PONシステムを提供し、多波長PONは、光回線終端装置OLT及び少なくとも1つの光端末回線装置ONUを有する。ONUは、第1ポート及び第2ポートを有し、第1ポート及び第2ポートは第1波長で動作する。OLTの構造については実施形態6の説明を参照し、ONUの構造については実施形態5の説明を参照し、OLTとONUとの間の相互作用手順については実施形態2又は実施形態3の説明を参照し、詳細事項はここに記載されない。
当業者は、本発明の各態様又は各態様の可能な実装方法が、システム、方法、又はコンピュータプログラムプロダクトとして具体的に実装されても良いことを理解できる。したがって、本発明の各態様又は各態様の可能な実装方法は、本願明細書では一様に「回路」、「モジュール」、又は「システム」として参照される、ハードウェアのみの実施形態、ソフトウェアのみの実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、等を含む)、又はソフトウェアとハードウェアの組合せを有する実施形態の形式を使用して良い。さらに、本発明の各態様又は各態様の可能な実装方法は、コンピュータプログラムプロダクトの形式をとっても良い。ここで、コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータ可読媒体に格納されるコンピュータ可読プログラムコードを表す。
コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体であって良い。コンピュータ可読記憶媒体は、RAM(random access memory)、ROM(read−only memory)、EPROM(erasable programmable read only memory若しくはフラッシュメモリ)、光ファイバ、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(compact disc read only memory、CD−ROM)のような、電子、磁気、光、電磁気、赤外線、又は半導体システム、素子若しくは装置、又はこれらの任意の適切な組合せを有するが、これらに限定されない。
コンピュータ内のプロセッサは、コンピュータ可読媒体に格納されたコンピュータ可読プログラムコードを読み取る。したがって、プロセッサは、フローチャート内の各ステップ又はステップの組合せで指定される機能及び動作を実行でき、ブロック図の中の各ブロック又はブロックの組合せで指定される機能及び動作を実施するために装置が生成される。
全てのコンピュータ可読プログラムコードは、ユーザコンピュータ上で実行されて良く、或いは、幾つかはスタンドアロン型ソフトウェアパッケージとしてユーザコンピュータ上で実行されて良く、或いは、幾つかがリモートコンピュータ上で実行される一方で、幾つかはユーザのコンピュータ上で実行されて良く、或いは、全てのコードはリモートコンピュータ又はサーバ上で実行されて良い。幾つかの代替の実装ソリューションでは、フローチャートの中の各ステップ又はブロック図の中の各ブロックで指定される機能は、図示の順序で生じなくて良い。例えば、関連する機能に依存する、図中の2つの連続するステップ又は2つのブロックは、実際には実質的に同時に実行されて良く、或いは、これらのブロックは時には逆の順序で実行されて良い。
当業者は、本願明細書に開示の実施形態で記載された例と組み合わせて、ユニット及びアルゴリズムのステップが、電子ハードウェア又はコンピュータソフトウェア及び電子ハードウェアの組み合わせにより実施され得ることを認識できる。機能がハードウェア又はソフトウェアにより実行されるかは、技術的ソリューションの特定の適用及び設計制約条件に依存する。当業者は、各々の特定の適用について記載の機能を実施するために異なる方法を使用できるが、実装が本発明の範囲を超えることは考慮されるべきではない。
最後に、留意すべきことに、前述の実施形態は、単に本発明の技術的ソリューションを説明するためであり、本発明の範囲を限定するためではない。本発明は、前述の実施形態を参照して詳細に説明されたが、当業者は、彼らが前述の実施形態で説明した技術的ソリューションに変更を行い、又はそれらの一部又は全部の技術的特徴を等価に置換できることを理解すべきである。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲に従う。