JP6497190B2 - ゲーム装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ゲーム装置に関する。
現在、遊戯フィールド上を往復動するプッシャによってメダルを押圧することにより、遊戯フィールド上に何層にも積み重なったメダルの塊(メダルタワー)を遊戯フィールドの端から落下させるように構成されたメダルプッシャゲーム機が知られている。また近年においては、メダルの落下を抑制する目的で、上向きに傾斜したエッジプレートを遊戯フィールドの端に設ける技術が提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特許第3105617号公報 特許第3481211号公報
ところで、特許文献1に記載された技術は、あくまでも「上向き」のエッジプレートの傾斜角度を調整するものであり、メダルがエッジプレートに差し掛かった場合でもエッジプレートが「下向き」に曲がることは想定されていない。特許文献2に記載された技術においても、エッジプレートに相当する構成(ストッパ部14a)が「上向き」に形成された状態で固定されており、その構成が「下向き」に曲がることは記載されていない。従って、これら従来技術を採用した場合には、メダルが適切なタイミングで落下することができず、遊戯者が満足感を得られない場合があった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、メダル等の遊戯体を遊戯フィールド上で円滑に移動させることができるゲーム装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係るゲーム装置は、遊戯体を載置する載置面を有する載置部と、載置面に載置された遊戯体を押し出す押出部と、を備え、遊戯体を押出部により押し出し載置部の端部を経由させて落下させるように構成されたゲーム装置であって、載置部の端部の少なくとも一部には、板状のエッジ部材が回動部を介して回動自在に取り付けられており、エッジ部材は、回動部と反対側の端部が載置面よりも鉛直方向上方に位置するように傾斜した状態で取り付けられており、所定の重量を超える遊戯体がエッジ部材に到達することで、遊戯体の重量により回動部を介して回動して回動部と反対側の端部が載置面と同じ高さ以下に位置するように構成されているものである。
かかる構成を採用すると、載置部の端部の少なくとも一部に取り付けられた板状のエッジ部材の上に所定の重量を超える遊戯体が載置されたときに、遊戯体の重量によりエッジ部材が回動して、エッジ部材の端部(回動部と反対側の端部)が載置部の載置面と略同じ高さ乃至載置面よりも鉛直方向下方に位置することとなる。従って、遊戯体の載置面上の移動(乃至載置部の端部からの落下)がエッジ部材によって妨げられることを回避することができる。
本発明に係るゲーム装置において、平面視台形状を呈し、回動部と反対側の端部となる辺の長さが、回動部側の端部となる辺の長さよりも長くなるように設定されているエッジ部材を採用することができる。
かかる構成を採用すると、エッジ部材は、回動部と反対側の端部となる辺の長さが、回動部側の端部となる辺の長さよりも長くなるように設定された台形状を呈しており、遊戯体が通過可能な部分の面積が回動部から離れるに従って側方に徐々に拡大するようになっている。従って、エッジ部材が回動してエッジ部材の端部(回動部と反対側の端部)が載置部の載置面よりも鉛直方向下方に位置することとなっても、遊戯体の移動(落下)が妨げられることがない。
本発明に係るゲーム装置において、載置部の載置面に、載置面に載置され押出部により押された遊戯体群を載置部の端部へと誘導するための遊戯体誘導部材を設けることができる。
かかる構成を採用すると、載置部の載置面に載置された所定の重量を超える遊戯体、例えばメダルタワーを、遊戯体群、例えばメダル群を介して押出部で押す際に、遊戯体誘導部材によりメダル群を載置部の端部へと誘導することができる。従って、押出部による押出力を、メダル群を介して効率良くメダルタワーに伝達することができるため、メダルタワーを載置部の端部まで効率良く移動させることができる。
本発明に係るゲーム装置において、押出部から載置部の端部へと至る所定幅の遊戯体経路を規定するように配置された一組の板状部材を遊戯体誘導部材として採用することができる。
かかる構成を採用すると、遊戯体誘導部材である一組の板状部材によって規定した遊戯体経路を経由させて、遊戯体群を押出部から載置部の端部へと誘導することができる。
本発明に係るゲーム装置において、平面視多角形状を呈し、遊戯体経路の延在方向に対して平行な二辺を有するとともに、二辺を結ぶ押出部側の辺が遊戯体経路の延在方向に対して直交しないように配置されている板状部材を採用することができる。
かかる構成を採用すると、遊戯体誘導部材である一組の板状部材の各々は、遊戯体経路の延在方向に対して平行な二辺を有し、これら二辺を結ぶ押出部側の辺が遊戯体経路の延在方向に対して直交しないように配置された多角形状を呈しているため、板状部材の押出部側の辺に遊戯体が当接した場合に、遊戯体をその辺に沿って斜め方向(遊戯体経路の延在方向に対して所定角度をなす方向)にスライドさせて逃がすことができる。従って、板状部材の押出部側の辺と押出部との間に遊戯体が挟み込まれるのを防ぐことができる。
本発明に係るゲーム装置において、遊戯体経路の延在方向に平行な長軸を有する平面視楕円形状を呈する板状部材を採用することができる。
かかる構成を採用すると、遊戯体誘導部材である一組の板状部材の各々は、遊戯体経路の延在方向に平行な長軸を有する楕円形状を呈しているため、板状部材の押出部側の部分(長軸の端部付近)に遊戯体が当接した場合に、遊戯体を板状部材の周に沿って斜め方向(遊戯体経路の延在方向に対して所定角度をなす方向)にスライドさせて逃がすことができる。従って、板状部材の押出部側の部分と押出部との間に遊戯体が挟み込まれるのを防ぐことができる。
本発明に係るゲーム装置において、載置部の載置面に、載置面上に落下した遊戯体に対して摩擦力を作用させる摩擦領域を設けることができる。この際、遊戯体の面積よりも小さい面積を有する孔が複数設けられた領域を摩擦領域として採用することができる。
かかる構成を採用すると、載置面上に落下した遊戯体、例えばメダルに対して摩擦領域で摩擦力を作用させることにより、メダルを速やかに倒して載置面上に寝かせることができる。従って、載置面上に落下したメダルを、例えばメダルタワー押出のために速やかに利用することができる。
<付記>
遊戯体を載置する載置面を有する載置部と、載置面に載置された遊戯体を押し出す押出部と、を備え、遊戯体を押出部により押し出し載置部の端部を経由させて落下させるように構成されたゲーム装置であって、
載置部の端部の少なくとも一部に、載置面より鉛直方向手前上方に傾斜した傾斜面が下方向に移動可能に取り付けられたエッジ部材と、
所定の遊戯体が押出部の動作に伴い載置面を移動してエッジ部材に到達したことを検知する検知手段と、
検知手段が所定の遊戯体の到達を検知することで、少なくともエッジ部材の傾斜面が載置面の高さ以下になるようにエッジ部材を移動させる移動手段と、を備える、ゲーム装置。
本発明によれば、メダル等の遊戯体を遊戯フィールド上で円滑に移動させることができるゲーム装置を提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係るゲーム装置の正面図である。 図1に示すゲーム装置の上面図である。 図1に示すゲーム装置におけるメダル循環システムを示す説明図である。 図1に示すゲーム装置の機能的構成を説明するためのブロック図である。 図1に示すゲーム装置の遊戯フィールドの拡大斜視図である。 図1に示すゲーム装置の遊戯フィールドの端部に設けられたエッジプレートを説明するための拡大斜視図である。 図1に示すゲーム装置の遊戯フィールドの端部に設けられたエッジプレートを説明するための拡大斜視図である。 図1に示すゲーム装置のプッシャテーブル付近の構成を説明するための拡大斜視図である。 図1に示すゲーム装置のウェーブ抽選機付近の構成を説明するための拡大正面図である。 図1に示すゲーム装置のウェーブ抽選機付近の構成を説明するための拡大斜視図である。 図1に示すゲーム装置のホッパバケットの構成を説明するための斜視図である。 図1に示すゲーム装置のホッパバケットの構成を説明するための正面図である。
以下、各図を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、図面の上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。また、図面の寸法比率は、図示の比率に限定されるものではない。さらに、以下の実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこの実施形態のみに限定する趣旨ではない。またさらに、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな変形が可能である。
<全体構成>
最初に、図1〜図4を用いて、本発明の実施形態に係るゲーム装置1の全体構成について説明する。図1はゲーム装置1の正面図であり、図2はゲーム装置1の上面図であり、図3はゲーム装置1内でのメダル循環システム40を説明するための説明図であり、図4はゲーム装置1の機能的構成を説明するためのブロック図である。本実施形態においては、遊戯者が投入する外部メダルの循環システムと、遊戯フィールド20で使用される内部メダルの循環システムと、が分離された分離循環式のゲーム装置1を例として説明する。
本実施形態に係るゲーム装置1は、外部メダルを投入する投入口11A,11Bと、メダルの払い出しを行う払出口12と、遊戯フィールド20と、遊戯フィールド20への内部メダルの排出を行う排出口13A,13Bと、を有している。外部メダル及び内部メダルの規格(形状、サイズ、材質)は任意であり、外部メダルと内部メダルの規格は同一でも相違しても良い。内部メダルは、本実施形態に係るゲーム装置1の遊戯フィールド20上に載置され、遊戯体として用いられる。
投入口11A,11Bは、外部メダルを一枚ずつ投入できるスリット等で構成することができる。投入口11A,11Bは、投入された外部メダルを検出する光学式、機械式等任意の方式のセンサ11AS,11BS(図4)を有し得る。本実施形態においては、2人の遊戯者が同時に遊べるように、2つの投入口11A,11Bを有する場合が示されているが、投入口11A,11Bは1つでも、3つ以上でも良い。
排出口13A,13Bからは、遊戯者による投入口11A,11Bへの外部メダルの投入に対応して、ゲーム装置1の内部に蓄積された内部メダルが排出されるようになっている。例えば、投入口11Aに外部メダルが一枚投入された場合には、それに対応して、一枚の内部メダルが排出口13Aから排出される。このようなメダル排出制御は、制御部100(図4)が投入口11A,11Bに設けられたセンサ11AS,11BSで外部メダルの投入を検出することにより行う。
遊戯フィールド20は、遊戯体である内部メダルが移動可能な任意構成の空間であるが、本実施形態の遊戯フィールド20は、多数の内部メダルを載置可能な固定テーブル21と、固定テーブル21上で前後に往復動するプッシャテーブル22と、固定テーブル21の左右に配置された内部メダルが通過可能なチャッカ23と、情報を表示する表示装置24と、を有し、固定テーブル21の手前及び左右には内部メダルが落下可能な2つの回収部(獲得部25及び喪失部26)が形成されている。
チャッカ23にはセンサ23S(図4)が取り付けられており、排出口13A,13Bから排出された内部メダルや、プッシャテーブル22の動作に伴いチャッカ23に押し出された内部メダルがチャッカ23を通過したときに、センサ23Sから制御部100(図4)に検出信号が送出される。本実施形態においては、内部メダルがチャッカ23を通過したことを契機とする抽選に当選したときに、図示されていないボール排出口からウェーブ抽選機70(図9及び図10)へとボールが排出され、そのボールがプッシャテーブル22上へと落下するように構成されている。チャッカ23に入らずに固定テーブル21に落下した内部メダルは、固定テーブル21の上面に堆積し、プッシャテーブル22の往復動によって押し出されていずれかの回収部(獲得部25又は喪失部26)に落下する。
表示装置24に表示される情報は任意であるが、本実施形態では、制御部100で実行される抽選の結果やクレジット(遊戯者が使用できる内部メダルの枚数等)が文字、図形等により表示装置24に表示される。表示装置24には、液晶やプラズマモニタ、CRT等を使用できる。
図3は、ゲーム装置1内でのメダル循環システム40を示す説明図である。図示のように、このメダル循環システム40は、内部メダルを循環させる内部循環システム40Aと、外部メダルを循環させる外部循環システム40Bと、を有している。
内部循環システム40Aは、ゲーム装置1に配置された3台のホッパ装置H1〜H3(カウントホッパH1及び投入ホッパH2,H3)を有している。
各ホッパ装置H1〜H3は、内部メダルを貯留できる貯留部と、モータ等の駆動によって貯留部の内部メダルを送出する送出部と、を有している。送出部は、内部メダルが通過可能な一又は複数の孔が形成された円盤を貯留部の底部で回転させたときの回転力によって、当該円盤の孔に取り込まれた内部メダルを円周方向に送出する周知の構造とすることができる。
各ホッパ装置H1〜H3は、各ホッパ装置H1〜H3の送出部から送出される内部メダルを検知又は計数するためのセンサH1S〜H3S(図4)を有し得る。送出部から内部メダルが一枚ずつ送出されるように構成することにより、センサH1S〜H3Sによる内部メダルの検出乃至計数を確実化することができる。センサH1S〜H3Sは、光学式、機械式等任意の方式とできる。
本実施形態では、ホッパ装置H1の送出部は、ゲーム装置1の稼働中(例えば、投入口11A,11Bに外部メダルが投入されてから所定時間内)は常に動作状態にあり、ホッパ装置H1の貯留部に入った内部メダルは直ちにホッパ装置H1から送出される。ホッパ装置H1の貯留部の内部メダルを検知するセンサを設け、当該センサにより内部メダルを検知したときのみホッパ装置H1の送出部を動作させることも可能である。
ホッパ装置H1〜H3は、搬送路L1〜L7及び切替器C1により、排出口13A,13B、遊戯フィールド20、回収部25,26と、以下のように接続されている。
回収部25,26は、搬送路L1,L2によりホッパ装置H1,H3の貯留部と接続されている。ホッパ装置H1の送出部は、搬送路L3によりホッパ装置H2の貯留部と接続されており、ホッパ装置H1からホッパ装置H2に内部メダルを搬送することが可能である。ホッパ装置H2の送出部は、搬送路L4により排出口13Aに接続されている。また、ホッパ装置H3の送出部は、搬送路L5を介して排出口13Bに接続されるとともに、搬送路L6を介してメダルタワーを生成するタワー生成装置30に接続されており、切替器C1を制御することにより、ホッパ装置H3から排出口13B及びタワー生成装置30のいずれかに内部メダルを搬送することが可能である。ホッパ装置H2,H3から送出された内部メダルは、搬送路L4,L5及び排出口13A,13Bを経て遊戯フィールド20に排出される。タワー生成装置30は、搬送路L7により遊戯フィールド20と接続されており、搬送路L7を介して遊戯フィールド20に内部メダルを搬送することが可能である。
搬送路L1〜L7には、内部メダルを搬送することができる任意の構造を採用できる。搬送路L1,L2は、内部メダルよりも十分に大きい断面積と傾斜を有するダクトとすることができ、この場合、回収部25,26で回収された内部メダルは自重でホッパ装置H1,H3に移動する。搬送路L3〜L6は、内部メダルが一枚ずつ通過できる断面(縦寸法及び横寸法が内部メダルの厚み及び径よりわずかに大きい断面)のシュートとすることができ、この場合、ホッパ装置H1〜H3から送出された内部メダルは、ところてん式に押されてシュート内を移動する。切替器C1には、内部メダルの送出先の切り替えを行うことができる機械式のシャッタ等の任意の構造を採用できる。搬送路L7は、タワー生成装置30により生成されたメダルタワーが通過できる断面を有するものとする。
メダルタワーは、プッシャテーブル22が通常の往復動位置よりもさらに後方に下がると出現するメダルタワー生成装置30により、固定テーブル21の下に出現する。メダルタワー装置30には平面視で6枚の内部メダルが円環状に当接して配置されて固定テーブル21の載置面から上に押し上げられる。さらに2層目のメダルが先の押し上げられた1層目の円環状のメダルに対し、円環状のままメダル半分ずれて押し上げられる。これにより1層目の隣合うメダル2枚に対し2層目のメダルが持ち上げる位置となる。このようにして各層のメダルが交互にずれながら垂直にメダルタワーを形成する。この場合では搬送路L7の断面には6枚の内部メダルが円環状に当接して押し上げられる。無論、メダルタワーの大きさはこれに限らず、内部メダル1枚をそのまま積み重ねるものから、平面視で複数枚のメダルを交互にずらさずにそのまま上方向に積み重ねる方式でもよい。
外部循環システム40Bは、投入口11A,11B,ホッパ装置(サイズフリーホッパー)H4、これらの間を結ぶ搬送路L8,L9で構成される。ホッパ装置H4、搬送路L8,L9には、それぞれ内部循環システム40Aのホッパ装置H1、搬送路L1,L3等と同様のものを使用し得る。外部循環システム40Bでは、投入口11A,11Bから投入された外部メダルは搬送路L8からホッパ装置H4に送られて貯留され、ホッパ装置H4は、制御部100の制御に従って、貯留された外部メダルを搬送路L9を介して払出口12から払い出す。
図4は、ゲーム装置1の機能的構成を示すブロック図である。
図示のように、ゲーム装置1は制御部100を有している。制御部100は、CPU101や記憶装置102、入出力ポート103等を有するコンピュータ等の情報処理装置とすることができる。
記憶装置102は、ROM、RAM、ハードディスク、フラッシュメモリ等の公知の記憶装置を単独又は組み合わせて構成することができる。
制御部100は、入出力ポート103を介して各種外部機器と接続され、記憶装置102に格納されるプログラムに従ってこれらの機器と信号の授受を行うことで以下の制御を実行する。
制御部100に接続される外部機器には、排出口13A,13B,表示装置24,ホッパ装置H1〜H3及びセンサ11AS,11BS,23S,H1S〜H3S等が含まれる。
次に、図5〜図12等を用いて、本実施形態に係るゲーム装置1の機械的構成の詳細について説明する。
<遊戯フィールド>
図5は、本実施形態に係るゲーム装置1の遊戯フィールド20の拡大斜視図である。遊戯フィールド20は、既に述べたように、多数の内部メダルを載置可能な固定テーブル21と、固定テーブル21上で前後に往復動するプッシャテーブル22と、を有している。固定テーブル21は、タワー生成装置30により内部メダル(遊戯体)を何層にも積み重ねて生成したメダルタワー(所定の重量を超える遊戯体)や内部メダルを載置する載置面を有しており、本発明における載置部として機能する。プッシャテーブル22は、固定テーブル21の載置面に載置されたメダルタワーを(内部メダルを介して)押し出すものであり、本発明における押出部として機能する。本実施形態に係るゲーム装置1は、メダルタワーをプッシャテーブル22により押し出し、固定テーブル21の端部21aを経由させて獲得部25(落下口)に落下させるように構成されたものである。以下、遊戯フィールド20に設けられた各種構成について説明する。
<エッジプレート>
図6及び図7は、本実施形態に係るゲーム装置1の遊戯フィールド20の固定テーブル21の端部21aに設けられたエッジプレート(板状のエッジ部材)27を説明するための拡大斜視図である。固定テーブル21の端部21aの中央部には、図6及び図7に示すように、エッジプレート27が回動部28を介して回動自在に取り付けられている。
エッジプレート27は、メダルタワーがその上に載置されていないときに回動部28と反対側の端部27aが固定テーブル21の載置面よりも鉛直方向上方に位置するように、付勢されて手前上方に向けて傾斜した状態で取り付けられている。この状態では、内部メダルがプッシャテーブル22の動作によりエッジプレート27に到達しても、手前上方に向けて傾斜した傾斜面を後方から押されてくる内部メダルに押されて乗り越えないと獲得部25に落下することはできないので、エッジプレート27の手前に内部メダルが滞留しやすい状態となる。内部メダルが手前で何層かに重なっても、その程度の内部メダルの重量ではエッジプレート27は回動しない程度に傾斜面が付勢されている。
一方、エッジプレート27は、メダルタワーがその上に載置されたときにメダルタワーの重量により付勢力に抗して回動して、回動部28と反対側の端部27aが固定テーブル21の載置面と略同じ高さ乃至載置面よりも鉛直方向下方に位置するように構成されている。このような構成により、固定テーブル21の載置面上におけるメダルタワーの移動(乃至固定テーブル21の端部21aからのメダルタワーの落下)がエッジプレート27によって妨げられることを回避することができる。エッジプレート27の回動可能な角度は、回動部28により適宜調整することができ、例えば90°に設定することができる。尚、メダルタワーがエッジプレート27に到達して、その重さで傾斜面の付勢に抗して傾斜面を押し下げるのであるが、必ずしも固定テーブル21の載置面よりも鉛直方向可能にせずとも、元の位置より下げることができるだけでも、メダルタワーを獲得部25に導きやすくなるのは勿論である。
エッジプレート27は、図6及び図7に示すように平面視台形状を呈しており、回動部28と反対側の端部27aとなる辺の長さが、回動部28側の端部27bとなる辺の長さよりも長くなるように設定されている。このように、メダルが通過可能な部分の面積が回動部28から離れるに従って側方に徐々に拡大するようになっているため、エッジプレート27が回動してエッジプレート27の端部27aが固定テーブル21の載置面よりも鉛直方向下方に位置することとなっても、内部メダルの移動(落下)が妨げられることがない。
なお、エッジプレート27の傾動動作をソレノイドやモータ駆動とし、メダルタワーがメダルに押され少しずつ前方に移動してエッジプレート27に到達したのを、図示しない光センサを遮ることで検出し、ソレノイドやモータ駆動によりエッジプレート27を水平以下に解放する方式を採用することもできる。メダルタワーがエッジプレート27に至るのを感知する方式は、光センサ方式と異なるものでもよい。例えば、エッジプレート27の上方に這わせた検出辺がメダルタワーに触れることで機械的に感知する方式を採用することもできる。この場合は、通常のメダル群では触れないがメダルタワーなら必ず触れる位置である高い位置に検出辺があればよい。さらには、メダルタワーの位置及び高さをカメラ撮影し、画像認識で識別する方式でエッジプレート27を解放することもできる。
さらに、エッジプレート27は、回動部28を軸に回転する構造でなくともよい。例えば、エッジプレート27全体が下に下がる構造を採用し、メダルタワーが傾斜したエッジプレート27を付勢力に抗して押し下げることで、固定テーブル21と同じ高さにしてメダルタワーが水平に移動できる構造としてもよい。無論、エッジプレート27は、台形状に限らず、長方形状でもよい。
<ガイドプレート>
遊戯フィールド20の固定テーブル21の載置面には、図5に示すように、載置面に載置されプッシャテーブル22により押されたメダル群(遊戯体群)を固定テーブル21の端部21aへと誘導するためのガイドプレート29(遊戯体誘導部材)が設けられている。本実施形態におけるガイドプレート29は、プッシャテーブル22から固定テーブル21の端部21aへと至る所定幅のメダル経路(遊戯体経路)PMを規定するように配置された一組の所定厚さを有する板状部材である。固定テーブル21の載置面に載置されたメダルタワーをメダル群を介してプッシャテーブル22で押す際に、ガイドプレート29によりメダル群を固定テーブル21の端部21aへと誘導することができるので、プッシャテーブル22による押出力をメダル群を介して効率良くメダルタワーに伝達することができる。この結果、メダルタワーを固定テーブル21の端部21aまで効率良く移動させることができる。
各ガイドプレート29は、図2及び図5に示すように平面視台形状を呈しており、メダル経路PMの延在方向に対して平行な二辺(内側辺29a及び外側辺29b)を有するとともに、これら二辺29a、29bを結ぶプッシャテーブル22側の辺29cがメダル経路PMの延在方向に対して直交しないように配置されている。このような構成を採用すると、ガイドプレート29のプッシャテーブル22側の辺29cにメダルが当接した場合に、メダルをその辺に沿って斜め方向(メダル経路PMの延在方向に対して所定角度をなす方向)にスライドさせて逃がすことができる。従って、ガイドプレート29のプッシャテーブル22側の辺29cとプッシャテーブル22との間にメダルが挟み込まれるのを防ぐことができる。本実施形態においては、各ガイドプレートの位置(メダル経路PMの延在方向に対して平行な方向に沿った位置)を適宜変更できるようになっている。
なお、本実施形態においては、図2及び図5に示すように、固定テーブル21の端部21aに平面視三角形状のサブガイドプレート14が一組設けられている。サブガイドプレート14は、所定厚さを有する板状部材であってエッジプレート27の両端付近に配置されており、メダル経路PMに沿って進んできたメダルタワーをエッジプレート27に近付けるように誘導するとともに、他のメダル群をエッジプレート27から遠ざけるように誘導するものである。本実施形態においては、サブガイドプレート14の位置(メダル経路PMの延在方向に対して平行な方向及び直角な方向に沿った位置)を適宜変更することができるようになっている。また、本実施形態においては、左右のチャッカ23の下方にもサブガイドプレート15を一組設けている。図2及び図5に示すように、サブガイドプレート15と、ガイドプレート29と、の間に間隙を設けることによってメダルの逃げ経路を形成し、メダル経路PMに沿ったメダルの移動効率を低下させてゲーム性を高めることができる。
次に固定テーブル21に対に配置されたガイドプレート29、サブガイドプレート14,15の対向する辺間の距離について述べる。以下に、ガイドプレート29を例に説明する。
ここでメダルタワーの形状の一例として、平面視で6枚の内部メダルが互いに当接して円環状に配さている場合には、その直径は1枚の内部メダルの直径の3倍になる。両側に配されたガイドプレート29の辺29a、29aの間の距離がメダルタワーの直径よりも大きく、内部メダル5枚分以上の距離とすることで、メダルタワーがガイドプレート29の辺29a、29a間に位置している場合に、固定テーブル21に直接載置されている内部メダルが辺29aが垂直に切り立っていることで、辺29aを乗り越えることなく、メダルタワーの両わきをすり抜けて前方に進む。ガイドプレート29の内側の辺29a、29a間の距離がメダルタワーの直径より多少大きく、メダルタワーの直径に加えてメダル1枚分よりも小さい場合では、固定テーブル21に接している内部メダルに加わる力はメダルタワーを前方に押すのに費やすことができる。従ってガイドプレート29の辺29a、29a間の距離をメダルタワーの径に加え内部メダルがすり抜ける空間を設定することで、固定テーブル21の載置面に接している内部メダルがメダルタワーを押す動作に逃げを作る効果がある。このようにガイドプレート29の辺29a、29a間の距離を変えることで、メダルタワーが最初は内部メダルにより押し進められ、その先でガイドプレート29の辺29a、29a間の距離が大きくなることで、メダルタワーを押す力が低下するように設計することができるのである。
また、本実施形態においては、図2及び図5に示すように、固定テーブル21の左右の喪失部26を各々囲う平面視三角形状のテーブルプレート16が一組設けられている。テーブルプレート16は、所定厚さを有する板状部材であり、内部メダルがチャッカ23を通過したことを契機とする抽選に当選することにより排出されたボールが固定テーブル21上に落下したときに、ボールが喪失部26に到達して喪失部26を覆うことを防ぐという機能を果たすものである。
<摩擦領域>
遊戯フィールド20の固定テーブル21の載置面の中央には、図5に示すように、載置面上に落下したメダルに対して摩擦力を作用させる摩擦領域50が設けられている。本実施形態における摩擦領域50は、メダルの面積よりも小さい面積を有する孔51が複数設けられた領域である。孔51の形状は円形に限られず、多角形や楕円形、あるいはゲーム内容の世界感に合わせた星形や月形の形状でもよい。孔51は、メダルの面積よりも小さい面積を有する必要があるが、規則的に並んでいなくてもよく、ある程度の数と密集度があればよい。
固定テーブル21をメラミン樹脂等の比較的摩擦の少ない材料で構成した場合には、固定テーブル21の載置面上に落下したメダルが立ったまま、あるいは傾いた状態で回転し、完全に倒れるまでに比較的長い時間がかかる場合があるが、摩擦領域50を設けることにより、固定テーブル21の載置面上に落下したメダルに対して摩擦力を作用させることができ、メダルを速やかに倒して載置面上に寝かせることができる。従って、固定テーブル21の載置面上に落下したメダルが先のメダルに重なってしまうのを防止することができ、メダルタワー押出のためにメダルを効率良く速やかに利用することができる。また、摩擦領域50としては、表面に凹凸模様の型付けをしたエンボス加工を施した金属板を用いてもよい。また、プッシャテーブル22の動作方向に沿って複数の溝があってもよい。これら溝の間隔は、メダルの大きさより充分に小さければよい。
<獲得部のワイヤ>
遊戯フィールド20の固定テーブル21の端部21aに隣接する獲得部25(落下口)には、図2に示すように、メダル経路PMの延在方向に対して平行に配置されたワイヤ60が所定間隔をおいて複数取り付けられている。これら複数のワイヤ60が獲得部25に設けられることにより、獲得部25の手前側の端部21aとの間でメダルタワーが傾いた状態で引っ掛かることがなく、獲得部25に落下したメダルタワーが崩れ易くなるため、獲得部25におけるメダルタワーの詰まりを抑制することができ、メダルタワーを構成するメダルを効率良く回収することができる。
<プッシャテーブル>
図8は、本実施形態に係るゲーム装置1のプッシャテーブル22付近の構成を説明するための拡大斜視図である。プッシャテーブル22の先端部の中央部には、図2、図5、図8に示すように、メダルタワーの後方側面を保持することができる断面半円形状のタワー保持部22aが設けられている。
プッシャテーブル22にタワー保持部22aを設けないと、メダルタワーを真っ直ぐ押すことができなかったりメダルタワーを崩してしまったりする恐れがあるが、このようなタワー保持部22aが設けられることにより、メダルタワーをタワー保持部22aに嵌め込んで保持することができるため、押し出す際にメダルタワーが左右にずれることを抑制することができる。
また、タワー保持部22aの前面には、硬質樹脂等の材料で構成されたカバー部材22bが取り付けられており、カバー部材22bは、図示されていない付勢手段によって下方に押し付けられている。これにより、プッシャテーブル22が前方に移動する際におけるタワー保持部22aの下方へのメダルの侵入を防ぐことができる。
また、プッシャテーブル22の上面後方には、ボールが落下するようになっているが、本実施形態においては、図8に示すように、落下して転がってきたボールを溜めるような断面V字状の凹部22cがプッシャテーブル22の上面の手前端側に設けられている。このような凹部22cを設けることにより、ボールがプッシャテーブル22上を逆方向に転がって遊戯者の遊戯意欲が削がれることを防ぐことができる。なお、本実施形態においては、断面V字状の凹部22cを採用した例を示したが、断面U字状の凹部22cを採用してもよい。また、凹部22cに代えて段部を設けることもできる。
さらに、本実施形態においては、図2、図5、図8に示すように、固定テーブル21に設けられたメダルの入賞口であるチャッカ23の孔に嵌まり込んだボールを押し出す押出部材22dがプッシャテーブル22の前面に設けられている。このような押出部材22dを設けることにより、チャッカ23の孔にボールが嵌まり込んでチャッカ23を塞いでしまいメダルの通過が妨げられるという事態を回避することができる。
<チャッカ>
固定テーブル21に設けられたチャッカ23は、排出口13A,13Bから排出された内部メダルが移動してきて落下するものであるが、固定テーブル21上に多くのメダルが存在すると、チャッカ23の横方向からメダルが侵入してチャッカ23が塞がれ、チャッカ23が視認できなくなる場合がある。本実施形態においては、このような事態を回避するために、所定高さを有する枠部23aをチャッカ23の孔の周囲に設けることにより、チャッカ23の孔への横方向からのメダルの侵入を防ぐようにしている。枠部23aの上面をチャッカ23の内側に向けて下向きに傾斜させることでメダルがチャッカ23に入り易くなる。一方、枠部23aの上面をチャッカ23の外側に向けて下向きに傾斜させる(枠部23aの外側の垂直面はメダルの厚さ以上ある)ことでメダルがチャッカ23に入り難くなる。このように、枠部23aの上面の傾斜状態を変えることにより、チャッカ23へのメダルの入り易さを変更することができる。
<ウェーブ抽選機>
内部メダルがチャッカ23を通過したときには制御部100にて抽選が行われ、表示装置24には抽選状況の表示が行われ、当選するとボールの排出が行われるが、表示装置24の下部には、図9及び図10に示すように、このように排出されたボールを受けるウェーブ抽選機70が設けられている。ウェーブ抽選機70は、正面視波型形状を呈するように構成されたボール揺動面70aを有する構造体である。
ウェーブ抽選機70上にボールが落下すると、ボールは、ボール揺動面70aの波型形状に沿って左右に揺動した後、左右及び中央に計三カ所設けられたボール排出部70bの何れか一つを経由してプッシャテーブル22上へと落下する。これにより、ボールは、左右や中央に偏ることなく均等化されて遊戯フィールド20上に払い出されることとなるため、ボールの偏在に起因してゲーム進行が阻害されることがなくなるという利点がある。
<調整機能付き透明板>
表示装置24の前面には、図8〜図10に示すように、アクリル樹脂等から構成した透明板80が配置されている。透明板80は、表示装置24を保護する機能を果たすとともに、固定テーブル21の後方中央下にある図示されていないタワー生成装置30によるメダルタワーの生成時に、メダルタワーの周壁に接触することでメダルタワーを整列させるという機能を果たすものである。
タワー生成装置30は、(図示されていない)基台を所定方向に回転させながらメダルを積み上げることによりメダルタワーを生成するが、その積み上げの際に何らかの要因でメダルが半径方向外側に突出してしまうと、バランスが崩れて高く積み上げることができなくなる場合がある。このため、本実施形態においては、生成されるメダルタワーの後側の周壁に僅かに接触するような位置に透明板80を配置することにより、メダルの半径方向外側への突出を抑制してメダルタワーを整列させることができる。
透明板80は、メダルタワーに接触した際に僅かに撓むような可撓性を有する材料で構成されるのが好ましい。また、透明板80を前後方向に移動可能にしておき、透明板80がメダルタワーに接触した際に透明板80を若干後退させてもよい。
<ホッパバケット>
ゲーム装置1の内部循環システム40A(図3)は、既に述べたように、3台のホッパ装置H1〜H3(カウントホッパH1及び投入ホッパH2,H3)を有するが、このうちホッパ装置H2(投入ホッパ)は、搬送路L1、ホッパ装置H1(カウントホッパ)及び搬送路L3を介して回収部25(獲得部)に接続され、ホッパ装置H3(投入ホッパ)は、搬送路L2を介して回収部26(喪失部)に接続されている。このため、ホッパ装置H2には、回収部25に落下した内部メダルが搬送され、ホッパ装置H3には、回収部26に落下した内部メダルが搬送されてくることとなる。
回収部25(獲得部)から搬送路L1,L3を経由して搬送されてくる内部メダルと、回収部26(喪失部)から搬送路L2を経由して搬送されてくる内部メダルと、を別々の貯留部に貯留することも考えられる。しかし、回収部25から搬送されてくる内部メダルの数と、回収部26から搬送されてくる内部メダルの数と、は通常一致しないため、これらを別々の貯留部に貯留すると、一方の貯留部にのみ内部メダルが貯留し、他方の貯留部が空になる恐れがある。このため、本実施形態においては、回収部25から搬送路L1,L3を経由して搬送されてくる内部メダルと、回収部26から搬送路L2を経由して搬送されてくる内部メダルと、を一つの貯留部であるホッパバケット90に貯留することとしている。
ホッパバケット90は、図11及び図12に示すように、第一貯留部91と、第二貯留部92と、これら第一貯留部91及び第二貯留部92の上方に設けられた共通貯留部93と、を有している。第一貯留部91は、回収部25から搬送路L1,L3を経由して搬送されてくる内部メダル及び回収部26から搬送路L2を経由して搬送してくる内部メダルを一時的に貯留し、第一貯留部91から溢れた内部メダルが第二貯留部92に流れる。この際、共有貯留部93が第一貯溜部91及び第二貯留部92を囲んでおり、外部に漏れることなく第二貯留部92に内部メダルが流れる。
図11及び図12に示すように、第一貯留部91は、比較的小さい容量を有するとともに、第二貯留部92よりも若干上方に配置されており、貯留した内部メダルによって満杯になると、溢れた内部メダルが第二貯留部92へと滑り落ちるように構成されている。従って、第一貯留部91から溢れた内部メダルが自動的に第二貯留部92に移動することとなるため、第二貯留部92が空になることがない。
その後、第一貯留部91から移動してきた内部メダルによって第二貯留部92が満杯になると、内部メダルが共通貯留部93へと溢れ出す。このように、内部メダルは、多量に搬送されると最終的に共通貯留部93に貯留されることとなる。このような構成を有するホッパバケット90を採用することにより、メダルが一方の貯留部に偏ることがなくなる。また、本実施形態におけるホッパバケット90は、ソレノイド等の装置を使用していないため、比較的安価に製作できるとともに、省スペース化が可能となる。
以上説明した実施形態に係るゲーム装置1においては、遊戯フィールド20の固定テーブル21の端部21aの一部に取り付けられたエッジプレート27の上に、メダルが何層にも積み重ねられたメダルタワー(所定の重量を超える遊戯体)が載置されたときに、メダルタワーの重量によりエッジプレート27が付勢力に抗して回動して、エッジプレート27の回動部28と反対側の端部27aが固定テーブル21の載置面と略同じ高さ乃至載置面よりも鉛直方向下方に位置することとなる。従って、メダルタワーの載置面上の移動(乃至固定テーブル21の端部21aからのメダルタワーの落下)がエッジプレート27によって妨げられることを回避することができる。
また、以上説明した実施形態に係るゲーム装置1においては、エッジプレート27が台形状を呈しており、回動部28と反対側の端部27aとなる辺の長さが、回動部28側の端部27bとなる辺の長さよりも長くなるように設定されているため、メダルが通過可能な部分の面積が回動部28から離れるに従って側方に徐々に拡大するようになっている。従って、エッジプレート27が回動してエッジプレート27の端部27aが固定テーブル21の載置面よりも鉛直方向下方に位置することとなっても、メダルの移動(落下)が妨げられることがない。
また、以上説明した実施形態に係るゲーム装置1においては、固定テーブル21の載置面に載置されたメダルタワーをメダル群を介してプッシャテーブル22で押す際に、ガイドプレート29によりメダル群を固定テーブル21の端部21aへと誘導することができる。従って、プッシャテーブル22による押出力をメダル群を介して効率良くメダルタワーに伝達することができるため、メダルタワーを固定テーブル21の端部21aまで効率良く移動させることができる。この際、ガイドプレート29によって規定したメダル経路PMを経由させて、メダル群をプッシャテーブル22から固定テーブル21の端部21aへと誘導することができる。
また、以上説明した実施形態に係るゲーム装置1においては、各ガイドプレート29が、メダル経路PMの延在方向に対して平行な二辺29a、29bを有し、これら二辺29a、29bを結ぶプッシャテーブル22側の辺29cがメダル経路PMの延在方向に対して直交しないように配置された台形状を呈しているため、ガイドプレート29のプッシャテーブル22側の辺29cにメダルが当接した場合に、メダルをその辺に沿って斜め方向(メダル経路PMの延在方向に対して所定角度をなす方向)にスライドさせて逃がすことができる。従って、ガイドプレート29の辺29cとプッシャテーブル22との間にメダルが挟み込まれるのを防ぐことができる。
また、以上説明した実施形態に係るゲーム装置1においては、固定テーブル21の載置面上に落下したメダルに対して摩擦領域50で摩擦力を作用させることにより、メダルを速やかに倒して載置面上に寝かせることができる。従って、載置面上に落下したメダルを、メダルタワー押出のために速やかに利用することができる。
なお、以上の実施形態においては、平面視台形状のガイドプレート29を採用した例を示したが、ガイドプレート29の平面形状はこれに限られるものではない。例えば、メダル経路PMの延在方向に対して平行な二辺を有し、これら二辺を結ぶプッシャテーブル22側の辺がメダル経路PMの延在方向に対して直交しないように配置された他の四角形(台形ではない四角形)や他の多角形(五角形や六角形)を採用してもよい。また、メダル経路PMの延在方向に対して直交しないように配置された辺をプッシャテーブル22側に有する三角形を採用することもできる。また、一組のガイドプレート29をメダル経路PMの延在方向に対して各々平行に配置するだけでなく、メダル経路PMの延在方向に対して所定角度をなすように(例えば平面視でハの字型に)配置してもよい。
また、メダル経路PMの延在方向に平行な長軸を有する平面視楕円形状を呈するガイドプレートを採用してもよい。かかる構成を採用すると、ガイドプレートのプッシャテーブル22側の部分(長軸の端部付近)にメダルが当接した場合に、メダルをガイドプレートの周に沿って斜め方向(メダル経路PMの延在方向に対して所定角度をなす方向)にスライドさせて逃がすことができる。従って、ガイドプレートのプッシャテーブル22側の部分とプッシャテーブル22との間にメダルが挟み込まれるのを防ぐことができる。
また、以上の実施形態においては、メダルを何層にも重ねて構成したメダルタワーをメダルタワー生成装置30により生成しているが、予め事前に治具等で成形したメダルタワーをゲーム開始前に固定テーブル21に載置しておくこともできる。メダルタワーの形状としては、円筒状、円柱状、角筒状、角柱状、ピラミッド状等を採用することができる。
また、以上の実施形態においては、メダルを積み重ねて構成したメダルタワー(所定の重量を超える遊戯体)をメダル群を介して押し出して落下口から落下させるゲーム装置1に本発明を適用した例を示したが、他の遊戯体(例えば、箱入りの菓子、積み重ねたチョコレート、フィギュアや模型体等、所定の重量を超えるもの)をメダルタワー同様にメダル群を介して押し出して落下させるゲーム装置に本発明を適用することもできる。この場合においては、メダルの内部循環方式ではなく、遊戯フィールドから落下したメダルが遊戯者の手元に来る方式を採用する必要がある。
また、以上の実施形態においては、押出部でメダルタワーを押す移動媒体(遊戯体群)としてメダル群を採用した例を示したが、移動媒体はメダルに限られるものではない。例えば、1つずつ包んだラムネ菓子等を移動媒体として載置面に載置することもできる。この際、遊戯者が操作するシャベルやクレーン等で移動媒体の菓子等を追加する機構を設けてもよい。
本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、この実施形態に当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。すなわち、前記実施形態が備える各要素及びその配置、材料、条件、形状、サイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前記実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1…ゲーム装置
21…固定テーブル(載置部)
21a…端部
22…プッシャテーブル(押出部)
27…エッジプレート(板状のエッジ部材)
27a…回動部と反対側の端部
27b…回動部側の端部
28…回動部
29…ガイドプレート(遊戯体誘導部材、板状部材)
29a・29b…メダル経路の延在方向に対して平行な二辺
29c…二辺を結ぶ辺
50…摩擦領域
M…メダル経路(遊戯体経路)

Claims (8)

  1. 遊戯体を載置する載置面を有する載置部と、前記載置面に載置された遊戯体を押し出す押出部と、を備え、前記遊戯体を前記押出部により押し出し前記載置部の端部を経由させて落下させるように構成されたゲーム装置であって、
    前記載置部の前記端部の少なくとも一部には、板状のエッジ部材が可動可能に取り付けられており、
    前記エッジ部材は、端部が前記載置面よりも鉛直方向上方に位置するように傾斜した状態で取り付けられており、所定の重量を超える遊戯体の塊又は他の遊戯体が前記エッジ部材に到達することで、前記遊戯体の塊又は前記他の遊戯体の重量により前記エッジ部材の端部を押し下げて前記遊戯体の塊又は前記他の遊戯体が前記載置部から落下するように構成されている、
    ゲーム装置。
  2. 前記エッジ部材は、平面視台形状の板状体が回動部を介して回動可能に取り付けられており、前記回動部と反対側の端部となる辺の長さが、前記回動部側の端部となる辺の長さよりも長くなるように設定されている、請求項1に記載にゲーム装置。
  3. 前記載置部の前記載置面には、前記載置面に載置され前記押出部により押された遊戯体群を前記載置部の前記端部へと誘導するための遊戯体誘導部材が設けられている、請求項1又は2に記載のゲーム装置。
  4. 前記遊戯体誘導部材は、前記押出部から前記載置部の端部へと至る所定幅の遊戯体経路を規定するように配置された一組の板状部材である、請求項3に記載のゲーム装置。
  5. 前記一組の板状部材の各々は、平面視多角形状を呈し、前記遊戯体経路の延在方向に対して平行な二辺を有するとともに、前記二辺を結ぶ前記押出部側の辺が前記遊戯体経路の延在方向に対して直交しないように配置されている、請求項4に記載にゲーム装置。
  6. 前記一組の板状部材の各々は、前記遊戯体経路の延在方向に平行な長軸を有する平面視楕円形状を呈する、請求項4に記載にゲーム装置。
  7. 前記載置部の前記載置面には、前記載置面上に落下した前記遊戯体に対して摩擦力を作用させる摩擦領域が設けられている、請求項1から6の何れか一項に記載のゲーム装置。
  8. 前記摩擦領域は、前記遊戯体の面積よりも小さい面積を有する孔が複数設けられた領域である、請求項7に記載のゲーム装置。
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