JP6654893B2 - 共焦点変位計 - Google Patents
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Description
以下、本発明の一実施の形態に係る共焦点変位計について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る共焦点変位計の構成を示す模式図である。図1に示すように、共焦点変位計500は、処理装置100、複数(本例では2個)の計測ヘッド200、導光部300および制御装置400を備える。導光部300は、複数の光ファイバを含み、処理装置100といずれかの計測ヘッド200とを光学的に接続する。以下、2個の計測ヘッド200を区別する場合は、一方の計測ヘッド200を第1計測ヘッド200Aと呼び、他方の計測ヘッド200を第2計測ヘッド200Bと呼ぶ。
図4は、第2計測ヘッド200Bを用いた共焦点変位計500の動作原理を説明するための図である。図4に示すように、光ファイバ314は、コア310aおよびクラッド310bを含む。コア310aはクラッド310bにより被覆される。コア310aの一端部に入力された光は、コア310aの他端部から出力される。なお、図1の光ファイバ311〜312も光ファイバ314と同様の構成を有する。コア310aの直径は、200μm以下であることが好ましく、50μm以下であることがより好ましい。
図9(a),(b)は、それぞれ投光部120の構成を示す平面図および断面図である。図9に示すように、投光部120は、光源121、蛍光体122、フェルール123、レンズ124、保持具125、フィルタ素子126および素子ホルダ127を含む。素子ホルダ127は、光源固定部127A、フェルール固定部127Bおよびレンズ固定部127Cを含む。光源121、フェルール123およびレンズ124は、素子ホルダ127の光源固定部127A、フェルール固定部127Bおよびレンズ固定部127Cにそれぞれ固定される。
図1の演算処理部150の記憶部151には、受光部140の画素の位置と、出力される受光波形W0のピーク波長λ0と、計測距離との換算式が予め記憶されている。演算処理部150の制御部152は、受光信号を出力する画素の位置を特定するとともに、特定された画素の位置および記憶部151に記憶された換算式に基づいて受光波形W0のピーク波長λ0および計測距離を順次算出する。これにより、計測対象物Sの厚み、距離または変位を計測することができる。また、制御部152は、計測距離をより正確に算出するために、以下に説明する基底波形の除去および受光部140の温度特性の補正を行う。
計測対象物Sとは異なる部分で反射された光が受光部140により受光されることがある。図10は、計測対象物Sとは異なる部分で反射される光の一例を示す模式図である。図10の例においては、レンズユニット220の屈折レンズ221により直接反射された光(矢印で示す光)が光ファイバ314に入力される。このような光は、計測距離を示す成分を含まずに、不要な成分を含む。
上記のように、特定の波長を有する光は、当該波長に対応付けられた受光部140の画素により受光される。しかしながら、周囲の温度変化に伴う受光部140の受光面の位置の変化または受光面の傾きの変化により、特定の波長を有する光が対応付けられた画素とは異なる画素により受光されることがある。この場合、計測距離を正確に算出することができない。そこで、以下に説明する受光部140の温度特性の補正が行われる。
本実施の形態に係る共焦点変位計500においては、複数の波長を有する光が投光部120により出射される。投光部120により出射された光は、第1計測ヘッド200Aにおいて光照射部1により計測対象物Sの照射領域IRに順次照射される。光照射部1により計測対象物Sに照射される光には、レンズユニット220により光軸方向に沿った色収差が発生する。また、色収差を有する光はレンズユニット220により収束される。計測対象物Sの照射領域IRの複数の部分で合焦しつつ反射された波長の光が光ファイバ314を順次通過する。
(a)駆動部の変形例
本実施の形態において、駆動部240が中空モータにより実現されるが、本発明はこれに限定されない。駆動部240は、平板部材230を移動させることが可能な他のアクチュエータにより実現されてもよいし、他の構成により実現されてもよい。図16は、駆動部240の第1の変形例を示す部分縦断面図である。図16に示すように、第1の変形例における駆動部240は、モータ243および2個のロータ244,245を含む。
本実施の形態において、レンズユニット220は屈折レンズ221および回折レンズ222を含むが、本発明はこれに限定されない。レンズユニット220は屈折レンズ221および回折レンズ222の一方または両方を含まなくてもよい。図18(a)〜(d)は、レンズユニット220の第1〜第4の変形例を示す図である。
本実施の形態において、光源121から出射される光の光軸とフェルール123の中心軸とが一直線上に配置されるが、本発明はこれに限定されない。図19は、投光部120の変形例を示す図である。図19に示すように、変形例における投光部120は、光源121、蛍光体122、フェルール123、レンズ124,128および反射部材129を含む。レンズ124は、光源121と反射部材129との間に配置される。レンズ128は、反射部材129とフェルール123との間に配置される。蛍光体122は、反射部材129の反射面に塗布される。
本実施の形態において、分光部130の回折格子131は反射型を有するが、本発明はこれに限定されない。図20は、分光部130の変形例を示す図である。図20に示すように、分光部130の変形例においては、回折格子131は透過型を有する。回折格子131に入射された光は、波長ごとに異なる角度で透過するように分光される。回折格子131により分光された光は、レンズ133を通過することにより波長ごとに異なる受光部140の画素の位置に合焦される。
(a)上記実施の形態において、導光部300は光ファイバを含み、光ファイバを用いて処理装置100と計測ヘッド200との間で光が伝送されるが、本発明はこれに限定されない。導光部300は光ファイバを含まず、ミラーおよびハーフミラー等の光学素子を用いて処理装置100と計測ヘッド200との間で光が伝送されてもよい。
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。
100 処理装置
110,210 筐体
120 投光部
121 光源
122 蛍光体
123 フェルール
124,128,132,133 レンズ
125 保持具
126 フィルタ素子
127 素子ホルダ
127A 光源固定部
127B フェルール固定部
127C レンズ固定部
129 反射部材
130 分光部
131 回折格子
140 受光部
150 演算処理部
151 記憶部
152 制御部
160 電力供給部
170 表示部
200 計測ヘッド
200A 第1計測ヘッド
200B 第2計測ヘッド
220 レンズユニット
221 屈折レンズ
222 回折レンズ
223 対物レンズ
224 ダブレットレンズ
230 平板部材
231 入射面
232 出射面
240 駆動部
241 固定部
242 回転軸
243 モータ
244,245 ロータ
244M,245M マグネット
246 動力伝達部材
300 導光部
310a コア
310b クラッド
311〜314 光ファイバ
320 ファイバカプラ
321〜323,331,332 ポート
324,333 本体部
330 ファイバコネクタ
371 ハーフミラー
372,373 空間フィルタ
372a,373a ピンホール
400 制御装置
401 表示装置
402 操作部
403 CPU
404 メモリ
491 切替ボタン
500 共焦点変位計
BL 基底波形
IR 照射領域
MR 計測範囲
OD 外径
P0,Px〜Pz ピーク
P1,P2 合焦位置
RP 基準位置
S 計測対象物
W0〜W4 受光波形
λ0〜λ4,λx,λy ピーク波長
Claims (14)
- 共焦点光学系を利用して計測対象物の変位を計測する共焦点変位計であって、
複数の波長を有する光を出射する投光部と、
前記投光部により出射された光の第1の光路上に設けられ、前記投光部により出射された光の光軸を順次シフトすることにより前記計測対象物に照射される光を当該光の光軸と直交する方向に順次シフトさせて、前記計測対象物の連続的または断続的な複数の部分に順次照射する光照射部と、
前記光照射部により前記計測対象物に照射される光に光軸方向に沿った色収差を発生させるとともに、色収差を有する光を収束させる第1の光学部材と、
前記計測対象物の前記複数の部分で合焦しつつ反射された波長の光を順次通過させる第1のピンホールを有する第1のピンホール部材と、
前記第1のピンホールを順次通過した前記複数の部分に対応する複数の光についての波長ごとの強度の平均に対応する平均信号の波長ごとの信号強度に基づいて前記計測対象物の変位を算出する変位計測部とを備える、共焦点変位計。 - 前記変位計測部は、
前記第1のピンホールを順次通過した前記複数の部分に対応する複数の光を順次分光する分光部と、
前記分光部により順次分光された前記複数の部分に対応する複数の光を単一の露光期間内に受光し、前記受光した光について波長ごとの受光量を示す電気的な受光信号を前記平均信号として出力する受光部と、
前記平均信号に基づいて前記計測対象物の変位を算出する算出部とを含む、請求項1記載の共焦点変位計。 - 前記変位計測部は、
前記第1のピンホールを順次通過した複数の光を順次分光する分光部と、
前記分光部により順次分光された複数の光を順次受光し、順次受光された複数の光の各々について波長ごとの受光量を示す電気的な受光信号を出力する受光部と、
前記受光部から出力される複数の受光信号を波長ごとに平均または積算することにより前記波長ごとの信号強度として前記平均信号を算出し、前記平均信号に基づいて前記計測対象物の変位を算出する算出部とを含む、請求項1記載の共焦点変位計。 - 前記変位計測部は、
前記第1のピンホールを順次通過した前記複数の部分に対応する複数の光を順次分光する分光部と、
前記分光部により順次分光された前記複数の部分に対応する複数の光を複数の露光期間内に受光し、前記複数の露光期間において受光した光について波長ごとの受光量を示す電気的な受光信号を出力する受光部と、
前記受光部から出力される前記複数の露光期間に対応する複数の受光信号を波長ごとに平均または積算することにより前記波長ごとの信号強度として前記平均信号を算出し、前記平均信号に基づいて前記計測対象物の変位を算出する算出部とを含む、請求項1記載の共焦点変位計。 - 前記光照射部は、光が前記計測対象物の表面の円環状の領域上の複数の部分に照射されるように、前記投光部により出射された光の光軸を前記計測対象物の表面に沿ってシフトさせる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の共焦点変位計。
- 前記円環状の領域の外径は100μm以上である、請求項5記載の共焦点変位計。
- 前記円環状の領域の外径は500μm以下である、請求項5または6記載の共焦点変位計。
- 前記光照射部は、
透光性を有する部材により形成されるとともに、第1および第2の面を有する第1の透光部と、
駆動部とを含み
前記第1の透光部の前記第1および第2の面のうち少なくとも一方の面は、前記投光部により出射された光の前記第1の光路に直交する面に対して傾斜する状態で前記第1の光路上に配置され、
前記駆動部は、前記第1の光路に交差する面内で前記第1の透光部の前記第1および第2の面を回転させるように構成される、請求項5〜7のいずれか一項に記載の共焦点変位計。 - 処理装置と、
第1のヘッド部とをさらに備え、
前記処理装置は、前記投光部および前記変位計測部を含むとともに、前記投光部および前記変位計測部を収容する第1の筐体をさらに含み、
前記第1のヘッド部は、前記光照射部および前記第1の光学部材を含むとともに、前記光照射部および前記第1の光学部材を収容する第2の筐体をさらに含む、請求項8記載の共焦点変位計。 - 前記処理装置は、前記第1の筐体に収容される電力供給部をさらに含み、
前記電力供給部は、前記第1のヘッド部の前記駆動部に電力を供給可能に前記光照射部に接続される、請求項9記載の共焦点変位計。 - 第2のヘッド部と、
第2のピンホールを有する第2のピンホール部材とをさらに備え、
前記第2のヘッド部は、
前記投光部により出射された光に光軸方向に沿った色収差を発生させるとともに、色収差を有する光を収束させて前記計測対象物に照射する第2の光学部材と、
透光性を有する部材により形成されるとともに、第3および第4の面を有する第2の透光部と、
前記第2の光学部材および前記第2の透光部を収容する第3の筐体とを含み、
前記第2の透光部の前記第3および第4の面のうち少なくとも一方の面は、前記投光部により出射された光の第2の光路に直交する面に対して傾斜する状態で前記第2の光路上に配置され、
前記第2のピンホールは、前記第2のヘッド部の前記第2の光学部材により前記計測対象物の表面で合焦しつつ反射された波長の光を通過させ、
前記変位計測部は、前記第2のピンホールを通過した光についての波長ごとの信号強度に基づいて前記計測対象物の変位を算出し、
前記投光部により出射された光は、前記第1のヘッド部と前記第2のヘッド部とに選択的に導かれる、請求項9または10記載の共焦点変位計。 - 光ファイバをさらに備え、
前記光ファイバは、前記投光部により出射された光を前記第1の光学部材に導くとともに、前記計測対象物の前記複数の部分で反射されることにより前記第1のピンホールを順次通過した複数の光を前記変位計測部に導くように設けられる、請求項1〜11のいずれか一項に記載の共焦点変位計。 - 前記光ファイバの端部が前記第1のピンホールである、請求項12記載の共焦点変位計。
- 前記投光部は、
単一波長の光を出射する光源と、
前記光源により出射された光を吸収して前記光源により出射された光の波長とは異なる波長の光を放出する蛍光体とを含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の共焦点変位計。
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