JP6525723B2 - 撮像装置及びその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体 - Google Patents

撮像装置及びその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、監視カメラなどに用いられる撮像装置に関するものである。
従来の監視カメラにより夜間の撮影を行う場合、車両のヘッドライトなどの可視光線が監視カメラの視野内に入ることがある。車体の輪郭やナンバープレート、そして車両の運転席などはヘッドライトで照らされる場所ではないため、基本的には暗い領域である。ところが、ヘッドライトは非常に明るい光源となるので、カメラの画角内に入るとその影響で画像の一部が白飛びしてしまう、ハレーション現象が発生する場合がある。
ハレーションが発生すると、ナンバープレートや運転手の顔などが、ヘッドライトによる白飛び領域に覆われてしまい認識できなくなり、あるいは白飛びしないように制御すると、暗い領域はそのまま暗いままになるので鮮明な画像が得られなくなる。また、明け方や夕方のような時間帯ではイメージセンサから読み出した画像信号を増幅することで、カラー画像を取得することが可能である。しかしながら、ヘッドライトを点灯している車両が存在した場合、夜間の撮影と同様にヘッドライトによる白飛びが発生するか、あるいは白飛びしないように制御してヘッドライト部分以外が暗くなってしまう。このように画像内に高輝度被写体が存在する場合、時間帯や被写体に応じて設定を最適な値に変更する必要がある。
このような課題に対処するため、特許文献1には、画面の一部に急激な輝度変化が生じた際に、複数のシャッタースピードで撮影を行う技術が記載されている。また、特許文献2には、1つの光学レンズにカラー用とモノクロ用の2つのイメージセンサを備え、被写体に応じて個別のシャッター制御を行う技術が記載されている。さらに明るい被写体と暗い被写体それぞれに露出を合わせて撮影し、それらを合成してダイナミックレンジの広い画像を得るハイダイナミックレンジ(HDR)技術なども存在する。
特開2009−302763号公報 特開2010−250710号公報
しかしながら、上記特許文献1ではシャッター速度を変更するだけでは、ハレーションを防ぐことはできず、暗い領域については鮮明な画像を得ることができない。また、上記特許文献2では、所望の画像が得られるものの、複数のイメージセンサが必要となるため、コストの面で不利である。また、HDR技術も構成が複雑になり、メモリなども増加するため同様にコストの面で不利となる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、高輝度被写体による白飛びを防止しつつ時間帯や被写体に応じて最適な画像を自動で撮影できる撮像装置を安価かつ簡易な構成で実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の撮像装置は、画像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段に導かれる被写体像光のうち赤外光成分をカットする第1のフィルタ手段と、前記撮像手段に導かれる被写体像光のうち可視光成分をカットする第2のフィルタ手段と、前記撮像手段により撮像された画像から所定の被写体を検出する被写体検出手段と、前記撮像手段により撮像された画像を複数の領域に分割し、分割された領域ごとに輝度の平均値を算出する算出手段と、前記輝度の平均値が所定の基準値より大きいか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果及び前記被写体検出手段により検出された被写体の検出結果に応じて、被写体像光を前記撮像手段に導く光路上に対して、前記第1のフィルタ手段及び前記第2のフィルタ手段を挿抜させるように制御する制御手段と、を有する。
本発明によれば、高輝度被写体による白飛びを防止しつつ時間帯や被写体に応じて最適な画像を自動で撮影できる撮像装置を安価かつ簡易な構成で実現することができる。
本発明に係る実施形態の装置構成を示すブロック図。 本実施形態の信号処理ユニットの構成を示すブロック図。 本実施形態による高輝度被写体検出方法を説明する図。 本実施形態による高輝度被写体の移動検出方法を説明する図。 実施形態1のフィルタの挿抜制御を示すフローチャート。 実施形態2のフィルタの挿抜制御を示すフローチャート。 実施形態3のフィルタの挿抜制御を示すフローチャート。
以下に、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、本発明を実現するための一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。また、後述する各実施形態の一部を適宜組み合わせて構成してもよい。
以下、本発明の撮像装置を、例えば、静止画や動画を撮影するデジタルビデオカメラ(以下、デジタルカメラ)に適用した実施形態について説明するが、その他の監視カメラにも適用可能である。
<装置構成>図1および図2を参照して、本発明に係る実施形態のデジタルカメラの構成及び機能の概略について説明する。
図1において、デジタルカメラ100は、レンズユニット101、イメージセンサ201、信号処理ユニット301、赤外線照明401を備える。
レンズユニット101によって結像された被写体像光は、イメージセンサ201によって電気信号に変換された後、信号処理ユニット301によって信号処理が施され、動画や静止画としてネットワークなどを介して逐次外部に出力される。
レンズユニット101は、光学系としてのズームレンズ102やフォーカスレンズ103、絞り104、フィルタ105などを含み、被写体に応じて最適な画像が得られるように信号処理ユニット301からの制御信号に基づいて制御される。フィルタ105は、レンズユニット101とイメージセンサ201の間の光路上であって、レンズユニット101の光軸106上に挿抜可能に設けられている。フィルタ105は、赤外線カットフィルタ111と可視光線カットフィルタ112を含む。赤外線カットフィルタ111は、レンズユニット101を通過してイメージセンサ201に入射する光のうち主に赤外光成分をカットし、可視光成分を透過する。可視光線カットフィルタ112は、レンズユニット101を通過してイメージセンサ201に入射する光のうち主に可視光成分をカットし、赤外光成分を透過する。これらのフィルタ111、112は、信号処理ユニット301からの制御信号に基づいて、レンズユニット101の光軸106上への挿抜がそれぞれ独立に制御可能である。そして、一方のフィルタが光軸106上に対して挿入位置にあるときは他方のフィルタが待避位置にあるように排他的に制御される。また、いずれのフィルタも光軸106上に位置しない状態にも制御可能である。
イメージセンサ201は、CCDやCMOSなどの光電変換素子からなる画素がマトリクス状に配列された半導体集積回路チップからなる。イメージセンサ201は、主に可視光線(波長380〜780ナノメートル)に高い感度を有しており、各画素ごとに赤(R)、緑(G)、青(B)のいずれかに高い感度を有するが、赤外線(780ナノメートル以上)にもある程度の感度を有している。そのため、太陽光が存在する時間帯、および赤外線照明によって照らされている場所などの赤外線で明るい被写体については、可視光線カットフィルタ112が挿入された状態でも被写体を鮮明に撮像することができる。本実施形態のデジタルカメラ100はさらに、赤外線を投光するための赤外線照明401を備え、赤外線照明401を被写体に向けて照射して撮像を行うことで被写体の赤外線画像を取得することができる。
<信号処理ユニットの構成>次に、図2を参照して、信号処理ユニット301の内部構成について説明する。
図2において、イメージセンサ201により被写体像光を撮像して得られた画像信号は、信号処理ユニット301の画像処理部211によって画像処理され、JPEG形式の静止画ファイルやH.264などにより符号化された動画ファイルが生成される。画像処理部211が行う画像処理には、例えば、露出制御、ホワイトバランス制御、ガンマ補正などの処理が含まれ、信号処理ユニット301は、被写体に応じて最適な画像が生成されるように画像処理部211を制御する。また、信号処理ユニット301は、画像処理部211により最適な画像が生成されるように、レンズユニット制御部212によってレンズユニット101のズームレンズ102、フォーカスレンズ103、絞り104、およびフィルタ105を制御する。また、信号処理ユニット301は、撮像制御部213によってイメージセンサ201のゲイン、シャッタースピードの制御を同時に行う。例えば、被写体が明るい場合は絞り104を絞り、シャッタースピードを短く、センサゲインを小さくするように制御を行う。この場合、赤外線カットフィルタ111はレンズユニット101の光軸106上に挿入された位置に制御され、被写体像光のうち赤外線成分をカットすることで、撮像される画像の色再現性が高められる。被写体が暗くなってくると、絞り104を開き、シャッタースピードを長く、センサゲインを大きくするように制御を行う。さらに赤外線カットフィルタ111をレンズユニット101の光軸106上から退避させ、赤外線を含めた光を撮像することでより明るい画像を得ることができる。この場合、赤外線がイメージセンサ201に入射すると画像の色再現性が悪くなるため、通常は画像処理部211によるホワイトバランス制御を変更し、カラー画像ではなく白黒画像を出力する。赤外線カットフィルタ111の挿抜タイミングはレンズユニット101、イメージセンサ201、および画像処理部211での制御結果を用いて被写体の照度を推定演算することで、信号処理ユニット301が決定する。
信号処理ユニット301はさらに、領域輝度算出部214と判定部215を備える。領域輝度算出部214は、画像処理部211により生成された画像を所定の大きさの複数の領域に分割し、分割された領域ごとに輝度平均値を算出する。判定部215は、領域輝度算出部214により算出された領域ごとの輝度平均値と基準値L0(例えば、250)を比較し、所定の閾値として定められた基準値L0より大きい場合、その領域内に高輝度被写体が存在すると判定する。これにより、画像内に車両のヘッドライトなどの高輝度被写体が存在するか否かを検出することができる。詳細な動作については後述する。
信号処理ユニット301はさらに、被写体検出部216を備える。被写体検出部216は、画像処理部211により生成された画像データに対して公知のパターンマッチングなどの方法により被写体検出処理を行って特徴量を抽出し、画像中に存在する所定の被写体を検出する。所定の被写体としては、例えば、車両のナンバープレートや、車両のドライバーあるいは通行人などの人物の顔である。これら被写体検出部216による検出結果は、被写体の特徴量に関する付加情報として画像ファイルに関連付けて格納されたり、あるいは、信号処理ユニット301の内部のメモリ219に記憶される。
メモリ219は、デジタルカメラに対して内蔵または外付け可能なハードディスクドライブやメモリーカードなどの記録媒体であってもよい。また、メモリ219に、外部出力される動画や静止画を記憶するように構成してもよい。
信号処理ユニット301はさらに、通信制御部217を備える。通信制御部217は、画像処理部211で生成された画像データを無線や有線などのネットワークを介して外部に出力する。この場合、領域輝度算出部214による算出結果としての輝度平均値、判定部215による判定結果、または被写体検出部216による検出結果としての被写体の特徴量を制御情報として出力してもよい。さらに、デジタルカメラの各ブロックの制御状況として、フィルタ105の挿抜状態等も制御情報として出力してもよい。なお、通信制御部217を介してパソコン等の外部装置からデジタルカメラの各ブロックの制御用信号を受信するようにしてもよい。
信号処理ユニット301はさらに、通信制御部217を備える。通信制御部217は、画像処理部211で生成された画像データを無線や有線などのネットワークを介して外部に出力する。この場合、被写体検出部216による検出結果としての被写体の特徴量を同時に出力してもよい。
信号処理ユニット301はさらに、照明制御部218を備える。照明制御部218は、赤外線照明401の点灯、消灯、および調光制御を行う。赤外線照明401を点灯させる場合は、レンズユニット制御部212により赤外線カットフィルタ111を光軸106上から退避させる。信号処理ユニット301は、上述した各部やメモリ219とバス220で接続されており、各種のデータをやり取りし各部を制御する。
なお、図2に示す各部の1つ以上は、ASICやプログラマブルロジックアレイ(PLA)などのハードウェアによって実現されてもよいし、CPUやMPUなどのプロセッサがソフトウェアを実行することによって実現されてもよい。また、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実現されてもよい。よって、以下では、異なる機能ブロックが動作主体として記載されている場合であっても、同じハードウェアが主体として実現され得る。
<領域輝度算出部および判定部>次に、図3を参照して、信号処理ユニット301の領域輝度算出部214と判定部215による処理について説明する。
画像処理部211によって生成された画像データの各画素値には、それぞれの画素が受光した光量情報が輝度情報として含まれている。図3(a)は、被写体の1つである車両Vがヘッドライトを点灯させたときの、画像処理部211によって生成された被写体の画像を示している。この画像に対して、領域輝度算出部214がまず図3(b)のようにNxMのマトリクス状に複数の領域に分割し、それぞれの領域について、領域内の画素値から輝度の平均値を算出する。N、Mはそれぞれ正の整数値であり、分割された領域が正方形、あるいは長方形になるように選択される。N、Mの値は画像のサイズによって変わるが、分割された領域の一辺が数十から数百画素程度になるように選択することが望ましい。N、Mの値はカメラの画角によっても異なり、広角で撮影している場合は被写体が画面内で小さく映ることが多いため、数値は小さいほうが好ましい。反対に、望遠側で撮影している場合は被写体が大きく映ることが多いため、数値は大きいほうが好ましい。
上記のように分割された各領域について、横方向i番目、縦方向j番目の位置(i,j)の輝度平均値をLij(i=1,2,…N、j=1,2,…M)とする。その後、それぞれの領域の輝度平均値Lijに対して、判定部215が予め定められた基準値L0と比較を行い、比較した領域の輝度値が基準値L0よりも明るい場合に、位置(i,j)に高輝度被写体が存在すると判定する。この基準値L0としては、画像内の画素の輝度値が飽和するときの値、もしくはそれに近い値が用いられ、輝度値が8ビットの場合は10進数で200〜255程度の値が用いられるのが好ましい。
判定部215により高輝度被写体が存在すると判定された場合に、信号処理ユニット301はレンズユニット制御部212を制御して可視光線カットフィルタ112をレンズユニット101の光軸106上に挿入する。このようにして、被写体像光のうち可視光成分をカットして赤外線成分のみの画像を得ることができる。なお、本実施形態において、高輝度被写体として想定している車両Vのヘッドライトは近年、消費電力や発光効率の面からLEDやHIDランプなど、可視光線を多く発光するものが多く用いられるようになっている。このような光源は、赤外線波長領域については可視光線ほど明るくないため、画像の白飛びが発生しにくくなる。このような状況で、赤外線カットフィルタ111をレンズユニット101の光軸106上に挿入した場合は、被写体像光のうち赤外線波長領域もイメージセンサ201に入射されない。このため、可視光線カットフィルタ112の挿入タイミングとほぼ同時に赤外線カットフィルタ111を光軸106上から退避させる。
なお、可視光線カットフィルタ112を頻繁に挿抜させると、輝度やホワイトバランスがその都度変化するため、監視画像の見栄えが悪くなる。そこで、被写体検出部216が所定の被写体を検出している場合のみ挿抜するように制御してもよい。
図4(a1)、(a2)は、撮像された画像内に街灯Gなどの光源が存在する場合を例示し、図4(b1)、(b2)は、図4(a1)、(a2)の画像から高輝度被写体を判定する方法を例示している。図4(a1)、(a2)の画像において、判定部215が車両V1、V2のヘッドライトのみについて高輝度被写体と判定することを想定して、複数枚の画像を連続して撮影し、それぞれの画像から検出された被写体の位置情報をメモリ219に記憶する。そして、メモリ219に記憶される被写体の位置情報が変化しているか否かを検出することで、例えば、連続する画像において、図4(a1)の車両V1と図4(a2)の車両V2のように高輝度被写体が移動していることを判定できる。
次に、レンズユニット101の光軸106上に可視光線カットフィルタ112が挿入された場合のデジタルカメラ100の動作について説明する。
可視光線カットフィルタ112がレンズユニット101の光軸106上に挿入されると、被写体像光のうち赤外線成分しか撮像されないため、一般的に暗くなってしまう。そのため、赤外線照明401を点灯させることにより被写体像を明るくすることが望ましい。
また、可視光線カットフィルタ112を挿入すると、イメージセンサ201に可視光成分が入射されなくなるため、被写体の可視光線の波長領域での明るさが不明となり、高輝度被写体が存在するか否かを判定できなくなってしまう可能性がある。そこで、本実施形態では、可視光線カットフィルタ112を挿入した後、所定の時間(数秒〜数100秒程度)が経過したら、再度可視光線カットフィルタ112を退避させ、可視光成分がイメージセンサ201に入射するように制御する。また、被写体検出部216により所定の被写体が検出されなくなった後、所定の時間が経過した場合に可視光線カットフィルタ112を退避させるようにしてもよい。また、照度センサのような被写体の照度が検出可能なセンサを用いてもよい。
<動作説明>次に、図1、図2及び図5を参照して、本実施形態のデジタルカメラ100の監視カメラモードにおけるフィルタの挿抜制御について説明する。本実施形態のデジタルカメラ100は、画像処理部211が1920x1080画素のJPEG形式の画像データを生成し、通信制御部217から逐次外部出力するものとする。
なお、図5の処理は、メモリ219に格納されたプログラムを読み出して信号処理ユニット301の各部が実行することにより実現される。また、図5の処理は、デジタルカメラ100が監視カメラモードに設定され、画像が撮像され、外部出力されるときに実行される。後述する図6及び図7についても同様である。
ステップS501では、領域輝度算出部214は、画像処理部211によって生成された画像データを取得する。
ステップS502では、領域輝度算出部214は、画像処理部211から得た画像データを60x60ピクセルごとの領域に分割し、それぞれの領域の平均輝度値を算出する。また、領域輝度算出部214は、それぞれの領域の輝度平均値をメモリ219に記憶する。
ステップS503では、判定部215は、ステップS502にて領域輝度算出部214により算出された領域ごとの輝度平均値を所定の閾値である基準値L0と比較する。比較の結果、基準値L0より大きい領域が1つでもある場合はステップS504に進み、ない場合はステップS501に戻る。
ステップS504では、判定部215は、ステップS503で平均輝度値が基準値L0より大きい領域の位置を高輝度被写体が存在する位置情報としてメモリ219に記憶する。
ステップS505では、レンズユニット制御部212は、赤外線カットフィルタ111がレンズユニット101の光軸106上に存在する場合は光軸106上から退避させ、可視光線カットフィルタ112をレンズユニット101の光軸106上に挿入する。
ステップS506、S507では、レンズユニット制御部212は、所定の時間(例えば、30秒)が経過するまで待機した後、可視光線カットフィルタ112を再度レンズユニット101の光軸106上から退避させ、ステップS501に戻る。
以上のように赤外線カットフィルタと可視光線カットフィルタの挿抜を制御することで、高輝度被写体による白飛びを防止しつつ時間帯や被写体に応じて最適な画像を自動で撮影できる。例えば、監視カメラや車載カメラにより夜間の撮影を行う場合に、ヘッドライトなどの光に含まれる可視光成分は可視光カットフィルタによって減光されるので、ヘッドライトの影響を抑え、ナンバープレートを画像上で認識できるようになる。
[実施形態2}次に、図1、図2及び図6を参照して、実施形態2のデジタルカメラ100の監視カメラモードにおけるフィルタの挿抜制御について説明する。
本実施形態を実現するデジタルカメラ100の構成は、実施形態1の図1及び図2と同様であり、画像処理部211が1920x1080画素のJPEGフォーマットの画像データを生成し、通信制御部217から連続して外部出力するものとする。
なお、図6のステップS601〜S604は、図5のステップS501〜S504と同様の処理を行うため説明を省略し、相違点を中心に説明する。
ステップS605では、判定部215は、2以上の連続する画像について、高輝度被写体の位置情報がメモリ219に記憶されているか判定し、記憶されている場合はステップS606に進み、記憶されていない場合はステップS601に戻る。
ステップS606では、判定部215は、メモリ219に記憶されている2以上の画像における高輝度被写体の位置情報を比較する。比較した各画像の高輝度被写体の位置情報が所定の距離の範囲内で隣接している場合は、高輝度被写体が移動していると判定してステップS607に進み、移動していると判定されない場合はステップS601に戻る。
ステップS607〜S609は、図5のステップS505〜S506と同様の処理を行う。
以上のように、本実施形態によれば、実施形態1の効果に加えて、移動している高輝度被写体のみに対してフィルタ制御を実施することができる。
[実施形態3]次に、図1、図2及び図7を参照して、実施形態3のデジタルカメラ100の監視カメラモードにおけるフィルタの挿抜制御について説明する。
本実施形態を実現するデジタルカメラ100の構成も、実施形態1の図1及び図2と同様であり、画像処理部211が1920x1080画素のJPEGフォーマットの画像データを生成し、通信制御部217から連続して外部出力するものとする。また、被写体検出部216が所定の被写体として車両のナンバープレートを検出するものとする。
なお、図7のステップS701〜S705は、図5のステップS501〜S505と同様の処理を行うため説明を省略し、相違点を中心に説明する。
ステップS706では、被写体検出部216は、画像処理部211により生成された画像から所定の被写体として車両のナンバープレートが検出されたか否かを判定し、検出された場合はステップS707に進み、検出されない場合はステップS708に進む。
ステップS707では、レンズユニット制御部212は、所定の時間(例えば、30秒)が経過するまで待機する。
ステップS708では、レンズユニット制御部212は、可視光線カットフィルタ112を再度レンズユニット101の光軸106上から退避して、ステップS701に戻る。
以上のように、本実施形態によれば、実施形態1の効果に加えて、所定の高輝度被写体を検出している間は、可視光線カットフィルタの挿入を継続し、検出されなくなった場合に退避させることができる。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101…レンズユニット、111…赤外線カットフィルタ、112…可視光線カットフィルタ、201…イメージセンサ、211…画像処理部、212…レンズユニット制御部、214…領域輝度算出部、215…判定部、216…被写体検出部、219…メモリ、301…信号処理ユニット

Claims (12)

  1. 画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段に導かれる被写体像光のうち赤外光成分をカットする第1のフィルタ手段と、
    前記撮像手段に導かれる被写体像光のうち可視光成分をカットする第2のフィルタ手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像から所定の被写体を検出する被写体検出手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像を複数の領域に分割し、分割された領域ごとに輝度の平均値を算出する算出手段と、
    前記輝度の平均値が所定の基準値より大きいか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果及び前記被写体検出手段により検出された被写体の検出結果に応じて、被写体像光を前記撮像手段に導く光路上に対して、前記第1のフィルタ手段及び前記第2のフィルタ手段を挿抜させるように制御する制御手段と、を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記輝の平均値が前記所定の基準値より大きい場合には、前記第1のフィルタ手段を光路上から退避させ、前記第2のフィルタ手段を光路上に挿入させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記輝度の平均値が前記所定の基準値よりも大きい領域の位置情報を記憶する記憶手段を更に有し、
    前記制御手段は、2以上の連続する画像について、前記判定手段により輝度の平均値が所定の基準値よりも大きいと判定された領域の位置情報が隣接している場合、前記第1のフィルタ手段を光路上から退避させ、前記第2のフィルタ手段を光路上に挿入するように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記第2のフィルタ手段を光路上に挿入してから所定の時間が経過した後に当該第2のフィルタ手段を光路上から退避させるように制御することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、前記被写体検出手段により所定の被写体が検出されなくなった場合、前記第2のフィルタ手段を光路上から退避させるように制御することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記被写体検出手段は、前記所定の被写体として車両のナンバープレートを検出することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  7. 前記被写体検出手段は、前記所定の被写体として人物の顔を検出することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  8. 前記第1のフィルタ手段及び前記第2のフィルタ手段は、前記撮像手段と被写体像を結像させる光学系との間の光路上に挿抜可能に設けられていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記撮像手段で撮像した画像を外部装置に出力するための通信手段を更に備え、
    前記通信手段は、前記判定手段の判定結果または前記被写体検出手段の検出結果を含む制御情報を画像と共に出力することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 画像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段に導かれる被写体像光のうち赤外光成分をカットする第1のフィルタ手段と、前記撮像手段に導かれる被写体像光のうち可視光成分をカットする第2のフィルタ手段と、を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像手段により撮像された画像から所定の被写体を検出するステップと、
    前記撮像手段により撮像された画像を複数の領域に分割し、分割された領域ごとに輝度の平均値を算出するステップと、
    前記輝度の平均値が所定の基準値より大きいか否かを判定するステップと、
    前記判定の結果及び記被写体の検出結果に応じて、被写体像光を前記撮像手段に導く光路上に対して、前記第1のフィルタ手段及び前記第2のフィルタ手段を挿抜させるように制御するステップと、を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  11. 請求項10に記載の撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  12. 請求項10に記載の撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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