JP6540362B2 - 透析システム、その制御方法およびプログラム - Google Patents

透析システム、その制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本開示は、透析システムに関し、特に、使用済透析液のサンプリングを行なう透析システム、その制御方法、およびそのような透析システムを制御するコンピュータによって実行されるプログラムに関する。
従来、透析システムでは、血液透析器に新鮮な透析液が流入され、そして、血液透析器において血液中の不要物が透析液へと移動し、そして、血液透析器から使用済の透析液が排出される。このような透析システムには、たとえば特許文献1および特許文献2などに開示されるように、透析治療における不要物の除去量を追跡するために、使用済の透析液のサンプリングを行なうものがある。
特開平06−296685号公報 特開2010−252962号公報
透析システムでは、患者の体内の水分量を急激に変化させないために、血液透析器への新鮮透析液の流入量と血液透析器からの使用済透析液の排出量とを一定とすることが好ましい。そして、流入量と排出量とが一定となるように、給液側のポンプと排液側のポンプとはバランス制御されるため、サンプリング位置は当該バランスを崩さないよう透析装置の外部に設けられている。しかしながら、血液透析器の使用済透析液出口から透析装置の外部までは、(比較的長い流路を経由し、特に)排液側のポンプで一旦貯蔵された後に排出される。このため、タイムラグが生じ、除去量がサンプリングにおいて直接反映されない可能性もある。
このことから、サンプリング位置は血液透析器の使用済透析液出口の近傍に設けられることが好ましいと考えられる。しかしながら、サンプリング位置が透析液装置と排出ポンプとの間に設けらることは、上記の流入量と排出量との間のバランスを崩す。つまり、上記サンプリングによって、血液透析器から使用済透析液が設定された量より余分に排出される。これにより、患者の身体に負担がかかる恐れがある。
本開示は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、透析システムにおいて、使用済透析液のサンプリングを行ないつつ、患者の身体にかかる負担を増加させないことである。
本開示のある局面に従うと、血液透析器と、血液透析器に血液を流入し、また、血液透析器から血液を流出させるための血液回路と、血液透析器に新鮮透析液を流入し、また、血液透析器から使用済透析液を排出するための透析液回路と、透析液回路へ新鮮透析液を流入させる流入部と、透析液回路から使用済透析液を排出させる排出部と、流入部および排出部の動作を制御するための制御部と、透析液回路の血液透析器より下流側かつ排出部より上流における使用済透析液のサンプリングがなされたときの、サンプリングされる使用済透析液の量を検出する検出部とを備え、制御部は、サンプリングがなされているときには、サンプリングされた使用済透析液の量と排出部による使用済透析液の排出量との和が流入部による新鮮透析液の流入量と除水量との和に等しくなるように、流入部および排出部を制御し、サンプリングがなされていないときには、排出部による使用済透析液の排出量が流入部による新鮮透析液の流入量と除水量との和に等しくなるように、流入部および排出部を制御する、透析システムが提供される。なお、除水がされない場合には、除水量は0とされる。
好ましくは、透析システムは、サンプリングが実行されるタイミングを特定する情報を格納する記憶部をさらに備え、制御部は、記憶部に格納されている情報に基づいて、サンプリングがなされているか否かを特定する。
好ましくは、透析システムは、サンプリングの実行の指示を受け付ける操作部をさらに備え、制御部は、操作部に対する指示の有無に基づいて、サンプリングがなされたか否かを特定する。
好ましくは、検出部は、サンプリング用の経路における使用済透析液の流量を検出し、制御部は、検出部によって検出される流量が一定の値を超えたか否かに基づいて、サンプリングがなされたか否かを特定する。
好ましくは、制御部は、1回のサンプリングの実行に応じて、排出部による、予め定められた時間内の使用済透析液の排出量を予め定められた量だけ低下させる。
好ましくは、流入部および排出部は、ビスカスコントロール方式に従って、血液透析器への透析液の流入および血液透析器からの透析液の排出を実行する。
本開示の他の局面に従うと、血液透析器と、血液透析器に血液を流入し、また、血液透析器から血液を流出させるための血液回路と、血液透析器に新鮮透析液を流入し、また、血液透析器から使用済透析液を排出するための透析液回路と、透析液回路へ新鮮透析液を流入させる流入部と、透析液回路から使用済透析液を排出させる排出部とを備える透析システムの制御方法が提供される。制御方法は、透析液回路の血液透析器より下流側かつ排出部より上流における使用済透析液のサンプリングがなされているか否かを判断するステップと、サンプリングがなされているときに、サンプリングされた使用済透析液の量と排出部による使用済透析液の排出量との和が流入部による新鮮透析液の流入量と除水量との和に等しくなるように、流入部および排出部を制御するステップと、サンプリングがなされていないときに、排出部による使用済透析液の排出量が流入部による新鮮透析液の流入量と除水量との和に等しくなるように、流入部および排出部を制御するステップとを備える。
本開示のさらに他の局面に従うと、血液透析器と、血液透析器に血液を流入し、また、血液透析器から血液を流出させるための血液回路と、血液透析器に新鮮透析液を流入し、また、血液透析器から使用済透析液を排出するための透析液回路と、透析液回路へ新鮮透析液を流入させる流入部と、透析液回路から使用済透析液を排出させる排出部とを備える透析システムを制御するコンピュータによって実行されるプログラムが提供される。プログラムは、コンピュータに、透析液回路の血液透析器より下流側かつ排出部より上流における使用済透析液のサンプリングがなされているか否かを判断するステップと、サンプリングがなされているときに、サンプリングされた使用済透析液の量と排出部による使用済透析液の排出量との和が流入部による新鮮透析液の流入量と除水量との和に等しくなるように、流入部および排出部を制御するステップと、サンプリングがなされていないときに、排出部による使用済透析液の排出量が流入部による新鮮透析液の流入量と除水量との和に等しくなるように、流入部および排出部を制御するステップとを実行させる。
本開示によれば、サンプリングがなされているときは、その分だけ、使用済透析液の排出量が低減される。
したがって、本開示によれば、サンプリングが行なわれても、サンプリングされた分だけ血液透析器から多くの使用済透析液が排出されることによって患者の身体にかかる負担が増加する、という事態は生じない。
本開示の透析システムにおいて共通する概念を示す図である。 第1の実施の形態の透析システムの構成を示す図である。 第1の実施の形態の透析システムのハードウェア構成を示す図である。 透析システムを用いた透析治療において実行される処理のフローチャートである。 透析の治療のための処理のサブルーチンのフローチャートである。 第2の実施の形態の透析システムにおいて実行される、透析の治療のための処理のサブルーチンのフローチャートである。 第3の実施の形態の透析システムの構成を示す図である。 第3の実施の形態の透析システムのハードウェア構成を示す図である。 第4の実施の形態の透析システムのビスカスチャンバの構造を説明するための図である。 第4の実施の形態の透析システムの構成を示す図である。 第4の実施の形態の透析システムのハードウェア構成を示す図である。 第5の実施の形態の透析システムの構成を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、透析システムの実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[開示の概要]
図1は、本開示の透析システムにおいて共通する概念を示す図である。図1には、透析システムの状態Aと状態Bが示されている。状態Aは、透析システムにおいて、使用済透析液のサンプリングが実行されていない状態を示す。状態Bは、透析システムにおいて、当該サンプリングが実行されている状態を示す。
図1の透析システムは、透析装置60と血液透析器30とを備える。透析システムは、さらに、透析装置60と血液透析器30との間に、上流側透析液ラインDC1および下流側透析液ラインDC2を備える。上流側透析液ラインDC1を介して、透析装置60から血液透析器30へ透析液が導入される。下流側透析液ラインDC2を介して、血液透析器30から透析装置60へ透析液が排出される。透析装置60は、血液透析器30へ透析液を導入する流入用ポンプ24と、血液透析器30から透析液を排出させる排出用ポンプ26とを備える。
下流側透析液ラインDC2上には、サンプリング用ラインDCSが設けられている。サンプリング用ラインDCS上には、電磁弁92、流量計93、および、透析液を貯留するシリンジ91が設けられている。
状態Aにおける矢印DCは、透析システムにおける透析液の流れを示す。状態Aでは、電磁弁92は閉じられている。
状態Bでは、矢印DC,DC2A,DC2Bが、透析システムにおける透析液の流れを示す。状態Bでは、電磁弁92が開かれている。これにより、血液透析器30からの透析液は、矢印DC2Aによって示されるように透析装置60を介して排出されるのに加えて、矢印DC2Bによって示されるようにシリンジ91へ導入される。シリンジ91へ導入された透析液の量は、流量計93によって計測される。
本開示の透析システムでは、状態Aでは、排出用ポンプ26による透析液の排出量が流入用ポンプ24による透析液の導入量と除水量との和に等しくなるように、流入用ポンプ24および排出用ポンプ26が制御される。一方、状態Bでは、排出用ポンプ26による透析液の排出量とシリンジ91においてサンプリングされた透析液の量との和が流入用ポンプ24による透析液の導入量と除水量との和に等しくなるように、流入用ポンプ24および排出用ポンプ26が制御される。
[第1の実施の形態]
<1.透析システムの構成>
図2は、第1の実施の形態の透析システムの一例の構成を示す図である。図2を参照して、透析システムの構成を説明する。
透析システム101は、血液透析器30を有する透析ユニット100と透析装置60とを含む。血液透析器30は、たとえば中空糸膜からなる半透膜等を含む。透析ユニット100は、また、上流側血液ラインBC1および下流側血液ラインBC2を有する血液回路BCと、上流側透析液ラインDC1および下流側透析液ラインDC2を有する透析液回路DCとを備える。
血液透析器30の血液入口BF1には、上流側血液ラインBC1の一端が連結される。上流側血液ラインBC1の他端には、動脈用穿刺針1が設けられている。動脈用穿刺針1は、患者P1の動静脈シャント(動静脈シャントの、非透析時における血流の下流側の部位)に穿刺される。
血液透析器30の血液出口BF2には、下流側血液ラインBC2の一端が連結される。下流側血液ラインBC2の他端には、静脈用穿刺針2が設けられている。静脈用穿刺針2は、患者P1の静脈に穿刺される。
血液回路BCには、血液を送るための血液用ポンプ23と、動脈側ドリップチャンバ41と、静脈側ドリップチャンバ42とが設けられている。血液回路BCでは、患者P1の血液が、血液用ポンプ23によって、動脈から、動脈側ドリップチャンバ41を介して血液透析器30へ導入され、その後、静脈側ドリップチャンバ42を介して、静脈へ戻される。
動脈側ドリップチャンバ41と静脈側ドリップチャンバ42のそれぞれには、患者P1から取り出されて血液回路BC上にある血液の、圧力を測定するための上流側圧力測定装置21と下流側圧力測定装置22とが設けられている。
血液透析器30の透析液入口DF1には、上流側透析液ラインDC1の一端が連結される。上流側透析液ラインDC1の他端は、透析装置60に連結される。透析装置60から透析液入口DF1に、新鮮な透析液が導入される。
血液透析器30の透析液出口DF2には、下流側透析液ラインDC2の一端が連結される。下流側透析液ラインDC2の他端は、透析装置60に連結される。使用後の透析液が、透析液出口DF2から、使用済透析液として、透析装置60へと排出される。
下流側透析液ラインDC2上には、2本のサンプリング用ラインDCS,DCCが設けられている。サンプリング用ラインDCSでは、使用済透析液が、一定の時間間隔でサンプリングされる。サンプリング用ラインDCS上には、電磁弁92、流量計93、およびシリンジ91が設けられている。
サンプリング用ラインDCCでは、使用済透析液が、指示されたタイミングでサンプリングされる。サンプリング用ラインDCC上には、電磁弁82、流量計83、およびシリンジ81が設けられている。
<2.ハードウェア構成>
図3は、第1の実施の形態の透析システム101のハードウェア構成の一例を示す図である。図3を参照して、透析システム101のハードウェア構成を説明する。
図3に示されるように、透析システム101は、上述した、上流側圧力測定装置21、下流側圧力測定装置22、血液用ポンプ23、および流入用ポンプ24に加えて、当該透析システム101の動作を制御するコントローラ10と、記憶装置11とを含む。
コントローラ10は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサを含む。記憶装置11は、たとえば、ハードディスクやフラッシュメモリなどの記録媒体によって実現される。記憶装置11の記憶領域は、コントローラ10のプロセッサが実行するプログラムを記憶するためのプログラム記憶領域111と、当該プログラムの実行に利用される各種のデータ(後述する、所定時間を特定するデータ等)を記憶するためのデータ記憶領域112とを含む。
透析システム101は、さらに、通信装置12と、操作器13と、表示装置14とを含む。通信装置12は、透析システム101が他の機器と通信するために設けられ、たとえば無線送受信装置からなる。操作器13は、透析システム101が外部からの操作を受け付けるために設けられる。そして、操作器13は、たとえば、操作ボタン、および/または、タッチパネルによって実現される。表示装置14は、透析システム101が情報を表示するために設けられる。そして、表示装置14は、たとえば液晶表示装置やプラズマディスプレイ等によって実現される。
透析装置60(図2参照)は、コントローラ10と、記憶装置11と、通信装置12と、操作器13と、表示装置14とを含む。記憶装置11は、透析装置60の本体に固定されていてもよいし、当該本体に対して着脱可能であってもよい。
コントローラ10は、上流側圧力測定装置21、下流側圧力測定装置22、血液用ポンプ23、流入用ポンプ24、および排出用ポンプ26に電気的に接続されている。上流側圧力測定装置21および下流側圧力測定装置22は、コントローラ10に、それぞれの測定値を入力する。そして、コントローラ10は、血液用ポンプ23、流入用ポンプ24、および排出用ポンプ26の動作を制御する。
コントローラ10は、さらに、電磁弁82,92および流量計83,93(図2参照)に電気的に接続されている。コントローラ10は、流量計83,93から計測出力を取得し、また、電磁弁82,92の開閉を制御する。
<3.処理の流れ>
図4は、透析システム101を用いた透析治療においてコントローラ10が実行する処理のフローチャートである。図4に示されるように、透析治療において、コントローラ10は、ステップS10で、プライミングを実行する。プライミングでは、生理食塩水や透析液などの電解質液を用いて血液回路BCおよび血液透析器30が洗浄され、そして、血液回路BCおよび血液透析器30に電解質液が充填される。そして、ステップS20で、コントローラ10は、透析の治療のための処理を実行する。
図5は、透析の治療のための処理(ステップS20)のサブルーチンのフローチャートである。透析の治療のための処理のステップS200で、コントローラ10は、通常制御を実行する。そして、制御はステップS210へ進められる。
ステップS200の通常制御では、血液用ポンプ23によって血液回路BCにおいて血液が循環され、また、流入用ポンプ24および排出用ポンプ26によって透析液回路DCにおいて透析液が流される。図1において状態Aとして示されたように、コントローラ10は、排出用ポンプ26による透析液の排出量が流入用ポンプ24による透析液の導入量と除水量との和に等しくなるように、流入用ポンプ24および排出用ポンプ26を制御する。
ステップS210では、コントローラ10は、前回、後述するステップS220のサンプリング制御が実行されてから所定時間(たとえば15分)が経過したかどうかを判断する。コントローラ10は、まだ所定時間が経過していないと判断すると(ステップS210でNO)、ステップS240へ制御を進める。一方、コントローラ10は、所定時間が経過したと判断すると(ステップS210でYES)、ステップS220へ制御を進める。
なお、上記「所定時間」を特定する情報は、記憶装置11に格納され、また、透析システムにおけるサンプリングが実行されるタイミングを特定する情報の一例である。
ステップS220〜ステップS230の制御は、サンプリング用ラインDCSにおけるサンプリングである。より具体的には、ステップS220で、コントローラ10は、サンプリング制御(1)を実行する。そして、制御はステップS230へ進められる。
ステップS220のサンプリング制御(1)では、シリンジ91に予め定められた第1の量(たとえば、50ml)の使用済透析液が導入されるまで、電磁弁92が開かれる。コントローラ10は、たとえば、電磁弁92を開いた後、流量計93における流量の積分値が第1の量に達すると、電磁弁92を閉じる。なお、コントローラ10は、サンプリング制御(1)において採取する透析液の量を、シリンジ91のプランジャの移動量を調整することによって、調整してもよい。
ステップS230で、コントローラ10は、排出量低減制御(1)を実行する。そして、制御はステップS240へ進められる。
ステップS230の排出量低減制御(1)では、予め定められた時間における排出用ポンプ26による透析液の排出量が、通常制御(ステップS200)における排出量よりも、サンプリング制御(1)においてシリンジ91に貯留された量だけ少なくなるように、排出用ポンプ26の流量が調節される。たとえば、サンプリング制御(1)において50mlの透析液がシリンジ91に貯留された場合には、10秒間、1秒あたり5mlずつ透析液の排出量が減るように、排出用ポンプ26の流量が調節される。
ステップS240〜ステップS260の制御は、サンプリング用ラインDCCにおけるサンプリングである。より具体的には、ステップS240では、コントローラ10は、操作器13にサンプリングの実行を指示する操作が入力されたか否かを判断する。そして、コントローラ10は、当該操作が入力されたと判断すると(ステップS240でYES)、ステップS250へ制御を進める。一方、コントローラ10は、当該操作が入力されていないと判断すると(ステップS240でNO)、ステップS270へ制御を進める。
ステップS250で、コントローラ10は、サンプリング制御(2)を実行する。そして、制御はステップS260へ進められる。
ステップS250のサンプリング制御(2)では、シリンジ81に予め定められた第2の量(たとえば、20ml)の使用済透析液が導入されるまで、電磁弁82が開かれる。コントローラ10は、たとえば、電磁弁82を開いた後、流量計83における流量の積分値が第2の量に達すると、電磁弁82を閉じる。なお、コントローラ10は、サンプリング制御(2)において採取する透析液の量を、シリンジ81のプランジャの移動量を調整することによって、調整してもよい。
ステップS260で、コントローラ10は、排出量低減制御(2)を実行する。そして、制御はステップS270へ進められる。
ステップS260の排出量低減制御(2)では、予め定められた時間における排出用ポンプ26による透析液の排出量が、サンプリング制御(2)においてシリンジ81に貯留された量だけ少なくなるように、排出用ポンプ26の流量が調節される。たとえば、サンプリング制御(2)において20mlの透析液がシリンジ81に貯留された場合には、5秒間、1秒あたり4mlずつ透析液の排出量が減るように、排出用ポンプ26の流量が調節される。
ステップS270で、コントローラ10は、透析治療を終了させる条件(治療終了条件)が成立したか否かを判断する。治療終了条件の一例は、透析治療の処置時間が経過することである。他の例は、サンプリングされた使用済透析液における不要物の濃度が特定の濃度以下であることである。そして、コントローラ10は、まだ治療終了条件が成立していないと判断すると(ステップS270でNO)、ステップS200へ制御を戻す。一方、コントローラ10は、治療終了条件が成立していると判断すると(ステップS270でYES)、ステップS280へ制御を進める。
ステップS280で、コントローラ10は、血液用ポンプ23、流入用ポンプ24、および排出用ポンプ26を停止させて、透析治療を終了させる。ステップS280で、コントローラ10は、表示装置14において治療が終了したことを報知してもよい。ステップS280の制御が完了すると、制御が図4にリターンされ、そして、図4の処理が終了する。
以上説明された第1の実施の形態の透析システムでは、2本のサンプリング用ラインDCS,DCC(図2)において、使用済透析液がサンプリングされる。そして、サンプリングによってシリンジ81またはシリンジ91に貯留された量だけ、排出用ポンプ26を介して排出される使用済透析液の量が減るように、排出用ポンプ26が制御される。
サンプリングに呼応した排出用ポンプ26の排出量の低下は、透析治療の患者において体内の水分量の変化の影響をより小さくするために、サンプリングのタイミングに対して近いタイミングで実現されることが好ましい。そして、当該排出用ポンプ26の排出量の低下は、より短い時間で、サンプリングによって貯留された量を補うように、実現されることが好ましい。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態の透析システムのハードウェア構成は、第1の実施の形態の透析システムのハードウェア構成と同様とすることができる。
第2の実施の形態では、第1の実施の形態に対して、サンプリング用ラインDCC(図2)におけるサンプリングの態様が変更される。より具体的には、第1の実施の形態では、サンプリング用ラインDCCにおけるサンプリングは、操作器13に対する指示が入力されたことによって実行された。第2の実施の形態では、ユーザが手動でサンプリング用ラインDCCにおけるサンプリングを開始する。透析システムは、たとえばサンプリング用ラインDCCの流量計83において特定の値以上の流量が検出されたことに応じて、サンプリング用ラインDCCにおけるサンプリングの開始を検知する。
図6は、第2の実施の形態の透析システムにおいて実行される、透析の治療のための処理のサブルーチンのフローチャートである。図6の処理は、図5に示された処理と比較して、ステップS240,S250,S260の制御が、ステップS242,S244,S262の制御に置き換えられている。
より具体的には、ステップS242では、コントローラ10は、サンプリング用ラインDCCにおいてサンプリングが実行されているか否かを判断する。コントローラ10は、たとえば流量計83によって検出された流量が特定の値以上である場合に、サンプリング用ラインDCCにおいてサンプリングが実行されていると判断する。コントローラ10は、サンプリング用ラインDCCにおいてサンプリングが実行されていると判断すると(ステップS242でYES)、ステップS244へ制御を進める。一方、コントローラ10は、サンプリング用ラインDCCにおいてサンプリングが実行されていないと判断すると(ステップS242でNO)、ステップS270へ制御を進める。
第2の実施の形態では、コントローラ10は、流量計83において検出される流量が特定の値以上であるか否かに基づいて、サンプリング用ラインDCCにおいてサンプリングが実行されているか否かを判断する。
ステップS244では、コントローラ10は、サンプリング用ラインDCCにおけるサンプリングが終了したか否かを判断する。コントローラ10は、たとえば流量計83によって検出された流量が特定の値を下回った場合に、サンプリング用ラインDCCにおけるサンプリングが終了したと判断する。コントローラ10は、当該サンプリングがまだ終了していないと判断すると(ステップS244でNO)、ステップS244に制御を留める。そして、コントローラ10は、当該サンプリングが終了したと判断すると(ステップS244でYES)、ステップS262へ制御を進める。
ステップS262で、コントローラ10は、排出量低減制御(3)を実行する。そして、制御はステップS270へ進められる。
ステップS262の排出量低減制御(3)では、ステップS242においてサンプリングが実行されていると判断されてからステップS244で当該サンプリングが終了したと判断されるまでの期間(手動サンプリング期間)においてシリンジ81に導入された使用済透析液の量だけ、排出用ポンプ26による透析液の排出量が少なくなるように、排出用ポンプ26の流量が調節される。コントローラ10は、シリンジ81に導入された使用済透析液の量を、たとえば流量計83によって検出された流量の積分値に基づいて特定する。上記手動サンプリング期間において、たとえば40mlの透析液がシリンジ81に貯留された場合には、10秒間、1秒あたり4mlずつ透析液の排出量が減るように、排出用ポンプ26の流量が調節される。
ステップS270以降は、第1の実施の形態と同様の制御が実行される。
以上説明された第2の実施の形態では、手動でサンプリングが開始された場合、コントローラ10は、当該サンプリングの開始を検知し、そして、当該サンプリングにおいてシリンジ81に貯留された量だけ透析装置60を介した使用済透析液の排出量を減らす。
図6に示された処理では、コントローラ10は、手動サンプリング期間における貯留された使用済透析液の全量について、一括して、ステップS262において排出用ポンプ26の流量を調節している。なお、コントローラ10は、手動サンプリング期間内の一定時間ごとに、排出用ポンプ26の流量を調節してもよい。
たとえば、手動サンプリング期間が10秒間に及んだ場合、コントローラ10は、最初の5秒においてシリンジ81に貯留された量に基づいて、その直後の5秒における排出用ポンプ26の流量を調整する。コントローラ10は、排出用ポンプ26の流量の調整と並行して、残りの5秒間のシリンジ81における貯留量を検出する。そして、コントローラ10は、その直後の5秒間において、残りの5秒間のシリンジ81における貯留量に基づいて、排出用ポンプ26の流量を調整する。つまり、最初の5秒間は、シリンジ81における前半の貯留量が検出される。次の5秒間は、前半の貯留量に基づいて排出用ポンプ26の排出量が調整されるとともに、シリンジ81における後半の貯留量が検出される。その次の5秒間に、後半の貯留量に基づいて排出用ポンプ26の排出量が調整される。
[第3の実施の形態]
図7は、第3の実施の形態の透析システムの一例の構成を示す図である。第3の実施の形態の透析システムは、図7に示されるように、透析装置60から透析液を動脈側ドリップチャンバ41へ送る補液回路SCをさらに備える。
より具体的には、透析装置60は、補液回路SCを介して、動脈側ドリップチャンバ41に、新鮮な透析液を供給(注入)する。これにより、動脈側ドリップチャンバ41では、患者P1の血液に、補液の一例としての新鮮な透析液が供給される。流入用ポンプ24を含む。また、補液回路SC上には、透析装置60から透析液を動脈側ドリップチャンバ41へ送るための補液用ポンプ25が設けられている。
図8は、第3の実施の形態の透析システム101のハードウェア構成の一例を示す図である。図8に示されるように、コントローラ10は、さらに補液用ポンプ25の動作を制御する。
第3の実施の形態では、第1の実施の形態から、通常制御(図5のステップS200)における制御が変更される。具体的には、コントローラ10は、流入用ポンプ24、補液用ポンプ25、および排出用ポンプ26を、上流側透析液ラインDC1を通して血液透析器30へ送られる透析液の量と、補液回路SCを通して動脈側ドリップチャンバ41へ送られる透析液(補液)の量との和が、下流側透析液ラインDC2を通して透析装置60へ戻される透析液の量と等しくなるように、制御する。なお、除水設定がされる場合には、上流側透析液ラインDC1を通して血液透析器30へ送られる透析液の量と、補液回路SCを通して動脈側ドリップチャンバ41へ送られる透析液(補液)の量と除水設定量との和が、下流側透析液ラインDC2を通して透析装置60へ戻される透析液の量と等しくなるように制御される。
そして、第3の実施の形態におけるステップS230(図5)の排出量低減制御(1)は、第1の実施の形態と同様に実行される。つまり、排出量低減制御(1)では、予め定められた時間における排出用ポンプ26による透析液の排出量が、上記された通常制御における排出量よりも、サンプリング制御(1)においてシリンジ91に貯留された量だけ少なくなるように、排出用ポンプ26の流量が調節される。
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態の透析システムは、ビスカスチャンバを備え、ビスカスコントロール方式に従って血液透析器への透析液の流入および血液透析器からの透析液の排出を実行する。つまり、第4の実施の形態の透析システムでは、第1の実施の形態の流入用ポンプ24と排出用ポンプ26が、当該ビスカスチャンバ内のビスカスポンプによって実現される。
図9は、第4の実施の形態の透析システムのビスカスチャンバの構造を説明するための図である。図9に示されるように、ビスカスチャンバ70は、新鮮透析液室71と、使用済透析液室72と、ビスカス室73とを含む。新鮮透析液室71には、新鮮透析液が充填される。新鮮透析液室71は、透析装置60内の新鮮透析液の貯留部に連結されている弁71Aと、血液透析器30(上流側透析液ラインDC1)に連結されている弁71Bとを備える。新鮮透析液は、弁71Aを介して、透析装置60から新鮮透析液室71へ充填され(図9中の「(1)充填」)、また、弁71Bを介して、新鮮透析液室71から血液透析器30へ充填される(図9中の「(2)充填」)。
使用済透析液室72には、使用済透析液が充填される。使用済透析液室72は、血液透析器30(下流側透析液ラインDC2)に連結されている弁72Aと、透析装置60内の使用済透析液の貯留部に連結されている弁72Bとを備える。使用済透析液は、弁72Aを介して、血液透析器30から使用済透析液室72へ排出され(図9中の「(3)排出」)、また、弁72Bを介して、使用済透析液室72から透析装置60へ排出される(図9中の「(4)排出」)。
ビスカスポンプ75では、2つのグループの工程が交代に実施される。1つ目のグループは、図9中の「(1)充填」と「(4)排出」である。1つ目のグループの工程では、ビスカスポンプ75は、血液透析器30とは連通されない。2つ目のグループは、図9中の「(2)充填」と「(3)排出」である。2つ目のグループの工程では、ビスカスポンプ75は、血液透析器30と連通される。2つのグループの工程間の切換のために、弁71A,71Bおよび弁72A,72Bの開閉が切換えられる。
ビスカス室73には、シリコンオイルが入っている。ビスカス室73は、新鮮透析液室71と使用済透析液室72との間に挟まれている。これらの3室は、柔軟な膜で隔てられている。ビスカスポンプ75では、これらの3室のそれぞれの容量は変化可能である。ただし、これらの3室の容量の合計は一定である。ビスカス室73の容量は、ビスカスポンプ(後述する「ビスカスポンプ75」)によってビスカス室73内のシリコンオイルの量が調整されることにより、調整される。新鮮透析液室71および使用済透析液室72では、ビスカス室73における容量の変化量に応じた大きさの正圧または負圧が生じる。当該正圧または負圧の大きさの量だけ、新鮮透析液室71に透析液が導入され、また、新鮮透析液室71から透析液が排出される。
図10は、第4の実施の形態の透析システムの一例の構成を示す図である。図10に示されるように、第4の実施の形態の透析システムは、流入用ポンプ24と排出用ポンプ26の代わりに、ビスカスチャンバ70が設けられている。ビスカスチャンバ70は、透析装置60と血液透析器30との間に、配置されている。2本のサンプリング用ラインDCS,DCCは、ビスカスチャンバ70と血液透析器30との間に、配置されている。
図11は、第4の実施の形態の透析システムのハードウェア構成の一例を示す図である。図11に示されるように、第4の実施の形態の透析システムは、第1の実施の形態の流入用ポンプ24および排出用ポンプ26の代わりに、ビスカスポンプ75と弁制御部79とを備える。弁制御部79は、弁71A,71Bおよび弁72A,72Bの開閉を切り替える。
第4の実施の形態の透析システムにおいても、第1の実施の形態の透析システムと同様に、2本のサンプリング用ラインDCS,DCCにおいて、使用済透析液がサンプリングされる。そして、第4の実施の形態では、サンプリングによってシリンジ81またはシリンジ91に貯留された量だけ、使用済透析液室72を介して血液透析器30から排出される使用済透析液の量が減るように、ビスカスポンプ75が制御される。
[第5の実施の形態]
図2,7,10に示されたように、第1〜第4の実施の形態では、2本のサンプリング用ラインDCS,DCCは、同じ下流側透析液ラインDC2上に配置されていた。第5の実施の形態の透析システムでは、図12に示されるように、これらの2本のサンプリング用ラインDCS,DCCは、別々のライン上に設けられる。図12は、第5の実施の形態の透析システムの一例の構成を示す図である。
図12に示された透析システムは、図11に示された透析システムと比較して、下流側透析液ラインDC2は、ラインDC21とラインDC22に分岐されている。ラインDC21上に、サンプリング用ラインDCSが設けられている。また、ラインDC22上にサンプリング用ラインDCCが設けられている。そして、ラインDC21およびラインDC22は、いずれもビスカスチャンバ70の使用済透析液側の弁72B(図9参照)に連結されている。つまり、ラインDC21およびラインDC22のいずれに導入された使用済透析液も、ビスカスチャンバ70を介して排出される。
今回開示された各実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。また、全ての実施の形態およびその変形例において説明された発明は、可能な限り、単独でも、組合わせても、実施されることが意図される。
1 動脈用穿刺針、2 静脈用穿刺針、10 コントローラ、11 記憶装置、13 操作器、14 表示装置、20 測定装置、21 上流側圧力測定装置、22 下流側圧力測定装置、23 血液用ポンプ、24 流入用ポンプ、25 補液用ポンプ、26 排出用ポンプ、30 血液透析器、41 動脈側ドリップチャンバ、42 静脈側ドリップチャンバ、60 透析装置、70 ビスカスチャンバ、71 新鮮透析液室、72 使用済透析液室、73 ビスカス室、75 ビスカスポンプ、100 透析ユニット、101 透析システム、111 プログラム記憶領域、112 データ記憶領域、BC 血液回路、BC1 上流側血液ライン、BC2 下流側血液ライン、BF1 血液入口、BF2 血液出口、DC 透析液回路、DC1 上流側透析液ライン、DC2 下流側透析液ライン、DF1 透析液入口、DF2 透析液出口、SC 補液回路。

Claims (8)

  1. 血液透析器と、
    前記血液透析器に血液を流入し、また、前記血液透析器から血液を流出させるための血液回路と、
    前記血液透析器に新鮮透析液を流入し、また、前記血液透析器から使用済透析液を排出するための透析液回路と、
    前記透析液回路へ新鮮透析液を流入させる流入部と、
    前記透析液回路から使用済透析液を排出させる排出部と、
    前記流入部および前記排出部の動作を制御するための制御部と、
    前記透析液回路の前記血液透析器より下流側かつ前記排出部より上流における使用済透析液のサンプリングがなされたときの、サンプリングされる使用済透析液の量を検出する検出部とを備え、
    前記制御部は、
    前記サンプリングがなされているときには、サンプリングされた使用済透析液の量と前記排出部による使用済透析液の排出量との和が前記流入部による新鮮透析液の流入量と除水量との和に等しくなるように、前記流入部および前記排出部を制御し、
    前記サンプリングがなされていないときには、前記排出部による使用済透析液の排出量が前記流入部による新鮮透析液の流入量と除水量との和に等しくなるように、前記流入部および前記排出部を制御する、透析システム。
  2. 前記サンプリングが実行されるタイミングを特定する情報を格納する記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、前記記憶部に格納されている情報に基づいて、前記サンプリングがなされているか否かを特定する、請求項1に記載の透析システム。
  3. 前記サンプリングの実行の指示を受け付ける操作部をさらに備え、
    前記制御部は、前記操作部に対する指示の有無に基づいて、前記サンプリングがなされたか否かを特定する、請求項1および請求項2に記載の透析システム。
  4. 前記検出部は、前記サンプリング用の経路における使用済透析液の流量を検出し、
    前記制御部は、前記検出部によって検出される流量が一定の値を超えたか否かに基づいて、前記サンプリングがなされたか否かを特定する、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の透析システム。
  5. 前記制御部は、1回の前記サンプリングの実行に応じて、前記排出部による、予め定められた時間内の使用済透析液の排出量を予め定められた量だけ低下させる、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の透析システム。
  6. 前記流入部および前記排出部は、ビスカスコントロール方式に従って、前記血液透析器への透析液の流入および前記血液透析器からの透析液の排出を実行する、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の透析システム。
  7. 血液透析器と、前記血液透析器に血液を流入し、また、前記血液透析器から血液を流出させるための血液回路と、前記血液透析器に新鮮透析液を流入し、また、前記血液透析器から使用済透析液を排出するための透析液回路と、前記透析液回路へ新鮮透析液を流入させる流入部と、前記透析液回路から使用済透析液を排出させる排出部とを備える透析システムをコンピュータによって制御する方法であって、
    前記コンピュータが、
    前記透析液回路の前記血液透析器より下流側かつ前記排出部より上流における使用済透析液のサンプリングがなされているか否かを判断するステップと、
    前記サンプリングがなされているときに、サンプリングされた使用済透析液の量と前記排出部による使用済透析液の排出量との和が前記流入部による新鮮透析液の流入量と除水量との和に等しくなるように、前記流入部および前記排出部を制御するステップと、
    前記サンプリングがなされていないときに、前記排出部による使用済透析液の排出量が前記流入部による新鮮透析液の流入量と除水量との和に等しくなるように、前記流入部および前記排出部を制御するステップとを備える、透析システムの制御方法。
  8. 血液透析器と、前記血液透析器に血液を流入し、また、前記血液透析器から血液を流出させるための血液回路と、前記血液透析器に新鮮透析液を流入し、また、前記血液透析器から使用済透析液を排出するための透析液回路と、前記透析液回路へ新鮮透析液を流入させる流入部と、前記透析液回路から使用済透析液を排出させる排出部とを備える透析システムを制御するコンピュータによって実行されるプログラムであって、
    前記プログラムは、前記コンピュータに、
    前記透析液回路の前記血液透析器より下流側かつ前記排出部より上流における使用済透析液のサンプリングがなされているか否かを判断するステップと、
    前記サンプリングがなされているときに、サンプリングされた使用済透析液の量と前記排出部による使用済透析液の排出量との和が前記流入部による新鮮透析液の流入量と除水量との和に等しくなるように、前記流入部および前記排出部を制御するステップと、
    前記サンプリングがなされていないときに、前記排出部による使用済透析液の排出量が前記流入部による新鮮透析液の流入量と除水量との和に等しくなるように、前記流入部および前記排出部を制御するステップとを実行させる、プログラム。
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