JP6565115B2 - 動物用保定装置 - Google Patents
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Description
本発明の目的は、ブタ、ウシ、ヒツジ、ヤギなどの動物を安全に且つ衛生的に保定でき、軽トラックなどで運搬可能なほどに小型且つ軽量な動物用保定装置を提供することである。
第一アンダーフレーム上に設けられた第一昇降装置、
第一昇降装置に支えられ且つ長手側端部a1が第一アンダーフレームの長手側端部に平行な一つの第一固定天板、
二つの第一可動天板、
第一固定天板の二つの長手側端部a1のそれぞれに一つずつ第一可動天板の側端部b1を回動可能に連結するための第一ヒンジ部材、
第一可動天板の板面を所定角度に傾斜した状態に固定することができる第一ステー部材、および
仰臥または横臥にした動物の肢を保定するための第一保定部材を有し、
第一可動天板の側端部b1に対向する位置にある側端部c1が第一保定部材を着脱可能に取り付けるための形状を成しており、且つ
第一ヒンジ部材の末端部若しくは第一固定天板の短手側端部または第一アンダーフレームの短手側端部が補助保定装置を着脱可能に連結するための形状を成している、
動物用保定装置。
〔3〕 第一保定部材は、環状の形を有する遠位端部と、該遠位端部を支え且つ前記第一可動天板の側端部c1に着脱可能に取り付けるための形状を有する近位端部とを有する部材である、〔1〕に記載の動物用保定装置。
〔5〕 前記シートは加温手段を有する、〔4〕に記載の動物用保定装置。
〔6〕 前記第一可動天板は、側端部c1の天面側に前記シートの縁を収納できる折り返し溝を有する、〔4〕または〔5〕に記載の動物用保定装置。
〔8〕 傾斜した状態になった前記二つの第一可動天板および前記一つの第一固定天板によって、動物を仰臥または横臥にすることができる台形凹溝が形成される、〔1〕〜〔7〕のいずれかひとつに記載の動物用保定装置。
〔9〕 動物が四肢動物である、〔1〕〜〔8〕のいずれかひとつに記載の動物用保定装置。
キャスタを備えた第二アンダーフレーム、
第二アンダーフレーム上に設けられた第二昇降装置、
第二昇降装置に支えられ且つ長手側端部a2が第二アンダーフレームの短手側端部に平行な一つの第二固定天板、
二つの第二可動天板、
第二固定天板の二つの長手側端部a2のそれぞれに一つずつ第二可動天板の側端部b2を回動可能に連結するための第二ヒンジ部材、および
第二可動天板の板面を所定角度に傾斜した状態に固定することができる第二ステー部材を有し、
第二ヒンジ部材の末端部若しくは第二固定天板の短手側端部、または第二アンダーフレームの長手側端部が、第一ヒンジ部材の末端部若しくは第一固定天板の短手側端部、または第一アンダーフレームの短手側端部と着脱可能に連結するための形状を成している、
〔1〕〜〔9〕のいずれかひとつに記載の動物用保定装置。
〔11〕 第一アンダーフレームと第二アンダーフレームとの間の距離を保つように固定するための第一連結部材と、
第二ヒンジ部材の回動軸と第一ヒンジ部材の回動軸とが同一の軸線上に保たれるように固定するための第二連結部材と
をさらに有する、〔10〕に記載の動物用保定装置。
一つの第二主天板と第二主天板の両側端に可動または固定で連結された二つの第二側天板と連結部材とを有するものであって、一つの水平な第二主天板と二つの傾斜した第二側天板とによって動物を仰臥または横臥にすることができる台形凹溝が形成され、
前記連結部材は、第一ヒンジ部材の回動軸と側天板および主天板の連結部の軸線とが同一の軸線上に保たれるように固定するための部材である、〔1〕〜〔9〕のいずれかひとつに記載の動物用保定装置。
さらにフロアロックを設けることができる。フロアロックは、駐車時にキャスタを若干浮き上がらせてアンダーフレームの位置を路面に保持するものである。また、枠の一方または両方の側端部に手押し用のハンドル7を着脱可能に設けることができる。ハンドルには、キャスタの転がりを制動するためのブレーキを制御するためのグリップ式レバーなどを設けてもよい。
第一固定天板は、第一昇降装置に支えられている。第一固定天板は、前記第一昇降装置におけるテーブルそのものであってもよいし、昇降装置のテーブルの上に設置された別体であってもよい。第一固定天板はその長手側端部a1が第一アンダーフレーム2の長手側端部に平行になっている。
第一固定天板は、強度を保ちつつ軽量化するために、板の厚さを薄くし、板の4辺の縁を底側に略直角に折り曲げて枠状に成したものが好ましい。また、体液や血液などが溜まらないようにするために板面に貫通孔や溝を設けてもよい。第一固定天板は、ステンレス鋼、アルミニウム合金などで製造することができる。
第一可動天板は、強度を保ちつつ軽量化するために、板の厚さを薄くし、板の4辺の縁を底側に略直角に折り曲げて枠状に成すことが好ましい。第一可動天板は、ステンレス鋼、アルミニウム合金などで製造することができる。
前記第一可動天板5は、さらに、側端部c1の天面側に折り返し板5aを設けて、後述するシート12の縁を収納できる折り返し溝を形成することが好ましい。
第一ステー部材は、第一可動天板の板面を所定角度に傾斜した状態に固定することができるようにする部材である。固定可能な所定角度は少なくとも2つであることが好ましい。例えば、所定角度を40度および60度の2つに設定することができる。第一ステー部材としては、例えば、棒状支注11a、11bを用いることができる。棒状支柱の基端を、例えば、昇降装置のテーブル3aに起したり伏せたりが自在にできるように設置したり、第一可動天板の底面に起したり伏せたりが自在にできるように設置したり、することができる。長さの異なる棒状支柱11a、11bを複数設け、それらを使い分けることによって、第一可動天板の傾斜を段階的に変えることができる。図3の左側のように短い棒状支柱11aを起し、第一可動天板5の底面に設けた孔などに棒状支柱11aの先端を差し込み、第一可動天板を緩く傾斜した状態に保つことができる。図3の右側のように長い棒状支柱11bを起し、第一可動天板5の底面に設けた孔などに棒状支柱11bの先端を差し込み、第一可動天板を鋭く傾斜した状態に保つことができる。図3等では2本の棒状支柱が設置されているが、それに代えて、ロック付芯鞘構造などによって長さを伸縮できる棒状支柱を設置してもよい。
第一ステー部材にダンパー機能を有するステーを用いると、第一可動天板を動かす際に発生する恐れがある指挟みなどの防止、または動物を載せた後に第一可動天板の傾斜角度を変えるときなどのリフトアップ補助に役立てることができる。
第一ステー部材は第一ヒンジ部材と複合化されたものであってもよい。例えば、シートリクライニング装置のような、ラチェット機構またはロック機構などを用いることができる。
該シートは、加温手段を有することが好ましい。加温手段を有するシートは、施術中の動物の体温低下を防ぐことができる。
加温手段を有するシートとしては、電熱線マット、温風マット、温水マット(湯たんぽ式、電気ポット式など)、鉄粉の酸化作用を利用したカイロを具えたシート、ゲル状の保温材が封入されたシート(使用前に電子レンジなどで加熱して使う。)、電池式のカイロが仕込まれたシート、酢酸ナトリウムの物理反応を利用したカイロが仕込まれたシートなどが挙げられる。
連結するための形状は、補助保定装置側の連結部位の形状に応じて適宜設定することができる。例えば、第一ヒンジ部材の末端若しくは第一固定天板の短手側端部に棒状部材の先端部を挿嵌できるような孔を設けてもよいし、第一アンダーフレームの短手側端部に先端がL字状に曲がった棒状部材(例えば、図16など)の先端部を挿嵌できるような受け孔、鎖やワイヤなどの線状部材を引掛けるフック、マジックキー(ロック機能付きフック;例えば、図13参照)、シャックル、カラビナなどを設けてもよい。マジックキーには、S型、A型、OU型、AU型などがあるが、基本的な作動機構は同じである。図13(1)に示すように本体32の中に回動軸35で部材33が回動可能に設置されている。線材34を本体32の凹部に差し入れると部材33が図中反時計回りに回動する(図13(2))。線材が凹部の奥に達すると線材34による支えがなくなり部材33が重力によって時計回りに回動し、凹部の入口が部材33で塞がる(図13(3))。線材34を抜こうとすると部材33が図中時計回りに回動しようとするが線材34がその回動を邪魔するので、線材を凹部から抜き出すことができない。線材を抜くためには部材33を手などで図中反時計回りに回動させて凹部の入口を開く。
第二アンダーフレーム、第二昇降装置、第二固定天板、第二可動天板、第二ヒンジ部材、および第二ステー部材は、その機構または機能が、第一アンダーフレーム、第一昇降装置、第一二固定天板、第一可動天板、第一ヒンジ部材、および第一ステー部材と、それぞれ同じであるので、説明を省略する。
第一態様に係る補助保定装置は、第二保定部材をさらに有してもよい。第二保定部材は、その機構または機能が、第一保定部材と同じであるので、説明を省略する。なお、第一態様に係る補助保定装置では、第二固定天板の長手側端部a2が、第二アンダーフレームの短手側端部に平行に配置されていてもよい。
図14には、補助保定装置をハンドル7に対向する短手側端部に連結している状態を示しているが、ハンドル7を取り外してハンドル7側の短手側端部に連結することもできる。
第二態様に係る補助保定装置は、第二主天板304の天面、第二側天板305の天面、および第二側天板および第二主天板の連結部を蓋うシートをさらに有することができる。シートは、ゴム、スポンジなどの弾性体で形成されたものが好ましい。シートの縁は折り返し板305aによって形成される折り返し溝に収納できるようになっている。
Claims (10)
- キャスタを備えた第一アンダーフレーム、
第一アンダーフレーム上に設けられた第一昇降装置、
第一昇降装置に支えられ且つ長手側端部a1が第一アンダーフレームの長手側端部に平行な一つの第一固定天板、
二つの第一可動天板、
第一固定天板の二つの長手側端部a1のそれぞれに一つずつ第一可動天板の側端部b1を回動可能に連結するための第一ヒンジ部材、
第一可動天板の板面を所定角度に傾斜した状態に固定することができる第一ステー部材、および
仰臥または横臥にした動物の肢を保定するための第一保定部材を有し、
第一可動天板の側端部b1に対向する位置にある側端部c1が第一保定部材を着脱可能に取り付けるための形状を成しており、
第一ヒンジ部材の末端部若しくは第一固定天板の短手側端部または第一アンダーフレームの短手側端部が補助保定装置を着脱可能に連結するための形状を成している装置本体と、
キャスタを備えた第二アンダーフレーム、
第二アンダーフレーム上に設けられた第二昇降装置、
第二昇降装置に支えられ且つ長手側端部a2が第二アンダーフレームの短手側端部に平行な一つの第二固定天板、
二つの第二可動天板、
第二固定天板の二つの長手側端部a2のそれぞれに1つずつ第二可動天板の側端部b2を回動可能に連結するための第二ヒンジ部材、および
第二可動天板の板面を所定角度に傾斜した状態に固定することができる第二ステー部材を有し、
第二ヒンジ部材の末端部若しくは第二固定天板の短手側端部、または第二アンダーフレームの長手側端部が、第一ヒンジ部材の末端部若しくは第一固定天板の短手側端部、または第一アンダーフレームの短手側端部と着脱可能に連結するための形状を成している補助保定装置と、
を備える動物用保定装置。 - 第一保定部材は、T字状または十字状の形を有する遠位端部と、該遠位端部を支え且つ前記第一可動天板の側端部c1に着脱可能に取り付けるための形状を有する近位端部とを有する部材である、請求項1に記載の動物用保定装置。
- 第一保定部材は、環状の形を有する遠位端部と、該遠位端部を支え且つ前記第一可動天板の側端部c1に着脱可能に取り付けるための形状を有する近位端部とを有する部材である、請求項1に記載の動物用保定装置。
- 前記第一固定天板の天面、前記第一可動天板の天面、および第一ヒンジ部材を蓋うシートをさらに有する、請求項1〜3のいずれかひとつに記載の動物用保定装置。
- 前記シートは加温手段を有する、請求項4に記載の動物用保定装置。
- 前記第一可動天板は、側端部c1の天面側に前記シートの縁を収納できる折り返し溝を有する、請求項4または5に記載の動物用保定装置。
- 前記第一ステー部材は、前記第一可動天板の板面を傾斜した状態にするときに起てることができ、且つ前記第一可動天板の板面を水平な状態にするときに伏せることができる、請求項1〜6のいずれかひとつに記載の動物用保定装置。
- 傾斜した状態になった前記二つの第一可動天板および前記一つの第一固定天板によって、動物を仰臥または横臥にすることができる台形凹溝が形成される、請求項1〜7のいずれかひとつに記載の動物用保定装置。
- 動物が四肢動物である、請求項1〜8のいずれかひとつに記載の動物用保定装置。
- 第一アンダーフレームと第二アンダーフレームとの間の距離を保つように固定するための第一連結部材と、
第二ヒンジ部材の回動軸と第一ヒンジ部材の回動軸とが同一の軸線上に保たれるように固定するための第二連結部材と
をさらに有する、請求項1〜9のいずれかひとつに記載の動物用保定装置。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015104605A JP6565115B2 (ja) | 2015-05-22 | 2015-05-22 | 動物用保定装置 |
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