JP6510161B2 - 反射防止被膜用の組成物 - Google Patents
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Description
本出願は、2011年12月21日に出願した米国仮出願第61/578,282号の利益及び2012年8月28日に出願した米国特許出願第13/596,191号の利益を主張する。
A)式A:
[NR1’R2’R3’R4’]+X− (式A)
[R1’、R2’、R3’、R4’は、水素、アルキル(直鎖若しくは分岐鎖)、置換アルキル、アリール又は置換アリールからそれぞれ独立して選択され;
Xは、一価アニオンであり、
ここで式Aにおいて、R1’、R2’、R3’又はR4’の少なくとも1つはメチルである]
から選択される硬化触媒と;
B)以下:
a)式1:
から選択される化合物F1;
b)式2:
から選択される化合物F2;
c)式3:
から選択される化合物F3;
d)式4:
A)式A:
[NR1’R2’R3’R4’]+X− (式A)
[R1’、R2’、R3’、R4’は、水素、アルキル(直鎖若しくは分岐鎖)、置換アルキル、アリール又は置換アリールからそれぞれ独立して選択され;
Xは、一価アニオンであり、
ここで式Aにおいて、R1’、R2’、R3’又はR4’の少なくとも1つはメチルである]
から選択される硬化触媒と;
B)以下:
a)式1:
R1、R2及びR3は、アルコキシル、ヒドロキシル、ハロゲン化物、OC(O)R又はOC(O)ORからそれぞれ独立して選択され、ここでRは、アルキル又は置換アルキルである]
から選択される化合物F1;
b)式2:
から選択される化合物F2;
c)式3:
から選択される化合物F3;
d)式4:
から選択される化合物F4
を含む第1組成物から形成されるプレポリマーと
を含む組成物を提供する。
基板を準備すること、
基板に、少なくとも1つのポリマーを含む下層を形成すること、
下層上に、本発明の組成物を適用すること、
組成物を硬化させて被膜を形成すること
を含む方法も提供する。更なる実施態様では、下層上に組成物の多層が適用される。
基板を準備すること、
基板の少なくとも一部上に、又は前記基板上に適用された1種若しくは複数の中間層上に、本発明の組成物を適用すること、
第1組成物又は第2組成物を硬化させて被膜を形成すること
を含む方法も提供する。更なる実施態様では、基板の少なくとも一部上に、又は前記基板上に適用された1種若しくは複数の中間層上に、組成物の多層が適用される。
硬化触媒は、式A:
[NR1’R2’R3’R4’]+X− (式A)
[R1’、R2’、R3’、R4’は、水素、アルキル(直鎖若しくは分岐鎖)、置換アルキル、アリール又は置換アリールからそれぞれ独立して選択され;
Xは、一価アニオン、好ましくはBr、Cl、I又はFから、より好ましくはBr、Clから、より好ましくはClから選択されるハロゲン化物であり、
ここで式Aにおいて、R1’、R2’、R3’又はR4’の少なくとも1つはメチルである]から選択される。更なる実施態様において、R1’、R2’、R3’又はR4’の少なくとも2つは、それぞれメチルである。
化合物F1、F2、F3及びF4を下記に記載する。
A)式1:
R4、R5及びR6は、OH、OR又はOC(O)Rからそれぞれ独立して選択され、ここでRは、C1〜C10アルキル又はC1〜C10置換アルキルである。更なる実施態様において、RはC1〜C10アルキルである。
R7、R8及びR9は、OH、OR又はOC(O)Rからそれぞれ独立して選択され、ここでRは、C1〜C10アルキル又はC1〜C10置換アルキルである。更なる実施態様において、RはC1〜C10アルキルである。
R7、R8及びR9は、それぞれORであり、ここで各Rは、独立して、メチル、エチル、n−プロピル、2−プロピル、n−ブチル、イソブチル又は2−ブチルから選択される。
3層被膜、例えば3層レジストは、典型的には、(a)基板上の硬化性下層組成物;(b)硬化性組成物の上に適用されたハードマスク組成物(例えば、本明細書に記載されている本発明の組成物から形成されるハードマスク層);及び(c)ハードマスク組成物の上に適用されたフォトレジスト組成物層を含む。基板は、適切には、フォトレジストに関わる方法に使用される任意の基板である。例えば、基板は、ケイ素、二酸化ケイ素、アルミニウム−酸化アルミニウムのマイクロエレクトロニクスウエハでありうる。ヒ化ガリウム、炭化ケイ素、セラミック、石英又は銅基板を用いることもできる。液層ディスプレー又は他のフラットパネルディスプレー用途の基板も適切に用いられ、例えばガラス基板、インジウムスズ酸化物被覆基板などである。光学及び光学電子装置(例えば、導波管)用の基板を用いることもできる。被膜組成物及びリソグラフ法は、米国特許出願公開第2007/0238052号及び米国特許出願公開第2009/0148789号に記載されており、それぞれ参照として本明細書に組み込まれる。
用語「組成物」には、本明細書で使用されるとき、組成物、並びに組成物の材料から形成される反応生成物及び分解生成物を含む材料の混合物が含まれる。
GPC(従来)による分子量の測定
プレポリマーの分子量を、サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)とも呼ばれる、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)によりモニターした。機器に、ポリスチレン較正標準に基づいて約500g/モルから少なくとも約100,000g/モルの範囲で分子量を測定するのに適したカラムセットを備え付けた。特に有効なものは、Thomson Instrument Co.から入手可能な、直列に設置された直径8mm×長さ300mmの2本の「SHODEX LF−804 GPCカラム」のセットであった。移動相はテトラヒドロフランであり、ポンプにより1mL/分の速度で送られた。機器に、屈折率検出器も備え付けた。較正は、Polymer Standards Service GmbH,Mainz,Germanyから入手可能なポリスチレン標準を使用して行った。Mn、Mw及びMWDは、Agilent Technologies,Inc.から入手可能なChemStationソフトウェアの「GPC−addon」を使用して計算した。
各プレポリマーをシリコンウエハにスピン塗布して、分析のために単層薄膜被膜を得た。クリーンルーム環境(約72°F、約50%RH、クラス100)において、WaferNet Inc.の非下塗「200mm」直径シリコンウエハを基板として使用した。Siウエハに組成物を手作業で配布し、Tokyo Electronの「TEL ACT−8 Coat Track」により名目膜厚の35nm(THERMA−WAVE分光エリプソメーターで測定)にスピン塗布した。被覆ウエハを特定の温度で60秒間ベーキングして(表2を参照すること)、表2に提示した配合物IDを得た。次に、ウエハを水接触角、ストリップ試験及び屈折率測定による評価に付した。
上記において考察したように、単層被膜を、被覆した1時間以内に分析した。DATAPHYSICS Instruments GmbHのOCA20型測角器を全ての接触角測定に使用した。脱イオン水を試験液として使用した。1マイクロリットルの液滴をそれぞれの接触角決定に使用した。液滴を単層被膜の表面に分配した後、液滴の動きを、測角器カメラを3フレーム/秒の最小速度で使用して、それぞれの測定で最低10秒間記録した。測角器の針が視野から完全に取り出され、液滴の動きが存在しないときの最初の液滴画像を使用して、接触角を決定した。接触角は、OCAソフトウェアの円形モデルを使用して評価した。最低3回の別々の測定を、単層被膜の全体にわたって行った(単層被膜1つあたり3つの液滴)。接触角測定の典型的な標準偏差は、約0.2度である。
スピン塗布して単層を形成した後、膜を、TEL ACT8トラックを使用して溶剤ストリップ試験により耐溶剤性を検査した。調製したウエハを、PGMEAに「90秒パドル(puddle)」で曝露し、続いて110℃で60秒間ソフトベーキング(soft bake)した。厚さの変化をThermawave Optiprobeで測定した。正値が膜厚損失として示された。次に同じ試料を、MF26A現像液(水酸化テトラメチルアンモニウム溶液、TMAH)に「60秒パドル」で曝露し、続いて110℃で60秒間ソフトベーキングし、厚さの差を、再びThermawave Optiprobeを使用して測定した。現像液ストリップ試験では、膜厚を示す正値を得た。最小限のストリップ値が、ストリップ又は膨張に対する耐性を示すために望ましい。
実験セクションには、2つの屈折率:n193及びn633が記述されている。
膜の光学特性及び厚さは、WOOLAM VUV−VASE VU−302エリプソメーター(Woolam,NE)を使用して測定した。膜を、「200mm」直径の裸シリコンウエハに、単層被覆法において上記に記載したように被覆した。偏光データを、170nm〜900nmの波長範囲にわたって3つの角度で収集した。データは自動的に生成されて、膜の厚さ及び193nmでの屈折率(n、k)を得て、ここで、nは複素屈折率の実部であり、kは複素屈折率の虚部である。
より素早いスクリーニングのため、幾つかの試料は、被覆、ストリップ試験、接触角及び633nmでの屈折率だけにより分析した。単層法において記載したようにスピン塗布した後、ウエハを、TEL ACT8トラックを使用するストリップ試験に付した。次にウエハを接触角測定に付した。最後に屈折率を、Thermawave Optiprobeにより633nmの波長で決定した。
材料
本発明に使用した材料は、商業供給者から得て、受け取ったままで使用した。原材料の略語及び供給者は、以下である:
V=VTMS:ビニルトリメトキシシラン(Sigma Aldrich、Dow Corning)、
M=MTMS:メチルトリメトキシシラン(Sigma Aldrich、Dow Corning)、
Ph=PTMS:フェニルトリメトキシシラン(Sigma Aldrich、Dow Corning)、
TEOS:オルトケイ酸テトラエチル(Sigma Aldrich、Dow Corning)、
PGMEA:酢酸プロピレングリコールモノメチルエーテル(DOWANOL PMA、The Dow Chemical Company)、
BTEAC:塩化ベンジルトリエチルアンモニウム(Sigma Aldrich)、
BTMAC:塩化ベンジルトリメチルアンモニウム(Sigma Aldrich)、
BTBAC:塩化ベンジルトリブチルアンモニウム(Sigma Aldrich)、
BTEABr:臭化ベンジルトリエチルアンモニウム(Sigma Aldrich)、
BDMHDAC:塩化ベンジルジメチルヘキサデシルアンモニウム(Sigma Aldrich)、
PhTMAC:塩化フェニルトリメチルアンモニウム(Sigma Aldrich)、
TMAC:塩化テトラメチルアンモニウム(Sigma Aldrich)、
AC:塩化アンモニウム、NH4 +Cl−(Sigma Aldrich)、
GuanHCl:グアニジン塩酸塩(Sigma Aldrich)及び
THMP:トリスヒドロキシメチルプロパン(Sigma Aldrich)。
BTEAC:
プレポリマー1
三つ口の500mLフラスコに、温度プローブ、2インチTEFLONパドルを有するオーバーヘッド撹拌機及びシリンジポンプ添加アダプターを備え付けた。フラスコには最初に酢酸(3N、24.31g)を投入した。シランモノマー(PTMS8.95g、VTMS11.11g、MTMS24.49g、TEOS41.60g)及びPGMEAの最初のアリコート(65g)を計量して、NALGENEボトルに入れ、シリンジポンプにより室温で1時間かけて反応フラスコに移した。次にシリンジアダプターを、窒素流下でディーンスタークトラップ及び冷却器に代えた。反応混合物を、留出物の収集のために油浴(設定値100.0℃)により加熱した。45分後、PGMEAの別のアリコート(50g)を加え、留出物の収集を続けながら、温度を勾配にして125℃にした。1時間後、ディーンスタークトラップを取り外し、反応を冷却した。この時点で、GPCアリコートを取り出して、Mw3018g/molを得た。フラスコを、標的分子量が得られるまで125℃の油浴で再加熱した。ポリマー溶液が、標的(5000g/mol)に近い分子量に達すると、溶液をPGMEAの第3の投入(20g)で希釈し、室温に冷却した。試料を、PGMEAで溶液を5%の固形分に希釈することにより、分析用に調製した。(PS標準により、23.01%の固形分濃度、5925g/molの重量平均分子量)。
三つ口の250mLフラスコに、温度プローブ、2インチTEFLONパドルを有する一定RPMオーバーヘッド撹拌機及びシリンジポンプ添加アダプターを備え付けた。蒸留シランモノマーのフェニルトリメトキシシラン(7.03g、35.4mmol)、メチルトリメトキシシラン(38.12g、279.8mmol)及びオルトケイ酸テトラエチル(16.42g、78.8mmol)を計量して、プラスチックボトルに入れ、反応フラスコに移し、65.5mLのPGMEAで希釈した。塩酸(0.1N、3.95mL、3.95mmol)をHPLC等級水(19.49mL、1082mmol)で希釈し、メスシリンダーで混合し、次にシラン溶液にシリンジポンプにより周囲室温で30分間かけて滴下添加した。「酸/水溶液添加工程」が完了すると、シリンジポンプ添加アダプターを、窒素ラインを取り付けた短経路蒸留ヘッドに代え、その後、次に溶液を設定値の100℃で油浴により加熱した。反応アリコート(0.2mL)を頻繁に取り出し、GPCにより分析するためにTHF(1.0mL)で希釈した。ポリマー溶液は、75分間加熱した後、標的(5000g/モル)に近い分子量に達した。溶液を、PGMEA(46.8mL、342mmol)の添加により、溶液の総重量に基づいて21.9重量%の固形分に希釈し、室温に冷却した。溶液を、Dow Chemical Co.により製造されたDOWEX MARATHON MR−3混合イオン交換樹脂の過剰当量で撹拌し、次に「0.2μm」PTFEシリンジフィルターで濾過した。分子量をGPCで測定した:Mw4079g/モル;Mn1798g/モル;MWD2.27。
三つ口の500mLフラスコに、温度プローブ、2インチTEFLONパドルを有するオーバーヘッド撹拌機及びシリンジポンプ添加アダプターを備え付けた。フラスコには最初に酢酸(3N、73.30mL)を投入した。シランモノマー(PTMS18.85g、VTMS23.49g、MTMS37.42g、TEOS110.05g)及びPGMEAの最初のアリコート(175mL)を計量して、NALGENEボトルに入れ、シリンジポンプにより室温で1時間かけて反応フラスコに移した。次にシリンジアダプターを窒素流下でディーンスタークトラップ及び冷却器に代え、反応を周囲温度で15分間撹拌し続けた。反応混合物を、留出物の収集のために油浴(設定値100.0℃)により3時間加熱した。3時間後、留出物の収集を続けながら、温度を勾配にして110℃にした。蒸留が停止すると、ポリマー溶液溶液をPGMEAの第2の投入(125mL)で希釈し、室温に冷却した。試料を、PGMEAで溶液を5%の固形分に希釈することにより、分析用に調製した。(PS標準により、20.19%の固形分濃度、3474g/molの重量平均分子量)。
三つ口の250mLフラスコに、温度プローブ、2インチTEFLONパドルを有する一定RPMオーバーヘッド撹拌機及びシリンジポンプ添加アダプターを備え付けた。蒸留シランモノマーのフェニルトリメトキシシラン(7.77g、39.0mmol)、ビニルトリメトキシシラン(9.69g、65.1mmol)及びオルトケイ酸テトラエチル(68.68g、329.7mmol)を計量して、プラスチックボトルに入れ、反応フラスコに移し、70.0mLのPGMEAで希釈した。塩酸(0.1N、2.17mL)をHPLC等級水(23.63mL)で希釈し、メスシリンダーで混合し、次にシラン溶液にシリンジポンプにより周囲室温で30分間かけて滴下添加した。「酸/水溶液添加工程」が完了すると、シリンジポンプ添加アダプターを、窒素ラインを取り付けた短経路蒸留ヘッドに代え、周囲温度で45分間撹拌した。次に溶液を設定値の100℃で油浴により加熱した。反応アリコート(0.2mL)を頻繁に取り出し、GPCにより分析するためにTHF(1.0mL)で希釈した。ポリマー溶液は、3.5時間加熱した後、標的(5000g/モル)に近い分子量に達した。溶液を、PGMEA(50.0mL)の添加により、溶液の総重量に基づいて「21.8重量%の固形分」に希釈し、室温に冷却した。溶液を、The Dow Chemical Companyにより製造されたDOWEX MARATHON MR−3混合イオン交換樹脂の過剰当量で撹拌し、次に「0.2μm」PTFEシリンジフィルターで濾過した。分子量をGPCで測定した:Mw3701g/モル;Mn1442g/モル;MWD2.57。
三つ口の500mLフラスコに、ディーンスタークトラップ及び冷却器、2インチTEFLONパドルを有するオーバーヘッド撹拌機及びシリンジポンプ添加アダプターを備え付けた。フラスコには最初に、蒸留シランモノマー(PTMS16.34g、VTMS20.36g、MTMS32.43g、TEOS95.38g)及びPGMEAの最初のアリコート(151.67g)を投入した。氷酢酸(11.55g)及びHPLC等級水(51.98g)を計量して、NALGENEボトルに入れ、シリンジポンプにより周囲温度で30分間かけて滴下添加して反応フラスコに移した。反応混合物を周囲温度で更に60分間撹拌した。次にシリンジアダプターを温度プローブに代え、反応混合物を、留出物の収集のために油浴(設定値100.0℃)により加熱した。留出物を、ポット温度の約90℃が達成されるまで収集した。次に溶液をPGMEA(108.38g)で希釈し、室温に冷却した。溶液を「0.2μm」PTFEシリンジフィルターで濾過した。分子量をGPCで測定した:Mw3333g/モル;Mn1580g/モル;MWD2.11[固形分濃縮物19.0重量%]。
三つ口の500mLフラスコに、温度プローブ、2インチTEFLONパドルを有するオーバーヘッド撹拌機及びシリンジポンプ添加アダプターを備え付けた。フラスコには最初に、蒸留シランモノマー(PTMS16.34g、VTMS20.36g、MTMS32.44g、TEOS95.39g)及びPGMEAの最初のアリコート(151.69g)を投入した。氷酢酸(11.55g)及びHPLC等級水(51.98g)を計量して、NALGENEボトルに入れ、シリンジポンプにより周囲温度で30分間かけて滴下添加して反応フラスコに移した。反応混合物を周囲温度で更に60分間撹拌した。次にシリンジアダプターをディーンスタークトラップ及び冷却器に代え、反応混合物を、留出物の収集のために油浴(設定値100.0℃)により加熱した。留出物を、ポット温度の約90℃が達成されるまで収集した。次に溶液をPGMEA(108.33g)で希釈し、室温に冷却した。溶液を「0.2μm」PTFEシリンジフィルターで濾過した。分子量をGPCで測定した:Mw2864g/モル;Mn1417g/モル;MWD2.02[固形分濃縮物18.6重量%]。
第1組成物−プレポリマー溶液の配合物
表1は、本発明に使用されたプレポリマーの、異なる第1組成物を提示する。量の単位は、組成物を調製するために添加された総モル数に基づいたモルパーセントである。対応する合成は、「本発明及び比較プレポリマーの合成」のセクションにおいて考察されている。
スピン塗布する前、プレポリマー溶液を濃縮溶液からPGMEAにより希釈して2重量%の溶液にし、特に指示のない限り、1重量%のマロン酸及び0.1重量%の硬化触媒を加えた(固形分に基づく)。硬化触媒は、第1セット(配合物1〜9)の試料の中でのより良好な比較のため、等モル溶液(0.004M)として調製した。他の比較例は、ポリマーに対して0.02重量%の硬化触媒又は0.1重量%の硬化触媒のいずれかで配合した(表2を参照すること)。配合物を「0.2ミクロン」のPTFEフィルターで濾過して、SiARC配合物IDを形成した。
SiARC薄膜は、「200mm」HQシリコン基板にスピン塗布し、続いてホットプレート上で報告された温度(℃)で60秒間硬化することによって形成した。全てのウエハは、TEL ACT8 Coat Trackで処理した。
スクリーニングは、より密度の高い膜が接触角の増加、屈折率の減少及びストリップ値の低下を示し、それぞれ改善された架橋の結果であることを示唆した。表3から分かるように、硬化剤の少なくとも1つのR基がメチルである本発明の配合物(配合物2、5、6、7)は、比較例(配合物1、3、4、8、9)と比較して、良好な溶剤耐性及び現像液ストリップを有した。比較配合物は、最適なストリップ性能を示さず、このことはより低い程度の硬化を示す。本発明の配合物はより高い程度の硬化をもたらし、したがって、より少ない量の遊離シラノールが膜に残っていることが仮定される。また、接触角(CA)は硬化の関数として変化するべきである。シラノール(より低いCA)が縮合してシロキサン結合(より高いCA)を形成するので、接触角は増加してより疎水性の表面を形成する。表3は、本発明の配合物が比較配合物と比較して接触角を増加させたことを示す。しかし、接触角が高くなりすぎて、表面欠陥及び不十分な被覆を引き起こすこともありうる。好ましい接触角の範囲は、好ましくは87°未満である。本発明の配合物は、低いストリップ値、減少した屈折率値及び要求される範囲内の水接触角を有する材料を形成する。
Claims (10)
- 少なくとも
A)式A:
[NR1’R2’R3’R4’]+X− (式A)
[R1’、R2’、R3’、R4’は、水素、アルキル、置換アルキル、アリール又は置換アリールからそれぞれ独立して選択され;
Xは、一価アニオンであり、
ここで式Aにおいて、R1’、R2’、R3’又はR4’の少なくとも1つはメチルである]
から選択される硬化触媒と;
B)
a)ビニルトリメトキシシラン(VTMS)である化合物F1;
b)メチルトリメトキシシラン(MTMS)である化合物F2;
c)フェニルトリメトキシシラン(PTMS)である化合物F3;及び
d)オルトケイ酸テトラエチル(TEOS)である化合物F4
を含む第1組成物から形成されるプレポリマーとを含み、
F1/F4のモル比が1/20から1/1である、組成物。 - 第1組成物が、プレポリマーの重量に基づいて2重量パーセント未満の三価以上の多価アルコールを含む、請求項1に記載の組成物。
- 組成物の重量に基づいて1ppm未満の金属酸化物を含む、請求項1から2のいずれか一項に記載の組成物。
- 組成物の重量に基づいて1ppm未満の「光吸収染料」を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
- 請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物から形成される少なくとも1つの成分を含む物品。
- 請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物から形成される少なくとも1つの層を含む膜。
- ポリマーを含む第3組成物から形成される第2層を更に含む、請求項6に記載の膜。
- 基板に被膜を形成する方法であって、少なくとも 基板を準備すること、
基板に、少なくとも1つのポリマーを含む下層を形成すること、
下層上に、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物を適用すること、
前記組成物を硬化させて被膜を形成することを含む方法。 - 下層上に前記組成物の多層が適用される、請求項8に記載の方法。
- 被膜が反射防止層である、請求項8又は請求項9に記載の方法。
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