JP6455151B2 - スタッドレスタイヤ用ゴム組成物およびそれを用いたスタッドレスタイヤ - Google Patents
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Description
しかし、中空ポリマーを配合するとトレッドゴム中に空洞が形成され、ゴム強度が低下し、湿潤状態の路面における制動性(ウェット性能)が低下するという問題点がある。
このように、氷上性能およびウェット性能を同時に高めることは当業界では困難な事項とされてきた。
すなわち本発明は以下の通りである。
2.前記ジエン系ゴム100質量部に対し、さらに熱膨張性マイクロカプセルを0.5〜20質量部配合することを特徴とする前記1に記載のスタッドレスタイヤ用ゴム組成物。
3.前記熱膨張性マイクロカプセル(X)と前記フッ素ゴム(Y)とを、質量比(X/Y)=(15/85)〜(70/30)の範囲でマスターバッチ化したものを配合することを特徴とする前記1または2に記載のスタッドレスタイヤ用ゴム組成物。
4.前記フッ素ゴムのガラス転移温度が−25℃以下であることを特徴とする前記1〜3のいずれかに記載のスタッドレスタイヤ用ゴム組成物。
5.前記ジエン系ゴム100質量部に対し、さらに前記ジエン系ゴムとは相溶しない架橋性オリゴマーまたはポリマーを0.3〜30質量部配合し、前記架橋性オリゴマーまたはポリマーが、水酸基、シラン官能基、イソシアネート基、(メタ)アクリロイル基、アリル基、カルボキシ基、酸無水物基およびエポキシ基からなる群から選択される少なくとも1つ以上の反応性官能基を有する、ポリエーテル系、ポリエステル系、ポリオレフィン系、ポリカーボネート系、脂肪族系、飽和炭化水素系、アクリル系もしくは植物由来系の重合体または共重合体であることを特徴とする前記1〜4のいずれかに記載のスタッドレスタイヤ用ゴム組成物。
6.前記1〜5のいずれかに記載のゴム組成物をトレッドに使用したスタッドレスタイヤ。
本発明で使用されるジエン系ゴムは、天然ゴム(NR)およびブタジエンゴム(BR)を少なくとも含有する。
本発明で使用されるジエン系ゴム100質量部中、NRとBRの合計は50質量部以上であることが好ましく、NRとBRの合計が70質量部以上であることがさらに好ましい。
またジエン系ゴムは、NRおよびBR以外のものを配合することもでき、例えばイソプレンゴム(IR)、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム(SBR)、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体ゴム(NBR)等が挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。また、その分子量やミクロ構造はとくに制限されず、アミン、アミド、シリル、アルコキシシリル、カルボキシル、ヒドロキシル基等で末端変性されていても、エポキシ化されていてもよい。
また本発明で使用されるジエン系ゴムは、平均ガラス転移温度が−70℃以下であることが必要である。平均ガラス転移温度が−70℃を超えると、氷上性能を改善することができない。平均ガラス転移温度は、ガラス転移温度の平均値であり、各ジエン系ゴムのガラス転移温度と各ジエン系ゴムの配合割合から平均値として算出することができる。
本発明で使用されるフッ素ゴムとしては、例えばフッ化ビニリデン系ゴム、フルオロシリコーンゴム、テトラフルオロエチレン−プロピレン系ゴム、テトラフルオロエチレンパーフルオロビニルエーテル系ゴム等が挙げられる。
本発明では、その効果をさらに高めるという観点から、熱膨張性マイクロカプセルを配合することができる。熱膨張性マイクロカプセルは、熱可塑性樹脂で形成された殻材中に、熱膨張性物質を内包した構成からなる。熱膨張性マイクロカプセルの殻材はニトリル系重合体により形成することができる。
またマイクロカプセルの殻材中に内包する熱膨張性物質は、熱によって気化または膨張する特性をもち、例えば、イソアルカン、ノルマルアルカン等の炭化水素からなる群から選ばれる少なくとも1種類が例示される。イソアルカンとしては、イソブタン、イソペンタン、2−メチルペンタン、2−メチルヘキサン、2,2,4−トリメチルペンタン等を挙げることができ、ノルマルアルカンとしては、n−ブタン、n−プロパン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−オクタン等を挙げることができる。これらの炭化水素は、それぞれ単独で使用しても複数を組み合わせて使用してもよい。熱膨張性物質の好ましい形態としては、常温で液体の炭化水素に、常温で気体の炭化水素を溶解させたものがよい。このような炭化水素の混合物を使用することにより、未加硫タイヤの加硫成形温度域(150℃〜190℃)において、低温領域から高温領域にかけて十分な膨張力を得ることができる。
このような熱膨張性マイクロカプセルとしては、例えばスェーデン国エクスパンセル社製の商品名「EXPANCEL 091DU−80」または「EXPANCEL 092DU−120」等、或いは松本油脂製薬社製の商品名「マツモトマイクロスフェアー F−85D」または「マツモトマイクロスフェアー F−100D」等を使用することができる。
マスターバッチ化は、氷上性能を高めるという観点から、熱膨張性マイクロカプセル(X)とフッ素ゴム(Y)とを、質量比(X/Y)=(15/85)〜(70/30)の範囲で行うことが好ましい。さらに好ましい質量比(X/Y)は、(20/80)〜(65/35)である。
本発明では、前記のフッ素ゴムによりもたらされる効果をさらに高めるという観点から、水酸基、シラン官能基、イソシアネート基、(メタ)アクリロイル基、アリル基、カルボキシ基、酸無水物基およびエポキシ基からなる群から選択される少なくとも1つ以上の反応性官能基を有する、ポリエーテル系、ポリエステル系、ポリオレフィン系、ポリカーボネート系、脂肪族系、飽和炭化水素系、アクリル系もしくは植物由来系の重合体または共重合体である架橋性オリゴマーまたはポリマーを配合するのが好ましい。
このような架橋性オリゴマーまたはポリマーは公知であり、例えば特許第5229431号公報に開示されている。
これらのうち、ポリエーテル系、ポリエステル系、ポリオレフィン系、ポリカーボネート系、アクリル系もしくは植物由来系の重合体または共重合体であるのが好ましい。
また、前記ポリエステル系の重合体または共重合体としては、例えば、低分子多価アルコール類(例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール等)と多塩基性カルボン酸(例えば、アジピン酸、セバシン酸、テレフタル酸、イソフタル酸等)との縮合物(縮合系ポリエステルポリオール);ラクトン系ポリオール;等が挙げられる。
また、前記ポリオレフィン系の重合体または共重合体としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンプロピレン共重合体(EPR、EPDM)、ポリブチレン、ポリイソブチレン、水添ポリブタジエン等が挙げられる。
また、前記ポリカーボネート系の重合体または共重合体としては、例えば、ポリオール化合物(例えば、1,6−ヘキサンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール等)とジアルキルカーボネートとのエステル交換反応により得られるもの等が挙げられる。
また、前記アクリル系の重合体または共重合体としては、例えば、アクリルポリオール;アクリレート、メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレートなどのアクリレートの単独ポリマー;これらアクリレートを2種以上組み合わせたアクリレート共重合体;等が挙げられる。
また、前記植物由来系の重合体または共重合体としては、例えば、ヒマシ油、大豆油などの植物油脂;ポリ乳酸などを改質したポリエステルポリオールなどから誘導される各種エラストマー;等が挙げられる。
ここで、前記シラン官能基は、いわゆる架橋性シリル基とも呼ばれ、その具体例としては、加水分解性シリル基;シラノール基;シラノール基をアセトキシ基誘導体、エノキシ基誘導体、オキシム基誘導体、アミン誘導体などで置換した官能基;等が挙げられる。
これらの官能基のうち、ゴムの加工時に前記架橋性オリゴマーまたはポリマーが適度に架橋され、タイヤの氷上性能が更に良好となり、耐摩耗性もより良好となる理由から、シラン官能基、イソシアネート基、酸無水物基またはエポキシ基を有しているのが好ましく、中でも加水分解性シリル基またはイソシアネート基を有しているのがより好ましい。
これらのうち、加水分解性と貯蔵安定性のバランスが良好となる理由から、アルコキシシリル基であるのが好ましく、具体的には、下記式(1)で表されるアルコキシシリル基であるのがより好ましく、メトキシシリル基、エトキシシリル基であるのが更に好ましい。
なお、前記ポリイソシアネート化合物は、分子内にイソシアネート基を2個以上有するものであれば特に限定されず、その具体例としては、TDI(例えば、2,4−トリレンジイソシアネート(2,4−TDI)、2,6−トリレンジイソシアネート(2,6−TDI))、MDI(例えば、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート(4,4′−MDI)、2,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート(2,4′−MDI))、1,4−フェニレンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニレンポリイソシアネート、キシリレンジイソシアネート(XDI)、テトラメチルキシリレンジイソシアネート(TMXDI)、トリジンジイソシアネート(TODI)、1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)、トリフェニルメタントリイソシアネートなどの芳香族ポリイソシアネート;ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート(TMHDI)、リジンジイソシアネート、ノルボルナンジイソシアネート(NBDI)などの脂肪族ポリイソシアネート;トランスシクロヘキサン−1,4−ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサン(H6XDI)、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート(H12MDI)などの脂環式ポリイソシアネート;これらのカルボジイミド変性ポリイソシアネート;これらのイソシアヌレート変性ポリイソシアネート;等が挙げられる。
ここで、重量平均分子量および数平均分子量は、いずれもゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により標準ポリスチレン換算により測定するものとする。
前記微粒子を所定量含有することにより、氷上性能および耐摩耗性がいずれも良好となる。これは、前記微粒子の弾性により局所的にかかる歪みが分散され、応力も緩和されるため、氷上性能および耐摩耗性が向上したと考えられる。
ここで、前記シラン官能基は、いわゆる架橋性シリル基とも呼ばれ、その具体例としては、前記架橋性オリゴマーまたはポリマーが有するシラン官能基と同様、例えば、加水分解性シリル基;シラノール基;シラノール基をアセトキシ基誘導体、エノキシ基誘導体、オキシム基誘導体、アミン誘導体などで置換した官能基;等が挙げられる。
なお、前記オリゴマーまたはポリマー(d1)を三次元架橋させた後においては、前記架橋性オリゴマーまたはポリマーは、前記オリゴマーまたはポリマー(d1)と同一の反応性官能基(例えば、カルボキシ基、加水分解性シリル基など)を有していてもよく、既に有している官能性官能基を前記オリゴマーまたはポリマー(d1)と同一の反応性官能基に変成してもよい。
これらの官能基のうち、前記オリゴマーまたはポリマー(d1)の三次元架橋が容易に進行する理由から、水酸基、シラン官能基、カルボキシ基または酸無水物基を有しているのが好ましく、カルボキシ基または酸無水物基を有しているのがより好ましい。
ここで、カルボキシ基を有している液状ポリイソプレンの市販品としては、例えば、クラプレンLIR−410(イソプレン−マレイン酸モノメチルエステル変性イソプレン共重合体、数平均分子量:25000、クラレ社製)等が挙げられ、酸無水物基を有している液状ポリイソプレンの市販品としては、例えば、クラプレンLIR−403(イソプレン−無水マレイン酸変性イソプレン共重合体、数平均分子量:34000、クラレ社製)等が挙げられる。
このような溶媒としては、具体的には、例えば、n−ペンタン、イソペンタン、ネオペンタン、n−ヘキサン、2−メチルペンタン、3−メチルペンタン、2,2−ジメチルブタン、2,3−ジメチルブタン、n−ヘプタン、2−メチルヘキサン、3−メチルヘキサン、2,2−ジメチルペンタン、2,3−ジメチルペンタン、2,4−ジメチルペンタン、3,3−ジメチルペンタン、3−エチルペンタン、2,2,3−トリメチルブタン、n−オクタン、イソオクタンなどの脂肪族炭化水素;シクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロペンタンなどの脂環式炭化水素;キシレン、ベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素;α−ピネン、β−ピネン、リモネンなどのテルペン系有機溶剤等が挙げられる。
本発明のスタッドレスタイヤ用ゴム組成物は、ジエン系ゴム100質量部に対し、フッ素ゴムを1〜25質量部配合してなることを特徴とする。
フッ素ゴムの配合量が1質量部未満であると、配合量が少な過ぎて本発明の効果を奏することができない。逆に25質量部を超えると氷上性能およびウェット性能が低下する。
フッ素ゴムのさらに好ましい配合量は、ジエン系ゴム100質量部に対し、4〜25質量部である。
前記架橋性オリゴマーまたはポリマーを使用する場合、その配合量はジエン系ゴム100質量部に対し、0.3〜30質量部が好ましく、1〜20質量部がさらに好ましい。
本発明におけるゴム組成物には、前記した成分に加えて、加硫又は架橋剤;加硫又は架橋促進剤;酸化亜鉛、シリカ、カーボンブラック、クレー、タルク、炭酸カルシウムのような各種充填剤;シランカップリング剤;老化防止剤;可塑剤などのゴム組成物に一般的に配合されている各種添加剤を配合することができ、かかる添加剤は一般的な方法で混練して組成物とし、加硫又は架橋するのに使用することができる。これらの添加剤の配合量も、本発明の目的に反しない限り、従来の一般的な配合量とすることができる。
サンプルの調製
表1に示す配合(質量部)において、加硫促進剤と硫黄を除く成分を1.7リットルの密閉式バンバリーミキサーで5分間混練した後、加硫促進剤および硫黄を加えてさらに混練し、ゴム組成物を得た。次に得られたゴム組成物を所定の金型中で170℃、10分間プレス加硫して加硫ゴム試験片を得、以下に示す試験法で加硫ゴム試験片の物性を測定した。なお、実施例9〜12では、熱膨張性マイクロカプセル(X)とフッ素ゴム(Y)とを質量比(X/Y)=(2/10)あるいは(16/10)の割合でマスターバッチ化したものを配合した。
ウェット性能:JIS K6394に準拠して、岩本製作所社製の粘弾性スペクトロメーターを用いて、伸長変形歪率=10±2%、振動数=20Hz、温度0℃の条件下でtanδ(0℃)を測定し、この値をもってウェット性能を評価した。結果は、標準例を100として指数で示した。指数が大きいほど、ウェット性能が良好であることを示す。
*2:BR(日本ゼオン(株)製Nipol BR1220。Tg=−106℃)
*3:SBR(日本ゼオン(株)製Nipol A1502。Tg=−51℃)
*4:カーボンブラック(東海カーボン(株)製シーストKH)
*5:シリカ(東ソー・シリカ(株)製NipsilAQ)
*6:亜鉛華(正同化学工業(株)製酸化亜鉛3種)
*7:ステアリン酸(日油(株)製ビーズステアリン酸)
*8:老化防止剤6C(FLEXSYS製SANTOFLEX6PPD)
*9:老化防止剤RD(大内新興化学工業(株)製ノクラック224)
*10:シランカップリング剤(エボニックジャパン(株)製Si69)
*11:アロマオイル(昭和シェル石油(株)製エクストラクト4号S)
*12:架橋性ポリマー((株)カネカ製S203H、加水分解性シリル基末端ポリオキシプロピレングリコール)
*13:フッ素ゴム−1(デュポン社製Viton A200、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、水に対する接触角=95度、ガラス転移温度=−17℃)
*14:フッ素ゴム−2(ダイキン工業(株)製ダイエルLT302、テトラフルオロエチレンパーフルオロビニルエーテル系ゴム、水に対する接触角=101度、ガラス転移温度=−32℃)
*15:EPM(三井化学(株)製EPM0045、エチレン−プロピレン共重合体ゴム、水に対する接触角=88度)
*16:熱膨張性マイクロカプセル(松本油脂製薬(株)製マツモトマイクロスフェアF−100D)
*17:硫黄(鶴見化学工業(株)製金華印油入微粉硫黄)
*18:加硫促進剤CZ(大内新興化学工業(株)製ノクセラーCZ−G)
*19:加硫促進剤DPG(Flexsys社製Perkacit DPG)
実施例2と実施例4の比較から、ガラス転移温度が−25℃以下であるフッ素ゴムを用いた実施例4は、氷上性能が向上している。
実施例2と実施例6の比較、また、実施例4と実施例8の比較から、熱膨張性マイクロカプセルを配合した実施例6および8は、氷上性能が向上している。
実施例6と実施例9の比較から、熱膨張性マイクロカプセルとフッ素ゴムとを特定の比率でマスターバッチ化した実施例9は、氷上性能が向上している。この傾向は、実施例7と実施例10の比較でも認められる。
実施例12は、架橋性ポリマーを配合した例であり、氷上性能が格段に向上している。
これに対し、比較例1はフッ素ゴムの配合量が本発明で規定する下限未満であるので、氷上性能およびウェット性能の向上効果に乏しい。
比較例2は、フッ素ゴムの配合量が本発明で規定する上限を超えているので、氷上性能およびウェット性能が悪化した。
比較例3は、ジエン系ゴムの平均ガラス転移温度が本発明で規定する上限を超えているので、氷上性能が悪化した。
比較例4は、標準例に対しエチレン−プロピレン共重合体ゴムを配合した例であり、本発明の接触角の規定を満たさないため、氷上性能の向上効果に乏しい。またウェット性能も向上しない。
なお、実施例1〜3、実施例5〜7、実施例9〜10は参考例である。
Claims (5)
- 天然ゴムおよびブタジエンゴムを含む平均ガラス転移温度が−70℃以下のジエン系ゴム100質量部に対し、水に対する接触角が93度以上のフッ素ゴムを1〜25質量部配合してなり、前記フッ素ゴムのガラス転移温度が−25℃以下であることを特徴とするスタッドレスタイヤ用ゴム組成物。
- 前記ジエン系ゴム100質量部に対し、さらに熱膨張性マイクロカプセルを0.5〜20質量部配合することを特徴とする請求項1に記載のスタッドレスタイヤ用ゴム組成物。
- 前記熱膨張性マイクロカプセル(X)と前記フッ素ゴム(Y)とを、質量比(X/Y)=(15/85)〜(70/30)の範囲でマスターバッチ化したものを配合することを特徴とする請求項1または2に記載のスタッドレスタイヤ用ゴム組成物。
- 前記ジエン系ゴム100質量部に対し、さらに前記ジエン系ゴムとは相溶しない架橋性オリゴマーまたはポリマーを0.3〜30質量部配合し、前記架橋性オリゴマーまたはポリマーが、水酸基、シラン官能基、イソシアネート基、(メタ)アクリロイル基、アリル基、カルボキシ基、酸無水物基およびエポキシ基からなる群から選択される少なくとも1つ以上の反応性官能基を有する、ポリエーテル系、ポリエステル系、ポリオレフィン系、ポリカーボネート系、脂肪族系、飽和炭化水素系、アクリル系もしくは植物由来系の重合体または共重合体であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスタッドレスタイヤ用ゴム組成物。
- 請求項1〜4のいずれかに記載のゴム組成物をトレッドに使用したスタッドレスタイヤ。
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