JP6579805B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
本発明の空気入りタイヤは、トレッド踏面に、タイヤ周方向に延びる複数の周方向主溝により挟まれた1以上の陸部を有し、少なくとも1つの前記周方向主溝は、タイヤ周方向に分断された、タイヤ周方向に延びる複数の周方向分断主溝により構成されており、前記周方向分断主溝は、タイヤ周方向の一方側端のタイヤ幅方向の位置と、タイヤ周方向の他方側端のタイヤ幅方向の位置が異なっており、前記周方向分断主溝間には、前記周方向分断主溝の前記一方側端と、前記周方向分断主溝とタイヤ周方向に隣接する他の前記周方向分断主溝の前記他方側端とを連結する、タイヤ幅方向に延びる連結溝が配置されており、前記連結溝は、同一の前記周方向主溝を構成する前記複数の周方向分断主溝を連結し、前記連結溝の溝底は、タイヤ幅方向断面視での断面形状が曲線状であり、前記周方向分断主溝は、タイヤ周方向に沿ってタイヤ周方向に延びる周方向部分と、タイヤ周方向に対して傾斜してタイヤ周方向に延びる傾斜部分とを備えることを特徴とするものである。
本発明の空気入りタイヤによれば、高い排水性能及びトラクション性能を維持しつつ、静粛性を向上させることができる。また、排水性能及びトラクション性能をさらに向上させることができる。
さらに、「タイヤ周方向の一方側端のタイヤ幅方向の位置と、タイヤ周方向他方側端のタイヤ幅方向の位置が異なっている」とは、一方側端及び他方側端が、タイヤ幅方向で互いにオーバーラップしない部分を有していることをいう。
この構成によれば、排水性能及びトラクション性能をさらに向上させることができる。
この構成によれば、トラクション性能をさらに向上させることができる。
この構成によれば、トラクション性能をさらに向上させることができる。
本実施形態では、これらの周方向主溝21、22及び23により、タイヤの排水性を確保することができる。
なお、図1に示す実施形態では、最外側の周方向主溝21及び22は、タイヤ赤道面CL上の1点を中心として、点対称となるように形成されている。
ここで、第1の周方向部分及び第2の周方向部分が「タイヤ周方向に沿ってタイヤ周方向に延びる」とは、タイヤ周方向に平行に延びる場合だけでなく、タイヤ周方向に対して5°〜20°の範囲で傾斜することを含むものである。また傾斜部分が、「タイヤ周方向に対して傾斜してタイヤ周方向に延びる」とは、第1の周方向部分及び第2の周方向部分よりも、タイヤ周方向に対して傾斜して延びることを意味する。
図1に示す本実施形態では、第1の周方向部分24c及び第2の周方向部分24eは、それぞれタイヤ周方向に平行に延びている。また傾斜部分24dは、タイヤ周方向に対して25°傾斜して延びている。
周方向分断主溝24を、周方向部分24c及び24eと、傾斜部分24dとを備えるように構成することにより、周方向部分24c及び24eで排水性を向上させるとともに、周方向部分24c及び24eよりタイヤ周方向に対する傾斜角度の大きい傾斜部分24dで大きな雪中剪断力を得てトラクション性能をさらに向上させることができる。
周方向分断主溝24の一方側端24aと他方側端24bのタイヤ幅方向の位置を変え、隣接する2つの周方向分断主溝24を連結溝25で連結し、連結溝25のタイヤ幅方向に沿った溝底25aの断面形状を曲線状としているので、高いトラクション性能を維持しつつ、トレッド踏面全体における溝のタイヤ幅方向成分の割合が少なくなり、静粛性を向上させることができる。
図示例では、外側陸部31及び外側陸部34のタイヤ幅方向の寸法が等しくなるように形成されている。また、中間陸部32及び中間陸部33のタイヤ幅方向の寸法が等しくなるように形成されている。
本実施形態の外側陸部31にはまた、一端がトレッド踏面端TE1に開口し、他端が周方向主溝21に開口する複数のサイプ51が形成されている。本実施形態では、サイプ51は、屈曲点を有している。本実施形態では、外側陸部31に形成された一部のサイプ51aは、凹部61を介して周方向主溝21に開口している。
ここで「サイプ」とは、陸部の外表面から内部に切り込まれた薄い切り込みであって、接地時に閉じることが可能なものを指す。
ここで、連結部43a、広幅部43b及び狭幅部43cの延在方向の寸法とは、連結部43a、広幅部43b及び狭幅部43cの2つの各溝壁のトレッド踏面における延在方向の寸法の平均値をいう。
またサイプ52aが屈曲部を有しているため、連結部43a及びサイプ52aにより2つに分断された部分が、サイドフォース等の力が加わって倒れ込むように変形する際に、互いに支え合うことができるので、連結部43a及びサイプ52aにより分断された一方の部分に大きな応力が集中することを抑制して、耐摩耗性を向上できる。
特に本実施形態では、中間陸部33は、タイヤ赤道面CL上の1点を中心として、中間陸部32と点対称となるように形成されている。
よって本実施形態によれば、高い排水性能及びトラクション性能を維持しつつ、静粛性を向上させた空気入りタイヤを提供することができる。
この構成によれば、中間陸部32及び33の動きを連動させることができるとともに、サイプを設けることによるエッジ効果が得られるので、トラクション性能をさらに向上させることができる。
なお、各タイヤは、図1に示すように、トレッド踏面1に、トレッド周方向に延びる3本の周方向主溝21、22及び23を有するタイヤである。
上記各タイヤについて、圃場(泥地)を5km/hの速度で走行したときのトラクション力を測定することにより行った。比較例1にかかるタイヤの評価結果を100とした場合の相対値で評価し、数値が大きい方がトラクション性に優れていることを示す。
<静粛性試験>
上記各タイヤについて、時速80km/hにて、室内ドラム試験機上で走行させた際のタイヤ側方音をJASO C606規格にて定める条件で測定して気柱共鳴音を評価した。比較例1にかかるタイヤの評価結果を100とした場合の相対値で評価し、数値が大きい方が静粛性に優れていることを示す。
<排水性試験>
上記各タイヤについて、テストコースにて水深6mmのウェット路面上を走行し、時速80km/hからブレーキをかけ静止するまでの制動距離を測定した。比較例1にかかるタイヤの評価結果を100とした場合の制動距離の比率の逆数で評価し、数値が大きい方が排水性に優れていることを示す。
Claims (4)
- トレッド踏面に、タイヤ周方向に延びる複数の周方向主溝により挟まれた1以上の陸部を有し、
少なくとも1つの前記周方向主溝は、タイヤ周方向に分断された、タイヤ周方向に延びる複数の周方向分断主溝により構成されており、
前記周方向分断主溝は、タイヤ周方向の一方側端のタイヤ幅方向の位置と、タイヤ周方向の他方側端のタイヤ幅方向の位置が異なっており、
前記周方向分断主溝間には、前記周方向分断主溝の前記一方側端と、前記周方向分断主溝とタイヤ周方向に隣接する他の前記周方向分断主溝の前記他方側端とを連結する、タイヤ幅方向に延びる連結溝が配置されており、前記連結溝は、同一の前記周方向主溝を構成する前記複数の周方向分断主溝を連結し、
前記連結溝の溝底は、タイヤ幅方向断面視での断面形状が曲線状であり、
前記周方向分断主溝は、タイヤ周方向に沿ってタイヤ周方向に延びる周方向部分と、タイヤ周方向に対して傾斜してタイヤ周方向に延びる傾斜部分とを備える、ことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記傾斜部分の溝壁は、面取りされている、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記傾斜部分のタイヤ周方向端は、前記周方向分断主溝とタイヤ幅方向に隣接する他の周方向主溝に開口する横溝に連結されている、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
- 前記周方向分断主溝を挟む陸部には、前記連結溝から延びるサイプが形成されている、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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