JP6485453B2 - アンテナ及びアンテナアレイ、無線通信装置 - Google Patents

アンテナ及びアンテナアレイ、無線通信装置 Download PDF

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Description

本発明は、アンテナ及びアンテナアレイ、無線通信装置に関する。
近年、例えば、移動通信用基地局や、Wi−Fi通信機用アンテナ装置として、通信容量確保のため、偏波ダイバーシティによってMIMO(multi−input−multi−output)通信が可能となるような、直交二偏波アンテナ、及び直交二偏波アンテナアレイが実用に供されている。この多くは、略垂直に配置された2つのアンテナ素子、及びそのアレイ化によって実現されている。そして、通信容量の低下を防ぐため、2つのアンテナ素子間の結合を抑制することが求められている。2つのアンテナ素子間の距離を離すことで、2つのアンテナ素子間の結合を抑制することができるが、一方で、装置サイズを小さくするため、アンテナ素子の集積度を高め、アンテナを小型化することが求められている。
このような直交二偏波アンテナとして、例えば、特許文献1、2、3に記載のアンテナがある。これらは、2つのアンテナ素子、ここではダイポールアンテナを、それぞれの中心が重なって直交するように十字状に配置したような構造となっており、これによって2つのアンテナ素子間の結合を抑制しつつ、全体の小型化を可能としている。
特許第4073130号公報 特開2006−352293号公報 特開2009−124403号公報
しかし、前記のように2つのアンテナ素子の中心を重ねて配置した場合、一方のアンテナ素子に切り込みが必要となる等、構造が複雑となり製造の困難さが増加する。加えて、各アンテナ素子への給電線同士が隣接するため、給電線を介した電磁気的結合によって2つのアンテナ素子間の結合が増加する懸念がある。
本発明の目的は、2つのアンテナ素子を重ねずに、2つのアンテナ素子間の結合を抑制しつつ、アンテナ素子の集積度を高め、全体を小型化した二偏波アンテナを提供することにある。
本発明の観点によれば、導体反射板と、互いに間隔をおいて配置された2つのアンテナ素子と、を備え、前記導体反射板への投影図において、前記2つのアンテナ素子の長手方向は互いに略直交しており、前記2つのアンテナ素子のうち一方の前記アンテナ素子の長手方向における端部は、他方の前記アンテナ素子の長手方向における中央近傍に位置している、アンテナが提供される。
本発明によれば、2つのアンテナ素子を重ねずに、2つのアンテナ素子間の結合を抑制しつつ、アンテナ素子の集積度を高め、全体を小型化した二偏波アンテナが実現される。
図1はアンテナの斜視図である。 図2はアンテナの正面図である。 図3はアンテナの平面図である。 図4は無線通信装置の正面図である。 図5はアンテナアレイの平面図である。 図6は無線通信装置の正面図である。 図7はアンテナの変形例の斜視図である。 図8はアンテナ素子の変形例の正面図である。 図9はアンテナ素子の変形例の正面図である。 図10はアンテナ素子の変形例の斜視図である。 図11はアンテナ素子の変形例の斜視図である。 図12はアンテナ素子の変形例の斜視図である。 図13はアンテナ素子の変形例の正面図である。 図14はアンテナ素子の変形例の正面図である。 図15はアンテナ素子の変形例の正面図である。 図16はアンテナ素子の変形例の正面図である。 図17はアンテナ素子の変形例の斜視図である。 図18はアンテナ素子の変形例の斜視図である。 図19はアンテナ素子の変形例の斜視図である。 図20はアンテナ素子の変形例の斜視図である。 図21はアンテナ素子の変形例の斜視図である。 図22はアンテナの変形例の斜視図である。 図23はアンテナの変形例の斜視図である。 図24はアンテナの変形例の正面図である。 図25はアンテナの変形例の正面図である。 図26はアンテナの変形例の正面図である。 図27はアンテナの変形例の斜視図である。 図28はアンテナの変形例の斜視図である。 図29はアンテナの変形例の斜視図である。 図30はアンテナの変形例の正面図である。 図31はアンテナの変形例の斜視図である。 図32はアンテナ素子の変形例の正面図である。 図33はアンテナアレイの変形例の平面図である。 図34はアンテナアレイの変形例の平面図である。
以下、図を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。但し、以下に述べる実施の形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい限定がされているが、発明の範囲を以下に限定するものではない。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係るアンテナ10について以下説明する。
図1はアンテナ10の斜視図、図2はアンテナ10の正面図、図3はアンテナ10の平面図である。図1及び図2において、アンテナ10は、導体反射板101及びその片面側上方に2つのアンテナ素子102、103を有している。そして図3に示す通り、導体反射板101への投影図において、2つのアンテナ素子102、103の長手方向は互いに略直交しており、アンテナ素子103の長手方向(図3中y軸方向)における端部110は、アンテナ素子102の長手方向における略中央部109近傍(中心近傍)に位置している。2つのアンテナ素子102、103は、互いに間隔をおいて配置されている。
図1及び図2に示すように、アンテナ素子102、103は、例えば、誘電体層108、及び誘電体層108の一面側に形成される、略C形状で、スプリットリング共振器となるC状導体部104、誘電体層108の他の一面側に形成され、C状導体部104と間隔を空けて対向する導体給電線105、C状導体部104の導体反射板101から遠い側(z軸正方向側)の長辺上の部分と導体給電線105の一端とを電気的に接続する導体ビア106、導体給電線105の他の一端と、近傍のC状導体部104との間を電気的に励振可能な給電点107を有する。
誘電体層108は、説明の便宜上、各図面において省略されている場合がある。各図面において誘電体層108が省略されているのは、技術の理解を促すためである。
ここで、導体反射板101、C状導体部104、導体給電線105、導体ビア106、その他以下導体と記載のあるものは、銅、銀、アルミ、ニッケルなどの金属や、その他の良導体材料により構成される。また、C状導体部104、導体給電線105、導体ビア106、誘電体層108は、プリント基板や、半導体基板などの通常の基板製作プロセスでの製作が一般的だが、他の方法で製作されてもよい。また、導体ビア106は、誘電体層108にドリルで形成した貫通孔に、めっきをすることで形成される場合が一般的であるが、層間を電気的に接続できればどのようなものでもよい。例えば、レーザーで形成するレーザービアや、銅線などを用いて構成することもできる。
また誘電体層108は、省略されてもよく、部分的な誘電体支持部材のみを残し、多くが中空となっていてもよい。そして給電点107は、例えば図示せぬ無線通信回路あるいは無線通信回路からの無線信号を伝送する伝送線と接続され、無線通信回路とアンテナ10との間で、無線通信信号をやり取りすることができる。また、導体反射板101は、板金や誘電体基板に貼り合わされた銅箔で形成される場合が一般的であるが、導電性であれば他の素材で形成されてもよい。
上述のアンテナ10は、例えばWi−Fiなどの無線通信装置や、移動通信基地局におけるアンテナ部として、適宜組み込まれる。
図4に、アンテナ10を備えた無線通信装置の一例である無線通信装置11を示す。無線通信装置11は、アンテナ10、アンテナ10を機械的に保護する誘電体レドーム115、無線通信回路部113、アンテナ10中のアンテナ素子と無線通信回路部113との間で無線信号を伝送する伝送線112を有する。
加えて、アンテナ10をアンテナ素子の共振周波数の電磁波の波長の約2分の1ずつ離して複数並べたアンテナアレイ12を図5に、アンテナアレイ12を備えた無線通信装置の一例である無線通信装置13を図6に示す。アンテナアレイ12においては、導体反射板101は、アンテナ10ごとに一つではなく、全て接続された一つの導体反射板としているが、この限りではない。また、アンテナ10を複数並べる際、必ずしも等間隔、並進対称である必要はなく、不等な間隔に回転して並べても構わない。無線通信装置13は、アンテナアレイ12、誘電体レドーム115、伝送線112、無線通信回路ユニット114を備える。
無線通信装置11及び無線通信装置13は例えば無線通信装置や、移動通信基地局として用いられ、この他に、例えば、ベースバンド処理を行うベースバンド処理部などを備えてもよい。また、無線通信回路ユニット114等を通じて、アンテナアレイ12中の同偏波の各アンテナ素子への入力信号が制御されることで、ビームフォーミングが行われてもよい。
以下、本発明の実施の形態の作用および効果について用いて説明する。
発明者らは、2つのアンテナ素子102、103が電磁気的に共振した時に周囲につくる電磁場を詳細に調査した。結果、2つのアンテナ素子102、103の長手方向(アンテナ素子102の長手方向は図3中x軸方向、アンテナ素子103の長手方向は図3中y軸方向)の両端部110近傍は電気的に開放面となり、電場強度が強くて磁場強度が弱く、そして略中央部109近傍は電気的に短絡面となり、磁場強度が強く電場強度が弱くなることを見出した。
そこで、本発明におけるアンテナ10では、2つのアンテナ素子102、103を十字に重ねず、一方のアンテナ素子の略中央部109と、他方のアンテナ素子の長手方向の端部110とが近接するように間隔を空けて略直交に配置する。
よって、上述の配置とすることで、電場、磁場それぞれにおいて、強度が強い部分同士が近接しないように直交に配置されるため、結果2つのアンテナ素子を、結合を抑えつつ、近づけて配置することができる。さらにこのとき、両素子の給電点107同士も距離が離れ、構造上両素子が物理的に重なる領域もないため、給電部同士が近づくことによる結合を抑え、同時に製造上の複雑さを回避することができる。ただし、図2中C状導体部104のスプリット部分111は、導体同士が近接しているため、2つのアンテナ素子102、103の中央部ではあるが電場強度は強い。しかし、対向している導体部に挟まれたごく一部の空間のみが電場強度が強くなるに過ぎず、スプリット部分111から離れると、急速に電場強度は減少するため、本効果を阻害しない。
以上により、2つのアンテナ素子を重ねずに、2つのアンテナ素子間の結合を抑制しつつ、アンテナ素子の集積度を高め、全体を小型化した二偏波アンテナ及び二偏波アンテナを用いた通信装置及び通信システムを提供することができる。
なお、アンテナ素子102とアンテナ素子103との間の距離である、前述の、一方のアンテナ素子の略中央部109と他方のアンテナ素子の端部110との間の距離は、アレイアンテナ構成時、複数の二偏波アンテナ10間の距離を使用周波数の電磁波の半波長程度に抑える目的から、波長の略4分の1程度以下がより望ましい。
また、2つのアンテナ素子102、103の導体反射板101に対する姿勢は、必ずしも、図1、2に示すように導体反射板101に対して倒立した姿勢である必要はなく、例えば図7のように、導体反射板101に対して平行な姿勢でもよい。2つのアンテナ素子102、103の導体反射板101に対する姿勢として、2つのアンテナ素子102、103が導体反射板101に対して平行な姿勢を採用した場合、アンテナ素子102、103は、誘電体層108を共通化した同一基板内に作成されていてもよく、加えてアンテナ10を複数並べたアレイアンテナ構成時に、図33のように複数のアンテナ10が同一基板内に作成されてもよい。このように構成することで、複数アンテナ素子の位置合わせ工数が低減できるため、組み立てを容易に行うことができる。また、2つのアンテナ素子102、103の導体反射板101に対する姿勢として、2つのアンテナ素子102、103が導体反射板101に対して平行な姿勢を採用した場合、略中央部109において他方のアンテナ素子と近接する側のアンテナ素子(図7中アンテナ素子102)は、略中央部109のうち、スプリット部111がない側のアンテナ素子102端部が、アンテナ素子103側を向いている方が、アンテナ素子間の結合がより低減されるため好ましい。換言すれば、2つのアンテナ素子102、103の導体反射板101に対する姿勢として、2つのアンテナ素子102、103が導体反射板101に対して平行な姿勢を採用した場合、アンテナ素子102のスプリット部111は、アンテナ素子103から離れる方向に開口している方が、アンテナ素子間の結合がより低減されるため好ましい。
加えて、2つのアンテナ素子102、103は、必ずしも、図1、2に示す構造でなくともよく、さらに構造上の工夫がなされていてもよい。
例えば、図8に示すように、2つのアンテナ素子102、103形成時に導体パタン端部の寸法精度を向上させるため、誘電体層108が、C状導体部104に対して大きなサイズで作られていてもよい。また、導体給電線105の一端が、直接、C状導体部104の導体反射板101から遠い側の長辺上の部分に電気的に導通して接続し、導体ビア106が省略されていてもよい。例えば図9に示すように、導体給電線105が銅線などの線状導体であってもよい。また図10に示すように、2つのアンテナ素子102、103端部に給電点107を設ける際、導体給電線105の他の一端とC状導体部104との接触を避ける目的で、導体給電線105は複数の導体と導体ビアで構成されていてもよい。あるいは図11に示すように、C状導体部104の導体反射板101から近い側の長辺上の一部分を切欠き、切り欠かれた部分に導体給電線105を通し、導体給電線105と、切欠きを形成するC状導体部104端部との間を電気的に励振するように給電点107を設けてもよい。この場合、C状導体部104、導体給電線105を同一の層に形成でき、製造を容易にすることができる。ただし、C状導体部104が切り欠かれたことによるスプリットリング共振器の共振特性の劣化を補うため、図12に示すように、スプリットリング共振器の切り欠かれた部分を、導体給電線105に接触せずに導通させる架橋導体116を備えていてもよい。
加えて、2つのアンテナ素子102、103は、電気特性向上のための工夫がなされていてもよい。
C状導体部104によるスプリットリング共振器は、リングに沿って流れる電流によるインダクタンスと、スプリット部分111で対向する導体間に生じるキャパシタンスが直列に接続された、LC直列共振器として機能する。スプリットリング共振器の共振周波数付近では、C状導体部104に大きな電流が流れ、一部の電流成分が放射に寄与することによりアンテナとして動作する。このとき、C状導体部104に流れる電流のうち、主に放射に寄与するのは2つのアンテナ素子102、103の長手方向の電流成分である。このため、C状導体部104の長手方向の長さを長くすることで、良好な放射効率を実現することが可能となる。ただし図1、2中では、アンテナ素子102、103は略長方形だが、2つのアンテナ素子102、103の配置が上述の図1、2、3に示す通りであれば、2つのアンテナ素子102、103は他の形状であっても本発明の本質的な効果には影響を与えない。たとえば2つのアンテナ素子102、103の形状は正方形や円形、三角形、ボウタイ形状などであってもよい。
また図13に示すように、2つのアンテナ素子102、103は、C状導体部104の長手方向の両端部に導電性の放射部117を備える構成を考えることもできる。このような構成によって、放射に寄与するC状導体部104の長手方向電流成分を放射部117に誘導することができるため、放射効率を向上させることが可能となる。図13では放射部117とC状導体部104とが接続する部分のそれぞれの辺の大きさが一致する場合を示したが、放射部117の形状はこれに限定されるものではない。例えば図14、図15に示すように、放射部117とC状導体部104とが接続する部分のそれぞれの辺の大きさが、放射部117の方がC状導体部104より大きいような構成を考えることもできる。放射部117を備える構成の場合、C状導体部104と放射部117とを含めてアンテナ素子102、103が長手を持つ形状となれば、より良好な放射効率を実現する。このとき、C状導体部104は必ずしもアンテナ素子102、103の長手方向に長手をもつ形状である必要はない。たとえば図32に示すようにC状導体部104の形状はz軸(図1を併せて参照)方向に長辺を持つ長方形であってもよいし、正方形や円形、三角形であるような構成を考えることもできる。
また、C状導体部104が形成するスプリットリング共振器の共振周波数は、スプリットリングのリングの大きさを大きくして、電流経路を長くすることでインダクタンスを大きくするか、スプリット部分111で対向する導体間の間隔を狭くしてキャパシタンスを大きくすることで低周波化することができる。上記キャパシタンスを大きくする方法として、例えば図16に示すように、スプリット部分111を形成する、対向するC状導体部104の面積を増加させてもよい。あるいは、図17、図18に示すように、C状導体部104と異なる層に補助導体パターン118を設けて、導体ビア119でスプリット部分111と接続するような構成により、スプリットリング共振器中のスプリット部分111において対向する導体面積を増加させてもよい。図17には、補助導体パターン118を導体給電線105と同じ層に配設した場合の例を示す。図18には、補助導体パターン118をC状導体部104とも導体給電線105とも異なる層に配設した場合の例を示す。また図19に示すように、補助導体パターン118がスプリット部分111の一方の導体にだけ備えられており、補助導体パターン118とスプリット部分111の他方の導体の少なくとも一部が、C状導体部104の層と補助導体パターン118の層との間で対向していることで、スプリット部分111において対向する導体の面積を増加させてもよい。
また、導体ビア106、あるいは導体ビア106が省略されている場合は導体給電線105の一端と、C状導体部104との接続位置を変更することで、給電点107から見たスプリットリング共振器の入力インピーダンスを変化させることができる。給電点107以降の図示せぬ無線通信回路もしくは伝送線のインピーダンスに、スプリットリング共振器の入力インピーダンスを整合させることで、無線通信信号を反射なくアンテナに給電することが可能となる。ただし、インピーダンスが整合していない場合でも、本発明の本質的な効果には影響を与えない。加えて、図20に示すように、C状導体部104および導体給電線105と異なる層に、第2のC状導体部120を備え、C状導体部104と第2のC状導体部120は、複数の導体ビア121によって互いに電気的に接続されていてもよい。この場合C状導体部104と第2のC状導体部120は、ひとつのスプリットリング共振器として動作する。このとき、導体給電線105は、互いに導通した導体である、C状導体部104、第2のC状導体部120及び複数の導体ビア121によって周囲の多くの部分が囲まれる。これにより、導体給電線105からの不要な信号電磁波の放射を低減することが可能となる。また図21に示すように、図17と同様にC状導体部104及び第2のC状導体部120と異なる層に補助導体パターン118を設けて、補助導体パターン118が導体ビア119を介してスプリット部分111および第2のスプリット部分122と接続するような構成を考えることもできる。補助導体パターン118によってスプリット部分111および第2のスプリット部分122で対向する導体面積が増加するため、共振器全体のサイズを大きくすることなく、キャパシタンスを増加させることが可能となる。
また、導体反射板101は短絡面となることから、アンテナ素子の共振特性への影響を抑えるため、図2中2つのアンテナ素子102、103と導体反射板101との間の距離Zは、周波数がアンテナ素子の共振周波数である電磁波が、領域を満たす物質中を進行する際の波長の略4分の1であることがより望ましい。ただし、波長の略4分の1でない場合でも、本発明の本質的な効果には影響を与えない。また、アンテナ素子102と103とで、距離Zが違う値でもよい。
加えて、共振時に両端部近傍が電気的に開放面とみなせ、また略中央部近傍が電気的に短絡面と見なせるアンテナである、ダイポールアンテナ素子でも、図22に示すように、本実施形態において示した図1、2、3のような配置で、2つのアンテナ素子を重ねずに、二素子間の結合を抑制しつつ、素子の集積度を高め、全体を小型化した二偏波アンテナを構成できる。図22中、2つのダイポールアンテナ素子201、202は、間隔を空けて配置された略半波長程度の長さの2つの導体で構成された放射部203と、放射部203の2つ導体間を励振する給電点107とを備える。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係るアンテナ20について以下説明する。
図23はアンテナ20の斜視図、図24はアンテナ20の正面図である。図23及び図24に示すように、アンテナ20は、2つのアンテナ素子102、103のうち少なくとも一方、もしくは両方において、一端がC状導体部104のうちスプリット部分111と対向する端部近傍に接続し、他の一端が導体反射板101に接続し、導体給電線105と対向する導体給電GND部123を有する。本実施形態において、アンテナ20は、2つの導体給電GND部123を有する。一方の導体給電GND部123は、アンテナ素子102のC状に延びる外縁の略中央と、導体反射板101と、を電気的に接続している。詳しくは、一方の導体給電GND部123は、アンテナ素子102の4つの外縁のうちスプリット部分111が形成されている外縁に対して対向する外縁の略中央と、導体反射板101と、を電気的に接続している。他方の導体給電GND部123は、アンテナ素子103のC状に延びる外縁の略中央と、導体反射板101と、を電気的に接続している。詳しくは、他方の導体給電GND部123は、アンテナ素子103の4つの外縁のうちスプリット部分111が形成されている外縁に対して対向する外縁の略中央と、導体反射板101と、を電気的に接続している。また、導体給電線105及び誘電体層108は、導体反射板101側に延伸されている。そして、給電点107は、導体給電線105の延伸された側の一端部分近傍に配置され、導体給電線105の延伸された側の一端部分と近傍の導体給電GND部123との間を電気的に励振可能である。なお、導体給電GND部123は、ここでは導体反射板101に接続しているが、必ずしも接続している必要はない。
アンテナ素子102は、略C字形状のC状導体部104と、C状導体部104に一端が接続された導体給電線105と、を備える。C状導体部104は、略リング形状の導体の一部を切り離すことで形成されている。C状導体部104は、C状導体部104の切り離された部分であるスプリット部分111を有している。アンテナ素子103についても同様である。
アンテナ素子102は、導体給電線105と対向するように配置された導体給電GND部123を備える。導体給電GND部123の一端は、C状導体部104の外縁に接続している。導体給電GND部123の他端は、導体反射板101に接続している。即ち、導体給電GND部123は、C状導体部104の外縁と導体反射板101を電気的に接続している。アンテナ素子103についても同様である。
C状導体部104の外縁はC状に延びている。導体給電GND部123の一端は、C状に延びる外縁の略中央に接続している。換言すれば、導体給電GND部123の一端は、C状導体部104が有する4つの外縁のうちスプリット部分111が形成されている外縁に対して対向する外縁の略中央に接続している。
以上の点において、アンテナ20は第1の実施形態にかかるアンテナ10と異なり、他の構成は同一である。
以下、第2の実施形態の効果を説明する。
2つのアンテナ素子102、103に、給電点107を介して無線信号を伝送する伝送線を接続する際、共振器に導体が接続されることから、2つのアンテナ素子102、103近傍部分の伝送線の配置や形状などによって、2つのアンテナ素子102、103の共振特性が変化してしまう恐れがある。
しかしアンテナ20において、導体給電GND部123が2つのアンテナ素子102、103に接続している部分は、アンテナ素子の略中央部に位置し、これは第1の実施形態において述べたように、共振器であるC状導体中、共振時に電気的に短絡面となる。この場合、導体給電GND部123は、共振特性に影響を与えるような余分なキャパシタンスやインダクタンスを増加させず、結果、2つのアンテナ素子102、103の共振特性がほとんど変化しないことを発明者らは見出した。
よって、導体給電線105を導体給電GND部123と対向するように延伸することで、対向する二導体である、延伸された導体給電線105と導体給電GND部123とで構成された、共振特性に影響を与えずにアンテナ素子に接続する伝送線路を形成することができる。そして、給電点107を、この伝送線路の先に設けることにより、給電点107以降につながる伝送線と、2つのアンテナ素子102、103との間の距離を離すことができ、結果、伝送線による、2つのアンテナ素子102、103への影響を少なくすることができる。
以上により、伝送線の、アンテナ素子の共振特性に対する影響が抑えられた二偏波アンテナ及び二偏波アンテナを用いた通信装置及び通信システムを提供することができる。
なお、第1の実施形態で述べた2つのアンテナ素子102、103の変形例は全て、本実施の形態の2つのアンテナ素子102、103においても適宜適用される。例えば図7のように、導体反射板101に対して平行な姿勢のアンテナ素子102、103でもよく、このとき、導体給電GND部123を基板内の複数導体ビアで構成し、導体給電GND部123と対向する導体給電線105も同一基板内の導体ビアで構成し、導体反射板101、誘電体層108が共通化したアンテナ素子102、103と合わせて、全体を一体基板として作成してもよい
また、本実施の形態のアンテナ20を複数並べたアレイアンテナにおいて、図34のように、複数のアンテナ20の、各アンテナ素子102及びアンテナ素子102に連結する各導体給電GND部123のうち、同一平面状に並ぶものを、誘電体層108を一体としてこの誘電体層108上に形成してもよい。そして複数アンテナ20の、各アンテナ素子103及びアンテナ素子103に連結する各導体給電GND部123についても同様に形成してもよい。このようにアレイアンテナを構成することで、複数アンテナ素子、及び複数導体給電GND部123の位置合わせ工数が低減できる。ただしこの時、誘電体層108同士が垂直に交わる部分は、片方に切り込みを入れるなどする必要がある。
また、導体給電GND部123は上述の通り、共振時電気的短絡面であるアンテナ素子102、103の略中央部に該当する、アンテナ素子102、103外縁に接続されることが好ましい。より詳細には、アンテナ素子102、103の中央部を含み、アンテナ素子102、103の長手方向(102がx軸方向、103がy軸方向)に対して垂直な面が、共振時に電気的短絡面となる。そして、電気的短絡面から、アンテナ素子長手方向に、アンテナ素子102、103の長手方向の大きさ(放射部117を備える場合はこれを含む大きさ)の1/4の範囲であれば、おおよそ短絡面とみなすことができるため、導体給電GND部123はこの範囲内に位置することが好ましい。このため、アンテナ素子長手方向にみた導体給電GND部123の大きさは、アンテナ素子の長手方向サイズの1/2以下であることが好ましい。しかし、導体給電GND部123が上記以外の範囲に位置していても本発明の本質的な効果には影響を与えない。また、アンテナ素子長手方向にみた導体給電GND部123の大きさが上記以外の範囲であっても本発明の本質的な効果には影響を与えない。
また、図23、24中、導体給電GND部123は、一端がC状導体部104のうちスプリット部分111と対向する部分である、アンテナ素子102、103中央部近傍に当たる端部に接続しているが、導体給電GND部123が2つのアンテナ素子102、103の共振特性に与える影響の許容範囲内において、図25に示すように、C状導体部104の他の部位に接続していても構わない。
また、給電点107から見たアンテナへの入力インピーダンスは、第1の実施形態で述べたように、導体ビア106、あるいは導体ビア106が省略されている場合は導体給電線105の一端と、C状導体部104との接続位置に依存する。ただし、本実施の形態に係るアンテナ20においては、延伸された導体給電線105と導体給電GND部123とで構成された伝送線路の特性インピーダンスにも依存する。そして上述の伝送線路の特性インピーダンスを、スプリットリング共振器の入力インピーダンスを整合させることで、上述の伝送線路とスプリットリング共振器との間で、無線通信信号を反射なくアンテナに給電することが可能となる。ただし、インピーダンスが整合していない場合でも、本発明の本質的な効果には影響を与えない。
さらに、図26に示すように、上述の延伸された導体給電線105と導体給電GND部123とで構成された伝送線路をコプレーナ線路とし、C状導体部104、導体給電線105、及び導体給電GND部123を同一の層に形成してもよい。このとき、2つのアンテナ素子102、103は、第1の実施形態で述べた図11あるいは図12のように、C状導体部104の導体反射板101から近い側の長辺上の一部分が切欠かれ、切り欠かれた部分を導体給電線105が通っている。そして、上述の切欠きが、そのまま導体給電GND部123のスリットに接続し、そのスリット内を導体給電線105がさらに導体反射板101の方向へ延伸されて通ることで、上述の導体給電線105と導体給電GND部123とで構成された伝送線路をコプレーナ線路とすることができる。
さらに図27に示すように、アンテナ20は、2つのアンテナ素子102、103が第1の実施形態で述べた図20あるいは図21のように第2のC状導体部120および複数の導体ビア121とを備え、さらに第2の導体給電GND部124及び複数の導体ビア125を備えていてもよい。第2の導体給電GND部124は、導体給電GND部123がC状導体部104に接続するのと同様に第2のC状導体部120に接続し、導体給電線105と対向する。そして複数の導体ビア125は、導体給電GND部123と第2の導体給電GND部124とを電気的に接続する。このとき、導体給電線105は、互いに導通した導体である、C状導体部104、第2のC状導体部120及び複数の導体ビア121に加え、第2の導体給電GND部124及び複数の導体ビア125によって周囲の多くの部分が囲まれる。これにより、導体給電線105からの不要な信号電磁波の放射を低減することが可能となる。
また上述の延伸された導体給電線105と導体給電GND部123とで構成された伝送線路が、図28に示すように同軸線路であってもよい。
また、図29、30のように、導体反射板101にクリアランス126が設けられ、導体反射板101の裏側(z軸負方向側)にコネクタ127が設けられてもよい。この時コネクタ127の外部導体129は導体反射板101と電気的に接続されている。そしてコネクタ127の芯線128は、クリアランス126の内部を通って導体反射板101の表側(z軸正方向側)に貫通して、アンテナ素子102、103の導体給電線105と電気的に接続されている。さらに、給電点107は、コネクタ127の芯線128と外部導体129との間を電気的に励振可能である。上記のような構成により、導体反射板101の裏側に配置された無線通信回路やデジタル回路などから、導体反射板101の表側の2つのアンテナ素子102、103に給電することが可能となるため、放射パターンや放射効率に大きな影響を与えることなく無線通信装置を構成することができる。
またさらに、2つのアンテナ素子102、103は、第1の実施形態と同様に、導体反射板101は短絡面となることから、アンテナ素子の共振特性への影響を抑えるため、図24中、2つのアンテナ素子102、103と導体反射板101との間の距離Zは、周波数がアンテナ素子の共振周波数である電磁波が、領域を満たす物質中を進行する際の波長の略4分の1であることがより望ましい。ただし、波長の略4分の1でない場合でも、本発明の本質的な効果には影響を与えない。また、アンテナ素子102とアンテナ素子103とで、距離Zが違う値でもよい。
また、第1の実施形態において述べたように、ダイポールアンテナ素子も、共振時に両略中央部近傍が電気的に短絡面と見なせる。よって、図31に示すように、ダイポールアンテナ素子201、202を用いた場合も、導体給電GND部123をダイポールアンテナ素子201、202の略中央部に接続させることで、共振特性に影響を与えずにアンテナ素子に接続した伝送線路を形成することができる。この場合、アンテナ20は、図31に示す通り、放射部203の2つの導体部のうち一方に一端が接続し、他の一端が導体反射板101に接続した導体給電GND部123と、導体給電GND部123に対向し、放射部203の2つの導体部のうちの他方に一端が接続し、他の一端が導体反射板101に向かって延伸された導体給電線105と、導体給電線105の延伸された一端と、その近傍の導体給電GND部123との間を励振する給電点107とを有し、他の構成は第1の実施形態における図22の構成と同様である。
なお、当然ながら、上述した実施の形態および複数の変形例は、その内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。また、上述した実施の形態および変形例では、各構成要素の機能などを具体的に説明したが、その機能などは本願発明を満足する範囲で各種に変更することができる。
以上に、第1実施形態及び第2実施形態を説明した。上記各実施形態は以下の特長を有する。
(1)図1に示すように、アンテナ10は、導体反射板101と、互いに間隔をおいて配置された2つのアンテナ素子102、103(アンテナ素子)と、を備える。図3に示すように、導体反射板101への投影図において、2つのアンテナ素子102、103の長手方向は互いに略直交している。アンテナ素子103の長手方向における端部110は、アンテナ素子102の長手方向における略中央部109(中央近傍)に位置している。
(2)図22に示すように、各アンテナ素子102、103は、ダイポールアンテナ素子201、202であってもよい。
(3)図2に示すように、各アンテナ素子102、103は、略リング形状の導体の一部を切り離すことで形成された略C字形状のC状導体部104と、C状導体部104に一端が接続された導体給電線105と、を備える。C状導体部104は、C状導体部104の切り離された部分であるスプリット部分111を有する。
(4)図23及び図24に示すように、各アンテナ素子102、103は、導体給電線105と対向するように配置された導体給電GND部123を備える。導体給電GND部123の一端は、C状導体部104の外縁に接続する。導体給電GND部123の他端は、導体反射板101に接続している。
(5)図24に示すように、導体給電GND部123の上記一端は、C状導体部104の外縁の略中央に接続している。図24の例では、導体給電GND部123の上記一端は、C状導体部104の導体反射板101側の外縁の略中央に接続している。
(6)図19に示すように、各アンテナ素子102、103は、スプリット部分111において対向するC状導体部104の2つの導体のうち、一方の導体と電気的に接続し、他方の導体と対向する補助導体パターン118を、少なくとも一つ備える。補助導体パターン118は、例えば、C状導体部104の板厚方向において、他方の導体と対向している。
(7)図13〜図15、図32に示すように、C状導体部104は、略長方形の平板状に形成されている。各アンテナ素子102、103は、C状導体部104の4つの外縁のうちスプリット部分111が形成されている外縁と隣り合う2つの外縁のうち少なくとも何れか一方に対して接続した導体放射部117を備える。本実施形態では、各アンテナ素子102、103は、C状導体部104の4つの外縁のうちスプリット部分111が形成されている外縁と隣り合う2つの外縁の双方に対して接続した一対の導体放射部117を備える。
(8)図2に示すように、C状導体部104は、略長方形の平板状に形成されている。スプリット部分111は、C状導体部104の4つの外縁のうち長辺に相当する外縁の略中央に位置されている。
(9)図5に示すように、アンテナアレイ12は、アンテナ10を複数備えている。
(10)図4に示すように、無線通信装置11はアンテナ10を搭載している。図6に示すように、無線通信装置13は、アンテナアレイ12を搭載している。
(付記1)
導体反射板と、
互いに間隔をおいて配置された2つのアンテナ素子と、
を備え、
前記2つのアンテナ素子は、
前記導体反射板への投影図において、
両アンテナ素子の長手方向が略直交しており、
一方のアンテナ素子の長手方向の延長上に他方のアンテナ素子の中央付近があるように配置されている、
アンテナ。
(付記2)
前記アンテナ素子が、
略C字状に連続するC状導体部と、
一端が前記C状導体部の一部と電気的に接続し、
一部の、前記C状導体部の略C字形状を形成する面への射影が、前記C字形状内の開口部と重なる導体給電線と、
を備える付記1に記載のアンテナ。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2014年3月31日に出願された日本出願特願2014-73195を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10、20:アンテナ
11、13:無線通信装置
12:アンテナアレイ
101:導体反射板
102、103:アンテナ素子
104、120:C状導体部
105:導体給電線
106、119、121、125:導体ビア
107:給電点
108:誘電体層
109:アンテナ素子の略中央部
110:アンテナ素子の長手方向の端部
111、122:スプリット部分
112:伝送線
113:無線通信回路部
114:無線通信回路ユニット
115:レドーム
116:架橋導体
117:放射部
118:補助導体パターン
123、124:導体給電GND部
126:クリアランス
127:コネクタ
128:芯線
129:外部導体
201、202:ダイポールアンテナ素子
203:放射部
Z:アンテナ素子102、103と導体反射板101との間の距離

Claims (10)

  1. 導体反射板と、
    互いに間隔をおいて配置された2つのアンテナ素子と、
    を備え、
    前記導体反射板への投影図において、
    前記2つのアンテナ素子の長手方向は互いに略直交しており、
    前記2つのアンテナ素子のうち一方の前記アンテナ素子の長手方向における端部は、他方の前記アンテナ素子の長手方向における中央近傍に位置しており
    前記2つのアンテナ素子のそれぞれは、
    略C字形状のC状導体部と、
    前記C状導体部に一端が接続された導体給電線と、
    を備え、
    前記C状導体部は、
    略リング形状の導体の一部を切り離すことで形成されており、
    前記C状導体部の切り離された部分であるスプリット部分を有している、
    アンテナ。
  2. 前記導体給電線は、
    前記C状導体部における前記略リング形状の開口を跨ぎ、
    他端が前記長手方向と略垂直の方向へ延伸されている、
    請求項1に記載のアンテナ。
  3. 前記2つのアンテナ素子のそれぞれは、
    体給電GND部
    を備え、
    前記導体給電線は、
    他端が前記導体反射板に向かって延伸され、
    前記導体給電GND部は、
    一端が前記C状導体部の外縁に接続され、
    他端が前記導体反射板に向かって延伸され、
    前記導体給電線と対向している、
    請求項1または2に記載のアンテナ。
  4. 前記導体給電GND部は、
    前記他端が前記導体反射板に接続されている、
    請求項3に記載のアンテナ。
  5. 記C状導体部の前記外縁はC状に延びており、
    前記導体給電GND部の前記一端は、C状に延びる前記外縁の略中央に接続している、
    請求項3または4に記載のアンテナ。
  6. アンテナ素子は、
    前記スプリット部分において対向する前記C状導体部の2つの導体のうち、
    一方の導体と電気的に接続し、
    他方の導体と対向する
    補助導体
    を少なくとも一つ備える、
    請求項1から5のいずれかに記載のアンテナ。
  7. 記C状導体部は、
    略長方形の平板状に形成されており、
    各アンテナ素子は、
    前記C状導体部の4つの外縁のうち前記スプリット部分が形成されている外縁と隣り合う2つの外縁のうち少なくとも何れか一方に対して接続した導体放射部
    を備える、
    請求項1から6のいずれかに記載のアンテナ。
  8. 前記C状導体部は、
    略長方形の平板状に形成されており、
    前記スプリット部分は、
    前記C状導体部の4つの外縁のうち長辺に相当する外縁の略中央に位置されている、
    請求項1から7のいずれかに記載のアンテナ。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載のアンテナ
    を複数備えた、
    アンテナアレイ。
  10. 請求項1から8のいずれかに記載のアンテナ、または、請求項9に記載のアンテナアレイ
    を搭載した
    無線通信装置。
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