JP6590672B2 - 食材計量装置 - Google Patents

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Description

本発明は、食材計量装置に関し、例えば、食材容器に対して米飯の供給および計量を行う食材計量装置に関するものである。
弁当や丼物等を作るために米飯を弁当箱や椀等の食材容器に供給するとともに、食材容器に供給された米飯の重量を計る食材計量装置の一例として食材計量盛付装置が知られている。この食材計量盛付装置においては、例えば、ホッパ内に収容された米飯を供給スクリュによって解し供給ローラに搬送し、その解し供給ローラで米飯を解すようにして取り崩しながら落下させることで、下方の食材計量部上に配置された食材容器内に供給するとともに、食材容器内に供給された米飯の重量を食材計量部で計ることで、食材容器に一定量の米飯を自動的に供給している。食材計量盛付装置の食材計量部は、食材計量盛付装置の下部の本体ベースと、その上方に片持ちの状態で配置された計量アーム(ロードセル)と、計量アームを除いて本体ベースを覆うように本体ベース上に配置されたカバーと、カバーおよび計量アームを覆うように最上層に配置された計量テーブルとを備えている。なお、食材計量盛付装置については、例えば、特許文献1に開示がある。
特開2004−196382号公報
ところで、食材計量盛付装置においては、シャリカス等のような異物が食材計量部の計量テーブルとカバーとの隙間から食材計量部の内部に入り込み、さらに、食材計量部の内部の計量アームとその下方の本体ベースとの間に入り込む結果、異物が邪魔になって計量不良が発生する場合がある。
また、食材計量盛付装置の食材計量部に入り込んだ異物を排除するために装置を分解して清掃する必要があるが、食材計量部のカバーが複数本のボルト等によって固定されているので、その清掃作業に際しては、複数本のボルトの取り外しおよび取り付け作業が必要になる結果、その清掃作業は、手間と時間のかかる面倒な作業となっている。
本発明は、上述の技術的背景からなされたものであって、食材計量装置での食材の計量不良の発生率を低減または計量不良の発生を防止することのできる技術を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、食材計量装置の食材計量部を清掃する際の作業性を向上させることのできる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の食材計量装置は、装置本体に設けられ、投入された食材を貯留する食材貯留部と、前記食材貯留部内に設けられ、前記食材貯留部に投入された食材を前記食材貯留部内の解し位置に供給する第1の供給手段と、前記解し位置に設けられ、前記解し位置に供給された食材を解すように取り崩しながら供給する第2の供給手段と、前記第2の供給手段から供給された食材の落下経路を開閉し、当該食材の落下方向に配置された食材容器に対する食材の供給および供給停止を実行する開閉手段と、前記開閉手段の下方に設けられ、前記食材容器に供給された食材の重量を計る食材計量部と、を備え、前記食材計量部は、前記食材計量部の下部に設けられ、前記食材計量部の架台を形成する板状の本体ベースと、前記本体ベース上に設けられ、前記食材容器内の食材の重量を検出して電気信号に変換する計量部材と、前記計量部材を除いて前記本体ベースを覆うように該本体ベース上に設けられたカバーと、前記計量部材および前記カバーを覆うように前記計量部材に支持された計量テーブルと、を備え、前記本体ベースは、前記計量部材の下方に設けられた複数の貫通穴と、前記複数の貫通穴の外周部に下方に折れ曲がるように設けられた曲折部と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の本発明の食材計量装置は、請求項1記載の食材計量装置において、前記本体ベースにおいて前記複数の貫通穴の隣接間に位置する部分の断面形状が逆U字状に形成されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の本発明の食材計量装置は、請求項1記載の食材計量装置において、前記本体ベースにおいて前記複数の貫通穴の隣接間に位置する部分の断面形状が逆V字状に形成されていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の本発明の食材計量装置は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の食材計量装置において、前記カバーに設けられた突出部を該突出部の弾性力によって前記本体ベースの一部に嵌め合わせることで、前記カバーを前記本体ベースに着脱可能な状態で固定する第1の締結構造と、前記計量テーブルに設けられた突出部を該突出部の弾性力によって前記計量部材の一部に嵌め合わせることで前記計量テーブルを前記計量部材に着脱可能な状態で固定する第2の締結構造との少なくとも一方を備えることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、シャリカス等のような異物が、食材計量部のカバーと本体ベースとの隙間から食材計量部内に入り込んだとしても、その異物を本体ベースの貫通穴を通じて外部に排出することができ、食材計量部材と本体ベースとの間に異物が介在されないようにすることができる。また、貫通穴の外周部を下方に折り曲げたことにより、板状の本体ベースの剛性を確保することができるので、食材計量装置での計量精度を確保することができる。これらにより、食材計量装置での食材の計量不良の発生率を低減または計量不良の発生を防止することが可能になる。
請求項2記載の発明によれば、本体ベースにおいて複数の貫通穴の隣接間に位置する隣接間部分の上面上に異物が留まり難くすることができるので、食材計量装置での食材の計量不良の発生率を低減または計量不良の発生を防止することが可能になる。
請求項3記載の発明によれば、本体ベースにおいて複数の貫通穴の隣接間に位置する隣接間部分の曲折部の傾斜状態を急峻にすることができるとともに、隣接間部分の上面の平坦面を低減することができるので、さらに隣接間部分上に異物が留まり難くすることができる。このため、さらに食材計量装置での食材の計量不良の発生率を低減または計量不良の発生を防止することが可能になる。
請求項4記載の発明によれば、食材計量部のカバー、計量テーブルまたはその両方を容易に着脱することができるので、食材計量部の内部を清掃する際の作業性を向上させることが可能になる。
本発明の一実施の形態に係る食材供給装置の一例である食材計量盛付装置の全体斜視図である。 図1の食材計量盛付装置の断面図である。 図1の食材計量盛付装置の構成要素であるホッパ、供給スクリュおよび解し供給ローラの斜視図である。 図1の食材計量盛付装置の構成要素であるシャッタユニットの斜視図である。 図1の食材計量盛付装置の構成要素である加湿器ユニットの斜視図である。 図1の食材計量盛付装置の構成要素である食材計量部の計量テーブルを取り外して示した拡大斜視図である。 図1の食材計量盛付装置の構成要素である食材計量部のカバーおよび計量テーブルを取り外して示した拡大斜視図である。 図1の食材計量盛付装置の構成要素である食材計量部のカバーの裏面の要部拡大斜視図である。 図1の食材計量盛付装置の構成要素である食材計量部の本体ベースの要部拡大平面図である。 図1の食材計量盛付装置の構成要素である食材計量部のロードセルの要部斜視図である。 図1の食材計量盛付装置の構成要素である食材計量部のロードセルおよび本体ベースを上方から見た要部平面図である。 図11のロードセルを取り外して見せた本体ベースの要部平面図である。 図1の食材計量盛付装置の構成要素である食材計量部の本体ベースを裏面から見た要部斜視図である。 図1の食材計量盛付装置の構成要素である食材計量部の要部破断斜視図である。 (a)は図1の食材計量盛付装置の構成要素である食材計量部の要部破断斜視図、(b)は図15(a)の食材計量部の本体ベースにおいて複数個の貫通穴の隣接間に位置する隣接間部分の拡大断面図である。 (a),(b)は図15の食材計量部の本体ベースにおいて複数個の貫通穴の隣接間に位置する隣接間部分の変形例の拡大断面図である。 図1の食材計量盛付装置の動作中の断面図である。 図1の食材計量盛付装置における加湿器ユニットからの蒸気の流れを示す断面図である。 図1の食材計量盛付装置における加湿部からの蒸気の流れを示す説明図である。
以下、本発明の一例としての実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1は本発明の一実施の形態に係る食材計量装置の一例である食材計量盛付装置の全体斜視図、図2は図1の食材計量盛付装置の断面図である。図1および図2に示すように、食材計量盛付装置1は、食材供給部Aおよび食材計量部Bを備えている。ここで、まず、食材計量盛付装置1の食材供給部Aについて図1〜図5を参照して説明する。
食材供給部Aは、正面板10および当該正面板10の背面に位置する背面板11、ならびにこれら正面板10、背面板11の両側に位置する側面板12により、上部を開口13とした箱体の形状に形成されている。
この背面板11の上端には、蝶番(図示せず)を介して連結された蓋14が備えられており、当該蓋14により開口13が開閉されるようになっている。また、正面板10には、表示部15と操作ボタン16とが備えられている。表示部15は、操作コマンドやメッセージ等を表示する画面であり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)により構成されている。操作ボタン16は、食材計量盛付装置1の動作設定を行うためのボタンである。
また、正面板10の下方には、所定の奥行きおよび高さを有した凹部17が形成されている。この凹部17は米飯(食材の一例)を盛り付けるときの食材容器を収容するのに十分な空間を有し、その上方から米飯が落下して食材容器に供給される。
図2および図3に示すように、食材供給部Aの内部には、ホッパ(食材貯留部)22と、2本の供給スクリュ(第1の供給手段)23,23と、解し供給ローラ(第2の供給手段)24と、シャッタユニット(開閉手段)25と、加湿器ユニット30とが備えられている。なお、図3は図1の食材計量盛付装置の構成要素であるホッパ、供給スクリュおよび解し供給ローラの斜視図である。
図3に示すように、ホッパ22は、米飯が投入され貯留される米飯貯留部であり、上端および下端が開口した上部ホッパ22aと、上部ホッパ22aの下端の開口に嵌め込まれてホッパ22の底面を形成する下部ホッパ22bとを備えている。
上部ホッパ22aには、上方より下方へ向かって徐々に狭くなったテーパ壁22a−1が形成されており、これによって上端が広口の開口とされるとともに、下端が狭口の開口とされている。上部ホッパ22aの上端の開口には、外側へ折曲したフランジ22a−2が形成されている。上部ホッパ22aの下端の開口は、下部ホッパ22bの略半円形の収容溝22b−1,22b−1に収容配置された供給スクリュ23,23のみを露出させて他の部分を覆う大きさに形成されている。
下部ホッパ22bは、前述した略半円形の収容溝22b−1,22b−1が形成され、上方を開口して形成されている。また、下部ホッパ22bの前部には、下方が開口するとともに解し供給ローラ24を回転自在に支持するローラ支持部22b−2が、収容溝22b−1,22b−1と連通するように形成されている。なお、ホッパ22には、ホッパ22内の米飯を所定の温度に維持するための保温ヒータ(図示せず)が設けられている。
供給スクリュ23,23は、ホッパ22に投入された米飯を、2本の供給スクリュ23,23の回転動作によって、解し供給ローラ24に向けて供給するスクリュであり、ホッパ22の底部側に相互に並列に配置されている。
解し供給ローラ24は、供給スクリュ23,23により供給された米飯を解すように取り崩しながら下方のシャッタユニット25に向けて供給するドラム型のローラであり、その回転軸が供給スクリュ23,23の回転軸と直交するような位置関係となった状態で配置されている。解し供給ローラ24の外周には米飯を解すように取り崩すための多数の爪部24aが設けられている。
図1および図2に示すように、食材計量盛付装置1の前面において、解し供給ローラ24の下方には、シャッタユニット25が設置されている。シャッタユニット25の筐体部を構成するシャッタガイド25Gには、図4に示すように、一対のシャッタ25S,25Sが下方に向けて開閉可能な状態で取り付けられている。なお、図4は図1の食材計量盛付装置の構成要素であるシャッタユニットの斜視図である。
この一対のシャッタ25S,25Sは、前述した解し供給ローラ24から落下供給される米飯の落下経路上に位置し、米飯の落下経路を開閉するようになっている。すなわち、食材容器に米飯を供給する際には一対のシャッタ25S,25Sが開き、米飯の供給を停止する際には一対のシャッタ25S,25Sが閉じることにより、食材容器への米飯の供給動作と供給停止動作とが行われる。なお、図2に示すように、シャッタガイド25Gの後方には、シャッタユニット25の一対のシャッタ25Sの開閉動作を行う開閉駆動部25Dが配置されている。
シャッタガイド25Gの内側の背面部には、上下方向に伸びるスリット25Lが解し供給ローラ24の軸方向に沿って複数並んで形成されている。このスリット25Lからは、加湿器ユニット30で発生した蒸気が噴出するようになっている。前述のように、シャッタ25Sは解し供給ローラ24で落下供給される米飯の落下経路上に位置しているので、シャッタガイド25Gのスリット25Lから噴出した蒸気は、解し供給ローラ24と対向した位置にある米飯Rの取り崩し面F(図19参照)およびホッパ22内の米飯を加湿することになる。なお、本実施の形態では、シャッタガイド25Gにスリット25Lを形成して、ここを加湿器ユニット30で発生した蒸気が噴出する第1の噴出口としているが、解し供給ローラ24と対向した位置にある米飯の取り崩し面Fを加湿できる限り、第1の噴出口の形成場所は特に限定されるものではない。
シャッタユニット25の下方には、加湿器ユニット30が食材計量盛付装置1の前面から着脱することが可能な状態で設置されている。加湿器ユニット30は、食材供給部A内を加湿する装置であり、図1、図2および図5に示すように、加湿器本体31と、給水タンク32と、加湿ノズル33とを備えている。なお、図5は図1の食材計量盛付装置の構成要素である加湿器ユニットの斜視図である。
加湿器本体31は、給水タンク32から供給された水をヒータ31hによって加熱して蒸気を発生させる装置である。加湿器本体31のヒータ31hは、食材計量盛付装置1の電源回路と電気的に接続されている。なお、本実施の形態において、加湿器ユニット30はヒータ31hにより水を加熱して蒸気を発生させる蒸気式となっているが、必ずしも蒸気式ではなくても良く、気化式あるいは水噴霧式であっても良い。
給水タンク32は、水を貯留するとともに加湿器本体31に供給するための容器であり、加湿器本体31の上面に着脱可能な状態で設置されている。給水タンク32は、水を貯留する樹脂製のタンク本体と、その給水口に着脱可能な状態で装着された樹脂製のタンクキャップとを備えている。なお、タンクキャップは、タンク本体内の水を加湿器本体31側に所定量ずつ供給する給水機構を備えている。
加湿ノズル33は、加湿器本体31による水の加熱により発生した蒸気を前述したスリット25L(図4参照)へと案内する樹脂製の案内部材であり、加湿器本体31の上面に着脱可能な状態で設置されている。なお、本実施の形態では、加湿器ユニット30をシャッタユニット25の下方に配置したために、加湿器ユニット30の蒸気をスリット25Lに案内するための加湿ノズル33を設けたが、食材供給部Aの内壁面によって蒸気の案内路を形成する等の構造により、加湿ノズル33を設けないようにしても良い。
次に、食材計量盛付装置1の食材計量部Bの構成について、図1、図2および図6〜図16を参照して説明する。図6は図1の食材計量盛付装置の構成要素である食材計量部の計量テーブルを取り外して示した拡大斜視図、図7は図1の食材計量盛付装置の構成要素である食材計量部のカバーおよび計量テーブルを取り外して示した拡大斜視図である。
図1、図2、図6および図7に示すように、食材計量盛付装置1の食材計量部Bは、食材供給部Aのシャッタユニット25の真下に配置された計量テーブル40と、この計量テーブル40の下方に配置されたロードセル(計量部材)41と、ロードセル41の下方に配置された本体ベース42と、計量テーブル40と本体ベース42との間に設けられたカバー43とを備えている。
カバー43は、例えば、樹脂製の略平板からなり、図7に示すように、ロードセル41の容器載置部41aを除いて本体ベース42を覆うように本体ベース42の上面上に取り付けられている。本実施の形態においては、カバー43が、例えば、スナップフィット構造(第1の締結構造)によって本体ベース42に着脱可能な状態で固定されている。すなわち、以下の構成になっている。
カバー43の裏面の前面側において幅方向(シャッタ25S,25Sの隣接方向)の両端近傍の2箇所には、図8に示すように、下方に突出する突出部43a,43aが設けられている一方、本体ベース42において突出部43a,43aに対向する位置には、図9に示すように、保持穴42a,42aが形成されている。なお、図8は図1の食材計量盛付装置の構成要素である食材計量部のカバーの裏面の要部拡大斜視図、図9は図1の食材計量盛付装置の構成要素である食材計量部の本体ベースの要部拡大平面図である。
カバー43の各突出部43a,43aは、一対の突出板43a−1,43a−1を備えている。一対の突出板43a−1,43a−1は、カバー43の裏面の補強板43bを挟んで互いに対向するように設置されている。一対の突出板43a−1,43a−1の一方の側面には、その突出方向の中央から上部に向かって面取部Cpが形成されている。一方、本体ベース42の各保持穴42a,42aは、本体ベース42の上下面を貫通するように穿孔されている。この保持穴42aの平面形状は、突出部43a(スナップフィット)がかかり易くするために、例えば、D字状に形成されている。
このようなカバー43を本体ベース42に取り付けるときは、カバー43の裏面の突出部43a,43aを本体ベース42の保持穴42a,42aに挿入する。するとカバー43の各突出部43a,43aの一対の突出板43a−1,43a−1の弾性力によって突出部43a,43aが保持穴42a,42aに嵌め合わされる。これにより、カバー43を本体ベース42に固定することができる。一方、カバー43を取り外すときは各突出部43a,43aの一対の突出板43a−1,43a−1を撓ませることで容易にカバー43を取り外すことができる。
このように本実施の形態においては、カバー43を容易に着脱することができるので、食材計量部Bの内部を清掃する際の作業性を向上させることができる。このため、シャリカス等のような異物が、ロードセル41の容器載置部41aと本体ベース42との間に介在されないようにすることができるので、食材計量盛付装置1での米飯の計量不良の発生率を低減または計量不良の発生を防止することができる。
次に、図6,図7および図10に示すように、ロードセル41は、計量テーブル40上に載置された食材容器に供給される米飯の重量(荷重)を検出して電気信号に変換する計量部材であり、ロードセル41の一端側の容器載置部41aが本体ベース42の上面から離れるように片持ちの状態で本体ベース42上に設置されている。ロードセル41の一端側の容器載置部41aは食材容器の載置部であり、その面内中央には保持穴41a−1が穿孔されている。一方、ロードセル41の他端側は、ロードセルカバー41bに収容されて保護されている。なお、図10は図1の食材計量盛付装置の構成要素である食材計量部のロードセルの要部斜視図である。
ロードセル41の検出素子としては、例えば、ひずみゲージ41cが使用されている。ひずみゲージ41cは、変形量に応じて抵抗値が変化することを利用した検出素子であり、ロードセル41の容器載置部41a上の食材容器に米飯が投入されたときの荷重により生じた歪みを電気信号に変換することで、その米飯の重量を計る荷重変換素子である。なお、ロードセル41による計量値が目標計量値に到達したならば、供給スクリュ23,23および解し供給ローラ24の回転動作が停止し、その後、シャッタユニット25の一対のシャッタ25S,25Sが閉じるようになっている。
次に、図1および図2に示す計量テーブル40は、椀や弁当箱等の食材容器が直接載置される樹脂製等の載置台であり、ロードセル41およびカバー43を覆うように食材計量部Bの最上層に設けられている(図14および図15参照)。この計量テーブル40は、カバー43の表面から若干離れた状態(カバー43に対して浮いている状態)でロードセル41の容器載置部41aに支持されている。
また、本実施の形態においては、計量テーブル40が、例えば、スナップフィット構造(第2の締結構造)によってロードセル41に着脱可能な状態で固定されている。すなわち、計量テーブル40は、その裏面に設けられた下方に突出する突出部40a(図14および図15参照)を、ロードセル41の容器載置部41aの保持穴41a−1に挿入することで、ロードセル41に着脱可能な状態で固定されている。計量テーブル40の裏面の突出部40aの作用や構成は、上記カバー43の突出部43aの作用や構成と同様なので説明を省略する。計量テーブル40の着脱方法もカバー43の着脱方法と同様なので説明を省略する。
このように本実施の形態においては、カバー43のみならず計量テーブル40も容易に着脱することができるので、食材計量部Bの内部を清掃する際の作業性を向上させることができる。このため、シャリカス等のような異物が、ロードセル41の容器載置部41aと本体ベース42との間に介在されないようにすることができるので、食材計量盛付装置1での米飯の計量不良の発生率を低減または計量不良の発生を防止することができる。
次に、図7および図11〜図13に示すように、本体ベース42は、食材計量部Bの架台を構成する部分であり、食材計量部Bの下部に設けられている。なお、図11は図1の食材計量盛付装置の構成要素である食材計量部のロードセルおよび本体ベースを上方から見た要部平面図、図12は図11のロードセルを取り外して見せた本体ベースの要部平面図、図13は図1の食材計量盛付装置の構成要素である食材計量部の本体ベースを裏面から見た要部斜視図である。
本体ベース42は、例えば、板金加工により成形された金属板からなり、その平面内には、複数個の貫通穴42bが穿孔されている。貫通穴42bは、例えば、比較的大きな平面略長方形状に形成されており、本体ベースの幅方向(シャッタ25S,25Sの隣接方向)に沿って2個、その幅方向に直交する奥行き方向に沿って3個、合計で6個、互いの間に隣接間部分42dを隔てて配置されている。図11に示すように、この貫通穴42bの一群は、その一部がロードセル41の容器載置部41aの外周からはみ出した状態で、容器載置部41aの平面とほぼ重なるように形成されている。
このような複数個の貫通穴42bを設けたことにより、シャリカス等のような異物が、食材計量部Bの計量テーブル40とカバー43との隙間から食材計量部B内に入り込んだとしても、その異物を本体ベース42の貫通穴42bを通じて外部に排出することができ、ロードセル41の容器載置部41aと本体ベース42との間に異物が介在されないようにすることができる。したがって、食材計量盛付装置1での米飯の計量不良の発生率を低減または計量不良の発生を防止することができる。
また、発明者が検討した食材計量盛付装置においては、本体ベースがダイキャスト製の金属塊により形成されている。その場合、高い剛性が得られるので、計量精度を確保する上では好ましいが、重くなることやコストが高くなるという問題がる。そこで、発明者は、本体ベースを板材で形成することにより、本体ベースの軽量化と低コスト化を図ろうとしたが、その場合、計量精度を確保することが難しい場合があることを見出した。これに対して発明者は、図12〜図15に示すように、貫通穴42bを複数に分けて形成するとともに、本体ベース42において複数の貫通穴42bの外周部に曲折部42cを設けた。曲折部42cは、本体ベース42において貫通穴42bの外周部分を下方に折り曲げることで形成されている。曲折部42cの突出長さは、食材計量盛付装置1を載置する台の表面に接触しない程度となっている。
このような曲折部42cを設けたことにより、板状の本体ベース42の剛性を確保することができるので、食材計量盛付装置1の計量精度を確保することができる。したがって、本実施の形態においては、食材計量盛付装置1の軽量化および低コスト化を図ることができる上、食材計量盛付装置1での米飯の計量不良の発生率を低減または計量不良の発生を防止することができる。なお、図14および図15(a)は図1の食材計量盛付装置の構成要素である食材計量部の要部破断斜視図、図15(b)は図15(a)の食材計量部の本体ベースにおいて複数個の貫通穴の隣接間に位置する隣接間部分の拡大断面図である。
また、本体ベース42に形成された複数の貫通穴42bは、図12に示すように、上下左右で対称になるように形成されている。これにより、本体ベース42に加わる力を本体ベース42の面内全体にほぼ均一になるように分散することができるので、食材計量盛付装置1での計量精度を確保することができる。また、本体ベース42に複数個の貫通穴42bを設けたことにより、放熱性を高めることができるので熱による板状の本体ベース42の歪みの発生を抑制することができるとともに、本体ベース42の歪みを貫通穴42bにより吸収することができるので、食材計量盛付装置1での計量精度を確保することができる。これらにより、食材計量盛付装置1での米飯の計量不良の発生率を低減または計量不良の発生を防止することができる。
また、本実施の形態においては、図14および図15に示すように、各貫通穴42bの外周部を下方に折り曲げて曲折部42cを形成したことにより、本体ベース42上の異物が貫通穴42bを通じて落下し易くすることができるとともに、本体ベース42の裏面側の異物が本体ベースの42上面上に入り難くすることができるので、食材計量盛付装置1での米飯の計量不良の発生率を低減または計量不良の発生を防止することができる。
また、本実施の形態においては、図14および図15に示すように、本体ベース42において複数の貫通穴42bの隣接間に位置する隣接間部分42d(曲折部42cを含む)の断面形状が逆U字状に形成されている。この隣接間部分42dは、ロードセル41の直下に位置するので、特に異物の影響を受けてしまう箇所であるが、本実施の形態においては、本体ベース42における隣接間部分42dの断面形状を逆U字状にしたことにより、隣接間部分42dの上面上に異物が留まり難くすることができるので、食材計量盛付装置1での米飯の計量不良の発生率を低減または計量不良の発生を防止することができる。
ここで、図15(b)に例示した隣接間部分42dには、その上面に平坦面が残されているが、図16(a)に示すように、隣接間部分42dの上面をも曲面にすることにより、さらに隣接間部分42dの上面上に異物が留まり難くすることができるので、さらに食材計量盛付装置1での米飯の計量不良の発生率を低減または計量不良の発生を防止することができる。
また、隣接間部分42dの断面形状の変形例として、図16(b)に示すように、隣接間部分42d(曲折部42cを含む)の断面形状を逆V字状に形成しても良い。これにより、隣接間部分42dの曲折部42cの傾斜角度を図16(a)の場合よりも急峻にすることができるとともに、隣接間部分42dの上面の平坦面を低減することができるので、さらに隣接間部分42d上に異物が留まり難くすることができる。したがって、さらに食材計量盛付装置1での米飯の計量不良の発生率を低減または計量不良の発生を防止することができる。なお、図16(a),(b)は図15の食材計量部の本体ベースにおいて複数個の貫通穴の隣接間に位置する隣接間部分の変形例の拡大断面図である。
次に、本実施の形態の食材計量盛付装置1の動作について図2、図17〜図19を参照して説明する。図17は図1の食材計量盛付装置の動作中の断面図、図18は図1の食材計量盛付装置における加湿器ユニットからの蒸気の流れを示す断面図、図19は図1の食材計量盛付装置における加湿器ユニットからの蒸気の流れを示す説明図である。
先ず、図2において電源スイッチ(図示せず)で電源を投入し、食材供給部Aの蓋14を開け、ホッパ22内に食材である米飯を投入した後、当該蓋14を閉じる。ここで、電源投入と同時に、ホッパ22に設けられた保温ヒータが動作を開始してホッパ22内の米飯が所定の温度に維持される。また、電源投入と同時に、加湿器ユニット30のヒータが動作を開始して蒸気が生成されてスリット25Lから噴出を開始する。
なお、本実施の形態の食材計量盛付装置1においては電源の投入と同時に加湿器ユニット30のヒータが動作する場合について説明したが、その他の方法として、例えば、食材計量盛付装置1に米飯の加湿を実行する加湿スイッチ(図示せず)を独立して設け、そのオン・オフによって加湿の実行を操作するようにしても良い。これにより、米飯の加湿を実行するか否かを設定することができるので、電源の投入時には加湿スイッチをオフにしておいて加湿は実行せず、所望のタイミング(例えば、ホッパ22内の米飯の減少速度が遅くなったときなど)でオンにして加湿を実行するということもできる。
次いで、図17に示すように、食材計量部Bの計量テーブル40上に食材容器Sを載置し、所望の目標計量値の操作ボタン16を押下する。この操作ボタン16で目標計量値が設定されたときには、ロードセル41によって食材容器Sに供給される米飯Rの計量が行われながら、供給スクリュ23,23および解し供給ローラ24の回転動作およびシャッタユニット25の開閉動作が制御される。
すなわち、供給スクリュ23,23が回転を開始してホッパ22(より詳しくは、ホッパ22の下部ホッパ22b)内に充填されている米飯が収容溝22b−1,22b−1に沿って徐々に前方(解し位置)へと移行され、同じく回転を開始した解し供給ローラ24へと送られる。
解し供給ローラ24は、図17の矢印に示す時計廻り方向に回転するため、供給スクリュ23,23から送られた米飯は当該解し供給ローラ24の回転により取り崩されるようにして下方へと落される。なお、図3に示したように、解し供給ローラ24の外周には多数の爪部24aが設けられているため、米飯Rはバラバラに解されて解し供給ローラ24の下方に位置するシャッタユニット25内に投入される。
供給スクリュ23,23および解し供給ローラ24が回転していて米飯Rがシャッタユニット25内に投入されている間は一対のシャッタ25Sが開位置にあり、解し供給ローラ24によって供給された米飯Rは、シャッタユニット25を通過して計量テーブル40上に載置された食材容器S内に落下、供給される。なお、シャッタガイド25Gに形成されたスリット25Lは上下方向に伸びているために、米飯Rはスリット25Lに沿って落下するようになり、スリット25Lが米飯Rで目詰まりし難くなっている。
この際、食材容器Sに供給される米飯Rの重量は、逐次ロードセル41により計測されている。本実施の形態においては、上記したようにシャリカス等のような異物が、食材計量部Bの計量テーブル40とカバー43との隙間から食材計量部B内に入り込んだとしても、その異物を本体ベース42の貫通穴42bを通じて外部に排出することができ、ロードセル41の容器載置部41aと本体ベース42との間に異物が介在されないようにすることができる。また、本体ベース42の貫通穴42bを複数個に分けて設けるとともに、各貫通穴42bの外周部を下方に折り曲げたことにより、本体ベース42の剛性を確保することができるので、食材計量盛付装置1での計量精度を確保することができる。これらにより、食材計量盛付装置1において米飯の計量不良の発生率を低減または計量不良の発生を防止することができる。しかも、食材計量盛付装置1の食材計量部Bの本体ベース42を板材で構成したことにより、食材計量盛付装置1の軽量化および低コスト化を図ることができる。
こうして食材容器S内に目標計量値分の米飯Rが供給され、その重量がロードセル41で検知されると、供給スクリュ23,23および解し供給ローラ24の回転が停止して米飯Rのシャッタユニット25への投入が止められる。それとともに、一対のシャッタ25Sが閉位置となる。
以上のようにして食材容器S内に所望の重量の米飯Rを盛り付けた後、その食材容器Sを計量テーブル40から取り除く。そして、次の食材容器Sを計量テーブル40上に載置し、所望の目標計量値の操作ボタン16を押下する。これによって再び既述の動作が実行され、所望の重量の米飯Rが食材容器S内に盛り付けられ、以下、同様の作業を繰り返すことができる。
なお、食材計量盛付装置1においては、図18および図19に示すように、加湿器ユニット30で発生した蒸気Tが、加湿ノズル33を通じてシャッタガイド25Gのスリット25Lから噴出し、当該スリット25Lの上方に位置する米飯Rの取り崩し面Fを加湿することができる。このため、次の食材容器Sへの米飯Rの供給までに時間が空いてしまっても、取り崩し面Fの米飯Rが温度低下して乾燥してしまうことがない。したがって、乾燥してしまった取り崩し面Fの米飯Rを廃棄するという無駄が発生することもない。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって、開示された技術に限定されるものではない。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈されるべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲の要旨を逸脱しない限りにおけるすべての変更が含まれる。
例えば、前記食材計量部を構成する本体ベースの貫通穴の個数や形状は、上記したものに限定されるものではなく、種々変更可能である。
以上の説明では、食材の一例として米飯が適用されているが、これに限定されるものではなく、例えば、みじん切りした野菜など、食材である限り様々なものを適用することができる。
1 食材計量盛付装置
10 正面板
11 背面板
12 側面板
13 開口
14 蓋
15 表示部
16 操作ボタン
17 凹部
22 ホッパ
22a 上部ホッパ
22a−1 テーパ壁
22a−2 フランジ
22b 下部ホッパ
22b−1 収容溝
22b−2 ローラ支持部
23 供給スクリュ
24 解し供給ローラ
24a 爪部
25 シャッタユニット
25G シャッタガイド
25L スリット
25S シャッタ
25D 開閉駆動部
30 加湿器ユニット
31 加湿器本体
31h ヒータ
32 給水タンク
33 加湿ノズル
40 計量テーブル
40a 突出部
41 ロードセル
41a 容器載置部
41a−1 保持穴
41b ロードセルカバー
41c ひずみゲージ
42 本体ベース
42a 保持穴
42b 貫通穴
42c 曲折部
42d 隣接間部分
43 カバー
43a 突出部
43a−1 突出板
43b 補強板
A 食材供給部
B 食材計量部
Cp 面取部

Claims (4)

  1. 装置本体に設けられ、投入された食材を貯留する食材貯留部と、
    前記食材貯留部内に設けられ、前記食材貯留部に投入された食材を前記食材貯留部内の解し位置に供給する第1の供給手段と、
    前記解し位置に設けられ、前記解し位置に供給された食材を解すように取り崩しながら供給する第2の供給手段と、
    前記第2の供給手段から供給された食材の落下経路を開閉し、当該食材の落下方向に配置された食材容器に対する食材の供給および供給停止を実行する開閉手段と、
    前記開閉手段の下方に設けられ、前記食材容器に供給された食材の重量を計る食材計量部と、
    を備え、
    前記食材計量部は、
    前記食材計量部の下部に設けられ、前記食材計量部の架台を形成する板状の本体ベースと、
    前記本体ベース上に設けられ、前記食材容器内の食材の重量を検出して電気信号に変換する計量部材と、
    前記計量部材を除いて前記本体ベースを覆うように該本体ベース上に設けられたカバーと、
    前記計量部材および前記カバーを覆うように前記計量部材に支持された計量テーブルと、
    を備え、
    前記本体ベースは、
    前記計量部材の下方に設けられた複数の貫通穴と、
    前記複数の貫通穴の外周部に下方に折れ曲がるように設けられた曲折部と、
    を備えることを特徴とする食材計量装置。
  2. 前記本体ベースにおいて前記複数の貫通穴の隣接間に位置する部分の断面形状が逆U字状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の食材計量装置。
  3. 前記本体ベースにおいて前記複数の貫通穴の隣接間に位置する部分の断面形状が逆V字状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の食材計量装置。
  4. 前記カバーに設けられた突出部を該突出部の弾性力によって前記本体ベースの一部に嵌め合わせることで、前記カバーを前記本体ベースに着脱可能な状態で固定する第1の締結構造と、
    前記計量テーブルに設けられた突出部を該突出部の弾性力によって前記計量部材の一部に嵌め合わせることで前記計量テーブルを前記計量部材に着脱可能な状態で固定する第2の締結構造との少なくとも一方を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の食材計量装置。
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