JP6485778B2 - ワイヤハーネス - Google Patents

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Description

本発明は、管体形状の外装部材と、この外装部材に挿通・保護される一又は複数本の導電路とを備えるワイヤハーネスに関する。
自動車に搭載される機器間を電気的に接続するためにワイヤハーネスが用いられる。ワイヤハーネスは、管体形状の外装部材と、この外装部材に収容される一又は複数本の導電路とを備えて構成される。例えば下記特許文献1のワイヤハーネスにあっては、自動車の車両床下を通るように配索される。ワイヤハーネスは、車両床下に対応する部分がストレートに配索される。このようなワイヤハーネスは、長尺に形成されることから、ワイヤハーネスを構成する外装部材も長尺に形成される。
外装部材は、樹脂成形品であって、可撓性を有する蛇腹管形状の可撓管部と、この可撓管部のような可撓性を持たないストレート管部とを有する。可撓管部とストレート管部は、これらが連続するように形成される。ストレート管部は、導電路をストレートに配索する部分として、且つ、外周面が凹凸のない形状部分として形成される。
下記特許文献1においては、ワイヤハーネスの構造の他に、製造、輸送、及び経路配索についても開示される。外装部材は、上記輸送及び経路配索時に可撓管部が曲げられ、長尺なストレート管部は車両床下に配置される。
特開2014−93800号公報
上記従来技術にあっては、外装部材における可撓管部とストレート管部との連続部分が応力集中のし易い箇所になってしまう。そのため、車両走行中の振動を受けたりした場合には、応力集中によって上記連続部分に亀裂や破損が生じてしまうのではないか、という心配を有する。尚、輸送の際や、例えば車両床下での経路配索をする際に、ワイヤハーネスに対して曲げ等の荷重が加わることから、これらの場合においても上記同様の心配を有する。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、応力集中に起因する亀裂や破損の発生を防止することが可能なワイヤハーネスを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の本発明のワイヤハーネスは、管体形状の外装部材と、該外装部材に挿通・保護される一又は複数本の導電路とを備え、前記外装部材は、可撓性を有する蛇腹管形状の可撓管部と、該可撓管部のような可撓性を持たないストレート管部とを有し、該ストレート管部は、前記導電路をストレートに配索する部分として、且つ、非蛇腹管形状の部分として前記可撓管部に連続するように形成される、ワイヤハーネスにおいて、前記可撓管部と前記ストレート管部との連続部分には、該連続部分での応力集中に耐え得るための補強形状部が複数形成されるとともに、該複数の補強形状部が前記外装部材の管外周方向に点在する状態で形成され、さらに、前記複数点在する補強形状部は、前記可撓管部における蛇腹凸部の斜面及び前記ストレート管部の外周面を繋ぐ凸部分、且つ、略多角形状の側面又は略1/4円形状の側面を有する凸部分に形成され、前記補強形状部は、前記側面の他、補強形状部斜面を有し、該補強形状部斜面は、前記蛇腹凸部の頂部に連続し、該頂部と前記ストレート管部の外周面とを繋ぎ且つ前記外装部材の内側に向かって連続的又は段階的に傾斜するようなテーパー状に形成されることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、外装部材における可撓管部とストレート管部との連続部分において、複数の補強形状部が強度アップに有効な部分として機能する。従って、本発明によれば、例えば車両走行中の振動を受けて上記連続部分に応力集中が生じたとしても、複数の補強形状部にて(特徴のある形状の凸部分になる補強形状部にて、また、管外周方向に点在する補強形状部にて)応力集中に耐えることができる。そして、応力集中に耐えることができれば、上記連続部分での亀裂や破損の発生を防止することができる。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のワイヤハーネスにおいて、前記複数点在する補強形状部は、前記管外周方向に等ピッチで配置されることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、可撓管部とストレート管部との連続部分での強度を管外周方向に均等に高めることができる。
請求項1に記載された本発明によれば、応力集中に起因する亀裂や破損の発生を防止することができるという効果を奏する。また、請求項2に記載された本発明によれば、応力集中に起因する亀裂や破損の発生をより確実に防止することができるという効果を奏する。
本発明のワイヤハーネスを示す図であり、(a)は高電圧のワイヤハーネスの配索状態を示す模式図、(b)は(a)とは別の低電圧のワイヤハーネスの配索状態を示す模式図である(実施例1)。 本発明のワイヤハーネスの構成を示す斜視図(円内は要部拡大図)である(実施例1)。 図2の外装部材の構成を示す正面図(円内は要部拡大図)である(実施例1)。 図3の外装部材の断面図であり、(a)はA−A線断面図、(b)はB−B線断面図である(実施例1)。 図4の変形例を示す断面図であり、(a)はA−A線断面図、(b)はB−B線断面図である(実施例1)。 図2のワイヤハーネスの経路配索状態を示す図である(実施例1)。 他の例となる外装部材の斜視図(円内は要部拡大図)である(実施例2)。
ワイヤハーネスは、可撓管部及びストレート管部が連成される管体形状の外装部材と、この外装部材に挿通・保護される一又は複数本の導電路とを備えて構成される。外装部材における可撓管部は、可撓性を有する蛇腹管形状に形成される。一方、ストレート管部は、可撓管部のような可撓性を持たない部分として、且つ、導電路をストレートに配索する部分として、且つ、非蛇腹管形状の部分として形成される。
可撓管部とストレート管部との連続部分には、この連続部分での応力集中に耐え得るための補強形状部が複数、管外周方向に点在する状態で形成される。複数点在する補強形状部は、可撓管部における蛇腹凸部の斜面及びストレート管部の外周面を繋ぐ凸部分、且つ、略多角形状の側面又は略1/4円形状の側面を有する凸部分に形成される。また、複数点在する補強形状部は、管外周方向に等ピッチで配置される。
以下、図面を参照しながら実施例1を説明する。図1は本発明のワイヤハーネスを示す図であり、(a)は高電圧のワイヤハーネスの配索状態を示す模式図、(b)は(a)とは別の低電圧のワイヤハーネスの配索状態を示す模式図である。また、図2は本発明のワイヤハーネスの構成を示す斜視図、図3は図2の外装部材の構成を示す正面図、図4は図3の外装部材の断面図、図5は図4の変形例を示す断面図、図6は図2のワイヤハーネスの経路配索状態を示す図である。
本実施例においては、ハイブリッド自動車(電気自動車やエンジンで走行する一般的な自動車等であってもよいものとする)に配索されるワイヤハーネスに対し本発明を採用する。
<ハイブリッド自動車1の構成について>
図1(a)において、引用符号1はハイブリッド自動車を示す。ハイブリッド自動車1は、エンジン2及びモータユニット3の二つの動力をミックスして駆動する車両であって、モータユニット3にはインバータユニット4を介してバッテリー5(電池パック)からの電力が供給される。エンジン2、モータユニット3、及びインバータユニット4は、本実施例において前輪等がある位置のエンジンルーム6に搭載される。また、バッテリー5は、後輪等がある自動車後部7に搭載される(エンジンルーム6の後方に存在する自動車室内に搭載してもよいものとする)。
モータユニット3とインバータユニット4は、高圧のワイヤハーネス8(高電圧用のモーターケーブル)により接続される。また、バッテリー5とインバータユニット4も高圧のワイヤハーネス9により接続される。ワイヤハーネス9は、この中間部10が車両における(車体における)車両床下11に配索される。また、中間部10は、車両床下11に沿って略平行に配索される。車両床下11は、公知のボディ(車体)であるとともに所謂パネル部材であって、所定位置には貫通孔が形成される。この貫通孔には、ワイヤハーネス9が水密に挿通される。
ワイヤハーネス9とバッテリー5は、このバッテリー5に設けられるジャンクションブロック12を介して接続される。ジャンクションブロック12には、ワイヤハーネス9の後端側のハーネス端末13に配設されたシールドコネクタ14等の外部接続手段が電気的に接続される。また、ワイヤハーネス9とインバータユニット4は、前端側のハーネス端末13に配設されたシールドコネクタ14等の外部接続手段を介して電気的に接続される。
モータユニット3は、モータ及びジェネレータを含んで構成される。また、インバータユニット4は、インバータ及びコンバータを構成に含んで構成される。モータユニット3は、シールドケースを含むモータアッセンブリとして形成される。また、インバータユニット4もシールドケースを含むインバータアッセンブリとして形成される。バッテリー5は、Ni−MH系やLi−ion系のものであって、モジュール化することによりなる。尚、例えばキャパシタのような蓄電装置を使用することも可能である。バッテリー5は、ハイブリッド自動車1や電気自動車に使用可能であれば特に限定されないのは勿論である。
図1(b)において、引用符号15はワイヤハーネスを示す。ワイヤハーネス15は、低圧の(低電圧用の)ものであって、ハイブリッド自動車1における自動車後部7の低圧バッテリー16と、自動車前部17に搭載される補器18(機器)とを電気的に接続するために備えられる。ワイヤハーネス15は、図1(a)のワイヤハーネス9と同様に、車両床下11を通って配索される(一例であり、車室側を通って配索されてもよいものとする)。
図1(a)及び(b)に示す如く、ハイブリッド自動車1には、高圧のワイヤハーネス8、9及び低圧のワイヤハーネス15が配索される。本発明は、いずれのワイヤハーネスであっても適用可能であるが、代表例として低圧のワイヤハーネス15を挙げて以下に説明をする。先ず、ワイヤハーネス15の構成及び構造について説明をする。
<ワイヤハーネス15の構成について>
図1(b)において、車両床下11を通って配索される長尺なワイヤハーネス15は、ハーネス本体19と、このハーネス本体19の両端末にそれぞれ配設されるコネクタ20とを備えて構成される。また、ワイヤハーネス15は、これ自身を所定位置に配索するためのクランプC(図6参照)と、図示しない止水部材(例えばグロメット等)とを備えて構成される。
<ハーネス本体19の構成について>
図2において、ハーネス本体19は、一本の導電路21と、この導電路21を収容・保護する外装部材22とを備えて構成される。尚、導電路21の本数に関し、本実施例においては一本であるが、これは一例であるものとする(二本や三本でもよいものとする)。また、外装部材22に関し、高圧のワイヤハーネス9を一緒に収容保護するようなものを採用してもよいものとする。
<導電路21について>
図2において、導電路21は、導電性の導体23と、この導体23を被覆する絶縁性の絶縁体24とを備えて構成される。導体23は、銅や銅合金、或いはアルミニウムやアルミニウム合金により断面円形に形成される。導体23に関しては、素線を撚り合わせてなる導体構造のものや、断面矩形又は円形(丸形)になる棒状の導体構造(例えば平角単心や丸単心となる導体構造であり、この場合、電線自体も棒状となる)のもののいずれであってもよいものとする。以上のような導体23は、この外面に絶縁性の樹脂材料からなる絶縁体24が押出成形される。
絶縁体24は、熱可塑性樹脂材料を用いて導体23の外周面に押出成形される。絶縁体24は、断面円形状の被覆として形成される。絶縁体24は、所定の厚みを有して形成される。上記熱可塑性樹脂としては、公知の様々な種類のものが使用可能であり、例えばポリ塩化ビニル樹脂やポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂などの高分子材料から適宜選択される。尚、引用符号25は導電路21の外周面(ここでは絶縁体24の外周面に相当)を示す。
<外装部材22について>
図2及び図3において、外装部材22は、樹脂成形にて一本の真っ直ぐな管体形状のものに形成される(使用前は真っ直ぐである)。また、外装部材22は、腹割きなしの形状に形成される(別な言い方をすれば、スリットのない形状に形成される(割チューブでない形状に形成される))。さらに、外装部材22は、断面円形状に形成される(本実施例では真円形状であるが一例であり、例えば断面長円形状や楕円形状、矩形状等であってもよいものとする(実施例2参照))。
このような外装部材22は、可撓性を有する可撓管部26と、導電路21をストレートに配索する部分としてのストレート管部27とを有する。可撓管部26とストレート管部27は、図3に示すように複数形成される。また、これら可撓管部26とストレート管部27は、交互に配置形成される。
<可撓管部26について>
図2ないし図6において、可撓管部26は、車両取付形状(ワイヤハーネス配索先の形状。取付対象38の形状)に合わせて配置される。また、可撓管部26は、車両取付形状に合わせた長さにも形成される。可撓管部26の長さは一定でなく、車両取付形状に合わせて必要な長さにそれぞれ形成される。このような可撓管部26は、ワイヤハーネス15の梱包状態や輸送時、車両への経路配索時に、それぞれ所望の角度で撓ませることができるような部分に形成される。すなわち、可撓管部26は、撓ませて曲げ形状にすることができるとともに、図示のような真っ直ぐな元の状態(樹脂成形時の状態)に戻すことも当然にできるような部分に形成される。
可撓管部26は、蛇腹管形状に形成される。具体的には、周方向の蛇腹凹部28及び蛇腹凸部29を有するとともに、これら蛇腹凹部28及び蛇腹凸部29が管軸方向に交互に連続するように形成される。図4において、蛇腹凸部29における引用符号30は頂部を示す。また、引用符号31は斜面を示す。一方、蛇腹凹部28における引用符号32は溝底部を示す。
<ストレート管部27について>
図2ないし図6において、ストレート管部27は、可撓管部26のような可撓性を持たない部分として形成される。また、ストレート管部27は、梱包状態や輸送時、経路配索時において曲がらない部分としても形成される(曲がらない部分とは、可撓性を積極的に持たせない部分という意味である)。ストレート管部27は、長い直管形状に形成される。このようなストレート管部27の外周面33は、凹凸のない形状部分として形成される(一例であるものとする。実施例2のような形状部分であってもよいものとする)。
ストレート管部27は、可撓管部26と比べ、リジッドな部分に形成される。このようなストレート管部27は、車両取付形状に合わせた位置や長さに形成される。尚、一番長いストレート管部27は、本実施例において、車両床下11(図1参照)に配置される部分として形成される。
<可撓管部26とストレート管部27の連続部分34について>
図2ないし図6において、可撓管部26とストレート管部27の連続部分34には、補強形状部35が複数形成される。この複数の補強形状部35は、外装部材22の管外周方向に等ピッチで8つ点在する状態に形成される(等ピッチが好ましいものとする。また、数は一例であるものとする)。管外周方向に複数点在する補強形状部35は、本発明の特徴部分として形成される。
<補強形状部35について>
図2ないし図6において、補強形状部35は、連続部分34での応力集中に耐え得るための部分として形成される。別な言い方をすれば、連続部分34の強度アップを図るための部分として形成される。このような補強形状部35は、可撓管部26の蛇腹凸部29における斜面31と、ストレート管部27における外周面33とを繋ぐ凸部分に形成される。また、補強形状部35は、略三角形状の側面36を有する凸部分にも形成される(図5の形状に関しては後述する)。補強形状部35は、蛇腹凸部29の頂部30から連続するように形成される。
補強形状部35には、上記の側面36の他に補強形状部斜面37も形成される。この補強形状部斜面37は、本実施例において長方形状に形成される。補強形状部斜面37の幅Wは任意の長さに設定される。尚、補強形状部斜面37は、幅広及び幅狭のいずれであってもよいものとする。すなわち、連続部分34の強度アップを図ることができれば、特に限定されないものとする。
補強形状部35は、外装部材22の内側から見て空間が生じるような形状に形成される。すなわち、図4(a)に示すように中空形状に形成される。また、補強形状部35は、この周辺部分(連続部分34や蛇腹凸部29等)に対し肉厚の変化が生じない(又は少ない)部分に形成される。
<補強形状部35の変形例について>
図5に示す補強形状部35は、略1/4円形状(扇状)の側面36を有する凸部分に形成される。本発明では、このような側面形状になる補強形状部35や、例えば略四角形、五角形等の側面形状になる補強形状部(図示省略)も有効であるものとする。
<ワイヤハーネス15の製造〜経路配索について>
上記構成及び構造において、ワイヤハーネス15は次のようにして製造される(例えば図2及び図6参照)。すなわち、ワイヤハーネス15は、全体が略直線状に樹脂成形された外装部材22の一端開口から他端開口へと導電路21を挿通することにより製造される。また、ワイヤハーネス15は、外装部材22の外面所定位置にクランプCやグロメット、ブーツ等を取り付けることにより製造される。さらに、ワイヤハーネス15は、導電路21の端末部分にコネクタ20を設けることにより製造される。
上記の如く製造された後は、所定の可撓管部26を折り畳むようにして曲げを施すと、ワイヤハーネス15の梱包が完了する。梱包状態のワイヤハーネス15はコンパクトであり、このようなコンパクトな状態で車両組み付け現場まで輸送される。
車両組み付け現場では、車両床下11(図1参照)に対応する長尺な部分からワイヤハーネス15は車両の取付対象38に取り付けられる。ワイヤハーネス15は、車両床下11に対応する長尺な部分に外装部材22の一番長いストレート管部27が配置されることから、ワイヤハーネス15は撓みを抑えた状態に取り付けられる。この時、ワイヤハーネス15は作業性良く取り付けられる。車両床下11に対応する長尺な部分がクランプC等で固定された後には、外装部材22における可撓管部26の部分を撓ませつつ(曲げつつ)残りの部分が取り付けられる。取り付けに係る一連の作業が完了すると、ワイヤハーネス15は所望の経路で配索された状態になる。
<本発明の効果について>
以上、図1ないし図6を参照しながら説明してきたように、本発明のワイヤハーネス15によれば、外装部材22における可撓管部26とストレート管部27との連続部分34において、複数の補強形状部35が強度アップに有効な部分として機能する。従って、本発明のワイヤハーネス15によれば、例えば車両走行中の振動を受けて連続部分34に仮に応力集中が生じたとしても、複数の補強形状部35にて応力集中に耐えることができる。そして、応力集中に耐えることができれば、連続部分34での亀裂や破損の発生を防止することができる。
この他、本発明のワイヤハーネス15によれば、補強形状部35が管外周方向に複数等ピッチで点在することから、連続部分34での強度を管外周方向に均等に高めることもできる。
以下、図面を参照しながら実施例2を説明する。図7は他の例となる外装部材の斜視図(円内は要部拡大図)である。尚、上記実施例1と基本的に同じ部分には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
<他の例となる外装部材22について>
図7において、他の例となる外装部材22は、樹脂成形品であって、可撓性を有する可撓管部26と、例えば二本の導電路をストレートに配索する部分としてのストレート管部27とを有する。可撓管部26とストレート管部27は、複数形成される。また、これら可撓管部26とストレート管部27は、交互に配置形成される。実施例2の外装部材22は、図から分かるように平形のものに形成される。
<可撓管部26及びストレート管部27について>
可撓管部26は、蛇腹凹部28及び蛇腹凸部29を有する蛇腹管形状に形成される。ストレート管部27の外周面33には、ストレート管部27自体の強度を高めるためのリブ39、40が複数形成される。
<連続部分34及び補強形状部35について>
可撓管部26とストレート管部27の連続部分34には、補強形状部35が複数形成される。この複数の補強形状部35は、外装部材22の管外周方向に6つ点在する状態に形成される。補強形状部35は、6つのうちの4つがリブ39に連続するように形成される。補強形状部35は、蛇腹凸部29の頂部30から連続するように形成される。
<本発明の効果について>
以上、図7を参照しながら説明してきたように、実施例2の外装部材22を採用すれば、実施例1と同様の効果を奏することができる。すなわち、応力集中に起因する亀裂や破損の発生を防止することができる。
この他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
1…ハイブリッド自動車、 2…エンジン、 3…モータユニット、 4…インバータユニット、 5…バッテリー、 6…エンジンルーム、 7…自動車後部、 8、9…ワイヤハーネス、 10…中間部、 11…車両床下、 12…ジャンクションブロック、 13…ハーネス端末、 14…シールドコネクタ、 15…ワイヤハーネス、 16…低圧バッテリー、 17…自動車前部、 18…補器、 19…ハーネス本体、 20…コネクタ、 21…導電路、 22…外装部材、 23…導体、 24…絶縁体、 25…外周面、 26…可撓管部、 27…ストレート管部、 28…蛇腹凹部、 29…蛇腹凸部、 30…頂部、 31…斜面、 32…溝底部、 33…外周面、 34…連続部分、 35…補強形状部、 36…側面、 37…補強形状部斜面、 38…取付対象、 39、40…リブ、 C…クランプ

Claims (2)

  1. 管体形状の外装部材と、該外装部材に挿通・保護される一又は複数本の導電路とを備え、前記外装部材は、可撓性を有する蛇腹管形状の可撓管部と、該可撓管部のような可撓性を持たないストレート管部とを有し、該ストレート管部は、前記導電路をストレートに配索する部分として、且つ、非蛇腹管形状の部分として前記可撓管部に連続するように形成される、ワイヤハーネスにおいて、
    前記可撓管部と前記ストレート管部との連続部分には、該連続部分での応力集中に耐え得るための補強形状部が複数形成されるとともに、該複数の補強形状部が前記外装部材の管外周方向に点在する状態で形成され、
    さらに、前記複数点在する補強形状部は、前記可撓管部における蛇腹凸部の斜面及び前記ストレート管部の外周面を繋ぐ凸部分、且つ、略多角形状の側面又は略1/4円形状の側面を有する凸部分に形成され
    前記補強形状部は、前記側面の他、補強形状部斜面を有し、該補強形状部斜面は、前記蛇腹凸部の頂部に連続し、該頂部と前記ストレート管部の外周面とを繋ぎ且つ前記外装部材の内側に向かって連続的又は段階的に傾斜するようなテーパー状に形成され
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  2. 請求項1に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記複数点在する補強形状部は、前記管外周方向に等ピッチで配置される
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
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