JP6566751B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザプリンタ、複写機、ファクシミリ等の電子写真記録方式を用いる画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置においては、トナー像を担持する像担持体上に、作像条件を変えながら形成された複数の検知用画像(パッチともいう)を形成し、センサによりパッチの濃度に関する情報を検知していた。そして、濃度に関する情報に基づき、画像の最大濃度や階調特性等の画像形成条件を補正する制御が行われる。
このような濃度補正制御を行う際、パッチの濃度に関する情報は、パッチが形成された像担持体の表面性の影響を受けてばらつきが発生していた。そのため、予めパッチを形成していない状態で像担持体の表面の反射光量を検知し、その検知結果を用いてパッチの検知結果を補正する下地補正を行うことで、パッチの下地からの影響を抑制し、パッチの濃度を検知する方法が特許文献1に開示されている。また、特許文献2には、像担持体の1周にわたって、下地補正を行うための情報として像担持体の表面の反射光量を検知することが開示されている。
特開2005−208225 特開2010−009018
しかしながら、従来の下地補正は、図13に示すように像担持体の1周にわたって、像担持体の表面の反射光量を検知している(ベルト1周目)。そのため、パッチを形成するのは像担持体の2周目(ベルト2周目)となっており、画像形成条件を補正するための画像濃度制御にかかる時間が長くなるという課題があった。
本出願に係る発明は、上記のような状況を鑑みてなされたものであり、画像濃度制御にかかる時間を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、像担持体と、前記像担持体に、トナー像である第1の検知用画像と前記第1の検知用画像より濃度の濃いトナー像である第2の検知用画像とを含む濃度検知用パターンを形成する形成手段と、前記像担持体の第1の位置に形成された第1の検知用画像と、前記像担持体の第2の位置に形成された第2の検知用画像と、を検知する検知手段と、前記検知手段による検知結果に基づき、前記形成手段の画像形成条件を制御する制御手段と、を備え、前記形成手段は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの夫々の色のトナーを用いて、前記第1の検知用画像及び前記第2の検知用画像を形成し、前記検知手段は、前記像担持体に濃度検知用パターンが形成されていない前記第1の位置は検知し、前記像担持体に濃度検知用パターンが形成されていない前記第2の位置は検知せず、ブラックで形成される濃度検知用パターンのうち、ブラックの第1の検知用画像は第1の濃度より薄い画像、ブラックの第2の検知用画像は前記第1の濃度より濃い画像であり、マゼンタで形成される濃度検知用パターンのうち、マゼンタの第1の検知用画像は第2の濃度より薄い画像、マゼンタの第2の検知用画像は前記第2の濃度より濃い画像であり、イエロー又はシアンで形成される濃度検知用パターンのうち、イエロー又はシアンの第1の検知用画像は第3の濃度より薄い画像、イエロー又はシアンの第2の検知用画像は前記第3の濃度より濃い画像であり、前記第1の濃度より前記第2の濃度は濃く、前記第2の濃度より前記第3の濃度は濃いことを特徴とする。
本発明の構成によれば、画像濃度制御にかかる時間を抑制することができる。
画像形成装置の概略構成図 画像形成装置の動作を制御するための制御ブロック図 濃度検知センサ40の構成図 濃度検知センサ40及び周長検知センサ41の配置を示す図 画像濃度制御のフローチャート 第1の実施形態における、画像濃度制御を示すタイムチャート 規格化反射率と画像濃度の関係を示す 画像濃度と露光比率の関係を示す図 画像濃度制御前のγカーブを示す図 階調補正テーブルを示す図 画像濃度制御後のγカーブを示す図 第2の実施形態における、画像濃度制御を示すタイムチャート 従来の画像濃度制御を示すタイムチャート 各色の画像濃度と色差について示すグラフ
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(第1の実施形態)
図1は、画像形成装置の一例を示す概略構成図である。なお、以下の説明では、参照符号の末尾の英文字a、b、c及びdは、それぞれ当該部材がイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)のトナー像の形成に関する部材であることを示している。以下の説明において色を区別する必要が無い場合には、末尾の英文字a、b、c及びdを除いた参照符号を使用することもある。
まず、画像形成の一連の流れについて説明する。画像形成装置は、感光体としての感光ドラム2a〜d、感光ドラム2a〜dにそれぞれのトナーを現像する現像手段としての現像器5a〜d、感光ドラム2a〜d上の残留トナーを除去するクリーニング手段してのクリーニング部6a〜dを有する。この感光ドラム2、現像器5、クリーニング部6を含めてプロセスカートリッジ32a〜dとすることができ、プロセスカートリッジ32a〜dが並置された構成となっている。プロセスカートリッジ32a〜dは、画像形成装置に着脱可能である。また、プロセスカートリッジを含め、画像形成に関わる部材をまとめて画像形成ステーションということもできる。なお、プロセスカートリッジの一例として、感光ドラム2、現像器5、クリーニング部6を有する構成を説明したが、これに限られるものではない。例えば、感光ドラム2と現像器5を別体のカートリッジとして、それぞれ独立して画像形成装置に着脱可能な構成としてもよい。プロセスカートリッジ32a〜dによって形成された夫々の色のトナー像を、像担持体としての中間転写ベルト31に順次に重ねて一次転写してカラー画像とした後、カラー画像を例えば紙である記録材Sに二次転写する。転写材Sは、定着器18により加熱定着されて、排紙トレイ(不図示)に排出される。
以下、画像形成プロセスについて説明する。感光ドラム2は回転ドラム型の電子写真感光体であり、予め決められた周速度(プロセススピード)で回転駆動される。感光ドラム2は、帯電手段としての帯電ローラ3により、予め決められた極性・電位(本実施形態ではマイナス)に一様に帯電される。そして、レーザダイオード、ポリゴンスキャナ、レンズ群、等によって構成される、露光部4によって露光されることで、静電潜像が形成される。
そして、現像器5により、感光ドラム2上に形成された静電潜像に現像剤としてのトナーを付着させて現像が行われる。現像器5は、トナーを収容するトナー容器と、トナーを担持し搬送する現像剤担持体としての現像ローラからなる。現像ローラは、抵抗調整された弾性ゴムで構成され、感光ドラム2に対して当接離間できるようになっている。現像ローラが感光ドラム2に当接した状態において、予め決められた極性の高圧(本実施形態ではマイナス)を印加することで、現像ローラ上に担持されているトナーが感光ドラム2上の静電潜像上に転移して現像が行われる。
感光ドラム2上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト31を挟んで感光ドラム2の対向に配置された一次転写手段としての一次転写ローラ14に一次転写電圧を印加することにより、感光ドラム2から中間転写ベルト31に一次転写される。中間転写ベルト31は、駆動ローラ8、テンションローラ10、対向ローラ34に張架され、テンションローラ10の作用で所定のテンションを保ちながら駆動ローラ8の作用で矢印aの向きに回転駆動される。中間転写ベルト31は、感光ドラム2とほぼ同じ240mm/secの周速度にて接触しながら回転する。また、中間転写ベルト31は、周長が800mmで、厚さ50〜150μm程度の無端のフィルム状部材で構成されている。本実施形態において、中間転写ベルト31は黒色で反射率の大きなものとし、かつ高強度を実現するためその材料にポリイミドを用いている。材料にはPEEK、PPS、PVdF、PEN等のスーパーエンプラや、PET等の汎用エンプラを用いても良い。なお、感光ドラム2から中間転写ベルト31にトナー像の転写が行われた後の感光ドラム2上に残留した残留トナーは、クリーニング部6によって除去される。
給紙カセット15に積載された記録材Sは、給紙ローラ16により給紙され、レジストローラ対17に搬送される。記録材Sは、レジストローラ対17により斜行が補正された後、所定のタイミングで中間転写ベルト31を介して対向ローラ34と二次転写ローラ35が圧接されてなる二次転写部へ搬送される。そして、中間転写ベルト31上のトナー像は二次転写ローラ35に印加された二次転写電圧により記録材Sに転写される。二次転写後に中間転写ベルト31上に残った残留トナーはクリーニングブレード33により除去される。記録材Sは、二次転写ローラ35と中間転写ベルト31により定着器18に搬送されてトナー像の定着が行なわれ、画像形成装置外に排出される。
図2は、画像形成装置の動作を制御するための制御ブロック図である。CPU101は、ROM102に格納された各種制御プログラムに基づいてRAM103を作業領域に用い、画像形成装置の各部を制御しながら以下に示す環境の変化に起因する画像の色味変動を低減して、色味を安定させる為の画像濃度制御等を行う。環境の変化とは、例えば、湿度、温度、消耗品の使用状況の変化等である。ROM102には、各種制御プログラムや各種データ、テーブルが格納されている。RAM103にはプログラムロード領域、CPU101の作業領域、各種データの格納領域等がある。パッチ形成手段104は、濃度検知用パターン(濃度検知用画像)としての濃度検知用パッチ又は位置検知用パッチを形成させる。パッチ検知手段106は、中間転写ベルト31上に形成されたパッチ(詳細については後述する)を検知する濃度検知センサ40等を含む検知部である。画像形成部108には、感光ドラム2、帯電ローラ3、露光部4、現像器5、一次転写ローラ14等が含まれる。各種データを保存する不揮発メモリ109には、画像濃度制御を実行する際の濃度検知センサ40の光量設定等が格納されている。
図1に示すように、本実施形態における画像形成装置では、中間転写ベルト31の対向部に濃度検知センサ40を配置する。一般に、電子写真方式の画像形成装置では、消耗品の交換、使用する環境の変化(温度、湿度、装置の劣化等)、プリント枚数等の諸条件によって、トナーや前述した各キーパーツの特性が変化する。その特性の変化は、画像濃度の変動、色再現性の変化として顕在化する。すなわち、この変動により色再現性が変動してしまう。そこで、本実施形態では、環境の変化に応じて適切な色再現性が得られるようにするため、キャリブレーション動作として、作像条件を変えながら複数のパッチPを中間転写ベルト31上に形成する。そして、濃度検知センサ40でパッチPの反射出力を検知し、画像形成条件にフィードバックする画像濃度制御を行う。
図3は、濃度検知センサ40の構成を示す図である。濃度検知センサ40は、図3に示すように波長950nmの光を発光するLEDである発光素子40a、フォトダイオード等である受光素子40b、40c及びホルダーから構成される。なお、受光素子40bは、発光素子40aから発光され正反射した正反射光を受光する。受光素子40cは、発光素子40aから発光され拡散反射した拡散反射光を受光する。発光素子40aからの赤外光を中間転写ベルト31上のパッチPに向けて照射させ、その反射光を受光素子40b、40cで受光した出力値に基づき、パッチの濃度に関する値を算出する。
本実施形態における濃度検知センサ40は、照射位置に対して、発光素子40aの照射角度15°、受光素子40bの受光角度15°、受光素子40cの受光角度45°として配置されている。また、受光素子40bに関しては、拡散反射成分の影響をできるだけ小さくするため、受光素子40cより反射光を受光するための開口部の幅であるアパーチャ径を小さくしてある。濃度検知センサ40のアパーチャ径は、発光素子40aは0.7mm、受光素子40bは1.5mm、受光素子40cは2.9mmとした。また、受光素子40bによる正反射成分の検知範囲(スポット径)としてはφ1.0mm程度であり、受光素子40cによる拡散反射成分の検知範囲(スポット径)は、発光素子40aによる照射の拡がり(照射スポット径)に相当し、φ3.0mm程度である。
パッチPは、複数の階調値で複数個形成され、各パッチPの大きさは、中間転写ベルト31の搬送方向(副走査方向)に12mm、中間転写ベルト31の搬送方向と直交する方向(主走査方向)に10mmである。濃度検知センサ40は、パッチPを1.0mm間隔で7回測定してその平均値を出力値として出力している。つまり、パッチPの大きさに対し、受光素子40bの検知範囲はスポット径と検知回数から凡そ8mm、受光素子40cの検知範囲はスポット径と検知回数から凡そ10mmとなる。
パッチPには、実際の画像形成に用いる面積階調処理としての多値ディザ処理が施されている。パッチPのトナー付着量が多くなるほど、中間転写ベルト31から正反射される正反射光量は小さくなる。パッチPを形成している状態での正反射光量を、パッチPを形成していない状態での中間転写ベルト31の下地からの正反射光量で規格化した濃度に関する値である反射率を求める。なお、反射率の詳細については、後述する。そして、ROM102に内蔵してある図7で示したような変換テーブルを用いて、中間転写ベルト31上に形成したパッチPの濃度に関する値である反射率から、記録材に画像を形成した際の画像濃度を算出することが可能である。これらの濃度算出の演算処理は濃度算出手段としての機能も有する制御部100にて行われる。記録材に画像を形成した際の画像濃度と露光比率(画像データに相当)との関係は図8のような関係となる。
また、図9は、図8で示した各階調の濃度を最大濃度(露光時間100%時の濃度)で規格化し、各測定ポイントを通るように曲線近似したものである。この曲線が画像濃度制御前の階調特性(γカーブ)である。所望の階調特性(後述の図11)を得るためには、この画像濃度制御前のγカーブの縦軸と横軸を入れ替えた、図10に示す階調補正テーブルを用いた濃度補正を行えば良い。入力画像データを図10に示す階調補正テーブルで変換して実際の画像形成を行うことで、入力画像データの濃度と実際に記録材に画像形成を行った画像の濃度の間に、図11で示すような線形の関係を持たせることができる。よって、環境に応じて適切な色再現性を得ることができる。
パッチPを形成していない状態である中間転写ベルト31の表面(下地)からの反射光量には一般にある程度のばらつきがあり、本実施形態で用いる中間転写ベルト31においても反射光量は約10%の変動幅を有している。パッチPの濃度に関する値を精度良く求めるためには、中間転写ベルト31の下地を検知した位置の検知結果と略同一の位置に形成されたパッチPの検知結果とで正規化を行うことが必要となる。そのためには、中間転写ベルト31が1回転(1周)するのに要する時間を正確に計測して、濃度検知センサ40による下地検知時の検知結果と、パッチ検知時の検知結果を合わせる必要がある。しかし、中間転写ベルト31の周長は、製造のばらつきや装置の設置環境や使用に伴う変化により、本実施形態では、周長の中心値800mmに対し±3mmの範囲で周長が変化する。そこで、中間転写ベルト31の周長検知として、中間転写ベルト31が1回転するのに要する時間を検知、又は検知結果から周長そのものをパッチPの検知前に検知しておくことが望ましい。なお、必ずしもパッチPの検知前に周長検知を行う必要はなく、画像形成枚数や環境情報等をトリガにして、適切なタイミングで周長検知を行えばよい。
本実施形態においては、中間転写ベルト31の周長検知は、図4に示すような中間転写ベルト31の端部に設けた周長検知用マーク42を周長検知センサ41により検知することで行う。なお、周長検知センサ41は、濃度検知センサ40とほぼ同じ構成とすることができる。しかし、周長検知用マーク42を中間転写ベルト31と区別して検知できれば良いため、本実施形態における周長検知センサ41は、一例として濃度検知センサ40から拡散反射光量を検知する受光素子40cを除いた構成とする。また、周長検知用マーク42は中間転写ベルト31よりも反射率が高い樹脂製(白色のプラスチックテープ等)であり、中間転写ベルト31の端部に設けられる。また、周長検知用マーク42は中間転写ベルト31の移動方向に複数個設けることで、1個の場合と比較して周長検知にかかるダウンタイムを削減できる。本実施形態では、4つの周長検知用マーク42a、42b、42c、42dを設けている。
なお、中間転写ベルト31の周長を求めるために、必ずしも周長検知センサ41を備える必要はない。例えば、中間転写ベルト31上に周長検知用のパッチを形成し、濃度検知センサ40で周長検知用のパッチを検知することで、周長を求めることも可能である。また、濃度検知センサ40で中間転写ベルト31の表面を1周目と2周目で検知を行い、1周目の検知結果と2周目の検知結果のマッチングを行って、最も一致している部分を検知して周長を求めることも可能である。また、図4においては、濃度検知センサ40は、中間転写ベルト31の主走査方向の中央部に配置されているが、中間転写ベルト31の主走査方向の両端に2つ配置してもよい。また、濃度検知センサ40を位置ずれ検知センサとして兼用しても良い。
次に、図4を用いて中間転写ベルト31の周長検知方法を説明する。制御部100は、周長検知を開始すると、周長検知センサ41で周長検知用マーク42を検知するために、周長検知センサ41で周長検知用マーク42を検知するまで1msec間隔で監視を継続する。1周目の周長検知用マーク42を検知すると制御部100は一旦監視を中断し、さらに中間転写ベルト31が約700mm回った時点で、再度監視を開始して2周目の周長検知用マーク42を検知する。なお、必ずしも監視を中断する必要はなく、2周目の周長検知用マーク42を検知するまで監視を継続してもよい。また、制御部100による2周目の周長検知用マーク42の監視開始は、周長の誤検知が起きない範囲であれば前述のタイミングに限られるものではない。また、周長検知用マーク42の配置によって監視を開始するタイミングを適宜決定することができる。1周目と2周目の周長検知用マーク42の検知結果から中間転写ベルト31の回転時間、又は中間転写ベルト31の周長を算出する。この方法によれば、周長検知用マーク42の算出値の誤差の主要因は算出値の量子化誤差であり、ここでは約1msecである。これを周長としての誤差に換算すると0.24mmとなる。また、本実施形態においては、周長検知用マーク42はほぼ等間隔に4つ配置されているため、周長検知に必要な中間転写ベルト31の回転数は最大で約1.25周となる。なお、検知した中間転写ベルト31の周長は今回の画像濃度制御時に用いられるだけでなく、次回以降の画像濃度制御時にも用いられるようにしても良い。また、中間転写ベルト31の周長は装置の設置環境による影響が大きいため、画像形成装置が有する環境検知センサの検知結果の変化量に基づいて、変化量が所定範囲内に収まっている場合には、前回の周長検知を継続して用いると判断してもよい。
次に、濃度制御時における、出力値の規格化について説明する。本実施形態においては、図3に示すように受光素子40bでは、正反射成分と拡散反射成分の両方を含んだ反射光を、受光素子40cでは、拡散反射成分のみを検知する構成となっている。中間転写ベルト31上にパッチPを形成すると、トナーによって中間転写ベルト31に照射された光が遮断されるため、正反射光量は減少する。一方、950nmの赤外光に対して、ブラックトナーは光を吸収するが、イエロー、マゼンタ、シアントナーは拡散反射する特徴を持つ。よって、中間転写ベルト31上のトナー付着量が増大すると、イエロー、マゼンタ、シアンに関しては、受光素子40cの出力が大きくなる。また、先にも説明したように、パッチPが形成される中間転写ベルト31の下地の影響によっても、反射光量は変化する。
このような影響を低減させるために、規格化反射率Rを以下の式(1)によって求める。
規格化反射率R=(Phb−α×Phc)/(Bb−α×Bc) ・・・(1)
Phbは、中間転写ベルト31にパッチを形成している状態における受光素子40bで受光する反射出力である。Phcは、中間転写ベルト31にパッチを形成している状態における受光素子40cで受光する反射出力である。Bbは、中間転写ベルト31にパッチを形成していない状態における受光素子40bで受光する反射出力である。Bcは、中間転写ベルト31にパッチを形成していない状態における受光素子40cで受光する反射出力である。αは、受光素子40b、40cの照射スポット径、フォトダイオードの検知感度等の差をキャンセルして正味の拡散反射光量を算出するための係数である。本実施形態においては、前述した正反射光スポット径φ1.0、拡散反射光スポット径φ3.0から算出される面積比0.11をαとして用いている。αは、予めROM102に格納しておいてもよい。また、本実施形態においては、式(1)で規格化された正反射光量としてのセンサ出力と、換算テーブルを用いてパッチPの濃度算出を行っている。しかし、必ずしも換算テーブルを用いる必要はなく、換算するための変換式を容易して演算する等にしてもよい。
図13で示したような従来技術では、中間転写ベルト31の1周にわたって形成された全てのパッチに対して、式(1)を用いて規格化を行っていた。そのため、1周目で中間転写ベルト31の下地検知を行い、2周目でパッチの形成と検知を行うために、中間転写ベルト31を少なくとも2周させており、ダウンタイムとなっていた。本実施形態においては、このダウンタイムを抑制する検知方法について説明する。
式(1)からもわかる通り、パッチPのトナー付着量の増加に伴い、正反射出力である「Phb−α×Phc」が減少する。Phcはトナーからの拡散反射出力であり、中間転写ベルト31の下地の影響はほとんど受けない。よって、パッチPのトナー付着量が増加するに伴い、正反射出力である「Phb−α×Phc」における中間転写ベルト31の下地の影響が減少する。表1は、各階調の画像データで描かれたパッチPにおいて、反射光量の変動幅が10%である中間転写ベルト31の検知位置にずれが生じた場合における規格化反射率Rの検知誤差(%)の最大値を表している。なお、反射光量の変動幅が10%であるとは、中間転写ベルト31からの反射光量の最大値と最小値の差が10%であることを示している。また、中間転写ベルト31の検知位置にずれが生じるとは、言い換えると中間転写ベルト31の下地を検知した位置と、中間転写ベルト31に形成されたパッチPを検知した位置との対応付けにずれが生じているともいえる。
Figure 0006566751
上述した表1のように、規格化反射率Rの検知誤差が3%を越えた結果に基づいて、後述する画像濃度制御を行うと、理想的な濃度に対して補正後の濃度がユーザの許容以上にばらついてしまうことがある。また、実際の規格化反射率Rに対しては、上述した検知位置のずれの影響以外に、発光素子40aの出力ドリフト、算出値の量子化誤差等の要因により、さらに1%程度の検知誤差を見込む必要がある。従って、本実施形態においては、検知位置のずれに起因する規格化反射率Rの検知誤差が2%以下(所定以下)となるように設定する。上述した表1においては、検知位置ずれが1.5mm以下となっている部分については、パッチPの濃度によらず検知誤差が2%以下となっている。
さらに、表1においては、検知位置ずれ量が3mmであっても、画像データ(パッチPの濃度)が50%以上のパッチPについては、規格化反射率Rの検知誤差は2%以下となっている。つまり、中間転写ベルト31の周長が最大限(3mm)ばらついて、中間転写ベルト31の下地の反射光量の検知位置とパッチPの反射光量の検知位置に検知位置ずれが生じたとする。そのような場合であっても、画像データが50%以上のパッチPであれば、許容範囲内の規格化反射率Rを得ることができ、検知精度を確保できる。言い換えると、濃度が50%以上のパッチPについては、検知位置ずれがある中間転写ベルト31の下地検知の結果を用いても、検知精度を確保できる。つまり、濃度50%以上のパッチを形成する位置に対応する中間転写ベルト31の下地の検知は省略することが可能となる。
ただし、実際にはパッチPのトナー付着量は、環境等の状況に応じて変動する。つまり、所定の画像データ(例えば、50%)の画像を形成した場合でも、実際に形成されたパッチPのトナーの付着量(パッチPの濃度)としては50%とはならず、50%以下となってしまうことがある。本実施形態においては、画像形成装置の設置環境及び消耗品の耐久テストを考慮したばらつきを考慮する。このばらつきを含めて、規格化反射率Rの検知誤差を2%以内に収めるために、画像データが55%以上のパッチPが形成される位置に対応する中間転写ベルト31の下地の検知は省略することとする。画像データが55%以上のパッチPの規格化反射率R’は、以下の式(2)により算出する。
規格化反射率R’=(Phb−α×Phc)/(Bb’−αBc’) ・・・(2)
Bb’は、画像データが55%未満のパッチPの規格化反射率Rの算出に用いる反射出力Bbの平均値である。Bc’は、画像データが55%未満のパッチPの規格化反射率Rの算出に用いる反射出力Bcの平均値である。なお、ここでは一例として反射出力Bb’、Bc’は、反射出力Bb、Bcの平均値としたが、これに限られるものではない。例えば以前に中間転写ベルト31の1周の下地検知をした結果を記憶させておき、画像データが55%以上のパッチPについては、再度下地検知を行うことなく、以前に記憶された下地の検知結果を用いる等、してもよい。
次に、本実施形態における画像濃度制御について、図5のフローチャートと図6のタイムチャートを用いて説明する。画像濃度制御を開始すると、S1において、制御部100は中間転写ベルト31の回転を開始する。さらに、S2において、制御部100は不揮発メモリ109に格納された画像濃度制御を実行する際の光量で、濃度検知センサ40を発光させる。さらに、S3において、制御部100は不揮発メモリ109に格納された所定の光量で周長検知センサ41も発光させる。なお、ここでは一例として中間転写ベルト31の回転と、濃度検知センサ40の発光と、周長検知センサ41の発光を並列処理しているがこれに限られるものではない。濃度検知センサ40の発光量が、中間転写ベルト31が所定の回転速度となるまで(1周するまで)に安定しない場合は、画像濃度制御に先立って濃度検知センサ40の発光を開始しても良い。また、周長検知センサ41についても同様である。なお、本実施形態においては、濃度検知センサ40の光量は前回の画像濃度制御を実行した際に設定した値とする。
S4において、制御部100は中間転写ベルト31を最大1.25周させ、中間転写ベルト31をクリーニングブレード33によってクリーニングする。さらに、S5において、制御部100は、濃度検知センサ40の光量が不揮発メモリ109に格納された光量に安定するまで発光させる。さらに、S6において、制御部100は周長検知センサ41よって中間転写ベルト31上の周長検知用マーク42を検知することによって、中間転写ベルト31の周長を検知する。なお、ここでは一例として、中間転写ベルト31のクリーニングと、濃度検知センサ40の発光の安定と、中間転写ベルト31の周長検知を並行して行っているが、夫々独立したタイミングで行ってもよい。
S7において、制御部100は受光素子40b、40cから、中間転写ベルト31の下地からの反射出力Bb、Bcを取得する。また、制御部100は取得した複数の反射出力Bbの平均値としてBb’を求め、複数の反射出力Bcの平均値としてBc’を求める。
この下地の検知を開始する中間転写ベルト31上の位置を、図6における位置A(2)とする。低濃度パッチPの規格化に用いる中間転写ベルト31の下地からの反射出力Bb、Bcを、中間転写ベルト31を約0.7周回転させて位置Bまで取得する。その後、図6に示すように、パッチPの形成を開始する。位置A(2)〜Bの長さは約550mmである。パッチPは、各色16階調の濃度パターンからなり、各濃度パターンの画像データ(濃度)は、2%、6%、10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%、55%、60%、70%、80%、90%である。図6に示すように、各色の画像データが55%以上のパッチPを中間転写ベルト31の位置B〜位置A(3)の領域(図6の(画像データ大)の領域、長さ約250mm)に形成させる。この位置B〜位置A(3)は、濃度検知センサ40により中間転写ベルト31の下地の検知を省略できる領域となる。
S8において、制御部100は受光素子40b、40cから、中間転写ベルト31にパッチPを形成している状態における反射出力Phb、Phcを取得する。さらに、S9において、制御部100は中間転写ベルト31の位置A(3)から(図6の(画像データ小)の領域)各色の画像データが2%〜50%のパッチPを形成させる。そして、受光素子40b、40cから、中間転写ベルト31にパッチPを形成している状態における反射出力Phb、Phcを取得する。このS7とS9におけるパッチPを形成していない状態の反射出力と、パッチPを形成している状態の反射出力は、中間転写ベルト31上の同一箇所での反射出力を対応させて規格化することが望ましい。中間転写ベルト31の周長にはばらつきがあるため、まず中間転写ベルト31からの反射出力を所定の間隔でサンプリングしてRAM103に記憶する。そして、周長検知センサ41の検知結果(周長に関する情報)に基づき、同一箇所に対応する反射出力Bb、Bcと、反射出力Phb、Phcの対応付けを行っている。
なお、ここでは中間転写ベルト31の下地、所定の画像データ以上のパッチP、所定の画像データ未満のパッチPの順に検知を行っている。しかし、これに限られるものではなく、所定の画像データ未満のパッチP、所定の画像データ以上のパッチP、中間転写ベルト31の下地の順に検知を行ってもよい。先に中間転写ベルト31の下地検知を行うことによって、以下のような状況になっても検知精度の低下を抑制することができる。経時劣化等の影響によって中間転写ベルト31上のトナークリーニングの性能が低下することがある。そのような状況で、例えば濃度100%のパッチを形成するとクリーニングブレード33に大量のトナーが供給され、パッチPのトナーが十分にクリーニングされないことがある。この状態で中間転写ベルト31の下地の検知を行うと、中間転写ベルト31上に残留したトナーの影響で下地検知の精度が低下してしまう虞がある。しかし、先に中間転写ベルト31の下地検知を行うことによって、このような影響を抑制できる。
また、先に所定の画像データ未満のパッチPを形成することによって、以下のような状況になっても検知精度の低下を抑制することができる。所定の画像データ以上のパッチPを形成した直後に所定の画像データ未満のパッチPを形成すると、現像ゴーストにより所定の画像データ未満のパッチPの濃度が、所望の濃度より薄くなってしまうことがある。これにより、所定の画像データ未満のパッチPの検知精度が低下してしまう虞がある。しかし、所定の画像データ未満のパッチPを、所定の画像データ以上のパッチPより先に形成することで、このような影響を抑制できる。
S10において、制御部100はパッチPの検知が終了すると、中間転写ベルト31をクリーニングさせる。クリーニングが終了すると、S13において、制御部100は中間転写ベルト31を停止させる。また、S11において、制御部100はS7〜S9で得られた検知結果に基づき、規格化反射率R、R’を求める。さらにS14において、制御部100はROM102に内蔵してある図7で示したような変換テーブルを用いて、規格化反射率R、R’に基づき、記録材に画像を形成した際の画像濃度を算出する。S15において、制御部100はS14で求めた画像濃度に基づき、階調補正テーブルの更新を行う。また、S12において、制御部100は濃度検知センサ40、周長検知センサ41の発光を停止する。S10〜S15の一連の処理が終了すると、制御部100は画像濃度制御を終了する。なお、ここでは一例として、S10〜S15の処理を並行して行っているが、夫々独立したタイミングで行ってもよい。
このように、所定の画像データ以上のパッチPを形成する位置については、下地の検知を省略することで、画像濃度制御にかかる時間を抑制することができる。より具体的な一例を説明すると、従来技術のように中間転写ベルト31の下地を1周にわたって検知すると約3.3secかかる。これに対し、本実施形態のように所定の画像データ以上のパッチPを形成する位置の下地の検知を省略したことによって、約30%の下地検知の期間を省略でき、時間として約1.0sec短縮することができる。言い換えるならば、中間転写ベルト31の下地を検知する期間は、所定の画像データ以上のパッチPを検知する期間と所定の画像データ未満のパッチPを検知する期間とを加算した期間より短くできる。なお、この具体的な数値は本実施形態における一例であり、プロセス速度、中間転写ベルト31の周長、画像濃度制御に用いるパッチPの数(階調数)等の様々な要因で変動する。また、画像形成装置におけるパッチPの検知誤差の許容度(本実施形態においては、画像データが55%以上のパッチPを形成する位置は下地の検知を省略)によっても変動する。しかし、いずれの場合においても、本実施形態で説明したように、所定の画像データ以上のパッチPを形成する位置については、下地の検知を省略することで、パッチPの検知精度を保ちつつ、画像濃度制御にかかる時間を抑制することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、所定の画像データ以上のパッチPを形成する位置については、下地の検知を省略する方法について説明した。本実施形態においては、色毎に下地の検知を省略する画像データが異なるように制御することを説明する。なお、画像形成装置の構成等、先の第1の実施形態と同様の構成については説明を省略し、本実施形態においては第1の実施形態との差異について説明する。
図7に示したように、規格化反射率Rと画像濃度は比較的線形に近い関係となる傾向にある。一方、人間の視覚特性から、画像濃度の差がそのまま記録材S上での色味(色度)として知覚されるわけではない。つまり、同じ濃度であっても色によっては人間の色度の認識が変わる。色度を求める方法としては、人間の視覚特性を考慮したCIE2000等が一般に用いられている。即ち、記録材S上の色度の差は、色やその濃淡によって、色毎に許容度が異なる。第1の実施形態においては、全色画像データが55%以上のパッチPを形成する位置については、下地の検知を省略した。一方、本実施形態においては上記の色度の特性を鑑み、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの夫々において、適した画像データ(濃度)のパッチPを形成する位置の下地の検知も省略するように制御する。
本実施形態においては、CIE2000で求める色差(dE)においてイエロー、マゼンタ、シアンがブラックと同程度の検知誤差を許容する設定とする。しかし、基準はブラックに限られるものではなく、イエロー、マゼンタ、シアンの何れでも良い。具体的には、ブラックは先の第1の実施形態と同様に画像データ(濃度)が55%以上のパッチPを形成する位置の下地の検知を省略すると設定する。図14は、各色の画像濃度と色差について示すグラフである。図14のイエローを破線、マゼンタを長一点鎖線、シアンを長二点鎖線、ブラックを実線、で夫々示している。ブラックの画像データ55%の傾きと同様の傾きを有する各色の画像データを、パッチPを形成する位置の下地の検知を省略する条件とする。この条件を図14から求めると、イエローは27%、マゼンタは37%、シアンは27%の画像データにおいて、ブラックの55%の画像データとほぼ同様の傾きを有していることがわかる。すなわち、言い換えるならブラックの55%の濃度のパッチPと同程度の検知誤差であるといえる。よって、イエローは27%、マゼンタは37%、シアンは27%以上の画像データのパッチPを形成する位置の下地の検知を省略すると設定する。このように、夫々の色の特性に応じてパッチPを形成する位置の下地の検知を省略する条件を設定することができる。また、上述したように画像データを夫々の色のよって設定することは、下地の検知を省略するパッチPを形成する数を設定しているともいえる。
このように、色毎に下地の検知を省略する閾値の設定を変えることで、図12に示すように約50%下地検知の期間を省略することができ、時間として約1.6sec短縮することができる。よって、色毎に適切な設定とすることで、さらに画像濃度制御にかかる時間を抑制することができる。なお、先の第1の実施形態と同様に、この具体的な数値は本実施形態における一例であり、プロセス速度、中間転写ベルト31の周長、画像濃度制御に用いるパッチPの数(階調数)等の様々な要因で変動する。また、画像形成装置におけるパッチPの検知誤差の許容度(本実施形態においては、イエローは27%、マゼンタは37%、シアンは27%、ブラックは55%)によっても変動する。しかし、いずれの場合においても、本実施形態で説明したように、所定の画像データ以上のパッチPを形成する位置については、下地の検知を省略することで、パッチPの検知精度を保ちつつ、画像濃度制御にかかる時間を抑制することができる。
2 感光ドラム
3 帯電ローラ
4 露光部
5 現像ローラ
40 濃度検知センサ
100 制御部
P パッチ

Claims (8)

  1. 像担持体と、
    前記像担持体に、トナー像である第1の検知用画像と前記第1の検知用画像より濃度の濃いトナー像である第2の検知用画像とを含む濃度検知用パターンを形成する形成手段と、
    前記像担持体の第1の位置に形成された第1の検知用画像と、前記像担持体の第2の位置に形成された第2の検知用画像と、を検知する検知手段と、
    前記検知手段による検知結果に基づき、前記形成手段の画像形成条件を制御する制御手段と、を備え、
    前記形成手段は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの夫々の色のトナーを用いて、前記第1の検知用画像及び前記第2の検知用画像を形成し、
    前記検知手段は、前記像担持体に濃度検知用パターンが形成されていない前記第1の位置は検知し、前記像担持体に濃度検知用パターンが形成されていない前記第2の位置は検知せず、
    ブラックで形成される濃度検知用パターンのうち、ブラックの第1の検知用画像は第1の濃度より薄い画像、ブラックの第2の検知用画像は前記第1の濃度より濃い画像であり、マゼンタで形成される濃度検知用パターンのうち、マゼンタの第1の検知用画像は第2の濃度より薄い画像、マゼンタの第2の検知用画像は前記第2の濃度より濃い画像であり、イエロー又はシアンで形成される濃度検知用パターンのうち、イエロー又はシアンの第1の検知用画像は第3の濃度より薄い画像、イエロー又はシアンの第2の検知用画像は前記第3の濃度より濃い画像であり、
    前記第1の濃度より前記第2の濃度は濃く、前記第2の濃度より前記第3の濃度は濃いことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記像担持体に濃度検知用パターンが形成されていない前記第1の位置を検知した第1の検知結果に基づき、前記像担持体に前記第1の検知用画像が形成されている前記第1の位置を検知した第2の検知結果を規格化する、且つ前記第1の検知結果に基づき、前記像担持体に前記第2の検知用画像が形成されている前記第2の位置を検知した第3の検知結果を規格化することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、複数の前記第1の検知結果の平均値に基づき前記第3の検知結果を規格化することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記規格化された結果に基づき、前記形成手段の画像形成条件を制御することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記検知手段は、前記濃度検知用パターンが形成されていない前記第1の位置、前記第2の検知用画像が形成されている前記第2の位置、前記第1の検知用画像が形成されている前記第1の位置、の順で検知を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記検知手段は、前記第1の検知用画像が形成されている前記第1の位置、前記第2の検知用画像が形成されている前記第2の位置、前記濃度検知用パターンが形成されていない前記第1の位置、の順で検知を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第2の検知用画像の濃度は、前記検知手段により前記第2の検知用画像が形成されている前記第2の位置を検知した検知結果に対して、前記像担持体の影響による検知誤差が所定以下となるような濃度であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記検知手段により前記濃度検知用パターンが形成されていない前記第1の位置を検知する期間は、前記第2の検知用画像が形成されている前記第2の位置を検知する期間と前記第1の検知用画像が形成されている前記第1の位置を検知する期間を加算した期間よりも短いことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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