JP6782002B2 - 毛細血管網様の微小流路を有する微小流路構造体の製造方法 - Google Patents
毛細血管網様の微小流路を有する微小流路構造体の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6782002B2 JP6782002B2 JP2016115661A JP2016115661A JP6782002B2 JP 6782002 B2 JP6782002 B2 JP 6782002B2 JP 2016115661 A JP2016115661 A JP 2016115661A JP 2016115661 A JP2016115661 A JP 2016115661A JP 6782002 B2 JP6782002 B2 JP 6782002B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gelatin
- core
- sheath
- fiber
- component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
Description
ゼラチン芯鞘繊維とキレート剤又はアルギン酸加水分解酵素であるアルギン酸除去剤とを接触させて、アルギン酸の二価陽イオン塩を含む鞘部を溶解させて2〜25 μmの直径を有するゼラチン繊維を得る、ゼラチン繊維形成工程;
ゼラチン繊維を、コラーゲン及びフィブリンからなる群より選択される1種以上のゲル化剤に浸漬する、浸漬工程;
ゼラチン繊維を浸漬したゲル化剤をゲル化して、ゼラチン繊維をゲルに包埋する、ゲル化工程;
ゲルに包埋されたゼラチン繊維を、25℃を超える温度で溶解させて、微小流路をゲル中に形成させる、微小流路形成工程;
を含み、
ゼラチン芯鞘繊維紡糸工程が、下記の式:
Dは、ゼラチン芯鞘繊維の芯部の直径(cm)であり、
Qは、芯成分及び鞘成分の総押出流量(ml/分)であり、
Rは、芯成分及び鞘成分の総押出流量に対する芯成分の押出流量の比であり、
vは、ゼラチン芯鞘繊維の引取速度(cm/分)であり、
πは、円周率である。]
で表される関係を満たす条件で実施される、前記ゲルとゲル中に2〜25 μmの範囲の直径の三次元網状の微小流路とを有する、微小流路構造体の製造方法。
(2) ゼラチン芯鞘繊維紡糸工程において、
ゼラチン芯鞘繊維の芯部の直径Dが、2〜25 μmの範囲であり、
芯成分及び鞘成分の総押出流量Qが、0.5〜6 ml/分の範囲であり、
芯成分及び鞘成分の総押出流量に対する芯成分の押出流量の比Rが、0.0000293〜0.00283の範囲であり、且つ
ゼラチン芯鞘繊維の引取速度vが、300〜900 cm/分の範囲である、前記実施形態(1)に記載の方法。
(3) ゼラチン繊維形成工程で得られたゼラチン繊維を、エタノール、2-プロパノール若しくはメタノール、又はそれらの混合物である低融点有機溶媒中で脱水し、次いで脱水したゼラチン繊維を、低融点有機溶媒、又はtert-ブチルアルコール若しくはジメチルスホキシド、又はそれらの混合物である中融点有機溶媒中で凍結乾燥して、三次元網状のゼラチン繊維を得る、凍結乾燥工程をさらに含む、前記実施形態(1)又は(2)に記載の方法。
(4) 共押出が、同心円状に配設された2個の吐出口を有するダイの中心部吐出口から芯成分を、外周部吐出口から鞘成分を、それぞれ吐出することによって実施され、中心部吐出口の直径が、200〜600 μmの範囲であり、外周部吐出口の直径が、200〜1000 μmの範囲である、前記実施形態(1)〜(3)のいずれかに記載の方法。
(5) ゼラチン芯鞘繊維紡糸工程で使用される芯成分が、1〜50 w/v% ゼラチン水溶液である、前記実施形態(1)〜(4)のいずれかに記載の方法。
(6) ゼラチン芯鞘繊維紡糸工程で使用される鞘成分が、0.1〜10 w/v% アルギン酸ナトリウム水溶液である、前記実施形態(1)〜(5)のいずれかに記載の方法。
(7) ゼラチン芯鞘繊維紡糸工程で使用される二価陽イオンを含む繊維形成液が、10〜6000 mM 塩化カルシウム水溶液である、前記実施形態(1)〜(6)のいずれかに記載の方法。
(8) アルギン酸除去剤が、10〜1000 mM クエン酸水溶液である、前記実施形態(1)〜(7)のいずれかに記載の方法。
(9) コラーゲン及びフィブリンからなる群より選択される1種以上のゲル化剤を含むゲルと、該ゲル中に2〜25 μmの範囲の直径の三次元網状の微小流路とを有する、微小流路構造体。
前記以外の、課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
<1:毛細血管網様の微小流路構造体の製造方法>
毛細血管は、生体組織内の細胞に酸素及び栄養素を供給する極めて重要な役割を担っている。それ故、生体外において人工臓器を製造する場合、毛細血管網様の微小流路を形成させる手段が必要となる。しかしながら、毛細血管網様の微小流路を短時間で形成させる手段は知られていなかった。
本態様に係る方法は、ゼラチンを含む芯成分と、アルギン酸のアルカリ金属塩を含む鞘成分とを二価陽イオンを含む繊維形成液中に共押出して、ゼラチンを含む芯部とアルギン酸の二価陽イオン塩を含む鞘部とを有するゼラチン芯鞘繊維を、繊維形成液から引取り紡糸する、ゼラチン芯鞘繊維紡糸工程を含むことが必要である。
Dは、ゼラチン芯鞘繊維の芯部の直径(cm)であり、
Qは、芯成分及び鞘成分の総押出流量(ml/分)であり、
Rは、芯成分及び鞘成分の総押出流量に対する芯成分の押出流量の比であり、
vは、ゼラチン芯鞘繊維の引取速度(cm/分)であり、
πは、円周率である。]
で表される。それ故、本工程を、前記数式で表される関係を満たす条件で実施することにより、結果として得られるゼラチン芯鞘繊維の直径を本明細書で規定される範囲とすることができる。
ゼラチン芯鞘繊維の芯部の直径Dが、2〜25 μmの範囲であり、
芯成分及び鞘成分の総押出流量Qが、0.5〜6 ml/分の範囲であり、
芯成分及び鞘成分の総押出流量に対する芯成分の押出流量の比Rが、0.0000293〜0.00283の範囲であり、且つ
ゼラチン芯鞘繊維の引取速度vが、300〜900 cm/分の範囲である。前記条件で本工程を実施することにより、結果として得られるゼラチン芯鞘繊維の直径を本明細書で規定される範囲とすることができる。
本態様に係る方法は、ゼラチン芯鞘繊維紡糸工程で得られたゼラチン芯鞘繊維とアルギン酸除去剤とを接触させて、アルギン酸カルシウムを含む鞘部を溶解させてゼラチン繊維を得る、ゼラチン繊維形成工程を含むことが必要である。
本態様に係る方法は、所望により、ゼラチン繊維形成工程で得られたゼラチン繊維を低融点有機溶媒中で脱水し、次いで脱水したゼラチン繊維を低融点有機溶媒又は中融点有機溶媒中で凍結乾燥して、三次元網状のゼラチン繊維を得る、凍結乾燥工程をさらに含むことができる。
本態様に係る方法は、ゼラチン繊維形成工程で得られたゼラチン繊維をゲル化剤に浸漬する、浸漬工程を含むことが必要である。
本態様に係る方法は、ゼラチン繊維を浸漬したゲル化剤をゲル化して、ゼラチン繊維をゲルに包埋する、ゲル化工程を含むことが必要である。
本態様に係る方法は、ゲルに包埋されたゼラチン繊維を溶解させて、微小流路をゲル中に形成させる、微小流路形成工程を含むことが必要である。
本発明の別の一態様は、三次元網状の微小流路を有する微小流路構造体に関する。本態様に係る微小流路構造体の一実施形態を図1に示す。図1に示すように、本態様に係る微小流路構造体1は、ゲル11と、該ゲル11中に微小流路12とを有する。本態様に係る微小流路構造体は、前記で説明した本発明の一態様に係る方法によって製造することができる。
[I-1:ゼラチン芯鞘繊維の紡糸]
ゼラチン(Gelatin from porcine skin (Type A)、シグマ-アルドリッチ社)を用いて、10 w/v% ゼラチン水溶液を、芯成分として調製した。また、1 w/v% アルギン酸ナトリウム水溶液を、鞘成分として調製した。同心円状に配設された2個の吐出口を有する二重円筒管形状のダイ(中心部吐出口径:0.48 mm、外周部吐出口径:0.94 mm)を準備して、中心部吐出口に接続された内筒及び外周部吐出口に接続された外筒に、それぞれシリンジを接続した。ダイの中心部吐出口及び外周部吐出口は、市販のシリンジ針(テルモシリンジ、テルモ社)を用いて作製した(図2B)。内筒に接続されたシリンジに芯成分(80℃)を、外筒に接続されたシリンジに鞘成分(20℃)を、それぞれ注入した。シリンジポンプを用いて、中心部吐出口から80℃に維持した芯成分を、外周部吐出口から20℃に維持した鞘成分を、それぞれ所定の押出流量で吐出しながら(芯成分及び鞘成分の総押出流量:3 ml/分)、約4℃の100 mM 塩化カルシウム水溶液中に共押出した。アルギン酸の2個のカルボキシル基は、1個のカルシウムイオンを介してイオン架橋し得る。このため、鞘成分に含まれるアルギン酸は、塩化カルシウム水溶液中に共押出されてゲル化する。また、芯成分に含まれるゼラチンは、低温の塩化カルシウム水溶液中に共押出されてゲル化する。それ故、塩化カルシウム水溶液中に共押出された芯成分及び鞘成分は、ゼラチン芯鞘繊維を形成した。形成されたゼラチン芯鞘繊維を、900 cm/分の引取速度で、吐出口から30 cmの位置に配置した巻取軸(直径:7.5 cm)に巻き取りながら、塩化カルシウム水溶液から引取紡糸した(図2A)。共押出における芯成分及び鞘成分の総押出流量に対する芯成分の押出流量の比(押出流量比)と、結果として得られたゼラチン芯鞘繊維の芯部の直径との関係を図3に示す。図中、黒塗り四角は、ゼラチン芯鞘繊維の直径を、黒塗り丸は、ゼラチン芯鞘繊維の芯部の直径を、それぞれ示す。また、位相差顕微鏡(DM IL LED、ライカ社)を用いて、得られたゼラチン芯鞘繊維を観察した。得られたゼラチン芯鞘繊維の写真を図4に示す。図中、Aは、押出流量比が0.167の場合に得られたゼラチン芯鞘繊維であり、寸法線は、ゼラチン芯鞘繊維の芯部の直径を表す。Bは、押出流量比が0.000833の場合に得られたゼラチン芯鞘繊維であり、矢印は、ゼラチン芯鞘繊維を表す。
Dは、ゼラチン芯鞘繊維の芯部の直径(cm)であり、
Qは、芯成分及び鞘成分の総押出流量(ml/分)であり、
Rは、押出流量比であり、
vは、ゼラチン芯鞘繊維の引取速度(cm/分)であり、
πは、円周率である。]
で表される。
I-1で得られた実施例1(2)のゼラチン芯鞘繊維(芯部の直径:11 μm、長さ:2×103m)を、4℃の蒸留水で洗浄した。次に、ゼラチン芯鞘繊維を、4℃の5000 mLの100 mM クエン酸水溶液(pH 7.4)に48時間浸漬した。クエン酸とゼラチン芯鞘繊維の鞘部に含まれるカルシウムイオンとは、キレート錯体を形成する。このため、ゼラチン芯鞘繊維をクエン酸水溶液に浸漬させることにより、鞘部に含まれるアルギン酸カルシウムのイオン架橋が切断されて、鞘部が溶解する。それ故、ゼラチン芯鞘繊維の鞘部が溶解して、ゼラチン繊維が形成された。クエン酸水溶液からゼラチン繊維を取り出し、4℃の蒸留水で洗浄した。ゼラチン繊維を、4℃の99 v/v%エタノールに24時間浸漬して脱水した。次いで、ゼラチン繊維を、30℃のtert-ブチルアルコールに浸漬した。ゼラチン繊維を含むtert-ブチルアルコール混合物を4℃に冷却して凍結させた。この混合物を凍結乾燥して、ゼラチン繊維(0.06 g)を得た。実体顕微鏡(SMZ1500、ニコン社)及び走査型電子顕微鏡(SEM)(S-3000N、日立ハイテクノロジーズ社)を用いて、得られたゼラチン繊維を観察した。得られたゼラチン繊維の写真を図5に示す。図中、Aは、ゼラチン繊維の全体の外観を示す写真であり、Bは、ゼラチン繊維の拡大写真である。
線状の微小流路を有する微小流路構造体の作製の概略を図6に示す。I-1及びI-2において、芯成分として使用するゼラチン水溶液に、1 μmの直径を有する蛍光標識ポリスチレン微粒子(Fluoresbrite Carboxylate Microspheres、カタログ番号:15702、Polysciences社)を0.1w/v%の濃度で添加した他は、実施例1と同様の手順及び条件で、蛍光標識ポリスチレン微粒子を含有するゼラチン繊維(直径:10μm、長さ:5×102m)を得た。このゼラチン繊維を切断して、3 cmの繊維片を得た。0.3% Cellmatrix(登録商標) Type I-A コラーゲン水溶液(新田ゼラチン社)、10倍濃度のイーグル最小必須培地及び再構成用緩衝液(47.7 g/L HEPES、1 M 水酸化ナトリウム及び22 g/L 炭酸水素ナトリウムを含む水溶液)を、約4℃の氷水中で冷却しながら8:1:1の割合(体積比)で混合して、コラーゲン混合液(pH 7.4)を得た。円形プラスチックシャーレ(10 cm)に、蛍光標識ポリスチレン微粒子を含有するゼラチン繊維片を静置した。このシャーレに、4℃の2 mLのコラーゲン混合液を入れて、4℃でゼラチン繊維片をコラーゲンに浸漬した。
毛細血管網様の微小流路を有する微小流路構造体の作製の概略を図8に示す。図8に示すように、透明プラスチック容器(開口:3 cm×0.5 cm、深さ:2 cm)の側面に、0.7 mmの外径及び70 mmの長さの2本のステンレス針(テルモシリンジ、テルモ社)を貫通させた。2本のステンレス針は、互いに及びプラスチック容器の底面と平行となるように、且つ深さ方向に一定の間隔(1.3 cm)で互いに離間するように配置した。I-1及びI-2の手順にしたがって得られた実施例1の三次元網状又は綿飴状のゼラチン繊維(直径:10 μm、長さ:2×103m、質量:0.06 g)を、2本の針に接するようにプラスチック容器の内部に配置した。プラスチック容器に、I-3と同様の手順で調製した4℃のコラーゲン混合液(pH 7.4)を入れて、4℃でゼラチン繊維をコラーゲンに浸漬した。コラーゲンに浸漬されたゼラチン繊維を含むプラスチック容器を、20℃で20分間静置した。コラーゲンがゲル化して、ゼラチン繊維がコラーゲンゲルに包埋された。次いで、コラーゲンゲルに包埋されたゼラチン繊維を含むプラスチック容器を、37℃のインキュベーターに入れて、37℃で20分間静置した。ゼラチン繊維に含まれるゼラチンの溶解が進行した。これにより、コラーゲンゲル中に、ゼラチン繊維を鋳型とする微小流路が形成されて、コラーゲンゲルと、該ゲル中に三次元網状の微小流路を有する微小流路構造体を得た。
11…ゲル
12…微小流路
21…芯成分と鞘成分とを共押出する手段
22…繊維形成液槽
23…引取手段
24…中心部吐出口
25…外周部吐出口
26…芯成分押出手段
27…鞘成分押出手段
Claims (8)
- ゼラチンを含む芯成分と、アルギン酸のアルカリ金属塩を含む鞘成分とを、25℃以下の温度の二価陽イオンを含む繊維形成液中に共押出して、ゼラチンを含む芯部とアルギン酸の二価陽イオン塩を含む鞘部とを有するゼラチン芯鞘繊維を、繊維形成液から引取り紡糸する、ゼラチン芯鞘繊維紡糸工程;
ゼラチン芯鞘繊維とキレート剤又はアルギン酸加水分解酵素であるアルギン酸除去剤とを接触させて、アルギン酸の二価陽イオン塩を含む鞘部を溶解させて2〜25 μmの直径を有するゼラチン繊維を得る、ゼラチン繊維形成工程;
ゼラチン繊維を、コラーゲン及びフィブリンからなる群より選択される1種以上のゲル化剤に浸漬する、浸漬工程;
ゼラチン繊維を浸漬したゲル化剤をゲル化して、ゼラチン繊維をゲルに包埋する、ゲル化工程;及び
ゲルに包埋されたゼラチン繊維を、25℃を超える温度で溶解させて、微小流路をゲル中に形成させる、微小流路形成工程;
を含み、
ゼラチン芯鞘繊維紡糸工程が、下記の式:
[式中、
Dは、ゼラチン芯鞘繊維紡糸工程によって得られるゼラチン芯鞘繊維の芯部の直径(cm)であり、
Qは、芯成分及び鞘成分の総押出流量(ml/分)であり、
Rは、芯成分及び鞘成分の総押出流量に対する芯成分の押出流量の比であり、
vは、ゼラチン芯鞘繊維の引取速度(cm/分)であり、
πは、円周率である。]
で表される関係を満たす条件で実施される、前記ゲルとゲル中に2〜25 μmの範囲の直径の三次元網状の微小流路とを有する、微小流路構造体の製造方法。 - ゼラチン芯鞘繊維紡糸工程において、
ゼラチン芯鞘繊維の芯部の直径Dが、2〜25 μmの範囲であり、
芯成分及び鞘成分の総押出流量Qが、0.5〜6 ml/分の範囲であり、
芯成分及び鞘成分の総押出流量に対する芯成分の押出流量の比Rが、0.0000293〜0.00283の範囲であり、且つ
ゼラチン芯鞘繊維の引取速度vが、300〜900 cm/分の範囲である、請求項1に記載の方法。 - ゼラチン繊維形成工程で得られたゼラチン繊維を、エタノール、2-プロパノール若しくはメタノール、又はそれらの混合物である低融点有機溶媒中で脱水し、次いで脱水したゼラチン繊維を、低融点有機溶媒、又はtert-ブチルアルコール若しくはジメチルスルホキシド、又はそれらの混合物である中融点有機溶媒中で凍結乾燥して、三次元網状のゼラチン繊維を得る、凍結乾燥工程をさらに含む、請求項1又は2に記載の方法。
- 共押出が、同心円状に配設された2個の吐出口を有するダイの中心部吐出口から芯成分を、外周部吐出口から鞘成分を、それぞれ吐出することによって実施され、中心部吐出口の直径が、200〜600 μmの範囲であり、外周部吐出口の直径が、200〜1000 μmの範囲である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
- ゼラチン芯鞘繊維紡糸工程で使用される芯成分が、1〜50 w/v% ゼラチン水溶液である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
- ゼラチン芯鞘繊維紡糸工程で使用される鞘成分が、0.1〜10 w/v% アルギン酸ナトリウム水溶液である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
- ゼラチン芯鞘繊維紡糸工程で使用される二価陽イオンを含む繊維形成液が、10〜6000 mM 塩化カルシウム水溶液である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
- アルギン酸除去剤が、10〜1000 mM クエン酸水溶液である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016115661A JP6782002B2 (ja) | 2016-06-09 | 2016-06-09 | 毛細血管網様の微小流路を有する微小流路構造体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016115661A JP6782002B2 (ja) | 2016-06-09 | 2016-06-09 | 毛細血管網様の微小流路を有する微小流路構造体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017217323A JP2017217323A (ja) | 2017-12-14 |
| JP6782002B2 true JP6782002B2 (ja) | 2020-11-11 |
Family
ID=60658587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016115661A Active JP6782002B2 (ja) | 2016-06-09 | 2016-06-09 | 毛細血管網様の微小流路を有する微小流路構造体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6782002B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021515581A (ja) * | 2018-03-16 | 2021-06-24 | ニューテック・ベンチャーズ | 細胞増殖システム |
| CN110917119A (zh) * | 2019-11-18 | 2020-03-27 | 南通大学 | 一种皮芯结构海藻酸钠载药纤维及其制备方法 |
| WO2025134479A1 (ja) * | 2023-12-22 | 2025-06-26 | 日東電工株式会社 | 繊維集合体の製造方法、及び、繊維集合体 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9617519B2 (en) * | 2010-09-14 | 2017-04-11 | Tokyo Women's Medical University | Method for manufacturing multilayered cell sheet, multilayered cell sheet having vascular network obtained thereby, and method of use thereof |
| JP5815052B2 (ja) * | 2014-01-21 | 2015-11-17 | 株式会社セルシード | 培養細胞移動治具及びその利用方法 |
-
2016
- 2016-06-09 JP JP2016115661A patent/JP6782002B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2017217323A (ja) | 2017-12-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Wang et al. | In situ 3D bioprinting living photosynthetic scaffolds for autotrophic wound healing | |
| JP6710000B2 (ja) | マイクロファイバ | |
| Hoch et al. | Bioprinting of artificial blood vessels: current approaches towards a demanding goal | |
| JP6439918B2 (ja) | 3次元細胞構造体の製造方法 | |
| JP6712220B2 (ja) | 包埋された脈管構造を有する組織構成物をプリントする方法 | |
| Zhang et al. | Inverse opal scaffolds for applications in regenerative medicine | |
| JP5945802B2 (ja) | 複合型肝細胞組織体およびその作製方法 | |
| CN103990182A (zh) | 一种用于骨组织修复的三维支架材料及其制备方法 | |
| CN103951831A (zh) | 丝胶蛋白水凝胶的制备方法及其应用 | |
| JP6782002B2 (ja) | 毛細血管網様の微小流路を有する微小流路構造体の製造方法 | |
| CN110177584A (zh) | 低温凝胶3d支架及其生产方法 | |
| CN100560641C (zh) | 纤维素/大豆蛋白质复合海绵及其制备方法 | |
| CN103767804A (zh) | 一种具有微流体通道的血管化组织结构及其制备方法 | |
| CN106139246A (zh) | 一种再生丝蛋白纤维支架及其制备方法 | |
| CN109316633A (zh) | 一种丝素蛋白微纳米纤维多孔支架及其应用 | |
| CN103974727A (zh) | 多孔组织支架 | |
| CN106039400B (zh) | 冰晶模板法制备规则片层结构三维生物支架的方法和应用 | |
| KR102005579B1 (ko) | 세포배양용 다공성 지지체 및 이의 제조방법 | |
| CN117230547B (zh) | 一种载有胰岛α与β细胞的水凝胶微纤维、制备方法及应用 | |
| CN106938057A (zh) | 一种丝素蛋白纤维支架及其制备方法 | |
| CN101219238A (zh) | 复合生物可降解合成高分子材料 | |
| TW202415763A (zh) | 胞泌體之製造方法 | |
| CN102631710A (zh) | 多通道多层细胞结构的复合组织器官前体的制备方法 | |
| CN106543467B (zh) | 一种冰胶支架及其制备方法和用途 | |
| Liao et al. | Water/ice as sprayable sacrificial materials in low-temperature 3D printing for biomedical applications |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190514 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200310 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200306 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200501 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200915 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201012 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6782002 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
