JP6484536B2 - 作業支援装置及び作業支援方法 - Google Patents
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Description
このため、保守対象装置を復旧させるために実施すべき作業を算出する作業支援システムが提案されている。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
〈作業支援装置100〉
図2は、作業支援装置100の構成を示すブロック図である。作業支援装置100は、汎用の計算機上に構成することができて、そのハードウェア構成は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)などにより構成される演算部110、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリなどを用いたSSD(Solid State Drive)などにより構成される記憶部120、キーボードやマウス等の入力デバイスより構成される入力部130、CRTディスプレイ、LCD(Liquid Crystal Display)、有機ELディスプレイなどの表示装置、各種出力装置などにより構成される表示部140、CD−ROM、USBメモリなどの可搬性を有する可搬型記憶媒体の情報を読み出すメディア読取部150、NIC(Network Interface Card)などにより構成される通信部160、などを備える。
データベース登録処理部112は、作業支援処理に先立ち、異常リストデータ記憶領域122、処置作業データ記憶領域123、診断作業データ記憶領域124、及び条件付確率データ記憶領域125へ、データベースとなる各データを登録する。登録処理は、ユーザによる入力部130からの入力により、他所において作成されたデータを記録する可搬型記憶媒体からメディア読取部150により読み出して、または他システムで作成されたデータをネットワーク170を介して受信して、記憶部120へデータを格納する。
最適作業算出処理部113は、記憶部120の処置作業データ記憶領域123に記憶された復旧確率と作業時間と、診断作業データ記憶領域124に記憶された作業時間と、条件付確率データ記憶領域125に記憶された条件付確率データとを用いて、最適な作業を算出する処理を行う。最適作業算出処理部113の行う最適作業算出処理の詳細については、後述する。
また、保守対象装置180は必ずしも作業支援装置100とネットワーク170で接続している必要はなく、独立した構成としてもよい。
〈記憶部120〉
記憶部120には、異常リストデータ記憶領域122、処置作業データ記憶領域123、診断作業データ記憶領域124、条件付確率データ記憶領域125の各記憶領域が予め設定される。
〈異常リストデータ記憶領域122〉
異常リストデータ記憶領域122には、保守対象装置180もしくは保守対象装置180と同一種類の装置において発生する可能性のある異常の名称と、その異常が発生したときに保守対象装置180が発するアラームのコードと、を特定する情報が格納される。
ID0欄122bには、保守対象装置180もしくは保守対象装置180と同一種類の装置において発生する可能性のある異常を特定する情報が格納される。例えば、テーブルの上の行から順に自然数で1、2、3、・・・と連続した値が格納される。
異常名称欄122cには、保守対象装置180もしくは保守対象装置180と同一種類の装置において発生する可能性のある異常の名称を特定する情報が格納される。
アラームコード欄221dには、保守対象装置180もしくは保守対象装置180と同一種類の装置において、当該行のIDまたは異常名称で特定される異常が発生したときに、保守対象装置180が発するアラームのコードを特定する情報が格納される。
〈処置作業データ記憶領域123〉
処置作業データ記憶領域123には、保守対象装置180において、異常リストデータ記憶領域122に格納された情報で特定される異常が発生した場合に、その異常を解消し、異常から復旧させるための処置作業の候補と、処置作業で復旧した過去の回数と、処置作業の各候補で異常から復旧できる確率と、処置作業の各候補にかかる作業時間と、を特定する情報が格納される。
処置作業内容欄123dには、異常から復旧するための処置作業の内容を特定する情報が格納される
復旧回数欄123eには、ID1欄123cに格納された情報で特定される処置作業にて、ID0欄123bに格納された情報で特定される異常から復旧した回数を特定する情報が格納される。復旧回数欄123eには、あらかじめシステム設計者によって初期値が格納されている。また、初期値は後述する最適作業算出処理において更新される。
〈診断作業データ記憶領域124〉
診断作業データ記憶領域124には、保守対象装置180において、異常リストデータ記憶領域122に格納された情報で特定される異常が発生した場合に、その異常を解消し、異常から復旧させるための処置作業を特定するための診断作業の候補と、診断作業の各候補にかかる作業時間と、診断作業の候補について当該診断作業を行った時に得られる結果と、を特定する情報が格納される。
診断作業内容欄124dには、ID2欄124cに格納された情報で特定される診断作業の内容を特定する情報が格納される
診断作業時間124eには、ID2欄124cに格納された情報で特定される診断作業にかかる作業時間を特定する情報が格納される。なお格納される情報は、作業にかかる工数や、備品の手配費用を含めたコストの情報であってもよい。診断作業時間欄124eには、あらかじめシステム設計者によって初期値が格納されているが、作業時間をシステムの操作ログから計算し、格納する構成としてもよい。
〈条件付確率データ記憶領域125〉
条件付確率データ記憶領域125には、診断作業の各候補について診断結果が得られる確率を特定する情報が格納される。
ID0欄125bには、異常リストデータテーブル122aで特定される異常を特定する情報が格納される。
ID2欄125cには、診断作業データテーブル124aで特定される診断作業を特定する情報が格納される。
条件付確率欄125eには、あらかじめシステム設計者によって初期値が格納されている。また、初期値は後述する最適作業算出処理において更新されてもよい。
〈作業順序データ記憶領域126〉
図10は、作業順序データ記憶領域126に記憶される作業順序データテーブル126aの例を示す。作業順序データテーブル126aは、ID2欄126b、ID3欄126c、作業順序欄126d、診断結果毎の期待値欄126e、診断結果毎の期待値最小欄126f、等の各フィールドを有する。
ID3欄126cには、診断結果を特定する情報が格納される。作業順序データテーブル126aは、ID3欄126cに格納された情報の異なる複数のテーブルにて構成されており、それぞれのテーブルには、診断作業の候補または処置作業の候補の作業順序を示す情報と、それぞれの作業順序における期待値を示す情報と、期待値が最小となる作業順序を示す情報と、が格納される。
診断結果毎の期待値欄126eには、各作業順序の作業時間の期待値を特定する情報が格納される。
診断結果毎の期待値最小欄126fには、作業時間の期待値が最小となる作業順序を特定する情報が格納される。
〈期待値計算結果データ記憶領域127〉
図11は、期待値計算結果データ記憶領域127に記憶される期待値計算結果データテーブル127aの例を示す。期待値計算結果データテーブル127aは、スタート作業欄127b、最適作業順序の期待値欄127c、期待値最小欄127d、等の各フィールドを有する。
最適作業順序の期待値欄127cには、スタート作業欄127bで特定される診断作業または処置作業から、作業時間の期待値が最小となる最適な作業順序で作業を行ったときの、作業時間の期待値を特定する情報が格納される。
期待値最小欄127dには、スタート作業欄127bで特定される診断作業または処置作業のうち、最適作業順序の期待値欄127cに格納された作業時間の期待値が最小となるスタート作業を特定する情報が格納される。
〈処置作業順序データ記憶領域128〉
図13は、処置作業順序データ記憶領域128に記憶される処置作業順序データテーブル128aを示す。処置作業順序データテーブル128aは、作業順序欄128b、作業時間の期待値欄128c、期待値最小欄128d、等の各フィールドを有する。
作業時間の期待値欄128cには、各作業順序の作業時間の期待値を特定する情報が格納される。
期待値最小欄128dには、作業時間の期待値が最小となる作業順序を特定する情報が格納される。
〈最適作業算出処理部113の最適作業算出処理〉
図1に示すように、作業者によって最適作業算出処理が指示されると(S101)、作業支援装置100は作業支援メイン処理部111を起動する。作業支援メイン処理部111の処理フローの中で、最適作業算出処理部113が起動され、最適作業算出処理部113が、異常からの復旧に有効な作業を算出する最適作業算出処理を行う(S201)。
作業者が最適作業算出処理の実行を指示する入力画面の例である図14を説明する。
D11は、保守対象装置180に発生する異常のIDを特定する情報であり、異常リストデータテーブル122aのID0欄122bに格納された情報が表示される。
D12は、保守対象装置180に発生する異常の名称を特定する情報であり、異常リストデータテーブル122aの異常名称欄122cに格納された情報が表示される。
D13は、発生した異常を選択するボタンである。
D14は、最適作業算出を指示するボタンである。
ステップS400において、最適作業算出処理部113は、診断作業データテーブル124aのi番目の行の診断作業について、診断結果欄124fに格納された情報を取得する。
ETk :作業順序欄126dのk行目の作業順序における作業時間の期待値を示す値である。
m :m=2,3,・・・Mを取る自然数であり、作業順序欄126dの列を示す値である。Mは列数を示す。
p(Akm) :作業順序欄126dのk行m列目の処置作業の復旧確率を示す値である。復旧確率は、処置作業データテーブル123aの復旧確率欄123fで特定される情報である。
p(Di=Rj|Akm) :作業順序欄126dのk行m列目の処置作業で復旧できるときに、i番目の診断作業にてj番目の診断結果が得られる条件付確率である。条件付確率は、条件付確率データテーブル125aのID2欄125cがDiとなるテーブルにおいて、条件付確率欄125eのうち診断結果欄125dがRj、処置作業がAkmとなる行および列に格納された情報である。なお、条件付確率欄125eの列に該当する処置作業が存在しない場合には、「Others」の列に格納された情報を利用する。
TDi :i番目の診断作業の診断作業時間を示す値である。診断作業時間は、診断作業データテーブル124aの診断作業時間欄124eで特定される情報である。
n :n=2,3,・・・mを取る自然数であり、作業順序欄126dの列を示す値である。
TAkn :作業順序欄126dのk行n列目の処置作業の処置作業時間を示す値である。処置作業時間は、処置作業データテーブル123aの処置作業時間欄123gで特定される情報である。
d01は、期待値計算の対象となるk行目の作業順序(図12の例では図10の1行目の作業順序)について、復旧する処置作業と復旧するまでに行った作業のリストを示している。
図10の1行目の作業順序では、処置作業A1で復旧した場合には診断作業D1と処置作業A1のみを行うが、処置作業A2で復旧した場合には診断作業D1と処置作業A1と処置作業A2を行うことになる。このように、作業順序にある処置作業の候補それぞれについて、復旧するまでに行った診断作業の候補と処置作業の候補を示している。
d03は、復旧する処置作業を行うまでの診断作業の候補および処置作業の候補の作業時間の和、すなわち復旧するまでにかかった作業時間の和を示しており、(数1)のTDi+Σ(TAkn)を表している
d04は、d02の確率とd03の作業時間の積を示している。
(数1)の最初の総和記号は、d05に示すようにd04の各行について和を取ることを示しており、(数1)で計算される値ETkは、d02の確率とd04の作業時間の積の総和を表している。
作業時間d03が小さいときに復旧できる確率d02が大きいと、ETkの値は小さくなる。ETkが小さいほど、短い作業時間で復旧できる最適な作業順序であることを示す。
ここで特定された作業順序はi番目の診断作業(ID2欄126bで特定される診断作業)を行い、j番目の診断結果(ID3欄126c欄で特定される診断結果)を得たときに、作業時間の期待値が最小となる最適な作業順序である。
具体的には、最適作業算出処理部113は、まず期待値計算結果データテーブル127aのスタート作業欄127bにi番目の診断作業のIDを格納する。
そして、作業順序データテーブル126aの診断結果毎の期待値最小欄126fに最小値を示す「○」の格納された行を特定し、当該行の診断結果毎の期待値126eに格納された情報を、作業順序データテーブル126aの各テーブルから抽出し、期待値計算結果データテーブル127aの最適作業順序の期待値欄127cの当該行に格納する。これによって、i番目の診断作業から作業を開始し、診断結果に応じて作業時間の期待値が最小となる最適な作業順序で作業を行った時の、作業時間の期待値が格納される。
最適作業算出処理部113は、S406の処理を終了すると、図8の詳細処理フローを終了し、図7の最適作業算出処理のフローに戻る。
S304の処理の詳細を、図9の詳細処理のフロー図を用いて説明する。
本実施例では、処置作業データテーブル123aに格納されたすべての処置作業の候補について、取りうる作業順序のすべての組合せを作成し、作業順序欄128bに格納する。なお、作業順序の組合せを一部の処置作業(例えば、処置作業の復旧確率123fが所定の閾値以上の処置作業)に限定してもよい。
ETk :作業順序欄128bのk行目の作業順序における作業時間の期待値を示す値である。
m :m=1,2,・・・Mを取る自然数であり,作業順序欄128bの列を示す値である。Mは列数を示す。
p(Akm) :作業順序欄128bのk行m列目の処置作業の復旧確率を特定する示す値である。復旧確率は、処置作業データテーブル123aの復旧確率欄123fで特定される情報である。
n :n=1,2,・・・mを取る自然数であり,作業順序欄128bの列を示す値である。
TAkn :作業順序欄128bのk行n列目の処置作業の処置作業時間を示す値である。処置作業時間は、処置作業データテーブル123aの処置作業時間欄123gで特定される情報である。
これによって、診断作業を行わずに処置作業を行う場合に、作業時間の期待値が最小となる処置作業が特定された。
最適作業算出処理部113は、期待値計算結果データテーブル127aの最適作業順序の期待値欄127cに格納された情報を比較し、最も小さい情報の格納された行を特定し、期待値最小欄127dの当該行に期待値最小を示す「○」を格納する。
さらに、最適作業算出処理部113は、スタート作業欄127bの期待値最小の行に格納された情報、すなわち作業時間の期待値が最小となる作業順序の最初の診断作業または処置作業を、作業者に提示する。
D21には、作業時間の期待値が最小と計算された作業順序の最初の診断作業または処置作業が表示される。すなわち、期待値計算結果データテーブル127aの期待値最小欄127dに期待値最小を示す「○」が格納された行のスタート作業(診断作業または処置作業)のIDと、当該IDに紐付いた診断作業内容欄124dに格納された情報、または処置作業内容欄123dに格納された情報が表示される。
なお、期待値計算結果データテーブル127aの最適作業順序の期待値欄127cに格納された値に順位をつけ、順位の小さい順に複数の診断作業または処置作業を表示してもよい。
D24は、作業の結果を選択するボタンである。
D25は、D24で選択した作業の結果を入力するボタンである。
これにより、図7の最適作業算出処理のフロー図の全ての処理と、図1の作業手順のフロー図のS201の処理が完了した。以降は、図1の作業手順のフロー図に戻り処理を説明する。
〈作業支援メイン処理部111の動作説明〉
ステップS102において、作業者は、図15のD21に表示された作業を確認し、実行する。
ステップS103において、更に作業者は、実行した作業の結果をD24の選択ボタンで選択し、D25の入力ボタンを押すことで入力する。
(2)(診断作業)診断作業の結果が入力された場合には、作業支援メイン処理部111は、(数3)のベイズの更新式により、処置作業データテーブル123aの復旧確率欄123fに格納された情報の更新値p(As|Dd=Rr)を算出し、値を更新する。
Dd :作業者の実行した診断作業を示す。
Rr :作業者の入力した診断結果を示す。
p(As) :復旧確率欄123fの第s行目の更新前の値を示す。
p(As|Dd=Rr) :診断結果が入力されたときの、復旧確率の更新値を示す。すなわち、処置作業データテーブル123aの復旧確率欄123fの第s行目の更新値を示す。
p(Dd=Rr|As) :条件付確率データテーブル125aのID2欄125cがDdとなるテーブルにおいて、条件付確率欄125eのうち診断結果欄125dがRr、処置作業がAsとなる行および列に格納された情報である。なお、条件付確率欄125eの列にAsに該当する処置作業が存在しない場合には、「Others」の列に格納された情報が利用される。
At :t=1,2,・・・Sを取る自然数であり、sと同様に処置作業データテーブル123aの第t行目の処置作業の候補を示す。Sは行数を示す。なお、総和記号は処置作業データテーブル123aに格納されたすべての処置作業の候補について和を取ることを示している。
p(At) :p(As)と同様に、復旧確率欄123fの第t行目の更新前の値を示す。
p(Dd=Rr|At) :p(Dd=Rr|As)と同様に、条件付確率データテーブル125aのID2欄125cがDdとなるテーブルにおいて、条件付確率欄125eのうち診断結果欄がRr、処置作業がAtとなる行および列に格納された情報である。なお、条件付確率欄125eの列にAtに該当する処置作業が存在しない場合には、「Others」の列に格納された情報が利用される。
更新した後の最適作業算出結果の出力画面の例を図16に示す。D31に処置作業A3が表示され、作業者がD32にて「異常は解消した」を選択し、入力ボタンD33を押すと、作業支援メイン処理部111はデータ更新処理(S204)の処理を行う。
具体的には作業支援メイン処理部111は、処置作業データテーブル123aの復旧回数欄123eのうち、異常を解消した処置作業の行に1を追加する。さらに、復旧回数欄123eに格納された値を、復旧回数欄123eに格納された値の総和で除することで、復旧確率の値を算出し、復旧確率欄123fの対応する行に格納することで、復旧確率欄123fに格納された情報を更新する。
このようにして確率の情報を更新することで、次に異常が発生した場合の最適作業算出処理では、より精度よく期待値計算を行うことが可能となる。
また、作業支援システム200は、ネットワーク170を介して診断の対象となる保守対象装置180と接続されている。
なお、演算装置202を作業支援装置として独立させて、ネットワーク170を介して入力部260、出力部270と接続される形態としてもよい。
110 演算部
111 作業支援メイン処理部
112 データベース登録処理部
113 最適作業算出処理部
120 記憶部
121 作業支援プログラム記憶領域
122 異常リストデータ記憶領域
122a 異常リストデータテーブル
122b ID0欄
122c 異常名称欄
122d アラームコード欄
123 処置作業データ記憶領域
123a 処置作業データテーブル
123b ID0欄
123c ID1欄
123d 処置作業内容欄
123e 復旧回数欄
123f 復旧確率欄
123g 処置作業時間欄
124 診断作業データ記憶領域
124a 診断作業データテーブル
124b ID0欄
124c ID2欄
124d 診断作業内容欄
124e 診断作業時間欄
124f 診断結果欄
125 条件付確率データ記憶領域
125a 条件付確率データテーブル
125b ID0欄
125c ID2欄
125d 診断結果欄
125e 条件付確率欄
126 作業順序データ記憶領域
126a 作業順序データテーブル
126b ID2欄
126c ID3欄
126d 作業順序欄
126e 診断結果毎の期待値欄
126f 診断結果毎の期待値最小欄
127 期待値計算結果データ記憶領域
127a 期待値計算結果データテーブル
127b スタート作業欄
127c 最適作業順序の期待値欄
127d 期待値最小欄
128 処置作業順序データ記憶領域
128a 処置作業順序データテーブル
128b 作業順序欄
128c 作業時間の期待値欄
128d 期待値最小欄
130 入力部
140 出力部
150 メディア読取部
160 通信部
170 ネットワーク
180 保守対象装置
190 携帯端末
200 作業支援システム
202 演算装置
210 演算部
220 記憶部
230 インターフェース部(IF部)
240 バス
250 通信インターフェース部(通信IF部)
260 入力部
270 出力部
Claims (12)
- 保守対象装置を異常から復旧するために必要な処置作業の候補、または処置作業を特定するための診断作業の候補を算出する作業支援装置であって、
前記保守対象装置に想定される異常IDのリストテーブルと、
前記異常ID毎の復旧させるための処置作業の候補のリストと、処置作業ごとの復旧回数、復旧確率、作業時間のデータテーブルと、
前記異常ID毎の診断作業の候補のリストと、診断作業ごとの作業時間、診断結果の候補のデータテーブルと、
前記異常ID、および診断作業毎の前記処置作業の候補で復旧できるときの前記診断作業の診断結果が得られる確率を表す条件付確率のデータテーブルと、
を記憶する記憶部と、
前記保守対象装置の異常IDの入力を受付けて、前記異常IDに対応する前記処置作業の候補および前記診断作業の候補を読出し、各診断作業を最初に実行した後に前記処置作業を続ける作業順序の組合せの中より復旧までの作業時間の期待値が最小の作業順序と、前記処置作業を続ける作業順序の組合せの中より復旧までの作業時間の期待値が最小の作業順序とを算出して、最も作業時間の期待値が小さい作業順序の最初の診断作業、又は処置作業を最適作業として出力する最適作業算出処理部と、
を備えたことを特徴とする作業支援装置。 - 前記記憶部に記憶する各作業の作業時間に替えて、作業コスト、または作業工数を記憶して、
前記最適作業算出処理部は、各作業順序における復旧までの作業時間の期待値を計算するのに替えて、各作業順序における復旧までの作業コストの期待値、または各作業順序における復旧までの作業工数の期待値の計算を実行することを特徴とする請求項1に記載の作業支援装置。 - 前記最適作業算出処理部は、前記診断結果ごとに作業時間の期待値が最小となる作業順序を特定することで、前記の各診断作業を最初に実行した後に前記処置作業を続ける作業順序の組合せの中より復旧までの作業時間の期待値が最小の作業順序を算出すること、を特徴とする請求項1に記載の作業支援装置。
- 作業支援メイン処理部を更に備え、
前記作業支援メイン処理部は、前記最適作業算出処理部が算出して、作業者へ提示した最適作業を作業者が実行した結果を作業者が入力するのを受付け、もし、前記保守対象装置の異常を解消していない場合には、記憶部に記憶する前記異常IDに対応する前記処置作業の候補の復旧確率を更新して、次の最適作業を算出するために前記最適作業算出処理部を再度起動することを特徴とする請求項1に記載の作業支援装置。 - 作業支援メイン処理部を更に備え、
前記作業支援メイン処理部は、前記最適作業算出処理部が算出して、作業者へ提示した最適作業を作業者が実行した結果を作業者が入力するのを受付け、もし、前記保守対象装置の異常を解消した場合には、記憶部に記憶する前記異常IDに対応する前記処置作業のデータテーブルにおいて、前記異常を解消した処置作業の復旧回数に1を加え、前記データテーブル上の各処置作業の復旧確率を、修正された復旧回数のデータに基づいて更新処理を実行して、作業支援処理を終了することを特徴とする請求項1に記載の作業支援装置。 - 最適作業算出処理部が実行する各診断作業を最初に実行した後に前記処置作業を続ける作業順序の組合せの中より復旧までの作業時間の期待値が最小の作業順序を算出する処理は、
前記診断作業の候補を1つずつ選択して、選択した診断作業を第1番目に行う作業として、その後に続ける前記異常IDに対応する前記処置作業について取り得る作業順序の組合せを作成して、各作業順序の、診断結果毎の復旧までの作業時間の期待値を算出し、その中で診断結果毎の期待値の最小の作業順序を特定し、診断結果毎の期待値の最小値の和を取り、選択した診断作業から最適な作業順序で作業を行った時の作業時間の期待値を算出することであることを特徴とする請求項1に記載の作業支援装置。 - 最適作業算出処理部が実行する前記処置作業を続ける作業順序の組合せの中より復旧までの作業時間の期待値が最小の作業順序を算出する処理は、
前記異常IDに対応する前記処置作業の候補について、取り得る作業順序の組合せを作成して、作業時間の期待値が最小となる作業順序を特定することであることを特徴とする請求項1に記載の作業支援装置。 - 前記異常IDに対応する前記処置作業の候補を選ぶ際に、記憶部のデータテーブルに記憶された全ての処置作業を選択するのではなく、所定の閾値以上の復旧確率を持つ一部の処置作業に限定することを特徴とする請求項1、6、又は7のいずれかの請求項に記載の作業支援装置。
- 請求項1に記載の作業支援装置において、
前記処置作業は複数の診断作業と条件付確率で対応付けられていることを特徴とする作業支援装置。 - コンピュータによる情報処理を用いて、保守対象装置を異常から復旧するために必要な処置作業の候補、または処置作業を特定するための診断作業の候補を算出する作業支援方法であって、
前記保守対象装置に想定される異常IDのリストテーブルと、
前記異常ID毎の復旧させるための処置作業の候補のリストと、処置作業ごとの復旧回数、復旧確率、作業時間のデータテーブルと、
前記異常ID毎の診断作業の候補のリストと、診断作業ごとの作業時間、診断結果の候補のデータテーブルと、
前記異常ID、および診断作業毎の、前記処置作業の候補で復旧できるときの前記診断作業の診断結果が得られる確率を表す条件付確率のデータテーブルと、を記憶部に予め記憶し、
前記保守対象装置の異常IDの入力を受付けて、前記異常IDに対応する前記処置作業の候補および前記診断作業の候補を読出し、
各診断作業を最初に実行した後に前記処置作業を続ける作業順序の組合せの中より復旧までの作業時間の期待値が最小の作業順序と、前記処置作業を続ける作業順序の組合せの中より復旧までの作業時間の期待値が最小の作業順序とを算出して、最も作業時間の期待値が小さい作業順序の最初の診断作業、又は処置作業を最適作業として提示することを特徴とする作業支援方法。 - 前記最適作業を提示した後、作業者が前記最適作業を実行した結果を作業者が入力するのを受付け、
もし、前記保守対象装置の異常を解消していない場合には、記憶部に記憶する前記異常IDに対応する前記処置作業の候補の復旧確率を更新して、次の最適作業を算出するために最適作業算出処理を繰り返し、
もし、前記保守対象装置の異常を解消した場合には、記憶部に記憶する前記異常IDに対応する前記処置作業のデータテーブルにおいて、前記異常を解消した処置作業の復旧回数に1を加え、前記データテーブル上の各処置作業の復旧確率を、修正された復旧回数のデータに基づいて更新処理を実行して、作業支援処理を終了することを特徴とする請求項10に記載の作業支援方法。 - 前記記憶部に記憶する各作業の作業時間に替えて、作業コスト、または作業工数を記憶して、
前記最適作業を算出する処理において、各作業順序における復旧までの作業時間の期待値を計算するのに替えて、各作業順序における復旧までの作業コストの期待値、または各作業順序における復旧までの作業工数の期待値の計算を実行することを特徴とする請求項10、または請求項11に記載の作業支援方法。
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