JP6763246B2 - 半導体装置 - Google Patents
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Description
(実施の形態1)
まず、実施の形態1の半導体装置について説明する。
次に、実施の形態1の半導体装置の作用を説明する。
半導体装置の接続端子5に対して外部部品6を接続する際に、接続端子5から電極部材4にかかる荷重は、電極部材4から半導体素子1と支持部材3とに分散される。
また、半導体素子1は、下面1bから金属部材2に至る放熱経路に加え、電極部材4、支持部材3を介して金属部材2に至る放熱経路を有し、電極部材4を半導体素子1のみに接合した場合と比較して、放熱性を向上できる。
以下に、実施の形態1の半導体装置の効果を列挙する。
1)実施の形態1の半導体装置は、
半導体素子1と、
半導体素子1の上面1aに接合され、他部品としての外部部品6に接続端子5を介して接続される導電性および熱伝導性を有した電極部材4と、
半導体素子1の下面を1b主面としての上面2aで支持する金属部材2と、
を備え、
電極部材4が、金属部材2の上面2aよりも外側に延在されるとともに、この延在部分が、金属部材2の主面2aに支持部としての支持部材3を介して支持されていることを特徴とする。
したがって、接続端子5に外部部品6を接続する際に、接続端子5を介して電極部材4から半導体素子1にかかる荷重を支持部材3とに分散させ、半導体素子1にかかる荷重を低減することができる。よって、この荷重により半導体素子1に不具合が生じるのを抑制できる。
支持部材3が、金属部材2および電極部材4とは別体に形成され、絶縁性を有する絶縁部材であることを特徴とする。
したがって、電極部材4を、支持部材3を介して金属部材2により支持しても、両者の絶縁性を確保できる。
絶縁部材としての支持部材が、熱伝導性を有することを特徴とする。
したがって、半導体素子1で発生した熱が、電極部材4および支持部材3を介して金属部材2に伝達され、半導体素子1の放熱性が向上する。
金属部材2の上面2aと対向する下面1bに冷却器7を有することを特徴とする。
したがって、半導体素子1の冷却性能がさらに向上する。
次に、本開示の他の実施の形態について説明する。
なお、他の実施の形態の説明において、他の実施の形態と共通する構成には当該実施の形態と同じ符号を付して説明を省略し、当該実施の形態との相違点のみ説明する。
図3は実施の形態2の半導体装置を示す断面図であって、図4のS3−S3線の位置での断面を示し、図4は実施の形態2の半導体装置を示す平面図である。
図3に示すように、金属部材2の上面3aの広い範囲に亘って、絶縁部材23の下面23bが接合されている。そして、この実施の形態2では、半導体素子1として横型のものが用いられ、この半導体素子1の下面1bが絶縁部材23の上面23aに接合されている。
外部部品6の接続時に、接続端子5から電極部材24を介して半導体素子1にかかる荷重は、支持部24cから絶縁部材23に分散される。したがって、荷重が支持部24cから絶縁部材23に分散されない場合と比較して、半導体素子1にかかる荷重を低減することができる。
2-1)実施の形態2の半導体装置は、
支持部24cが、電極部材24と一体に形成されていることを特徴とする。
したがって、電極部材24と別体の支持部材を備えるものと比較して部品点数を削減可能である。
図5は実施の形態3の半導体装置を示す断面図であって、図6のS5−S5線の位置の断面を示し、図6は実施の形態3の半導体装置を示す平面図である。
外部部品6の接続時に、接続端子5から電極部材4を介して半導体素子1にかかる荷重は、支持部材3とに分散される。そして、接続端子5の重心位置(点線G3の位置)が、金属部材2と支持部材3との接合面の上方に配置されているため、この接続時の荷重は、半導体素子1よりも支持部材3により多く分散される。したがって、半導体素子1にかかる荷重をさらに低減することができる。
3-1)実施の形態3の半導体装置は、
接続端子5の重心が、電極部材4および支持部材3の上方に位置することを特徴とする。
したがって、外部部品6の接続時に、接続端子5を介してかかる荷重の支持部材3へ分散される割合をさらに増大させ、半導体素子1にかかる荷重をさらに低減することができる。
この実施の形態4の半導体装置は、半導体素子41と並列に2個の支持部材43a,43bを設けた例である。
4-1)実施の形態4の半導体装置は、
第1の電極部材44aと半導体素子1との接合面積よりも、第1の支持部材43aによる第1の電極部材44aの支持面積が大きいことを特徴とする。
したがって、外部部品6の接続時に、接続端子5を介して半導体素子1にかかる荷重の第1の支持部材43aへの分散割合をより大きくし、半導体素子1にかかる荷重をより低減することができる。
半導体素子1は横型素子であり、
半導体素子1の上面1aに接合された導電性および熱伝導性を有する第2の電極部材44bが、半導体素子1の上面1aよりも外側に延在されるとともに、この延在部分が、金属部材2の上面2aに第2の支持部43bを介して支持され、
第1の電極部材44aが半導体素子1の高電位側端子となり、第2の電極部材44bが半導体素子1の低電位側端子となることを特徴とする。
したがって、半導体素子1の熱は、直接、金属部材2に放熱されるのに加え、両電極部材44a,44bおよび両支持部材43a,43bを介した2つの放熱経路により金属部材2に放熱される。よって、半導体素子1の放熱性能がさらに向上する。
図9は実施の形態5の半導体装置を示す断面図である。
この実施の形態5は、実施の形態4の変形例である。
5-1)実施の形態5の半導体装置は、
第2の電極部材44bは、外部部品6に接続される第2の接続端子55を有し、
第2の接続端子55に流れる電流の向きと接続端子5に流れる電流の向きとが反対のベクトル成分を有することを特徴とする。
したがって、接続端子5と第2の接続端子55との相互インダクタンス効果により、外部部品6と半導体素子1との間経路のインダクタンスを低減することができる。
図10は実施の形態6の半導体装置を示す平面図である。
この実施の形態6の半導体装置は、実施の形態5の変形例であり、実施の形態5における第1の支持部材43aと第2の支持部材43bとを一体とした支持部材63を備える。
6-1)実施の形態6の半導体装置は、
第1の電極部材44aを半導体素子1と並列に支持する第1の支持部と第2の電極部材44bを半導体素子1と並列に支持する第2の支持部とは、金属部材2、第1の電極部材44aおよび第2の電極部材44bとは別体に形成されているとともに、絶縁材料により一体に形成された支持部材63であることを特徴とする。
2つの電極部材44a,44bを1つの支持部材63で支持するため、部品点数を削減できる。
図11は実施の形態7の半導体装置を示す平面図である。
この実施の形態7の半導体装置は、実施の形態5の変形例であり、半導体素子71としてハーフブリッジ出力回路を形成する横型素子を用いた例である。
さらに、第3の支持部材43cによりハーフブリッジ出力端子外部から熱を金属部材2側に分散させ、半導体素子71への受熱を低減することができる。
7-1)実施の形態7の半導体装置は、
横型素子の半導体素子71はハーフブリッジ出力回路を形成し、
半導体素子71の上面1aに、ハーフブリッジ出力端子となる導電性および熱伝導性を有する第3の電極部材44cが接合され、
第3の電極部材44cが、半導体素子71の上面1aよりも外側に延在されるとともに、この延在部分が、金属部材2の上面2aに第3の支持部材43cを介して支持されていることを特徴とする。
したがって、半導体素子71は、第1〜第3の電極部材44a〜44c、第1〜第3の支持部材43a〜43cを介して金属部材2に至る放熱経路を備え、半導体素子71の放熱性能がさらに向上する。また、第3の支持部材43cにより、ハーフブリッジ出力端子外部から半導体素子71への受熱を低減することができる。
図12は実施の形態8の半導体装置を示す平面図である。
この実施の形態8の半導体装置は、実施の形態7の変形例であり、半導体素子71と並列に、実施の形態7で示した第1〜第3の支持部材43a〜43cを一体とした支持部材83を用いた例である。なお、支持部材83には、実施の形態6と同様の貫通穴63hが開口されている。また、支持部材83以外の半導体素子71、各電極部材44a,44b,44c、各接続端子5,55については、実施の形態7と同様である。
8-1)実施の形態8の半導体装置は、
第1の電極部材44aを半導体素子71と並列に支持する第1の支持部と第2の電極部材44bを半導体素子71と並列に支持する第2の支持部と第3の電極部材44cを半導体素子71と並列に支持する第3の支持部は、金属部材2、第1〜第3の電極部材44a〜44cとは別体に形成されているとともに、絶縁材料により一体形成された支持部材83であることを特徴とする。
したがって、3つの電極部材44a,44b,44cを支持する支持部材63として1部材で済むため、部品点数を削減できる。
図13は実施の形態9の半導体装置を示す断面図であって、図14のS13−S13線の位置での断面を示す。図14は実施の形態9の半導体装置を示す平面図である。
この実施の形態9の半導体装置は、実施の形態3の変形例である。
9-1)実施の形態8の半導体装置は、
半導体素子1は縦型素子であり、
半導体素子1の下面1bと外部部品6との接続用の第2の接続端子95を有し、
接続端子5に流れる電流の向きと第2の接続端子95に流れる電流の向きとが反対のベクトル成分を有することを特徴とする。
したがって、接続端子5と接続端子95との相互インダクタンス効果により、外部部品6と半導体素子1との間の経路のインダクタンスを低減することができる。
図15は実施の形態10の半導体装置を示す断面図であって、図16のS15−S15線の位置での断面を示す。図16は実施の形態10の半導体装置を示す平面図である。
この実施の形態10の半導体装置は、実施の形態2の変形例である。
また、実施の形態では、電極部材の半導体素子の接合面積と、電極部材の支持部による支持面積とは、略等しい例および後者の方が大きい例を示したが、これに限定されるものではなく、前者の方向が大きくても、上記の荷重を分散する効果を得ることができる。
また、実施の形態では、電極部材に対して接続端子を介して接続する他部品として、外部部品を示したが、これに限定されず、半導体装置内の他の半導体素子などであってもよい。
1a 上面
1b 下面
2 金属部材
2a 上面(主面)
2b 下面
3 支持部材(絶縁部材)
3a 上面
3b 下面
4 電極部材
5 接続端子
6 外部部品
24 電極部材
24c 支持部
41 半導体素子
43a (第1の)支持部材(絶縁部材)
43b (第2の)支持部材(絶縁部材)
43c (第3の)支持部材(絶縁部材)
44a (第1の)電極部材
44b (第2の)電極部材
44c (第3の)電極部材
55 (第2の)接続端子
63 支持部材(絶縁部材)
71 半導体素子
95 接続端子
Claims (13)
- 半導体素子と、
前記半導体素子の上面に接合された導電性および熱伝導性を有した電極部材と、
前記電極部材の上方から前記電極部材に接続され、前記半導体素子に他部品を接続する接続端子と、
前記半導体素子の下面を主面で支持する金属部材と、
を備え、
前記電極部材が、前記半導体素子の前記上面よりも外側に延在されるとともに、この延在部分が、前記金属部材の前記主面に支持部を介して支持されていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項1に記載の半導体装置において、
前記支持部が、前記金属部材および前記電極部材とは別体に形成され、絶縁性を有する絶縁部材であることを特徴とする半導体装置。 - 請求項2に記載の半導体装置において、
前記絶縁部材が、熱伝導性を有することを特徴とする半導体装置。 - 請求項1に記載の半導体装置において、
前記支持部が、前記電極部材と一体に形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の半導体装置において、
前記接続端子の重心が、前記電極部材および前記支持部の上方に位置することを特徴とする半導体装置。 - 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の半導体装置において、
前記電極部材と前記半導体素子との接合面積よりも前記支持部による前記電極部材の支持面積が大きいことを特徴とする半導体装置。 - 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の半導体装置において、
前記半導体素子は横型素子であり、
前記半導体素子の上面に接合された導電性および熱伝導性を有する第2の電極部材が、前記半導体素子の前記上面よりも外側に延在されるとともに、この延在部分が、前記金属部材の前記主面に第2の支持部を介して支持され、
前記電極部材が前記半導体素子の高電位側端子となり、前記第2の電極部材が前記半導体素子の低電位側端子となることを特徴とする半導体装置。 - 請求項7に記載の半導体装置において、
前記第2の電極部材は、外部部品に接続される第2の接続端子を有し、
前記第2の接続端子に流れる電流の向きと前記接続端子に流れる電流の向きとが反対のベクトル成分を有することを特徴とする半導体装置。 - 請求項7または請求項8に記載の半導体装置において、
前記支持部と前記第2の支持部とは、前記金属部材、前記電極部材および前記第2の電極部材とは別体に形成されているとともに、絶縁材料により一体に形成されていることを
特徴とする半導体装置。 - 請求項7〜請求項9のいずれか1項に記載の半導体装置において、
前記横型素子の前記半導体素子はハーフブリッジ出力回路を形成し、
前記半導体素子の上面に、ハーフブリッジ出力端子となる導電性および熱伝導性を有する第3の電極部材が接合され、
前記第3の電極部材が、前記半導体素子の前記上面よりも外側に延在されるとともに、この延在部分が、前記金属部材の前記主面に第3の支持部を介して支持されていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項10に記載の半導体装置において、
前記支持部、前記第2の支持部および前記第3の支持部は、前記金属部材、前記電極部材、前記第2の電極部材および前記第3の電極部材とは別体に形成されているとともに、絶縁材料により一体に形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の半導体装置において、
前記半導体素子は縦型素子であり、
前記半導体素子の下面と外部部品との接続用の第2の接続端子を有し、
前記接続端子に流れる電流の向きと前記第2の接続端子に流れる電流の向きとが反対のベクトル成分を有することを特徴とする半導体装置。 - 請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載の半導体装置において、
前記金属部材の主面と対向する面に冷却器を有することを特徴とする半導体装置。
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