JP6632018B1 - トンネル止水工法、トンネル止水システム、及び止水材 - Google Patents
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Abstract
Description
地山を掘進してトンネルを構築するシールド掘進機に対する周辺地盤からの地下水を遮断するトンネル止水工法であって、
前記シールド掘進機の掘進を停止させた状態で、前記シールド掘進機の胴体と周辺地盤との間の空隙に、硬化しても前記シールド掘進機が再掘進可能な止水材を充填する止水材充填工程を包含することにある。
前記シールド掘進機の掘進方向の掘削面である切羽の前方の地盤亀裂にグラウト材を充填するグラウト材充填工程を包含することが好ましい。
前記止水材を一軸圧縮強度が0.025〜0.20N/mm2となるように硬化させる硬化工程を包含することが好ましい。
地山を掘進してトンネルを構築するシールド掘進機に対する周辺地盤からの地下水を遮断するトンネル止水システムであって、
前記シールド掘進機の掘進を停止させた状態で、前記シールド掘進機の胴体と周辺地盤との間の空隙に、硬化しても前記シールド掘進機が再掘進可能な止水材を充填する止水材充填装置を備えることにある。
前記シールド掘進機の掘進方向の掘削面である切羽の前方の地盤亀裂にグラウト材を充填するグラウト材充填装置を備えることが好ましい。
地山を掘進してトンネルを構築するシールド掘進機に対する周辺地盤からの地下水を遮断するために、前記シールド掘進機の胴体と周辺地盤との間の空隙に充填される、硬化しても前記シールド掘進機が再掘進可能な止水材であって、
硬化を促進する硬化材を含有し、
硬化後の一軸圧縮強度が0.025〜0.20N/mm2となることにある。
地山を掘進してトンネルを構築するシールド掘進機に対する周辺地盤からの地下水を遮断するために、前記シールド掘進機の掘進方向の掘削面である切羽の前方の地盤亀裂に充填されるグラウト材であって、
硬化を促進する硬化材と、
粒径加積曲線測定による85%粒径が10μm以下の目詰め材と、
流動性を高めるとともに前記硬化材によって硬化が進む際に体積を増加させる流動膨張剤と、
を含有することにある。
<シールド掘進機>
図1は、本発明の第一実施形態に係るトンネル止水工法の実施に供する泥水式のシールド掘進機の縦断面方向の概略図である。図1に示されるシールド掘進機1Aは、掘進方向の掘削面(切羽)に泥水圧を作用させて切羽の安定を図りつつ掘削を行うものである。このシールド掘進機1Aは、円筒状の胴体2と、胴体2の前部に回転可能に支承されるカッタヘッド3とを備え、胴体2に内蔵される図示されない回転駆動装置によってカッタヘッド3を回転駆動することにより、カッタヘッド3の前面側に装着されたカッタビット4等で切羽を掘削することができるように構成されている。カッタヘッド3の後方には、胴体2を前後に仕切るような隔壁5が設けられ、隔壁5とカッタヘッド3との間にチャンバ6が区画形成されている。チャンバ6は、泥水を収容可能で、泥水圧により、地山の土水圧と対抗して地山の崩壊を防ぐ役目をする。胴体2の内部には、掘進用のシールドジャッキ(図示省略)や、トンネルの外壁を構成する円環状のセグメント7を組み立てるためのセグメントエレクタ(図示省略)等が組み込まれている。なお、シールド掘進機1Aの胴体2と周辺地盤との間には、カッタヘッド3のオーバカット分だけ空隙が生じる。
止水材充填装置11は、二液(A液、B液)を混合するための混合装置21と、掘削した地盤に臨ませるように胴体2の外周壁に装着される所要の止水材注入ノズル22とを備えている。混合装置21は、流体流れの上流側から下流側に向かって順に配設される第一ポート部23、第二ポート部24、及び所要の止水材吐出部25を有している。第一ポート部23には、A液供給配管26を介してA液タンク27が接続されている。第二ポート部24には、B液供給配管28を介してB液タンク29が接続されている。止水材吐出部25には、止水材供給配管30を介して止水材注入ノズル22が接続されている。
グラウト材充填装置12は、チャンバ6の下部にグラウト材16を注入可能に隔壁5に装着されるグラウト材注入ノズル41を備えている。グラウト材注入ノズル41は、グラウト材供給配管42を介してグラウト材タンク43に接続されている。グラウト材供給配管42の途中には、グラウト材タンク43内のグラウト材16をグラウト材注入ノズル41へと圧送するグラウト材圧送ポンプ44が介設されている。なお、グラウト材供給配管42の配管途中には、グラウト材圧送ポンプ44以外に、図示されない圧力スイッチ、圧力センサ、流量計等が適宜に配設されている。
A液タンク27には、硬化材、助材、安定剤、及びゲル化促進剤を含有する水溶液であるA液が貯留されている。一方、B液タンク29には、塑性強度を高める塑強調整剤(特殊水ガラス)としてのB液が貯留されている。止水材15は、A液タンク27からA液供給配管26を介して供給されるA液と、B液タンク29からB液供給配管28を介して供給されるB液とを混合装置21で混合することによって調製される。止水材15は、A液とB液との混合により、ゲルタイム(液体から可塑状になるまでの時間)15〜60秒以内にゲル化し、200〜300dPsの粘性を確保し、硬化工程を経て硬化した後の一軸圧縮強度が0.025〜0.20N/mm2となる。止水材15は、硬化により十分な止水効果を発揮するとともに、掘進停止状態のシールド掘進機1Aが再び掘進できないくらいにシールド掘進機1Aを地盤に固着することなく周辺地盤を支えることができる。止水材15の目標性状を表1に示す。
止水材15において、硬化材は、硬化を促進する目的で使用される。硬化材は、水硬性セメント類の一種で、石灰質原料と粘土質原料とを混合して焼成・粉砕した無機系の材料である。硬化材の配合量は、好ましくは50〜110kg/m3であり、より好ましくは75〜100kg/m3である。なお、図5に示されるように、硬化材が110kg/m3で一軸圧縮強度が0.3N/mm2程度の強度発現が予想される。一軸圧縮強度が0.3N/mm2を超えると、掘進停止状態のシールド掘進機1Aが再び掘進できないくらいに地盤に固着される虞があるため、硬化材の上限は110kg/m3程度となる。また、図5に示されるように、硬化材が50kg/m3を下回ると、硬化後の一軸圧縮強度が0.01N/mm2未満となることが予想される。一軸圧縮強度が0.01N/mm2未満であると、チャンバ6の開放時の圧力変動に伴い、止水材15がシールド掘進機1Aの前面側に引き込まれ、地下水の流入を誘発する虞があるため、硬化材の下限は50kg/m3程度となる。
止水材15において、助材は、ブリージングや材料分離を抑制する目的で使用される。助材は、セリサイト(絹雲母系粘土)、及びモンモリロナイトを主成分とする無機系の材料であり、鉱物結晶が微細で粘稠性に富んでいる。助材の配合量は、好ましくは150〜250kg/m3であり、より好ましくは200〜225kg/m3である。
止水材15において、安定剤は、A液の流動性を確保するとともに、凝結を遅延させる目的で使用される。安定剤は、シュクロースを主成分とする材料であり、硬化材による硬化遅延を目的としながら塑強調整剤(B液)の添加・混合によって瞬時に凝結が開始され、強度発現を阻害しない材料である。安定剤の配合量は、好ましくは3.5〜10kg/m3であり、より好ましくは4〜6kg/m3である。
止水材15において、ゲル化促進剤は、地下水による水希釈を抑制する目的で使用される。ゲル化促進剤は、塩化マグネシウム、及び/又は塩化カルシウムを主成分とする材料である。ゲル化促進剤の配合量は、好ましくは1〜5kg/m3であり、より好ましくは2〜3kg/m3である。
止水材15において、塑強調整剤は、その中に含まれる添加物がコロイダルシリカの硬化機構に対して触媒的に作用し、塑性時間、及び圧縮強度を調整する性質を有する水ガラス系の材料である。塑強調整剤の配合量は、20〜75L/m3であり、より好ましくは40〜60L/m3である。
グラウト材タンク43には、硬化材、目詰め材、流動膨張剤を含有する水溶液であるグラウト材16が貯留されている。グラウト材16の目標性状を表2に示す。
グラウト材16に使用される硬化材は、止水材15に使用される硬化材と基本的に同じであり、水硬性セメント類の一種で、石灰質原料と粘土質原料とを混合して焼成・粉砕した無機系の材料である。硬化材の配合量は、好ましくは200〜270kg/m3であり、より好ましくは230〜250kg/m3である。
グラウト材16において、目詰め材は、止水材15において助材として配合されるセリサイト(絹雲母系粘土)、及びモンモリロナイトを主成分とする無機系の材料である。この目詰め材においては、ある粒径のふるい目を通過した土の量の重量百分率(%)を縦軸に、粒径を対数目盛の横軸にしてプロットした粒径加積曲線による測定から重量百分率85%にあたる粒径が10μm以下である微粒子注入材としての特徴を持つ材料である。目詰め材の配合量は、好ましくは80〜120kg/m3であり、より好ましくは90〜110kg/m3である。
グラウト材16において、流動膨張剤は、流動性を高めるとともに硬化材によって硬化が進む際に体積を増加させる目的で使用される。流動膨張剤は、リグニンスルフォン酸化合物(流動化剤)、アルミニウム粉末(膨張剤)、及び炭酸カルシウムを含有する材料である。流動膨張剤の配合量は、好ましくは1〜3.5kg/m3であり、より好ましくは2〜3kg/m3である。
シールド掘進機1Aにおいては、図示されない送泥ポンプにより送泥管51を介して泥水をチャンバ6へと送り、圧力をかけて地盤の土水圧に対抗させて切羽の安定を図りつつ、掘削した土砂を泥水と共に図示されない排泥ポンプにより排泥管52を介して図示されない流体処理設備に流体輸送する。また、シールド掘進機1Aにおいては、前回の掘進工程において既に組み立てられているセグメント7の前端面にシールドジャッキを押し当て、シールドジャッキを伸長させて、シールドジャッキの1ストローク分の長さのトンネルを掘削する。その後、セグメントエレクタを用いて、既設のセグメント7に新たなセグメント7を連結するように組み立て、組み立てた新たなセグメント7にシールドジャッキを押し当てて伸長させるという動作を繰り返し行うことにより、セグメント7で構成された外壁を有するトンネルが構築される。なお、トンネルの外壁となるセグメント7と周辺地盤との間には、カッタヘッド3のオーバカット等により、空隙(テールボイド)が生じる。テールボイドには、地盤沈下や既設構造物への悪影響を未然に防ぐために、胴体2のテール部に装備される図示されない裏込め材注入装置により裏込め材を注入して、セグメント7を固定する。
図2は、本発明の第一実施形態に係るトンネル止水工法の実施の手順を示すフローチャートである。なお、図2中記号「S」はステップを表わす(図4においても同様)。この図2を用いてトンネル止水工法の実施の手順について以下に説明する。
まず、シールド掘進機1Aがカッタヘッド等点検位置に到達すると(S1において「YES」)、シールド掘進機1Aの掘進を停止させて、カッタヘッド等点検位置における地盤の地質が岩層であるか否かを判断する(S2)。岩層である場合(S2において「YES」)、カッタビット4が岩層に食い込んだ状態ではカッタビット4の点検・交換作業ができないため、カッタヘッド3等の点検作業が不十分なものとなる。このため、カッタビット4の点検・交換作業が可能となるように、シールド掘進機1Aを所定距離(例えば、50〜100mm)だけ後退させる(S3)。なお、カッタヘッド等点検位置における地盤の地質が岩層でなく、土砂層等である場合(S2において「NO」)は、ステップS4に進む。
ステップS4においては、A液圧送ポンプ31、及びB液圧送ポンプ32をそれぞれ作動させることにより、A液タンク27内のA液を混合装置21へと圧送するとともに、B液タンク29内のB液を混合装置21へと圧送する。これにより、A液とB液とが混合装置21で混合されて止水材15が調製される。調製された止水材15は、混合装置21の止水材吐出部25から止水材供給配管30を介して止水材注入ノズル22へと圧送される。圧送された止水材15は、止水材注入ノズル22から噴出されて、シールド掘進機1Aの胴体2と周辺地盤との間の空隙に充填される。充填された止水材15は、ゲルタイム15〜60秒以内にゲル化し、200〜300dPsの粘性が確保され、硬化工程を経て、0.025〜0.20N/mm2の一軸圧縮強度が発現される。これにより、掘進停止状態のシールド掘進機1Aが再び掘進できないくらいにシールド掘進機1Aを地盤に固着することなく周辺地盤を支えることができるとともに、シールド掘進機1Aの周辺地盤のうち、特に、シールド掘進機1Aの胴体2回りの周辺地盤からの地下水を簡易且つ確実に遮断することができる。
次いで、チャンバ6内に流入する地下水の流量を測定し(S5)、測定流量が、カッタヘッド3等の点検を安全に行うことができるとして予め設定された許容流量を超えているか否かを判断する(S6)。測定流量が許容流量を超えており(S6において「YES」)、且つ、カッタヘッド等点検位置における地盤の地質が岩層である場合(S7において「YES」)、チャンバ6内の泥水を清水に置換する(S8)。なお、測定流量が許容流量を超えており(S6において「YES」)、且つ、カッタヘッド等点検位置における地盤の地質が岩層でなく、土砂層等である場合(S7において「NO」)は、ステップS9に進む。
ステップS9においては、グラウト材圧送ポンプ44を作動させることにより、グラウト材タンク43内のグラウト材16をグラウト材注入ノズル41へと圧送する。ここで、ステップS8でチャンバ6内の清水置換を経た岩盤の場合、清水中に正規の配合のグラウト材16をチャンバ6内に注入すると、注入初期は水と硬化材との比(W/C)が大きく硬化材の量が少ない貧配合(W/C>1000%)のグラウト材16になっている。このように岩盤面の小さい亀裂には、最も浸透しやすい清水から次第に正規の配合のグラウト材16に置換していき、清水と完全に置換(W/C=(883/240)×100=368%)した後、グラウト材16の注入流量が一定となるまで注入する。なお、ステップS8でのチャンバ6内の清水置換を経ていない土砂の場合、岩盤に比べて比較的大きな亀裂のため、グラウト材16は、清水過程を経ることなく、泥水から徐々に正規の配合のグラウト材16をチャンバ6内に注入し、泥水と完全に置換した後、グラウト材16の注入流量が一定となるまで注入して、グラウト材16を地盤内に十分に浸透させる。
図3は、本発明の第二実施形態に係るトンネル止水工法の実施に供する泥土圧式のシールド掘進機の縦断面方向の概略図である。第二実施形態において、第一実施形態と同一又は同様のものについては、図に同一符号を付すに留めてその詳細な説明を省略することとし、以下においては、第二実施形態に特有の部分を中心に説明することとする。
図3に示されるシールド掘進機1Bは、添加材を使用して掘削土砂を泥土化し、それに所定の圧力を与えて切羽の安定を図りつつ掘削を行うものである。このシールド掘進機1Bにおいては、掘進速度と排土量とを制御して土圧を保持しており、チャンバ6の下部に連通するように後方に向かって上向きに傾斜配置で接続されるスクリュコンベヤ60の回転数を増減させることにより排土量を制御する。なお、地盤の元々の粒度分布が良く添加材を使用しない場合があり、この場合、シールド掘進機1Bは、土圧式のシールド掘進機として機能する。
図4は、本発明の第二実施形態に係るトンネル止水工法の実施の手順を示すフローチャートである。この図4におけるステップS1〜ステップS7までの手順は、図2におけるそれと全く同じであるので説明を省略し、ステップS21〜ステップS23の手順について重点的に説明することとする。
ステップS5における測定流量が許容流量を超えている場合(S6において「YES」)、チャンバ6内等を不透水層に置換する(S21)。すなわち、泥土圧式のシールド掘進機1Bの場合、チャンバ6内を加圧すると、スクリュコンベヤ60から胴体2の作業室側に圧力が逃げる虞がある。このとき、止水材充填装置11により混合装置21から止水材供給配管46及び止水材注入ノズル45を介して止水材15をチャンバ6内に注入し、注入した止水材15とチャンバ6内の土砂とを混合して、チャンバ6内、及びスクリュコンベヤ60内を不透水層で置換することにより、チャンバ6内の圧力を保持する。止水材15の土砂との混合比は30%以上が好ましい。
ステップS5における測定流量が許容流量を超えており(S6において「YES」)、且つ、カッタヘッド等点検位置における地盤の地質が岩層である場合(S7において「YES」)、カッタヘッド3の前面の空間に清水を充填する(S22)。清水は、添加材を注入するための添加材注入ノズル(図示省略)から添加材に替えて注入して充填する。
ステップS22で清水を充填したら、グラウト材充填装置62におけるグラウト材圧送ポンプ66を作動させて、グラウト材タンク65内のグラウト材16をグラウト材注入ノズル63へと圧送する。これにより、切羽とカッタヘッド3との間に清水から徐々に正規の配合のグラウト材16が注入され、グラウト材16が清水と完全に置換した後、グラウト材16の注入流量が一定となるまでグラウト材16を注入して、グラウト材16を地盤内に十分に浸透させる。
下記の表4に示される1.05m3あたりの配合量にて止水材を調製した。ここで、硬化材、助材、安定剤、ゲル化促進剤、及び塑強調整剤の製造会社及び製品名は、以下の通りである。
硬化材:(株)タック、「タックメント」
助材 :(株)タック、「TAC−βII」
安定剤:(株)タック、「TAC−Re」
ゲル化促進剤:(株)タック、「TACゲル」
塑強調整剤 :(株)タック、「TAC−3G」
下記の表7に示される1m3あたりの配合量にてグラウト材を調製した。ここで、硬化材、目詰め材、及び流動膨張剤の製造会社及び製品名は、以下の通りである。
製品名
硬化材 :(株)タック、「タックメント」
目詰め材:(株)タック、「TAC−βII」
流動膨張剤:(株)タック、「FTA−S」
2 胴体
11 止水材充填装置
12 グラウト材充填装置(第一グラウト材充填装置)
15 止水材
16 グラウト材
62 第二グラウト材充填装置
Claims (6)
- 胴体と、前記胴体の前部に回転可能に支承されるカッタヘッドとを備え、前記カッタヘッドを回転させて地山を掘削しながら進むことでトンネルを構築するシールド掘進機に対する周辺地盤からの地下水を遮断するトンネル止水工法であって、
前記シールド掘進機の掘進を停止させた状態で、前記シールド掘進機の胴体と周辺地盤との間において前記カッタヘッドのオーバカットにより生じた空隙に、硬化しても前記シールド掘進機が再掘進可能な止水材を充填する止水材充填工程を包含するトンネル止水工法。 - 前記シールド掘進機の掘進方向の掘削面である切羽の前方の地盤亀裂にグラウト材を充填するグラウト材充填工程を包含する請求項1に記載のトンネル止水工法。
- 前記止水材を一軸圧縮強度が0.025〜0.20N/mm2となるように硬化させる硬化工程を包含する請求項1又は2に記載のトンネル止水工法。
- 胴体と、前記胴体の前部に回転可能に支承されるカッタヘッドとを備え、前記カッタヘッドを回転させて地山を掘削しながら進むことでトンネルを構築するシールド掘進機に対する周辺地盤からの地下水を遮断するトンネル止水システムであって、
前記シールド掘進機の掘進を停止させた状態で、前記シールド掘進機の胴体と周辺地盤との間において前記カッタヘッドのオーバカットにより生じた空隙に、硬化しても前記シールド掘進機が再掘進可能な止水材を充填する止水材充填装置を備えるトンネル止水システム。 - 前記シールド掘進機の掘進方向の掘削面である切羽の前方の地盤亀裂にグラウト材を充填するグラウト材充填装置を備える請求項4に記載のトンネル止水システム。
- 胴体と、前記胴体の前部に回転可能に支承されるカッタヘッドとを備え、前記カッタヘッドを回転させて地山を掘削しながら進むことでトンネルを構築するシールド掘進機に対する周辺地盤からの地下水を遮断するために、前記シールド掘進機の胴体と周辺地盤との間において前記カッタヘッドのオーバカットにより生じた空隙に充填される、硬化しても前記シールド掘進機が再掘進可能な止水材であって、
硬化を促進する硬化材を含有し、
硬化後の一軸圧縮強度が0.025〜0.20N/mm2となる止水材。
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