JP6603884B2 - 電解コンデンサおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
前記中間層は、カチオン性基を含むカチオン剤と、第1アニオン性基および第2アニオン性基を含むアニオン剤とを含み、
前記アニオン剤は、
前記第1アニオン性基と第2アニオン性基とを含む重合体を含み、
前記第1アニオン性基は、前記第2アニオン性基よりも電子求引性が高い、電解コンデンサに関する。
前記陽極体上に誘電体層を形成する第2工程と、
前記誘電体層が形成された前記陽極体を、第1導電性高分子を含む第1処理液で処理する第3工程と、
前記第1処理液で処理された前記陽極体を、カチオン性基を含むカチオン剤と、第1アニオン性基および第2アニオン性基を含むアニオン剤とを含む第2処理液で処理する第4工程と、
前記第2処理液で処理された前記陽極体を、第2導電性高分子を含む第3処理液で処理する第5工程と、を含み、
前記アニオン剤は、
前記第1アニオン性基と前記第2アニオン性基とを含む重合体を含み、
前記第1アニオン性基は、前記第2アニオン性基よりも電子求引性が高い、電解コンデンサの製造方法に関する。
(電解コンデンサ)
本発明の一実施形態に係る電解コンデンサは、陽極体、陽極体上に形成された誘電体層、誘導体層の少なくとも一部を覆う第1導電性高分子層、第1導電性高分子層の少なくとも一部を覆う第2導電性高分子層、および第1導電性高分子層と第2導電性高分子層との間に形成された中間層を含む。中間層は、カチオン性基を含むカチオン剤と、第1アニオン性基および第2アニオン性基を含むアニオン剤とを含む。アニオン剤は、第1アニオン性基と第2アニオン性基とを含む重合体を含む第1アニオン性基は、第2アニオン性基よりも電子求引性が高い。上記重合体を第1アニオン剤と称することがある。
陽極体としては、表面積の大きな導電性材料が使用できる。導電性材料としては、弁作用金属、弁作用金属を含む合金、および弁作用金属を含む化合物などが例示できる。これらの材料は一種を単独でまたは二種以上を組み合わせて使用できる。弁作用金属としては、例えば、チタン、タンタル、アルミニウム、および/またはニオブが好ましく使用される。これらの金属は、その酸化物も含め、誘電率が高いため、陽極体の構成材料として適している。陽極体は、例えば、導電性材料で形成された基材(箔状または板状の基材など)の表面を粗面化したもの、および導電性材料の粒子の成形体またはその焼結体などが挙げられる。
誘電体層は、陽極体表面の導電性材料を、化成処理などにより陽極酸化することで形成されるため、導電性材料(特に、弁作用金属)の酸化物を含む。例えば、弁作用金属としてタンタルを用いた場合の誘電体層はTa2O5を含み、弁作用金属としてアルミニウムを用いた場合の誘電体層はAl2O3を含む。尚、誘電体層はこれに限らず、誘電体として機能するものであれば良い。
第1導電性高分子層は、誘電体層の少なくとも一部を覆うように形成されていればよく、誘電体層の表面全体を覆うように形成されていてもよい。
第1導電性高分子としては、電解コンデンサに使用される公知のもの、例えば、π共役系導電性高分子などが使用できる。このような導電性高分子としては、例えば、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリフラン、ポリアニリン、ポリアセチレン、ポリフェニレン、ポリフェニレンビニレン、ポリアセン、および/またはポリチオフェンビニレンなどを基本骨格とする高分子が挙げられる。
ドーパントとしては、例えば、酸性基(またはアニオン性基)を有する低分子化合物(低分子系ドーパントとも言う)または高分子化合物(高分子系ドーパントとも言う)が使用される。高分子系ドーパントを用いると、より均質な第1導電性高分子層を形成することができる。ドーパントは、一種を単独でまたは二種以上を組み合わせて使用できる。
中間層は、第1導電性高分子層の少なくとも一部を覆うように形成されていればよく、第1導電性高分子層の表面全体を覆うように形成されていてもよい。第1導電性高分子層が形成されていない領域では、中間層が誘電体層と接触していてもよい(つまり、誘電体層の一部の領域において、中間層が誘電体層を覆うように形成されていてもよい)。また、中間層の一部が第1導電性高分子層中に入り込んだ状態であってもよい。
中間層は、カチオン性基を含むカチオン剤を含む。カチオン剤としては、解離した状態でカチオンを生成可能である限り特に限定されず、例えば、金属化合物(金属水酸化物などの無機塩基など)であってもよいが、有機化合物(有機塩基など)が好ましい。有機化合物であるカチオン剤のカチオン性基としては、アミノ基(第1級アミノ基、第2級アミノ基および第3級アミノ基など)、および第4級アンモニウム基が好ましい。このようなカチオン性基には、アミノ基の塩、および第4級アンモニウム基の塩なども含まれる。
アニオン剤は、第1アニオン性基と第2アニオン性基とを含む重合体(第1アニオン剤)を含む。アニオン剤に含まれるアニオン性基としては、例えば、スルホン酸基、リン酸基、ホスホン酸基、ホウ酸基、カルボキシル基、およびヒドロキシル基などが挙げられる。アニオン性基は、解離した状態でアニオンを生成可能である限り特に制限されず、これらの基の塩などであってもよい。アニオン剤は、第1アニオン性基と、第1アニオン性基よりも電子求引性が低い第2アニオン性基とを含むことが重要である。上記のようなアニオン性基の中から、電子求引性の異なる第1アニオン性基と第2アニオン性基とを適宜選択してもよい。
ホスホン酸基には、遊離のホスホン酸基(−P(=O)(OH)2)の他、ホスホン酸アニオン(−PO3H-、−PO3 2-)、およびホスホン酸塩も含まれる。カルボキシル基には、遊離のカルボキシル基(−COOH)の他、カルボキシラートアニオン(−COO-)、およびカルボン酸塩なども含まれる。
重合体(高分子化合物)である第1アニオン剤としては、例えば、第1アニオン性基を有するモノマーユニットと、第2アニオン性基を有するモノマーユニットとの共重合体(p1)、および第1アニオン性基および第2アニオン性基を有するモノマーユニットを含む重合体(p2)などが例示できる。第1アニオン剤は、第1アニオン性基を有するモノマーユニットを一種または二種以上含んでもよい。第1アニオン剤は、第2アニオン性基を有するモノマーユニットを一種または二種以上含んでもよい。第1アニオン剤は、第1アニオン性基および第2アニオン性基を有するモノマーユニットを一種または二種以上含んでもよい。モノマーユニットにおいて、第1アニオン性基および第2アニオン性基のそれぞれの個数は、1つであってもよく、2つ以上であってもよい。第1アニオン剤は、一種を単独でまたは二種以上を組み合わせて使用してもよい。
第2アニオン剤は、脂肪族化合物、脂環族化合物、および芳香族化合物のいずれであってもよい。脂肪族化合物は、アニオン性基と、このアニオン性基が結合した脂肪族部位(メタン、エタンなどのアルカン部位(C1-6アルカン部位など)など)とを有する。脂環族化合物は、アニオン性基と、このアニオン性基が結合した脂環族部位(シクロペンタン、シクロヘキサンなどのシクロアルカン部位(C5-8シクロアルカン部位)など)とを有する。芳香族化合物は、アニオン性基と、このアニオン性基が結合した芳香族部位(ベンゼン、ナフタレンなどのアレーン部位(C6-14アレーン部位など)など)とを有する。脂肪族部位、脂環族部位および芳香族部位のそれぞれは、必要に応じて、ハロゲン原子(フッ素元素、塩素原子など)、アルキル基(メチル、エチルなどのC1-4アルキル基など)、アルケニル基(ビニル基などのC2-6アルケニル基など)などの置換基を有してもよい。脂環族部位および芳香族部位(特に、芳香族部位)を有する第2アニオン剤を用いると、第1導電性高分子層および/または第2導電性高分子層との親和性が高くなるため、第2導電性高分子層を形成する際に、成膜性および/または被覆性をさらに高めることができる。
ジカルボキシC5-8シクロアルカンなど)、芳香族カルボン酸(安息香酸などのカルボキシC6-14アレーン、サリチル酸などのカルボキシヒドロキシC6-14アレーン、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ナフタレンジカルボン酸などのジカルボキシC6-14アレーンなど)などが挙げられる。
第2導電性高分子層は、第1導電性高分子層の少なくとも一部を覆うように形成されていればよく、第1導電性高分子層の表面全体を覆うように形成されていてもよい。第2導電性高分子層は、第1導電性高分子層の表面の少なくとも一部の領域では、中間層を介して、第1導電性高分子層を覆うように形成されているが、中間層を介さずに、第1導電性高分子層の表面に直接形成されている領域があってもよい。また、第1導電性高分子層および中間層が形成されていない領域では、第2導電性高分子層が誘電体層と接触していてもよい(つまり、第2導電性高分子層が誘電体層を覆うように形成されていてもよい)。
第2導電性高分子としては、電解コンデンサに使用される公知のものが使用でき、具体的には、第1導電性高分子について例示した導電性高分子から適宜選択することができる。第2導電性高分子の重量平均分子量も、第1導電性高分子について例示した範囲から適宜選択できる。第1導電性高分子と、第2導電性高分子とは、同じものを用いてもよく、異なるものを用いてもよい。
(電解コンデンサの製造方法)
本発明の一実施形態に係る電解コンデンサの製造方法は、陽極体を準備する第1工程と、陽極体上に誘電体層を形成する第2工程と、誘電体層が形成された陽極体を、第1導電性高分子を含む第1処理液で処理する第3工程と、第1処理液で処理された陽極体を、カチオン性基を含むカチオン剤と、第1アニオン性基および第2アニオン性基を含むアニオン剤とを含む第2処理液で処理する第4工程と、第2処理液で処理された陽極体を、第2導電性高分子を含む第3処理液で処理する第5工程と、を含む。そして、アニオン剤は、第1アニオン性基と第2アニオン性基とを含む重合体(第1アニオン剤)を含み、第1アニオン性基は、第2アニオン性基よりも電子求引性が高い。
第1工程では、陽極体の種類に応じて、公知の方法により陽極体を形成する。
第2工程では、陽極体上に誘電体層を形成する。誘電体層は、陽極体の表面を陽極酸化することにより形成される。陽極酸化は、公知の方法、例えば、化成処理などにより行うことができる。化成処理は、例えば、陽極体を化成液中に浸漬することにより、陽極体の表面(より内側の表面の孔や窪みの内壁面)まで化成液を含浸させ、陽極体をアノードとして、化成液中に浸漬したカソードとの間に電圧を印加することにより行うことができる。化成液としては、例えば、リン酸水溶液、リン酸アンモニウム水溶液、またはアジピン酸アンモニウム水溶液などを用いることが好ましい。
第3工程では、例えば、誘電体層が形成された陽極体を第1処理液に浸漬させたり、または誘電体層が形成された陽極体に第1処理液を注液したりする。浸漬や注液により誘電体層が形成された陽極体の表面(誘電体層が形成された、より内側の表面の孔や窪みの内壁面)まで第1処理液を含浸させる。第1処理液を含浸させた後、陽極体は、必要に応じて、乾燥してもよい。乾燥の際、必要に応じて、陽極体を加熱してもよい。第3工程により、誘電体層が形成された陽極体の表面に第1導電性高分子(およびドーパント)を付着させることができる。
第4工程は、例えば、カチオン剤とアニオン剤とを含む第2処理液を、第1処理液で処理された陽極体に接触させることにより行うことができる。第2処理液と接触させた後、陽極体は、必要に応じて、乾燥してもよい。乾燥の際、必要に応じて、陽極体を加熱してもよい。
第5工程は、第2処理液で処理された陽極体を用い、第1処理液に代えて、第2導電性高分子(必要に応じて、ドーパント)を含む第3処理液を用いる以外は、第3工程と同様のまたは類似の手順で行うことができる。第3処理液としては、第1導電性高分子に代えて、第2導電性高分子を含む以外は、第1処理液と同様のものを使用することができる。
電解コンデンサの製造方法は、さらに陰極層を形成する工程(第6工程)を含むことができる。
下記の要領で、図1に示す電解コンデンサ1を作製し、その特性を評価した。
基材としてのアルミニウム箔(厚み:100μm)の両方の表面をエッチングにより粗面化することで、陽極体2を作製した。
陽極体2の一端部側の部分(分離部から一端部までの部分)を、化成液に浸漬し、70Vの直流電圧を、20分間印加して、酸化アルミニウムを含む誘電体層3を形成した。
攪拌下で、ポリスチレンスルホン酸(重量平均分子量:75,000)の水溶液に、3,4−エチレンジオキシチオフェンモノマーを添加し、次いで、酸化剤(硫酸鉄(III)
および過硫酸ナトリウム)を添加して、化学酸化重合を行った。得られた重合液を、イオン交換装置によりろ過して不純物を除去することにより、第1導電性高分子としてのポリ3,4−エチレンジオキシチオフェン(PEDOT)と、ドーパントとしてのポリスチレンスルホン酸(PSS)とを含む溶液を得た。
純水に、N,N−ジメチルオクチルアミン(カチオン剤)と、スチレンスルホン酸(第1アニオン性基を有するモノマー)とアシッドホスホオキシエチルアクリレート(P(=O)(OH)2−O−CH2CH2−O−C(=O)−CH=CH2)(第2アニオン性基を有するモノマー)との共重合体(アニオン剤)とを溶解させて、第2処理液を調製した。第2処理液中のカチオン剤の濃度は、0.05mol/L、アニオン剤の濃度は、0.03mol/Lとした。第1アニオン性基であるスルホン酸基の数に対する、第2アニオン性基であるリン酸基の数の比は、3倍であった。
上記(3)で用いた第1処理液と同様の組成の第3処理液を用いた。上記(4)で処理された陽極体2を、第3処理液に浸漬した後、取り出し、さらに120℃で10〜30分の乾燥を行った。第3処理液への浸漬と乾燥とを交互にさらに2回ずつ繰り返すことで、中間層4cの表面を覆うように第2導電性高分子層4bを形成した。第2導電性高分子層4bの平均厚みを、第1導電性高分子層4aの場合と同様にして測定したところ、約30μmであった。
上記(5)で得られた陽極体2を、黒鉛粒子を水に分散した分散液に浸漬し、分散液から取り出し後、乾燥することにより、少なくとも第2導電性高分子層4bの表面にカーボン層5aを形成した。乾燥は、130〜180℃で10〜30分間行った。
上記(6)で得られたコンデンサ素子11の陰極層5と、陰極端子14の一端部(第1端部)14aとを導電性接着剤17で接合した。コンデンサ素子11から突出した陽極体2の他端部と、陽極端子13の一端部(第1端部)13aとをレーザ溶接により接合した。
電解コンデンサを用いて、下記の評価を行った。
電解コンデンサからランダムに120個選び、4端子測定用のLCRメータを用いて、電解コンデンサの周波数100kHzにおけるESR値(mΩ)を測定し、平均値を求めた。
電解コンデンサに1kΩの抵抗を直列につなぎ、直流電源にて25Vの定格電圧を1分間印加した後の漏れ電流(μA)を測定し、250個の電解コンデンサの平均値を求めた。
1.0V/秒のレートで昇圧しながら、電解コンデンサに電圧を印加し、1Aの過電流が流れる破壊耐電圧(BVD)を測定した。250個の電解コンデンサの平均値を求めた。
第4工程において、アニオン剤として、ポリスチレンスルホン酸(重量平均分子量:75,000)を用い、第2処理液中のアニオン剤の濃度を0.075mol/Lに変更する以外は、実施例1と同様にして、電解コンデンサ(B1)を作製した。そして、実施例1と同様の評価を行った。
第4工程において、第2処理液中のアニオン剤の濃度を0.05mol/L(比較例2)および0.03mol/L(比較例3)に変更する以外は、比較例1と同様にして、電解コンデンサ(B2およびB3)を作製し、実施例1と同様の評価を行った。
第4工程において、アニオン剤として、パラトルエンスルホン酸を用い、第2処理液中のアニオン剤の濃度を0.075mol/Lに変更する以外は、実施例1と同様にして、電解コンデンサ(B4)を作製した。そして、実施例1と同様の評価を行った。
第4工程において、第2処理液(または中間層)の第1アニオン性基の数に対する第2アニオン性基の数の比が表1に示す値となるように、第1アニオン性基を有するモノマーと、第2アニオン性基を有するモノマーとの共重合比(モル比)、および/または第2処理液中のアニオン剤の濃度を変更した以外は、実施例1と同様にして、電解コンデンサ(A2〜A5)を作製した。そして、実施例1と同様の評価を行った。
第4工程において、アニオン剤として、アシッドホスホオキシエチルアクリレート(第1アニオン性基を有するモノマー)とアクリル酸(第2アニオン性基を有するモノマー)との共重合体を、表1に示す濃度で含む第2処理液を用いた。第1アニオン性基を有するモノマーと第2アニオン性基を有するモノマーとの共重合比(モル比)を、表1に示すように変更した。これら以外は、実施例1と同様にして、電解コンデンサ(A6〜A8)を作製した。そして、実施例1と同様の評価を行った。
第4工程において、アニオン剤として、スチレンスルホン酸(第1アニオン性基を有するモノマー)とアクリル酸(第2アニオン性基を有するモノマー)との共重合体を、表1に示す濃度で含む第2処理液を用いた。第1アニオン性基を有するモノマーと第2アニオン性基を有するモノマーとの共重合比(モル比)を、表1に示す値とした。これら以外は、実施例1と同様にして、電解コンデンサ(A9およびA10)を作製した。そして、実施例1と同様の評価を行った。
第4工程において、アニオン剤として、スチレンスルホン酸(第1アニオン性基を有するモノマー)と表1に示す第2アニオン性基を有するモノマーとの共重合体を用いる以外は、実施例1と同様にして、電解コンデンサ(A11〜A13)を作製した。そして、実施例1と同様の評価を行った。
第4工程において、アニオン剤として、ビニルホスホン酸(第1アニオン性基を有するモノマー)とアクリル酸(第2アニオン性基を有するモノマー)との共重合体を用いた。第1アニオン性基を有するモノマーと第2アニオン性基を有するモノマーとの共重合比(モル比)を50:50に変更した。これら以外は、実施例1と同様にして、電解コンデンサ(A14)を作製した。そして、実施例1と同様の評価を行った。
2 陽極体
3 誘電体層
4 導電性高分子層
4a 第1導電性高分子層
4b 第2導電性高分子層
4c 中間層
5 陰極層
5a カーボン層
5b 銀ペースト層
11 コンデンサ素子
12 樹脂外装体
13 陽極端子
13a 陽極端子の第1端部
13b 陽極端子の第2端部
14 陰極端子
14a 陰極端子の第1端部
14b 陰極端子の第2端部
15 陰極部
16 分離部
17 導電性接着剤
Claims (8)
- 陽極体と、
前記陽極体上に形成された誘電体層と、
前記誘導体層の少なくとも一部を覆い、第1導電性高分子とドーパントとを含む第1導電性高分子層と、
前記第1導電性高分子層の少なくとも一部を覆い、第2導電性高分子とドーパントとを含む第2導電性高分子層と、
前記第1導電性高分子層と前記第2導電性高分子層との間に形成された中間層と、を含み、
前記中間層は、カチオン性基を含むカチオン剤と、第1アニオン性基および第2アニオン性基を含むアニオン剤とを含み、
前記アニオン剤は、前記ドーパントとは異なり、かつ、前記第1アニオン性基と前記第2アニオン性基とを含む重合体を含み、
前記第1アニオン性基は、前記第2アニオン性基よりも電子求引性が高い、
電解コンデンサ。 - 前記第1アニオン性基は、スルホン酸基、リン酸基、またはホスホン酸基である、
請求項1に記載の電解コンデンサ。 - 前記第1アニオン性基は、スルホン酸基である、
請求項1に記載の電解コンデンサ。 - 前記第2アニオン性基は、リン酸基、ホスホン酸基、カルボキシル基およびヒドロキシル基からなる群より選択される少なくとも一種である、
請求項3に記載の電解コンデンサ。 - 前記第2アニオン性基は、少なくともカルボキシル基を含む、
請求項1に記載の電解コンデンサ。 - 前記中間層において、前記第2アニオン性基の数は、前記第1アニオン性基の数よりも多い、
請求項1に記載の電解コンデンサ。 - 前記第2アニオン性基の数は、前記第1アニオン性基の数の0.3倍以上、6倍以下である、
請求項1に記載の電解コンデンサ。 - 陽極体を準備する第1工程と、
前記陽極体上に誘電体層を形成する第2工程と、
前記誘電体層が形成された前記陽極体を、第1導電性高分子とドーパントとを含む第1処理液で処理する第3工程と、
前記第1処理液で処理された前記陽極体を、カチオン性基を含むカチオン剤と、第1アニオン性基および第2アニオン性基を含むアニオン剤とを含む第2処理液で処理する第4工程と、
前記第2処理液で処理された前記陽極体を、第2導電性高分子とドーパントとを含む第3処理液で処理する第5工程と、を含み、
前記アニオン剤は、
前記ドーパントとは異なり、
前記第1アニオン性基と前記第2アニオン性基とを含む重合体を含み、
前記第1アニオン性基は、前記第2アニオン性基よりも電子求引性が高い、電解コンデンサの製造方法。
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