JP6487319B2 - 預貯金の現金化用携帯端末と現金化処理システム - Google Patents
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Description
特許文献2に記載された技術と特許文献3や特許文献4に記載された技術を組み合わせれば、インターネットバンキングにより預貯金を引き出して、携帯端末に電子マネーとして記憶させて、ATMや自販機等の装置を用いて電子マネーを現金化することが可能になる。しかしながら、これらの文献に記載された技術では、銀行の勘定系の金融システムに接続されたATMの存在が必要であったり、自販機等を利用する場合には自販機と金融システムとの通信が必要であったりする。
ネットワークを介したなりすましや不正フィッシング等を回避する必要もあり、ATM以外の装置で、銀行の勘定系の金融システムと接続できるものは限定される。そのため、預貯金を自由に現金化できる場所が限定されてしまう。本発明は以上の点に着目してなされたもので、現金の入出金が可能な多くの装置を利用して預貯金の現金化ができる、携帯端末と、現金化装置と、現金化処理システムと、携帯端末に現金化処理機能を付与するコンピュータプログラムと記録媒体とを提供することを目的とする。
単数又は複数の特定の金融機関のみと通信を行うことができる、特定の金融機関専用のアプリケーションモジュール(銀行アプリ)が、 インターネットを通じて上記金融機関のバンキングインタフェースとの通信により上記金融機関の預金口座から出金処理をしてから、預貯金取引のためのATM以外の現金化装置を使用して現金化処理を行う機能を有し、
この銀行アプリは、
上記バンキングインタフェースとの上記通信の許可を求める認証処理をする認証処理手段と、
その通信を実行する通信手段と、
上記バンキングインタフェースに対して上記出金処理を要求する入出金制御手段と、
上記出金処理により、上記出金金額を示すデータとデータ識別コードを金融機関の記憶装置に記憶させ、その出金金額を示すデータとデータ識別コードを含む現金化データを生成して携帯端末の記憶装置に記憶させる現金化データ管理手段とを備え、
上記データ識別コードは、その現金化データと他の現金化データとを区別するためのもので、現金化データはこのデータ識別コードで区別された単位で現金化できるものとし、
上記通信手段が、上記現金化装置との近接通信により、上記現金化データを上記現金化装置の現金化アプリに読み取らせ、
その現金化アプリは、特定の金融機関専用のもので、上記の銀行アプリと通信ができるものであって、
上記認証処理手段は上記の銀行アプリと上記の現金化アプリの間の通信が確立したとき、その現金化装置が、上記現金化データの現金化が可能な装置であると判断する認証処理をし、
この認証処理の後で、上記の通信手段が、上記の現金化装置に対して現金化データを送信して、上記出金金額に相当する現金化処理を要求することを特徴とする、上記の銀行アプリを搭載した携帯端末。
上記銀行アプリの通信手段は、上記現金化装置による現金化処理で、上記現金化装置から、上記現金化装置を他の装置と区別する現金化装置番号を取得し、その現金化処理の完了後に、上記バンキングインタフェースとの通信により、上記現金化データのデータ識別コードと、上記現金化装置番号とを上記金融機関に送信することを特徴とする構成1に記載の携帯端末。
上記認証処理手段は、上記認証処理において、上記現金化装置に対して、上記現金化処理を要求した携帯端末を他の携帯端末と区別する携帯識別コードを示すデータを含む、現金化データを送信することを特徴とする構成1または2に記載の携帯端末。
上記銀行アプリは、上記現金化データを電子マネーに変換するデータ変換手段を備えたことを特徴とする構成1乃至3のいずれかに記載の携帯端末。
上記銀行アプリの上記現金化データ管理手段は、上記記憶装置に記憶されたいずれか選択された現金化データを無効にする処理を実行し、
上記入出金制御手段は、上記バンキングインタフェースとの通信により、上記の無効にする現金化データのデータ識別コードを送信して、該当する金額の入金処理を要求することを特徴とする、構成1に記載の携帯端末。
構成1または2に記載の携帯端末と、
この携帯端末の銀行アプリと通信を行うことができる現金化アプリを有する現金化装置を備え、
この現金化アプリは特定の金融機関専用のもので、上記の銀行アプリと通信ができるものであって、
上記携帯端末と近接通信により通信を開始してから、この携帯端末から通知された、出金金額を示すデータとデータ識別コードを含む決済用のデータを記憶装置に記憶させる現金化データ処理手段と、
上記出金金額を示すデータを読み取って該当する現金を排出する現金入出金装置とを備えていることを特徴とする現金化処理システム。
上記現金化データの出金金額または入金金額を示すデータは、外国通貨を表示するデータを含むことを特徴とする構成10に記載の現金化処理システム。
構成1乃至5のいずれかに記載の携帯端末のコンピュータを、それぞれ該当する構成に記載の銀行アプリとして機能させる現金化処理制御プログラム。
構成8に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータで読みとり可能な記録媒体。
データ識別コードと現金化装置番号を使用すれば、現金化装置の管理者と金融機関との間の決済を確実にできる。
携帯識別コードを示すデータを現金化データに含めておく場合には、その現金化データを取りだして他の携帯端末が利用することができないので、セキュリティを高めることができる。
現金化データを任意の電子マネーに変換できるようにすれば、電子マネー取得のために現金化処理をする手間を無くせる。
現金化装置に、携帯端末の銀行アプリと通信できる現金化アプリを組み込んで認証処理をすれば、セキュリティの高い現金化処理を実現できる。この現金化処理に近接通信を利用すれば、誤動作を防止できる。また、広く自販機等を現金化装置に利用できる。
携帯端末の銀行アプリが入金金額とデータ識別コードを指定して金融システムに送信すれば、該当する口座への入金が可能になる。
現金化が不要になった出金処理を元に戻すことができる。
現金化装置への入金がされ、携帯端末が金融システムに対して所定の入金処理を実行すれば、その後、金融機関から現金化装置の管理者に該当する金額の送金を要求できる。
銀行アプリ20は、金融機関が自行の預貯金の現金化処理を可能にするために作成したもので、金融サーバ14等から該当するコンピュータプログラムをダウンロードして携帯端末12に組み込まれる。銀行アプリ20は、例えば、特定の金融機関専用のものである。利用者が複数の銀行の預貯金を現金化したいときは、それぞれの金融機関専用の銀行アプリ20を組み込むとよい。もちろん銀行アプリを複数の金融機関で共通化しても構わない。図1に示すように、銀行アプリ20は、通信手段22と認証処理手段24と入出金制御手段26と現金化データ管理手段28と記憶装置30とデータ変換手段31とで構成されている。
金融サーバ14側には、バンキングインタフェース32と金融システム15とが設けられている。既知のインターネットバンキングでは、振込や振替と預金明細の表示だけが可能である。この実施例のバンキングインタフェース32の取引制御手段34は、新たに、現金化処理のための出金処理と入金処理を可能にする。そのため、図2(a)に示すように、携帯端末12に表示される取引メニュー画面51には、振込振替要求ボタン52と明細表示要求ボタン54のほかに、出金要求ボタン56と入金要求ボタン58とが表示されている。このほかに、過去に出金処理や入金処理を行った履歴を表示するための履歴表示ボタン57が設けられている。
入出金処理動作の説明の前に、現金化データの構造と機能を説明する。図3(a)は現金化データの構造例を示し、(b)は入出金時に携帯端末12と現金化装置16との間で送受信されるデータの構造例、(c)は携帯端末12から金融システム15に送信されるデータの構造例を示す。
図3に示す現金化データ74は、携帯端末12の銀行アプリ20が入出金処理を携帯端末12の内部で管理するために設けられたものである。現金化データ74は携帯端末12の内部でのみ使用される。現金化データ74中には、出金処理のときに金融システム15や現金化装置16に送信するべきデータが含まれている。
預貯金の現金化を希望するときは、まず、金融システムに出金処理を要求する。携帯端末12の銀行アプリ20を起動すると、バンキングインタフェース32との通信が開始される。銀行アプリ20の通信手段22と認証処理手段24は、バンキングインタフェース32との通信の許可を求める認証処理をして通信を開始する。認証処理では、口座番号やパスワードの入力処理を実行する。認証終了後に、携帯端末12に、図2(a)に示した取引メニュー画面51が表示される。
金融システムによる出金処理が完了すると、現金化処理を開始するために再び銀行アプリ20を起動する。ここで、図2(c)に示すような現金化処理画面69が携帯端末12に表示される。現金化処理画面69には、現金化データに含まれた出金金額を示すデータがリスト表示される。例えば、複数の現金化データが携帯端末12の記憶装置30に記憶されているものとする。1回目の出金処理で金額が1万円の現金化データを取得し、2回目の出金処理で金額が3万円の現金化データを取得したとする。その両方をまだ現金化していないときには、現金化データリスト70に、1万円と3万円という表示がされる。
現金化データ74(図3)は、既に説明したように、預貯金を自販機等を用いて現金化する処理を管理するために設けられたデータである。一方、現金化データを利用して現金化をした後に、その現金で電子マネーを購入したいという要求もある。これに応えるために、銀行アプリ20のデータ変換手段31(図1)は、現金化データ74を直接電子マネーに変換できる機能を備える。
なんらかの事情で現金化されずに現金化データが放置されることがある。そのために、例えば、3ケ月間といった有効期限が設けられるとよい。携帯端末12の銀行アプリ20は、有効期限の迫った現金化されない現金化データが記憶装置30に記憶されているときは、携帯端末12に警告表示をすることが好ましい。
図5は、入金処理の説明図である。
実施例2の処理により、携帯端末12と現金化装置16とを使用して、預金口座への入金ができる。また、いったん出金処理により現金化データを携帯端末12に記憶させたものの、現金化が不要になったとき、バンキングインタフェース32を通じてこれを元の預金口座に戻すといった処理もできる。
なお、過去に出金処理をして現金化していない現金化データ74を、預金口座に戻したい場合がある。この場合の処理を説明する。この場合には、携帯端末12に、図5(b)の銀行入金画面106を表示する。ここに、現金化データに含まれた出金(入金)金額82(図3)を示すデータがリスト表示される。この現金化データリスト70には、携帯端末12の記憶装置30に記憶されたものであって、現金化処理が終了していないもの全てが表示される。
図6は金融機関に対する出金処理の動作例シーケンスチャートである。
以下、シーケンスチャートを使用して、上記の処理のコンピュータプログラムの動作を含めた具体的な手順を説明する。まず、図6のステップS1で携帯端末12の銀行アプリを起動する。ステップS2では、バンキングインタフェース32にアクセスする。同時に認証処理をする。ステップS3で、携帯端末12に取引メニュー画面51(図2(a))の表示をする。ここで出金処理を選択し、図2(b)の出金処理画面59を表示する。ステップS4では、出金金額の指定をする。このとき、出金後に生成する現金化データのデータ識別コードをバンキングインタフェース32側に伝えておく。
ステップS21では、携帯端末12の銀行アプリ20を起動する。ステップS22では、現金化処理画面69(図2(c))により現金化データリスト70の表示をする。ステップS23では、そのリスト中のいずれかの現金化データ74の選択をする。ステップS24で、銀行アプリ20が現金化アプリ44に対して現金化要求の送信をする。このとき、携帯端末12を現金化装置の操作盤にタッチする。ステップS25では、現金化装置16の通信装置45が起動して、現金化要求を受信し、認証処理をする。ステップS26では、現金化アプリ44から銀行アプリ20が現金化装置番号88を取得する。
まず、ステップS41で、携帯端末12の銀行アプリ20を起動する。そして、携帯端末12に、図5(a)の装置入金画面100を表示させる。ステップS42では、入金金額の指定をする。ステップS43では、携帯端末12を現金化装置16の操作盤にタッチさせてアクセスし、認証処理をする。ステップS44では、銀行アプリ20が現金化アプリ44から、現金化装置番号88を取得する。ステップS45では、現金化装置16の現金入出金装置46に現金を投入して、計数依頼をする。このとき、銀行アプリ20から現金化アプリ44に対して、データ識別コード76と入金受付を希望する金額を示すデータが送信される。
この処理は、既に説明したように、現金化装置16への現金の入金処理と連動するので、ほぼ全自動で進行するとよい。ここでは一部利用者の手動操作が混じる手順を説明する。ステップS51では、携帯端末12の銀行アプリ20を起動する。この起動も全自動が望ましい。この処理を忘れると入金処理が完了しないので、携帯端末12に起動を促す警告画面を表示してもよい。ステップS52で、図5(b)の銀行入金画面106を表示させる。ここには、現金化データリストが表示されている。図8で説明した現金化装置16への入金処理済みの現金化データ74がここに表示される。この内容確認を経て、ステップS53で、利用者に、入金ボタン108を操作させる。
この例は、出金処理をして現金化データを取得したものの、現金化が不要になったので、再び金融機関の預金口座にそのまま戻す場合の動作である。このときは、金融システム15の現金化管理データ38に現金化管理のためのデータが記録されているので、その処理をする手順が加わる。
14 金融サーバ
15 金融システム
16 現金化装置
18 インターネット
20 銀行アプリ
22 通信手段
24 認証処理手段
26 入出金制御手段
28 現金化データ管理手段
30 記憶装置
31 データ変換手段
32 バンキングインタフェース
34 取引制御手段
36 預金口座元帳
38 現金化管理データ
42 記憶装置
44 現金化アプリ
45 通信装置
46 現金入出金装置
48 現金化データ処理手段
50 記憶装置
51 取引メニュー画面
52 振込振替要求ボタン
54 明細表示要求ボタン
56 出金要求ボタン
58 入金要求ボタン
57 現金化履歴表示ボタン
59 出金処理画面
60 出金可能金額表示
62 出金金額
64 出金ボタン
66 キャンセルボタン
69 現金化処理画面
70 現金化データリスト
72 現金化ボタン
73 電子マネー化ボタン
74 現金化データ
76 データ識別コード
78 発行日時
80 口座番号
82 出金(入金)金額
84 携帯識別コード
86 取引日時
88 現金化装置番号
89 金種
100 装置入金画面
102 入金金額
104 入金ボタン
106 銀行入金画面
108 入金ボタン
Claims (9)
- 単数又は複数の特定の金融機関のみと通信を行うことができる、特定の金融機関専用のアプリケーションモジュール(銀行アプリ)が、 インターネットを通じて上記金融機関のバンキングインタフェースとの通信により上記金融機関の預金口座から出金処理をしてから、預貯金取引のためのATM以外の現金化装置を使用して現金化処理を行う機能を有し、
この銀行アプリは、
上記バンキングインタフェースとの上記通信の許可を求める認証処理をする認証処理手段と、
その通信を実行する通信手段と、
上記バンキングインタフェースに対して上記出金処理を要求する入出金制御手段と、
上記出金処理により、上記出金金額を示すデータとデータ識別コードを金融機関の記憶装置に記憶させ、その出金金額を示すデータとデータ識別コードを含む現金化データを生成して携帯端末の記憶装置に記憶させる現金化データ管理手段とを備え、
上記データ識別コードは、その現金化データと他の現金化データとを区別するためのもので、現金化データはこのデータ識別コードで区別された単位で現金化できるものとし、
上記通信手段が、上記現金化装置との近接通信により、上記現金化データを上記現金化装置の現金化アプリに読み取らせ、
その現金化アプリは、特定の金融機関専用のもので、上記の銀行アプリと通信ができるものであって、
上記認証処理手段は上記の銀行アプリと上記の現金化アプリの間の通信が確立したとき、その現金化装置が、上記現金化データの現金化が可能な装置であると判断する認証処理をし、
この認証処理の後で、上記の通信手段が、上記の現金化装置に対して現金化データを送信して、上記出金金額に相当する現金化処理を要求することを特徴とする、上記の銀行アプリを搭載した携帯端末。
- 上記銀行アプリの通信手段は、上記現金化装置による現金化処理で、上記現金化装置から、上記現金化装置を他の装置と区別する現金化装置番号を取得し、その現金化処理の完了後に、上記バンキングインタフェースとの通信により、上記現金化データのデータ識別コードと、上記現金化装置番号とを上記金融機関に送信することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
- 上記認証処理手段は、上記認証処理において、上記現金化装置に対して、上記現金化処理を要求した携帯端末を他の携帯端末と区別する携帯識別コードを示すデータを含む、現金化データを送信することを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末。
- 上記銀行アプリは、上記現金化データを電子マネーに変換するデータ変換手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の携帯端末。
- 上記銀行アプリの上記現金化データ管理手段は、上記記憶装置に記憶されたいずれか選択された現金化データを無効にする処理を実行し、
上記入出金制御手段は、上記バンキングインタフェースとの通信により、上記の無効にする現金化データのデータ識別コードを送信して、該当する金額の入金処理を要求することを特徴とする、請求項1に記載の携帯端末。 - 請求項1または2に記載の携帯端末と、
この携帯端末の銀行アプリと通信を行うことができる現金化アプリを有する現金化装置を備え、
この現金化アプリは特定の金融機関専用のもので、上記の銀行アプリと通信ができるものであって、
上記携帯端末と近接通信により通信を開始してから、この携帯端末から通知された、出金金額を示すデータとデータ識別コードを含む決済用のデータを記憶装置に記憶させる現金化データ処理手段と、
上記出金金額を示すデータを読み取って該当する現金を排出する現金入出金装置とを備えていることを特徴とする現金化処理システム。 - 上記現金化データの出金金額または入金金額を示すデータは、外国通貨を表示するデータを含むことを特徴とする請求項10に記載の現金化処理システム。
- 請求項1乃至5のいずれかに記載の携帯端末のコンピュータを、それぞれ該当する請求項に記載の銀行アプリとして機能させる現金化処理制御プログラム。
- 請求項8に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータで読みとり可能な記録媒体。
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