JP6536840B2 - レドックスフロー電池 - Google Patents
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Description
最初に本発明の実施形態の内容を列記して説明する。
ここで、隔膜に作用する正極電解液の圧力と負極電解液の圧力との間に差がある差圧状態とは、レドックスフロー電池の運転に実質的な支障が出ない程度に正極電解液の圧力と負極電解液の圧力との間に差をつけた状態(すなわち一方の電解液の圧力が他方の電解液の圧力よりも高い状態)をいう。両電解液の圧力の差は、目的に応じて適宜設定できる。例えば、レドックスフロー電池の運転中において、正極電解液の圧力と負極電解液の圧力の差は1000Pa以上とすることができる。
・前記正極用管路は、前記正極用タンクから前記セルスタックに前記正極電解液を供給する正極用往路管、および前記セルスタックから前記正極用タンクに前記正極電解液を排出する正極用復路管を備える。
・前記負極用管路は、前記負極用タンクから前記セルスタックに前記負極電解液を供給する負極用往路管、および前記セルスタックから前記負極用タンクに前記負極電解液を排出する負極用復路管を備える。
以下、実施形態に係るレドックスフロー電池(RF電池)の運転方法、およびRF電池の実施形態を説明する。実施形態において、同一の符号で示される部材は、同一の機能を備える。なお、本発明は実施形態に示される構成に限定されるわけではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内の全ての変更が含まれることを意図する。
≪RF電池の全体構成≫
図1の概略図に示すように、本実施形態に係るRF電池1は、従来のRF電池と同様に、セルスタック2と、正極用循環機構3Pと、負極用循環機構3Nと、を備える。この図1では、セルスタック2の構成を簡素化して示しているが、実際には図11の下図を参照して説明したように、複数のサブスタック200sをエンドプレート210,220で締め付けた構成を備えている。また、図1のセルスタック2には、電池セル100を一つだけ図示しているが、実際には複数の電池セル100が積層されている。各電池セル100は、正極電極104と、負極電極105と、両電極104,105を隔てる隔膜101と、で構成される。
第一の差圧形成機構は、RF電池1に備わる既存の部材の構成(主として寸法)を変えること、具体的には正極用循環機構3Pと負極用循環機構3Nとに構成上の差異を設けることで形成される。以下、第一の差圧形成機構の一形態を図2〜図5に基づいて説明する。図2〜図4ではタンク、ポンプ及びバルブを省略し、図5ではさらにセルスタックも省略している。
図2には、正極用復路管110を、負極用復路管111よりも長くすることで形成した差圧形成機構6Aが示されている。管を長くすると、管内を流れる電解液の圧力損失が増大する。図2の場合は、正極用復路管110を負極用復路管111よりも長くしているので、正極用復路管110の圧力損失が負極用復路管111の圧力損失よりも大きくなる。その結果、セルスタック2内の正極電解液の圧力が負極電解液の圧力よりも高くなり、セルスタック2内の隔膜101に作用する正極電解液の圧力が負極電解液の圧力よりも高い差圧状態を作り出すことができる。
図3には、正極用復路管110を、負極用復路管111よりも細くすることで形成した差圧形成機構6Bが示されている。管を細くすると、管内を流れる電解液の圧力損失が増大する。図3の場合は、正極用復路管110を負極用復路管111よりも細くしているので、正極用復路管110の圧力損失が負極用復路管111の圧力損失よりも大きくなる。その結果、セルスタック2内の正極電解液の圧力が負極電解液の圧力よりも高くなり、セルスタック2内の隔膜101に作用する正極電解液の圧力が負極電解液の圧力よりも高い差圧状態を作り出すことができる。差圧形成機構6Bを採用する場合、正極用復路管110の内径を、負極用復路管111の内径の80%以下とすることが好ましい。
図4には、正極用復路管110を、負極用復路管111よりも複雑に屈曲させることで形成した差圧形成機構6Cが示されている。管の屈曲箇所が多いと、管内を流れる電解液の圧力損失が増大する。図4の場合は、正極用復路管110を負極用復路管111よりも複雑に屈曲させているので、正極用復路管110の圧力損失が負極用復路管111の圧力損失よりも大きくなる。その結果、セルスタック2内の正極電解液の圧力が負極電解液の圧力よりも高くなり、セルスタック2内の隔膜101に作用する正極電解液の圧力が負極電解液の圧力よりも高い差圧状態を作り出すことができる。
図1に示すRF電池1の正極用管路と負極用管路のそれぞれには複数のバルブが存在する。図1では、正極用管路にはバルブ114,116が存在し、負極用管路にはバルブ115,117が存在する。バルブ114〜117は、セルスタック2への電解液の循環を停止する際などに利用される。これらバルブ114〜117を利用して差圧形成機構を形成することもできる。例えば、正極用復路管110のバルブ116を、負極用復路管111のバルブ117よりも絞る(開度を小さくする)ことで、正極用復路管110の圧力損失を負極用復路管111の圧力損失よりも大きくできる。その結果、セルスタック2内の正極電解液の圧力が負極電解液の圧力よりも高くなり、セルスタック2内の隔膜101に作用する正極電解液の圧力が負極電解液の圧力よりも高い差圧状態を作り出すことができる。
なお、バルブ114〜117の位置は図1に示される位置に限定されない。また、図1では正極用管路と負極用管路のそれぞれに2つずつのバルブが存在するが、バルブの数はこれに限定されない。例えば、正極用管路と負極用管路のそれぞれが3つ以上のバルブを備えていても良いし、1つずつバルブを備えていても良い。
図1に示すポンプ(正極用送液装置)112からの正極電解液の送液量を、ポンプ(負極用送液装置)113からの負極電解液の送液量よりも大きくすることで差圧形成機構を形成しても良い。電解液の送液量は、ポンプ112,113の出力によって調節することができる。図1の構成では、各ポンプ112,113にポンプ制御部(流量制御部)5が繋がっており、各ポンプ112,113の相対的な出力の調整を精度良く行うことができるようになっている。各ポンプ112,113の出力は、予め試験用のRF電池1を用いて求めた値に基づいてポンプ制御部5が制御すれば良い。このポンプ112,113からの送液量の調節によっても、セルスタック2内の正極電解液の圧力が負極電解液の圧力よりも高くなり、セルスタック2内の隔膜101に作用する正極電解液の圧力が負極電解液の圧力よりも高い差圧状態を作り出すことができる。
図1に示すRF電池1は、正極用復路管110の途中に設けられる正極用熱交換器4Pと、負極用復路管111の途中に設けられる負極用熱交換器4Nと、を備える。これら熱交換器4P,4Nによっても差圧形成機構6D(図5参照)を形成することができる。
図1の正極用タンク106を負極用タンク107よりも高く配設することで、上記差圧状態を形成することもできる。また、正極用復路管110を負極用復路管111より高い位置に取回すことでも上記差圧状態を形成することができる。
以上説明した各差圧形成機構は、単独あるいは組み合わせて用いることができる。例えば、正極用管路と負極用管路の長さが異なる構成と、正極用管路と負極用管路の太さが異なる構成と、を組み合わせると、所望の差圧状態を形成し易い。さらに、正極用管路と負極用管路の管路長と管路径が異なることに加えて、正極側のポンプ(正極用送液装置)と負極側のポンプ(負極用送液装置)の送液量が異なる構成は、上記差圧状態の微妙な調整が可能となるため、好ましい。
ここで、第一の差圧形成機構を備える本実施形態では、セルスタック2内における正極電解液の流路と負極電解液の流路は構成上同一である。セルスタック2内の流路を変化させるには、図11のセルフレーム120の構成を変化させなければならない。セルフレーム120の作製には金型が必要なので、セルフレーム120の変更は容易ではないからである。一方、上述の通り、本実施形態における第一の差圧形成機構は、正極用循環機構3Pと負極用循環機構3Nとに構成上の差異を設けることで容易に形成できる。
上記各差圧形成機構を単独、あるいは組み合わせた試験用のRF電池1を作製する。そして、その試験用のRF電池1の隔膜101における圧力をモニタリングしながら、セルスタック2内に正極電解液と負極電解液を循環させる。そのモニタリング結果に基づいて、RF電池1の各部の形状・寸法の再調整を行ったり、ポンプ112,113の出力を変化させ、各部の形状・寸法の最適値やポンプ112,113の出力の最適値を決定する。その最適値に基づいて設計されたRF電池1を用いれば、隔膜101に作用する正極電解液の圧力を、隔膜101に作用する負極電解液の圧力よりも高くすることができる。
RF電池1を停止する、即ち電解液の循環を停止する際にも、前記差圧状態を維持することが好ましい。例えば、差圧状態が維持されるように、両ポンプ112,113の出力を弱めていき、両ポンプ112,113を同時に停止する。その際、両ポンプ112,113が停止するまでの間、正極側のポンプ112からの送液量が負極側のポンプ113からの送液量よりも大きくなるように両ポンプ112,113の出力を調節することで、電解液の循環が止まるまで差圧状態を維持することができる。あるいは、両ポンプ112,113の出力を弱めていき、負極側のポンプ113を正極側のポンプ112よりも先に停止することでも、電解液の循環が止まるまで差圧状態を維持することができる。後者の手法は、負極側のポンプ113が停止した後も暫くは正極側のポンプ112を動かしておく手法と言い換えることもできる。
実施形態2では、図1に示すRF電池1において、セルスタック2内に正極電解液と負極電解液を循環させる際、隔膜101に作用する負極電解液の圧力が正極電解液の圧力よりも高い差圧状態(隔膜101に対して、図1の電池セル100中の白抜き矢印の方向に圧力が作用する状態)を作り出す第二の差圧形成機構を備える構成を説明する。第二の差圧形成機構以外の構成は、実施形態1と同様であるため、その説明を省略する。
隔膜101に作用する負極電解液の圧力が正極電解液の圧力よりも高い第二の差圧形成機構は、RF電池1に備わる既存の部材の構成(主として寸法)を変えること、具体的には正極用循環機構3Pと負極用循環機構3Nとに構成上の差異を設けることで形成される。以下、第二の差圧形成機構の一形態を図6〜図9に基づいて説明する。図6〜図8ではタンク、ポンプ及びバルブを省略し、図9ではさらにセルスタックも省略している。
図6には、負極用復路管111を、正極用復路管110よりも長くすることで形成した差圧形成機構6Eが示されている。管を長くすると、管内を流れる電解液の圧力損失が増大する。図6の場合は、負極用復路管111を正極用復路管110よりも長くしているので、負極用復路管111の圧力損失が正極用復路管110の圧力損失よりも大きくなる。その結果、セルスタック2内の負極電解液の圧力が正極電解液の圧力よりも高くなり、セルスタック2内の隔膜101に作用する負極電解液の圧力が正極電解液の圧力よりも高い差圧状態を作り出すことができる。
図7には、負極用復路管111を、正極用復路管110よりも細くすることで形成した差圧形成機構6Fが示されている。管を細くすると、管内を流れる電解液の圧力損失が増大する。図7の場合は、負極用復路管111を正極用復路管110よりも細くしているので、負極用復路管111の圧力損失が正極用復路管110の圧力損失よりも大きくなる。その結果、セルスタック2内の負極電解液の圧力が正極電解液の圧力よりも高くなり、セルスタック2内の隔膜101に作用する負極電解液の圧力が正極電解液の圧力よりも高い差圧状態を作り出すことができる。差圧形成機構6Fを採用する場合、負極用復路管111の内径を、正極用復路管110の内径の80%以下とすることが好ましい。
図8には、負極用復路管111を、正極用復路管110よりも複雑に屈曲させることで形成した差圧形成機構6Gが示されている。管の屈曲箇所が多いと、管内を流れる電解液の圧力損失が増大する。図8の場合は、負極用復路管111を正極用復路管110よりも複雑に屈曲させているので、負極用復路管111の圧力損失が正極用復路管110の圧力損失よりも大きくなる。その結果、セルスタック2内の負極電解液の圧力が正極電解液の圧力よりも高くなり、セルスタック2内の隔膜101に作用する負極電解液の圧力が正極電解液の圧力よりも高い差圧状態を作り出すことができる。
図1に示すRF電池1の正極用管路と負極用管路のそれぞれには複数のバルブが存在する。図1では、正極用管路にはバルブ114,116が存在し、負極用管路にはバルブ115,117が存在する。バルブ114〜117は、セルスタック2への電解液の循環を停止する際などに利用される。これらバルブ114〜117を利用して差圧形成機構を形成することもできる。例えば、負極用復路管111のバルブ117を、正極用復路管110のバルブ116よりも絞る(開度を小さくする)ことで、負極用復路管111の圧力損失を正極用復路管110の圧力損失よりも大きくできる。その結果、セルスタック2内の負極電解液の圧力が正極電解液の圧力よりも高くなり、セルスタック2内の隔膜101に作用する負極電解液の圧力が正極電解液の圧力よりも高い差圧状態を作り出すことができる。
なお、バルブ114〜117の位置は図1に示される位置に限定されない。また、図1では正極用管路と負極用管路のそれぞれに2つずつのバルブが存在するが、バルブの数はこれに限定されない。例えば、正極用管路と負極用管路のそれぞれが3つ以上のバルブを備えていても良いし、1つずつバルブを備えていても良い。
図1に示すポンプ(負極用送液装置)113からの負極電解液の送液量を、ポンプ(正極用送液装置)112からの正極電解液の送液量よりも大きくすることで差圧形成機構を形成しても良い。電解液の送液量は、ポンプ112,113の出力によって調節することができる。図1の構成では、各ポンプ112,113にポンプ制御部5が繋がっており、各ポンプ112,113の相対的な出力の調整を精度良く行うことができるようになっている。各ポンプ112,113の出力は、予め試験用のRF電池1を用いて求めた値に基づいてポンプ制御部5が制御すれば良い。このポンプ112,113からの送液量の調節によっても、セルスタック2内の負極電解液の圧力が正極電解液の圧力よりも高くなり、セルスタック2内の隔膜101に作用する負極電解液の圧力が正極電解液の圧力よりも高い差圧状態を作り出すことができる。
図1に示すRF電池1は、正極用復路管110の途中に設けられる正極用熱交換器4Pと、負極用復路管111の途中に設けられる負極用熱交換器4Nと、を備える。これら熱交換器4P,4Nによっても差圧形成機構6H(図9参照)を形成することができる。
図1の負極用タンク107を正極用タンク106よりも高く配設することで、上記差圧状態を形成することもできる。また、負極用復路管111を正極用復路管110より高い位置に取回すことでも上記差圧状態を形成することができる。
以上説明した各差圧形成機構は、単独あるいは組み合わせて用いることができる。例えば、正極用管路と負極用管路の長さが異なる構成、管路の太さが異なる構成と、を組み合わせると、所望の差圧状態を形成し易い。さらに、正極用管路と負極用管路の管路長と管路径が異なることに加えて、正極側のポンプ(正極用送液装置)と負極側のポンプ(負極用送液装置)の送液量が異なる構成は、上記差圧状態の微妙な調整が可能となるため、好ましい。
ここで、第二の差圧形成機構を備える本実施形態では、セルスタック2内における正極電解液の流路と負極電解液の流路は構成上同一である。セルスタック2内の流路を変化させるには、図11のセルフレーム120の構成を変化させなければならない。セルフレーム120の作製には金型が必要なので、セルフレーム120の変更は容易ではないからである。一方、上述の通り、本実施形態における第二の差圧形成機構は、正極用循環機構3Pと負極用循環機構3Nとに構成上の差異を設けることで容易に形成できる。
上記各差圧形成機構を単独、あるいは組み合わせた試験用のRF電池1を作製する。そして、その試験用のRF電池1の隔膜101における圧力をモニタリングしながら、セルスタック2内に正極電解液と負極電解液を循環させる。そのモニタリング結果に基づいて、RF電池1の各部の形状・寸法の再調整を行ったり、ポンプ112,113の出力を変化させ、各部の形状・寸法の最適値やポンプ112,113の出力の最適値を決定する。その最適値に基づいて設計されたRF電池1を用いれば、隔膜101に作用する負極電解液の圧力を、隔膜101に作用する正極電解液の圧力よりも高くすることができる。
RF電池1を停止する、即ち電解液の循環を停止する際にも、前記差圧状態を維持することが好ましい。例えば、差圧状態が維持されるように、両ポンプ112,113の出力を弱めていき、両ポンプ112,113を同時に停止する。その際、両ポンプ112,113が停止するまでの間、負極側のポンプ113からの送液量が正極側のポンプ112からの送液量よりも大きくなるように両ポンプ112,113の出力を調節することで、電解液の循環が止まるまで差圧状態を維持することができる。あるいは、両ポンプ112,113の出力を弱めていき、正極側のポンプ112を負極側のポンプ113よりも先に停止することでも、電解液の循環が止まるまで差圧状態を維持することができる。後者の手法は、正極側のポンプ112が停止した後も暫くは負極側のポンプ113を動かしておく手法と言い換えることもできる。
2 セルスタック
100 電池セル
101 隔膜
102 正極部 103 負極部 104 正極電極 105 負極電極
3P,100P 正極用循環機構
106 正極用タンク 108 正極用往路管 110 正極用復路管
112 ポンプ(正極用送液装置) 114 正極用往路管のバルブ
116 正極用復路管のバルブ
3N,100N 負極用循環機構
107 負極用タンク 109 負極用往路管 111 負極用復路管
113 ポンプ(負極用送液装置) 115 負極用復路管のバルブ
117 負極用復路管のバルブ
4P 正極用熱交換器
40P 冷媒 41P 容器 42P 配管
4N 負極用熱交換器
40N 冷媒 41N 容器 42N 配管
5 ポンプ制御部(流量制御部)
6A,6B,6C,6D,6E,6F,6G,6H 差圧形成機構
120 セルフレーム 121 双極板 122 枠体
123,124 給液用マニホールド 125,126 排液用マニホールド
127 シール部材
190 給排板 210,220 エンドプレート
200 セルスタック 200s サブスタック 230 締付機構
Claims (8)
- 正極電極、負極電極、および隔膜を有する電池セルを複数積層したセルスタックと、
正極電解液を貯留する正極用タンク、前記正極用タンクと前記セルスタックとの間を繋ぐ正極用管路、および前記正極電解液を前記セルスタックに送り出す正極用送液装置を備える正極用循環機構と、
負極電解液を貯留する負極用タンク、前記負極用タンクと前記セルスタックとの間を繋ぐ負極用管路、および前記負極電解液を前記セルスタックに送り出す負極用送液装置を備える負極用循環機構と、
を備えるレドックスフロー電池であって、
前記正極電解液と前記負極電解液を前記セルスタックに循環させたときに、前記隔膜に作用する前記正極電解液の圧力と前記負極電解液の圧力との間に差がある差圧状態を作り出すために、前記正極用管路の圧力損失、および前記負極用管路の圧力損失のいずれか一方を他方よりも大きくする差圧形成機構を備えるレドックスフロー電池。 - 前記正極用管路は、前記正極用タンクから前記セルスタックに前記正極電解液を供給する正極用往路管、および前記セルスタックから前記正極用タンクに前記正極電解液を排出する正極用復路管を備え、
前記負極用管路は、前記負極用タンクから前記セルスタックに前記負極電解液を供給する負極用往路管、および前記セルスタックから前記負極用タンクに前記負極電解液を排出する負極用復路管を備え、
前記正極用復路管の圧力損失、および前記負極用復路管の圧力損失のいずれか一方が他方よりも大きい請求項1に記載のレドックスフロー電池。 - 前記正極用管路の長さ、および前記負極用管路の長さのいずれか一方が他方よりも長い請求項1または請求項2に記載のレドックスフロー電池。
- 前記正極用管路の太さ、および前記負極用管路の太さのいずれか一方が他方より細い請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のレドックスフロー電池。
- 前記正極用管路、および前記負極用管路のいずれか一方が他方よりも複雑に屈曲している請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のレドックスフロー電池。
- 前記正極用管路と前記負極用管路とはそれぞれバルブを備え、
前記正極用管路のバルブ、および前記負極用管路のバルブのいずれか一方が他方よりも絞られている請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のレドックスフロー電池。 - 前記差圧形成機構は更に、前記正極用送液装置の出力と前記負極用送液装置の出力を制御して、前記正極用送液装置からの送液量、および前記負極用送液装置からの送液量のいずれか一方を他方よりも大きくする流量制御部を備える請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のレドックスフロー電池。
- 前記正極用復路管と前記負極用復路管のいずれか一方に設けられる第一の熱交換器を備え、
他方には熱交換器が設けられていないか、または前記第一の熱交換器よりも圧力損失が小さい第二の熱交換器が設けられている請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載のレドックスフロー電池。
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