JP6625751B2 - 列車保安システム及びその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、列車保安システム及びその方法に関し、特に、列車保安装置を用いて車軸カウンタのリセット操作を行う列車保安システムに適用して好適なものである。
一般的な鉄道においては、車軸カウンタを用いて列車の位置が検知されている。車軸カウンタは一区間の両端にそれぞれ検出器が設置される検知装置を備える。検知装置は、区間開始点の検出器で、区間開始点を列車の車軸が通過するたびにカウンタを加算する。同様に検知装置は、区間終点の検出器で、区間終点を車軸が通過するたびにカウンタを減算する。カウンタの値が差し引きでゼロになっていれば、その区間に列車は在線せず、次の列車が進入できることを意味している。
列車検知装置の1つとして、例えば特許文献1には、複数区間に列車が存在している(以下、在線という)か否かを確認する発明が開示されている。
特開2015−33989号公報
ところで、車軸カウンタは、例えば停電などが起きると、停電が起きた区間の累計の車軸通過数の記録が消えてしまう。また、軌道に起伏がありカウンタの値がゼロとならない場合などがある。これらの場合には手動で車軸カウンタをリセットする必要があり、リセットの際は駅間などの一区間又は複数の区間(以下、特定区間とする)に列車が在線していないことを確認する必要がある。従来の確認方法においては、隣り合う両駅の各駅員が目視で確認し、電話で連絡を取り合い、一方の駅員がリセットを要求し、他方の駅員が承認することでリセットを行っていた。このため、隣り合う駅間が広い場合、夜間又は雨天時などのように視界が悪い場合には、確実に列車が在線していないことを確認することは困難であるという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、隣り合う駅間に列車が在線している際に、車軸カウンタのリセット操作を抑止することで、人為的なミスを防ぎ、安全を確保する列車保安システム及びその方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、列車を安全に運行する列車保安システムにおいて、列車を制御するための地上装置と、走行路の特定区間の両端近傍には少なくとも配置され特定区間に沿って並んで配列し、近傍を通過する列車の方向及び車軸の数を検出する、複数の車軸カウンタと、特定区間の両端近傍には少なくとも配置され特定区間に沿って並んで配列する複数の列車保安装置とを備え、複数の列車保安装置のうち一方の列車保安装置は、複数の車軸カウンタのうち一方の車軸カウンタに基づいて特定区間に進入した車軸の数を取得し、複数の列車保安装置のうち他方の列車保安装置は、複数の車軸カウンタのうち他方の車軸カウンタに基づいて特定区間から進出した車軸の数を取得し、複数の列車保安装置のうち一方の列車保安装置と複数の列車保安装置のうち他方の列車保安装置とが互いに通信を行い、両方の列車保安装置が認識する車軸の数同士が一致し進入した車軸の数と進出した車軸の数が等しいと複数の列車保安装置のうち一方の列車保安装置が認識した場合、複数の列車保安装置のうち一方の列車保安装置は、特定区間の全ての車軸カウンタへリセット信号を送信可能とするようにした。
また本発明においては、列車を安全に運行する列車保安システムにおける列車保安方法であって、列車保安システムは列車を制御するための地上装置と、走行路の特定区間の両端近傍に少なくとも配置され特定区間に沿って並んで配列し、近傍を通過する列車の方向及び車軸の数を検出する、複数の車軸カウンタと、特定区間の両端近傍には少なくとも配置され特定区間に沿って並んで配列する複数の列車保安装置とを有し、複数の列車保安装置のうち一方の列車保安装置が、複数の車軸カウンタのうち一方の車軸カウンタに基づいて特定区間に進入した車軸の数を取得する第1のステップと、複数の列車保安装置のうち他方の列車保安装置が、複数の車軸カウンタのうち他方の車軸カウンタに基づいて特定区間から進出した車軸の数を取得する第2のステップと、複数の列車保安装置のうち一方の列車保安装置と複数の列車保安装置のうち他方の列車保安装置とが通信を行い、両方の列車保安装置が認識する車軸の数同士が一致している場合、複数の列車保安装置のうち一方の列車保安装置が特定区間の全ての車軸カウンタへリセット信号を送信可能とする第3のステップとを備えるようにした。
本発明によれば、隣り合う駅間に列車が在線している際に、車軸カウンタのリセット操作を抑止することで、人為的なミスを防ぎ、安全を確保する列車保安システム及びその方法を実現できる。
本発明の実施の形態による列車保安システムを説明する図である。 本発明の実施の形態による車軸カウンタリセット処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態によるA駅及びB駅間列車在線確認処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態による各駅が保持する列車在線情報のテーブルである。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)本実施の形態による列車保安システムの構成
図1は、本実施の形態による全体としての列車保安システム1を示す。列車保安システム1は、特定区間(例えばA駅及びB駅間)の軌道20上の列車の運行を安全に行うためのシステムである。列車保安システム1は、列車の通過を検知する車軸カウンタ10と、列車を制御するための地上装置14と、地上装置14の指示を確実に守らせるための列車保安装置15とを備える。
車軸カウンタ10は、列車の通過を通過する車軸に応じて検知する検知装置11及び検知した車軸の数によりカウント値を増減させるエバリュエータ16を備える。検知装置11及びエバリュエータ16はケーブル又は通信回線で接続されている。なお、特に特定区間の最初に設置されている検知装置11をA駅進出口検出器101とし、A駅B駅間の最後に設置されている検知装置11をB駅進入口検出器102とする。
車軸カウンタ10は、A駅及びB駅間に複数設置されている。図1においては、車軸カウンタ10を、A駅で管理する車軸カウンタ10A、B駅で管理する車軸カウンタ10B及び機器室で管理する車軸カウンタ10Eとしている。
車軸カウンタ10Aは検知装置11Aで検知した車軸の数をカウントしている。エバリュエータ16Aは検知装置11Aの区域内に進入した車軸の数及び検知装置11Aの区域から進出する車軸の数をカウントする。車軸カウンタ10Aはエバリュエータ16A及び検知装置11Aを備える。
同様に車軸カウンタ10Bは検知装置11Bで検知した車軸の数をカウントしている。エバリュエータ16Bは検知装置11Bの区域内に進入した車軸の数及び検知装置11Bの区域から進出する車軸の数をカウントする。車軸カウンタ10Bはエバリュエータ16B及び検知装置11Bを備える。
同様に車軸カウンタ10Eは検知装置11Eで検知した車軸の数をカウントしている。エバリュエータ16Eは検知装置11Eの区域内に進入した車軸の数及び検知装置11Eの区域から進出する車軸の数をカウントする。車軸カウンタ10Eはエバリュエータ16E及び検知装置11Eを備える。
信号装置14Aは連動論理部12Aに接続され、信号装置14Bは連動論理部12Bに接続され、信号装置14Eは連動制御部17に接続されている。なお、連動論理部12Bに信号装置14B1及び14B2が接続されている。
列車保安装置15は、各駅に設置され、各駅周辺の列車保安装置15を制御する連動論理部12と、駅員の操作を受け付けるマンマシンインタフェース部13と、駅間の機器室に設置され機器室周辺の列車保安装置15を制御する連動制御部17とを備える。
図1においては、列車保安装置15を、A駅に設置される列車保安装置15A、B駅に設置される列車保安装置15B及び機器室に設置される列車保安装置15Eとしている。列車保安装置15Aはマンマシンインタフェース部13A及び連動論理部12Aを備える。同様に列車保安装置15Bはマンマシンインタフェース部13B及び連動論理部12Bを備える。列車保安装置15Eは連動制御部17を備える。連動論理部12A、12B及び連動制御部17はネットワーク30を介して接続されている。
(2)本実施の形態による車軸カウンタリセット処理
図2は、連動論理部12Aが車軸カウンタ10のカウント値をリセットする車軸カウンタリセット処理の処理手順の一例を示す。連動論理部12Aはこの図2に示す処理手順に従って、A駅及びB駅間の全ての車軸カウンタ10のカウント値をリセットする。
A駅及びB駅間のエバリュエータ16A、16B及び16Eのカウント値のリセットが必要となった場合、A駅の駅員は目視でA駅及びB駅間に列車が在線していないことを確認する。その後、A駅の駅員はマンマシンインタフェース部13Aより、車軸カウンタ10のリセット操作を行い、リセット要求を行う(SP101)。
連動論理部12Aがマンマシンインタフェース部13Aからのリセット要求を受け付け、ネットワーク30を介して、連動論理部12Bへリセット要求があったことを伝達する。
連動論理部12Bは、マンマシンインタフェース部13Bへ承認待ちであることを伝達する。連動論理部12Bは、マンマシンインタフェース部13Bを介して、B駅員の駅員からの承認操作を一定時間待ち、承認が有るか否かを判定する(SP102)。この判定で否定結果を得るとステップSP101へ戻る。なお、B駅の駅員は目視で、A駅B駅間に列車が在線していないことを確認した後、承認操作を行う。
ステップSP102で肯定結果を得ると、連動論理部12Bは連動論理部12Aに対して、ネットワーク30を介して、承認情報を伝達する。承認情報を受けた連動論理部12Aは、A駅及びB駅間列車在線確認処理を行う(SP103)。
図3は、連動論理部12Aにより実行されるA駅及びB駅間列車在線確認処理の処理手順の一例を示す。連動論理部12Aはこの図3に示す処理手順に従って、A駅及びB間に列車が在線しているか否かを確認する。
連動論理部12Aは、エバリュエータ16AからA駅進出口検出器101のカウント値である、A駅進出口検出器101を通過した車軸の本数(a)及び通過方向(b)、を取得する(SP201)。
連動論理部12Aは、A駅進出口検出器101のカウント値を、ネットワーク30を介して、連動論理部12Bへ伝達する。
連動論理部12Aはカウント値を取得すると、A駅進出口検出器101を通過した車軸があるか及び通過方向が進行方向であるか否か(a>0&b=進行方向?)を判定する(SP202)。この判定で否定結果を得るとステップSP206へ進む。
連動論理部12Aは、ステップSP202で肯定結果を得ると、A駅及びB駅間に列車が在線中であると判定する(SP203)。この判定によって連動論理部12Aは図4に示す列車在線情報のテーブルであるA駅テーブルT1のA−B間欄T12の上り行を1(在線)に更新する。
A駅テーブルT1は、連動論理部12Aが保持しており、B駅テーブルT2は連動論理部12Bが保持している。A駅テーブルT1のA−B間欄T12とB駅テーブルT2のA−B間欄T21との内容は、同一に保たれるように、ネットワーク30を介して常に変更内容が反映される。例えば、500ミリ秒周期で変更があったかを確認し、変更があった場合は両方のテーブルにその変更内容を反映する。
本実施の形態では、A駅からB駅へ向かう方向を上り方向とする一方、B駅からA駅へ向かう方向を下り方向としている。また、本実施の形態では、鉄道の軌道を上り列車用と下り列車用にそれぞれ1線ずつ、計2線を敷設している。このため、図4のA駅テーブルT1及びB駅テーブルT2は上り行と下り行とを備える。
また、各テーブルは隣接する駅間それぞれの在線情報を保持している。例えば、B駅テーブルT2は、B駅が一方で隣接するA駅との間の、A駅及びB駅間の在線情報であるA−B間欄T21と、B駅が他方で隣接するC駅との間の、B駅及びC駅間の在線情報であるB−C間欄T22とを備える。
A駅は始発の駅であるため、欄T11において在線情報を保持しない。終点の駅に関しても始発の駅と同様に1つ分の欄しか保持しない。
連動論理部12Aが、A駅テーブルT1を更新したのち、連動論理部12Bは、エバリュエータ16BからB駅進入口検出器102のカウント値であるB駅進入口検出器102を通過した車軸の本数(c)と通過方向(d)とを取得する(SP204)。
連動論理部12Bは、B駅進入口検出器102のカウント値を取得すると、B駅進入口検出器102のカウント値と、連動論理部12Aから伝達されたA駅進出口検出器101のカウント値との比較を行う。つまり、連動論理部12Bは、A駅進出口検出器101を通過した車軸の数とB駅進入口検出器102を通過した車軸の数が等しいか、及びA駅進出口検出器101を通過した車軸の進行方向とB駅進入口検出器102を通過した車軸の進行方向とが等しいか否か(a=c&b=d?)を判定する(SP205)。連動論理部12Aは、連動論理部12Bから、この判定で否定結果を得たと、列車在線情報のテーブルを介して伝達されると、このA駅及びB駅間列車在線確認処理を終了する。
連動論理部12Bは、ステップSP205で肯定結果を得ると、A駅及び B駅間に列車が非在線中であると判定する(SP206)。この判定によって連動論理部12Bは図4に示す列車在線情報のテーブルであるB駅テーブルT2のA−B間欄T12の上り行を0(非在線)に更新する。
A駅テーブルT1のA−B間欄T12とB駅テーブルT2のA−B間欄T21との内容は、同一に保たれるように、ネットワーク30を介して常に変更内容が反映される。このため、連動論理部12Aは、A駅及びB駅間に列車が非在線であると認識する。
A駅及びB駅間列車在線確認処理により、連動論理部12Aが在線又は非在線の情報を取得すると、連動論理部12Aは、この情報に基づき列車が非在線か否かの判定を行う(SP104)。この判定で否定結果を得るとステップSP101へ戻る。
連動論理部12Aは、ステップSP104で肯定結果を得ると、A駅及びB駅間の全ての車軸カウンタ10のカウント値をリセットする(SP105)。
具体的には、車軸カウンタ10Aには連動論理部12A経由でリセットを指示し、車軸カウンタ10Bには連動論理部12B経由でリセットを指示し、車軸カウンタ10Eには連動制御部17経由でリセットを指示する。
(3)本実施の形態の効果
車軸カウンタ10のリセットを行う際に、両駅の駅員同士が両駅間に列車が非在線であることを確認する作業に加え、列車保安システム1も両駅間に列車が非在線であることを確認する。このため、駅間に列車が在線している際に、車軸カウンタのリセット操作を抑止することで、人為的なミスを防ぎ、安全を確保することができる。
(4)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、A駅、B駅及び機器室において1つずつ車軸カウンタ10を管理している場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、A駅やB駅や機器室で複数の車軸カウンタ10を管理してもよいし、機器室は複数でもかまわない。
また上述の実施の形態においては、列車保安装置15と地上装置が1対1で接続されている場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば列車保安装置15AがA駅及びB駅間の全ての地上装置14又は複数の地上装置14と接続されていてもよい。また、列車保安装置15Aは、地上装置14Eや14Bに直接接続されるのではなく、ネットワーク30や連動制御部17や連動論理部12Bを介して接続されてもよい。
また上述の実施の形態においては、地上装置14は信号装置とした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、地上装置14はバリス及び/又は転轍器でもよく、走行路のA駅及びB駅間に配置され列車もしくは走行路の情報の取得又は列車もしくは走行路の制御を行う。なお、連動論理部12Bに信号装置14B1及び14B2が接続されているように、連動論理部12に複数の地上装置14が接続されていてもよい。
また上述の実施の形態においては、B駅の駅員の承認(図2のSP102)の後に、列車保安システム1での確認(SP104)を行う場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばこの順番を逆にしてもよい。
また上述の実施の形態においては、B駅の駅員の承認(図2のSP102)を行う場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばB駅の駅員の承認を省いてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、複線の場合について述べたが、本発明はこれに限らず、単線又は複々線でもよい。
1……列車保安システム、10……車軸カウンタ、11、11A、11B、11E……検知装置、12、12A、12B……連動論理部、13、13A、13B……マンマシンインタフェース部、14……地上装置、14A、14B、14B1、14B2、14E……信号装置、15、15A、15B、15E……列車保安装置、16、16A、16B、16E……エバリュエータ、17……連動制御部、20……軌道、30……ネットワーク。

Claims (6)

  1. 列車を安全に運行する列車保安システムであって、
    走行路の特定区間の両端近傍には少なくとも配置され前記特定区間に沿って並んで配列し、近傍を通過する列車の方向及び車軸の数を検出する、複数の車軸カウンタと、前記特定区間の両端近傍には少なくとも配置され前記特定区間に沿って並んで配列する複数の列車保安装置とを備え、
    複数の前記列車保安装置のうち一方の前記列車保安装置は、複数の前記車軸カウンタのうち一方の前記車軸カウンタに基づいて前記特定区間に進入した前記車軸の数を取得し、複数の前記列車保安装置のうち他方の前記列車保安装置は、複数の前記車軸カウンタのうち他方の前記車軸カウンタに基づいて前記特定区間から進出した前記車軸の数を取得し、
    複数の前記列車保安装置のうち一方の前記列車保安装置と複数の前記列車保安装置のうち他方の前記列車保安装置とが通信を行い、両方の前記列車保安装置が認識する前記車軸の数同士が一致している場合、複数の前記列車保安装置のうち一方の前記列車保安装置は、前記特定区間の全ての前記車軸カウンタへリセット信号を送信可能とする
    ことを特徴とする列車保安システム。
  2. 前記列車保安装置は、列車を制御するための地上装置の一部又は全部と通信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の列車保安システム。
  3. 前記地上装置は、バリス、転轍器及び/又は信号機であり、
    前記特定区間内に配置され前記列車もしくは前記走行路の情報の取得又は前記列車もしくは前記走行路の制御を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の列車保安システム。
  4. 列車を安全に運行する列車保安システムおける列車保法であって、
    前記列車保安システムは、走行路の特定区間の両端近傍に少なくとも配置され前記特定区間に沿って並んで配列し、近傍を通過する列車の方向及び車軸の数を検出する、複数の車軸カウンタと、前記特定区間の両端近傍には少なくとも配置され前記特定区間に沿って並んで配列する複数の列車保安装置とを有し、
    複数の前記列車保安装置のうち一方の前記列車保安装置が、複数の前記車軸カウンタのうち一方の前記車軸カウンタに基づいて前記特定区間に進入した前記車軸の数を取得する第1のステップと、
    複数の前記列車保安装置のうち他方の前記列車保安装置が、複数の前記車軸カウンタのうち他方の前記車軸カウンタに基づいて前記特定区間から進出した前記車軸の数を取得する第2のステップと、
    複数の前記列車保安装置のうち一方の前記列車保安装置と複数の前記列車保安装置のうち他方の前記列車保安装置とが通信を行い、両方の前記列車保安装置が認識する前記車軸の数同士が一致している場合、複数の前記列車保安装置のうち一方の前記列車保安装置が前記特定区間の全ての前記車軸カウンタへリセット信号を送信可能とする第3のステップと
    を備えることを特徴とする列車保安方法。
  5. 複数の前記列車保安装置のうち一方の前記列車保安装置が、一方の前記列車保安装置のマンマシンインタフェース部を介してリセット要求を受け付け、ネットワークを介して、複数の前記列車保安装置のうち他方の前記列車保安装置へ、当該リセット要求があったことを伝達し、
    他方の前記列車保安装置は、他方の前記列車保安装置のマンマシンインタフェース部を介して承認待ちであることを伝達し、承認操作を当該マンマシンインタフェース部を受け付けた場合に承認情報を前記ネットワークを介して一方の前記列車保安装置へ伝達し、
    一方の前記列車保安装置は、前記承認情報を受け付けたが、両方の前記列車保安装置が認識する前記車軸の数同士が一致していない場合、前記特定区間のいずれの前記車軸カウンタにもリセット信号を送信しない、
    ことを特徴とする請求項1に記載の列車保安システム。
  6. 一方の前記列車保安装置は、一方の前記車軸カウンタのカウント値を、前記ネットワークを介して、他方の前記列車保安装置へ伝達し、一方の前記車軸カウンタの値に基づいて取得された、前記特定区間に進入した前記車軸の数が0より大きい場合、列車在線情報のテーブルであって一方の前記列車保安装置が管理する一方の前記テーブルのうちの、前記特定区間と、一方の前記車軸カウンタの値に基づいて取得された進入方向とに対応した欄を、在線に変更し、在線を、列車在線情報の前記テーブルであって他方の前記列車保安装置が管理する他方の前記テーブルのうちの前記特定区間と前記特定区間に対する進入方向に対応した欄に反映し、
    他方の前記列車保安装置は、一方の前記列車保安装置からの、一方の前記車軸カウンタのカウント値に基づいて取得された前記車軸の数と進入方向と、他方の前記車軸カウンタのカウント値に基づいて取得された前記車軸の数と進入方向が一致するか判定し、肯定結果の場合に、他方の前記テーブルのうちの、前記特定区間と前記取得された進入方向とに対応した欄を、非在線に変更し、非在線を、一方の前記テーブルのうちの前記特定区間と前記取得した進入方向に対応した欄に反映し、
    一方の前記列車保安装置において、両方の前記列車保安装置が認識する前記車軸の数同士が一致している場合とは、一方の前記テーブルのうちの、前記特定区間と前記取得した進入方向に対応した欄から、非在線の情報を取得したことである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の列車保安システム。
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