JP6460805B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子を備える発光モジュールと、発光モジュールから発せられる光を配光するレンズユニットとを備える照明器具に関する。
近年、天井など被取付部に形成された取付孔に埋め込まれるダウンライト型の照明器具や、任意の方向へ可動し照射するスポットライト型の照明器具において、光源にLEDなどの発光素子を用いたものが多くみられる。
LEDを搭載したこれらの照明器具は、LEDから発する光を所定の方向へ照射する為に、LEDの前面にレンズなどの配光制御部材を設けている。
例えば、特許文献1に記載の照明器具には、略筒形状をしたホルダーにレンズが保持されている。このホルダーは、内側に形成されレンズが嵌め込まれる嵌入孔と、レンズ前面を嵌入孔に押圧し固定する固定爪とが対に形成されている。
また、特許文献2に記載の照明装置には、LEDの前面に板状のホルダーに固定されたレンズが配設されている。
このレンズとホルダーにはそれぞれに嵌め合いする為の溝が形成されており、レンズはホルダーに嵌め込まれ固定されている。
また、特許文献3に記載の照明装置には、器具本体に取り付けられる化粧枠がレンズを器具本体側に押し付け、レンズは器具本体と化粧枠とにより挟持されている。
特開2012−099256号公報 特開2011−124034号公報 特開2010−287401号公報
しかしながら、特許文献1に記載の照明器具のホルダーは、対になる固定爪のみでレンズを保持しており、どちらか一方の固定爪が振動などで破損した際にはレンズが所定の位置より移動してしまい任意の配光特性を得ることができない。
また、特許文献2に記載の照明器具は、ホルダーは板状の金属材料で形成され、レンズは樹脂材料で形成されている為、レンズはホルダーより熱収縮率が大きい。よって、レンズが収縮してしまったときは、嵌合が緩みホルダーよりはずれることが考えられる。また、レンズが膨張したときには、ホルダーとの嵌合溝よりも大きくなりレンズがホルダーの嵌合溝に押圧され、負荷をかけられた状態になる。
また、特許文献3に記載の照明器具は、レンズが化粧枠に押し込まれ挟持されており、レンズに常に負荷がかかっており、ヒビや破損が発生する虞がある。
本発明は、レンズへの負荷を抑制し、レンズを安定して保持する照明器具を提供することを目的とする。
本発明に係る照明器具は、発光モジュールを取り付ける取付正面部と、前記取付正面部から照射側に突き出す側壁部とを有する器具本体部と、前記器具本体部に取り付けられ、前記発光モジュールから発せられる光を配光するレンズユニットとを備え、前記レンズユニットは、前記発光モジュールに向かって突き出し、前記発光モジュールから発せられる光を入射する入射部と、前記入射部から入射された光を出射する出射部とを有するレンズ部と、前記出射部を内部に収納する第一のホルダー部であって、内側面から突出し、前記出射部の周縁部の照射側の面を支持するレンズ受部を有する第一のホルダー部と、前記取付正面部に固定される環状の第二のホルダー部であって、前記レンズ部の前記入射部を内部に収納すると共に、照射側の第一の開口部が前記出射部の前記周縁部と対向する第二のホルダー部と、前記第一の開口部と前記レンズ受部との間に生じる隙間の幅を変動自在に前記第一のホルダー部と前記第二のホルダー部とを連結する連結部とを備える。
本発明に係る照明器具によれば、第二のホルダー部の第一の開口部と第一のホルダー部のレンズ受部との間に生じる隙間の幅が変動するように、第一のホルダー部と第二のホルダー部とを連結する連結部を備えるので、レンズ部への負荷を抑制し、レンズ部を安定して保持することができるという効果を奏する。
実施の形態1に係る照明装置1000の下方から見た斜視図。 実施の形態1に係る照明装置1000の上方から見た斜視図。 図1に示す照明装置1000の分解斜視図。 図2に示す照明装置1000の分解斜視図。 実施の形態1に係る照明器具1100の断面図。 実施の形態1に係る照明器具1100の分解断面図。 図5に示すレンズユニット300の組立工程(a)から(c)を示す図。 図7の(c)に示すA部詳細図。 レンズユニット300の器具本体部200への取付工程(a)から(c)を示す図。 実施の形態1における係止部340の変形例。 実施の形態1における照明器具1100の変形例である照明器具1100aを示す図。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、各実施の形態の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「表」、「裏」といった方向は、説明の便宜上、そのように記しているだけであって、装置、器具、部品等の配置や向き等を限定するものではない。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1は、本実施の形態に係る照明装置1000を下方から見た斜視図である。図2は、本実施の形態に係る照明装置1000を上方から見た斜視図である。図3は、図1に示す照明装置1000の分解斜視図である。図4は、図2に示す照明装置1000の分解斜視図である。図5は、本実施の形態に係る照明器具1100の断面図である。図6は、本実施の形態に係る照明器具1100の分解断面図である。
図1及び図6を用いて、本実施の形態に係る照明装置1000の全体構成について説明する。
本実施の形態では、照明装置1000として、天井などの被取付部に形成された取付孔に埋め込まれ設置されるダウンライト型照明装置を一例に説明を行う。
本実施の形態では、説明の便宜上、天井側を上方とし、照射側を下方として説明する。
照明装置1000は、枠体10と、枠体10の内側に首振り可能に設けられた照明器具1100とを備えている。
枠体10は、略環状に形成された環状部11と、環状部11に設けられた複数の取付ばね20とを備えている。
環状部11のフランジ12は、環状部11が取付孔内に挿入された状態で被取付部の下面に当接することにより枠体10、すなわち照明装置1000を被取付部に位置決めする部位である。
取付ばね20は、環状部11に沿うように弾性変形された状態で、環状部11が被取付部の取付孔に挿入される。そして、環状部11が取付孔に挿入されてフランジ12が被取付面の下面に当接した後に、それぞれの取付ばね20の外径を大きくするように弾性復元されて環状部11を取付孔に保持する。なお、照明器具1100は、枠体10の環状部11内側に首振り可能に支持されている。
照明器具1100は、発光モジュール100と、器具本体部200と、レンズユニット300とを備える。
器具本体部200は、発光モジュール100を取り付ける取付正面部210と、取付正面部210から照射側に突き出す側壁部220とを有する。器具本体部200は、この発光モジュール100が取り付けられるとともに発光モジュール100から発生する熱を放熱する。
レンズユニット300は、器具本体部200に取り付けられ、発光モジュール100から発せられる光を配光する。レンズユニット300は、発光モジュール100の前面に配設される。
発光モジュール100は、LEDなどの発光素子101aが基板102に実装されている。
発光モジュール100は、基板102と、基板102の一方の表面に形成された発光部101とを有する。発光部101は、複数の発光素子101aと、発光素子101aを封止する透光性の波長変換部材とを有する。ここで、発光素子101a及び波長変換部材の図示は省略する。
発光素子101aは、一例として青色発光するLED素子である。発光素子101aは、COB(Chip On Board)技術により基板102の配線パターンに実装されている。
また、発光モジュール100は、基板102の配線パターンと電気接続する配線をさらに有する。駆動時には、この配線を通じて点灯装置より直流電力が各発光素子101aに供給される。
また、発光モジュール100は、発光部101の前面が開口したドーナツ形状をした専用のソケット110により器具本体部200に固定されている。配線、点灯装置の図示は省略する。図3に示すように、発光モジュール100は、基板102から突出し、ネジなどの固定部材を挿入させるねじ孔を有する本体取付部を有していてもよい。あるいは、図4に示す発光モジュール100のように、基板から突出する本体取付部を有さず、例えば接着剤により器具本体部200に固定されるものでもよい。
器具本体部200は、アルミニウムなど放熱性能を有した材料を成形したものであり、取付正面部210と、側壁部220と、放熱フィン部230とを備える。
取付正面部210は、発光モジュール100が取り付けられる取付部である。
側壁部220は、取付正面部210の周部より発光モジュール100の照射方向へ立設する。
放熱フィン部230は、取付正面部210の発光モジュール100が取り付けられた面の反対の面より上方に突設される。
取付正面部210は、略円形状をしており中央に発光モジュール100が取り付けられる。取付正面部210は、発光モジュール100の照射方向の前面にレンズユニット300が配設される。
また、取付正面部210には、発光モジュール100に点灯装置から電力供給を受ける為に電源線をとおす為の電源孔222が形成される。また、取付正面部210には、レンズユニットを本体固定材240により固定させる為の固定孔211が形成される。固定孔211は、レンズユニット固定孔ともいう。固定孔211は、レンズユニット300の第二のホルダー部330を器具本体部200に固定する本体固定材240を保持する。
側壁部220は、取付正面部210の外周に設けられており、発光モジュール100の周囲を囲むように、発光モジュール100の照射方向が開口した略円筒形状をしている。
放熱フィン部230は、取付正面部210の発光モジュール100が取り付けられた面の反対の面より複数の放熱フィン231が突設しており、放熱フィン231同士は略均等間隔になるように配設されている。
レンズユニット300は、レンズ部310と、第一のホルダー部320と、第二のホルダー部330と、連結部3400とを備えている。
レンズ部310は、発光モジュール100に向かって突き出し、発光モジュール100から発せられる光を入射する入射部311と、入射部311から入射された光を出射する出射部313とを有する。
第二のホルダー部330は、取付正面部210に固定される環状である。第二のホルダー部330は、レンズ部310の入射部311を内部に収納すると共に、照射側の第一の開口部331aの外径が出射部313の外径よりも小さく、第一の開口部331aが出射部313の周縁部313aと対向する。
第一のホルダー部320は、出射部313を内部に収納する。第一のホルダー部320は、内側面から突出し、出射部313の周縁部313aの照射側の面を支持するレンズ受部323を有する。
連結部3400は、第二のホルダー部330の第一の開口部331aと、第一のホルダー部320のレンズ受部323との間に生じる隙間Cの幅を変動自在に第一のホルダー部320と第二のホルダー部330とを連結する。すなわち、連結部3400は、第一の開口部331aと周縁部313aとの間に生じる隙間Cの幅を変動自在に第一のホルダー部320と第二のホルダー部330とを連結する。あるいは、連結部3400は、周縁部313aとレンズ受部323との間に生じる隙間Cの幅を変動自在に第一のホルダー部320と第二のホルダー部330とを連結する。
連結部3400の詳細構成については後述する。
レンズ部310は、発光モジュール100からの光を所望の光学特性に制御し照射する。
第一のホルダー部320は、レンズ部310の照射側(フランジ12側)に配設される。
第二のホルダー部330は、レンズ部310の入射側(発光モジュール100側)に配設される。
係止部340は、第一のホルダー部320と第二のホルダー部330とを連結させる部材である。
なお、レンズ部310は連結された第一のホルダー部320と第二のホルダー部330に挟持され保持されている。
レンズ部310は、略すり鉢形状であり、例えばアクリルやポリカーボネートなどの透明な材料で形成され、発光モジュール100から放射される光を所定の配光特性で出射する。
また、レンズ部310は、入射部311、反射部312、出射部313、レンズ鍔部314を有している。
入射部311は、頂点側に略凹形状に形成され、発光モジュール100から放射された光を入射する。
反射部312は、すり鉢形状の外郭部であり、入射部311から入射した光の一部を反射するものである。
出射部313は、すり鉢状の平面側に形成され、入射部311に入射した光を外部に出射する。
レンズ鍔部314は、出射部313の出射面の外周に板状に突設したつば状の部分である。
なお、入射部311、反射部312、出射部313は、レンズ部310の配光特性により形状、表面加工などを変更してもよい。例えば、出射部313に対する反射部312の角度を浅くしても良い。
また、反射部312は、金属皮膜などにより光を反射するよう加工したものであってもよいし、レンズ部310外部との屈折率の差により、入射角の大きい光を全反射する構成であってもよい。また、出射部313の表面に凹凸を形成しても良い。
第一のホルダー部320の側部3211は、側壁部220の内側に挿入される筒部321と、側壁部220の側壁部開口縁221に当たる引掛部322とを有する。係合開口部324は、筒部321に形成される。
第一のホルダー部320は、アルミニウムなどの金属部材により成形される。図3及び図4に示すように、第一のホルダー部320は、略円筒形状をした筒部321と、筒部321外側面の周方向に突設した引掛部322と、内側面の周方向に突設し形成されたレンズ受部323とを備えている。引掛部322は、筒部321の照射側に筒部321から連続して筒状に形成される。引掛部322は、本体引掛け部とも称する。
また、筒部321の側面には略矩形状をした貫通孔である係合開口部324が形成されている。係合開口部324は、ホルダー引掛け部とも称する。係合開口部324は、係止部340により第二のホルダー部330と連結する為の構成であり、筒部321の周方向に複数形成されている。
また、筒部321の内側の寸法はレンズ部310のレンズ鍔部314の外径よりも大きく、筒部321の外側の寸法は器具本体部200の側壁部220の内径よりも小さく形成されている。
また、引掛部322の外径は器具本体部200の側壁部220の内径よりも大きく形成されている。
第二のホルダー部330は、アルミニウムなどの金属部材により成形されている。図3及び図4に示すように、円錐筒形状をした円錐筒部331と、円錐筒部331の傾斜した外側面に立設した固定部332とを備えている。円錐筒部331の両端開口は、第一のホルダー部320に嵌め込まれる第一の開口部331aに対して、他方側の開口である第二の開口部331bが小さく形成されている。
また、固定部332は第一の開口部331aに対して略垂直になる垂直面部333と、第二の開口部331bと略平行になる水平面部334とを有する。垂直面部333には係止部340が嵌め込まれる嵌入孔333aが形成される。水平面部334にはネジなどの本体固定材240と螺合してレンズユニット300を器具本体部200に固定する本体連結部334aが形成されている。本体固定材240は本体固定部とも称される。本体固定材240はネジでなくてもよく、本体連結部334aに嵌入されレンズユニット300を器具本体部200に固定する部材であればよい。
このように、第二のホルダー部330には本体固定材240と嵌め合う本体連結部334aが形成され、本体固定材240は第二のホルダー部330を取付正面部210に引っ張りながら本体連結部334aに嵌入される。
なお、図3の固定部332と図4の固定部332とは形状の異なる固定部となっているが、垂直面部333、水平面部334、嵌入孔333a、本体連結部334aを有していればよく、図3の固定部332、図4の固定部332以外の形状でも構わない。
また、第一の開口部331aの外径は第一ホルダー部の筒部321の内径より小さく形成されている。固定部332は円錐筒部331の周方向に複数配設されている。固定部332は、例えば、円錐筒部331の周方向に均等間隔で3つ配設されている。
なお、本体固定材240に関しては、レンズユニット300の器具本体部200への取り付け方法に関して詳細説明をする。
連結部3400は、係止部340と、係止部340と係合する係合開口部324を備える。
係止部340は、第二のホルダー部330の側部に配設され、第二のホルダー部330から第一のホルダー部320に向かって突出する係合部342を有する。
係合開口部324は、第一のホルダー部320に形成され、係合部342と係合すると共に第二のホルダー部330が取付正面部210に引っ張られる方向において、係合部342より大きく形成される。すなわち、係合開口部324は、係合部342が内部で上下方向に移動することができるように、係合部342より大きく形成される。
係止部340は、棒状に形成されており第一のホルダー部320の係合開口部324に挿し込まれる係合部342と、第二のホルダー部330の嵌入孔333aに嵌め込まれる嵌入部341とを備えている。
なお、嵌入孔333aと嵌入部341は互いにネジ加工がされており、螺合するようなものでも良い。図10は、係止部340の一例を示す図である。係止部340は、図10に示すように、ネジ加工がされた嵌入部341と、ネジ頭3422を有する係合部342とからなるネジでもよい。
***機能の説明***
次に、図7、図8を用いてレンズユニット300の組立方法に関して説明する。
図7は図5に示すレンズユニット300の組立固定図であり、図8は図7の(c)に示すA部詳細図である。
(1)はじめに、図7の(a)(b)に示すように、レンズ部310を第一のホルダー部320の内側へ筒部321側の開口より挿入する。
このとき、レンズ部310は出射部313側より挿入し、レンズ鍔部314がレンズ受部323に当接するまで挿入する。
(2)次に、図7の(b)(c)に示すように、レンズ部310を覆うように、第二のホルダー部330を第一のホルダー部320に挿入する。
このとき、第二のホルダー部330の第一の開口部331aがレンズ鍔部314に当接するまで挿入する。
(3)次に、図7の(c)、図8の(a)(b)に示すように、係止部340の嵌入部341を第一のホルダー部320の係合開口部324を介して、第二のホルダー部330の嵌入孔333aに嵌入させる。
このとき、係止部340の係合部342と係合開口部324とが係り合い、第一のホルダー部320と第二のホルダー部330は連結される。
また、図8の(a)に示すように、レンズ部310は、レンズ鍔部314がレンズ受部323と第一の開口部331aとに挟持される。
なお、図8の(b)に示すように、係止部340と係合開口部324との大きさの関係は係合開口部324のA寸法が係止部340のB寸法より大きい。また、図8の(b)に示す状態は、第二のホルダー部330の第一の開口部331aがレンズ鍔部314に当接している状態である。
次に、図9を用いて、レンズユニット300の器具本体部200への取付方法に関して説明を行う。
図9は、図5に示すレンズユニット300の器具本体部200への取付工程図である。
(1)はじめに、図9の(a)(b)に示すように、レンズユニット300を第二の開口部331bが発光モジュール100の前面に対向して当面するように、器具本体部200の側壁部220の内側に挿入する。
このとき、筒部321が側壁部220内側に挿し込まれるとともに、引掛部322が側壁部220の開口縁となる側壁部開口縁221に当接する。
(2)次に、図9の(b)(c)に示すように、引掛部322が側壁部220の側壁部開口縁221に当接した状態で、本体固定材240を器具本体部200の固定孔211を介して本体連結部334aに螺合させる。
第二のホルダー部は、取付正面部210に引っ張られて固定される。レンズユニット300は、第二のホルダー部330が本体固定材240により取付正面部210に引っ張られた状態で、器具本体部200に固定される。
本体固定材240は図9の(b)(c)に示すようなネジ形状であるが、第二のホルダー部330を取付正面部210に引っ張りながら固定するものであればその他の形状でも構わない。
レンズユニット300は、第一のホルダー部320は引掛部322が側壁部開口縁221に当接し、第二のホルダー部330が取付正面部210に引っ張られる。したがって、図9の(c)に示すように、第一のホルダー部320と第二のホルダー部330とを連結する係止部340が係合開口部324の取付正面部210側に配置され、レンズ鍔部314と第一の開口部331aとの間に隙間Cが形成される。あるいは、第一のホルダー部320と第二のホルダー部330とを連結する係止部340が係合開口部324の取付正面部210側に配置され、レンズ鍔部314とレンズ受部323との間に隙間Cが形成される。このとき、係止部340は、図8の(b)の点線の係止部340のように、係合開口部324の取付正面部210側に移動する。
***効果の説明***
本実施の形態に係る照明器具1100によれば、図9の(c)で説明した隙間Cによって、レンズ部310に対する負荷を抑制しつつレンズ部310を保持することができる。また、レンズ部310のヒビ割れを防止するとともに、熱膨張による変形を許容することができる。
また、熱膨張による変形も許容することで、熱膨張によりレンズ部310と第一のホルダー部320、もしくはレンズ部310と第二のホルダー部330が接触して発生する擦れ音などを抑制することができる。
また、レンズ部310はレンズ鍔部314が、レンズ受部323と第一の開口部331aとの間で保持されることにより、全周で保持されており、熱収縮による外れを防いでいる。
また、隙間Cの寸法は、本体固定材240が本体連結部334aに螺合し引き込む長さを調整することで任意の寸法に変更することができるので、レンズ鍔部314の厚さが異なるレンズ部310でも装着することができる。
また、係止部340および、係合開口部324は側壁部220の内側に配置されるので、意匠面に機構形状があらわれずに意匠性にすぐれている。
なお、本実施の形態では、第一のホルダー部320が係合開口部324を有し、第二のホルダー部330が係止部340を保持する固定部332を有している形状について説明した。しかし、第一のホルダー部が固定部を有し、第二のホルダー部が係合開口部を有する形状でも良い。
すなわち、連結部は、第一のホルダー部の側部に配設され、第一のホルダー部から前記第二のホルダー部に向かって突出する係合部を有する係止部を備える。また、連結部は、第二のホルダー部に形成され、係合部と係合すると共に第二のホルダー部が取付正面部に引っ張られる方向において、係合部より大きく形成される係合開口部を備える構成でもよい。このとき、係止部は筒部に形成される。
なお、本実施の形態では、係止部340は一つの部材として説明したが、第二のホルダー部330あるいは第一のホルダー部320一体に成形されているようなものでも良い。
また、係合開口部324は略矩形状であるものとして説明したが、長孔形状でも良く、レンズユニット300の器具本体部200への取り付けに伴い係止部340が可動できる形状であれば良い。
なお、本実施の形態では、固定部332が嵌入孔333aと本体連結部334aとを備えた形状について説明したが、嵌入孔と本体連結部がそれぞれ別の固定部に形成された構成でも良い。
図11は、本実施の形態に係る照明器具1100の変形例である照明器具1100aを示す図である。本実施の形態に係る照明装置1000では、被取付部の取付孔に埋設されるダウンライト型照明器具に関して説明をおこなったが、図11の(a)(b)に示す照明器具1100aのようなスポットライト型照明器具であっても本実施の形態を適用することができる。図11の照明器具1100aは、ダクトレールに取り付けて使用される。なお、本実施の形態で説明したレンズユニット300、器具本体部200を有する照明器具であれば、どのような形態の照明器具であっても本実施の形態を適用することができる。
第一のホルダー部320と第二のホルダー部330とは、アルミニウムなどの金属材料により成形されている説明をおこなったが、取付強度・保持荷重などを踏まえポリカーボネートなど樹脂材料で成形したものでもよい。
以上、実施の形態1について説明したが、この実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。あるいは、この実施の形態のうち、複数を部分的に組み合わせて実施しても構わない。この実施の形態を、全体としてあるいは部分的に、どのように組み合わせて実施しても構わない。
なお、上記の実施の形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
10 枠体、11 環状部、12 フランジ、20 取付ばね、100 発光モジュール、101 発光部、101a 発光素子、102 基板、110 ソケット、200 器具本体部、210 取付正面部、211 固定孔、220 側壁部、221 側壁部開口縁、222 電源孔、230 放熱フィン部、231 放熱フィン、240 本体固定材、300 レンズユニット、310 レンズ部、311 入射部、312 反射部、313 出射部、313a 周縁部、314 レンズ鍔部、320 第一のホルダー部、321 筒部、322 引掛部、323 レンズ受部、324 係合開口部、330 第二のホルダー部、331 円錐筒部、331a 第一の開口部、331b 第二の開口部、332 固定部、333 垂直面部、333a 嵌入孔、334 水平面部、334a 本体連結部、340 係止部、341 嵌入部、342 係合部、1000 照明装置、1100,1100a 照明器具、3211 側部、3400 連結部、3422 ネジ頭、C 隙間。

Claims (4)

  1. 発光モジュールを取り付ける取付正面部と、前記取付正面部から照射側に突き出す側壁部とを有する器具本体部と、
    前記器具本体部に取り付けられ、前記発光モジュールから発せられる光を配光するレンズユニットと
    を備え、
    前記レンズユニットは、
    記発光モジュールから発せられる光を入射する入射部と、前記入射部から入射された光を出射する出射部とを有するレンズ部と、
    前記出射部を内部に収納する第一のホルダー部であって、前記出射部の周縁部を支持するレンズ受部を有する第一のホルダー部と、
    前記取付正面部に固定され環状の第二のホルダー部であって、前記入射部を内部に収納すると共に、照射側の第一の開口部が前記出射部の前記周縁部と対向する第二のホルダー部と、
    前記第一の開口部と前記レンズ受部との間に生じる隙間の幅を変動自在に前記第一のホルダー部と前記第二のホルダー部とを連結する連結部と
    を備え
    前記連結部は、
    前記第二のホルダー部の側部に形成された嵌入孔と、
    前記第一のホルダー部の側部に形成された係合開口部と、
    前記係合開口部を介して前記嵌入孔に嵌め込まれた係止部であって、前記係合開口部の内部で移動可能な係止部と
    を備えた照明器具。
  2. 前記第二のホルダー部は、
    前記取付正面部に引っ張られて固定され、
    前記係止部は、
    前記嵌入孔嵌め込まれた状態で、前記第二のホルダー部から前記第一のホルダー部に向かって突出する係合部を有し、
    前記係合開口部は、
    前記係合部と係合すると共に前記第二のホルダー部が前記取付正面部に引っ張られる方向において、前記係合部より大きく形成され請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記第一のホルダー部の側部は、
    前記側壁部の内側に挿入される筒部と、前記側壁部の側壁部開口縁に当たる引掛部とを有し、
    前記係合開口部は、前記筒部に形成され請求項2に記載の照明器具。
  4. 前記取付正面部は、
    前記第二のホルダー部を前記器具本体部に固定する本体固定材を保持する固定孔が形成され、
    前記第二のホルダー部は、
    前記本体固定材と嵌め合う本体連結部が形成され、
    前記本体固定材は、
    前記第二のホルダー部を前記取付正面部に引っ張りながら前記本体連結部に嵌入される請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の照明器具。
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