JP6457004B2 - テープタイプ使い捨ておむつ及びその製造方法 - Google Patents
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<第1の態様>
前後方向中央より前側に延在する腹側部分、及び前後方向中央より後側に延在する背側部分を有し、
吸収体、及び吸収体の裏側を被覆するシートを有し、前記腹側部分及び背側部分にわたり前後方向に延びる本体と、
前記背側部分の胴周り部における前記本体の左右両側にそれぞれ取り付けられた、ファスナアセンブリとを有し、
前記ファスナアセンブリは、前記腹側部分の外面に着脱可能に連結される連結部を有する、
テープタイプ使い捨ておむつにおいて、
前記背側部分の胴周り部は、前記本体の最も裏側のシートが前記本体の側縁で前記本体の最も表側に折り返された第1折り返し部分を有しており、
前記第1折り返し部分は、前記第1折り返し部分の裏側に隣接するシートに対して接合されており、
前記ファスナアセンブリは、前記本体の裏面に固定されたファスナ固定部と、このファスナ固定部から側方に延び出たファスナ自由部とを有しており、前記ファスナ自由部は前記本体の側縁で前記第1折り返し部分の上側に折り返された第2折り返し部分とを有しており、
前記第2折り返し部分は、前記第1折り返し部分と重なる部分で前記第1折り返し部分に剥離可能に仮止めされている、
ことを特徴とするテープタイプ使い捨ておむつ。
本態様では、本体の外側にファスナアセンブリが配され、本体の裏側にファスナ固定部が固定されている。また、本体に第1折り返し部分を有するとともに、その外側にファスナアセンブリの第2折り返し部分を有しており、第2折り返し部分は第1折り返し部分に剥離可能に仮止めされている。このような構造は、製造に際して、本体の第1折り返し部分を形成する前の展開状態で、本体の裏側となる部位にファスナ固定部となる部位が位置するとともに、第1折り返し部分となる部位まで延びるようにファスナアセンブリを配置し、ファスナ固定部となる部位を本体に固定するとともに、ファスナアセンブリを第1折り返し部分となる部位に剥離可能に仮止めした後、本体の両側部及びファスナアセンブリを一体として折り返し、第1折り返し部分及び第2折り返し部分を形成することにより製造することができる。つまり、折り返し加工に際して、ファスナアセンブリはファスナ固定部及び仮止め部の2か所で本体に一体化されているため、従来のようにファスナアセンブリの折り返しが不適切となりにくい。その結果、本態様によれば、ファスナアセンブリの折り返し部分の位置ずれを効果的に防止することができる。
なお、ファスナアセンブリにおける第2折り返し部分は、本体の第1折り返し部分に仮止めされているだけであるため、使用に際しては、第2折り返し部分を側方に展開するようにして仮止めをはがすことにより、ファスナアセンブリの連結部を有する部分が、本体の第1折り返し部分の側縁から突出する状態となり、本体に第1折り返し部分を有する以外は、従来のものと変わることなく使用することができる。
前記第2折り返し部分は、前記第1折り返し部分と重なる部分に前記連結部を有しており、
前記第2折り返し部分は、前記連結部により前記第1折り返し部分に仮止めされており、
前記連結部は、前記第1折り返し部分に仮止めされた仮止め部分と、前記第1折り返し部分の幅方向中央側の縁より幅方向中央側に位置し、前記第1折り返し部分に仮止めされていないはみ出し部分とを有している、
第1の態様のテープタイプ使い捨ておむつ。
第2折り返し部分の連結部はその全体を第1折り返し部分に仮止めしてもよいが、本態様のように連結部の一部を第1折り返し部分の幅方向中央側に位置させてはみ出し部分を形成すると、第2折り返し部分を展開する際、連結部がはがしやすくなるため好ましい。
前記本体は、
前記吸収体の裏側を覆う液不透過性シートと、
前記液不透過性シートの裏側を覆う外装シートと、
前記吸収体の側縁よりも外側に位置するサイドフラップ部と、
前記サイドフラップ部を含む領域に固定された付根部分、この付根部分から延び出た突出部分、この突出部分の前後方向両端部が倒伏状態に固定された倒伏部分、及び前記突出部分のうち前後の倒伏部分間に位置する非固定の起き上がり部分を有するギャザーシートと、前記起き上がり部分の少なくとも先端部に、前後方向に伸張した状態で固定されたギャザー弾性部材とを有する起き上がりギャザーと、
を備えており、
前記本体における前記第1折り返し部分を有する領域には、前記ギャザーシート、前記液不透過性シート、及び前記外装シートが積層されており、
前記第1折り返し部分は、前記外装シートのみが表側に折り返された部分である、
第1又は2の態様のテープタイプ使い捨ておむつ。
本体の第1折り返し部分を有する部分は折り返しにより厚みが増加し、通気性及び柔軟性が損なわれやすいため、本態様のように外装シートのみにより第1折り返し部分が形成されていることが好ましい。
前記ギャザーシートは、前記第1折り返し部分の幅方向中央側の端部までしか延びていない、
第3の態様のテープタイプ使い捨ておむつ。
前述のように外装シートにより第1折り返し部分を形成する場合、本態様のように、ギャザーシートの幅を狭くすると、外装シートの第1折り返し部分とギャザーシートとが重なって厚みが増加する領域を低減でき、通気性及び柔軟性の低下を抑制することができるため好ましい。
前記第1折り返し部分が前記起き上がりギャザーにおける前記起き上がり部分まで延びており、かつ前記起き上がりギャザーに接合されている、
第3又は4の態様のテープタイプ使い捨ておむつ。
本態様のように、第1折り返し部分により、起き上がりギャザーの起き上がり部分の外側を被覆すると、起き上がりギャザーの素材の積層数が増加し、液不透過性を向上することができる。特に、図示例のように、起き上がりギャザー内に遮水フィルムを内蔵しない場合に好適である。
<第6の態様>
前記本体の最も裏側のシートは、表裏に貫通する孔が間隔を空けて多数設けられた有孔不織布であり、少なくとも前記第1折り返し部分に前記孔を多数有している、
第1〜5のいずれか1つの態様のテープタイプ使い捨ておむつ。
本体の第1折り返し部分を有する部分は折り返しにより厚みが増加し、通気性及び柔軟性が損なわれやすいため、本態様のように、柔軟性及び通気性に優れる有孔不織布により第1折り返し部分を形成するのは好ましい。
前記第1折り返し部分は、前記第1折り返し部分の裏側に隣接するシートに対して、間欠的なパターンで配置されたホットメルト接着剤を介して接合されている、
第1〜6のいずれか1つの態様のテープタイプ使い捨ておむつ。
本体の第1折り返し部分を有する部分は折り返しにより厚みが増加し、通気性及び柔軟性が損なわれやすいため、本態様のように、第1折り返し部分を間欠接着により固定し、第1折り返し部分を有する領域における通気性及び柔軟性の低下を抑制することが好ましい。
第1〜7のいずれか1つの態様のテープタイプ使い捨ておむつを製造する方法であって、
前記本体の前記第1折り返し部分を形成する前の展開状態で、前記本体の裏側となる部位に前記ファスナ固定部となる部位が位置するとともに、前記第1折り返し部分となる部位まで延びるように、前記ファスナアセンブリを前記本体に対して配置し、前記ファスナ固定部となる部位を前記本体に固定するとともに、前記ファスナアセンブリを前記第1折り返し部分となる部位に剥離可能に仮止めする工程と、
前記本体の両側部及びファスナアセンブリを一体として折り返し、前記第1折り返し部分及び前記第2折り返し部分を形成する工程と、
を含むことを特徴とする、テープタイプ使い捨ておむつの製造方法。
本態様によれば、第1の態様と同様の作用効果を奏することができる。すなわち、折り返し加工に際して、ファスナアセンブリはファスナ固定部及び仮止め部の2か所で本体に一体化されているため、従来のようにファスナアセンブリの折り返しが不適切となりにくい。その結果、本態様によれば、ファスナアセンブリの折り返し部分の位置ずれを効果的に防止することができる。
中間部分CPは、吸収体56と、吸収体56の表側を被覆する液透過性のトップシート30と、吸収体56の裏側を被覆する液不透過性シート11とを有する本体10により形成されている。本体10は、吸収体56よりも前側及び後側に延びる、吸収体56を有しないエンドフラップ部EFと、吸収体56よりも側方に延びる、吸収体56を有しないサイドフラップ部SFとを有している。一方、ウイング部分WPはファスナアセンブリ13のみにより形成されている。ウイング部分WPにおける先端側の一部を除く部分を本体10の側部に形成し、ウイング部分WPにおける先端側の一部を他の部材(例えば、図9及び図10に示す例のように、背側部分Bについてはファスナアセンブリ13)により形成することもできる。
(外装シート)
外装シート12は、使い捨ておむつの裏面を布のような肌触り・外観とするために設けられる。外装シート12としては不織布が好適であるが、これに限定されない。不織布の種類は特に限定されず、素材繊維としては、例えばポリエチレン又はポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができ、加工法としてはスパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、エアスルー法、ニードルパンチ法等を用いることができる。ただし、肌触り及び強度を両立できる点でスパンボンド不織布やSMS不織布、SMMS不織布等の長繊維不織布が好適である。不織布は一枚で使用する他、複数枚重ねて使用することもできる。後者の場合、不織布12相互をホットメルト接着剤等により接着するのが好ましい。不織布を用いる場合、その繊維目付けは10〜50g/m2、特に15〜30g/m2のものが望ましい。外装シート12は省略することもでき、その場合、使い捨ておむつの裏面に液不透過性シート11が露出する形態とすることができる。
液不透過性シート11の素材は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂や、ポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布、防水フィルムを介在させて実質的に液不透過性を確保した不織布(この場合は、防水フィルムと不織布とで液不透過性シートが構成される。)などを例示することができる。もちろん、この他にも、近年、ムレ防止の観点から好まれて使用されている液不透過性かつ透湿性を有する素材も例示することができる。この液不透過性かつ透湿性を有する素材のシートとしては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性シートを例示することができる。さらに、マイクロデニール繊維を用いた不織布、熱や圧力をかけることで繊維の空隙を小さくすることによる防漏性強化、高吸水性樹脂又は疎水性樹脂や撥水剤の塗工といった方法により、防水フィルムを用いずに液不透過性としたシートも、液不透過性シート11として用いることができる。
トップシート30としては液透過性を有するもの、例えば、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシートなどを用いることができる。不織布は、その原料繊維が何であるかは、特に限定されない。例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維などや、これらから二種以上が使用された混合繊維、複合繊維などを例示することができる。さらに、不織布は、どのような加工によって製造されたものであってもよい。加工方法としては、公知の方法、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアスルー法、ポイントボンド法等を例示することができる。例えば、柔軟性、ドレープ性を求めるのであれば、スパンレース法が、嵩高性、ソフト性を求めるのであれば、サーマルボンド法が、好ましい加工方法となる。
トップシート30を透過した排泄物を吸収体へ移動させ、逆戻りを防ぐために、トップシート30と吸収要素50との間に中間シート(セカンドシートともいわれる)40を設けることができる。この中間シート40は、排泄物を速やかに吸収体へ移行させて吸収体による吸収性能を高めるばかりでなく、吸収した排泄物の吸収体からの逆戻りを防止し、トップシート30の表面の肌触りを良くするものである。中間シート40としては、トップシート30と同様の素材を用いることもできる。中間シート40は省略することもできる。
吸収要素50は、尿や軟便などの液を吸収保持する部分であり、図示例では吸収体56と、この吸収体56の全体を包む包装シート58とを有するものとなっている。吸収体56が形状維持性に優れる場合等、必要に応じて包装シート58は省略することもでき、その場合は吸収要素50は吸収体56のみからなる。吸収要素50は、その裏面においてホットメルト接着剤等の接着剤を介して液不透過性シート11の内面に接着することができる。
吸収体56は、繊維の集合体により形成することができる。この繊維集合体としては、綿状パルプや合成繊維等の短繊維を積繊したものの他、セルロースアセテート等の合成繊維のトウ(繊維束)を必要に応じて開繊して得られるフィラメント集合体も使用できる。繊維目付けとしては、綿状パルプや短繊維を積繊する場合は、例えば100〜300g/m2程度とすることができ、フィラメント集合体の場合は、例えば30〜120g/m2程度とすることができる。合成繊維の場合の繊度は、例えば、1〜16dtex、好ましくは1〜10dtex、さらに好ましくは1〜5dtexである。フィラメント集合体の場合、フィラメントは、非捲縮繊維であってもよいが、捲縮繊維であるのが好ましい。捲縮繊維の捲縮度は、例えば、2.54cm当たり5〜75個、好ましくは10〜50個、さらに好ましくは15〜50個程度とすることができる。また、均一に捲縮した捲縮繊維を用いる場合が多い。吸収体56中には高吸収性ポリマー粒子を分散保持させるのが好ましい。
吸収体56には、その一部又は全部に高吸収性ポリマー粒子を含有させることができる。高吸収性ポリマー粒子とは、「粒子」以外に「粉体」も含む。高吸収性ポリマー粒子54としては、この種の吸収性物品に使用されるものをそのまま使用できる。高吸収性ポリマー粒子の粒径は特に限定されないが、例えば500μmの標準ふるい(JIS Z8801−1:2006)を用いたふるい分け(5分間の振とう)、及びこのふるい分けでふるい下に落下する粒子について180μmの標準ふるい(JIS Z8801−1:2006)を用いたふるい分け(5分間の振とう)を行ったときに、500μmの標準ふるい上に残る粒子の割合が30重量%以下で、180μmの標準ふるい上に残る粒子の割合が60重量%以上のものが望ましい。
包装シート58を用いる場合、その素材としては、ティッシュペーパ、特にクレープ紙、不織布、ポリラミ不織布、小孔が開いたシート等を用いることができる。ただし、高吸収性ポリマー粒子が抜け出ないシートであるのが望ましい。クレープ紙に換えて不織布を使用する場合、親水性のSMS不織布(SMS、SSMMS等)が特に好適であり、その材質はポリプロピレン、ポリエチレン/ポリプロピレン複合材などを使用できる。目付けは、5〜40g/m2、特に10〜30g/m2のものが望ましい。
図2及び図3に示すように、本体10の側部の前後方向LD中間に位置する脚周り部分のフィット性を向上させるために、サイドフラップ部SFの前後方向LD中間におけるシート層間(図示例では後述する折り返し部分80の外装シート12と液不透過性シート11との間や、ギャザーシート62と液不透過性シート11との間)に、前後方向LDに延びるサイド弾性部材70が設けられており、このサイド弾性部材70の伸縮により、サイド弾性部材70を有する部分(つまり図示例では後述する折り返し部分80)が前後方向LDに伸縮するようになっている。
トップシート30上を横方向に移動する尿や軟便を遮り、横漏れを防止するために、使い捨ておむつの表面の幅方向WDの両側には、トップシート30の側部から肌側に立ち上がる(突出する)起き上がりギャザー60が前後方向全体にわたり設けられている。
ファスナアセンブリ13は、背側部分Bの胴周り部における本体10の左右両側にそれぞれ取り付けられるものであり、本体10の裏面に固定されたファスナ固定部13Bと、このファスナ固定部13Bから側方に延び出た非固定のファスナ自由部13Fとを有しており、ファスナ自由部13Fの先端部に設けられた、腹側部分Fの外面に対して着脱可能に連結される連結部13Aとを有している。
腹側部分Fにおけるファスナアセンブリ13の連結箇所には、連結を容易にするためのターゲットを有するターゲットシート12Tを設けるのが好ましい。ターゲットシート12Tは、連結部13Aがフック材の場合、フック材の係合突起が絡まるようなループ糸がプラスチックフィルムや不織布からなるシート基材の表面に多数設けられたものを用いることができ、また粘着材層の場合には粘着性に富むような表面が平滑なプラスチックフィルムからなるシート基材の表面に剥離処理を施したものを用いることができる。また、腹側部分Fにおけるファスナアセンブリ13の連結箇所が不織布からなる場合、例えば図示形態の外装シート12が不織布からなる場合であって、ファスナアセンブリ13の連結部13Aがフック材の場合には、ターゲットシート12Tを省略し、フック材を外装シート12の不織布に絡ませて連結することもできる。この場合、ターゲットシート12Tを外装シート12と液不透過性シート11との間に設けてもよい。
特徴的には、図8に示すように、背側部分Bの胴周り部は、本体10の最も裏側のシート(図示例では外装シート12)が本体10の側縁で本体10の最も表側に折り返された第1折り返し部分80を有しており、第1折り返し部分80は、第1折り返し部分80の裏側に隣接するシート(図示例ではギャザーシート62)に対して接合されている。また、ファスナアセンブリ13は、本体10の裏面に固定されたファスナ固定部13Bと、このファスナ固定部13Bから側方に延び出たファスナ自由部13Fとを有しており、ファスナ自由部13Fは本体10の側縁で第1折り返し部分80の上側に折り返された第2折り返し部分90とを有している。そして、第2折り返し部分90は、第1折り返し部分80と重なる部分で第1折り返し部分80に仮止めされている。ファスナ固定部13Bは、図2に示すように吸収体56と重なる位置に設けられていてもよく、図10に示すようにサイドフラップ部SFに設けられていてもよい。
明細書中の以下の用語は、明細書中に特に記載がない限り、以下の意味を有するものである。
・「展開状態」とは自然長の状態から、収縮や弛みなく完全に完全に平坦に伸ばし広げた状態を意味する。
・「表側」とはテープタイプ使い捨ておむつを着用した際に着用者の肌に近い方を意味し、「裏側」とはテープタイプ使い捨ておむつを着用した際に着用者の肌から遠い方を意味する。
・「面積率」とは単位面積に占める対象部分の割合を意味し、対象領域(例えば外装シート)における対象部分(例えば孔)の総和面積を当該対象領域の面積で除して百分率で表すものである。対象部分が間隔を空けて多数設けられる形態では、対象部分が10個以上含まれるような大きさに対象領域を設定して、面積率を求めることが望ましい。例えば、孔の面積率は、例えばKEYENCE社の商品名VHX−1000を使用し、測定条件を20倍として、以下の手順で測定することができる。
(1)20倍のレンズにセットし、ピントを調節する。穴が4×6入るように不織布の位置を調整する。
(2)孔の領域の明るさを指定し、孔の面積を計測する。
(3)「計測・コメント」の「面積計測」の色抽出をクリックする。孔の部分をクリックする。
(4)「一括計測」をクリックし、「計測結果ウィンドを表示」にチェックを入れ、CSVデータで保存をする。
・「伸長率」は、自然長を100%としたときの値を意味する。
・「ゲル強度」は次のようにして測定されるものである。人工尿49.0gに、高吸収性ポリマーを1.0g加え、スターラーで攪拌させる。生成したゲルを40℃×60%RHの恒温恒湿槽内に3時間放置した後常温にもどし、カードメーター(I.techno Engineering社製:Curdmeter−MAX ME−500)でゲル強度を測定する。
・「人工尿」は、尿素:2wt%、塩化ナトリウム:0.8wt%、塩化カルシウム二水和物:0.03wt%、硫酸マグネシウム七水和物:0.08wt%、及びイオン交換水:97.09wt%を混合したものであり、特に記載のない限り、温度37度で使用される。
・「目付け」は次のようにして測定されるものである。試料又は試験片を予備乾燥した後、標準状態(試験場所は、温度23±1℃、相対湿度50±2%)の試験室又は装置内に放置し、恒量になった状態にする。予備乾燥は、試料又は試験片を温度100℃の環境で恒量にすることをいう。なお、公定水分率が0.0%の繊維については、予備乾燥を行わなくてもよい。恒量になった状態の試験片から、試料採取用の型板(100mm×100mm)を使用し、100mm×100mmの寸法の試料を切り取る。試料の重量を測定し、100倍して1平米あたりの重さを算出し、目付けとする。
・「吸水量」は、JIS K7223−1996「高吸水性樹脂の吸水量試験方法」によって測定する。
・「吸水速度」は、2gの高吸収性ポリマー及び50gの生理食塩水を使用して、JIS K7224‐1996「高吸水性樹脂の吸水速度試験法」を行ったときの「終点までの時間」とする。
・試験や測定における環境条件についての記載がない場合、その試験や測定は、標準状態(試験場所は、温度23±1℃、相対湿度50±2%)の試験室又は装置内で行うものとする。
・各部の寸法は、特に記載がない限り、自然長状態ではなく展開状態における寸法を意味する。
Claims (7)
- 前後方向中央より前側に延在する腹側部分、及び前後方向中央より後側に延在する背側部分を有し、
吸収体、及び吸収体の裏側を被覆するシートを有し、前記腹側部分及び背側部分にわたり前後方向に延びる本体と、
前記背側部分の胴周り部における前記本体の左右両側にそれぞれ取り付けられた、ファスナアセンブリとを有し、
前記ファスナアセンブリは、前記腹側部分の外面に着脱可能に連結される連結部を有する、
テープタイプ使い捨ておむつにおいて、
前記背側部分の胴周り部は、前記本体の最も裏側のシートが前記本体の側縁で前記本体の最も表側に折り返された第1折り返し部分を有しており、
前記第1折り返し部分は、前記第1折り返し部分の裏側に隣接するシートに対して接合されており、
前記ファスナアセンブリは、前記本体の裏面に固定されたファスナ固定部と、このファスナ固定部から側方に延び出たファスナ自由部とを有しており、前記ファスナ自由部は前記本体の側縁で前記第1折り返し部分の上側に折り返された第2折り返し部分とを有しており、
前記第2折り返し部分は、前記第1折り返し部分と重なる部分で前記第1折り返し部分に剥離可能に仮止めされており、
前記本体は、
前記吸収体の裏側を覆う液不透過性シートと、
前記液不透過性シートの裏側を覆う外装シートと、
前記吸収体の側縁よりも外側に位置するサイドフラップ部と、
前記サイドフラップ部を含む領域に固定された付根部分、この付根部分から延び出た突出部分、この突出部分の前後方向両端部が倒伏状態に固定された倒伏部分、及び前記突出部分のうち前後の倒伏部分間に位置する非固定の起き上がり部分を有するギャザーシートと、前記起き上がり部分の少なくとも先端部に、前後方向に伸張した状態で固定されたギャザー弾性部材とを有する起き上がりギャザーと、
を備えており、
前記本体における前記第1折り返し部分を有する領域には、前記ギャザーシート、前記液不透過性シート、及び前記外装シートが積層されており、
前記第1折り返し部分は、前記外装シートのみが表側に折り返された部分である、
ことを特徴とするテープタイプ使い捨ておむつ。 - 前記第2折り返し部分は、前記第1折り返し部分と重なる部分に前記連結部を有しており、
前記第2折り返し部分は、前記連結部により前記第1折り返し部分に仮止めされており、
前記連結部は、前記第1折り返し部分に仮止めされた仮止め部分と、前記第1折り返し部分の幅方向中央側の縁より幅方向中央側に位置し、前記第1折り返し部分に仮止めされていないはみ出し部分とを有している、
請求項1記載のテープタイプ使い捨ておむつ。 - 前記ギャザーシートは、前記第1折り返し部分の幅方向中央側の端部までしか延びていない、
請求項1又は2記載のテープタイプ使い捨ておむつ。 - 前記第1折り返し部分が前記起き上がりギャザーにおける前記起き上がり部分まで延びており、かつ前記起き上がりギャザーに接合されている、
請求項1〜3のいずれか1項に記載のテープタイプ使い捨ておむつ。 - 前後方向中央より前側に延在する腹側部分、及び前後方向中央より後側に延在する背側部分を有し、
吸収体、及び吸収体の裏側を被覆するシートを有し、前記腹側部分及び背側部分にわたり前後方向に延びる本体と、
前記背側部分の胴周り部における前記本体の左右両側にそれぞれ取り付けられた、ファスナアセンブリとを有し、
前記ファスナアセンブリは、前記腹側部分の外面に着脱可能に連結される連結部を有する、
テープタイプ使い捨ておむつにおいて、
前記背側部分の胴周り部は、前記本体の最も裏側のシートが前記本体の側縁で前記本体の最も表側に折り返された第1折り返し部分を有しており、
前記第1折り返し部分は、前記第1折り返し部分の裏側に隣接するシートに対して接合されており、
前記ファスナアセンブリは、前記本体の裏面に固定されたファスナ固定部と、このファスナ固定部から側方に延び出たファスナ自由部とを有しており、前記ファスナ自由部は前記本体の側縁で前記第1折り返し部分の上側に折り返された第2折り返し部分とを有しており、
前記第2折り返し部分は、前記第1折り返し部分と重なる部分で前記第1折り返し部分に剥離可能に仮止めされており、
前記本体の最も裏側のシートは、表裏に貫通する孔が間隔を空けて多数設けられた有孔不織布であり、少なくとも前記第1折り返し部分に前記孔を多数有している、
ことを特徴とする、テープタイプ使い捨ておむつ。 - 前後方向中央より前側に延在する腹側部分、及び前後方向中央より後側に延在する背側部分を有し、
吸収体、及び吸収体の裏側を被覆するシートを有し、前記腹側部分及び背側部分にわたり前後方向に延びる本体と、
前記背側部分の胴周り部における前記本体の左右両側にそれぞれ取り付けられた、ファスナアセンブリとを有し、
前記ファスナアセンブリは、前記腹側部分の外面に着脱可能に連結される連結部を有する、
テープタイプ使い捨ておむつにおいて、
前記背側部分の胴周り部は、前記本体の最も裏側のシートが前記本体の側縁で前記本体の最も表側に折り返された第1折り返し部分を有しており、
前記第1折り返し部分は、前記第1折り返し部分の裏側に隣接するシートに対して接合されており、
前記ファスナアセンブリは、前記本体の裏面に固定されたファスナ固定部と、このファスナ固定部から側方に延び出たファスナ自由部とを有しており、前記ファスナ自由部は前記本体の側縁で前記第1折り返し部分の上側に折り返された第2折り返し部分とを有しており、
前記第2折り返し部分は、前記第1折り返し部分と重なる部分で前記第1折り返し部分に剥離可能に仮止めされており、
前記第1折り返し部分は、前記第1折り返し部分の裏側に隣接するシートに対して、間欠的なパターンで配置されたホットメルト接着剤を介して接合されている、
ことを特徴とする、テープタイプ使い捨ておむつ。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載のテープタイプ使い捨ておむつを製造する方法であって、
前記本体の前記第1折り返し部分を形成する前の展開状態で、前記本体の裏側となる部位に前記ファスナ固定部となる部位が位置するとともに、前記第1折り返し部分となる部位まで延びるように、前記ファスナアセンブリを前記本体に対して配置し、前記ファスナ固定部となる部位を前記本体に固定するとともに、前記ファスナアセンブリを前記第1折り返し部分となる部位に剥離可能に仮止めする工程と、
前記本体の両側部及びファスナアセンブリを一体として折り返し、前記第1折り返し部分及び前記第2折り返し部分を形成する工程と、
を含むことを特徴とする、テープタイプ使い捨ておむつの製造方法。
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