JP6676414B2 - 表示機構、ムーブメント及び時計 - Google Patents
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Description
本態様によれば、サブモータの周波数を各モードで異ならせることで、1つのサブモータによって各モードに応じた最適な周期でサブダイヤル針を動作させることができる。これにより、簡素化や低コスト化を図るとともに、小型化を図ることができる。
本態様によれば、各サブ輪列がサブ五番車を介してサブモータに接続されているため、各サブダイヤル針それぞれを1つのサブモータにより回転させることができる。これにより、各サブ輪列を別々のサブモータにより回転させる場合に比べて簡素化や低コスト化を図るとともに、小型化を図ることができる。
本態様によれば、サブダイヤル針が互いに平行に延びる軸線上を回転可能に、サブ輪列に取り付けられているため、各サブダイヤル針の視認性を向上させることができる。
本態様によれば、各サブダイヤル針が同軸上に延びる軸線上を回転可能に、各サブ輪列に取り付けられているため、文字板上におけるレイアウトの自由度をさらに向上させることができる。
本態様によれば、モード切替に応じて動作するモード表示針を動作させるモード表示輪列を備えているため、現在のモードを速やかに判断でき、使い勝手を向上させることができる。
本発明の一態様に係る時計は、上記態様のムーブメントを備えていてもよい。
本態様によれば、上記本態様の表示機構を備えているため、部品点数の削減を図るとともに、文字板上でのレイアウトの自由度を向上させるとともに、視認性の低下を抑制した上で、機能性に優れたムーブメント及び時計を提供できる。
[時計]
図1は、クロノグラフモードを示す時計1の外観図である。図2は、デュアルタイムモードを示す時計1の外観図である。なお、以下に示す各図では、図面を見やすくするため、時計用部品のうち一部の図示を省略しているとともに、各時計用部品を簡略化して図示している場合がある。
図1、図2に示すように、本実施形態の時計1は、いわゆるアナログクォーツ式の時計である。本実施形態の時計1には、時間計測が可能なクロノグラフモード(図1参照)と、異なる時刻を表示するデュアルタイムモード(図2参照)と、の双方の機能が搭載されている。なお、以下の説明では、「クロノグラフ」を単に「CG」といい、「デュアルタイム」を単に「DT」という。
文字板3上には、メインダイヤル11と、複数のサブダイヤル(第1サブダイヤル12及び第2サブダイヤル13)と、モード表示部14と、が付されている。
メインダイヤル11は、例えばホームタイム(第1時刻)を表示する。メインダイヤル11は、複数の目盛りが文字板3における外周部分に沿って環状に付されて構成されている。
時刻針(第1時刻針)4〜6は、時計1の中心軸周りに回転可能に構成されている。
各CG針(第1サブダイヤル針、第2サブダイヤル針)7,8は、中心軸に対して互いに平行に延びる軸線周りに回転可能に構成されている。
モード表示針9は、中心軸に対して平行に延びる軸線周りに回動可能に構成されている。具体的に、モード表示針9は、モード表示部14における「CHRO」を指し示すCG表示位置と、モード表示部14における「DUAL」を指し示すDT表示位置と、の間を回動する。
図3は、ムーブメント2を表側から見た平面図である。図4は、ムーブメント2を裏側から見た平面図である。図5は、図4のV−V線に相当する断面図である。なお、以下の説明では、ムーブメント2の基板を構成する地板31に対して時計ケース10のカバーガラス22側(文字板3側)をムーブメント2の「裏側」と称し、ケース蓋側(文字板3側とは反対側)をムーブメント2の「表側」と称する。また、以下の説明では、ムーブメント2のうち、表裏面方向に直交する方向を面内方向という場合がある。以下で説明する各車は、何れもムーブメント2の表裏面方向を軸方向として設けられている。
図3、図4に示すように、地板31の図示しない巻真案内穴には、上述した巻真24が組み込まれている。巻真24は、日付や時刻の修正動作、モード切替動作等に用いられる。巻真24は、その軸線周りに回転可能、かつ軸方向に移動可能とされている。巻真24の先端部(りゅうず23側とは反対側の端部)は、ムーブメント2に連係されている。
電池41は、円板状をなした、いわゆるボタン電池である。
水晶ユニット42は、所定の周波数で発振する水晶振動子がパッケージ内に収容されて構成されている。なお、電池41や水晶ユニット42、回路ブロック100等は、スイッチバネ32によって表側から保持されている。
図6に示すように、上述したサブモータ44は、コイルブロック51と、ステータ52と、ロータ53と、を有している。
ロータ53の内部には、ロータ磁石56が組み込まれている。ロータ53は、ステータ52に形成されたロータ孔57を貫通し、地板31及び表輪列受33に回転可能に支持されている。
図7に示すように、上述したモード表示モータ45は、サブモータ44と同様に、コイルブロック61と、ステータ62と、ロータ63と、を有している。なお、モード表示モータ45におけるロータ磁石56には、サブモータ44と同一の符号を付している。
ロータ63は、ステータ62に形成されたロータ孔64を貫通し、地板31及び表輪列受33に回転可能に支持されている。
メイン五番車は、メインモータ43におけるロータの回転に基づいて回転する。メイン五番車は、ムーブメント2の表側に配列された表輪列(不図示)にメインモータの回転力を伝達する。なお、表輪列は、四番車、三番車及び二番車(何れも不図示)を含んでいる。表輪列のうち、四番車には上述した秒針6(図1参照)が取り付けられている。二番車には、分針5(図1参照)が取り付けられている。
図7に示すように、モード表示五番車72は、モード表示モータ45におけるロータ63の回転に基づいて回転する。具体的に、モード表示五番車72の五番歯車には、モード表示モータ45におけるロータ63のロータかなが噛合している。
裏輪列73は、筒車77を含んでいる。筒車77には、上述した時針4(図1参照)が取り付けられている。
第1秒CG中間車83は、サブ五番車71の五番かなに噛合している。
第2秒CG中間車84は、第1秒CG中間車83に噛合している。
秒CG車85の秒CG歯車85aは、第2秒CG中間車84に噛合している。秒CG車85における秒CG真85bの裏側端部は、裏輪列受34を貫通して文字板3よりも裏側に突出している。秒CG真85bの裏側端部のうち、文字板3よりも裏側に位置する部分には、上述した秒CG針7(図1参照)が取り付けられている。
第1分CG中間車91の第1分CG中間歯車は、サブ五番車71における五番かなに噛合している。
第2分CG中間車92の第2分CG中間歯車は、第1分CG中間車91の第1分CG中間かなに噛合している。
第1モード表示中間車95は、モード表示五番車72に噛合している。
第2モード表示中間車96は、第1モード表示中間車95に噛合している。
図8に示すように、上述した回路ブロック100には、発振回路101や分周回路102、CPU(Central Processing Unit)103、記憶部104、操作入力部105等が搭載されている。
発振回路101は、推奨ユニットの振動に基づいて基準信号をCPU103に出力する。
分周回路102は、発振回路の出力信号を分周して計時の基準となる時計信号をCPU103に出力する。
記憶部104は、例えばRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等により構成されている。記憶部104には、CPU103が実行するプログラムや、時計1の各部が用いるデータ等が記憶されている。
操作入力部105は、上述したりゅうず23(巻真24)や操作スイッチ26の操作を検出し、CPU103に向けて操作信号を出力する。
ホームタイム制御部は、分周回路102から出力される時計信号に基づいてメインモータ43に対して駆動信号を出力する。
モード判断部は、操作入力部105の操作に基づいて、CGモード及びDTモードの中から選択されたモードを判断する。
次に、上述した時計1の動作方法について説明する。以下の説明では、CGモード及びDTモードの動作について主に説明する。なお、以下の説明では、予めCGモードが設定されている状態を初期状態とする。具体的に、初期状態では、モード表示針9がモード表示部14の「CHRO」を指し示し、各CG針7,8がサブダイヤル12,13の初期位置を指し示している。
<CGモード>
CGモードにおいて、時間計測を行う場合には、まず一方の操作スイッチ26を押下する。すると、CPU103は、CGモードに応じた駆動信号をサブモータ44に出力する。これにより、サブモータ44は、1秒ごとに1ステップずつ回転する。
次に、各モードの切替動作について説明する。以下の説明では、CGモードからDTモードへの切替動作を例にして説明する。
切替動作を行う場合には、例えばりゅうず23を2段位置まで引き出した状態で、各操作スイッチ26を同時に押下する。すると、操作入力部105からCPU103に操作信号が出力される。モード判断部は、操作入力部105からの操作信号を受け付けると、DTモードへのモード切替信号をモード制御部に出力する。なお、切替動作の操作方法は、適宜変更が可能である。
DTモードにおいて、CPU103は、DTモードに応じた駆動信号をサブモータ44に出力する。これにより、サブモータ44は、1分ごとに1ステップずつ回転する。サブモータ44が回転すると、この回転力がサブ五番車71を介してCG輪列75に伝達されることで、秒CG車85及び分CG車93が回転する。これにより、秒CG針7及び分CG針8が秒CG車85及び分CG車93とともに回転する。
次に、第2実施形態について説明する。図9は、CGモードを示す時計200の外観図である。図10は、DTモードを示す時計200の外観図である。本実施形態では、各CG針7、8が同軸上に配置された点で上述した実施形態と相違している。なお、以下の説明では、上述した実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図9,10に示す時計200において、文字板203上のうちメインダイヤル11の6時位置には、サブダイヤル212が配置されている。各CG針7,8は、サブダイヤル212の中心を表裏面方向に延びる軸線周りに互いに回転可能に構成されている。
図11に示すムーブメント202において、秒CG輪列281は、第1秒CG中間車83と、第2秒CG中間車84と、秒CG車285と、を備えている。
秒CG車285のうち、秒CG歯車85aに対して裏側に位置する部分には秒CGかな285cが形成されている。
分CG中間車291は、地板31及び裏輪列受34に回転可能に支持されている。分CG中間車291の分CG歯車291aは、秒CGかな285cに噛合している。
筒部293aは、上述した秒CG真85bと同軸上に配置されている。筒部293aは、秒CG真85bに対して回転可能に外挿されている。筒部293aのうち文字板3よりも裏側に位置する部分には、分CG針8が取り付けられている。
分CG歯車293bは、分CG中間車291の分CG中間かな291bに噛合している。したがって、分CG車293は、秒CG輪列281の回転に伴い回転する。この場合、分CG輪列282は、ロータ53(ロータかな)に対する分CG車293(分CG歯車293b)の歯数比が1/360に設定されている。
すなわち、各CG針7,8が同軸上に延びる軸線上を回転可能に、秒CG輪列281及び分CG輪列282に取り付けられているため、文字板3上におけるレイアウトの自由度をさらに向上させることができる。
例えば、上述した実施形態では、1つのサブモータ44によって各CG針7,8を回転させる構成について説明したが、これに限らず、各CG針7,8を異なるモータで回転させても構わない。また、各モードを異なるモータで動作させても構わない。
なお、各モードにおけるサブモータ44の周波数は、適宜変更が可能である。例えば、上述した実施形態では、サブモータ44が1秒又は1分ごとに1ステップ回転するように構成したが、1秒又は1分間に複数ステップ回転しても構わない。また、サブモータ44の周波数を調整することで、分CG針8を60分(CGモード)又は24時間(DTモード)で1回転させることも可能である。
さらに、各サブダイヤル12,13やモード表示部14のレイアウトは適宜変更が可能である。
上述した実施形態では、CG針7,8を2つ備えた構成について説明したが、これに限らず、CG針は少なくとも1つ備えていればよく、3つ以上備えていても構わない。
上述した実施形態では、モード表示針9がCG表示位置とDT表示位置との間を回動する構成について説明したが、モード表示針9の動作方法は適宜変更が可能である。
2,202…ムーブメント
3…文字板
4…時針(第1時刻針)
5…分針(第1時刻針)
6…秒針(第1時刻針)
7…秒CG針(サブダイヤル針、第1サブダイヤル針)
8…分CG針(サブダイヤル針、第2サブダイヤル針)
9…モード表示針(モード表示針)
44…サブモータ
71…サブ五番車
75…CG輪列(サブ輪列、切替機構、表示機構)
76…モード表示輪列(表示機構)
77…筒車(メイン輪列、表示機構)
81,281…秒CG輪列(第1サブ輪列)
82,282…分CG輪列(第2サブ輪列)
110…制御部(切替機構)
Claims (4)
- 第1時刻を表示する第1時刻針を動作させるメイン輪列と、
計測時間を表示するクロノグラフモード、及び前記第1時刻とは異なる第2時刻を表示するデュアルタイムモードの何れかを切り替えて表示するサブダイヤル針を動作させる切替機構と、を備え、
前記切替機構は、
前記サブダイヤル針を動作させるサブ輪列と、
前記サブ輪列を駆動させるサブモータと、を備え、
前記クロノグラフモード及び前記デュアルタイムモードに応じて前記サブモータの周波数を変更し、
前記サブ輪列は、
前記サブダイヤル針のうち第1サブダイヤル針を動作させる第1サブ輪列と、
前記サブダイヤル針のうち第2サブダイヤル針を動作させる第2サブ輪列と、を有し、
前記サブモータは、サブ五番車を介して前記第1サブ輪列及び前記第2サブ輪列の双方に接続され、
前記第1サブ輪列及び前記第2サブ輪列には、前記第1サブダイヤル針及び前記第2サブダイヤル針が互いに平行に延びる軸線上でそれぞれ回転可能に取り付けられることを特徴とする表示機構。 - 前記クロノグラフモード及び前記デュアルタイムモードのモード切替に応じて動作するモード表示針を動作させるモード表示輪列を備えていることを特徴とする請求項1に記載の表示機構。
- 請求項1または請求項2に記載の表示機構を備えていることを特徴とするムーブメント。
- 請求項3に記載のムーブメントを備えることを特徴とする時計。
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