JP6518355B2 - フッ素系重合体及びこれを含有する表面処理剤 - Google Patents
フッ素系重合体及びこれを含有する表面処理剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6518355B2 JP6518355B2 JP2018018959A JP2018018959A JP6518355B2 JP 6518355 B2 JP6518355 B2 JP 6518355B2 JP 2018018959 A JP2018018959 A JP 2018018959A JP 2018018959 A JP2018018959 A JP 2018018959A JP 6518355 B2 JP6518355 B2 JP 6518355B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorine
- treatment agent
- surface treatment
- containing monomer
- organic solvent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
本発明に係るフッ素系重合体は、少なくとも後述する式(A)で表される含フッ素モノマー(以下、「含フッ素モノマーA」という)を重合してなる重合体である。本発明のフッ素系重合体は、モノマー成分として、含フッ素モノマーAを含有していれば特に制限されるものではなく、例えば、含フッ素モノマーAの単独重合体であってもよいし、または含フッ素モノマーAと他のモノマーとの共重合体であってもよい。
以下、含フッ素モノマーAおよび他のモノマーについて詳しく説明する。
含フッ素モノマーAは下記一般式(A)で表されるモノマーである。
nは5〜12、好ましくは6〜11の整数であり、より好ましくは6又は11である。
Rfは炭素原子数が6以下、特に1〜6、好ましくは4〜6のパーフルオロアルキル基である。Rfの具体例として、トリフルオロメチル基、パーフルオロエチル基、パーフルオロプロピル基、パーフルオロブチル基、パーフルオロペンチル基、パーフルオロヘキシル基)等が挙げられる。Rfは直鎖状であっても、または分枝鎖状であってもよいが、通常は直鎖状である。Rfとしては、−(CF2)2F、−(CF2)4F、−(CF2)6F、好ましくは−(CF2)4F、−(CF2)6F、最も好ましくは−(CF2)6Fを挙げることができる。
(a1)ポリフルオロアルキルアルコールを製造する工程;および
(a2)ポリフルオロアルキルアルコールを(メタ)アクリレート化して含フッ素モノマーAを得る工程。
ポリフルオロアルキルアルコールは式:Rf−(CH2)n−OHで表されるアルコールであり、当該式中、Rfおよびnはそれぞれ、前記一般式(A)におけるRfおよびnと同様である。
ポリフルオロアルキルアルコールの(メタ)アクリレート化は、例えば、塩化(メタ)アクリロイルなどのハロゲン化アクリロイルとポリフルオロアルキルアルコールとの脱ハロゲン化水素を伴うエステル化反応により達成されてもよいし、または(メタ)アクリル酸とポリフルオロアルキルアルコールとの脱水を伴うエステル化反応により達成されてもよい。
他のモノマーは、前記含フッ素モノマーAとともに共重合可能なモノマーであれば特に制限されず、例えば、含フッ素モノマーA以外の他の含フッ素モノマー、エチレン、酢酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニリデン、ヨウ化ビニリデン、スチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、(メタ)アクリル酸エステル(含フッ素モノマーを除く)、アクリルイミド、メタクリルイミド、ビニルアルキルエーテル、ビニルアルキルケトン、グリシジルメタクリレート、ベンジルメタクリレート、N−ビニルカルバゾールなどが挙げられる。
mは1〜4の整数であり、好ましくは1又は2である。
Rfは炭素原子数が6以下、特に1〜6、好ましくは4〜6のパーフルオロアルキル基である。Rfの具体例として、トリフルオロメチル基、パーフルオロエチル基、パーフルオロプロピル基、パーフルオロブチル基、パーフルオロペンチル基、パーフルオロヘキシル基等が挙げられる。Rfは直鎖状であっても、または分枝鎖状であってもよいが、通常は直鎖状である。Rfとしては、−(CF2)2F、−(CF2)4F、−(CF2)6F、好ましくは−(CF2)4F、−(CF2)6F、最も好ましくは−(CF2)6Fを挙げることができる。
含フッ素モノマーBの市販品として、例えば、CHEMINOX FAMAC−6(ユニマテック社製)、CHEMINOX FAMAC−4(ユニマテック社製)、CHEMINOX FAAC−6(ユニマテック社製)、CHEMINOX FAAC−4(ユニマテック社製)等が挙げられる。
本発明のフッ素系重合体を構成する含フッ素モノマーAの全構成モノマーに対するモル比(MA)は、特に制限されないが、離型性などの表面機能性の観点から好ましくは1〜100モル%、より好ましくは2〜100モル%、さらに好ましくは3〜100モル%である。含フッ素モノマーAは前記した範囲内で構造が異なる2種類以上のモノマーが使用されてよく、その場合、それらの合計モル比をMAとする。本発明のフッ素系重合体が共重合体である場合、当該フッ素系重合体において各モノマーの繰り返し単位の配置は特に制限されず、ランダム重合体であってもよいし、またはブロック共重合体であってもよい。
本発明のフッ素系重合体は、所定のモノマーを公知の方法で重合させることにより製造することができる。重合方法は特に制限されないが、具体例として、例えば、溶液重合法、乳化重合法、懸濁重合法、塊状重合法等が挙げられる。溶液重合法が特に好ましい。
本発明のフッ素系重合体は、表面処理剤、例えば、金型の離型剤、樹脂付着防止剤、フラックス這い上がり防止剤、撥水撥油剤、防汚剤、防湿剤、オイルバリア剤として有用である。本発明のフッ素系重合体は、特に金型の離型剤として有用である。
樹脂付着防止剤は、金属、電子部品などの分野において、材料表面に塗布されて、樹脂の付着を防止するための処理剤である。
フラックス這い上がり防止剤は、半田の分野において、半田付けが不必要な部分に塗布されて、フラックスの浸透や付着を防止するための処理剤である。
撥水撥油処理剤は、繊維や紙、ガラス、プラスチック、金属の分野において、材料表面に撥水撥油性を付与するための処理剤である。
防汚剤は、繊維、ガラス、プラスチック、金属の分野において、材料表面に塗布されて、塵や埃の付着を防止するための処理剤である。
防湿剤は、電子部品の分野において、電子基板に塗布されて、防水性、耐腐食性、電気絶縁性を付与するための処理剤である。
オイルバリア剤は、機械、電子部品の分野において、部品表面に塗布されて、オイルやグリースの付着を防止するための処理剤である。
有機分散液の状態の本発明の表面処理剤は、前記フッ素系重合体の有機溶媒溶液を、当該有機溶媒とは非相溶の有機溶媒に分散してなる。
水性分散液の状態の本発明の表面処理剤は、前記フッ素系重合体の有機溶媒溶液を、当該有機溶媒とは非相溶の水系媒体に分散してなる。
上記有機溶媒に非相溶の有機溶媒としては、例えば、メタノール、エチレングリコールが挙げられる。
(アルケノールのポリフルオロアルキル化)
冷却管を備えた三つ口フラスコ(50mL)内に、パーフルオロヘキシルアイオダイド14.3g(32.1mmol)、5−ヘキセノール3.2g(32.1mmol)、アゾビスイソブチロニトリル1.05g(6.39mmol)を入れた。反応溶液中に窒素ガスを導入し、反応容器内を窒素置換した。窒素置換後、反応溶液を攪拌しながら80℃まで加熱し、加熱・攪拌を7時間続行した。
反応溶液を室温まで冷却し、亜鉛粉末10.5g(161.0mmol)、酢酸5.8g(96.1mmol)、エタノール15gを加え、反応溶液を攪拌しながら60℃まで加熱し、加熱・攪拌を7時間続行した。
反応溶液中の未反応の亜鉛粉末を濾別した後、濾液にジエチルエーテル50gを加え、水、5%炭酸水素ナトリウム水溶液、水および飽和食塩水を順に用いて洗浄処理をおこなった。洗浄処理後の溶液を減圧下脱水することにより、フッ素化アルコールとしてC6F13−(CH2)6−OHを11.5g得た。
滴下ロートおよび塩化カルシウム管を備えた三つ口フラスコ(50mL)内に、前記フッ素化アルコール11.5g(27.4mmol)、トリエチルアミン3.6g(35.4mmol)、N,N−ジメチル−4−アミノピリジン0.10g(0.819mmol)、ジエチルエーテル17.8gを入れ、氷浴にて溶液を冷却した。フラスコ内の溶液中を攪拌しながら、滴下ロートで塩化アクリロイル3.0g(32.7mmol)を約30分かけて徐々に滴下した。滴下終了後、室温で攪拌を3時間続行した。反応の終了を、1H−NMRのアルコール特有のピークの消失で確認した。
反応溶液に対し、水、0.5N塩酸、5%炭酸水素ナトリウム水溶液、水および飽和食塩水を順に用いて洗浄処理をおこなった。洗浄処理後の溶液を減圧下脱水することにより、6−(パーフルオロヘキシル)ヘキシルアクリレート6.6gを得た(収率51%)。得られた6−(パーフルオロヘキシル)ヘキシルアクリレートの1H−NMRのデータを表1に示す。
(アルケノールのポリフルオロアルキル化)
冷却管を備えた三つ口フラスコ(50mL)内に、パーフルオロヘキシルアイオダイド11.0g(24.7mmol)、10−ウンデセノール4.2g(24.7mmol)、アゾビスイソブチロニトリル0.788g(4.8mmol)を入れた。反応溶液中に窒素ガスを導入し、反応容器内を窒素置換した。窒素置換後、反応溶液を攪拌しながら80℃まで加熱し、7時間加熱・攪拌を続行した。
反応溶液を室温まで冷却し、亜鉛粉末8.1g(123.0mmol)、酢酸4.5g(74.1mmol)、エタノール15gを加え、反応溶液を攪拌しながら60℃まで加熱し、7時間加熱・攪拌を続行した。
反応溶液中の未反応の亜鉛粉末を濾別した後、濾液にジエチルエーテル50gを加え、水、5%炭酸水素ナトリウム水溶液、水および飽和食塩水を順に用いて洗浄処理をおこなった。洗浄処理後の溶液を減圧下脱水することにより、フッ素化アルコールとしてC6F13−(CH2)11−OHを10.2g得た。
滴下ロートおよび塩化カルシウム管を備えた三つ口フラスコ(50mL)内に、前記フッ素化アルコール10.0g(20.4mmol)、トリエチルアミン2.7g(26.6mmol)、N,N−ジメチル−4−アミノピリジン0.08g(0.614mmol)、アセトニトリル20.0gを入れ、氷浴にて溶液を冷却した。フラスコ内の溶液を攪拌しながら、滴下ロートで塩化アクリロイル2.2g(24.5mmol)を約30分かけて徐々に滴下した。滴下終了後、室温で攪拌を3時間続行した。反応の終了を、1H−NMRのアルコール特有のピークの消失で確認した。
反応溶液を水中に投入し、得られた沈殿物を酢酸エチル50gに再溶解させ、水、0.5N塩酸、5%炭酸水素ナトリウム水溶液、水および飽和食塩水を順に用いて洗浄処理をおこなった。洗浄処理後の溶液を減圧下脱水することにより、11−(パーフルオロヘキシル)ウンデシルアクリレート5.1gを得た(収率46%)。得られた11−(パーフルオロヘキシル)ウンデシルアクリレートの1H−NMRのデータを表2に示す。
冷却管を備えた三つ口フラスコ(50mL)内に、6−(パーフルオロヘキシル)ヘキシルアクリレート6.58g(13.90mmol)、メタキシレンヘキサフルオライド4.61g、ジベンゾイルパーオキサイド0.051g(0.211mmol)を入れた。反応溶液中に窒素ガスを導入し、反応容器内を窒素置換した。窒素置換後、反応溶液を攪拌しながら反応溶液を85℃まで加熱し、反応を開始した。その後、85℃で攪拌を3.5時間続行した。反応の終了を1H−NMRのアクリレート特有のピークの消失で確認した。反応混合物をメタノール中に投入し、得られた沈殿物をさらにメタノールで2回洗浄した後、減圧乾燥することによって、6−(パーフルオロヘキシル)ヘキシルアクリレートの単独重合体を6.06g得た(収率92%)。
冷却管を備えた三つ口フラスコ(50mL)内に、11−(パーフルオロヘキシル)ウンデシルアクリレート2.06g(3.78mmol)、メタキシレンヘキサフルオライド4.07g、ジベンゾイルパーオキサイド0.041g(0.169mmol)を入れた。反応溶液中に窒素ガスを導入し、反応容器内を窒素置換した。窒素置換後、反応溶液を攪拌しながら85℃まで加熱し、反応を開始した。その後、85℃で攪拌を3.5時間続行した。反応の終了を1H−NMRのアクリレート特有のピークの消失で確認した。反応混合物をメタノール中に投入し、得られた沈殿物をさらにメタノールで2回洗浄した後、減圧乾燥することによって、11−(パーフルオロヘキシル)ウンデシルアクリレートの単独重合体を1.67g得た(収率81%)。
冷却管を備えた三つ口フラスコ(50mL)内に、11−(パーフルオロヘキシル)ウンデシルアクリレート5.00g(9.18mmol)、2−(パーフルオロヘキシル)エチルメタクリレート3.97g(9.19mmol)、メタキシレンヘキサフルオライド9.02g、ジベンゾイルパーオキサイド0.056g(0.231mmol)を入れた。反応溶液中に窒素ガスを導入し、反応容器内を窒素置換した。窒素置換後、反応溶液を攪拌しながら85℃まで加熱し、反応を開始した。その後、85℃で攪拌を4時間続行した。反応の終了を1H−NMRのアクリレート特有のピークの消失で確認した。反応混合物をメタノール中に投入し、得られた沈殿物をさらにメタノールで2回洗浄した後、減圧乾燥することによって、11−(パーフルオロヘキシル)ウンデシルアクリレートと2−(パーフルオロヘキシル)エチルメタクリレートの共重合体(モノマーモル比50:50)を7.89g得た(収率88%)。
冷却管を備えた三つ口フラスコ(50mL)内に、11−(パーフルオロヘキシル)ウンデシルアクリレート0.88g(1.62mmol)、2−(パーフルオロヘキシル)エチルメタクリレート22.70g(52.5mmol)、メタキシレンヘキサフルオライド23.5g、ジベンゾイルパーオキサイド0.164g(0.678mmol)を入れた。反応溶液中に窒素ガスを導入し、反応容器内を窒素置換した。窒素置換後、反応溶液を攪拌しながら85℃まで加熱し、反応を開始した。その後、85℃で攪拌を4時間続行した。反応の終了を1H−NMRのアクリレート特有のピークの消失で確認した。反応混合物をメタノール中に投入し、得られた沈殿物をさらにメタノールで2回洗浄した後、減圧乾燥することによって、11−(パーフルオロヘキシル)ウンデシルアクリレートと2−(パーフルオロヘキシル)エチルメタクリレートの共重合体(モノマーモル比3:97)を19.70g得た(収率84%)。
冷却管を備えた三つ口フラスコ(50mL)内に、2−(パーフルオロヘキシル)エチルメタクリレート11.70g(27.10mmol)、メタキシレンヘキサフルオライド12.0g、ジベンゾイルパーオキサイド0.114g(0.471mmol)を入れた。反応溶液中に窒素ガスを導入し、反応容器内を窒素置換した。窒素置換後、反応溶液を攪拌しながら85℃まで加熱し、反応を開始した。その後、85℃で攪拌を4時間続行した。反応の終了を1H−NMRのアクリレート特有のピークの消失で確認した。反応混合物をメタノール中に投入し、得られた沈殿物をさらにメタノールで2回洗浄した後、減圧乾燥することによって、2−(パーフルオロヘキシル)エチルメタクリレートの単独重合体を10.60g得た(収率91%)。
冷却管を備えた三つ口フラスコ(50mL)内に、2−(パーフルオロオクチル)エチルアクリレートを22.2g(42.8mmol)、メタキシレンヘキサフルオライド20.0g、ジベンゾイルパーオキサイド0.116g(0.479mmol)を入れた。反応溶液中に窒素ガスを導入し、反応容器内を窒素置換した。窒素置換後、反応溶液を攪拌しながら80℃まで加熱し、反応を開始した。その後、80℃で攪拌を2時間続行した。反応の終了を1H−NMRのアクリレート特有のピークの消失で確認した。反応混合物をメタノール中に投入し、得られた沈殿物をさらにメタノールで2回洗浄した後、減圧乾燥することによって、2−(パーフルオロオクチル)エチルアクリレートの単独重合体を20.10g得た(収率91%)。
実施例1〜4及び比較例1〜2で得られたフッ素系重合体の重量平均分子量(Mw)を、以下の装置を用いて以下の条件により測定した。測定結果を以下の表3に示した。
装置:ACQUITY UPLC H−Class(Waters)
検出器:ACQUITY UPLC ELS検出器(Waters)
カラム:TSKgel α−5000(φ7.8mm×30cm)(東ソー)
ガードカラム:TSK guard α(φ6.0mm×4cm)(東ソー)
溶媒:テトラヒドロフラン(関東化学)
流速:0.6ml/min
カラム温度:40℃
試料濃度:0.05〜0.1wt%
注入量:0.01ml
分子量校正:単分散ポリエチレングリコール(東ソー)
実施例1〜4及び比較例1〜2で得られたフッ素系重合体0.2gをメタキシレンヘキサフルオライド9.8gに溶解させ、離型剤組成物とした。
得られた離型剤組成物10gをスプレーガン(イワタ社製「カップガンW−101」;口径1mm)を用い、鉄製の金型(成形品形状:幅50mm×50mm、高さ40mm、厚み5mmの上部が開放した箱型形状)の内壁に塗布および乾燥した。皮膜の乾燥厚みは1.0μmであった。その後、ゴム原料(丸紅テクノラバー社製EPDMゴム、EP配合1)80gを金型に設置し、170℃で5分間、17MPaで加硫し、金型開放時の荷重を測定することにより、離型性能を評価した。以降、同様の成形工程を繰り返し、該成形工程を3回行った。
金型の開放に要した荷重の平均値が25N未満の場合の離型性を「○」で表示し、該平均値が25N以上であるか、又は成形品が金型に張り付いた場合の離型性を「×」で表示した。測定結果を以下の表3に示す。
Claims (6)
- 少なくとも下記式(A)で表される含フッ素モノマーを重合してなるフッ素系重合体を、メタキシレンヘキサフルオライド、パラキシレンヘキサフルオロライド、ハイドロフルオロエーテル、パーフルオロカーボン、パーフルオロポリエーテル、ハイドロフルオロポリエーテルおよびそれらの2種以上の混合液からなるグループから選択される有機溶媒に溶解した有機溶媒溶液を含有する、表面処理剤であって、前記フッ素系重合体が表面処理剤全重量に対して0.7〜30.0重量%で含有されている前記表面処理剤:
[式中、R1は水素原子又はメチル基である;nは5〜12の整数である;Rfは炭素原子数6以下の直鎖状パーフルオロアルキル基である]。 - 前記フッ素系重合体を構成する式(A)の含フッ素モノマーの全構成モノマーに対するモル比(MA)が1〜100モル%である請求項1に記載の表面処理剤。
- 前記共重合体を構成する式(A)の含フッ素モノマーおよび式(B)の含フッ素モノマーそれぞれの全構成モノマーに対するモル比をMAおよびMBとしたとき、MA/(MA+MB)が0.03以上である請求項3に記載の表面処理剤。
- MAとMBとの和が50〜100モル%である請求項4に記載の表面処理剤。
- 前記有機溶媒溶解液を、当該有機溶媒とは非相溶の有機溶媒に分散してなるか、または、当該有機溶媒とは非相溶の水系媒体に分散してなる、請求項1〜5いずれかに記載の表面処理剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018018959A JP6518355B2 (ja) | 2018-02-06 | 2018-02-06 | フッ素系重合体及びこれを含有する表面処理剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018018959A JP6518355B2 (ja) | 2018-02-06 | 2018-02-06 | フッ素系重合体及びこれを含有する表面処理剤 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2013073185A Division JP6327791B2 (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | フッ素系重合体及びこれを含有する表面処理剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018095888A JP2018095888A (ja) | 2018-06-21 |
| JP6518355B2 true JP6518355B2 (ja) | 2019-05-22 |
Family
ID=62632653
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2018018959A Active JP6518355B2 (ja) | 2018-02-06 | 2018-02-06 | フッ素系重合体及びこれを含有する表面処理剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6518355B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7401334B2 (ja) | 2020-02-06 | 2023-12-19 | ハリマ化成株式会社 | リリース剤、および、樹脂成形物の製造方法 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4110339A (en) * | 1977-11-25 | 1978-08-29 | Eli Lilly And Company | 4-(Di-n-propyl)amino-1,3,4,5-tetrahydrobenz[cd]indole |
| JP2002234854A (ja) * | 2001-02-09 | 2002-08-23 | F-Tech Inc | パーフルオロアルキルアルキレンヨード誘導体の製造方法 |
| JP2004294049A (ja) * | 2002-11-26 | 2004-10-21 | Daikin Ind Ltd | 対空気用熱交換器及び冷凍装置 |
| KR20050037240A (ko) * | 2003-10-17 | 2005-04-21 | 한국화학연구원 | 투과증발막을 이용한 함불소아크릴산에스터화합물의제조방법 |
| CN104356290A (zh) * | 2007-05-15 | 2015-02-18 | 大金工业株式会社 | 溶剂溶解性良好的拨水拨油防污剂 |
| JP5145262B2 (ja) * | 2009-01-30 | 2013-02-13 | Agcセイミケミカル株式会社 | 電子部品用樹脂付着防止剤、それを含む電子部材および電子部品 |
-
2018
- 2018-02-06 JP JP2018018959A patent/JP6518355B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2018095888A (ja) | 2018-06-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2023123689A (ja) | ポリテトラフルオロエチレン水性分散液 | |
| JP7492153B2 (ja) | フルオロポリマーの製造方法 | |
| CN101802028B (zh) | 含氟聚合物及以其为有效成分的表面改性剂 | |
| JP5320266B2 (ja) | フッ素系重合体およびコーティング剤 | |
| Zhang et al. | Synthesis and performance of novel fluorinated acrylate polymers: preparation and reactivity of short perfluoroalkyl group containing monomers | |
| JP2004352976A (ja) | 含フッ素重合体を含んでなる表面処理剤 | |
| CN103339216B (zh) | 表面活性剂、含该表面活性剂的组合物、该表面活性剂的用途及含氟化合物 | |
| JP7311825B2 (ja) | 変性ポリテトラフルオロエチレン水性分散液 | |
| BR112020005935B1 (pt) | Copolímeros de olefinas halogenadas e comonômeros halogenados, método para produzir o mesmo, artigo, aglutinante de eletrodo de bateria, bateria, produto polimérico, artigo de fabricação e uso | |
| CN109642085A (zh) | 高分子材料 | |
| TW201922810A (zh) | 含氟彈性共聚物組成物、塗料及塗裝物品 | |
| CN117659796A (zh) | 水性涂料组合物和涂装物品 | |
| CN111699203A (zh) | 含氟聚合物的制造方法、聚合用表面活性剂、表面活性剂的用途和组合物 | |
| CN102471405A (zh) | 含有氟烷基的n-取代(甲基)丙烯酰胺化合物、其聚合物及其用途 | |
| JP6693571B2 (ja) | 含フッ素重合体およびこれを有効成分とする防錆剤 | |
| JP5605034B2 (ja) | フッ素系共重合体、フッ素系共重合体の製造方法およびコーティング剤 | |
| JP6518355B2 (ja) | フッ素系重合体及びこれを含有する表面処理剤 | |
| JP2020100780A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物、成形体、および成形体の製造方法 | |
| JP5674404B2 (ja) | 含フッ素表面調整剤 | |
| WO2020158354A1 (ja) | 含フッ素重合体、塗料組成物、塗装物品の製造方法および塗装物品 | |
| TW200911850A (en) | Fluorine-containing fiber processing agent having alcohol repellency and stain releasability | |
| CN105358594B (zh) | 可湿固化的组合物、使用方法以及复合制品 | |
| CN104080826A (zh) | 含氟共聚物及其制造方法以及拒水拒油剂组合物 | |
| TW201321418A (zh) | 含氟組成物及含氟聚合物 | |
| JP6327791B2 (ja) | フッ素系重合体及びこれを含有する表面処理剤 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181203 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181211 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190131 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190409 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190419 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6518355 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
