JP6724092B2 - 光レセプタクル及び光コネクタシステム - Google Patents

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Description

本発明は、光レセプタクル及び光コネクタシステムに関する。
近年、データセンタにおけるサーバやルータ等の装置間を接続する光ファイバ配線の省スペース化が求められている。こうした光ファイバ配線に関して、光ファイバ同士を光コネクタにより接続する際、接続される光ファイバの長手方向に沿って直線的(1次元的)に接続されることになる。すなわち、光コネクタを介して一方の光ファイバから他方の光ファイバに伝送される光信号の光路は直線的に延びることになる。ここで、光ファイバ配線において光信号の光路を直角に曲げたいような場合、光コネクタの接続部分では曲げることができず、光コネクタから延び出る光ファイバ部分を曲げる必要があった。このとき、光ファイバの伝送損失の増大を抑制するために、十分な光ファイバの曲げ半径を確保する必要があり、光ファイバ配線の省スペース化を困難にさせる要因となっていた。
光ファイバに対して入出射する光信号の光路を変換することに関して、例えば、特許文献1〜3には、光ファイバと基板上の光電変換素子との間に設けられた光路変換部が開示されている。
特開2016−180920号公報 特開2017−40703号公報 特開2018−13564号公報
特許文献1〜3に開示されているような光路変換部を利用して、一方の光ファイバから他方の光ファイバに伝送される光信号の光路を変換するような光コネクタレセプタクルを設けた場合、光コネクタプラグの接続の際に光コネクタレセプタクル内の光路変換部に対して押圧力が付与されてしまい、光路変換部の変形の原因となることがあった。
本発明は、光コネクタプラグの接続の際の光路変換部の変形を抑制する光コネクタレセプタクルを提供することを目的とする。
本発明の幾つかの実施形態は、第1光ファイバが保持される第1フェルールを備える光プラグを、第1方向に着脱可能なハウジングと、前記第1方向と直交する第2方向に第2光ファイバが保持される第2フェルールと、前記第1方向に沿った光路と、前記第2方向に沿った光路とを変換する光路変換部であって、前記ハウジングに収容され、前記ハウジングに前記光プラグを装着した時に、前記第1フェルールと前記ハウジングとの間に挟まれて配置される前記光路変換部とを有し、前記光路変換部は、前記第1方向における前記光プラグ側に配置され、前記第2方向に突出する後壁と、前記第1方向における前記後壁に対して前記光プラグとは反対側に配置され、前記第2方向に突出する前壁と、前記第1方向における前記後壁と前記前壁との間に形成され、前記第2方向に開口する凹部とを備え、かつ、前記第2方向から見たときに、前記第1フェルール及び前記光路変換部を前記ハウジングに位置合わせするガイドピンが挿通される第1領域と、前記凹部が形成される第2領域とで構成され、前記第2方向から見たときに、前記第1領域では、前記前壁と前記ハウジングとが接しており、前記第2領域では、前記第1方向における前記前壁と前記ハウジングとの間に隙間が形成されていることを特徴とする光レセプタクルである。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明の幾つかの実施形態によれば、光路変換部を備えた光コネクタレセプタクルに光コネクタプラグを接続する際に、光路変換部の変形を抑制することができる。
図1Aは、比較例の光コネクタシステム10を説明するための参考図である。図1Bは、第1実施形態の光コネクタシステム10を説明するための参考図である。 図2Aは、第1実施形態の光コネクタシステム10の全体斜視図である。図2Bは、第1実施形態の光コネクタシステム10の分解斜視図である。 図3Aは、光路変換部30の平面図である。図3Bは、図3AのA−A線における断面図である。図3Cは、光路変換部30を下側から見た時の斜視図である。 図4Aは、第1実施形態の光コネクタシステム10を上下方向に垂直な面で切った時の断面図である。図4Bは、第1実施形態の光コネクタシステム10を左右方向に垂直な面で切った時の断面図である。 図5Aは、第2実施形態の光コネクタシステム10を上下方向に垂直な面で切った時の断面図である。図5Bは、第2実施形態の光コネクタシステム10を左右方向に垂直な面で切った時の断面図である。 図6A〜図6Cは、変形例の光コネクタシステム10を左右方向に垂直な面で切った時の光路変換部30周辺の断面図である。 図7は、光路変換部30の入出射部36を説明するための断面図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
第1光ファイバが保持される第1フェルールを備える光プラグを、第1方向に着脱可能なハウジングと、前記第1方向と交差する第2方向に第2光ファイバが保持される第2フェルールと、前記第1方向に沿った光路と、前記第2方向に沿った光路とを変換する光路変換部であって、前記ハウジングに収容され、前記ハウジングに前記光プラグを装着した時に、前記第1フェルールと前記ハウジングとの間に挟まれて配置される前記光路変換部とを有し、前記第1方向における前記光路変換部と前記ハウジングとの間に隙間が形成されていることを特徴とする光レセプタクルが明らかとなる。このような光レセプタクルによれば、光路変換部を備えた光レセプタクルに光プラグを接続する際に、光路変換部の変形を抑制することができる。
前記光路変換部は、前記第1方向と交差する方向に開口する凹部を備えることが望ましい。これにより、光路変換部を備えた光レセプタクルに光プラグを接続する際に、光路変換部の変形を抑制することができる。
前記光路変換部に対向する前記ハウジングの面の少なくとも一部が凹状に形成されることで、前記隙間が形成されていることが望ましい。これにより、光路変換部を備えた光レセプタクルに光プラグを接続する際に、光路変換部の変形を抑制することができる。
前記ハウジングに対向する前記光路変換部の面の少なくとも一部が凹状に形成されることで、前記隙間が形成されていることが望ましい。これにより、光路変換部を備えた光レセプタクルに光プラグを接続する際に、光路変換部の変形を抑制することができる。
前記第1フェルール及び前記第2フェルールのうち少なくとも一方はレンズ結合型のフェルールであることが望ましい。これにより、フェルールを接続端面側に付勢するためのばねの押圧力を小さくすることができる。
前記光路変換部において光信号が入射する面は、前記光信号の光軸に垂直な面に対して傾斜していることが望ましい。これにより、光信号が入射する面での光信号の反射による戻り光の影響を抑制することができる。
第1光ファイバが保持される第1フェルールを備える光プラグと、前記光プラグが第1方向に着脱可能なハウジングと、前記第1方向と交差する第2方向に第2光ファイバが保持される第2フェルールと、前記第1方向に沿った光路と、前記第2方向に沿った光路とを変換する光路変換部であって、前記ハウジングに収容され、前記ハウジングに前記光プラグを装着した時に、前記第1フェルールと前記ハウジングとの間に挟まれて配置される前記光路変換部とを備える光レセプタクルとを有し、前記第1方向における前記光路変換部と前記ハウジングとの間に隙間が形成されていることを特徴とする光コネクタシステムが明らかとなる。このような光コネクタシステムによれば、光路変換部を備えた光レセプタクルに光プラグを接続する際に、光路変換部の変形を抑制することができる。
===第1実施形態===
<光コネクタシステム10の概要>
・比較例の光コネクタシステム10の概要
図1Aは、比較例の光コネクタシステム10を説明するための参考図である。
以下では、第1実施形態の光コネクタシステム10を説明する前に、比較例の光コネクタシステム10について説明する。光コネクタシステム10は、光コネクタレセプタクル20と、光コネクタプラグ40とを有する。なお、光コネクタレセプタクル20のことを単に「光レセプタクル20」と呼ぶことがある。また、光コネクタプラグ40のことを単に「光プラグ40」と呼ぶことがある。さらに、光コネクタレセプタクル20及び光コネクタプラグ40のことを総称して単に「光コネクタ」と呼ぶことがある。
光レセプタクル20は、装置等に固定され、後述する光プラグ40が着脱される側の光コネクタである。光レセプタクル20は、例えばデータセンタ内の装置の壁2に固定されている。図1Aに示すように、本比較例では、壁2の壁面方向に2個の光レセプタクル20が固定されている。図1Aに示す壁面方向は、例えば壁面に沿った鉛直方向を意味するが、水平方向や、それ以外の方向も含む。これら2個の光レセプタクル20は、光ファイバ1Bの両端をそれぞれ保持している。それぞれの光レセプタクル20では、フェルール(不図示)によって光ファイバ1Bの端部が壁2の壁面方向に垂直な方向(後述する着脱方向)に保持されている。したがって、光ファイバ1Bの端部は、壁2の壁面方向に垂直な方向(着脱方向)で、かつ、壁2に対して光レセプタクル20が設けられている側とは反対側(着脱する光プラグ40の側)を向くことになる。これにより、光プラグ40が、光レセプタクル20に対して壁2の壁面方向に垂直な方向に着脱することができる。
光プラグ40は、光レセプタクル20に着脱可能な側の光コネクタである。図1Aに示すように、2個の光プラグ40が、壁2に固定された2個の光レセプタクル20にそれぞれ接続されている。接続されたそれぞれの光プラグ40では、フェルール(不図示)によって光ファイバ1Aの端部が壁2の壁面方向に垂直な方向(着脱方向)に保持されている。したがって、光ファイバ1Aの端部は、壁2の壁面方向に垂直な方向(着脱方向)で、かつ、壁2に対して光プラグ40が設けられている側とは反対側(着脱される光レセプタクル20の側)を向くことになる。光プラグ40が光レセプタクル20に接続されることで、光プラグ40側の光ファイバ1Aと、光レセプタクル20側の光ファイバ1Bとが光接続される。なお、着脱方向において光プラグ40を光レセプタクル20と離れる側に移動させることで、光プラグ40を光レセプタクル20から抜去することができる。これにより光プラグ40側の光ファイバ1Aと、光レセプタクル20側の光ファイバ1Bとの光接続が解除される。
図1Aに示すように、本比較例の光コネクタシステム10では、光プラグ40側の光ファイバ1Aと、光レセプタクル20側の光ファイバ1Bとが、長手方向に沿って直線的(1次元的)に接続されている。言い換えれば、光コネクタ(光レセプタクル20及び光プラグ40)を介して一方の光ファイバ1Aから他方の光ファイバ1Bに伝送される光信号の光路は直線的に延びることになる。前述したように、本比較例では、光レセプタクル20のフェルールによって光ファイバ1Bの端部が壁2の壁面方向に垂直な方向(着脱方向)に保持される。そして、光ファイバ1Bに対して、光プラグ40のフェルールによって保持された光ファイバ1Aの端部を壁2の壁面方向に垂直な方向(着脱方向)に接続することで、光ファイバ(光ファイバ1A及び光ファイバ1B)が長手方向に沿って直線的(1次元的)に接続されることになる。
このため、本比較例の光コネクタシステム10では、壁2に対して光レセプタクル20の飛び出した部分の長さ(L1)だけ、壁2の壁面方向に垂直な方向(着脱方向)に突出することになる。光レセプタクル20は、光ファイバ1Bの端部を保持する必要があるため、光レセプタクル20の長手方向に十分な長さを確保する必要がある。したがって、壁2に対して光レセプタクル20の飛び出した部分の長さL1も、その分長くなる。また、本比較例の光コネクタシステム10では、図1Aに示す上側の光レセプタクル20から下側の光レセプタクル20までは、光ファイバ1Bが曲げられて配線されている。光ファイバ1B中を伝送される光信号の伝送損失の増大を抑制するために、配線された光ファイバ1Bは十分な曲げ半径を確保する必要がある。このため、光ファイバ1Bの配線に関して所定の長さ(L2)だけ、壁2に垂直な方向(着脱方向)に突出することになる。ここで、光ファイバ配線の省スペース化のためには、壁2に垂直な方向(着脱方向)に薄く(小さく)する必要がある。つまり、前述した長さの合計LA(L1+L2)は、できるだけ小さくする必要がある。しかし、前述したように、L1もL2も十分な長さを確保する必要がある為、LAを小さくすることには限度がある。これが光ファイバ配線の省スペース化を困難にさせる要因となっていた。
・第1実施形態の光コネクタシステム10の概要
図1Bは、第1実施形態の光コネクタシステム10を説明するための参考図である。
本実施形態の光コネクタシステム10では、壁2の壁面方向に2個の光レセプタクル20が固定されていることと、2個の光プラグ40が、壁2に固定された2個の光レセプタクル20にそれぞれ接続されていることは、前述した比較例と変わらない。また、本実施形態の光コネクタシステム10でも、2個の光レセプタクル20が光ファイバ1Bの両端をそれぞれ保持していることも、前述した比較例と変わらない。しかし、本実施形態では、それぞれの光レセプタクル20が、光路変換部30を有している。
光路変換部30は、光信号の光路を変換する部材である。図1Bに示すように、光路変換部30により、光ファイバ1A中を伝送される光信号の光路に沿った方向(着脱方向)と、光ファイバ1B中を伝送される光信号の光路に沿った方向(壁面方向)とが変換されている。これにより、光レセプタクル20の内部において、光信号の光路が変換されることになる。このため、前述した比較例のように、上側の光レセプタクル20から下側の光レセプタクル20まで光ファイバ1Bを曲げて配線する必要はなく、上下の光レセプタクル20同士を直接光ファイバ1Bで真っ直ぐ繋ぐだけで良い。また、上下の光レセプタクル20自身も、壁2の壁面方向に垂直な方向(着脱方向)に突出するように壁2に固定する必要はなく、壁2の壁面方向に沿って固定することができる。このため、壁2に垂直な方向に突出する長さ(LB)は、比較例における壁2に垂直な方向に突出する長さ(LA)よりも小さくすることができる(LB<LA)。これにより、本実施形態の光コネクタシステム10では、光ファイバ配線の省スペース化をすることができる。また、光ファイバ配線を省スペース化することで、光ファイバ配線が冷却ファンから送られる風を妨げることを抑制し、光コネクタシステム10が設けられるデータセンタ内の装置を効率的に冷却することができる。
<光コネクタシステム10の構成>
図2Aは、第1実施形態の光コネクタシステム10の全体斜視図である。図2Bは、第1実施形態の光コネクタシステム10の分解斜視図である。
以下の説明では、図に示すように各方向を定義する。すなわち、光プラグ40の光レセプタクル20に対する着脱方向を「前後方向」とし、光プラグ40に対する光レセプタクル20の側を「前」とし、逆側(光レセプタクル20に対する光プラグ40の側)を「後」とする。光レセプタクル20に保持される光ファイバ1B(図1B参照)の長手方向を「上下方向」とし、レセプタクル側フェルールユニット22に対する光路変換部30の側を「上」とし、逆側(光路変換部30に対するレセプタクル側フェルールユニット22の側)を「下」とする。なお、上下方向は、図1Bに示す壁面方向でもある。また、「前後方向」及び「上下方向」と直交する方向を「左右方向」とし、後から前を見た時の右側を「右」とし、後から前を見た時の左側を「左」とする。なお、「前後方向」を「第1方向」と、「上下方向」を「第2方向」と呼ぶことがある。
なお、図2A及び図2Bでは、光プラグ40については、後述するプラグ側フェルールユニット42のみ図示し、プラグ側フェルールユニット42を収容するハウジング等については、説明を容易にするために図示を省略している。また、図2A及び図2Bでは、図1Bで示した光ファイバ1A及び光ファイバ1Bの図示を省略している。
前述したように、光コネクタシステム10は、光プラグ40と、光レセプタクル20とを有する。また、光プラグ40は、プラグ側フェルールユニット42を有する。
プラグ側フェルールユニット42は、光プラグ40側の光ファイバ1A(図1B参照)を保持する部材であると共に、レンズ結合型フェルールのレンズが設けられる部材でもある。プラグ側フェルールユニット42は、プラグ側フェルール43と、プラグ側レンズ部44とを有する。なお、本実施形態では、プラグ側フェルール43と、プラグ側レンズ部44とは、2部品で構成されているが、1部品で構成されても良い(一体的に形成されても良い)。
プラグ側フェルール43は、光プラグ40側の光ファイバ1Aを保持する部材である。本実施形態のプラグ側フェルール43と、プラグ側レンズ部44とは、レセプタクルハウジング21に取り付けられたガイドピン25(後述)を介して位置決めされる。なお、後述する図4A及び図4Bに示すように、プラグ側フェルール43は、複数(ここでは、12本)の光ファイバ1Aを保持している。
プラグ側フェルール43は、例えばMT形光コネクタ(JIS C 5981で規定される光コネクタ、MT:Mechanically Transferable)のフェルールとほぼ同様の構成である。但し、通常のMT形光コネクタのフェルールでは、フェルール端面と光ファイバ端面とを合わせて研磨することになるが、本実施形態では、後述するように、光ファイバ1Aの端面はプラグ側フェルール43の前側端面(光ファイバ穴の開口面)から突出させることになり、プラグ側フェルール43の前側端面と光ファイバ1Aの端面とを合わせて研磨することは行われない。また、通常のMT形光コネクタでは、フェルール端面で光ファイバ端面が露出することになるが、本実施形態では、後述するように、プラグ側フェルール43の前側にプラグ側レンズ部44が配置され、光ファイバ1Aの端面はプラグ側レンズ部44の光ファイバ突き当て面48に突き当てられた状態になるため、光ファイバ1Aの端面は外部に露出しない。
プラグ側フェルール43には、ガイド穴45が形成されている。ガイド穴45は、後述するガイドピン25を挿入するための穴である。ガイド穴45は、プラグ側フェルール43とプラグ側レンズ部44との位置合わせに用いられる。ガイド穴45は、前後方向に沿ってプラグ側フェルール43を貫通しており、プラグ側フェルール43の前側端面には2つのガイド穴45が開口している(図2A及び図2Bでは不図示、後述する図4A参照)。なお、図2Bに示すように、プラグ側フェルール43の後側端面にも2つのガイド穴45がそれぞれ開口しているが、2つのガイド穴45がそれぞれ後側端面において開口していなくても良い。また、2つのガイド穴45は、後述する複数の光ファイバ穴46を左右方向から挟むように、左右方向に間隔を空けて配置されている。
また、プラグ側フェルール43には、複数の光ファイバ穴46が形成されている(図2A及び図2Bでは不図示、後述する図4A参照)。複数の光ファイバ穴46は、左右方向に並んで配置されている。左右方向に並ぶ各光ファイバ穴46には、光ファイバテープ(光ファイバリボン)を構成する光ファイバ1Aがそれぞれ挿入されることになる。本実施形態では、左右方向に並ぶ光ファイバ穴46の列が1列ある。この光ファイバ穴46の列は、1列でも良いし、複数列でも良い。なお、複数の光ファイバ穴46は、後述する2本のガイドピン25の間に配置されている。
プラグ側レンズ部44は、複数のレンズを配列させたレンズアレイを有する光学部材である。プラグ側レンズ部44は、光信号を透過させる透明樹脂によって成形されている。プラグ側レンズ部44は、その後側端面をプラグ側フェルール43の前側端面に接触させた状態で、プラグ側フェルール43の前側に配置される。本実施形態のプラグ側レンズ部44と、プラグ側フェルール43とは、レセプタクルハウジング21に取り付けられるガイドピン25(後述)を介して位置決めされる。
プラグ側レンズ部44は、ガイド貫通穴47と、光ファイバ突き当て面48と、レンズ面49とを有する(レンズ面49については、図2A及び図2Bでは不図示、後述する図3B及び図4Bを参照)。
ガイド貫通穴47は、後述するガイドピン25を挿入するための穴である。ガイド貫通穴47にガイドピン25を挿入することによって、プラグ側フェルール43とプラグ側レンズ部44とが位置合わせされることになる。このため、2つのガイド貫通穴47の間隔は、プラグ側フェルール43の2つのガイド穴45の間隔と同じである。また、2つのガイド貫通穴47は、後述する光ファイバ突き当て面48を左右方向から挟むように、左右方向に間隔を空けて配置されている。ガイド貫通穴47は、前後方向に沿ってプラグ側レンズ部44を貫通しており、プラグ側レンズ部44の前側端面及び後側端面には2つのガイド貫通穴47がそれぞれ開口している。
光ファイバ突き当て面48は、光プラグ40側の光ファイバ1Aの端面が突き当てられる面である。光プラグ40側の光ファイバ1Aの端面は、プラグ側フェルール43の前側端面(光ファイバ穴の開口面)から突出しており、光ファイバ突き当て面48に突き当てられている。後から前を向く方向に光ファイバ突き当て面48を見た時に、プラグ側フェルール43の複数の光ファイバ穴46を覆うように光ファイバ突き当て面48がプラグ側レンズ部44の後側端面に形成されている。これにより、プラグ側フェルール43が保持する全ての複数の光ファイバ1Aの端面が光ファイバ突き当て面48に突き当てられることになる。
レンズ面49は、複数の光ファイバ1A(言い換えると、複数の光ファイバ穴46)にそれぞれ対応して配置されており、レンズ面49を介して光信号が入出力されることになる。このため、レンズ面49は、ガイド貫通穴47に対して高精度に位置決めされて形成されている。レンズ面49は、例えばコリメートレンズとして機能するように形成されている。レンズ面49によって径の拡大された光信号を入出力することによって、光信号の伝送損失を抑制できる。レンズ面49は、プラグ側レンズ部44の前側端面に形成されており、プラグ側フェルールユニット42の前側端面に形成されている。プラグ側フェルールユニット42を光路変換部30に対向させて突き合わせた時に、凸状のレンズ面49が光路変換部30に接触しないようにするために、レンズ面49は、プラグ側レンズ部44の凹所50の底部に形成されている(図2A及び図2Bでは不図示、後述する図3B及び図4Bを参照)。
前述したように、本実施形態のプラグ側フェルールユニット42は、レンズ結合型のフェルールである。なお、後述するレセプタクル側フェルールユニット22も、レンズ結合型のフェルールである。レンズ結合型のフェルールとは、光ファイバの端部同士を物理的に接触させずに光接続することができるフェルールである。レンズ結合型のフェルールでは、フェルール(例えば、プラグ側フェルール43)の端部にレンズ(例えば、プラグ側レンズ部44)を配置し、フェルール(プラグ側フェルール43)で保持された光ファイバ(例えば、光ファイバ1A)の端面から出射した光をコリメートし、接続先のフェルール(例えば、レセプタクル側フェルール23)に伝達する。接続先のフェルール(レセプタクル側フェルール23)の端部には、今度はコリメートされた光を光ファイバ(例えば、光ファイバ1B)の端面に入射させるためのレンズ(レセプタクル側レンズ部24)が配置されている。レンズ結合型のフェルールは、このようにして光接続を行う。これにより、光ファイバ端面が露出したフェルール端面同士を突き合わせる光コネクタと比較して、レンズ結合型のフェルールは、フェルールを接続端面側に付勢するためのばねの押圧力を小さくすることができる。
光レセプタクル20は、レセプタクルハウジング21と、レセプタクル側フェルールユニット22と、ガイドピン25と、光路変換部30とを有する。
レセプタクルハウジング21は、レセプタクル側フェルールユニット22と、ガイドピン25と、光路変換部30とを収容する部材である。また、レセプタクルハウジング21は、装置の壁等(前述した壁2等)に固定されることで、光レセプタクル20を装置の壁等に固定する部材でもある。
レセプタクル側フェルールユニット22は、光レセプタクル20側の光ファイバ1Bを保持する部材であると共に、レンズ結合型のフェルールのレンズが設けられる部材でもある。レセプタクル側フェルールユニット22は、レセプタクル側フェルール23と、レセプタクル側レンズ部24とを有する。なお、レセプタクル側フェルール23とレセプタクル側レンズ部24とは所定の位置関係になるように固定されている。レセプタクル側フェルール23及びレセプタクル側レンズ部24の詳細な構成については、プラグ側フェルール43及びプラグ側レンズ部44と同様なので、説明を省略する。
ガイドピン25は、プラグ側フェルール43のガイド穴45及びプラグ側レンズ部44のガイド貫通穴47に挿入されることで、プラグ側フェルール43とプラグ側レンズ部44とをレセプタクルハウジング21に対して位置合わせする部材である。ガイドピン25は、前側端部がレセプタクルハウジング21に収容され、取り付けられている。
前述したように、光路変換部30は、光信号の光路を変換する部材である。言い換えれば、光路変換部30は、光プラグ40の光レセプタクル20に対する着脱方向(第1方向)に沿った光路と、光レセプタクル20に保持される光ファイバ1Bの長手方向(第2方向)に沿った光路とを変換する部材である。光路変換部30の詳細な構成については、後述する。
<光路変換部30>
図3Aは、光路変換部30の平面図である。図3Bは、図3AのA−A線における断面図である。図3Cは、光路変換部30を下側から見た時の斜視図である。図4Aは、第1実施形態の光コネクタシステム10を上下方向に垂直な面で切った時の断面図である。図4Bは、第1実施形態の光コネクタシステム10を左右方向に垂直な面で切った時の断面図である。図3A〜図3Bでは、プラグ側フェルールユニット42とレセプタクルハウジング21とを破線で示している。
光路変換部30は、反射部34と、位置決めピン35と、入出射部36と、ガイド貫通穴39とを有する。
反射部34は、光信号を反射する面である。プラグ側レンズ部44との光信号の入出射部36(後側入出射部36A)が設けられる後壁38の前側の傾斜端面が反射部34になる。言い換えれば、光路変換部30の上面側に開口する凹部33が形成されており、凹部33の後側の傾斜端面が反射部34になる。反射部34は、光路変換部30を構成する樹脂と外気との境界面であり、両者の屈折率の違いにより両者の境界面で光が反射する。反射部34は、左右方向に平行に形成されている。但し、反射部34は、平面でも良いし、レンズ面(曲面)でも良い。
光路変換部30を透過する光信号は、反射部34で反射することになる。プラグ側レンズ部44から出射し、後側入出射部36Aで光路変換部30に入射した光信号の場合には、光信号は、反射部34で反射して、下側入出射部36Bからレセプタクル側レンズ部24に向かって出射することになる。また、レセプタクル側レンズ部24から出射し、下側入出射部36Bで光路変換部30に入射した光信号の場合には、光信号は、反射部34で反射して、後側入出射部36Aからプラグ側レンズ部44に入射することになる。
なお、後側入出射部36Aと反射部34との間の光路は、プラグ側フェルール43(プラグ側フェルールユニット42)に保持された光ファイバ1Aの光軸と平行である。また、後側入出射部36Aと反射部34との間の光路は、光プラグ40の光レセプタクル20に対する着脱方向(前後方向)と平行である。また、下側入出射部36Bと反射部34との間の光路は、レセプタクル側フェルール23(レセプタクル側フェルールユニット22)に保持された光ファイバ1Bの光軸(上下方向)と平行である。すなわち、後側入出射部36Aと反射部34との間の光路と、下側入出射部36Bと反射部34との間の光路とは互いに交差する方向になる。ここでは、後側入出射部36Aと反射部34との間の光路と、下側入出射部36Bと反射部34との間の光路とは、互いに直交しているが、直交ではなく斜めに配置されていても良い。したがって、光路変換部30は、反射部34を有することにより、後側入出射部36Aと反射部34との間の光路と、下側入出射部36Bと反射部34との間の光路とを変換することができる。
位置決めピン35は、レセプタクル側レンズ部24の位置決め穴27(図2B参照)に挿入するためのピン(位置決め部)である。光路変換部30の位置決めピン35をレセプタクル側レンズ部24の位置決め穴27に挿入することによって、光路変換部30とレセプタクル側レンズ部24とが位置合わせされることになる。前述したように、レセプタクル側レンズ部24とレセプタクル側フェルール23とが所定の位置関係になるように固定されているため、光路変換部30とレセプタクル側レンズ部24とが位置合わせされると、光路変換部30とレセプタクル側フェルール23とが位置合わせされることになる。図3Cに示すように、本実施形態では、2本の位置決めピン35が光路変換部30の下面から突出している。2本の位置決めピン35は、上下方向(レセプタクル側フェルール23(レセプタクル側フェルールユニット22)に保持された光ファイバ1Bの光軸)に平行である。
入出射部36は、光信号が入射又は出射する面である。入出射部36は、光路変換部30の後面に形成された後側入出射部36Aと、光路変換部30の下面に形成された下側入出射部36Bとを有する。光プラグ40と光レセプタクル20とが接続されると、後側入出射部36Aは、プラグ側レンズ部44のレンズ面49と対向し、プラグ側フェルール43に保持された光ファイバ1Aの端面から出射する光信号(又は光ファイバ1Aの端面に入射する光信号)が光路変換部30に入出射する際の面となる。また、下側入出射部36Bは、レセプタクル側レンズ部24のレンズ面28と対向するように光レセプタクル20が組み立てられており、レセプタクル側フェルール23に保持された光ファイバ1Bの端面から出射する光信号(又は光ファイバ1Bの端面に入射する光信号)が光路変換部30に入出射する際の面となる。なお、入出射部36(後側入出射部36A及び下側入出射部36B)は、複数の光信号が入射又は出射することになる。入出射部36は、左右方向に平行に形成されている。また、入出射部36は、2本のガイドピン25の間に配置されている。
ガイド貫通穴39は、ガイドピン25を挿入するための穴である。ガイド貫通穴39にガイドピン25を挿入することによって、ガイドピン25が取り付けられたレセプタクルハウジング21に対して光路変換部30が位置合わせされることになる。2つのガイド貫通穴39の間隔は、プラグ側フェルール43の2つのガイド穴45及びプラグ側レンズ部44の2つのガイド貫通穴47の間隔と同じである。ガイド貫通穴39は、前後方向に沿って光路変換部30を貫通しており、光路変換部30の前側端面及び後側端面には2つのガイド貫通穴39がそれぞれ開口している。
<凹部領域31とガイド領域32>
図3Aの右側に示すように、左右方向に光路変換部30の部位(領域)を区別した場合、光路変換部30は、凹部領域31と、ガイド領域32とで構成されている。すなわち、光路変換部30を上から見たときに、凹部33の左右両側の内壁面(左側内壁面60及び右側内壁面61)が含まれる面を境界として、内側(凹部33が形成される側)が凹部領域31であり、外側がガイド領域32となっている。ガイド領域32は、ガイド貫通穴39が形成され、ガイドピン25が挿通される領域でもある。
凹部領域31では、凹部33が光路変換部30の上面側に開口している。したがって、図3Bに示すように、左右方向に垂直な面で切った時の光路変換部30の断面を見ると、光路変換部30の前側で上側に突出する前壁37と、光路変換部30の後側で同様に上側に突出する後壁38とが形成されることになる。
ここで、レセプタクルハウジング21に光プラグ40を装着した時に、光路変換部30は、プラグ側フェルールユニット42(光プラグ40)とレセプタクルハウジング21との間に挟まれて配置されることになる。レセプタクルハウジング21に光プラグ40を装着する時、光路変換部30がプラグ側フェルールユニット42とレセプタクルハウジング21との両方に接していると、光路変換部30は、プラグ側フェルールユニット42とレセプタクルハウジング21との両方から押圧力を受けることになる。すなわち、光路変換部30の後側の面(後壁38の後側の面)はプラグ側フェルールユニット42(光プラグ40)から前方向に押圧力を受け、光路変換部30の前側の面(前壁37の後側の面)はレセプタクルハウジング21から後方向に押圧力を受けることになる。
こうして光路変換部30がプラグ側フェルールユニット42とレセプタクルハウジング21との両方から押圧力を受けることで、光路変換部30は、前述した後壁38と前壁37とが近づく向きに押圧力を受けることになる。これにより、前壁37と後壁38とが近づくように移動して光路変換部30が変形してしまう。したがって、光路変換部30の反射部34の位置がずれてしまい、光ファイバ1A(又は、光ファイバ1B)の端面から出射する光信号が、光ファイバ1B(又は、光ファイバ1A)の端面に精度良く入射することができなくなってしまい、これが光信号の伝送損失の増大の原因となってしまう。
そこで、本実施形態の光レセプタクル20では、光路変換部30とレセプタクルハウジング21との間に隙間が形成されている。すなわち、光路変換部30の凹部領域31が、プラグ側フェルールユニット42(光プラグ40)とレセプタクルハウジング21との両方に接することを抑制している。なお、ガイド領域32には凹部33が形成されていない。このため、ガイド領域32がプラグ側フェルールユニット42とレセプタクルハウジング21との両方に接していても、凹部領域31と比較して変形し難くなっている。
図4A及び図4Bに示すように、本実施形態の光レセプタクル20では、光路変換部30の凹部領域31に対向するレセプタクルハウジング21の面が凹状に形成されることで、隙間部26が形成されている。なお、光路変換部30のガイド領域32における後壁38と、ガイド領域32に対向するレセプタクルハウジング21の面とは接したままである。但し、光路変換部30のガイド領域32における後壁38と、ガイド領域32に対向するレセプタクルハウジング21との間にも隙間部26が形成されても良い。言い換えれば、光路変換部30に対向するレセプタクルハウジング21の面の少なくとも一部が凹状に形成されることで、隙間部26が形成されている。これにより、光路変換部30を備えた光レセプタクル20に光プラグ40を接続する際に、光路変換部30の変形を抑制することができる。
なお、図4A及び図4Bに示すように、前後方向で見た時に、隙間部26は、光路変換部30に対して光プラグ40が配置される側とは反対側に形成されている。また、隙間部26は、2本のガイドピン25の間に形成されている。前述したように、2本のガイドピン25の間には、光路変換部30の入出射部36や、プラグ側フェルール43の複数の光ファイバ穴46が配置されている。すなわち、隙間部26は、プラグ40側の光ファイバ1Aの端面に入出射する光信号の光路(後側入出射部36Aと反射部34との間の光信号の光路)に対応して形成されている。このように、光信号が通過する凹部領域31の変形を抑制することができる。
===第2実施形態===
図5Aは、第2実施形態の光コネクタシステム10を上下方向に垂直な面で切った時の断面図である。図5Bは、第2実施形態の光コネクタシステム10を左右方向に垂直な面で切った時の断面図である。
前述した第1実施形態では、光路変換部30の凹部領域31に対向するレセプタクルハウジング21の面が凹状に形成されることで、隙間部26が形成されていた。しかし、図5A及び図5Bに示す本実施形態の光コネクタシステム10のように、光路変換部30の凹部領域31における、レセプタクルハウジング21に対向する面が凹状に形成されることで、隙間部26が形成されても良い。なお、本実施形態でも光路変換部30のガイド領域32における後壁38と、ガイド領域32に対向するレセプタクルハウジング21の面とは接したままである。但し、光路変換部30のガイド領域32における後壁38と、ガイド領域32に対向するレセプタクルハウジング21との間にも隙間部26が形成されても良い。言い換えれば、レセプタクルハウジング21に対向する光路変換部30の面の少なくとも一部が凹状に形成されることで、隙間部26が形成されている。これにより、光路変換部30を備えた光レセプタクル20に光プラグ40を接続する際に、光路変換部30の変形を抑制することができる。
===その他===
<変形例>
図6A〜図6Cは、変形例の光コネクタシステム10を左右方向に垂直な面で切った時の光路変換部30周辺の断面図である。
前述した第1実施形態及び第2実施形態の光コネクタシステム10では、プラグ側フェルールユニット42とレセプタクル側フェルールユニット22との両方が、レンズ結合型のフェルールであった。すなわち、プラグ側フェルールユニット42及びレセプタクル側フェルールユニット22は、フェルール(プラグ側フェルール43及びレセプタクル側フェルール23)にレンズ部(プラグ側レンズ部44及びレセプタクル側レンズ部24)が設けられていた。
しかし、本変形例では、プラグ側フェルールユニット42及びレセプタクル側フェルールユニット22のいずれか一方がレンズ結合型のフェルールでなく、MT形光コネクタのフェルールであっても良い。また、プラグ側フェルールユニット42及びレセプタクル側フェルールユニット22の両方がレンズ結合型のフェルールでなく、MT形光コネクタのフェルールであっても良い。
図6Aは、プラグ側フェルールユニット42及びレセプタクル側フェルールユニット22の両方がMT形光コネクタのフェルールである場合の光コネクタシステム10を示している。図6Bは、プラグ側フェルールユニット42がMT形光コネクタのフェルールであり、レセプタクル側フェルールユニット22がレンズ結合型のフェルールである場合の光コネクタシステム10を示している。図6Cは、プラグ側フェルールユニット42がレンズ結合型のフェルールであり、レセプタクル側フェルールユニット22がMT形光コネクタである場合の光コネクタシステム10を示している。
図6A〜図6Cに示す光コネクタシステム10であっても、光路変換部30とレセプタクルハウジング21との間に隙間部26が形成されているので、光路変換部30を備えた光レセプタクル20に光プラグ40を接続する際に、光路変換部30の変形を抑制することができる。
<入出射部36>
図7は、光路変換部30の入出射部36を説明するための断面図である。なお、図7の下側には、実線で囲った部分を拡大した図を示している。
図7に示すように、入出射部36(後側入出射部36A及び下側入出射部36B)は、光信号の光軸に垂直な面に対して傾斜している。仮に、入出射部36に光信号が真っ直ぐ入出射する場合(入出射部36が光信号の光軸に垂直な面である場合)、入出射部36において一部反射した光が、光ファイバ(光ファイバ1A及び光ファイバ1B)に再び入射する戻り光となることがある。この戻り光が、光ファイバを損傷させる原因となっていた。そこで、入出射部36(後側入出射部36A及び下側入出射部36B)を、光信号の光軸に垂直な面に対して傾斜させることで、戻り光が光ファイバ(光ファイバ1A及び光ファイバ1B)に再び入射することを抑制している。
前述の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
1A・1B 光ファイバ、2 壁、10 光コネクタシステム、
20 光コネクタレセプタクル(光レセプタクル)、
21 レセプタクルハウジング、22 レセプタクル側フェルールユニット、
23 レセプタクル側フェルール、24 レセプタクル側レンズ部、
25 ガイドピン、26 隙間部、27 位置決め穴、28 レンズ面、
29 凹所、30 光路変換部、31 凹部領域、32 ガイド領域、
33 凹部、34 反射部、35 位置決めピン、36 入出射部、
36A 後側入出射部、36B 下側入出射部、37 前壁、38 後壁、
39 ガイド貫通穴、40 光コネクタプラグ(光プラグ)、
42 プラグ側フェルールユニット、43 プラグ側フェルール、
44 プラグ側レンズ部、45 ガイド穴、46 光ファイバ穴、
47 ガイド穴、48 光ファイバ突き当て面、49 レンズ面、
50 凹所

Claims (6)

  1. 第1光ファイバが保持される第1フェルールを備える光プラグを、第1方向に着脱可能なハウジングと、
    前記第1方向と直交する第2方向に第2光ファイバが保持される第2フェルールと、
    前記第1方向に沿った光路と、前記第2方向に沿った光路とを変換する光路変換部であって、前記ハウジングに収容され、前記ハウジングに前記光プラグを装着した時に、前記第1フェルールと前記ハウジングとの間に挟まれて配置される前記光路変換部と
    を有し、
    前記光路変換部は、
    前記第1方向における前記光プラグ側に配置され、前記第2方向に突出する後壁と、
    前記第1方向における前記後壁に対して前記光プラグとは反対側に配置され、前記第2方向に突出する前壁と、
    前記第1方向における前記後壁と前記前壁との間に形成され、前記第2方向に開口する凹部とを備え、かつ、
    前記第2方向から見たときに、前記第1フェルール及び前記光路変換部を前記ハウジングに位置合わせするガイドピンが挿通される第1領域と、前記凹部が形成される第2領域とで構成され、
    前記第2方向から見たときに、前記第1領域では、前記前壁と前記ハウジングとが接しており、前記第2領域では、前記第1方向における前記前壁と前記ハウジングとの間に隙間が形成されている
    ことを特徴とする光レセプタクル。
  2. 請求項1に記載の光レセプタクルであって、
    前記光路変換部に対向する前記ハウジングの面の少なくとも一部が凹状に形成されることで、前記隙間が形成されている
    ことを特徴とする光レセプタクル。
  3. 請求項1に記載の光レセプタクルであって、
    前記ハウジングに対向する前記前壁の面の少なくとも一部が凹状に形成されることで、前記隙間が形成されている
    ことを特徴とする光レセプタクル。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の光レセプタクルであって、
    前記第1フェルール及び前記第2フェルールのうち少なくとも一方はレンズ結合型のフェルールである
    ことを特徴とする光レセプタクル。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の光レセプタクルであって、
    前記光路変換部において光信号が入射する面は、前記光信号の光軸に垂直な面に対して傾斜している
    ことを特徴とする光レセプタクル。
  6. 第1光ファイバが保持される第1フェルールを備える光プラグと、
    前記光プラグが第1方向に着脱可能なハウジングと、
    前記第1方向と直交する第2方向に第2光ファイバが保持される第2フェルールと、
    前記第1方向に沿った光路と、前記第2方向に沿った光路とを変換する光路変換部であって、前記ハウジングに収容され、前記ハウジングに前記光プラグを装着した時に、前記第1フェルールと前記ハウジングとの間に挟まれて配置される前記光路変換部と
    を備える光レセプタクルと
    を有し、
    前記光路変換部は、
    前記第1方向における前記光プラグ側に配置され、前記第2方向に突出する後壁と、
    前記第1方向における前記後壁に対して前記光プラグとは反対側に配置され、前記第2方向に突出する前壁と、
    前記第1方向における前記後壁と前記前壁との間に形成され、前記第2方向に開口する凹部とを備え、かつ、
    前記第2方向から見たときに、前記第1フェルール及び前記光路変換部を前記ハウジングに位置合わせするガイドピンが挿通される第1領域と、前記凹部が形成される第2領域とで構成され、
    前記第2方向から見たときに、前記第1領域では、前記前壁と前記ハウジングとが接しており、前記第2領域では、前記第1方向における前記前壁と前記ハウジングとの間に隙間が形成されている
    ことを特徴とする光コネクタシステム。
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