JP6561365B2 - 自動車用ドアロック装置 - Google Patents
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Description
本発明は、ドアに設けられるキーシリンダ錠のキー操作に基づいて、中立位置からアンロック方向及びロック方向へ回動可能なキー回動部材と、前記キー回動部材に連結され、前記ドアに設けられるドアハンドルのドア開操作を有効化するアンロック状態及び無効化するロック状態に切り替え可能なロック機構と、前記キー回動部材がロック方向へ予め定めたロック検出角度回動したこと、及びアンロック方向へ予め定めたアンロック検出角度回動したことを検知可能なキースイッチと、前記ロック機構をアンロック状態からロック状態及びその逆へ切替可能な電動式のアクチュエータと、を備え、前記キー回動部材は、ロック方向へ回動することにより、ロック方向の回動を前記ロック機構に伝達する以前に前記ロック検出角度回動可能であり、前記アクチュエータは、前記キースイッチが前記ロック検出角度回動を検知したことに基づいて、前記ロック機構をロック状態に切り替える駆動を行い、前記キー回動部材は、アンロック方向へ回動することにより、アンロック方向の回動を前記ロック機構に伝達する直後に前記アンロック検出角度回動可能であり、前記アクチュエータは、前記キースイッチが前記アンロック検出角度回動を検知したことに基づいて、前記ロック機構をアンロック状態に切り替える駆動を行うことを特徴とする。
なお、サブキーレバー9のカム孔91及びアクセスキーレバー8の摺動ピン81は、本発明に係るカム連係手段を構成する。
(a)ロック状態において、キースイッチ16のアンロック信号及びユーザ携帯の操作スイッチ(図示略)のアンロック操作に基づいて、モータ14のアンロック駆動制御を行う。
(b)アンロック状態において、キースイッチ16のロック信号及び操作スイッチのロック操作に基づいて、モータ14のロック駆動制御を行う。
(c)カーテシスイッチDSWがドア開状態を検知しているとき、ロックノブのロック操作に基づいてロック状態となってポジションスイッチ17のロック信号を受信すると、ロック機構を強制的にアンロック状態に戻すために、モータ14のアンロック駆動制御を行う。このようにすると、キーの車内閉じ込みを防止できる。
(d)キーシリンダ錠KC又は操作スイッチのロック操作に基づいて、ロック機構がロック状態に切り替わった状態で、カーテシスイッチDSWがドア閉状態を検知している状態、すなわち、ユーザが車両外部からロック操作した状態にある場合に限って、ポジションスイッチ17のアンロック信号を受信すると、車両搭載のホーン等から所定の警報音を発生させる制御を行う。このようにすると、ドアが閉状態で、ロック状態にある場合、外部から不正行為によりロックノブがアンロック操作されてアンロック状態に切り替えられる事態が発生した際、警報音を発生させて窃盗行為を抑止することができる。
したがって、ドアが閉鎖状態で、かつロック状態であっても、当該ロック状態が車内のユーザによるロックノブのロック操作で行われた場合にあっては、ロックノブをアンロック操作しても警報音が発生しない。
キーによりキーシリンダ錠KCを操作した場合には、ロック機構をアンロック状態及びロック状態に択一的に切り替えることができる。この操作による動作については、段落0051以降で詳細に説明する。
図6に示すように、サブキーレバー9のカム孔91は、摺動ピン81の外径よりも十分大きい長孔形状であって、下端には、アクセスキーレバー8が中立位置にあるとき、摺動ピン81が上方から係合し得る程度の大きさの中立凹部a、上端には、アクセスキーレバー8がアンロック方向へフルストローク位置まで回動した際、摺動ピン81が下方から当接し、アクセスキーレバー8のそれ以上の回動を阻止するフル当接部b、中立凹部aとフル当接部bの左側(前側)を繋ぐ縁には、アクセスキーレバー8が中立位置からアンロック方向へ回動した際、サブキーレバー9が中立位置からアンロック方向へ回動するように、摺動ピン81が摺動するアンロック縁部c、中立凹部aとフル当接部bの右側(後側)を繋ぐ縁には、アクセスキーレバー8が中立位置からロック方向へ回動した際、サブキーレバー9が中立位置からロック方向へ回動するように、摺動ピン81が摺動するロック縁部dがそれぞれ設けられる。
これにより、アンロック操作においては、アンロック初期角度(遊び)を大きくすることで不正行為を抑止することができ、また、ロック操作においては、サブキーレバー9に作用する回転方向への分力が大きくすることで、操作力を低減することができる。
なお、以下の説明で使用する「アンロック初期角度」は、アクセスキーレバー8のアンロック方向の回動がロック機構に伝達される迄の遊び期間であり、「ロック初期角度」は、アクセスキーレバー8のロック方向の回動がロック機構に伝達される迄の遊び期間である。
なお、本実施例では、アンロック初期角度θ1<アンロック検出角度θ2とするが、アンロック初期角度θ1=アンロック検出角度θ2としても良い。
図13に示すアンロック状態において、キーによりキーシリンダ錠KCをロック操作した場合には、アクセスキーレバー8の中立位置からロック方向(図13において反時計方向)への回動に基づいて、図14に示すように、先ずアクセスキーレバー8がロック初期角度θ6(19°)回動すると、摺動ピン81が中立凹部aから抜け出てロック縁部dのロック用レバー比調整部d1に移行する。これにより、アクセスキーレバー8の回動操作力が低減されてサブキーレバー9に伝達され、サブキーレバー9は、ロック方向へロック初期角度θ6よりも小さい角度回動し、サブキーレバー9の第2アーム部95がキースイッチ16の検知アーム161に接触して、キースイッチ16がロック側にオンする。すなわち、キーシリンダ錠KCのロック方向への操作においては、キースイッチ16がロック側にオンするロック検出角度とロック初期角度θ6とが略同角度に設定される。
(i)キー回動部材を、アクセスキーレバー8とサブキーレバー9とを一体構成とする。
(ii)カム連係手段において、摺動ピン81をサブキーレバー9に設け、カム孔91をアクセスキーレバー8に設ける。
(iii)ロック機構を、本実施形態以外の構成とする。
(iv)カム孔91の形状を適宜変更する。
(v)キー操作によるアクセスキーレバー8の回動角度を適宜変更する。
(vi)上記(i)〜(v)を適宜組み合わせる。
3 操作ユニット 4 噛合ハウジング
6 操作ハウジング 8 アクセスキーレバー(キー回動部材)
81 摺動ピン(カム連係手段) 9 サブキーレバー(キー回動部材)
91 カム孔(カム連係手段) 92 ロック係合部
93 アンロック係合部 94 第1アーム部
95 第2アーム部 10 コネクトレバー(ロック機構)
101 突部 11 ロックレバー(ロック機構)
12 リフトリンク(ロック機構) 14 モータ(アクチュエータ)
15 ウォームホイール(アクチュエータ) 16 キースイッチ
17 ポジションスイッチ 21 オーバーセンタスプリング
a 中立凹部 b フル当接部
c アンロック縁部 c1 アンロック用レバー比調整部
c2 アンロック作用部 d ロック縁部
d1 ロック用レバー比調整部 d2 ロック作用部
KC キーシリンダ錠 θ1 アンロック初期角度
θ2 アンロック検出角度 θ6 ロック初期角度(ロック検出角度)
Claims (5)
- ドアに設けられるキーシリンダ錠のキー操作に基づいて、中立位置からアンロック方向及びロック方向へ回動可能なキー回動部材と、
前記キー回動部材に連結され、前記ドアに設けられるドアハンドルのドア開操作を有効化するアンロック状態及び無効化するロック状態に切り替え可能なロック機構と、
前記キー回動部材がロック方向へ予め定めたロック検出角度回動したこと、及びアンロック方向へ予め定めたアンロック検出角度回動したことを検知可能なキースイッチと、
前記ロック機構をアンロック状態からロック状態及びその逆へ切替可能な電動式のアクチュエータと、を備え、
前記キー回動部材は、ロック方向へ回動することにより、ロック方向の回動を前記ロック機構に伝達する以前に前記ロック検出角度回動可能であり、
前記アクチュエータは、前記キースイッチが前記ロック検出角度回動を検知したことに基づいて、前記ロック機構をロック状態に切り替える駆動を行い、
前記キー回動部材は、アンロック方向へ回動することにより、アンロック方向の回動を前記ロック機構に伝達する直後に前記アンロック検出角度回動可能であり、
前記アクチュエータは、前記キースイッチが前記アンロック検出角度回動を検知したことに基づいて、前記ロック機構をアンロック状態に切り替える駆動を行うことを特徴とする自動車用ドアロック装置。 - 前記ロック検出角度を、前記アンロック検出角度よりも小としたことを特徴とする請求項1記載の自動車用ドアロック装置。
- 前記キー回動部材は、前記キーシリンダ錠に連結されるアクセスキーレバーと、当該アクセスキーレバーにカム連係手段を介して連結されるサブキーレバーを含み、
前記カム連係手段は、前記アクセスキーレバー又は前記サブキーレバーのいずれか一方に設けられる摺動ピンと、前記アクセスキーレバー又は前記サブキーレバーのいずれか他方に設けられ前記摺動ピンが摺動可能に係合するカム孔とを含み、前記摺動ピンが前記アクセスキーレバーのロック方向への回動に伴って前記カム孔のロック縁部を摺動することにより前記アクセスキーレバーのロック方向の回動を前記サブキーレバーに伝達し、前記摺動ピンが前記アクセスキーレバーのアンロック方向への回動に伴って前記カム孔のアンロック縁部を摺動することにより前記アクセスキーレバーのアンロック方向の回動を前記サブキーレバーに伝達することを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車用ドアロック装置。 - 前記カム孔の前記ロック縁部及び前記アンロック縁部に、前記アクセスキーレバーの回動操作力を前記サブキーレバーに低減して伝達可能なレバー比調整部を設けたことを特徴とする請求項3記載の自動車用ドアロック装置。
- 前記カム孔は、前記アクセスキーレバーが中立位置にあるとき、前記摺動ピンが係合することにより、前記サブキーレバーを中立位置に保持可能な中立凹部を有することを特徴とする請求項3又は4に記載の自動車用ドアロック装置。
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