JP6482976B2 - 押しボタンスイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータ等に使用される押しボタンスイッチ、特に、自己照光式押しボタンスイッチに関する。
従来、自己照光式押しボタンスイッチとしては、操作ボタンが傾かずに安定して操作できるように、平行動作リンク機構を備えた押しボタンスイッチが提案されている(特許文献1参照)。
また、特許文献2では、部品点数を少なくするために、箱型ベースと、平面略コの字形(U字状)の、両側腕部の中間点を支点として回動可能に連結するとともに、上下動可能に支持した第1、第2操作レバーと、連結された前記第1、第2操作レバーを被覆する平面形状を有し、略中央に操作孔を設けた操作カバーと、前記操作カバーの操作孔に嵌合可能な断面形状を有し、前記操作孔の開口縁部を押し上げ可能な透光性材料からなるプランジャと、前記箱形ベースの上面のうち、前記操作レバーの腕部の中間領域に配置され、前記操作カバーを介して前記プランジャに駆動されるスイッチ本体と、前記プランジャの直下に位置する光源と、からなる押しボタンスイッチが提案されている。
特開2008−171794号公報 国際公開第2013/171874号
しかしながら、上記の押しボタンスイッチは、例えば、特許文献1の図4に示すように、レバーリンク機構5の略中央に配置したスイッチ本体2の直上に、前記スイッチ本体2を操作する板バネ13を配置している。
このため、光源は前記スイッチの本体および板バネ13の周囲近傍に配置する必要があり、所望の光度を得るためには4個の光源を配置しなければならず、部品点数、組み立て工数が多いという問題点がある。また、平行動作リンク機構を設けることで、押しボタンスイッチの厚みが厚くなるという問題点がある。
また、特許文献2では、スイッチ本体としてタクタイルスイッチを設け、プランジャなどの機構ユニットを用いてタクタイルスイッチをオンオフするように構成しているため、この部分の構造が複雑となり、動作方向の厚さを薄くすることが難しいという問題があった。
本発明は、押しボタンスイッチを薄くすることを目的とする。また、部品点数を少なくすることを目的とする。
本発明の一観点によれば、ベースユニットと、前記ベースユニット上に配置されるボタンユニットと、前記ベースユニットと前記ボタンユニットとの間に設けられる弾性部材と、を備える押しボタンスイッチであって、前記ボタンユニットは、ボタン部と、前記ボタン部の前記ベースユニット側に設けられ、前記ボタン部の押圧に応じて前記ボタン部と前記ベースユニットとの間で弾性的に移動する可動切片と、を備え、前記ベースユニットは、前記ボタン部の前記ベースユニット側への押圧によって前記可動切片と電気的に接触する部分を有することで接点スイッチを形成する固定切片と、前記固定切片が取り付けられた光源部が配置される基板部と、を備え、前記接点スイッチは、前記ボタン部のコーナーまたはその近傍の位置に配置されることを特徴とする押しボタンスイッチが提供される。
コーナー部に接点スイッチを配置することで、その他の部品の配置の自由度が増す。また、ボタンを押す位置に依存せずに、オンオフを行うことができる。
前記接点スイッチは、前記ボタン部の全てのコーナーまたはその近傍の位置に配置されていることを特徴とする。前記接点スイッチは、シンメトリーに配置されていることが好ましい。
前記光源部は、前記ボタン部の中央部に配置されるようにすると良い。
前記基板部はフレキシブルプリント基板であり、前記接点スイッチと前記光源部とは、前記フレキシブルプリント基板と一体的に形成されたワイヤーハーネスにより外部のコントローラと接続されているようにしても良い。前記弾性部材を、前記コーナー位置近傍に設けても良い。
前記基板部上の前記光源部の位置に開口部を有する反射板を、少なくとも前記基板部の上下のいずれか一方に設けるようにしても良い。前記反射板の前記開口部を塞ぐ位置に、前記光源部からの光を分散させる光分散部材を設けると良い。
本実施の形態による押しボタンスイッチの外観図であり、表面側から見たワイヤーハーネスを含めた斜視図である。 図1の押しボタンスイッチを裏面側から見た斜視図である。 図1の押しボタンスイッチの分解斜視図である。 ボタンユニットの詳細な構成例を示す分解斜視図である。 ベースユニットの詳細な構成例を示す分解斜視図である。 ベースユニットの接点スイッチの配置を主体とした詳細な構成例を示す斜視図である。 ボタンユニット部のボタンベース部を裏面側から見た斜視図であり、ベースユニット側と接する側の構成例を示す図である。 ベース板に、2つの第2の固定切片をインサート成形した状態を示す図である。 ベース板に、2つの第1の固定切片を組み込んだ状態を示す図である。 回路基板等の構成例を示す図である。 図10Aの回路基板等の回路構成例を示す図である。 ベース板上に第1の反射板を取り付けた様子を示す図である。 プリズムベースとプリズム、LEDを含む部分の詳細な構成例を示す断面図である。 接点部品の詳細な構成例を示す図である。 フレキシブルプリント基板と、第1の固定切片および第2の固定切片との構成例を示す斜視図である。 オンオフ動作による切片の動作を示す図である。 スイッチオン/オフに依存しない導通状態を示す図である。 スイッチオン/オフに依存しない導通状態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態による押しボタンスイッチについて、エレベータの階層ボタンスイッチを例に、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施の形態による押しボタンスイッチ1の外観図であり、表面側から見たワイヤーハーネスを含めた斜視図であり、図2は、図1の押しボタンスイッチを裏面側から見た斜視図である。図3は、押しボタンスイッチ1の分解斜視図である。
本実施の形態による押しボタンスイッチ1は、例えば箱型であり、ボタンを押しこんだ位置である下側から順番に、ベースユニット11と、ベースユニット11上に配置されるボタンユニット21と、その上に配置されるボタンユニットのカバー31と、を備える。
ボタンユニット21は、ボタンベース部22と、ボタンベース部22から上方に突き出す操作ボタン部23とを有している。
ボタンユニットのカバー31は、ボタンベース部22を収容するカバー部32を有し、カバー部32の上方には、操作ボタン部23の上下動を許容するための開口部33が設けられている。
ボタンユニット21とベースユニット11との間には、ばね等の弾性部材41が、例えばベースユニット11の4隅に配置されている。
操作ボタン部23を手指などで押すと、ベースユニット11とボタンユニット21との間隔が小さくなり、手指などを離すと、ベースユニット11とボタンユニット21との間隔が元に戻る。押しボタン部23の押圧に応じてボタンユニット21が弾性的に上下方向に移動する。
ベースユニット11の一辺から、ワイヤーハーネス3が伸びており、ワイヤーハーネス3の先端部3aにおいて露出する金属配線が、図示しない外部のコントローラなどの端子部と電気的に接続可能となっている。これにより、コントローラによる押しボタンスイッチ1の制御が可能である。
例えば、一般的な押しボタンと同様に、本実施の形態による押しボタンスイッチ1の操作ボタン部23の押圧操作により、外部のコントローラなどに接点の開閉信号を送ることができ、また、エレベータの階層操作に使用する場合には、この押しボタンスイッチ1は外部のコントローラなどにより制御され、操作ボタン部23が押されると、その操作ボタン部に電気的に関連付けされているエレベータの階層でエレベータが停止するように構成されている。エレベータドアの開閉等も制御可能である。
ベースユニット11の裏側は、固定板17により固定されている。
図4は、ボタンユニット21の詳細な構成例を示す分解斜視図である。図4に示すように、ボタンユニット21は、カバー31側から順番に、例えば、操作ボタン部23、レンズ24、文字表示板25、拡散板26、ボタンベース部22、可動切片27を有している。操作ボタン部23は、手指でボタンを押すための、例えば円盤状のカバー状のプラスチック材からなる。文字表示板25は、エレベータの階層などの数字を含む、例えば円盤状の文字表示板からなり、例えばエレベータドアの開閉操作に用いる場合には、文字や数字以外の絵柄(キャラクタ)が用いられる場合もある。レンズ24は、文字表示板25に表示された文字を拡大等するために任意に設けられる。文字表示板25の下側には、光を拡散させる拡散板26が任意に設けられている。これらの部材23から26までは、ボタンベース部22上に載置される。ボタンベース部22の裏側には、例えば、箱状のボタンベース部22の対向する2辺に沿って導電性の一対の可動切片27が設けられている。可動切片27は、操作ボタン部23の押下によって移動し、例えば、ベースユニット11側(下側)に向けて突出する先端部27aを2隅に有している。詳細な構成例については後述する。
尚、エレベータ用の階層SW(接点スイッチ)の数字の表示方法としては、数字(文字)/絵柄などは多種多様にわたる。例えば、数字の表示方法を浮き文字とした場合、金型の製作数が多くなってしまう可能性がある。そこで、本実施の形態では、数字などボタン表面から認識される文字/絵柄などは、部品を極力共通化するために、操作ボタン部23とは別部品の文字表示板25にマーキングしている。
図5は、ベースユニット11の詳細な構成例を示す分解斜視図である。ベースユニット11は、ボタンユニット21側から順番に、例えば、第1の反射板12と、第2の固定切片(押しボタンの上下動により位置が変化しない)13と、ベース板14と、第2の反射板15と、フレキシブルプリント基板などの基板16(以下、「フレキシブルプリント基板」と称する。)と、固定板17と、を備える。第1の反射板12は、フレキシブルプリント基板16上に配置されるLED等の光源の位置に開口12aを有し、この開口12aに対応する位置に、プリズム18と、プリズム18を収容するプリズムベース19と、が配置される。
フレキシブルプリント基板16上には、後述するように、接点スイッチに接続される接点部が設けられており、接点スイッチ、LEDなどの部品と、外部のコントローラとは、ワイヤーハーネス3により接続されている。フレキシブルプリント基板16は、図示しないコントローラとの接続構造(ワイヤーハーネス3を含む)として、フレキシブルプリント基板用の一般的な接続構造を用いることができる。この構造により、スイッチ部品等を載せた回路基板から(ユーザー側の)コントローラとの結線手段までをフレキシブルプリント基板1枚で実現することができる。従って、物理的な構成部品(機構部品)を大幅に削減することができる。
以上の部材12、13、15は、ベース板14に固定されている。
図6は、ベースユニット11の接点スイッチの配置を主体とした詳細な構成例を示す斜視図であり、図5に示した構成のうち、ベース板14を中心とした接点構造を示した図である。ベース板14に成形された第2の固定切片13上に、第1の固定切片10が配置されている。
これらの構造の4隅には、後述するように可動切片27と第2の固定切片13とにより接点スイッチが形成されている。接点スイッチは、ON/OFF接点機構部である。図6に示すように、接点スイッチを、ボタンの周囲、特に4隅に接点機構を配置し、なおかつ、シンメトリーな配置とした。
図7は、ボタンユニット部21のボタンベース部22を裏面側から見た斜視図であり、ベースユニット11側と接する側の構成例を示す図である。
図7に示すように、可動切片27、27は、4隅にそれぞれ2か所ずつ、合計8か所の先端が下方に向けて尖った先端部27aを有している。
図6、図7のような配置とすることで、操作ボタン部23の平面上のどの部位を手指で押しても、可動切片27の上下動に基づいて、第2の固定切片13との間の接点の開閉が可能となるようにした。さらに、接点スイッチをボタンの中央部から離れた4隅に配置することで、LED51をベースユニット11の中央部に配置することができ、LED51の配置の自由度を向上させることができる。さらに、LED51のボタン中心部への搭載を可能としたことで、効率良くボタンを照明することができ、LED51の搭載数を削減することができる。さらに、周辺にLED51を配置し、導光板を全面に設けた従来構造と比較しても、導光板を不要とすることができる。その他、抵抗器52などの部品の配置の自由度も増す。
さらに、接点スイッチを用いることで、タクトスイッチなどを用いた場合に比べて、スイッチの構造を単純化することができ、接点開閉時のストロークを短くすることが容易となり、接点本体部の薄型化が可能となる。また、ボタン動作機構を含めた接点部の構造を単純化したことにより、機構部の部品点数の削減が可能となる。
本実施の形態においては、ベースユニット11が組み立てられた状態では、第1の固定切片10の中間近傍の2か所の位置に設けた先端部と、第2の固定切片の中間近傍の2か所の位置に設けた先端部が、それぞれフレキシブルプリント基板16に設けた接点部(S1〜S8)に対して、弾性変形(押圧)することにより電気的接続を行っているため、フレキシブルプリント基板16の接点部(S1〜S8)における第1の固定切片10や第2の固定切片13との手半田作業工程を排除(熟練を要する作業を排除)できると同時に作業工程を短縮することができる。
また、図6に示す4隅の位置と、対向する2辺の中間近傍の2か所の位置との6か所に、可動切片支持機構を兼ねた弾性変形可能な先端部を設けることにより、第1の固定切片10と可動切片27の電気的接続(後述する第1の固定切片回路C1を構成)を行っている。また、第2の固定切片13と可動切片27とによるスイッチ(オン/オフ接続部)は、図7に示した例では、4隅にそれぞれ2か所ずつ8か所に、弾性変形が可能な可動切片の先端部27a、27a・・・27aが配置される。これらの動作の詳細に関しては、後述する。
次に、接点スイッチによる電気的接続機構について詳細に説明する。
図8は、ベース板14に、2つの第2の固定切片13をインサート成形した状態を示す図である。第2の固定切片13は、ベース板14の4隅(8か所)に対応する位置において、矩形の領域13aが設けられ、この矩形の領域(13a)が、導電表面としてベース板14の表面から露出する。さらに、2つの第2の固定切片13の平行な2辺の所定の間隔を有する2か所の位置において、先端が下方に向けて尖った弾性変形可能な先端部13bを有している。
図9に示すように、図8に示した第2の固定切片13をインサート成形したベース板14に、ベース板14の2辺L1、L2の2辺に沿って第1の固定切片10が配置されており、ベース板14に設けられた複数の移動規制部材14a、14b、14cによって、第1の固定切片10の上方向および水平方向(X方向、Y方向)の移動が規制され、所定の位置に組み込まれるようになっている。第1の固定切片10は、先端部13bと隣接して形成される弾性変形可能な先端部10bを有する。第1の固定切片10のより詳細な構成については後述する。
さらに、ベース板14の裏側(固定板17側)から、ベース板14にフレキシブルプリント基板16を取り付けることで、図10A、図10Bに示すように、フレキシブルプリント基板16内の回路部と、第2の固定切片13/第1の固定切片10とが、例えば、フレキシブルプリント基板16上のプリント配線71等を介して電気的に接続するように構成されている。
ここでは、ベース板14側の第2の反射板15の表示を省略することにより、ベースユニット11におけるフレキシブルプリント基板16上のプリント配線71やLED51等を確認しやすくしているが、この図のように第2の反射板15を不要とすることもできる。
図10A、図10Bにおいて、フレキシブルプリント基板16の表面に露出している導電性の接点部は、例示的に、符号S1からS8までにより示されている。これらの接点部S1からS8までのうちの4箇所は、第1の固定切片10の一辺から突出する2つの先端部10bの先端が当接する位置に配置されている。また、これらの接点部S1からS8までのうちの残りの4箇所は、第2の固定切片13の一辺から突出する2つの先端部13bの先端が当接する位置に配置されている。
尚、部材14aは、第1の固定切片10の上方への移動を規制する規制部材である。部材14bは、第1の固定切片10の矢印AR1方向への移動を規制する規制部材である。14cは、第1の固定切片10の矢印AR2方向とAR3方向への移動を規制する規制部材である。
図10Bは、図10Aの回路基板等の回路構成例を示す図である。図10B(a)は、部品を配置した状態の全体の回路構成例を示すフレキシブルプリント基板16の外観図である。図10B(b)は、回路の全体図である。図10B(c)は接点構造を回路図で示した図である。図10B(a)に示すように、回路に配置される部品としては、LED51と、抵抗器52と、ツエナーダイオード54と、接点部S1からS8までと、ワイヤーハーネス3を介して外部のコントローラ等に続く端子T1からT4までとを有している。
図10B(b)に示す全体の回路図において、1つのLED51のカソードともう一方のLED51のアノードとの間に4つの抵抗R1からR4までが直列接続され、1つのLED51のカソードともう一方のLEDのアノード間にツエナーダイオード54が設けられている。そして、ツエナーダイオード54の両端からそれぞれ引き出された配線は、ワイヤーハーネス3を介して、4つの端子の中の2つの端子T1、T2を形成する。
一方、接点スイッチSWは、ワイヤーハーネス3を介して端子T3、T4を形成する。
図10B(c)に示すように、接点スイッチSWは、第1の固定切片10/第1の固定切片側回路C1、第2の固定切片13/第2の固定切片側回路C3、可動切片27/可動切片側回路C2から構成されている。ここで、黒丸で示した計8か所の部分S1からS8までが、図10B(a)のS1からS8までに対応する、フレキシブルプリント基板16と第2の固定切片13/第1の固定切片10を介する可動切片27との接点部である。
そして、後述するように、S1とS5、S2とS6、S3とS7、S4とS8のそれぞれの組の接点スイッチSWのオン動作に基づいて、端子T3、T4に、エレベータのボタンのいずれかが押された旨の信号がコントローラ等に送られ、エレベータの停止等の動作を制御することができる。
図11は、ベース板14上に第1の反射板12を取り付けた様子を示す図である。第1の反射板12により、ベース板上の部品や回路部を覆い、LED51上の領域を含むように設けられた開口12aを覆う位置に、LED51からの光を効率良く、またボタン表面全体を均一に発光させるための光学的分散部材として、例えばプリズム18、プリズムベース19を配置している。
図12は、プリズムベース19とプリズム18、LED51とを含む部分の詳細な構成例を示す断面図である。図12に示すように、また、LED51上に配置されるプリズム18に光を反射させるための加工18aを施し、ボタンユニット下面へ到達する光を間接光とすることも可能である。光を反射させるための加工18aとしては、例えば、プリズム18の上面に、細かい穴や溝等を形成したり、屈折率の異なる被膜を形成するなど既知の加工を施すことが可能である。
尚、レンズ部材/拡散用の部材設計の自由度を上げるため、また、視覚的効果を持たせることができるため別部品としているが、一体の部材としても良い。例えば、レンズ部材/拡散用の部材にマーキングの機能を統合したり、ボタンそのものにレンズ機能を統合したりしても良い。また、プリズムベース19を省略したり、逆に操作ボタン部23が均一に照射されるように、プリズムベース19に光を屈折・反射させる加工を施すことにより、プリズム18を省略することもできる。
次に、接点部品の詳細な構成及び動作に関して詳細に説明する。
図13に示すように、接点部品は、フレキシブルプリント基板16上に設けられ、上から順番に、可動切片27、第1の固定切片10、第2の固定切片13、である。可動切片27は、押しボタンの上下動(スイッチのオン/オフ操作)に伴い、上下方向に移動する。可動切片27は、弾性変形可能な先端部27aと、基本的に弾性変形をしない隅平坦部27bと、辺平坦部27cとを有する。
第1の固定切片10は接点スイッチのオン/オフ操作により移動しない。第1の固定切片10は、上方に傾き弾性変形可能な先端部10aと、下方に傾き弾性変形可能な第1の辺先端部10bと、上方に傾き弾性変形可能な第2の辺先端部10cとを有する。
第2の固定切片13は、スイッチ操作にオン/オフ操作により移動しない。第2の固定切片13は、弾性変形しない平坦部13aと、弾性変形可能な先端部13bとを有する。
図14は、フレキシブルプリント基板16と、第1の固定切片10との構成例を示す斜視図である。図14に示すように、フレキシブルプリント基板16と、第1の固定切片10とは、接点スイッチのオン/オフ動作により移動せず、弾性変形可能な先端部10bにより、回路基板の接点部S3、S4と常時接触状態となる。
また、フレキシブルプリント基板16と第2の固定切片13とにおいても、スイッチのオン/オフ動作により移動せず、弾性変形可能な先端部13bにより、回路基板の接点部S8、S7と常時接触状態となる。
このように、第1の固定切片10に設けられた先端部10bと、第2の固定切片13に設けられた先端部13bが弾性変形することにより、回路基板の接点部S3、S4、S8、S7との常時接触状態を維持することができるため、手半田作業工程を排除することができる。
さらに、可動切片27と第1の固定切片10とは、ボタンのオン/オフに関わらず、常時接触状態にある。ボタンON状態の時、すなわち、ボタンユニット21が押圧された状態にあっては、第1の固定切片10の先端部10aと10cが弾性変形することにより、可動切片27と第1の固定切片10との接触状態を維持することができる。
また、第1の固定切片10の先端部10aと10cが弾性変形することにより、第1の固定切片10の先端部10bは、ボタンユニット21が下方に移動したときの影響を受け難いため、回路基板の接点部S3、S4との接触圧力をほぼ一定に保つことができ、安定した接続状況を維持することができる。
一方、可動切片27と、第2の固定切片13とは、ボタンのオン/オフ動作により接触状態が変化するように構成されている。
図15に示すように、ボタンのオン動作((b))/オフ動作((a))により、可動切片27の弾性変形可能な先端部27aが、オン動作で第2の固定切片13と導通(13aと接触)し、オフ動作で、可動切片27の先端部27aが、第2の固定切片13と非導通(13aと非接触)となるように構成されている。
このように、可動切片27と、第2の固定切片13との導通、非導通に依存して、以下に説明するような電気的動作を行うことができる。
尚、第1の固定切片10と第2の固定切片13とは常に直接接触しない。
図16は、スイッチオン/オフに依存しない導通状態を示す図である。図16に示すように、可動切片27、第1の固定切片10側の導通経路(太線L13)を有する。可動切片27、第1の固定切片10の導通経路L13を経て、接点部S3、S4に導通する。
図17は、スイッチオン/オフに依存しない導通状態を示す図である。図17に示すように、第2の固定切片13側の導通経路(太線L14)を有する。尚、導通経路L13、L14は、代表的なものだけ示している。導通経路は、スイッチのオン/オフに関わらず、常に導通している。
一方、図16、図17において、スイッチオン時には、AR11、AR12で示した領域において、可動切片27の先端部27aと第2の固定切片13の平坦部13aとが電気的に接触する状態に変化し、導通状態となる。
従って、図10B(a)から(c)に示すように、少なくともいずれかの接点スイッチがオン状態となり、端子T3、T4において、スイッチがオン状態になった旨の信号をコントローラに送ることができる。
尚、本実施の形態では、可動切片27とフレキシブルプリント基板16間をジョイント(第1の固定切片10)で中継しているが、可動切片27の形状を変更するなどして、フレキシブルプリント基板16の導通部と直接接続するようにしても良い。
また、フレキシブルプリント基板16の代わりに、ガラスエポキシ基板、フェノール基板といったフレキシブルではない基板を用いて、直接ベース板14に固定することもできる。
さらに、本発明の押しボタンスイッチを取り付ける場所が壁面であるなど、押ボタンスイッチを取り付けることにより、基板と固定切片との導通部に所定の接触圧力が得られる場合には、固定板の機能の一つである、基板と固定切片との導通部に所定の接触圧力を与えるという機能を、当該構造物の壁面等に委ねることもできる。
上記の実施の形態において、添付図面に図示されている構成等については、これらに限定されるものではなく、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
本発明の各構成要素は、任意に取捨選択することができ、取捨選択した構成を具備する発明も本発明に含まれるものである。
本発明は、押しボタンスイッチに利用可能である。
1…押しボタンスイッチ、3…ワイヤーハーネス、10…第1の固定切片、10a、10b、10c…先端部、
11…ベースユニット、12…第1の反射板、13…第2の固定切片、13a…平坦部、13b…先端部、14…ベース板、15…第2の反射板、16…フレキシブルプリント基板、17…固定板、18…プリズム、19…プリズムベース、
21…ボタンユニット、22…ボタンベース部、23…操作ボタン部、24…レンズ、25…文字表示板、26…拡散板、27…可動切片、27a…先端部、27b…隅平坦部、27c…辺平坦部、31…ボタンユニットのカバー、32…カバー部、33…開口部、41…弾性部材、51…LED、54…ツエナーダイオード、71…プリント配線、S1からS8…接点部、T1からT4…端子、R1からR4…抵抗、L13、L14…導通経路。

Claims (4)

  1. ベースユニットと、前記ベースユニット上に配置されるボタンユニットと、前記ベースユニットと前記ボタンユニットとの間に設けられる弾性部材と、を備える押しボタンスイッチであって、
    前記ボタンユニットは、ボタン部と、前記ボタン部の前記ベースユニット側に設けられ、前記ボタン部の押圧に応じて前記ボタン部と前記ベースユニットとの間で弾性的に移動する可動切片と、を備え、
    前記ベースユニットは、前記ボタン部の前記ベースユニット側への押圧によって前記可動切片と電気的に接触する部分を有することで接点スイッチを形成する固定切片と、前記固定切片が取り付けられた光源部が配置される基板部と、を備え、
    前記接点スイッチは、前記ボタン部のコーナー位置またはその近傍に配置されることを特徴とする押しボタンスイッチ。
  2. 前記接点スイッチは、前記ボタン部の全てのコーナーまたはその近傍の位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の押しボタンスイッチ。
  3. 前記光源部は、前記ボタン部の中央部に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の押しボタンスイッチ。
  4. 前記基板部はフレキシブルプリント基板であり、
    前記接点スイッチと前記光源部とは、前記フレキシブルプリント基板と一体的に形成されたワイヤーハーネスにより外部のコントローラと接続されていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の押しボタンスイッチ。

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