詳細な説明
標的部位(例えば、身体管腔内の部位)に対して処置を提供する方法、システム、およびデバイスが記載される。システムは、拡張部材を含み得、この拡張部材は、カテーテルの遠位部分と連結され得る。切除構造は、拡張部材を拡張することにより、様々なサイズの身体管腔を係合し得るように拡張部材の周りに巻かれ得る。
切除構造に連結されている切除構造支持体は、カテーテルの遠位端において位置決めされ得る。切除構造は、拡張部材の周りに巻き付けること、および展開することが可能なフレキシブル回路を含み得、この拡張部材の上に切除構造が、配置され得る。フレキシブル回路の様々な局面は、典型的な集積回路およびミクロ電子工学デバイスと同様であり得る。フレキシブル回路は、複数の別個に配線されている長手方向の電極もしくは別個に制御されている長手方向の電極、長手方向の電極ゾーン、または両方を含み得、それらは、軸に対して平行に整列しており、切除構造は、この軸の周りで、巻き付けられた構成と展開された構成との間を移行する。
切除構造は、様々な幅の長手方向の電極、様々な幅の長手方向の電極ゾーン、または両方を含み得る。各長手方向の電極または長手方向の電極ゾーンは、選択的に動作可能または選択的に動作不能にされ得る。この適用の目的のために、電極または電極ゾーンを動作可能にすることは、電極または電極ゾーンを活性化することと同じ意味を有する。いくつかの例において、切除構造は、電極アレイ(例えば、双極電極アレイなど)を含む。
切除構造支持体は、1つ以上のばねに連結され得る。ばねは、様々な材料(例えば、金属材料またはポリマー材料など)から作製され得る。切除構造支持体に対するばねの位置密度は、クローイング作用(clawing effect)が1つ以上の切除構造の場所において低減されるように様々であり得る。ばね密度は、構造によって様々であり得、この構造には、例えば、スロット付きばね、先細になったばね、および/または様々な長さであり得るばねが挙げられる。
1つ以上の保護要素が、切除構造に対して遠位および/または切除構造に対して近位に、カテーテルに沿って位置決めされ得る。スライド可能に移動可能な円錐形の保護要素は、それらが、切除構造支持体のエッジを覆うことにより、挿入中および除去中に、管腔をこすること、または切除支持構造が膨らむことを防止するように位置決めされ得る。テザー係留構造の遠位端は、保護要素が、拡張部材の配備時に移動させられ得るように、円錐形の保護要素に取り付けられ得、巻き付けおよび展開の移行を妨害しないように錐状部を取り除く。いくつかの場合において、巻き付けられた切除構造の周囲よりも小さい可撓な遠位保護バンパー要素が、切除構造の遠位側面部分の長手方向エッジと連結されている。保護バンパー要素を含む巻き付けられた切除構造は、内視鏡のよく知られた管状の形状に似ている場合がある。さらに、カテーテルは、切除構造に対して近位に位置決めされている高くなった出っ張りを含み得、この高くなった出っ張りは、切除構造が、身体管腔への切除構造の挿入中にカテーテルに沿って膨らむことを防止するように構成されている。さらに、拡張部材は、切除構造に対して遠位の部分を含み得、この部分は、拡張部材が拡張解除された場合にひとかたまりになり、その結果、ひとかたまりにされた拡張部材の材料は、切除構造が、身体管腔からの切除構造の除去中にカテーテルに沿って膨らむことを防止する。
図1Aを参照すると、標的処置区域に処置を送達する一般システム100が、様々な実施形態に従って示されている。システム100は、身体内の標的区域(例えば、器官の壁または胃腸管における管腔など)に対して処置を提供するために設計され得る。システム100は、電源105と、カテーテル115と、拡張部材120とを含み得る。拡張部材120は、概して、切除構造160を支持するように構成され得、この切除構造160は、標的処置部位へ治療を供給するために使用され得る。システム100は、拡張部材120が身体内の標的処置部位に送達され得るように、ガイドアセンブリ165を身体内に位置決めし、ガイドアセンブリ165を通じて拡張部材120を通すことによって動作し得る。次に、電源105は、治療が標的処置部位に適用され得るように、拡張部材120上に配置されている切除構造160に電力を供給するために使用され得る。
拡張部材120は、補助の拡張機構を使用して、しぼんだ構成または拡張されていない構成と拡張された構成との間を移行することができる膨張可能なデバイスであり得る。適切な拡張部材120としては、バルーン、コンプライアントバルーン、先細になった幾何学的形状を有するバルーン、および嚢などが挙げられるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態において、電源105は、例えば補助の拡張機構を内部に組み込むことによって、拡張部材120を膨張させるように構成されている。しぼんだ構成は、概して、拡張部材120が身体管腔の中に挿入される場合、および身体管腔から除去される場合に使用され得る。拡張部材120が所望の切除位置を得る場合、拡張部材120は、縮小させられた状態(すなわち、しぼんだ構成)から実質的に膨張させられた状態(すなわち、拡張された構成)に膨張させられること等によって拡張し得る。
拡張部材120は、切除構造160を支持するように構成され得る。いくつかの実施形態において、切除構造160は、治療器具または診断器具(例えば、切除エネルギーを標的処置区域に提供し得る切除要素)である。いくつかの切除構造160は、それらが標的処置区域と直接接触するように設計され得、その接触は、標的部位に対して切除構造160を押すことを含む。
拡張部材120は、拡張部材120が身体のチャネル(例えば、食道)を通して、標的処置区域において操作され得るようにカテーテル115と連結され得る。カテーテル115は、カテーテル115の近位端145において、電源/膨張デバイス105と連結され得る。拡張部材120は、カテーテル115の遠位端140とカテーテル115の部分150との間に位置決めされ得る。いくつかの実施形態において、カテーテル115は、開口部175を含み、この開口部175は、ガイドアセンブリ165の出入りを可能にするように構成されており、その結果、カテーテル115は、ガイドアセンブリ165に対してスライド可能に移動可能である。ガイドアセンブリの入口点175は、典型的に、カテーテル115の外側の、電源105の最も近くに位置し得る。
電源105は、拡張部材120上に配置されている切除構造160に電力を提供し得る。いくつかの実施形態において、電力は、1つ以上の伝送線路170を介して電源105から切除構造160に提供され、伝送線路170は、電源105と切除構造160との間に延びており、カテーテル115のチャネル内に収容されている。
図1Bは、システム100−aを例示し、このシステム100−aは、様々な実施形態に従う、図1Aに示されるシステム100の例であり得る。システム100−aは、発電機105−a、ハンドヘルドの空気圧縮機112、遠位端166と近位端167とを有するガイドアセンブリ165、カテーテル115、拡張部材120、切除構造160、および/または拡張部材120と連結されている切除構造支持体180を含み得る。
拡張部材120は、バルーンを含み得、このバルーンの上に切除構造支持体180が支持され得る。拡張部材120は、拡張される場合に、曲げられること、または折りたたまれることができる可撓な材料であり得、拡張部材120は、概して、細長い円筒形の形状を有し得、丸みのある遠位端を含む。拡張部材120は、その近位端において先細であり得、カテーテル115の部分150の近くのカテーテル115と連結し得る。
拡張部材120の表面の一部分に配置されているのは、切除構造160であり得、この切除構造160は、標的処置区域に対して処置を提供するように構成されている。切除構造160は、複数の電極ゾーンを含む単一の電極、または互いに側方に隣接している一連の電極169を含み得、一連の電極169は、切除構造160および拡張部材120の長手方向軸に対して平行である。1つ以上の電極169は、第1の母線から延びている電極の約半分および第2の母線から延びている電極の約半分と組み合わされ得る。第1の母線または第2の母線は、正端子に接続され得、第1の母線または第2の母線の他方は、負端子または接地端子に接続され得、それにより、双極電極構成を提供する。電源105−aに接続されている場合、1つ以上の電極169は、切除エネルギーを標的処置区域に提供し得る。
拡張部材120は、カテーテル115の遠位端140に最も近いカテーテル115の部分150と連結され得る。切除構造支持体180は、拡張部材120の外側周囲の周りに少なくとも部分的に巻き付けられ得、その結果、拡張部材120が拡張する場合、切除構造支持体180は、変化する周囲に適合し、そして、切除構造160は、単位面積当たり一定の電極密度を維持する。1セットの伝送ワイヤー170−aは、カテーテル115のチャネルを通って、電源105−aから切除構造160に延び得る。ゾーン活性化は、電源105−aから、かつ/または切り替えプリント回路基板から制御され得、この切り替えプリント回路基板は、1つ以上のさらなるチャネルを駆動するように構成されている。
次に図1Cを参照すると、電源105−bが、様々な実施形態に従って、概略的に例示されている。電源105−bは、図1Aまたは図1Bを参照して説明される電源105または105−aの例であり得る。概して、電源105−bは、電力切り替え機構190を含み得、この電力切り替え機構190は、長手方向の電極領域をオンに切り替えること、および長手方向の電極領域をオフに切り替えることを行うように構成され得、従って、処置部位におけるエネルギー送達の順序、タイミング、および持続時間を少なくとも部分的に制御する。例えば、電力切り替え機構190は、RF発生要素181を含み得、このRF発生要素181は、1つ以上の出力チャネル186によってRFエネルギーを電力切り替え要素192に伝送するように構成され得、次に、そのような電力切り替え要素192は、RFエネルギー198を複数の長手方向の電極領域に再ルート設定する。いくつかの実施において、電力切り替え機構190は、電源105−bおよびカテーテル115に、通信により連結されている外部構成要素である。他の場合において、電力切り替え機構190は、カテーテル115に対して一体的であり、かつ/またはカテーテル115に取り付けられている。特定の例において、組み合わせられたカテーテル115および切り替え機構190構成要素は、単回使用の使い捨て構成要素である。
いくつかの場合において、切除構造160の規定された長手方向の電極領域の数は、電源105−bによって支持されているRFチャネル186の数よりも少ないか、またはその数と等しく、各規定された長手方向の電極領域は、単一のRFチャネル186に連結されている。そのような構成において、切り替え機構190は、電源105−bと一体的であるチャネル調節モジュール183と、通信により連結され得る。チャネル調節モジュール183は、マイクロプロセッサー184とメモリー182とを含み得る。切り替え機構190も、マイクロプロセッサー195とメモリー194とを含み得る。チャネル調節モジュール183は、RFチャネル186を動作可能または動作不能のいずれかにするように、切り替え機構190を指示し得、このRFチャネル186は、メモリー182に記憶されている1つ以上のアルゴリズムに従う1つ以上の電極領域と関連付けられている。いくつかの例において、切り替え機構190は、アルゴリズム決定における使用のために、切除パラメーター(例えば、インピーダンスなど)を電源105−bに通信し得る。
特定の実施において、規定される電極領域の数は、電源105−bによって支持されているRFチャネル186の数を超える。例えば、RF発生要素181は、最高3つのRFチャネル186を支持し得、切除構造160(例えば、図1を参照のこと)は、6つの別個に配線されている電極領域を含み得る。そのような場合において、RF発生要素181は、1つのみの出力チャネル186によってRFエネルギーを電力切り替え要素192に伝送するように構成され得、次に、そのような電力切り替え要素192は、RFエネルギーを複数の長手方向の電極領域に再ルート設定する。あるいは、RF発生要素181は、RFエネルギーを複数の出力チャネル186を通じてインバースマルチプレクサー191に伝送するように構成され得、ここで、そのようなインバースマルチプレクサー191は、例えば双極システムの共通帰線を再ルート設定することによって、チャネル197の数を拡張する。
追加的に、または代替的に、電源105−bは、同時にまたは規定される順番で、1つ以上のチャネル186にわたってRFエネルギーを伝送するように構成され得る。いくつかの実施形態において、切り替え機構190は、RF発生要素181からの伝送を妨げることによって、RF出力チャネル186をオンまたはオフに切り替える。切り替え機構190は、電力切り替え要素192(例えば、金属酸化物半導体電界効果トランジスターまたは継電器など)を含み得る。いくつかの例において、絶縁要素193が、電力切り替え要素192と、論理要素またはマイクロプロセッサー195およびメモリー194との間に位置決めされている。いくつかの例において、チャネル調節モジュール183は、長手方向の電極領域活性化の順番を電力切り替え要素192に通信し、この電力切り替え要素192は、受け取られた順番に従って、RF伝送を妨げるか、またはRF伝送を可能にし、従って、RFチャネル186に関連付けられている長手方向の電極領域におけるエネルギー伝送の活性化、タイミング、およびまたは持続時間を制御する。追加的に、または代替的に、切り替え機構190は、メモリー194に記憶されているアルゴリズムに少なくとも部分的に基づいて、電源105−bから独立して、長手方向の電極領域活性化の順番を決定し得る。
いくつかの例において、切り替え機構190は、電流を監視し、かつ/または電源105−bから通信される他の信号を解釈して、いつチャネルをオンまたはオフに切り替えるべきかを部分的に決定する。追加的に、または代替的に、電源105−bは、電源論理要素184と切り替え機構論理要素195とを連結している一方向または双方向の通信チャネル185を介して、切り替え機構190の切り替え挙動を制御し得る。特定の実施において、電源105−bは、切り替え機構190からフィードバック(例えば、切り替え命令が受け取られたという受け取り通知(acknowledgment)および/または指示された切り替え挙動が実行されたという受け取り通知など)を受け取り得る。論理要素184と論理要素195との間の通信は、確立された通信プロトコル(例えば、I2CまたはSPIなど)を実装し得る。
組織の切除は、切除されていない組織と比較される場合、その組織のインピーダンスに対する変化をもたらし得る。プローブセンサーが、例えば、処置部位の領域のインピーダンスを、処置部位の同じ領域および/または処置部位の異なる領域についての以前のインピーダンスデータと比較することによって、周囲処置部位の領域の切除状況を決定するために使用され得る。次に、このデータは、1つ以上の長手方向の電極領域についての活性化状態および/または活性化持続時間を選択するために使用され得る。これらおよび他の自動化選択アルゴリズムが、電源105−bの外部の、通信により連結されている1つ以上のコンピューターデバイスに実装され得ることが、当業者によって認識される。例えば、さらなるコンピューターソフトウェア(例えば、画像分析ソフトウェア)が、関連付けられている電極領域の活性化および/またはエネルギー送達プロフィールを調節するアルゴリズムの一部として、以前に切除された領域および/または重なっている電極セグメントを識別するために使用され得る。
次に図2を参照すると、特定の異常は、矢印AおよびBによって示されるように、胃212から食道214への、胃または腸の内容物の逆行した流れを生じさせ得る。これらの問題の原因は異なるが、この逆行した流れは、一次異常(例えば、下部食道括約筋216の異常)に適した処置から独立した、この処置と非常に異なる処置を必要とする二次異常(例えば、バレット食道)をもたらし得る。バレット食道は、胃および十二指腸から逆流した胃酸、胆汁酸、および酵素が下部食道の中に入り、食道粘膜に損傷を生じさせる炎症性の異常である。このタイプの逆行した流れが十分頻繁に起きる場合、損傷が、食道上皮細胞218に対して起こり得る。いくつかの場合において、損傷は、扁平細胞の変化をもたらし得、それらをより背の高い特殊化した円柱上皮細胞220に変化させる。扁平細胞から円柱状細胞への粘膜上皮のこの化生変化は、バレット食道と呼ばれる。円柱状細胞のうちのいくつかは、良性であり得るが、他のものは、腺癌をもたらし得る。
いくつかの実施形態において、記載される方法、システム、およびデバイスは、組織の切除を通して、食道の選択された部位の円柱上皮を処置するように構成されている。用語「切除」は、本明細書中で用いられる場合、組織または細胞の壊死を生じさせる、組織に対する熱的損傷を意味する。いくつかの治療手順が、切除に達しない所望の処置効果(例えば、組織の壊死よりもむしろ、組織の細胞構成における所望の変化を確実にするために組織に与えられ得るある程度のレベルの撹拌または損傷など)を有し得ることが当業者によって認識される。いくつかの例において、以下に記載されるように、多様な異なるエネルギー送達デバイスが、より深い層の完全な機能を保存しながら、組織の浅層において処置効果を引き起こすために利用される。
細胞または組織の壊死は、筋層組織を実質的に保存しながら粘膜または粘膜下組織レベルの組織の切除を達成するための、適切なレベルにおけるエネルギー(例えば、RFエネルギー)を使用して達成され得る。そのような切除は、円柱状の成長220をそれを患っている食道214の部分から除去するために利用され得る。
次に図3Aおよび図3Bを参照すると、拡張部材120は、様々な手法のうちに任意のもので(例えば、ガイドアセンブリ165の設置、内視鏡設置、外科手術が挙げられる)、または他の手段によって身体の中に挿入され得る。拡張部材120は、図1Aおよび/または図1Bの拡張部材120の例であり得る。次に図3Aを参照すると、拡張部材120は、様々な実施形態に従って、しぼんだ構成で示されている。拡張部材120は、示されるしぼんだ構成と図3Bに示されるような拡張された構成との間を移行するための構成にされ得る。拡張された構成において、拡張部材120の少なくとも1つの寸法は、増大している場合がある。様々な実施形態において、拡張された構成は、しぼんだ構成よりも実質的に大きく、切除構造160が、処置表面(例えば、円柱上皮細胞220−aおよび/または220−b)に接触することを可能にする。切除構造160は、しぼんだ状態にある間に身体管腔内の処置部位に送達され得る。この低プロフィール構成は、患者にとって不快さも合併症もなく、処置部位へのアクセスの容易さを可能にし得る。内視鏡(示されない)が使用される場合、カテーテル115の部分150は、内視鏡の外側に沿って位置決めされ得る。あるいは、内視鏡は、拡張部材120が設置中に従うべき通路を可視化するために使用され得る。ガイドアセンブリ165の遠位端166は、内視鏡の外側に沿って位置決めされ得、内視鏡の除去後、身体管腔の中に残され得る。ガイドアセンブリ165の近位端167(例えば、図1Bを参照のこと)は、カテーテル115の遠位端140の中に挿入され得、カテーテル115は、ガイドアセンブリ165によって決定される経路に従って食道の中に挿入され得る。
切除構造160が提供され得、切除構造160は、拡張部材120に連結され得、カテーテル115の部分150の近くに位置決めされ得る。いくつかの例において、拡張部材120は、カテーテル115の部分150に結合されている。切除構造160は、1つ以上の電極169を含み得る。1つ以上の電極169は、等しい幅または様々な幅の複数の長手方向の電極ゾーン161、162の中に配置され得る。1つ以上の電極169は、電源105(例えば、図1Aを参照のこと)に連結され得、この電源105は、組織の所定の深さまでの組織の切除を提供するために適したレベルにおいて、1つ以上の電極および/または長手方向の電極ゾーン161、162に電力を供給するために構成されている。
いくつかの実施形態において、切除構造160は、可撓な、膨らむことができない裏張りを含む。例えば、切除構造160は、ポリマー材料(例えば、ポリイミド、ポリエステル、または他の可撓な熱可塑性もしくは熱硬化性ポリマーフィルム)の薄い長方形のシートを含み得る。切除構造160はまた、ポリマーで覆われた材料、または他の非伝導性材料を含み得る。さらに、裏張りは、電気絶縁ポリマーを含み得、電気伝導性材料(例えば、銅)が、表面上に堆積させられており、その結果、電極パターンが、材料にエッチングされて、電極アレイを作り出し得る。
切除構造160は、組織部位の壁と直接接触して動作させられ得る。これは、切除構造160を拡張部材120に連結することによって達成され得、この拡張部材120は、処置部位(例えば、ヒトの下部食道管)の内側管腔の寸法と一致する形状において拡張可能であり得る構成を有する。切除構造160は、処置が所望される管腔の内周にエネルギーが均一に印加され得るように位置決めされ得る。これは、最初に、切除構造160が拡張部材120の周りに巻き付けられているしぼんだ構成において、拡張部材120を処置部位に位置決めすることによって達成され得る。装置が適切な部位に前進させられると、拡張部材120は拡張され得、切除構造160を巻き付けられた状態から展開された状態に移行させ、それによって、管腔の内部壁を係合する。
図3Bを参照すると、切除構造160は、管腔の内壁を均一に係合し、1つ以上の電極ゾーン161、162は、食道の内側管腔の周囲または他の組織部位の全てまたは一部分にエネルギーが均一に印加され得るように、一定の密度を有する。拡張部材120は、例えば、膨張させられた場合、拡張された構成に拡張するバルーン(例えば、コンプライアントバルーンおよび/または先細になった形状を有するバルーン)を含み得る。
いくつかの実施形態において、拡張部材120が拡張し、かつ切除構造160が展開する場合、さらなる電極または電極ゾーン163が、切除構造160の重なっている部分181の下からあらわにされる。1つ以上の長手方向の電極169および/または長手方向の電極ゾーン161、163を選択的に動作可能にすることは、切除構造160の表面積全体が分割されることを可能にし、従って、電源の特定の電力制限に対応し、それにより、適切なエネルギー密度を組織に提供する。切除構造160は、拡張部材120が拡張する場合に様々なサイズの身体管腔について隙間のない周囲切除が達成されるように、拡張部材120の周囲よりも長い弧長距離を延び得る。
切除構造160は位置決めされ、エネルギーが身体管腔の処置部位の内周に印加され得る。これは、最初に、しぼんだ構成において、拡張部材120を処置部位に位置決めすることによって達成され得る。切除構造160が適切な処置部位に前進させられると、拡張部材120は拡張され得、切除構造160を前進させて、身体管腔の内部壁を係合する。次に、1つ以上の長手方向の電極および/または長手方向の電極ゾーン161、162、163を選択的に動作可能にすることによって、所望の処置エネルギーが、組織に送達され得る。いくつかの例において、全ての長手方向の電極および/または長手方向の電極ゾーン161、162、163は、切除構造160の自由なエッジまたは重なっているエッジ181に隣接している長手方向の電極および/または長手方向の電極ゾーン161から開始して連続して動作可能にされる。完全に遮蔽された長手方向の電極および/または長手方向の電極ゾーンの検出は、さらなる長手方向の電極および/または長手方向の電極ゾーンが身体管腔の組織と接触していない場合、さらなる長手方向の電極および/または長手方向の電極ゾーンへのエネルギー送達を接触していない順番に停止し得る。
特定の実施形態において、切除構造160は、多様な異なるタイプのエネルギーを送達し、それには、無線周波数、マイクロ波、超音波、抵抗加熱、化学的なもの、加熱可能な流体、光学的なものが挙げられるが、これらに限定されず、光学的なものとしては、限定することなく、紫外線、可視、赤外線、平行もしくは非平行、コヒーレントもしくは非コヒーレント、または他の光エネルギーなどが挙げられる。
次に図4を参照すると、標的処置区域に処置を送達する一般システム400の遠位部分が、様々な実施形態に従って、しぼんだ構成で示されている。システム400は、図1Aまたは図1Bを参照して説明されるシステム100または100−aの例であり得、カテーテル115と、カテーテル115と連結されている拡張部材120と、拡張部材120の周りに巻き付けられている切除構造160とを含み得る。拡張部材120のしぼんだ直径よりも大きい身体管腔の内側表面を係合するために、拡張部材120は、所望の圧力が、管腔の内壁に及ぼされるまで拡張され得る(例えば、図5を参照のこと)。拡張部材120は、身体管腔に適用される圧力が、例えば、管腔を裂傷させるか、または穿孔することなどによって損傷をもたらす圧力よりも小さいように拡張され得る。拡張部材120が拡張するにつれて、切除構造160のあらわにされる表面積は増大するが、個々に、かつ連続して動作可能にされる電極または電極ゾーンは、切除構造160の表面にわたって、一定の電極密度を維持し得る。電極または電極ゾーンに送達されるエネルギー(RF信号が挙げられるが、これに限定されない)は、各領域内で均一な処置を組織の正確な深さまで提供し得る。処置が行われた後、拡張部材120は、しぼませられ得、システムは、身体管腔から除去され得る。
いくつかの実施形態において、切除構造160は、均一な幅または様々な幅のいずれかの隣接している長手方向の電極ゾーン161、162に分割される大きい単一の電極を含み、この大きい単一の電極は、切除領域の重なりの程度を低減し、従って、過剰切除の程度を低減するように構成されている。長手方向の電極ゾーン161、162は、複数の伝送線路170を介して選択的に動作可能にされ得、複数の伝送線路170は、電源105(例えば、図1Aを参照のこと)と長手方向の電極ゾーン161、162との間に延びている。切除構造160は、その表面上にエッチングされている電極アレイ163を含み得、拡張部材120の遠位端404と近位端402との間に整列させられ得る。
次に図5を参照すると、図4を参照して説明されるシステム400が、様々な実施形態に従って、拡張された構成で示されている。拡張部材120が膨張させられるか、または別様に拡張される場合、切除構造160は、展開し、電極504、506をあらわにする。切除構造160の長手方向の電極502、504、506は、複数の伝送線路170を介して選択的に動作可能にされ得、この複数の伝送線路170は、電源105(例えば、図1Aを参照のこと)と長手方向の電極502、504、506との間に延びている。例えば、絶縁された伝送ワイヤー170−a、170−b、170−cが、電極または電極ゾーン502、504、506に、個々に配線され得る。ワイヤーは、カテーテル115の長さ全体に沿って、熱収縮管材料を用いて個々に絶縁され得る。ワイヤーの各々は、電源105のミニコネクタープラグ、または切り替えプリント回路基板コントローラーに終端し得、この切り替えプリント回路基板コントローラーは、電源105のチャネルの他に、伝送チャネルを駆動するように構成されている。処置が切除構造160に沿って特定の区域に対して行われるように、電力は、この構成下で、1つ以上の電極または電極ゾーンに選択的に送達され得る。切り替えプリント回路基板は、カテーテル115上に、電源105の外部に、または電源105内に含まれ得る。
いくつかの実施形態において、切除構造160は、切除構造160の自由端181に位置決めされている長手方向の電極または長手方向の電極セグメントのうちの1つ以上が、切除構造160の結合されている端(示されない)により近い残りの長手方向の電極または長手方向の電極セグメントの幅よりも広い幅を有するように構成されている。最小管腔サイズが予想され得る場合(例えば、食道の場合において、約16mm)、この最小サイズの周囲に対応する弧長は、切除構造160の自由端181に隣接して位置決めされている1つ以上のより幅の広い長手方向の電極または長手方向の電極領域についての幅として使用され得る。例えば、最大管腔サイズが37mmであり得る場合、1つ以上の電極の弧長全体は、37*pi=116mmとして計算され得る。複数の長手方向の電極ゾーンを有する単一の電極の場合において、最小管腔サイズの弧長(16*pi=50mm)と等しい電極区域は、2つの電極領域(各々25mmの幅を有する)として構成され得る。残りの領域は、1セットの狭い幅の電極ゾーン(例えば、各々10mmの7つの電極ゾーン)を含み得る。これは、1セットの固定された幅の領域を用いることと比較される場合、領域全体の数の低減をもたらし得、切除構造の重なりの潜在的な区域に狭い幅の領域を提供し続ける。
次に図6を参照すると、標的処置区域に処置を送達する一般システム600の遠位部分が、様々な実施形態に従って、しぼんだ構成で示されている。システム600は、図1A、図1B、図4、または図5を参照して説明されるシステム100、100−a、または400の例であり得、カテーテル115と、カテーテル115と連結されている拡張部材120と、切除構造160とを含み得る。切除構造160は、切除構造160の下側を図示するために、部分的に展開された構成で示されている。切除構造160は、切除構造支持体180と連結され得、この切除構造支持体180は、拡張部材120に結合されているか、または別様に拡張部材120に取り付けられている。例えば、切除構造160の第1の端612は、拡張部材120に結合され得るか、または別様に拡張部材120に取り付けられ得る。接着結合が、切除構造160の第1の端612と拡張部材120との間の接触ゾーンの全長または部分的な長さに沿って実装され得る。特定の例において、接着は、拡張部材120が拡張された構成にある場合に起きる。切除構造160の内部表面は、4つの様々な幅であり得るばね602、604、606、608を含み得、4つの様々な幅であり得るばね602、604、606、608は、切除構造160の結合されている第1のエッジ612から垂直に延び、拡張部材120の長手方向軸に対して垂直であり、局所的なばね密度が、切除構造160の自由端181に向かって線形に増大するように構成されている。切除構造160は、1つ以上の様々な幅の長手方向のセグメント502、504、506、610に分けられている単一の電極を含み得る。切除構造160の自由エッジ181に隣接している長手方向の電極セグメント502は、他の長手方向の電極セグメント504、506、610の幅よりも広い幅を有し得る。各長手方向の電極セグメント502、504、506、610は、他の長手方向の電極セグメントのための配線構造170−a、170−b、170−c、170−dから絶縁されている配線構造によって、電源105(例えば、図1Aを参照のこと)に連結され得る。
いくつかの実施形態において、切除構造160は、大きい単一の電極を含み、この大きい単一の電極は、均一な幅の隣接している長手方向の電極ゾーンに分割され、切除領域の重なりの程度を低減し、従って、過剰切除の程度を低減するように構成されている。そのような均一な幅の構成は、最小サイズ管腔が知られていない場合に(例えば、切除システムが、多様な異なる身体管腔のために使用される場合に)有用であり得る。次に図7を参照すると、標的処置区域に処置を送達する一般システム700の遠位部分が、様々な実施形態に従って、しぼんだ構成で示されている。システム700は、図1A、図1B、または図4〜図6を参照して説明されるシステム100、100−a、400、または600の例であり得、カテーテル115と、カテーテル115と連結されている拡張部材120と、切除構造160とを含み得る。切除構造160は、切除構造160の下側を図示するために、部分的に展開された構成で示されている。切除構造160は、切除構造支持体180と連結され得、この切除構造支持体180は、結合されているエッジ722に沿って、拡張部材120に結合されているか、または別様に拡張部材120に取り付けられている。切除構造160の下側表面は、単一のばね720を含み得、この単一のばね720は、切除構造160の結合されているエッジ722から延びており、拡張部材120の長手方向軸に対して垂直である。単一の電極は、均一な幅の長手方向のゾーン702、704、706、708、710、712、714、716、718に分けられ得る。各長手方向の電極ゾーン702、704、706、708、710、712、714、716、718は、他の長手方向の電極セグメントのための配線構造170−a、170−b、170−c、170−dから絶縁されている配線構造によって、電源105(例えば、図1Aを参照のこと)に連結され得る(さらなる絶縁された配線構造は示されない)。
いくつかの実施形態において、切除構造160は、大きい単一の電極を含み、この大きい単一の電極は、均一な狭い幅の(例えば、10mm未満の幅を有する)隣接している長手方向の電極ゾーンに分けられ、切除領域の重なりの程度を低減し、従って、重なりが存在する領域における過剰切除の程度を低減するように構成されている。次に図8を参照すると、標的処置区域に処置を送達する一般システム800の遠位部分が、様々な実施形態に従って、しぼんだ構成で示されている。システム800は、図1A、図1B、または図4〜図7を参照して説明されるシステム100、100−a、400、600、または700の例であり得、カテーテル115と、カテーテル115と連結されている拡張部材120と、切除構造160とを含み得る。切除構造160は、切除構造160の下側を図示するために、部分的に展開された構成で示されている。切除構造160は、切除構造支持体180と連結され得、この切除構造支持体180は、結合されているエッジ812に沿って、拡張部材120に結合されているか、または別様に拡張部材120に取り付けられている。切除構造160の下側表面は、単一のばね820を含み得、この単一のばね820は、切除構造160の結合されているエッジ812から延びており、拡張部材120の長手方向軸に対して垂直である。単一の電極は、均一な幅の長手方向のゾーン802、804、806、808、810に分けられ得る。各長手方向の電極ゾーン802、804、806、808、810は、他の長手方向の電極ゾーンのための配線構造170−a、170−b、170−c、170−dから絶縁されている配線構造によって、電源105(例えば、図1Aを参照のこと)に連結され得る(さらなる絶縁された配線構造は示されない)。
いくつかの実施形態において、切除構造160は、大きい単一の電極を含み、この大きい単一の電極は、様々な幅の隣接している長手方向の電極ゾーンに分けられ、切除領域の重なりの程度を低減し、従って、過剰切除の程度を低減するように構成されている。次に図9を参照すると、標的処置区域に処置を送達する一般システム900の遠位部分が、様々な実施形態に従って、しぼんだ構成で示されている。システム900は、図1A、図1B、または図4〜図8を参照して説明されるシステム100、100−a、400、600、700、または800の例であり得、カテーテル115と、カテーテル115と連結されている拡張部材120と、切除構造160とを含み得る。切除構造160は、切除構造160の下側を図示するために、部分的に展開された構成で示されている。切除構造160は、切除構造支持体180と連結され得、この切除構造支持体180は、結合されているエッジ914に沿って、拡張部材120に結合されているか、または別様に拡張部材120に取り付けられている。切除構造160の下側表面は、1つのばね916を含み得、この1つのばね916は、切除構造160の結合されているエッジ914から延びており、拡張部材120の長手方向軸に対して垂直である。単一の電極は、様々な幅の長手方向のゾーン902、904、906、908、910、912に分けられ得る。切除構造160の自由エッジ181から延びている隣り合う長手方向の電極ゾーン912は、最小の幅(例えば、10mmなど)に到達するまで、幅が線形に減少する。それに続く隣接している長手方向の電極ゾーン902、904、906、908、910は全て、最小の幅と等しい幅を有し得る。各長手方向の電極セグメント902、904、906、908、910、912は、他の長手方向の電極ゾーンのための配線構造170−a、170−b、170−c、170−dから絶縁されている配線構造によって、電源105(例えば、図1Aを参照のこと)に連結され得る(さらなる絶縁された配線構造は示されない)。
次に図10Aおよび図10Bを参照すると、切除構造160および拡張部材120の断面図が、様々な実施形態に従って示されている。切除構造160は、図1A、図1B、図4および/または図5に関連して説明される切除構造160の例であり得る。示されるように、切除構造160は、第1の端1012において、拡張部材120に取り付けられ得る(接着は示されない)。切除構造160の自由端181は、拡張部材120の周りに巻き付けられ得、結合されている端1012に1回以上重なる。拡張部材120が拡張する場合、切除構造160は展開し、切除構造160の重なる部分181によって以前に遮蔽されていたさらなる電極または電極ゾーンを、さらにあらわにする。
任意の所与の膨張直径において、1つ以上の電極または電極ゾーンは、処置組織の領域と接触し得、1つ以上の電極セグメントは、切除構造160または切除構造支持体180の島状裏張りと接触し得る。電極トレースは、伝導性材料(例えば、食塩水、粘液、または組織凝塊など)でつながれ得る。緩和する構造または手順の存在なしで、これらの材料は、切除構造160の島状裏張りと接触し得る。これは、単一の電極が使用されている場所および/または切除ゾーンが周囲方向に向けられている場所の両方において、組織処置のために意図されているエネルギーを失わせ得、従って、意図されるエネルギー送達を低減し、それにより、閾値レベルより下に、密度/組織切除の深さを低減する。いくつかの実施形態において、各長手方向の電極または長手方向の電極ゾーンは、別個に制御されるか、別個に配線されるか、または両方であり、その結果、各長手方向の電極または長手方向の電極ゾーンは、切除構造によって覆われている電極領域、および/または伝導性物質(例えば、流体または組織)によってコーティングされている電極領域の存在または非存在によって影響を受けない場合がある。各長手方向の電極または長手方向の電極ゾーンに送達される総エネルギーは、当該分野において開発された切除パラメーター(例えば、切除カテーテルシステムとともに使用されるパラメーターなど)に従って、長手方向の電極の総活性表面積または長手方向の電極ゾーンの総活性表面積に基づいて計算され得る。
切除構造160の自由端181は、しばしば、完全に、または部分的に、1つ以上の長手方向の電極領域と重なる。電極セグメント1006が、図10Aに示されるように、部分的にのみあらわにされ(すなわち、切除構造160の重なる部分181で部分的に覆われている)、従って、組織処置区域と部分的にのみ接触している場合、エネルギー1002は、処置区域に送達され得、エネルギー1004は、切除構造160の裏張りに送達され得、そのことは、意図されるエネルギー送達プロフィールからはずれたエネルギー送達プロフィールをもたらし得、過剰な量のエネルギーを処置組織領域に送達する。最も内側の部分的にあらわにされた長手方向の電極または長手方向の電極ゾーンの幅が、処置区域の周囲の所定の百分率(例えば、約20%など)を超えないように、長手方向の電極または長手方向の電極セグメントを構成することにより、この作用を低減し得る。
部分的に遮蔽された長手方向の電極または長手方向の電極ゾーン(例えば、図10Aの電極ゾーン1006)と接触している組織処置区域にエネルギーが過剰送達され得る度合を制限するために、様々な方法が使用され得る。チャネル調節モジュール(例えば、図1Cを参照のこと)は、コンピューター命令を含み得、このコンピューター命令は、切除構造160の自由エッジ181に隣接している長手方向の電極または長手方向の電極ゾーン1008から連続して開始して、各隣接している長手方向の電極または長手方向の電極ゾーンを動作可能にするように構成されている。コンピューター命令は、インピーダンス測定および計算を実行するためにさらに提供され得、その結果、切除の程度がリアルタイムで制御され得る。部分的に遮蔽された長手方向の電極または長手方向の電極ゾーン1006は、しばしば、遮蔽されていない長手方向の電極または長手方向の電極ゾーン(例えば、図10Bに示されるゾーン1010)よりも高いインピーダンスを有し得る。各長手方向の電極または長手方向の電極ゾーンのインピーダンスは、各長手方向の電極または長手方向の電極ゾーンを動作可能にする前に、以前のゾーンについて取得されているインピーダンス測定値と比較され得る。より高いインピーダンスの検出は、部分的に塞がれている(occluded)(例えば、図10Aの1006)電極もしくは電極ゾーン、または完全に塞がれている(例えば、図10Bの1007)電極もしくは電極ゾーンを示すものであり得る。より高い開始インピーダンスの検出によって決定される場合、コンピューター命令が、切除時間を低減し、かつ/または部分的に/完全に塞がれている電極または電極ゾーン1006、1007に送達される電圧を低くするためにさらに提供され得る。第1の、部分的にまたは完全に塞がれている電極または電極ゾーン1006、1007の検出後に、電極または電極ゾーン1014、1016の連続した動作可能性を止めるコンピューター命令が、さらに提供され得る。遮蔽されていない長手方向の電極または長手方向の電極ゾーン1010のインピーダンスよりも大きい開始インピーダンスを有することの他に、塞がれている電極または電極ゾーン1006、1007は、しばしば、遮蔽されていない長手方向の電極または長手方向の電極ゾーン1010と比較される場合、インピーダンスの変化率の上昇を生じ得る。切除中のインピーダンス変化率を、同じ患者または以前の患者における切除前からのインピーダンス変化率と比較するコンピューター命令が提供され得、より高いインピーダンス変化率の検出は、現在動作可能にされている電極または電極ゾーンが、部分的に遮蔽されていることを示す。切除時間を低減し、かつ/または塞がれている電極または電極ゾーンに送達される電圧を低くするために、コンピューター命令がさらに提供され得る。
次に図11A〜図11Cを参照すると、電極パターンは、食道の場合、処置の部位において、処置されるべき部位の長さ、粘膜および粘膜下組織の深さ、および他の要因に応じて様々であり得る。電極パターン1102〜1208は、図4および図5の電極アレイ163とともに含まれる電極パターンの例であり得る。電極アレイパターンは、様々な構成(例えば、円周方向の向き、または長手方向の向きなど)で配置され得る特定の電極要素から構成され得る。電極要素は、電極アレイの伝導性要素である。いくつかの例において、電極要素は、互いに対して平行に整列させられている。電極要素の密度は、切除処置の深さに影響し得る。長手方向の電極または長手方向の電極ゾーンのパターンは、1つ以上の電極にわたり軸方向または横断方向に整列させられ得、あるいは、線形もしくは非線形の平行マトリックス、または一連の双極対もしくは単極の電極に形成され得る。1つ以上の異なるパターンが、切除構造160の様々な場所に連結され得る。例えば、図11A〜図11Cに示されるような電極アレイは、双極の軸方向の組み合わされているフィンガー電極1102、1mm隔てられている単極の長方形1104、または2mm隔てられている6つの双極リング1106のパターンを含み得る。他の適切なRF電極パターンが使用され得、それには、限定することなく、図12A〜図12Dに示されるパターンが挙げられる。パターンは、例えば、0.3mm隔てられている双極の軸方向の組み合わされているフィンガー電極1202、0.3mm隔てられている双極バンド1204、0.3mm隔てられている双極リング1208、および/または0.2548mm隔てられている波状の電極1206を含み得る。
処置の深さは、本明細書中に述べられる例に記載されるように、操作者による適切な処置パラメーターの選択によって制御され得る。処置の深さに影響し得る1つのパラメーターは、電極要素の密度である。電極要素の間の間隔が減少すると、RFエネルギーが双極の様式で電極にわたって送達される場合、影響を受ける組織の処置の深さも減少する。電極要素の非常に近い間隔は、粘膜下組織層の傷害および加熱が最小にされるように、浅い深さへの電流およびその結果のオーム加熱を制限し得る。RFエネルギーを用いて食道の組織を処置するために、(i)3mm、(ii)2mm、(iii)1mm、(iv)0.5mm、または(v)0.3mm、(vi)0.1mm以下などである隣接している電極要素間の間隔を有することが望ましい場合がある。
様々な実施形態において、電極の寸法および電極要素間の間隔は、制御された深さの切除を可能にするように選択される。制御された深さの切除のための電極の構成の例は、米国特許第6,551,310号(Ganzら)、同第7,150,745号(Sternら)、同第7,344,535号(Sternら)、同第7,530,979号(Ganzら)、同第7,993,336号(Jacksonら)、同第8,012,149号(Jacksonら)、同第8,192,426号(Sternら)、同第8,439,908号(Utleyら)、および同第8,398,631号(Ganzら)に記載され、それらの各々の内容全体は、全ての目的のために本明細書中で援用される。様々な実施形態において、発電機および/またはチャネル調節モジュール(例えば、図1Cを参照のこと)は、制御された深さへの組織の切除を達成するために、切除構造160を用いて、エネルギーの印加を制御するように構成されている。
RF切除のための電極アレイに関して記載されているが、当業者は、本明細書中に記載される実施形態との使用に適した切除構造が、他の形態の治療または診断を行うために構成され得ることを認識する。例えば、上に記載される技術は、マイクロ波切除のためのアンテナを形成するために適用され得る。別の例において、動作部材は、拡張可能な支持デバイスの上に重なっているセンサー要素を含み得る。単極RF構成も、いくつかの実施形態において使用され得る。いくつかの実施形態は、双極RF構成を利用し得る。
様々な実施形態において、本明細書中に記載される切除構造は、切除デバイスであり、いくつかの実施形態において、RF切除デバイスである。様々な実施形態において、本明細書中に記載される切除構造は、熱による切除のために構成されている。いくつかの実施形態において、本明細書中に記載される切除構造は、抵抗加熱または伝導によって、周辺組織を加熱するように構成されている。本明細書中に記載される切除構造の実施形態は、他の形式によって、周辺組織を処置または診断するように構成され得る。
様々な実施形態において、本明細書中に記載される切除構造は、食道における異常な組織の切除のために構成されている。いくつかの例において、本明細書中に記載される切除構造は、下部食道括約筋における異常な組織の切除のために構成されている。特定の実施において、本明細書中に記載される切除構造は、下にある筋層(muscalaris)を傷つけることなく、上皮におけるバレット食道組織および/または前癌性組織を切除するために構成されている。いくつかの実施形態において、本明細書中に記載される切除構造は、多様な身体管腔および器官における使用のために構成されており、それには、胃腸(GI)管(例えば、食道または十二指腸)、消化管、消化器系(例えば、胆管)、心臓血管系、内分泌系(例えば、膵臓)、および呼吸器系が挙げられるが、これらに限定されない。
様々な実施形態において、本明細書中に記載される切除構造は、所定の深さまで組織を切除するように構成されている。いくつかの場合において、本明細書中に記載される切除構造は、下にある粘膜下組織を傷つけることなく、粘膜組織を切除するように構成されている。特定の例において、本明細書中に記載される切除構造は、下にある筋層を傷つけることなく、粘膜組織を切除するように構成されている。いくつかの実施において、本明細書中に記載される切除構造は、食道の粘膜下組織層を越えて延びることがない切除の深さを達成するために、適切なレベルのエネルギーを組織に印加するように構成されている。いくつかの実施形態において、本明細書中に記載される切除構造は、切除の深さを上皮までに制御するように構成されている。いくつかの例において、本明細書中に記載される切除構造は、表層的切除のために構成されている。例えば、切除構造の様々な実施形態は、組織表面を焼くように構成され得る。特定の場合において、本明細書中に記載される切除構造は、例えば粘膜層において、組織の再成長を始めるために十分なエネルギーを送達するように構成されている。
切除の深さを制御することは、いくつかの要因(例えば、電力および処置時間)に基づき得る。様々な実施形態において、電源は、所定の深さまで組織を切除するために、十分な電力で十分な量の時間の間、長手方向の電極または長手方向の電極ゾーンを活性化する。例示的な実施形態において、電源は、約1J/平方cmと約50J/平方cmとの間、約10J/平方cmと約40J/平方cmとの間、約15J/平方cmと約105J/平方cmとの間、約25J/平方cmと約105J/平方cmとの間、約30J/平方cmと約105J/平方cmとの間、約35J/平方cmと約105J/平方cmとの間、または約40J/平方cmと約105J/平方cmとの間で送達を行うために必要とされる十分な電力および時間の長さで、1つ以上の長手方向の電極または長手方向の電極ゾーンを活性化する。単位面積量当たりの他のエネルギーが、いくつかの実施形態において利用され得る。
様々な実施形態において、電源105−a(例えば、図1Bを参照のこと)は、約10ワット/平方cmと約50ワット/平方cmとの間、約10ワット/平方cmと約40ワット/平方cmとの間、約10ワット/平方cmと約30ワット/平方cmとの間、約15ワット/平方cmと約30ワット/平方cmとの間、または約15ワット/平方cmと約40ワット/平方cmとの間で送達を行うように構成され得る。単位面積量当たりの他のエネルギーが、いくつかの実施形態において利用され得る。
いくつかの例において、電源105−aは、約10msと約5分との間、約100msと約1分との間、約100msと約30秒との間、約10msと約1秒との間、約100msと約1秒との間、または約300msと約800msとの間にわたり、長手方向の電極または長手方向の電極ゾーンを活性化するように構成されている。特定の実施形態において、発電機は、1秒未満、500ms未満、または300ms未満の間、電極を活性化するように構成されている。いくつかの実施において、電源は、約300ms〜約800msの持続時間の間、約40W/平方cmを送達するように構成されている。いくつかの実施形態において、電源は、約12J/平方cm〜約15J/平方cmの間で、約300ms〜約800msの持続時間の間、送達を行うように構成されている。単位面積量および時間量当たりの他のエネルギーが、いくつかの実施形態において利用され得る。
特定の場合において、切除構造支持体180は、拡張部材120の長手方向軸の周りに螺旋状に巻き付けられている。電極パターンは、裏張りにわたり軸方向または横断方向に整列させられ得、線形もしくは非線形の平行なアレイ、または一連の双極対、または他の適切なパターンで形成され得る。次に図13を参照すると、拡張部材120、切除構造支持体180、および切除構造160の断面図が、様々な実施形態に従って示されている。いくつかの実施形態において、切除構造支持体180は、可撓な、膨らむことができない裏張りを含む。例えば、裏張りは、ポリマー材料(例えば、ポリイミド、ポリエステル、または他の可撓な熱可塑性もしくは熱硬化性ポリマーフィルム)の薄い長方形のシート、ポリマーで覆われた材料、または他の非伝導性材料を含み得る。裏張りは、電気絶縁ポリマーも含み得、電気伝導性材料(例えば、銅)が、表面上に堆積させられている。切除構造160は、金属層1310から形成され得、この金属層1310は、任意の公知の技術(例えば、マスクを用いたエッチング)を用いて、電極のパターンを含むようにエッチングされ得る。
1つ以上の定荷重ばね1304、1306は、接着性物質1308の適用によって、可撓な裏張り1302に取り付けられ得る。ポリテトラフルオロエチレンフィルムが、一方の側においてエッチングされ得、切除構造160のばね側に接着され得る。切除構造160全体は、平らなシートとして積層され得、巻き付けられた構成と展開された構成との間の移行中、摩擦低減を提供し、従って、展開された構成への移行に必要とされる圧力を低減する。切除構造160および切除構造支持体180を構築する他の方法も利用され得る。いくつかの例において、切除構造支持体180は、形状記憶ポリマーばねを含み、この形状記憶ポリマーばねは、ポリマー熱可塑性物質(例えば、アモルファス熱可塑性ポリエーテルイミドなど、またはポリアリールエーテルケトンファミリーからの有機ポリマー熱可塑性物質)から作製される。積層された切除構造支持体180全体は、永続的かつ最終的な螺旋状構造を達成するために加熱処理され得る。代替の実施形態において、金属製ばね(例えば、外科用ステンレス鋼から作製されるばね)が使用され得る。金属製ばねは、永続的な螺旋状構造が保持され得るように積層前にコイル中にセットされる。
次に図14〜図17を参照すると、ばね密度の局所的な低減のための様々な構造が、様々な実施形態に従って示されている。次に図14を参照すると、様々な長さの4つのばね1402、1404、1406、1408が、切除構造支持体180の電気的に絶縁された内側表面に取り付けられている。切除構造支持体180は、図1B、図6、図7、図8、図9、および/または図13の切除構造支持体180の例であり得る。様々な長さであり得るばね1402、1404、1406、1408は、ばね1404、1406のうちの1つ以上の遠位端1410、1412が切除構造支持体180の自由端181と境界を共にしないように配置されている。いくつかの実施形態において、1セットの4つのばねは、2つの等しい長さのより長いばね1402、1408と、1つのより短い長さのばね1406と、より長いばね1402、1408の長さよりも短い長さだがより短いばね1406の長さよりも長い1つのばね1404とを含む。切除構造支持体180の自由端181近くのばね密度は、結合されている端1415近くのばね密度の半分のばね密度であり得る。いくつかの例において、ばね密度は、結合されている端1415から切除構造支持体180の自由端181に線形に減退する。切除構造支持体180の自由端181におけるばね密度、または切除構造支持体180の自由端181近くのばね密度は、現れるクローイングの程度に直接関連し得、ここでクローイングとは、最初のばね半径に向かって戻る切除構造支持体180の自由端181の傾向を指す。
次に図15〜図17を参照すると、局所的なばね密度の低減は、1つ以上のばねに沿って1つ以上の場所における材料の量を低減することによって得られ得る。ばね1506、1602、1702は、図6〜図9、および/または図13〜図14を参照して説明されるばねのうちの1つ以上の例であり得る。例えば、図15を参照すると、スロット1504が、ばね1506の遠位部分において含まれ得、スロット付き領域1504において、またはスロット付き領域1504近くで、ばね1506のクローイング力を低減する。図16Aを参照すると、いくつかの例において、局所的なばね密度の低減は、ばね1602の遠位部分1604を先細にすることによって達成される。材料はまた、技術(例えば、穴あけなど)によってばねから除去され得る。図17を参照すると、いくつかの例において、1つ以上の穴1704が、1つ以上のばね1702の遠位端において、または1つ以上のばね1702の遠位端近くであけられる。これらの技術(すなわち、様々な幅であり得るばね、先細になったばね、スロット付きばね、および穴があけられたばね)のうちの1つ以上が、特定の局所的なばね密度が達成されるように、組み合わせられ得る。
次に図16Bを参照すると、特定の実施形態において、複数のポリマーばね1600−a、1600−bが、各々、先細になった部分を有し、切除構造支持体180の電気的に絶縁された内部表面に取り付けられ得る。切除構造支持体180は、図1B、図6、図7、図8、および/または図9の切除構造支持体180の例であり得る。ばね1600−a、1600−bは、先細になった部分1606の端が切除構造支持体の自由端181と当接している状態で、第1のセットのばね1600−aが互いに隣接して整列され、先細になった部分1608の端が切除構造支持体の据え付けられている端1610と当接している状態で、第2のセットのばね1600−bが互いに隣接して整列されるように配置され得る。いくつかの例において、第1のセットのばね1600−bの先細になっていないばね部分1612の端は、第2のセットのばね1600−bの先細になっていない部分1614の端と接合されている。いくつかの実施形態において、先細になっていない端が、接合する場所1616は、切除構造支持体180の中間部分であるか、または切除構造支持体180の中間部分近くである。切除構造支持体180の自由端181および据え付けられている端1610近くのばね密度は、各々、切除構造支持体180の中間部分1616におけるばね密度、または切除構造支持体180の中間部分1616近くのばね密度の半分よりも小さいものであり得る。いくつかの例において、ばね密度は、切除構造支持体181の自由端181および据え付けられている端1610の方向に線形に減退する。特定の実施形態において、ばね1600−bの各々の先細になった部分1608は、規定される密度まで先細になり、規定される密度において、切除構造支持体180の据え付けられている端1610に延びている。切除構造支持体180の自由端181および据え付けられている端1610におけるばね密度、または切除構造支持体180の自由端181および据え付けられている端1610近くのばね密度は、現れるクローイングの程度に直接関連し得る。
次に図18を参照すると、金属ばね1802、1804、1806を含む切除構造支持体180が、様々な実施形態に従って示されている。示されている3つの金属ばね1802、1804、1806は、各々、切除構造支持体180の自由エッジ181近くのばねの遠位端において、穴1814、1816、1818を含み得る。金属ばね1802、1804、1806は、1つ以上の、図6のばね602、604、606、608、図7の720、図8の820、図9の916、図13の1304、1305、および/または図14の1402、1404、1406、1408の例であり得る。固定ピン1808、1810、1812は、ばね穴1814、1816、1818を通過し得、各々、ばね穴1814、1816、1818よりも小さいシャフト周囲を有し得、いくつかの例において、ばね穴1814、1816、1818の内側周囲よりも大きい外部ヘッド周囲を有し得る。固定ピン1808、1810、1812は、切除構造支持体180が積層手順中に平らな構成に広がり得るように、ばね穴1814、1816、1818を通過し得る。そのような手順は、概して、積層後に熱処理される形状記憶ポリマーばねのために利用されない。
次に図19Aおよび図19Bを参照すると、標的処置区域に処置を送達する一般システム1900の遠位部分が、様々な実施形態に従って、しぼんだ構成(図19A)および拡張された構成(図19B)において示されている。システム1900は、図1A、図1B、または図4〜図9を参照して説明されるシステム100、100−a、400、600、700、800、または900の例であり得、カテーテル115と、カテーテル115と連結されている拡張部材120(図19Bにのみ示される)と、切除構造160とを含み得る。円錐形の保護要素1902、1904は、切除構造160の側方エッジ1906、1908において、カテーテル115に沿って位置決めされ得る。円錐形の構造1902、1904は、例えば、可撓な滑らかなポリマー(例えば、高密度ポリエチレン)から作製され得る。円錐形の構造1902、1904のより大きい開口部1910、1912は、切除構造160の側方エッジ1906、1908に対向して位置決めされ得る。円錐形の構造1902、1904の大きい直径の端1910、1912における周囲は、しぼんだ切除構造160の周囲よりも大きいものであり得、その結果、切除構造160のエッジ1906、1908全体は、円錐形の構造1902、1904のより大きい開口部1910、1912に挿入可能であり得、従って、除去中に切除構造160が膨らむこと、および/または挿入中に管腔をこすることを防止し得る。円錐形構造1904の小さい直径の端1914は、カテーテル115の遠位部分140の外部周囲よりもわずかに大きい内部周囲を有し得、その結果、円錐形構造1904は、カテーテル115の遠位部分140に沿ってスライド可能に移動可能であり得る。いくつかの実施形態において、円錐形構造1902の小さい直径の端1916は、カテーテル115の部分150の外部周囲よりも小さい内部周囲を有し、その結果、円錐形構造1902は、カテーテル115の部分150に沿ってスライド可能に移動可能ではない場合がある。次に図19Bを参照すると、標的処置区域に処置を送達するシステム1900の遠位部分が、様々な実施形態に従って、拡張された構成で示されている。円錐形構造1904は、切除構造160が、円錐形の構造1902、1904によって妨害されることなく、拡張部材120の拡張に応答して展開するように、切除構造160からわずかに離れる方に移動させられ得る。
次に図20Aおよび図20Bを参照すると、標的処置区域に処置を送達する一般システム2000の遠位部分が、様々な実施形態に従って、しぼんだ構成(図20A)および拡張された構成(図20B)で示されている。システム2000は、図1A、図1B、図4〜図9、または図19を参照して説明されるシステム100、100−a、400、600、700、800、900、または1900の例であり得、カテーテル115と、カテーテル115と連結されている拡張部材120と、切除構造160とを含み得る。バンパーが覆いかぶさっている構造2002は、切除構造160の遠位側方エッジ2004の一部分に結合され得る。バンパーが覆いかぶさっている構造2002は、構造が、拡張部材120の拡張に応答した切除構造160の展開を顕著に妨げないように、高可撓材料から作製され得る。覆いかぶさっているバンパー構造2002は、切除構造160の表面と共面であり、かつ切除構造160の表面に結合されている弓形部分2008、および複数の隣接している台形の形状の構造2006からなる場合があり、複数の隣接している台形の形状の構造2006は、弓形部分2008から垂直に、カテーテル115の遠位部分140に向かって半径方向に延びている。弓形部分2008の弧長は、切除構造160のエッジ2004の十分な部分が覆われることにより、管腔の除去中に膨らむこと、および/または挿入中に管腔をこすることを防止し得るようなものであり得る。
次に図21を参照すると、標的処置区域に処置を送達する一般システム2100の遠位部分が、様々な実施形態に従って、拡張された構成で示されている。システム2100は、図1A、図1B、図4〜図9、図19、または図20を参照して説明されるシステム100、100−a、400、600、700、800、900、1900、または2000の例であり得、カテーテル115と、カテーテル115と連結されている拡張部材120と、切除構造160とを含み得る。いくつかの実施形態において、テザー係留構造2102が、カテーテル115の長さの全てまたは一部分を内部において延び、遠位部分140を通って外に出ており、テザー2102の遠位端2106は、遠位のスライド可能に移動可能な保護要素1904−aに取り付けられている。円錐形の保護要素1904−aは、図19と関連して説明される円錐形の保護要素1904の例であり得る。テザー係留構造2102の近位端2110は、カテーテル115の近位部分145近くの開口部165から外に延びており、その結果、操作者は、テザー2102を操作し、スライド可能に移動可能な保護要素1904−aの再位置決めを制御し得る。
次に図22を参照すると、標的処置区域に処置を送達する一般システム2200の遠位部分が、様々な実施形態に従って、拡張された構成で示されている。システム2200は、図1A、図1B、図4〜図9、または図19〜図21を参照して説明されるシステム100、100−a、400、600、700、800、900、1900、2000、または2100の例であり得、カテーテル115と、カテーテル115と連結されている拡張部材120と、切除構造160とを含み得る。いくつかの実施形態において、テザー係留構造2202は、カテーテル115の近位部分の長さの全てまたは一部を外部において延び、テザー2202の遠位端2204は、近位のスライド可能に移動可能な保護要素1902−aに取り付けられている。円錐形の保護要素1902−aは、図19を参照して説明される円錐形の保護要素1902の例であり得る。テザー係留構造2202は、例えば、カテーテル115に据え付けられている1つ以上のリングの形状の構造2206によってカテーテル115に固定され得、そのようなリング状の構造2206は、テザー係留構造2202の周囲よりもわずかに大きい内部周囲を有し、テザー係留構造2202が、1つ以上のリング2206において自由にスライドすることを可能にする。テザー係留構造2202の遠位端2204は、カテーテル115の近位部分145(示されない)において、操作者にとってアクセス可能であり得、その結果、操作者は、テザー2202を操作し、スライド可能に移動可能な保護要素1902−aの再位置決めを制御し得る。
図23Aを参照すると、標的処置区域に処置を送達する一般システム2300の遠位部分が、様々な実施形態に従って、しぼんだ構成/巻き付けられた構成で示されている。システム2300は、図1A、図1B、図4〜図9、または図19〜図22を参照して説明されるシステム100、100−a、400、600、700、800、900、1900、2000、2100、または2200の例であり得、カテーテル115と、カテーテル115と連結されている拡張部材120と、切除構造160とを含み得る。示されるように、いくつかの実施形態において、高くなった出っ張り2305が、カテーテル115と連結され、拡張部材120の近位端2310の近くに位置決めされている。高くなった出っ張り2305は、任意の適切なポリマー材料から作製され得、カテーテル115に接着され得るか、または別様に取り付けられ得る。高くなった出っ張り2305は、身体管腔(例えば、食道)への切除構造160の挿入中に、カテーテル115に沿って切除構造160が近位方向に膨らむことを防止するように構成され得る。従って、高くなった出っ張り2305の高さは、拡張部材120がしぼんだ構成または拡張解除された構成にある場合、高くなった出っ張り2305が、カテーテル115から離れる方に、切除構造160よりも大きく突出するように、十分に大きいものであり得る。高くなった出っ張り2305は、図19〜図22を参照して説明されるような保護要素の例であり得る。図23Bを参照すると、図23Aに例示されている拡張部材120および切除構造160が、様々な実施形態に従って、拡張された構成/展開された構成で示されている。
図24を参照すると、標的処置区域に処置を送達する一般システム2400の遠位部分が、様々な実施形態に従って、しぼんだ構成/巻き付けられた構成で示されている。システム2400は、図1A、図1B、図4〜図9、または図19〜図23を参照して説明されるシステム100、100−a、400、600、700、800、900、1900、2000、2100、2200、または2300の例であり得、カテーテル115と、カテーテル115と連結されている拡張部材120と、切除構造160とを含み得る。示されるように、拡張部材120は、ひとかたまりにされた部分2405を含み得、このひとかたまりにされた部分2405は、カテーテル115の遠位端140の近くに位置決めされている。拡張部材120のひとかたまりにされた部分2405は、切除構造160が身体管腔から除去されている間、カテーテル115に沿って遠位方向に切除構造160が膨らむことを防止するように構成され得る。従って、ひとかたまりにされた部分2405は、拡張解除された構成またはしぼんだ構成にある切除構造160の直径よりも大きい平均直径を有するように構成され得る。ひとかたまりにされた部分2405は、図19〜図22を参照して説明されるような保護要素の例であり得る。
拡張部材120は、ひとかたまりにされた部分2405を作り出すために、多様な手法において改変され得る。例えば、拡張部材120は、拡張部材120の遠位端において、急な先細角度を有するように設計され得る。急な先細角度は、拡張部材120の遠位部分が拡張解除されている間に、ひとかたまりになることを生じさせ、従って、ひとかたまりにされた部分2405を形成する。追加的に、または代替的に、拡張部材120は、ひとかたまりにされた部分2405を形成するために、遠位端近くに材料の複数の層を含み得る。従って、拡張部材120の遠位部分は、拡張部材120の残りの部分よりも厚いものであり得る。拡張部材120の複数の層は、熱により一緒に融合され得るか、または接着剤もしくは機械的な留め具要素を通して接合され得る。
例えば、様々な実施形態において、拡張部材120は、2ステップのブロー成形プロセスから形成されているバルーンである。ブロー成形プロセスの第1のステップは、第1のバルーンを形成することと、次に、バルーンの遠位端を切り離すこととを含み得る。次に、この切り離された部分は、第2のバルーンが形成されている間に、バルーン成形型に戻し加えられ得る。特に、切り離された部分は、第2のバルーンが形成されているとき、第2のバルーンの遠位部分に重なるように成形型に置かれる。第1のバルーンの切り離された部分を第2のバルーンの遠位部分と重ねることによって、第2のバルーンの遠位部分は、バルーン材料の残りの部分よりも厚くなる。従って、バルーンが、縮小された状態または拡張解除された状態にある場合、遠位部分は、過剰な材料に起因して、ひとかたまりにされた部分2405を形成し得る。ひとかたまりにされた部分2405のサイズは、拡張部材120の遠位部分近くにおける材料のさらなる層の数および厚さの他に、拡張部材120の遠位部分の先細角度を改変することによって、調整され得ることが認識され得る。
図25を参照すると、本明細書中に記載されるシステムおよび/またはデバイスの様々な実施形態を用いる一般方法2500が、様々な実施形態に従って示されている。例えば、方法2500は、システム100、電源105、ハンドヘルド圧縮機112、拡張部材120、切除構造160、切除構造支持体180、保護要素1902、1904、2002および/または他のデバイスおよび/または構成要素の様々な実施形態を利用して実施され得る。ブロック2505において、切除構造支持体180と連結されている切除構造160と、拡張部材120とは、身体管腔の中に挿入され得る。切除構造支持体180と連結されている切除構造160は、組み合わせて、拡張部材120の拡張に応答して展開し得、拡張部材120の収縮に応答して巻き付き得る。ガイドアセンブリ165は、拡張部材120が、ガイドアセンブリ165を通じて通され、切除構造160を身体管腔内の標的処置区域に送達するように使用され得る。
ブロック2510において、拡張部材120は、切除構造支持体180と連結されている切除構造160が、組み合わせて展開し、身体管腔の周囲セクションを係合するように拡張され得る。いくつかの例において、拡張部材120は、コンプライアントバルーンを含む。いくつかの実施形態において、電源105および/またはハンドヘルド圧縮機112が、拡張部材120を拡張するために使用され得る。
ブロック2515において、エネルギーは、切除構造160を通して身体管腔の周囲処置区域の第1の部分に送達され得る。いくつかの実施形態において、切除構造160は、様々な幅の2つ以上の長手方向の電極または長手方向の電極ゾーンを含む。いくつかの実施形態において、切除構造160は、2つ以上の長手方向の電極または長手方向の電極ゾーンを含み、2つ以上の長手方向の電極または長手方向の電極ゾーンは、選択的に動作可能または選択的に動作不能にされるように構成されている。特定の例において、切除構造160は、双極電極アレイを含む。
図26を参照すると、本明細書中に記載されるシステムおよび/またはデバイスの様々な実施形態を用いる一般方法2600が、様々な実施形態に従って示されている。方法2600は、図25を参照して説明される方法2500の例であり得る。例えば、ブロック2605、2610、および2615は、方法2500のブロック2505、2510、および2515に記載される方法の例であり得る。さらに、ブロック2620において、拡張部材120は、1つ以上のばねを含む切除構造支持体180と連結されている切除構造160が、組み合わせて巻き付き、身体管腔の周囲セクションを係合解除するように収縮させられ得る。例えば、方法2600は、システム100、電源105、ハンドヘルド圧縮機112、拡張部材120、切除構造160、切除構造支持体180、ばね1506、1602、1702、保護要素1902、1904、2002、および/または他のデバイスおよび/または構成要素の様々な実施形態を利用して実施され得る。いくつかの例において、拡張部材120は、コンプライアントバルーンを含む。いくつかの実施形態において、真空が、拡張部材120を完全に収縮するために使用される。いくつかの例において、1つ以上のばねは、定荷重ばねを含む。
図27を参照すると、本明細書中に記載されるシステムおよび/またはデバイスの様々な実施形態を用いる一般方法2700が、様々な実施形態に従って示されている。方法2700は、図25を参照して説明される方法2500の例であり得る。例えば、ブロック2705、2710、および2715は、方法2500のブロック2505、2510、および2515に記載される方法の例であり得る。さらに、ブロック2720において、1つ以上の保護要素が、切除構造支持体180と連結されている切除構造、および拡張部材120を身体管腔の中に挿入中に利用され得る。例えば、方法2700は、システム100、電源105、ハンドヘルド圧縮機112、拡張部材120、切除構造160、切除構造支持体180、ばね1506、1602、1702、保護要素1902、1904、2002、および/または他のデバイスおよび/または構成要素の様々な実施形態を利用して実施され得る。1つ以上の保護要素は、切除構造160の遠位部分、近位部分、または両方において、位置決めされる。これらの保護要素は、例えば、円錐形の形状の構造、バンパー形状の構造、カテーテル115と連結されている高くなった出っ張り2305、またはひとかたまりにされている拡張部材120の部分2405を含み得、それらは、切除構造160が膨らむことを防止すること、および/または切除構造の最先のエッジが、挿入中に管腔壁をこすることを防止することを行うように、各々、位置決めされている。上記方法のいくつかの実施形態において、保護要素のうちの1つ以上は、切除構造が位置決めされた後、切除構造から離れる方に移動させられる。
図28を参照すると、本明細書中に記載されるシステムおよび/またはデバイスの様々な実施形態を用いる一般方法2800が、様々な実施形態に従って示されている。方法2800は、図25を参照して説明される方法2500の例であり得る。例えば、ブロック2805、2810、および2815は、方法2500のブロック2505、2510、および2515に記載される方法の例であり得る。さらに、ブロック2820において、身体管腔の中に切除構造160を位置決めした後、1つ以上の保護要素は、切除構造160の側方エッジから遠位方向に移動させられる。例えば、方法2800は、システム100、電源105、ハンドヘルド圧縮機112、拡張部材120、切除構造160、切除構造支持体180、ばね1506、1602、1702、保護要素1902、1904、テザー2102、2202、および/または他のデバイスおよび/または構成要素の様々な実施形態を利用して実施され得る。切除構造160の位置決め後に1つ以上の保護要素を移動させることは、切除構造160が膨らむことを防止し続け、かつ/または切除構造160の最先のエッジが挿入中に管腔壁をこすることを防止しながら、妨害されない、切除構造支持体180と連結されている切除構造160の組み合わされた展開を容易にする。
図29を参照すると、本明細書中に記載されるシステムおよび/またはデバイスの様々な実施形態を用いる一般方法2900が、様々な実施形態に従って示されている。方法2900は、図25を参照して説明される方法2500の例であり得る。例えば、ブロック2905、2910、および2915は、方法2500のブロック2505、2510、および2515に記載される方法の例であり得る。さらに、ブロック2920において、インピーダンスレベルが、各長手方向の電極または長手方向の電極ゾーンについて決定され得る。例えば、方法2900は、システム100、電源105、ハンドヘルド圧縮機112、拡張部材120、切除構造160、切除構造支持体180、ばね1506、1602、1702、保護要素1902、1904、2002、および/または他のデバイスおよび/または構成要素の様々な実施形態を利用して実施され得る。いくつかの例において、測定値は、所与の長手方向の電極または長手方向の電極ゾーンを動作可能にする前に、切除構造の自由エッジに隣接している長手方向の電極または長手方向の電極ゾーンから開始して、連続して取得される。別の実施形態において、インピーダンス変化率が、切除中に測定される。いくつかの例において、ブロック2925において、電極または電極ゾーンの連なりにおける現在の長手方向の電極または長手方向の電極ゾーンの開始インピーダンスは、電極または電極ゾーンの連なりにおいてより先にある長手方向の電極または長手方向の電極ゾーンについて以前に取得されたインピーダンスの開始インピーダンスレベルと比較される。いくつかの例において、現在の長手方向の電極または長手方向の電極ゾーンについての切除中のインピーダンス変化率が、現在の患者について、および/または以前の患者から、以前に取得されたインピーダンス変化率と比較される。
図30を参照すると、本明細書中に記載されるシステムおよび/またはデバイスの様々な実施形態を用いる一般方法3000が、様々な実施形態に従って示されている。例えば、方法3000は、システム100、拡張部材120、切除構造160、切除構造支持体180、保護要素1902、1904、2002および/または他のデバイスおよび/または構成要素の様々な実施形態を利用して実施され得る。ブロック3005において、切除構造支持体180と連結されている切除構造160と、拡張部材120とは、身体管腔の中に挿入される。1つ以上の保護要素は、切除構造160の遠位部分、近位部分、または両方において位置決めされ得る。これらの保護要素は、例えば、円錐形の形状の構造、覆いかぶさっているバンパー形状の構造、カテーテル115と連結されている高くなった出っ張り2305、またはひとかたまりにされている拡張部材120の部分2405を含み得、それらは、切除構造160が膨らむことを防止すること、および/または切除構造160の最先のエッジが、挿入中に管腔壁をこすることを防止することを行うように、各々、位置決めされている。特定の例において、切除構造160は、巻き付けられた双極電極アレイを含む。
ブロック3010において、拡張部材120は拡張され得、その結果、切除構造支持体180と連結されている切除構造160は、組み合わせて展開し得、身体管腔の周囲セクションを係合し得る。いくつかの例において、拡張部材120は、コンプライアントバルーンを含む。いくつかの実施形態において、電源105および/またはハンドヘルド圧縮機112は、拡張部材120を拡張するために使用される。
図31を参照すると、本明細書中に記載されるシステムおよび/またはデバイスの様々な実施形態を用いる一般方法3100が、様々な実施形態に従って示されている。方法3100は、図30を参照して説明される方法3000の例であり得る。例えば、ブロック3105および3110は、方法3000のブロック3005、および3010に記載される方法の例であり得る。さらに、ブロック3115において、1つ以上の保護要素は、身体管腔の中に切除構造を位置決めした後、切除構造160の側方エッジから遠位方向に移され得る。例えば、方法3100は、システム100、拡張部材120、切除構造160、切除構造支持体180、保護要素1902、1904および/または他のデバイスおよび/または構成要素の様々な実施形態を利用して実施され得る。切除構造160の位置決め後に1つ以上の保護要素を移動させることは、切除構造160が膨らむことを防止し続け、かつ/または切除構造の最先のエッジが、挿入中に管腔壁をこすることを防止しながら、妨害されない、切除構造支持体180と連結されている切除構造160の組み合わされた展開を容易にする。
図32を参照すると、本明細書中に記載されるシステムおよび/またはデバイスの様々な実施形態を用いる一般方法3200が、様々な実施形態に従って示されている。方法3200は、図30を参照して説明される方法3000の例であり得る。例えば、ブロック3205および3210は、方法3000のブロック3005、および3010に記載される方法の例であり得る。さらに、ブロック3215において、1つ以上の保護要素は、保護要素のうちの1つ以上に連結されている1つ以上のテザー係留構造の使用を通して、切除構造160に対して移動させられ得る。例えば、方法3200は、システム100、拡張部材120、切除構造160、切除構造支持体180、保護要素1902、1904、テザー2102、2202、および/または他のデバイスおよび/または構成要素の様々な実施形態を利用して実施され得る。いくつかの実施形態において、テザー係留構造は、カテーテルの長さに沿って、保護要素から上方に延び、その結果、操作者は、テザーを操作し、保護要素のうちの1つ以上の再位置決めを制御し得る。
前述の記載は、例を提供しており、様々な実施形態の範囲、適用可能性、または構成を限定することが意図されない。むしろ、記載および/または図面は、様々な実施形態を実施することを可能にする記載を当業者に提供する。様々な変更は、要素の機能および配置においてなされ得る。
従って、様々な実施形態は、様々な手順または構成要素を、適切なように、省略し得、代用し得、加え得る。例えば、上記方法が、記載される順序と異なる順序で実施され得ること、および様々なステップが加えられ得るか、省略され得るか、または組み合わせられ得ることが認識されるべきである。また、特定の実施形態に関して記載される局面および要素は、様々な他の実施形態において組み合わせられ得る。以下のシステム、方法、およびデバイスは、個別に、または集合的に、より大きなシステムの構成要素であり得ることも認識されるべきであり、ここで他の手順は、優先され得るか、または別様にそれらの適用を改変し得る。
特定の実施形態の前述の記載は、例示および記載の目的のために示されている。それらは、網羅的であることも、開示される正確な形態に本発明を限定することも意図されず、明らかに多くの改変およびバリエーションが、上記教示を考慮して可能である。実施形態は、様々な実施形態の原理、およびその実用的な適用を説明するために選択され、記載され、それにより、企図される特定の使用に適する場合、当業者が、様々な改変を有する様々な実施形態を利用することを可能にする。様々な実施形態の範囲が、ここに添付される特許請求の範囲、およびそれらの均等物によって規定されることが意図される。