JP6489614B2 - 開閉体自動閉鎖装置及び開閉体自動閉鎖方法 - Google Patents
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Description
このような防火シャッター装置に関するものとしては、例えば、特許文献1に記載されたものがある。
開閉体手段は、ビル、住宅、工場、倉庫等の建物などの構造物における、出入口や窓部、あるいは内部の通路や空間などの開口部などを開閉移動するものや閉移動だけする防火シャッターカーテンなどの開閉部材や閉部材で構成され、災害発生時や閉店時などに防火・防煙・防水・防風・防犯などのために開口部を仕切るために繰り出される。開閉体手段が、例えば防火区画形成用の防火・防煙シャッターカーテンの場合には、建物などの開口部の周縁部の一つである上部に収納され、まぐさなどを通過して防火シャッターカーテンが下降し、開口部を閉鎖する。これ以外にも開閉体手段が開口部の側部に収納され横引き方式で開閉移動したり、開口部の下部に収納され上昇方式で開閉移動したりすることもある。また、開閉体手段には、閉鎖によって開口部を全閉できるものも全閉できないものも含む。
防火シャッターカーテンの閉鎖中に、復帰ボタン手段が操作されてしまうと、自動閉鎖手段は復帰処理を実行してしまい、火災中であったとしても、防災信号が継続的に出力されていない場合には、その後防火シャッターカーテンが閉鎖しない可能性がある。そこで、この発明では、復帰ボタン手段が操作された場合に、防災盤手段の状態を確認し、防災盤手段が初期状態にある時は復帰ボタン手段の操作に応じて開閉体手段を開閉停操作可能な状態に復帰させる復帰処理を実行し、防災盤手段が火災感知状態にある時は復帰ボタン手段の操作を無効にするようにした。これによって、防災盤手段が火災感知状態にあって、防火シャッターカーテンが自動閉鎖すべき状態にある場合は、復帰ボタン手段が操作されたとしても、その復帰処理を回避し、自動閉鎖を継続することができる。
手動閉鎖ボタン手段は、例えば、筐体内に設けられた非常用シャッター閉鎖ボタンなどのような操作子であり、人為的に操作されることによって非常閉鎖信号を自動閉鎖手段に出力するものである。通常、筐体の一部には、押し破り可能な透明パネルが設けられているので、この透明パネルを押し破ることによって人為的に操作され、それに応じて非常閉鎖信号を出力する。自動閉鎖手段は、この非常閉鎖信号又は上述の防災信号を入力することによって、防火シャッターカーテンを移動させて、開口部を閉鎖する。非常閉鎖信号の入力によって、防火シャッターカーテンが自動閉鎖を開始した場合でも、復帰ボタン手段が操作されたときには、防災盤手段の状態を確認し、その状態に応じて復帰処理の実行し、又は無効とする。これによって、手動閉鎖ボタン手段の操作に応じて自動閉鎖が開始した場合でも、火災発生時においては復帰ボタン手段が誤操作されてもそれを有効に防止することが可能となる。
開閉体手段である防火シャッターカーテンには、一例として開閉中に障害物などへの接触を検出する障害物感知手段がその閉鎖側先端部の座板上に設けられており、障害物の感知状態に応じて障害物制御手段が防火シャッターカーテンにその回避動作を行わせるように構成されている。ここでの回避動作には、防火シャッターカーテンの移動を停止させたり、停止までには到らずに移動速度を抑制したり、感知した状態から防火シャッターカーテンを逆に移動させたりする場合を含む。また、障害物感知手段には、閉鎖側先端部の座板などに設けられる接触式のものやエリアセンサなどのように非接触式にて感知するものを含む。従って、自動閉鎖時に防火シャッターカーテンが移動している際に座板が障害物に接触した場合等に、防火シャッターカーテンは回避動作を行う。
前記開閉体手段を開閉停操作可能な状態に復帰させる復帰ボタン手段が人為的に操作された場合に、前記防災盤手段の状態を確認し、前記防災盤手段が初期状態にある時は前記復帰ボタン手段の操作に応じて前記開閉体手段が自重降下しない状態に復帰させ、前記防災盤手段が火災感知状態にある時は前記復帰ボタン手段の操作を無効にすることにある。
これは、前記開閉体自動閉鎖装置の第1の特徴に対応した開閉体自動閉鎖方法の発明である。
これは、前記開閉体自動閉鎖装置の第2の特徴に対応した開閉体自動閉鎖方法の発明である。
これは、前記開閉体自動閉鎖装置の第3の特徴に対応した開閉体自動閉鎖方法の発明である。
図4は、本発明に係る開閉体装置である防火シャッター装置の概略構成を示す図である。この防火シャッター装置は、通常は開閉機1が基本的に防火シャッターカーテン5を巻き取った開放状態にある。この開放状態は、自重閉鎖(自重降下)しないようにブレーキ2で機械的に保持されることによって維持されている。自動閉鎖装置4は、火災発生時に感知器11(煙感知器、炎感知器など)から出力される感知信号を入力した防災盤12から出力される防災信号BS、又は電気式手動閉鎖装置8(非常用シャッター閉鎖ボタン83)の操作信号に応じて、ブレーキ2による開放状態の保持を解除し、防火シャッターカーテン5を自重で自然降下させることによって、開口部を閉鎖し、所定の防火区画を形成するようになっている。
ステップS61では、感知器11からの感知信号を受信したか否か、又は電気式手動閉鎖装置8(非常用シャッター閉鎖ボタン83)が操作(オン)されたか否かの判定を行い、受信したり又は操作(オン)された(yes)場合は次のステップS62に進み、受信していなかったり、操作されていない(no)場合は、その信号を受信するまで又は操作されるまで、ステップS61の判定処理を繰り返す。火災を感知しない通常時の制御としてステップS61の判定処理を繰り返している間は、同様に通常時の制御として図示しない開閉機制御回路への開ボタン85、閉ボタン86、停ボタン87からの操作信号により電動開閉をすることができる。
ステップS63では、ステップS62のブレーキ2の解放処理によって防火シャッターカーテン5がその自重によって降下を開始する。
ステップS65では、制御回路35から防災盤12へ防災盤確認信号を送信し、防災盤12からの初期状態信号又は感知状態信号に基づいては、防災盤12が火災を感知していないか、又は火災を感知したあとにリセットされた状態すなわち初期状態にあるか否かを判定し、初期状態にある(yes)場合は次のステップS66に進み、初期状態でない(no)場合、すなわち火災感知状態にある場合は、ステップS67に進む。
ステップS67では、防火シャッターカーテン5の下端の座板に何らかの障害物が接触し、それが座板内に内蔵された座板スイッチ61で感知されたか否かを判定し、感知された(yes)場合はステップS69に進み、感知されない(no)場合はステップS68に進む。
また、火災には適さないものもあるが、開閉体としては、例えば、シャッター装置、ブラインド装置、ロールスクリーン装置、垂れ幕装置、ドア、止水板などでも防災の種類に応じて適切な装置を選択すればよい。開閉体装置をシャッター装置とした場合、開閉体手段である開閉部材は、防火シャッターカーテンであり、その構成は、多数の短冊状のスラット材からなるスラットカーテン、多数のパイプ材をリンク材などで連結させてなるパイプグリルカーテン、一枚状あるいは多数連結されたパネル材からなるパネルカーテン、ネット材からなるネットカーテン、合成樹脂あるいは布繊維製のシート材からなるシートカーテン、あるいはこれらの複合部材などからなる複合カーテンなどによるものである。
さらに、開閉体手段である開閉部材の材質は、使用目的に応じたものであれば、どのようなものでもよい。具体的には、金属製、木製、プラスチック製、布製、これらの複合されたものなどで構成することができる。なお、防火目的で設置される開閉体装置の場合、少なくとも開閉体手段である開閉部材の材質は、耐火性を有しているものが好ましい。
なお、上述の実施の形態では、電気式手動閉鎖装置8(非常用シャッター閉鎖ボタン83)は予備電源33から出力の供給を受けて動作する場合について説明したが、電気式手動閉鎖装置8(非常用シャッター閉鎖ボタン83)を動作させるための専用の予備電源を予備電源33とは別途設けてもよい。
防災盤の感知状態にかかわらずに敢えて強制的に復帰操作をする必要があることが想定される場合には、この実施の形態における復帰ボタン88よりもアクセス性の低い位置(例えばメーカーのサービスエンジニアのみがアクセス可能な連動制御盤の回路基板上)に、従来式の防災盤の感知状態に連動しない復帰ボタンを併設することも可能である。
図4にて、説明の便宜上、連動中継器を防火シャッター装置とは別体にして表示しているが、障害物感知装置13等のように防火シャッター装置に内蔵させてもよい。また、連動中継器30、障害物感知制御装置13、自動閉鎖装置4、ブレーキ2、手動閉鎖措置8、図示しない開閉機制御回路は、それぞれ別々の装置であってもよいし、統合してひとつの装置の中の構成要素としてもよい。
10…防火シャッター装置
11…感知器
12…防災盤
13…障害物感知制御装置
2…ブレーキ
3,30…連動中継器
31…電源回路
32…充電装置
33…予備電源
34…電源切り替え装置
35…制御回路
4…自動閉鎖装置
5…防火シャッターカーテン
6…送信機
61…座板スイッチ
7…受信機
8…電気式手動閉鎖装置
81…筐体
82…蓋
83…非常用シャッター閉鎖ボタン
84…透明パネル
85…開ボタン
86…閉ボタン
87…停ボタン
88…復帰ボタン
89…電池試験ボタン
9…商用電源
Claims (6)
- 開口部の周縁部に設けられた開閉体手段と、
火災発生時に防災盤手段から出力される防災信号の入力に応じて前記開閉体手段を自重降下動作させて前記開口部を閉鎖する自動閉鎖手段であって、前記防災信号の入力が無くなった場合でも前記開閉体手段の自重降下動作を維持する自動閉鎖手段と、
人為的に操作されることによって前記開閉体手段が自重降下しない状態に復帰させる復帰ボタン手段と、
前記復帰ボタン手段が操作された場合に、前記防災盤手段の状態を確認し、前記防災盤手段が初期状態にある時は前記復帰ボタン手段の操作に応じて前記開閉体手段が自重降下しない状態に復帰させ、前記防災盤手段が火災感知状態にある時は前記復帰ボタン手段の操作を無効にする制御手段と
を備えたことを特徴とする開閉体自動閉鎖装置。 - 請求項1に記載の開閉体自動閉鎖装置において、
人為的に操作されることによって非常閉鎖信号を前記自動閉鎖手段に出力する手動閉鎖ボタン手段を備え、
自動閉鎖手段が、前記非常閉鎖信号又は前記防災信号の入力に応じて前記開閉体手段を移動させることを特徴とする開閉体自動閉鎖装置。 - 請求項1又は2に記載された開閉体自動閉鎖装置において、
前記開閉体手段の動作経路上で障害物を感知した場合に障害物感知信号を出力する障害物感知手段と、
前記障害物感知信号の入力に応じて閉動作中の前記開閉体手段に回避動作を行わせる障害物制御手段を備えたことを特徴とする開閉体自動閉鎖装置。 - 火災発生時に防災盤手段から出力される防災信号の入力に応じて、開口部の周縁部に設けられた開閉体手段を、自重降下動作させ、前記防災信号の入力が無くなった場合でも前記開閉体手段の自重降下動作を維持する開閉体自動閉鎖方法において、
前記開閉体手段を開閉停操作可能な状態に復帰させる復帰ボタン手段が人為的に操作された場合に、前記防災盤手段の状態を確認し、前記防災盤手段が初期状態にある時は前記復帰ボタン手段の操作に応じて前記開閉体手段が自重降下しない状態に復帰させ、前記防災盤手段が火災感知状態にある時は前記復帰ボタン手段の操作を無効にすることを特徴とする開閉体自動閉鎖方法。 - 請求項4に記載の開閉体自動閉鎖方法において、
前記防災信号以外に、人為的に操作された手動閉鎖ボタン手段から非常閉鎖信号が出力された場合、前記非常閉鎖信号の入力に応じても前記開閉体手段を移動させることを特徴とする開閉体自動閉鎖方法。 - 請求項4又は5に記載された開閉体自動閉鎖方法において、
前記開閉体手段の動作経路上で障害物を感知した場合に障害物感知手段から出力された障害物感知信号の入力に応じて閉動作中の前記開閉体手段に回避動作を行わせることを特徴とする開閉体自動閉鎖方法。
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