JP6621985B2 - 洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、多数の被洗浄物を洗浄液で洗浄するための洗浄装置に関する。
従来から、機械部品(例えば、ネジ、リベット、歯車)、金属球(例えば、パチンコ玉、ボールペンのペン先の鋼球)および円板体(例えば、コイン、硬貨、メダル)などの被洗浄物を洗浄液で連続的に洗浄できる洗浄装置がある。特許文献1に記載された洗浄装置は、洗浄液を貯留する洗浄槽と、洗浄槽の内部に設けられた洗浄ドラムと、洗浄ドラムを回転させるドラム駆動機構とを備えている。洗浄ドラムの内面には、螺旋状の隔壁と、研磨ブラシとが設けられている。ドラム駆動機構で洗浄ドラムを回転させると、洗浄ドラムに収納されたメダルが隔壁に押されて洗浄液中を移動するとともに、メダルの汚れが研磨ブラシで除去される。
特開2005−125026号公報
特許文献1に記載された洗浄装置では、洗浄ドラムから排出される被洗浄物に多くの洗浄液が付着していたので、被洗浄物を乾燥させるために長時間を要するという問題があった。
本発明は、上記問題に対処するためになされたものであり、被洗浄物を乾燥させるための時間を短縮できる、洗浄装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る洗浄装置の特徴は、被洗浄物を洗浄液で洗浄するための洗浄装置であって、前記被洗浄物が載置される底板部を有し、前記底板部よりも上方に前記被洗浄物を収容する収容空間を構成する収容部と、前記収容空間を水平方向において隣接する第1領域と第2領域とに区分するとともに、前記第1領域から前記第2領域への前記被洗浄物の移動を抑制するための隔壁部と、前記第1領域に前記被洗浄物を受け入れるための受入口と、前記第2領域から前記被洗浄物を排出するための排出口と、前記第1領域に前記洗浄液を供給するための洗浄液供給手段と、前記収容空間から前記洗浄液を排出するための洗浄液排出手段と、前記第1領域の前記被洗浄物を前記底板部と前記隔壁部との間を通して前記排出口に搬送するための搬送手段とを備えることにある。ここで、被洗浄物には、機械部品(例えば、ネジ、リベット、歯車)、金属球(例えば、パチンコ玉、ボールペンのペン先の鋼球)および円板体(例えば、コイン、硬貨、メダル)などがある。
この構成では、第1領域で洗浄された被洗浄物を、底板部と隔壁部との間を通して第2領域に設けられた排出口に搬送するようにしているので、大量の被洗浄物が排出口から一気に排出されることを防止できる。また、洗浄液排出手段によって収容空間から洗浄液を排出するようにしているので、使用済みの洗浄液が被洗浄物と共に排出口から排出されることを抑制できる。さらに、排出口が第2領域に設けられているので、第1領域で洗浄された被洗浄物を排出口まで搬送する過程において被洗浄物を液切りできる。したがって、例えば、洗浄工程に続く乾燥工程において、被洗浄物を乾燥させるための時間を短縮できる。
本発明の他の特徴は、前記搬送手段は、前記底板部と前記隔壁部との間に回転可能に設けられた回転板と、前記回転板を回転させるための回転駆動手段とを有しており、前記回転板の外周部には、前記被洗浄物を前記排出口に向けて押すための押圧部が設けられていることにある。
この構成において、受入口から第1領域に受け入れられた被洗浄物は、回転板の回転に伴う遠心力で収容部の内面に向けて移動され、その後、押圧部に押されて排出口に与えられる。被洗浄物が移動されるとき、被洗浄物は、他の被洗浄物や底板部と擦り合わされるので、洗浄液供給手段から供給される洗浄液で洗浄されることと相俟って、被洗浄物の汚れを効果的に除去できる。
本発明の他の特徴は、前記収容部の内面は平面視で円形に形成されており、前記回転板の回転中心は前記収容部の中心に配置されており、前記回転板における前記押圧部よりも回転方向先方に位置する先方部分の外周縁と前記収容部の内面との間には、前記押圧部で押される前記被洗浄物を保持するための保持空間が構成されていることにある。
この構成において、受入口から第1領域に受け入れられた被洗浄物は、回転板の回転に伴う遠心力で収容部の内面に向けて移動され、先方部分の外周縁と収容部の内面との間の保持空間に収容される。したがって、被洗浄物が押圧部で押されるときには、先方部分の外周縁と収容部の内面とによって、収容部の径方向における被洗浄物の移動を阻止でき、被洗浄物を排出口まで効率よく搬送できる。
本発明の他の特徴は、前記回転板は、前記収容部の内面に沿って移動する外周部を有しており、前記外周部には、複数の切欠き部が形成されており、前記複数の切欠き部のそれぞれに前記押圧部が設けられていることにある。
この構成では、複数の切欠き部のそれぞれに設けられた押圧部で被洗浄物を押すことができるので、被洗浄物を排出口に断続的かつ平均的に供給できる。また、回転板の外周部は、収容部の内面に沿って移動するので、回転板と底板部との間に被洗浄物が入り込むことを防止できる。
本発明の他の特徴は、前記複数の切欠き部は、前記外周部に一定の間隔で設けられていることにある。
この構成では、複数の切欠き部が一定の間隔で設けられているので、被洗浄物を排出口に供給する時間間隔を一定にすることができる。
本発明の他の特徴は、前記第1領域における前記受入口の下方には、前記回転板の回転中心側から外側に向かうにつれて低くなる傾斜部が配置されており、前記傾斜部の下端部は、前記複数の切欠き部に内接する仮想円よりも内側に配置されていることにある。
この構成では、第1領域に受け入れられた被洗浄物を、傾斜部を介して回転板の外周部に与えることができるので、被洗浄物が回転板の中央部に滞留することを防止できる。
本発明の他の特徴は、前記傾斜部は、その中心が前記回転板の回転中心に配置される円錐状または円錐台状に形成されており、前記回転板と共に回転されることにある。
この構成では、傾斜部を回転板に固定することができるので、他の部材に固定する場合と比べて、簡単かつ確実に固定することができる。また、傾斜部が回転板とともに回転するため、傾斜部上の被洗浄物を効果的に落下させて回転板に導くことができる。
本発明の他の特徴は、前記傾斜部は、その中心が前記回転板の回転中心に配置される円錐状または円錐台状に形成されており、前記回転板に対して固定的に設けられることにある。
この構成では、傾斜部が回転板に対して固定的に設けられるため、回転板上の被洗浄物と傾斜部との間に擦れや相対回転が生じて被洗浄物が動かされて洗浄効果を高めることができる。
本発明の他の特徴は、前記隔壁部の両端部のうち前記被洗浄物の搬送方向下流側に位置する下流側端部の端縁は、前記収容部の内面またはその近傍に配置されており、平面視で前記下流側端部の端縁と前記回転板の回転中心とを通過する仮想直線を想定したとき、前記下流側端部は、前記仮想直線に対して前記第1領域側に傾斜して配置されていることにある。
この構成において、受入口から第1領域に受け入れられた被洗浄物は、回転板の回転に伴う遠心力で収容部の内面に向けて移動されるとともに、回転板に押されて回転方向に移動され、隔壁部の下流側端部に押し当てられる。下流側端部は、仮想直線に対して第1領域側に傾斜して配置されているので、下流側端部に押し当てられた被洗浄物は、下流側端部に沿って収容部の内面に向けて移動される。このように、被洗浄物は、遠心力に加えて、回転方向の押圧力によっても収容部の内面に向けて移動されるので、押圧部に対して被搬送物を効率よく与えることができる。
本発明の他の特徴は、前記隔壁部における前記下流側端部から中央部に連続する連続部は、前記下流側端部から前記中央部に向かうにつれて前記回転板の回転中心に近づくように湾曲していることにある。
隔壁部の全体が直線状に形成されている場合、隔壁部の下流側端部が仮想直線に対して第1領域側に傾斜して配置されると、第1領域の容積が小さくなって被洗浄物の移動距離が短くなり、洗浄効率が低下するおそれがある。上記構成では、連続部が下流側端部から中央部に向かうにつれて回転板の回転中心に近づくように湾曲しているので、第1領域の容積が小さくなることを抑制でき、洗浄効率の低下を防止できる。
本発明の他の特徴は、前記隔壁部は弾性材料で形成されており、前記隔壁部の下端部は自由端となっていることにある。
この構成では、弾性材料で形成された隔壁部の下端部が自由端となっているため、隔壁部の上流側に溜まった被洗浄物に対して回転板から押圧力が付与されると、隔壁部の下端部が弾性変形されて、被洗浄物が第2領域に押し込まれる。これにより、被洗浄物が隔壁部の上流側に滞留することを抑制でき、被洗浄物の搬送性を高めることができる。
本発明の他の特徴は、前記洗浄液排出手段は、前記底板部における前記第1領域に対応する部分に設けられた少なくとも1つの第1排液孔と、前記底板部における前記第2領域に対応する部分に設けられた少なくとも1つの第2排液孔とを有しており、前記第1排液孔の総開口面積は、前記第2排液孔の総開口面積よりも小さくされていることにある。
この構成では、被洗浄物から除去された汚れ成分を使用済みの洗浄液と共に第1排液孔および第2排液孔から排出できる。また、第1排液孔の総開口面積は、第2排液孔の総開口面積よりも小さくされているので、第1領域においては、洗浄液の滞留時間が長くなり、被洗浄物を効果的に洗浄できる。
本発明の他の特徴は、前記洗浄液排出手段は、前記底板部における前記第2領域に対応する部分に設けられた複数の第2排液孔を有しており、少なくとも1つの前記第2排液孔は、前記排出口に与えられる前記被洗浄物の搬送経路に設けられていることにある。
この構成では、被洗浄物の搬送経路に第2排液孔が設けられているので、被搬送物を効果的に液切りできる。
本発明の一実施形態に係る洗浄装置の構成を示す正面図である。 洗浄装置の主要部の構成を示す平面図である。 洗浄装置の主要部の構成を示す断面図である。 洗浄装置の主要部の構成を示す分解斜視図である。 回転駆動手段の一部の構成を示す斜視図である。 洗浄装置の主要部の使用状態(洗浄工程)を示す平面図である。 洗浄装置の主要部の使用状態(搬送工程)を示す平面図である。 他の実施形態に係る洗浄装置の主要部の構成を示す平面図である。 他の実施形態に係る洗浄装置の主要部の構成を示す断面図である。
以下、本発明に係る洗浄装置の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る洗浄装置10の構成を示す正面図である。図1に示す洗浄装置10は、機械部品、金属球および円板体などの多数の被洗浄物を洗浄液で連続的に洗浄するものである。図1中の実線矢印は、被洗浄物の流れを示しており、図1中の破線矢印は、洗浄液の流れを示している。また、図1中の一点鎖線矢印は、熱風の流れを示している。
(洗浄装置10の構成)
図1に示すように、洗浄装置10は、フレーム12と、被洗浄物供給部14と、洗浄部16と、乾燥部18とを備えている。フレーム12は、洗浄装置10の骨格を成す部分であり、鉄等の金属からなる棒材および板材によって構成されている。被洗浄物供給部14、洗浄部16および乾燥部18は、フレーム12に対して、上方から下方に向けてこの順番に取り付けられている。
図1に示すように、被洗浄物供給部14は、被洗浄物を受け入れるためのホッパー20を有している。ホッパー20の下部には、排出口20aが形成されており、排出口20aが洗浄部16に接続されている。
図2は、洗浄装置10の主要部の構成を示す平面図であり、図3は、洗浄装置10の主要部の構成を示す断面図である。図4は、洗浄装置10の主要部の構成を示す分解斜視図である。図1に示す洗浄部16は、ホッパー20から供給された被洗浄物を洗浄液で洗浄するとともに、被洗浄物に付着した洗浄液を液切りするものである。なお、本実施形態においては、被洗浄物は、遊技機用のコインや硬貨で構成されている。
図2に示すように、洗浄部16は、被洗浄物を収容する収容空間Sを構成する収容部22と、収容空間Sを水平方向において隣接する第1領域Q1と第2領域Q2とに区分するための隔壁部24と、第1領域Q1に被洗浄物を受け入れるための受入口26と、第2領域Q2から被洗浄物を排出するための排出口28とを有している。また、洗浄部16は、第1領域Q1の被洗浄物を第2領域Q2の排出口28に搬送するための搬送手段30を有している。さらに、図1に示すように、洗浄部16は、第1領域Q1に洗浄液を供給するための洗浄液供給手段32と、収容空間S(本実施形態では、第1領域Q1および第2領域Q2の両方)から洗浄液を排出するための洗浄液排出手段34とを有している。以下には、これらの構成要素をより詳細に説明する。
図3に示すように、収容部22は、有底筒状の容器部36と、容器部36の内部に設けられた底板部38と、容器部36の上部に設けられた第1蓋40および第2蓋42とを有している。
図3に示すように、容器部36は、底部44と周壁部46とを有している。底部44の中心部には、第1貫通孔44aが形成されており、第1貫通孔44aには、搬送手段30の回転軸118を支持するための支持管48が接続されている。底部44の外周部における第2領域Q2に対応する部分には、第2貫通孔44bが形成されており、第2貫通孔44bには、排出口28から排出された被洗浄物を乾燥部18(図1)に導くための排出管50が接続されている。さらに、底部44の適宜位置には、第3貫通孔44cが形成されており、第3貫通孔44cには、使用済みの洗浄液を排出するための管状の排液口52が接続されている。
図4に示すように、周壁部46の内面(すなわち収容部22の内面)Kは、平面視で円形に形成されている。周壁部46の上端部には、フランジ部54が形成されており、フランジ部54には、複数のねじ孔56が形成されている。図3に示すように、周壁部46における内面Kの下部には、底板部38を支持するための円筒状の支持部58が形成されている。周壁部46における第1領域Q1に対応する部分には、第1領域Q1に洗浄液を供給するための給液口60が形成されている。なお、底板部38を支持するための支持部の構成は、特に限定されるものではなく、円筒状の支持部58に代えて、複数の棒状の支持部(図示省略)が用いられてもよいし、周壁部46の内面Kに形成された段差状の支持部(図示省略)が用いられてもよい。
図2に示すように、底板部38は、受入口26から第1領域Q1に受け入れられた被洗浄物が載置される円形の板状部材である。底板部38の直径は、周壁部46の内径よりも小さく、かつ、支持部58の内径よりも大きくされている。底板部38における第1領域Q1に対応する部分には、少なくとも1つ(本実施形態では複数)の第1排液孔62が形成されている。底板部38における第2領域Q2に対応する部分には、少なくとも1つ(本実施形態では複数)の第2排液孔64と、被洗浄物を排出するための排出口28とが形成されている。本実施形態では、排出口28が底板部38の外周部に隔壁部24から離間して設けられており、被洗浄物を排出口28に搬送するための搬送経路Rが底板部38の外周部に設けられている。つまり、排出口28は、搬送経路R上において、後述する隔壁部24の両端部のうち、被洗浄物の搬送方向下流側となる下流側端部74よりも被洗浄物の搬送方向上流側となる上流側端部76に近い位置に形成されている。そして、少なくとも1つの第2排液孔64が搬送経路Rに設けられている。また、第1排液孔62の総開口面積は、洗浄液が第1領域Q1に滞留する時間が長くなるように、第2排液孔64の総開口面積よりも小さくされている。
図3に示すように、底板部38の中央部には、容器部36の底部44に設けられた支持管48が挿入される貫通孔66が形成されており、底板部38の下面における排出口28と対応する部分には、凹部68が形成されている。底板部38を容器部36の内部に設置する際には、底板部38の外周部が支持部58の上面に載置されるとともに、排出管50の上端部が凹部68に嵌合される。これにより、底板部38が容器部36の内部で支持されるとともに、底板部38の回動が防止される。底板部38が容器部36の内部に設置された状態において、底板部38よりも上方の空間が収容空間Sとなり、底板部38よりも下方の空間が使用済みの洗浄液を溜めるための貯留空間Vとなる。
図2に示すように、第1蓋40は、第1領域Q1に対応する容器部36の開口70aを閉塞するための半円形の板状部材である。第1蓋40の円弧状の外周部には、複数の貫通孔40aが形成されており、各貫通孔40aに挿通された雄ねじ40bが、フランジ部54に形成された対応するねじ孔56(図4)に螺合されている。また、第1蓋40には、第1領域Q1に被洗浄物を受け入れるための受入口26が形成されている。第2蓋42は、容器部36の第2領域Q2に対応する開口70bを閉塞するための半円形の板状部材である。第2蓋42の円弧状の外周部には、複数の貫通孔42aが形成されており、各貫通孔42aに挿通された雄ねじ42bが、フランジ部54に形成された対応するねじ孔56(図4)に螺合されている。本実施形態では、第1蓋40および第2蓋42が透明アクリル板で形成されており、第1蓋40および第2蓋42の上方から容器部36の内部を視認できる。
図2に示すように、隔壁部24は、第1領域Q1と第2領域Q2とを仕切るとともに、第1領域Q1から第2領域Q2への被洗浄物の移動を抑制するものであり、ウレタンゴム等のような弾性材料によって帯板状に形成されている。隔壁部24の両端部のうち、被洗浄物の搬送方向下流側に位置する端部を下流側端部74とし、被洗浄物の搬送方向上流側に位置する端部を上流側端部76としたとき、下流側端部74の端縁74aおよび上流側端部76の端縁76aは、収容部22の内面(すなわち周壁部46の内面)Kに沿うように、当該内面Kまたはその近傍に上下方向に延びて配置されている。
図2に示すように、平面視で、下流側端部74の端縁74aと後述する回転板100の回転中心Pとを通過する仮想直線L1を想定したとき、下流側端部74は、仮想直線L1に対して第1領域Q1側に傾斜して配置されている。隔壁部24における下流側端部74から中央部78に連続する連続部80は、下流側端部74から中央部78に向かうにつれて回転板100の回転中心Pに近づくように湾曲している。
図4に示すように、隔壁部24の上端部は、隔壁部24の湾曲した形状を保持するように、挟持部82によって挟持されており、挟持部82の長手方向両端部は、一対の取付け部材84を介して容器部36に取り付けられている。
図4に示すように、挟持部82は、鉄等のような高強度の材料からなる帯板状の第1挟持片82aおよび第2挟持片82bを有している。第1挟持片82aには、複数のねじ孔(図示省略)が長手方向に間隔を隔てて形成されており、第2挟持片82bには、これらのねじ孔に対応する複数の貫通孔(図示省略)が形成されている。そして、第2挟持片82bの各貫通孔に挿通された雄ねじ86が、隔壁部24の上端部に形成された貫通孔(図示省略)に挿通されるとともに、第1挟持片82aのねじ孔に螺合されている。
図4に示すように、取付け部材84は、鉄等のような高強度の材料によって平面視でL字状に形成されている。取付け部材84の一方辺84aには、貫通孔(図示省略)が形成されており、この貫通孔に挿通された雄ねじ88によって、一方辺84aが挟持部82に固定されている。取付け部材84の他方辺84bには、ねじ孔90が形成されており、容器部36には、ねじ孔90に対応する貫通孔92が形成されている。そして、貫通孔92に挿通された雄ねじ94がねじ孔90に螺合されることによって、他方辺84bが容器部36に固定されている。
図3に示すように、挟持部82によって隔壁部24が収容空間Sで支持された状態において、隔壁部24の下端部98は、自由端となっている。隔壁部24の下端縁98aは、底板部38から上方に離間して、底板部38の上面に対して平行に配置されている。これにより、底板部38と隔壁部24との間には、回転板100が配置されるとともに被洗浄物が通過する隙間Wが確保されている。回転板100と隔壁部24との間隔は、これらの間から被洗浄物が搬送されることを抑制するために、被洗浄物の高さよりも小さくされている。
図2に示すように、搬送手段30は、第1領域Q1の被洗浄物を底板部38と隔壁部24との間の隙間Wを通して排出口28に搬送するものであり、底板部38と隔壁部24との間に回転可能に設けられた回転板100と、回転板100を回転させるための回転駆動手段102とを有している。
図3に示すように、回転板100は、受入口26から第1領域Q1に受け入れられた被洗浄物を、遠心力で収容部22の内面Kに向けて移動させるとともに、回転方向に押圧するものである。本実施形態の回転板100は、一定の厚さを有する板状部材であり、回転板100の厚さは、被洗浄物の高さよりも大きくされている。回転板100の中央部には、容器部36に設けられた支持管48が挿入される貫通孔104が形成されており、回転板100の回転中心Pは、収容部22の中心に配置されている。
図2に示すように、回転板100の外周部には、被洗浄物を排出口28に向けて押すための押圧部106が設けられている。回転板100における押圧部106よりも回転方向先方に位置する先方部分108の外周縁108aと収容部22の内面Kとの間には、押圧部106で押される被洗浄物を保持するための保持空間Fが構成されている。平面視において、押圧部106および回転板100の回転中心Pを通過する仮想直線L2で回転板100を二分したとき、仮想直線L2よりも回転方向後方に位置する後方部分110の面積は、仮想直線L2よりも回転方向先方に位置する先方部分108の面積よりも小さくされている。これにより、後方部分110が第2領域Q2を移動するときには、先方部分108が第2領域Q2を移動するときよりも、第2排液孔64の有効開口面積が広くなり、洗浄液が第2排液孔64から排出され易くなる。
図1に示すように、回転駆動手段102は、フレーム12に設けられた駆動モータ112と、駆動モータ112の回転力を回転板100(図3)に伝達するための回転力伝達機構114とを有している。図3に示すように、回転力伝達機構114は、収容部22に設けられた支持管48に組み込まれた軸受部116と、軸受部116によって回転可能に支持された回転軸118とを有している。回転軸118の上端部には、回転ブロック120が取り付けられており、回転ブロック120の下面には、複数の雄ねじ122を用いて回転板100が取り付けられている。回転ブロック120の上部には、カバー121が装着されている。
図5は、回転駆動手段102の一部の構成を示す斜視図である。図5に示すように、回転力伝達機構114は、さらに、駆動モータ112(図1)の出力軸124に設けられた第1ギア126と、回転軸118に設けられた第2ギア128と、第1ギア126の回転力を第2ギア128に伝達するためのチェーン130とを有している。回転軸118の下端部には、回転軸118の回転力を乾燥部18のギア170に伝達するための第3ギア132が取り付けられている。駆動モータ112(図1)を駆動すると、その回転力が第1ギア126、チェーン130および第2ギア128を介して回転軸118に伝達され、図3に示す回転ブロック120および第3ギア132が回転されて、回転板100およびギア170(図5)が回転される。駆動モータ112(図1)には、回転数を制御するための制御部(図示省略)が電気的に接続されており、制御部で駆動モータ112の回転数を制御することで、単位時間当たりの被洗浄物の供給量が調整される。
図1に示すように、洗浄液供給手段32は、洗浄液を貯留する洗浄液槽136と、収容部22の給液口60に設けられた噴射ノズル138と、洗浄液槽136と噴射ノズル138とを連通させるための給液管140と、洗浄液槽136の洗浄液を噴射ノズル138に向けて圧送するためのポンプ142とを有している。したがって、洗浄液槽136の洗浄液を噴射ノズル138から第1領域Q1の被洗浄物に対して勢いよく噴射することができる。なお、噴射ノズル138の数は、特に限定されるものではなく、複数の噴射ノズル138が用いられてもよい。なお、ポンプ142は、前記制御部によって作動が制御される。
図3に示すように、洗浄液排出手段34は、底板部38における第1領域Q1に対応する部分に設けられた複数の第1排液孔62と、底板部38における第2領域Q2に対応する部分に設けられた複数の第2排液孔64と、容器部36に設けられた排液口52とを有している。また、図1に示すように、洗浄液排出手段34は、排液口52と洗浄液槽136とを連通させるための排液管146と、洗浄液槽136に設けられたフィルタ148とを有している。したがって、第1排液孔62および第2排液孔64(図3)から排出された洗浄液は、排液管146を通してフィルタ148に与えられ、フィルタ148で濾過された後、洗浄液槽136に戻される。
図1に示すように、乾燥部18は、乾燥筒150と、搬送羽152と、熱風送風装置154とを有している。乾燥筒150は、気密性を有する外筒156と、複数の通気孔(図示省略)が設けられた内筒158とを有している。乾燥筒150の一方端部には、洗浄部16から排出された被洗浄物を受け入れるための受入口160が設けられており、洗浄部16の排出管50と受入口160とが搬送路162を介して連通されている。乾燥筒150の他方端部には、被洗浄物を排出するための排出口164が設けられている。本実施形態の内筒158は、外筒156の内面から離間して設けられており、内筒158と外筒156との間には、内筒158の内部空間と連通する隙間166が構成されている。
図1に示すように、搬送羽152は、乾燥筒150と共に回転されることによって、被洗浄物を受入口160から排出口164に向けて搬送するものであり、乾燥筒150の内面に螺旋状に設けられている。乾燥筒150は、複数の支持ローラ168によって回転可能に支持されている。乾燥筒150の外周面には、ギア170が設けられており、ギア170には、回転駆動手段102の第3ギア132が噛み合わされている。したがって、回転駆動手段102の駆動モータ112が駆動されて第3ギア132が回転されると、その回転力がギア170に伝達されて、乾燥筒150および搬送羽152が回転される。
図1に示す熱風送風装置154は、乾燥筒150の受入口160から排出口164に向けて熱風を送風するものであり、送風部172と、加熱部174と、ダクト部176とを有している。送風部172から送風された空気は、加熱部174で加熱された後、ダクト部176を通して受入口160に与えられる。したがって、乾燥筒150の内部では、受入口160側の領域が排出口164側の領域よりも高温になる。なお、熱風送風装置154は、前記制御部によって作動が制御される。
(洗浄装置10の作動)
以下には、図1に示す洗浄装置10の動作について説明する。図6は、洗浄装置10の主要部の使用状態(洗浄工程)を示す平面図であり、図7は、洗浄装置10の主要部の使用状態(搬送工程)を示す平面図である。図6および図7では、コイン状の被搬送物を符号Mで示している。洗浄装置10を用いて被洗浄物Mを洗浄する際には、図1に示す被洗浄物供給部14のホッパー20に被洗浄物Mを投入する。すると、図6に示すように、被洗浄物Mが、洗浄部16の受入口26から第1領域Q1に受け入れられ、回転板100の回転に伴う遠心力によって収容部22の内面Kに向けて移動され、先方部分108の外周縁108aと収容部22の内面Kとの間の保持空間Fに収容される。また、被洗浄物Mは、回転板100の押圧力によって回転方向に移動され、隔壁部24の一方端部74に押し当てられる。隔壁部24の下流側端部74は、上記の仮想直線L1に対して第1領域Q1側に傾斜して配置されているので、下流側端部74に押し当てられた被洗浄物Mは、下流側端部74に沿って収容部22の内面Kに向けて移動され、保持空間Fに収容される。また、第1領域Q1では、噴射ノズル138から噴射される洗浄液によって被洗浄物Mが洗浄される。
図7に示すように、第1領域Q1において保持空間Fに収容された被洗浄物Mは、押圧部106に押されて第2領域Q2に搬送され、搬送経路Rを通して排出口28に与えられる。被洗浄物Mが排出口28から排出されると、この被洗浄物Mは、図1に示す搬送路162および受入口160を通して、乾燥筒150の内部に受け入れられる。乾燥筒150の内部に受け入れられた被洗浄物Mは、熱風送風装置154から送風される熱風によって乾燥されるとともに、搬送羽152によって排出口164に搬送され、排出口164から外部に排出される。
本実施形態によれば、上記構成により以下の各効果を奏することができる。すなわち、図3に示すように、第1領域Q1で洗浄された被洗浄物を、底板部38と隔壁部24との間の隙間Wを通して第2領域Q2に設けられた排出口28に搬送するようにしているので、大量の被洗浄物が排出口28から一気に排出されることを防止できる。また、洗浄液排出手段34によって収容空間Sから洗浄液を排出するようにしているので、使用済みの洗浄液が被洗浄物と共に排出口28から排出されることを抑制できる。さらに、排出口28が第2領域Q2に設けられているので、第1領域Q1で洗浄された被洗浄物を排出口28まで搬送する過程において被洗浄物を液切りできる。したがって、洗浄工程に続く乾燥工程において、被洗浄物を乾燥させるための時間を短縮できる。
図6に示す受入口26から第1領域Q1に受け入れられた被洗浄物は、回転板100の回転に伴う遠心力で収容部22の内面Kに向けて移動され、その後、押圧部106に押されて排出口28に与えられる。被洗浄物が移動されるとき、被洗浄物は、他の被洗浄物や底板部38と擦り合わされるので、洗浄液供給手段32から供給される洗浄液で洗浄されることと相俟って、被洗浄物の汚れを効果的に除去できる。この場合、洗浄装置10は、回転板100に押圧部106が1つだけ設けられているため、被洗浄物の第1領域Q1での滞留時間が長くなり被洗浄物同士の擦り合わせや洗浄液との接触の時間を長くして洗浄効果を高めることができる。
図6に示す受入口26から第1領域Q1に受け入れられた被洗浄物Mは、回転板100の回転に伴う遠心力で収容部22の内面Kに向けて移動され、先方部分108の外周縁108aと収容部22の内面Kとの間の保持空間Fに収容される。したがって、被洗浄物Mが押圧部106で押されるときには、先方部分108の外周縁108aと収容部22の内面Kとによって、収容部22の径方向における被洗浄物Mの移動を阻止でき、被洗浄物Mを排出口28まで効率よく搬送できる。
図6に示す受入口26から第1領域Q1に受け入れられた被洗浄物Mは、回転板100の回転に伴う遠心力で収容部22の内面Kに向けて移動されるだけでなく、回転板100で回転方向に押されて収容部22の内面Kに向けて移動されるので、押圧部106に対して被搬送物Mを効率よく与えることができる。
図2に示すように、隔壁部24の連続部80が下流側端部74から中央部78に向かうにつれて回転板100の回転中心Pに近づくように湾曲しているので、第1領域Q1の容積が小さくなることを抑制でき、洗浄効率の低下を防止できる。
図4に示すように、弾性材料で形成された隔壁部24の下端部98が自由端となっているため、隔壁部24の上流側に溜まった被洗浄物に対して回転板100から押圧力が付与されると、隔壁部24の下端部98が弾性変形されて、被洗浄物が第2領域Q2に押し込まれる。これにより、被洗浄物が隔壁部24の上流側に滞留することを抑制でき、被洗浄物の搬送性を高めることができる。特に下流側端部74の端縁74aでは、被洗浄物が滞留し易いが、下流側端部74の下端部98が弾性変形されることによって収容部22の内面Kと端縁74aとの間に隙間が生じるので、その隙間から被洗浄物を搬送でき、被洗浄物の滞留を抑制できる。
また、第1領域Q1は、平面視において下流側端部74の端縁74a側に向かって幅が徐々に狭くなるように形成されているため、被洗浄物を少しずつ第2領域Q2に送り出して排出口28の詰りを防止できるとともに、被洗浄物を第1領域Qに留まらせて洗浄液との接触時間および複数の被洗浄物間での擦れ合いを促して洗浄効果を高めることができる。
図2に示すように、第1排液孔62の総開口面積は、第2排液孔64の総開口面積よりも小さくされているので、第1領域Q1においては、洗浄液の滞留時間が長くなり、被洗浄物を効果的に洗浄できる。
図7に示すように、被洗浄物Mの搬送経路Rに第2排液孔64が設けられているので、被搬送物Mを効果的に液切りできる。
なお、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されず、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、底板部38における第1領域Q1に対応する部分に、少なくとも1つの第1排液孔62を形成しているが、この第1排液孔62は省略されてもよい。
また、隔壁部24の下流側端部74の端縁74aは、収容部22の内面Kに対して密着するように構成してもよいが、同内面Kに対して所定の隙間を形成するように構成することもできる。これによれば、端縁74aの弾性変形によって被洗浄物を第1領域Q1から第2領域Q2に送り出すことができる。この場合、下流側端部74の端縁74aと収容部22の内面Kとの間の隙間は、被洗浄物の厚さ以上に設定することによって端縁74aと収容部22の内面Kとの間に被洗浄物が挟まって被洗浄物の流通効率の低下を防止することができる。
図8は、他の実施形態に係る洗浄装置180の主要部の構成を示す平面図である。図9は、洗浄装置180の主要部の構成を示す断面図である。図8および図9に示す洗浄装置180は、上述の実施形態の搬送手段30(図2、図3)に代えて、搬送手段182を備えている。図8に示すように、搬送手段182は、第1領域Q1の被洗浄物を底板部38と隔壁部24との間の隙間Wを通して排出口28に搬送するものであり、底板部38と隔壁部24との間に回転可能に設けられた回転板184と、回転ブロック120(図9)を覆うように設けられたガイド部186とを有している。
図8に示すように、回転板184は、収容部22の内面Kに沿って回転する外周部188を有する円板状に形成されており、外周部188には、複数(この実施形態では8個)の切欠き部190が形成されている。複数の切欠き部190のそれぞれは、回転板184の外周縁から回転中心Pに向かうように平面視でU字状に形成されている。各切欠き部190における回転方向の上流側に位置する部分が、被洗浄物を排出口28に向けて押すための押圧部192となっている。複数の切欠き部190は、回転板184の外周部188に一定の間隔(この実施形態では45度の角度間隔)で設けられている。
図9に示すように、ガイド部186は、回転ブロック120に被せられるキャップ部194と、キャップ部194の下端部に連続して形成された傾斜部196とを有している。傾斜部196は、受入口26から第1領域Q1に受け入れられた被洗浄物を回転板184の外周部188に導く部分であり、第1領域Q1における受入口26の下方に配置されている。傾斜部196は、回転板184の回転中心P側から外側に向かうにつれて低くなる円錐状または円錐台状(この実施形態では円錐台状)に形成されている。隔壁部24には、傾斜部196が干渉しないように、傾斜部196の形状に応じた切欠き部198が形成されている。図8に示すように、複数の切欠き部190に内接する仮想円Tを想定したとき、回転板184の上面における仮想円Tよりも内側の部分には、円環状の溝184aが形成されている。図9に示すように、溝184aには、傾斜部196の下端部が嵌合されて固定されている。
この実施形態によれば、上記構成により以下の各効果を奏することができる。すなわち、図8に示す複数の切欠き部190のそれぞれに設けられた押圧部192で被洗浄物を排出口28に向けて押すことができるので、被洗浄物を排出口28に断続的かつ平均的に供給できる。また、複数の切欠き部190が一定の間隔で設けられているので、被洗浄物を排出口28に一定の時間間隔で供給することができる。
図8に示す回転板184の外周部188は、収容部22の内面Kに沿って移動するので、回転板184と底板部38との間に被洗浄物が入り込むことを防止できる。
第1領域Q1に受け入れられた被洗浄物を、図9に示す傾斜部196を介して回転板184の外周部188に与えることができるので、被洗浄物が回転板184の中央部に滞留することを防止できる。傾斜部196の下端部は、溝184aに嵌合されて固定されるので、傾斜部196を回転板184に簡単かつ確実に固定することができる。
なお、回転板184に固定される傾斜部196に代えて、回転板184に対して傾斜部196を固定的に設けることもできる。具体的には、収容部22の内面Kに固定される傾斜部(図示省略)や、第1蓋40および第2蓋42の一方または両方に固定される傾斜部(図示省略)とすることができる。また、これらの傾斜部は、回転板184と共に回転されないため、第1領域Q1にだけ設けられてもよい。これによれば、回転板184上の被洗浄物と傾斜部との間に擦れや相対回転が生じるため、被洗浄物に動きを与えて洗浄効果を高めることができる。
Q1…第1領域、Q2…第2領域、S…収容空間、10…洗浄装置、22…収容部、
24…隔壁部、26…受入口、28…排出口、30…搬送手段、32…洗浄液供給手段、34…洗浄液排出手段、38…底板部

Claims (11)

  1. 被洗浄物を洗浄液で洗浄するための洗浄装置であって、
    前記被洗浄物が載置される底板部を有し、前記底板部よりも上方に前記被洗浄物を収容する収容空間を構成する収容部と、
    前記収容空間を水平方向において隣接する第1領域と第2領域とに区分するとともに、前記第1領域から前記第2領域への前記被洗浄物の移動を抑制するための隔壁部と、
    前記第1領域に前記被洗浄物を受け入れるための受入口と、
    前記第2領域から前記被洗浄物を排出するための排出口と、
    前記第1領域に前記洗浄液を供給するための洗浄液供給手段と、
    前記収容空間から前記洗浄液を排出するための洗浄液排出手段と、
    前記第1領域の前記被洗浄物を前記底板部と前記隔壁部との間を通して前記排出口に搬送するための搬送手段とを備え、
    前記搬送手段は、前記底板部と前記隔壁部との間に回転可能に設けられた回転板と、前記回転板を回転させるための回転駆動手段とを有しており、
    前記回転板の外周部には、前記被洗浄物を前記排出口に向けて押すための押圧部が設けられている、洗浄装置。
  2. 前記収容部の内面は平面視で円形に形成されており、
    前記回転板の回転中心は前記収容部の中心に配置されており、
    前記回転板における前記押圧部よりも回転方向先方に位置する先方部分の外周縁と前記収容部の内面との間には、前記押圧部で押される前記被洗浄物を保持するための保持空間が構成されている、請求項1に記載の洗浄装置。
  3. 前記回転板は、前記収容部の内面に沿って移動する外周部を有しており、
    前記外周部には、複数の切欠き部が形成されており、
    前記複数の切欠き部のそれぞれに前記押圧部が設けられている、請求項2に記載の洗浄装置。
  4. 前記複数の切欠き部は、前記外周部に一定の間隔で設けられている、請求項3に記載の洗浄装置。
  5. 前記第1領域における前記受入口の下方には、前記回転板の回転中心側から外側に向かうにつれて低くなる傾斜部が配置されており、
    前記傾斜部の下端部は、前記複数の切欠き部に内接する仮想円よりも内側に配置されている、請求項3または4に記載の洗浄装置。
  6. 前記傾斜部は、その中心が前記回転板の回転中心に配置される円錐状または円錐台状に形成されており、前記回転板と共に回転される、請求項5に記載の洗浄装置。
  7. 前記傾斜部は、その中心が前記回転板の回転中心に配置される円錐状または円錐台状に形成されており、前記回転板に対して固定的に設けられる、請求項5に記載の洗浄装置。
  8. 前記隔壁部の両端部のうち前記被洗浄物の搬送方向下流側に位置する下流側端部の端縁は、前記収容部の内面またはその近傍に配置されており、
    平面視で前記下流側端部の端縁と前記回転板の回転中心とを通過する仮想直線を想定したとき、前記下流側端部は、前記仮想直線に対して前記第1領域側に傾斜して配置されている、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  9. 前記隔壁部における前記下流側端部から中央部に連続する連続部は、前記下流側端部から前記中央部に向かうにつれて前記回転板の回転中心に近づくように湾曲している、請求項8に記載の洗浄装置。
  10. 被洗浄物を洗浄液で洗浄するための洗浄装置であって、
    前記被洗浄物が載置される底板部を有し、前記底板部よりも上方に前記被洗浄物を収容する収容空間を構成する収容部と、
    前記収容空間を水平方向において隣接する第1領域と第2領域とに区分するとともに、前記第1領域から前記第2領域への前記被洗浄物の移動を抑制するための隔壁部と、
    前記第1領域に前記被洗浄物を受け入れるための受入口と、
    前記第2領域から前記被洗浄物を排出するための排出口と、
    前記第1領域に前記洗浄液を供給するための洗浄液供給手段と、
    前記収容空間から前記洗浄液を排出するための洗浄液排出手段と、
    前記第1領域の前記被洗浄物を前記底板部と前記隔壁部との間を通して前記排出口に搬送するための搬送手段とを備え、
    前記洗浄液排出手段は、前記底板部における前記第1領域に対応する部分に設けられた少なくとも1つの第1排液孔と、前記底板部における前記第2領域に対応する部分に設けられた少なくとも1つの第2排液孔とを有しており、
    前記第1排液孔の総開口面積は、前記第2排液孔の総開口面積よりも小さくされている、洗浄装置。
  11. 被洗浄物を洗浄液で洗浄するための洗浄装置であって、
    前記被洗浄物が載置される底板部を有し、前記底板部よりも上方に前記被洗浄物を収容する収容空間を構成する収容部と、
    前記収容空間を水平方向において隣接する第1領域と第2領域とに区分するとともに、前記第1領域から前記第2領域への前記被洗浄物の移動を抑制するための隔壁部と、
    前記第1領域に前記被洗浄物を受け入れるための受入口と、
    前記第2領域から前記被洗浄物を排出するための排出口と、
    前記第1領域に前記洗浄液を供給するための洗浄液供給手段と、
    前記収容空間から前記洗浄液を排出するための洗浄液排出手段と、
    前記第1領域の前記被洗浄物を前記底板部と前記隔壁部との間を通して前記排出口に搬送するための搬送手段とを備え、
    前記洗浄液排出手段は、前記底板部における前記第2領域に対応する部分に設けられた複数の第2排液孔を有しており、
    少なくとも1つの前記第2排液孔は、前記排出口に与えられる前記被洗浄物の搬送経路に設けられている、洗浄装置。
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