JP6525258B2 - 光走査装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
保持体に応力が作用して変形が生じると、保持体が保持する光学系が変位し、感光体に対する光線の照射位置にずれが生じ、画像の位置ずれが生じるおそれがある。
複合機500は、画像形成部200と、画像形成部200の下方に配置された給紙部400と、画像形成部200の上方に配置された読み取り部300と、を備える。
作像装置1は、像坦持体としての感光体3、感光体3の表面を帯電せしめる帯電装置2、現像手段としての現像装置5、感光体3をクリーニングするクリーニング装置7を備える。
コンタクトガラス31上に原稿を載置して画像形成動作を開始させると、原稿照明用光源32aが照射する。この照射した光が原稿で反射した反射光は、第一ミラー32b、第二ミラー35a及び第三ミラー35bを反射し、レンズ33を通過してCCD34に入射する。読み取り部300では、CCD34で受光した反射光に基づいて転写紙Sに形成させる画像情報を生成する。
一次転写ニップを通過した後の感光体3の表面に残留した残留トナーは、クリーニング装置7によって感光体3上から除去され、回収される。
図3は複合機500が備える本実施形態の書込ユニット100の概略構成図である。図2に示す複合機500では、書込ユニット100が傾斜して配置されているが、図3では便宜的に傾斜していない状態で示している。
書込ユニット100は、レーザー光13が通過する上カバー102の開口部に、ハウジング101内への塵などの落下を防止する防塵ガラス59を配置している。上カバー102の開口部に配置するレーザー光13が透過する部材としては、防塵ガラス59のような平板状のガラス部材に限るものではない。レーザー光13を透過させ、且つ、ハウジング101内への塵などの落下を防止することができれば、平板状以外の形状でもよく、ガラス以外の樹脂等の材料を用いてもよい。
図4に示すように、書込ユニット100は、光源部51を備え、光源部51からポリゴンスキャナ56までのレーザー光13の経路に設置するポリゴン前光学系として、カップリングレンズ52、アパーチャ53及びシリンドリカルレンズ54を備える。光源部51は光源として半導体レーザーを用いることができるが、光源としてはこれに限るものではない。
走査レンズ57を透過したレーザー光13は、図1に示すように、第一反射ミラー80及び第二反射ミラー81で反射し、防塵ガラス59を透過して、感光体3の表面を露光する。
このように、光学系の構成部品は、単一の筐体であるハウジング101に取り付けられ、光学系の構成部品にホコリやゴミが付着しないようにハウジング101をカバー部材である上カバー102及び下カバー103で覆っている。さらに、レーザー光13が通過する光路となる上カバー102に設けた開口部は防塵ガラス59を設置し、光学系の構成部品を配置した空間を密閉した状態でレーザー光13を感光体に照射する構成となっている。
対策としてはフレア光の光路上に遮蔽物を設けることで感光体3への露光を遮光できる。遮蔽物を設ける方法として、遮蔽物を走査レンズ57上に貼り付けた場合、走査レンズ57と遮蔽物との線膨張係数の差で温度上昇時に走査レンズ57にストレスが加わり走査線のプロファイルが変化するおそれがある。
シリンドリカルレンズ54を透過したレーザー光13は防音ガラス55に入射する。防音ガラス55では80[%]以上の透過率となっているため、入射したレーザー光13のほとんどは図5中の破線で示すように透過する。しかし、透過しない一部のレーザー光13は、図5中の実線の矢印で示すように、防音ガラス55の表面にて反射してフレア光13aとなる。
図6に示すように、防音ガラス55で反射されたフレア光13aは、走査レンズ57に入射し、走査レンズ上面57aのヒケ部41、走査レンズ出射面57b、走査レンズ下面57cのヒケ部41でそれぞれ反射される。そして、走査レンズ上面57aもしくは走査レンズ入射面57dから出射される。図6では、フレア光13aが走査レンズ上面57aから出射する例を示している。
図7に示すように、走査レンズ上面57aから出射されたフレア光13aが防塵ガラス59を透過すると、書込ユニット100の上方に配置された感光体3の表面にフレア光13aが到達し、感光体3の表面を露光する。これにより、感光体3の表面における画像情報に基づいて露光されるべき範囲とは別の範囲が露光され、異常画像が発生する。
なお、図6及び図7では、走査レンズ57内でのフレア光13aの経路を矢印で示す都合上、便宜的に走査レンズ57の断面を示すハッチングを記入していない。
図1に示すように、走査レンズ57と防塵ガラス59との間に遮光部材61の一部を配設することで走査レンズ57から感光体3に向かうフレア光13aを遮光することが可能である。すなわち、走査レンズ57を出射して防塵ガラス59を透過し、書込ユニット100の外部に出射して感光体3に到達する光路に向かうフレア光13aを遮光することが出来る。
遮光部材61は厚みが0.1[mm]程度の黒のポリエステルフィルムで光はほとんど透過しない。
図1及び図9に示すように、遮光部材61は一端がハウジング101に両面テープで固定され、固定されない自由端となっている他端側は、走査レンズ上面57aに対向する位置となるように配置されている。
また、図9に示すように、遮光部材61は固定端側から自由端側に向かう途中から自由端側に向かうに従い幅が広がる形状となっており、自由端側の二つの角部62が走査レンズ57の上方に位置する配置となっている。
遮光部材61は走査レンズ57が少し浮いている配置で、遮光部材61の角部62が走査レンズ57の上方に位置するように配置している。このような配置とすることで、遮光部材61の貼り付け面105aに対する両面テープ63による固定が外れたとしても、遮光部材61はリブ105の上面(貼り付け面105a)と、走査レンズ上面57aとの間にまたがった状態で保持される。このため、固定が外れたときに、走査レンズ57の走査レンズ入射面57dと防音ガラス55との間に遮光部材61が入り込んで、潜像形成用のレーザー光13を遮光することを防止できる。
図1及び図9に示すように、遮光部材61の自由端が走査レンズ上面57aと対向するが、自由端の少なくとも一部が走査レンズ上面57aに対向していれば、他の部分が走査レンズ上面57aより突き出していても垂れ下がった際の遮光を抑制することが出来る。
本実施形態では、遮光部材61としてポリエステルフィルムを用いているが、遮光部材61としてはこれに限るものではなく、板状の樹脂部材や金属部材でも良い。
本実施形態では、遮光部材61はハウジング101に対して片持ち構造となっているが、遮光部材61の一端のみがハウジング101に固定される構造であればよい。例えば、遮光部材61の固定端の反対側の他端部が、走査レンズ上面57aに接触して支持される構造や、貼り付け面105aを備えるリブ105以外のハウジング101の一部に接触して支持される構造のように他端部の下方が支持される構造であってもよい。
よって、フレア光13aによる異常画像の無い高品質な画像を出力できる画像形成装置を実現することができる。
上述した実施形態では、タンデムカラー画像形成装置の概略を示したが、画像形成装置としては、タンデムカラー画像形成装置に限定するものではなく、モノクロ画像形成装置においても有効である。
(態様A)
レーザー光13等の光線が通過する光学系の一部を構成する走査レンズ57等の光学系構成部材と、前記光学系を保持するハウジング101等の保持体と、光学系構成部材から出射する光のうち、所定の経路とは異なる経路に向かうフレア光13a等の光を遮光する遮光部材61等の遮光部材と、を有する書込ユニット100等の光走査装置において、遮光部材の一端のみを保持体に対して固定する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、遮光部材の一端のみを保持体に対して固定することにより、遮光部材と保持体との間で、熱膨張時の膨張量の差が生じても保持体に応力が作用することがない。このため、光走査装置に遮光部材を設けることに起因して保持体に応力が作用することを防止することができる。
態様Aにおいて、ハウジング101等の保持体を覆う上カバー102等のカバー部材と、レーザー光13等の光線が透過する材料からなり、カバー部材に設けられた光線が通過する開口部を塞ぐ防塵ガラス59等の開口部光透過部材と、を有し、遮光部材61等の遮光部材の一部が走査レンズ57等の光学系構成部材と開口部光透過部材との間に位置する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、光学系構成部材を出射して開口部光透過部材を透過し、書込ユニット100等の光走査装置の外部に出射して感光体3等の照射対象に到達する光路に向かうフレア光13a等の光を遮光することが出来る。
態様AまたはBの何れかの態様において、遮光部材61等の遮光部材の一部が、走査レンズ57等の光学系構成部材に近接して対向する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、光学系構成部材における遮光部材と対向する位置から出射してくるフレア光13a等の遮光されるべき光を遮光することができる。また、経時的な固定の劣化や遮光部材の変形が起きても、遮光部材が光学系構成部材に突き当たり、光学系構成部材の表面における遮光されるべき光を出射する面以外の面と、遮光部材とが対向することを防止できる。これにより、遮光されるべき光を出射する面以外の面を通過する光線が遮光部材によって遮光されること防止できる。
態様A乃至Cの何れかの態様において、遮光部材61等の遮光部材の片持ち構造の自由端の少なくとも一部(角部62等)が走査レンズ57等の光学系構成部材に対向する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、遮光部材が光学系構成部材側に変位しても、遮光部材が潜像形成のためのレーザー光13等の光線を遮光するような、遮光部材を設けることに起因する副作用を抑えることができる。
態様A乃至Dの何れかの態様において、光学系構成部材は、レーザー光13等の光線が透過する走査レンズ57等の光透過部材であり、光透過部材における光線の透過方向に対して直交する方向(上方向)に、遮光部材61等の遮光部材の一部が位置する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、光学系透過部材における潜像形成に寄与しないフレア光13a等の遮光されるべき光のみを出射する面を遮光部材で覆う構成を実現することができる。
態様A乃至Eの何れかの態様において、遮光部材61等の遮光部材のハウジング101等の保持体に対する固定箇所(貼り付け面105a等)は、走査レンズ57等の光学系構成部材の上面よりも上方であり、遮光部材の一部が光学系構成部材の上面と対向する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、光学系構成部材の上面を覆うように遮光部材を配置する構成を実現することができる。
態様A乃至Fの何れかの態様において、遮光部材61等の遮光部材は、ハウジング101等の保持体に対して固定される部分よりもフレア光13a等の遮光されるべき光を遮光する部分(角部62の近傍等)の方が、幅が広い形状である。
これによれば、上記実施形態について説明したように、装置の大型化を抑制しつつ、潜像形成に寄与しない遮光されるべき光を、余裕を持って遮光することができる。
態様A乃至Gの何れかの態様において、遮光部材61等の遮光部材は両面テープ63等の粘着テープで固定され、粘着テープは遮光部材がフレア光13a等の遮光されるべき光を遮光する部分以外の一部にのみ貼り付けられている。
これによれば、上記実施形態について説明したように、粘着テープに異物がついていても潜像を形成するためのレーザー光13等の光線を異物が遮光するような副作用を抑えることができる。
光走査手段を用いて感光体3等の潜像担持体の表面にレーザー光13等の光線を照射して潜像担持体の表面に潜像を形成し、潜像を現像することで得た画像を最終的に転写紙S等の記録材上に転移させることで画像を形成する複合機500等の画像形成装置において、光走査手段として、態様A乃至Hの何れかの態様に係る書込ユニット100等の光走査装置を用いる。
これによれば、上記実施形態について説明したように、潜像形成に寄与しないフレア光13a等の遮光されるべき光が潜像担持体の表面を露光することに起因する異常画像の発生を防止できる。さらに、遮光部材を設けることに起因する画像の位置ずれの発生を防止できる。よって、高品質な画像を得ることができる。
2 帯電装
3 感光体
5 現像装置
6 一次転写ローラ
7 クリーニング装置
8 排紙トレイ
9 定着装置
10 給紙カセット
11 給紙ローラ
12 レジストローラ対
13 レーザー光
13a フレア光
15 現像ローラ
16 中間転写ベルト
18 排紙ローラ
20 トナーボトル
26 二次転写ローラ
31 コンタクトガラス
32 第一走行体
32a 原稿照明用光源
32b 第一ミラー
33 レンズ
35 第二走行体
35a 第二ミラー
35b 第三ミラー
41 ヒケ部
51 光源部
52 カップリングレンズ
53 アパーチャ
54 シリンドリカルレンズ
55 防音ガラス
56 ポリゴンスキャナ
57 走査レンズ
57a 走査レンズ上面
57b 走査レンズ出射面
57c 走査レンズ下面
57d 走査レンズ入射面
59 防塵ガラス
61 遮光部材
61a 貼り付け位置
62 角部
63 両面テープ
80 第一反射ミラー
81 第二反射ミラー
100 書込ユニット
101 ハウジング
102 上カバー
103 下カバー
105 リブ
105a 貼り付け面
105b 貼り付け基準
200 画像形成部
300 読み取り部
400 給紙部
500 複合機
S 転写紙
Claims (9)
- 光線が通過する光学系の一部を構成する光学系構成部材と、
前記光学系を保持する保持体と、
前記光学系構成部材から出射する光のうち、所定の経路とは異なる経路に向かう光を遮光する遮光部材と、を有する光走査装置において、
前記遮光部材の一端のみを前記保持体に対して固定し、
前記遮光部材の上記保持体に対する固定箇所は、前記光学系構成部材の上面よりも上方であり、前記遮光部材の一部が前記光学系構成部材の上面と対向することを特徴とする光走査装置。 - 光線が通過する光学系の一部を構成する光学系構成部材と、
前記光学系を保持する保持体と、
前記光学系構成部材から出射する光のうち、所定の経路とは異なる経路に向かう光を遮光する遮光部材と、を有する光走査装置において、
前記遮光部材は一端のみが前記保持体に対して粘着テープで固定され、前記粘着テープは前記遮光部材が光を遮光する部分以外の一部にのみ貼り付けられていることを特徴とする光走査装置。 - 請求項1または2の何れかに記載の光走査装置において、
前記保持体を覆うカバー部材と、
光線が透過する材料からなり、前記カバー部材に設けられた光線が通過する開口部を塞ぐ開口部光透過部材と、を有し、
前記遮光部材の一部が前記光学系構成部材と前記開口部光透過部材との間に位置することを特徴とする光走査装置。 - 請求項3に記載の光走査装置において、
前記開口部光透過部材は、防塵ガラスであることを特徴とする光走査装置。 - 請求項1乃至4の何れかに記載の光走査装置において、
前記遮光部材の一部が、前記光学系構成部材に近接して対向することを特徴とする光走査装置。 - 請求項1乃至5の何れかに記載の光走査装置において、
前記遮光部材の片持ち構造の自由端の少なくとも一部が前記光学系構成部材に対向することを特徴とする光走査装置。 - 請求項1乃至6の何れかに記載の光走査装置において、
前記光学系構成部材は、光線が透過する光透過部材であり、
前記光透過部材における光線の透過方向に対して直交する方向に、前記遮光部材の一部が位置することを特徴とする光走査装置。 - 請求項1乃至7の何れかに記載の光走査装置において、
前記遮光部材は、上記保持体に対して固定される部分よりも光を遮光する部分の方が、幅が広い形状であることを特徴とする光走査装置。 - 光走査手段を用いて潜像担持体の表面に光線を照射して前記潜像担持体の表面に潜像を形成し、潜像を現像することで得た画像を最終的に記録材上に転移させることで画像を形成する画像形成装置において、
前記光走査手段として、請求項1乃至8の何れかに記載の光走査装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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