JP6510143B2 - 風力発電装置及びこれを含む発電施設 - Google Patents

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Description

本発明は、風力発電装置及びこれを含む発電施設に関し、具体的には、発電効率を増加させることができる垂直タイプの風力発電装置及びこれを含む発電施設に関する。
一般的に、風力発電とは、空気の運動エネルギを利用して発電装置を駆動して電気エネルギを発電させる方式である。
韓国は、海洋に隣接した地形かつ山地が多い地形であるため、季節風及び局地風に大きな影響を受けている。したがって、風力を活用するのに有利な地域的な条件を有しているが、現在までは水力、火力及び原子力を利用した発電に大きく依存している実情である。
最近、緑色成長に対する社会的な共感が形成されて環境親和的な風力発電方式が注目を浴びているが、従来の風力発電方式は発電効率が低いという短所がある。また、従来の風力発電方式は、回転軸が水平方向に形成された構造を利用するにつれて発電装置の規模が大きくならざるを得ない。したがって、電力需要が多い都心にこのような風力発電設備を構築することが至難であり、都心から遠距離に位置した山間及び海岸地方に設置が集中せざるを得ないという短所がある。
本発明の目的は、前記のような問題を解決するために、発電効率が向上し、住居地域にも設置可能なコンパクトな構造で構成され、自然風だけでなく、施設の排気風を利用して電気エネルギを生産することができる風力発電装置及びこれを備える施設を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、内部に各々巻線されたコイルが備えられた上部支持板及び下部支持板、前記上部支持板と前記下部支持板との間に固設され、巻線されたコイルを備える軸部材、及び外風により前記軸部材を軸で回転可能に設置し、前記軸部材のコイルに対向される位置に配置された磁石部材を備える回転部材を含み、前記回転部材は、前記軸部材が収容される中空が形成されたボディ部、前記ボディ部の外周面に設置される羽根部、前記軸部材の上段に備えられて前記上部支持板と対向される面を形成する上部フランジ、及び前記軸部材の下段に備えられて前記下部支持板と対向される面を形成する下部フランジを含んで構成されることを特徴とする風力発電装置を提供する。
ここで、前記羽根部は、複数個のファンで構成され、前記ファンは、前記ボディ部を取り囲む形態の曲面で構成され、前記ボディ部の長さ方向に沿って上下方向にねじれた形態で構成される。また、前記それぞれのファンは、前記ボディ部から半径方向に延長される複数個の固定部材により固定され、前記それぞれのファンは、上段の幅が下段の幅より広く形成される。
さらに、前記上部支持板及び前記下部支持板にはコイルが巻線され、前記回転部材の前記上部フランジ及び前記下部フランジは、各々、前記上部支持板及び前記下部支持板のコイルに対向される位置に配置される永久磁石を含んで構成されることも可能である。
このとき、前記回転部材の回転に伴い前記上部支持板のコイルまたは前記下部支持板のコイルで発生される電気エネルギは、前記ボディ部の中空の内側に前記回転軸に沿って形成される線路に沿って伝達されるように構成する。
また、前記上部支持板は、別途の上部フレームに固設され、前記下部支持板は、別途の下部フレームに固設される。特に、このような風力発電装置は、複数個が並列に配置され、それぞれの風力発電装置の上部支持板は、前記上部フレームに各々固設され、下部支持板は、下部フレームに各々固設されるように構成する。
一方、前述した本発明の目的は、建造物、及び前記建造物の上側に配置されて風力を利用して電気エネルギを生産する風力発電装置を含んで構成され、前記風力発電装置は、内部に各々巻線されたコイルが備えられた上部支持板及び下部支持板、前記上部支持板と前記下部支持板との間に固設され、巻線されたコイルを備える軸部材、及び外風により前記軸部材を軸で回転可能に設置し、前記軸部材のコイルに対向される位置に配置された磁石部材を備える回転部材を含み、前記回転部材は、前記軸部材が収容される中空が形成されたボディ部、前記ボディ部の外周面に設置される羽根部、前記軸部材の上段に備えられて前記上部支持板と対向される面を形成する上部フランジ、及び前記軸部材の下段に備えられて前記下部支持板と対向される面を形成する下部フランジを含んで構成されることを特徴とする発電施設によっても達成される。
このとき、前記建造物は、内部空間から排気される空気が排出する排気管を備え、前記風力発電装置は、前記排気管の上側に設置されて前記排気管を介して排気される排気風及び外部の自然風を利用して電気エネルギを生産するように構成されることも可能である。
ここで、前記風力発電装置の前記羽根部は、複数個のファンで構成され、前記ファンは、前記ボディ部を取り囲む形態の曲面で構成され、前記ボディ部の長さ方向に沿って上下方向にねじれた形態で構成される。
また、前記風力発電装置の前記上部支持板及び前記下部支持板にはコイルが巻線され、前記回転部材の前記上部フランジ及び前記下部フランジは、各々、前記上部支持板及び前記下部支持板のコイルに対向される位置に配置される永久磁石を含んで構成される。
さらに、前記建造物の上側には前記風力発電装置と隣接した位置に配置され、前記風力発電装置の前記回転部材に風力を提供する補助ファンをさらに含み、前記補助ファンは、前記風力発電装置の初期駆動時に風力を提供することで、前記回転部材の初期回転を容易にするように構成することも可能である。
ここで、前記建造物の上側には前記建造物に固設される上部フレーム及び下部フレームが設置され、前記風力発電装置は、前記建造物の上側に複数個備えられ、前記複数個の風力発電装置の前記上部支持板は、前記上部フレームに固設され、前記複数個の風力発電装置の前記下部支持板は、前記下部フレームに固設されるように構成する。
本発明による場合、風力発電装置が垂直方向の回転軸を有するコンパクトな構造で構成されることで、山間島嶼地域だけでなく、建物が密集した都心地域にも設置することができるという長所がある。
また、風力発電装置は、回転軸の両端だけでなく、回転軸のボディでも誘導電力が発生するように構成することで発電効率を向上させることができ、自然風と共に建物で排気される排気風を利用して電気エネルギを生産することができるように構成することで気象状態によるエネルギ生産量の偏差を最小化することができるという長所がある。
本発明の一実施例に係る風力発電装置の外観を示す正面図である。
図1での風力発電装置の羽根部の一部を示す。
図1での風力発電装置の断面を示す断面図である。
複数個の風力発電装置が設置される構造を示す。
図1の風力発電装置が設置された発電施設を示す。
以下、図面を参考して本発明の実施例に係る風力発電装置及びこれを含む発電施設に対して具体的に説明する。以下の説明において、各構成要素の位置関係は、原則的に図面を基準にして説明する。また、図面は、説明の便宜のために、発明の構造を単純化し、または必要な場合には誇張または省略して表示する。したがって、それぞれの構成要素は、図面に示す大きさ及び形状に限定されるものではなく、必要によって各構成要素の大きさを大型化または小型化させて実施することも可能であり、形状も多様に設計変更することがすることができる。さらに、本発明がこれに限定されるものではなく、その他の各種装置を付加し、または変更/省略して実施することができる。
図1は、本発明の一実施例に係る風力発電装置の外観を示す正面図である。
図1に示すように、本実施例に係る風力発電装置10は、上部支持板110、下部支持板120、上部支持板と下部支持板との間に固設される軸部材130、及び軸部材130を軸で回転可能に設置する回転部材140を含んで構成される。
上部支持板110は、風力発電装置10の上部構造を形成し、下部支持板120は、風力発電装置10の下部構造を形成する。上部支持板110及び下部支持板120は、所定の厚さを有する板型部材で構成され、外部に固設されることで風力発電装置10の残りの構成要素を支持する役割を遂行する。図1では上部支持板110及び下部支持板120が原形の板型部材で構成されると示したが、これは一例に過ぎず、設置位置によって多様な形状で構成できる。
このような上部支持板110及び下部支持板120は、風力発電装置の全体構造を支持する役割を遂行する。したがって、このような上部支持板及び下部支持板は、風が強く吹く場合にも設置状態を強固に維持できるように、外部に固設されるフレーム構造物により固設されることが好ましい。図1に示すように、上部支持板110は上部フレーム20に、下部支持板120は下部フレーム30に各々固設される。このような上部フレーム20及び下部フレーム30は、外部の別途構造物に強固に設置されたフレーム構造物である。このように、風力発電装置10の上側及び下側の両端が外部のフレームにより固定されることで、強風などの外部環境に露出された状態でも強固な設置構造を維持することができる。
軸部材130及び回転部材140は、上部支持板110と下部支持板120との間に備えられ、外部から提供される風、即ち、移動する空気の運動エネルギを利用して電気エネルギを生産する構成である。軸部材130は、垂直方向に設置される円筒形の棒部材で構成され、上部支持板110と下部支持板120との間に固設される(図3参照)。また、図1に示すように、回転部材140は、外部から提供される風の運動エネルギを利用して軸部材130が軸で回転可能に構成される。
ここで、回転部材140は、ボディ部141、ボディ部141の両端に設置される上部フランジ142及び下部フランジ143、及びボディ部141の外側に沿って設置される羽根部150を含んで構成される。
ボディ部141は、回転部材140の長さ方向に沿って長く延設される円筒形部材で構成される。ボディ部141の内部には長さ方向に沿って中空が形成されて軸部材130が収容される空間を形成する。また、回転部材140のボディ部141内壁と軸部材130の外面との間には少なくとも一つ以上のベアリングが形成され、摩擦を最小化した状態で回転できる。
ボディ部141の上段及び下段には、各々、板型部材で構成される上部フランジ142及び下部フランジ143が備えられる。このような上部フランジ142及び下部フランジ143は、各々、上部支持板110及び下部支持板120と対向ながら、回転部材140の回転時に相対的に回転する構成である。このとき、上部フランジ142と上部支持板110との間及び下部フランジ143と下部支持板120との間も各々ベアリングが設置され、回転時に摩擦抵抗を最小化しながら回転するように構成できる。
羽根部150は、ボディ部141の外側に突出される形態で構成され、外部から提供される風が羽根部150に当てられながら風の運動エネルギが風力発電装置10に伝達される。羽根部150は、複数個のファン部材151及びファン部材をボディ部に固定させる固定部材152を含んで構成され、以下、図2を参照して羽根部に対し、より具体的に説明する。
図2は、図1での風力発電装置の羽根部の一部を示す。図1及び図2に示すように、羽根部150は、複数個のファン部材151を含んで構成され、各ファン部材151は、回転軸を基準にして外側方向に凸な形態の曲面で構成される。したがって、風力発電装置方向に風が流入されると、風が直ちに通過することではなく、ファン部材151の内部曲面に沿って流れながら風の運動エネルギを十分に伝達することができる。
このようなファン部材151は、図1に示すように、垂直方向にねじれた形状で構成される。具体的に、ファン部材151は、下段を基準にして曲面構造が軸部材130を取り囲む形状に螺旋形態のように一定の方向に傾斜して上向きに延設される。したがって、ファン部材151の個数が少なく形成されても、多様な方向に提供される風の運動エネルギが十分に伝達されることが可能であり、風の水平方向の速度成分だけでなく、垂直方向の速度成分も風力発電に活用することが可能であるため、発電効率を改善することができるという長所がある。
ここで、ファン部材151の幅は、多様な形態で構成される。図1で示された実施例では、ファン部材151上段の回転方向幅が下段の幅より広く形成される。一般的に、風と設置面との摩擦によって風力発電装置の下段より上段部分で流速が大きく形成されるため、上段の幅が広く形成される場合、流速が大きい風の運動エネルギを活用することができるという長所がある。それに対し、風力発電装置の下側から上向きに提供される排気風を利用するように設置する場合には、ファン部材の下段幅が上段幅より広く形成されるように構成することも可能である。その他、風力発電装置が設置される環境を考慮してファン部材の中段の幅を上段及び下段の幅より広く形成することも可能であり、ファン部材が垂直方向に一定の幅を形成するように構成することも可能である。
このようなファン部材は、図2に示すように、ファンフレーム151a及びファンカバー151bを含んで構成できる。ファンフレーム151aは、相対的に剛性に優れた部材で構成されてファン部材151の骨格構造を形成し、回転時にも風の抵抗により形状が変化することを防止するように構成される。また、ファンカバー151bは、ファンフレーム151aに比べて軽量の材質で構成され、ファンフレーム151a間の空間に遮蔽面を形成する。このように、ファン部材151は、ファンフレーム151a及びファンカバー151bで構成して、風に対する抵抗性が大きいにもかかわらず、自重を最小化することで、同じ運動エネルギの伝達を受けて多くの回転数が誘導されるように構成する。
一方、このようなファン部材151は、複数個の固定部材152によりボディ部141に固定される。固定部材152は、剛性に優れた材質で構成され、一端がボディ部141に固設され、他端がファン部材151に固設される。したがって、風力の運動エネルギがファン部材151に伝達される場合、ボディ部141とファン部材151が軸部材130を軸で一体に回転することが可能である。
図1に示すように、本実施例では二つのファン部材151を含む回転部材140を示しているが、これは一例に過ぎず、風力発電装置が設置される環境条件及び回転効率を考慮して多様に変更実施することができる。
図3は、図1での風力発電装置の断面を示す断面図であり、説明の便宜のために、回転部材は、ファン部材を除外したボディ部のみを示す。本実施例に係る風力発電装置は、内部に磁石部材160及びコイル170が各々対向されるように配置される。回転部材140の回転に伴い永久磁石160と巻線されたコイル170が相対的に移動しながら磁場が変化し、それによって、巻線されたコイルに電流(または、起電力)が誘導される方式で電気エネルギを生産することができる。
まず、図3に示すように、回転部材140の上部フランジ142及び下部フランジ143には磁石部材160が備えられる。また、上部支持板110及び下部支持板120は、前記上部フランジ142及び下部フランジ143の磁石部材と対応される位置に巻線されたコイル170が備えられる。したがって、回転部材140の回転に伴い巻線されたコイル170に電流が誘導されながら電気エネルギを生産することができる。
具体的に、本実施例では図3に示すように、上部支持板110及び下部支持板120が各々上部フランジ142及び下部フランジ143が収容されるリセス部を各々形成する構造で構成される。また、上部フランジ142には上面及び側面に沿って各々永久磁石160が配置され、上部支持板110にはリセス部が形成された底面及び内周面に各々巻線されたコイル170が配置される。同様に、下部フランジ143には下面及び側面に沿って各々永久磁石160が配置され、下部支持板120にはリセス部が形成された上面及び内周面に各々巻線されたコイル170が配置される。
ただし、これは一例に過ぎず、上部支持板及び下部支持が別途のリセス部を備えず、上部フランジ及び下部フランジと各々対向するように積層された構造で構成する場合には、永久磁石及びコイルが相互対向される面に各々設置されるように構成することも可能である。
さらに、回転時に電気エネルギを生産するための永久磁石及びコイルは、回転部材の両端だけでなく、回転部材及び軸部材にも各々設置されることが可能である。具体的に、図3に示すように、軸部材130の外側にはコイル170が巻線される。このとき、コイルは、軸部材の外周面に露出される形態で巻線されることも可能であり、外部に設置されることを考慮して軸部材の外周面の内側に巻線された状態で内装設置されるように構成することも可能である。また、回転部材140のボディ部の内側面には複数個の永久磁石160が構成される。したがって、回転部材140の回転時、回転部材140の永久磁石160と軸部材130の巻線されたコイル170が相対的に回転しながら、巻線されたコイルに電流が誘導されて電気エネルギを生産することができる。
このように、本実施例に係る風力発電装置10は、回転部材140の回転により上側で上部支持板110と上部フランジ142により電気エネルギが発生され、中央では回転部材140と軸部材130との間で電気エネルギが発生され、下側では下部支持板120と下部フランジ143との間で電気エネルギが発生される構造である。このとき、図面では別途に示していないが、軸部材130の内側には電気エネルギを伝達することができる線路が備えられ、上部支持板110または下部支持板120で発生された電気エネルギが前記線路を介して一側に伝達され、上側、中央及び下側で各々生産された電気エネルギを一括収集して外部に提供できる。
このように本実施例による場合、本実施例では回転部材140の両端で電気エネルギを生産するだけでなく、回転部材140の内側に固設される軸部材130が備えられるように構成し、軸部材130と回転部材140が対向している広い面積を活用して電気エネルギを生産することで、回転部材が同じく回転する環境で発電効率を最大限向上させることができる構造を提供する。
ただし、本実施例では回転が行われる回転部材140の上部フランジ142、ボディ部141、下部フランジ143に磁石部材160を備え、固定された状態を維持する上部支持板110、下部支持板120、及び軸部材130にコイル170が巻線される構成を中心に説明したが、これは発生された電力を伝達する線路を容易に設置するためのものに過ぎず、前述した実施例で磁石部材が設置される部分の一部または全部にコイルが配置されるようにし、これに対応されるコイルの設置位置に磁石部材を設置するように変更実施することができる。
以下、図4及び図5を参照し、本実施例に係る風力発電装置が設置される構造に対して具体的に説明する。
図4は、複数個の風力発電装置が設置される構造を示す正面図である。前述した風力発電装置10は、単数個設置されることも可能であるが、十分な量の電気エネルギを生産することができるように複数個設置される。図4に示すように、外部(例えば、地面などのその他の設置面)に固設された上部フレーム20と下部フレーム30を含む。ここで、複数個の風力発電装置10は、それぞれの上部支持板110が上部フレーム20に設置され、それぞれの下部支持板120が下部フレーム30に設置される構造を構成することができる。この場合、いずれか一つの風力発電装置に強い抵抗が作用する場合にも、同じ上部フレーム20及び下部フレーム30に設置された他の風力発電装置の設置構造が設置状態を安定に維持させる役割を遂行するため、強固な締結構造を構成することができる。
ただし、図4の場合、複数個の風力発電装置が並んで配置されたものを示したが、設置構造がこれに限定されるものではなく、上部フレーム及び下部フレームが各々格子形態のメッシュ構造で構成されることで、それぞれの風力発電装置を多様な位置に配置することができる。
図5は、図1の風力発電装置が設置された発電施設を示す。前述したように、本実施例に係る風力発電装置は、従来の風力発電装置と違って、垂直方向を軸で回転する簡素化された構成であるため、都心地域及び既存に建築された施設に設置することも可能である。さらに、回転部材のファンの形状が水平方向に提供される風だけでなく、垂直方向に提供される風の運動エネルギまで利用して回転することが可能であるため、建築された施設の排気管を介して排気される排気風のように垂直方向に利用して電気エネルギを生産することができる。
図5に示す発電施設40は、建造物50及び前記建造物50の上側に設置される風力発電装置10を含んで構成される。ここで、建造物50は、ビル、住宅などの住居施設、工場、畜舎、温室、養殖場など、多様な建築物であり、または新しく建築された建造物であり、または既に建築された建造物を利用することも可能である。このような建造物は、内部の空間から排気される空気を一括収集して外部に排気させるための排気管51が少なくとも一つ以上形成され、このような排気管は、図5に示すように、垂直方向の管路を構成することができる。
一方、風力発電装置10は、建造物50の上側に複数個設置され、このうち少なくとも一つ以上の風力発電装置は、建造物の排気管51の上側に配置されるように構成できる。この場合、該当風力発電装置10は、外部から提供される自然風を利用して電気エネルギを生産することも可能であり、建造物50から排気される排気風を利用して電気エネルギを生産することも可能である。したがって、従来自然風にのみ依存した風力発電方式に比べて、気象条件が不利な状況でも排気風を利用して電気エネルギを生産することができるため、外部環境による発電量の偏差を最小化することができるという長所がある。
ここで、建造物の上側に配置される風力発電装置の場合、図1に示す風力発電装置と違って、ファン部材151下段の回転方向幅が上段の幅に比べて広く形成されることが可能である。このような構造の場合、下側から提供される排気風を利用してファン部材を回転するのに一層有利である。ただし、このようなファン部材の形状は、発電に利用される自然風及び排気風の依存度を考慮して多様に変更して実施することができる。
また、図1に示す風力発電装置は、下部フレーム及び下部フランジが別途の開口部が備えられない原形の板型部材で構成したが、排気風を利用する風力発電装置は、下側から提供される排気風がファン部材方向に容易に通過できるように、下部フレーム及び下部フランジに少なくとも一つ以上の開口部(図示せず)を含むように構成することも可能である。
一方、図5に示すように、建造物の上側には別途の補助ファン60が備えられる。補助ファン60は、風力発電装置と隣接した位置に設置され、風力発電装置方向に風力を提供するように設置される。一般的に、風力発電装置の場合、初期回転動作のためには多くの負荷がかかる。したがって、ファン部材151の回転動作が進行される状態でファン部材151が持続的に回転できる程度の大きさの自然風が提供されても、ファン部材151が停止した状態ではファン部材の回転動作を開始しにくい。したがって、本発電施設は、別途の補助ファン60を利用して風力を提供することで、風力発電装置の初期回転動作に寄与するように構成できる。
このような補助ファン60は、別途の動力源から動力の提供を受けて能動的に回転駆動できるように構成される。また、補助ファン60は、補助ファンから提供される風力が風力発電装置のファン部材に大きいモーメントとして作用できるように、ファン部材の回転方向幅が広い高さ(図5の場合、ファン部材の下側方向)で風力を提供するように配置することが好ましい。
本実施例では補助ファンを風力発電装置と別個の構成でファン部材の一側に位置するように構成しているが、これは一例に過ぎず、ファン部材の下側に位置するように配置し、または補助ファンを風力発電装置と一体に構成することも可能である。例えば、風力発電装置のファン部材の下部フランジまたは下部フレームに固設することで、ファン部材の初期駆動時に初期回転に寄与するように動作することも可能である。
さらに、本実施例では風力発電装置のファン部材が初期回転が容易に行われるように別途の補助ファンを備える構成を例示したが、その他、ファン部材に回転動力を提供することができるモータを追加的に備え、ファン部材の初期回転時にのみモータを駆動してファン部材の回転を開始するように構成することも可能である。
このような発電施設の場合、本発明による垂直型風力発電装置を備えて自然風と排気風を利用して電気エネルギを生産することが可能であるため、廃風を利用してエネルギを自給することができるという長所がある。さらに、施設から生産された電気エネルギを外部施設に提供し、または電気エネルギを販売することも可能である。
以上では自然風及び排気風を利用して電気エネルギを生産する風力発電装置及びこれを含む発電施設に対して説明した。このような水力発電装置は、単独住宅のように小規模建築物の排気施設に適用できるように小規模装置で構成されることも可能であり、超高層ビルまたは工場のような大型施設に適用できる大規模装置で構成されることも可能である。
さらに、前述した実施例は、本発明を具現するための一例に過ぎず、その他の多様な方式で変更設計して適用することもできる。したがって、本発明で請求する権利範囲は、実施例に記載された事項に限定されるものではなく、請求項に記載された特徴を実施するかどうかによって判断しなければならない。

Claims (14)

  1. 内部に各々巻線されたコイルが備えられた上部支持板及び下部支持板;
    前記上部支持板と前記下部支持板との間に固設され、巻線されたコイルを備える軸部材;及び、
    外風により前記軸部材を軸で回転可能に設置し、前記軸部材のコイルに対向される位置に配置された磁石部材を備える回転部材;を含み、
    前記回転部材は、前記軸部材が収容される中空が形成されたボディ部、前記ボディ部の外周面に設置される羽根部、中心が上記ボディ部の上部に固定される板状部材で構成されて前記上部支持板と対向される面を形成するとともに、前記羽根部から離間して配置された上部フランジ、及び中心が上記ボディ部の下部に固定される板状部材で構成されて前記下部支持板と対向される面を形成するとともに、前記羽根部から離間して配置された下部フランジを含んで構成されることを特徴とする風力発電装置。
  2. 前記羽根部は、複数個のファンで構成され、前記ファンは、前記ボディ部を取り囲む形態の曲面で構成され、前記ボディ部の長さ方向に沿って上下方向にねじれた形態で構成されることを特徴とする請求項1に記載の風力発電装置。
  3. 前記それぞれのファンは、前記ボディ部から半径方向に延長される複数個の固定部材により固定されることを特徴とする請求項2に記載の風力発電装置。
  4. 前記それぞれのファンは、上段の幅が下段の幅より広く形成されることを特徴とする請求項3に記載の風力発電装置。
  5. 前記上部支持板及び前記下部支持板にはコイルが巻線され、前記回転部材の前記上部フランジ及び前記下部フランジは、各々、前記上部支持板及び前記下部支持板のコイルに対向される位置に配置される永久磁石を含んで構成されることを特徴とする請求項1に記載の風力発電装置。
  6. 前記回転部材の回転に伴い前記上部支持板のコイルまたは前記下部支持板のコイルで発生される電気エネルギは、前記ボディ部の中空の内側に前記回転軸に沿って形成される線路に沿って伝達されることを特徴とする請求項2に記載の風力発電装置。
  7. 前記上部支持板は、別途の上部フレームに固設され、前記下部支持板は、別途の下部フレームに固設されることを特徴とする請求項6に記載の風力発電装置。
  8. 前記上部支持板、前記下部支持板、前記軸部材、及び前記回転部材は、各々、並列的に複数個配置され、前記複数個の上部支持板は、前記上部フレームに各々固設され、前記複数個の下部支持板は、前記下部フレームに各々固設されることを特徴とする請求項7に記載の風力発電装置。
  9. 建造物;及び、
    前記建造物の上側に配置されて風力を利用して電気エネルギを生産する風力発電装置;を含んで構成され、
    前記風力発電装置は、
    内部に各々巻線されたコイルが備えられた上部支持板及び下部支持板;
    前記上部支持板と前記下部支持板との間に固設され、巻線されたコイルを備える軸部材;及び、
    外風により前記軸部材を軸で回転可能に設置し、前記軸部材のコイルに対向される位置に配置された磁石部材を備える回転部材;を含み、
    前記回転部材は、前記軸部材が収容される中空が形成されたボディ部、前記ボディ部の外周面に設置される羽根部、中心が上記ボディ部の上部に固定される板状部材で構成されて前記上部支持板と対向される面を形成するとともに、前記羽根部から離間して配置された上部フランジ、及び中心が上記ボディ部の下部に固定される板状部材で構成されて前記下部支持板と対向される面を形成するとともに、前記羽根部から離間して配置された下部フランジを含んで構成されることを特徴とする発電施設。
  10. 前記建造物は、内部空間から排気される空気が排出する排気管を備え、
    前記風力発電装置は、前記排気管の上側に設置されて前記排気管を介して排気される排気風及び外部の自然風を利用して電気エネルギを生産することを特徴とする請求項9に記載の発電施設。
  11. 前記風力発電装置の前記羽根部は、複数個のファンで構成され、前記ファンは、前記ボディ部を取り囲む形態の曲面で構成され、前記ボディ部の長さ方向に沿って上下方向にねじれた形態で構成されることを特徴とする請求項9に記載の発電施設。
  12. 前記風力発電装置の前記上部支持板及び前記下部支持板にはコイルが巻線され、前記回転部材の前記上部フランジ及び前記下部フランジは、各々、前記上部支持板及び前記下部支持板のコイルに対向される位置に配置される永久磁石を含んで構成されることを特徴とする請求項9に記載の発電施設。
  13. 前記建造物の上側には前記風力発電装置と隣接した位置に配置され、前記風力発電装置の前記回転部材に風力を提供する補助ファンをさらに含み、
    前記補助ファンは、前記風力発電装置の初期駆動時に風力を提供することで、前記回転部材の初期回転を容易にすることを特徴とする請求項9に記載の発電施設。
  14. 前記建造物の上側には前記建造物に固設される上部フレーム及び下部フレームが設置され、
    前記風力発電装置は、前記建造物の上側に複数個備えられ、前記複数個の風力発電装置の前記上部支持板は、前記上部フレームに固設され、前記複数個の風力発電装置の前記下部支持板は、前記下部フレームに固設されることを特徴とする請求項9に記載の発電施設。
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