JP6784280B2 - プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法 - Google Patents
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Description
<A1.概要>
図1は、第1実施形態に係るプロジェクター1を示す図である。
プロジェクター1は、天井2に設置される第1支持装置3によって支持される。第1支持装置3は、天井2ではなく、壁等に設置されてもよい。プロジェクター1は、PC(Personal Computer)4と、例えば有線LAN(Local Area Network)または無線LAN等で接続される。なお、プロジェクター1とPC4との接続は、有線LANまたは無線LANに限らず、適宜変更可能である。例えば、プロジェクター1は、USB(Universal Serial Bus)ケーブル、HDMI(High Definition Multimedia Interface)ケーブルまたはVGA(Video Graphics Array)ケーブルを介してPC4と接続されてもよい。USBは登録商標である。HDMIは登録商標である。
以下、液晶ライトバルブ12において生成される画像を「生成画像」と称する。また、プロジェクター1が生成画像を投写面5aに向けて投写することによって投写面5aに表示される画像を「投写画像」と称する。投写画像は、生成画像において、例えばプロジェクター1と投写面5aとの位置関係に基づく歪みが生じている画像となる。
プロジェクター1は、投写画像の歪みを補正する台形歪補正を実行可能である。
オブジェクト7は、上記の例以外にも、投写面5aより反射率の高い素材であれば何でもよい。また、オブジェクト7は、入射する光を吸収するような素材でもよい。
また、オブジェクト7と投写面5aとのコントラストの差を利用してオブジェクト7を検出する以外にも、オブジェクト7と投写面5aの色味の違いを利用してオブジェクト7を検出してもよい。
しかしながら、例えば、プロジェクター1の自重によりプロジェクター1の姿勢が変わったり、オブジェクト7が利用者によって移動されたりして、投写画像の少なくとも一部が投写領域8から外れてオブジェクト7に投写画像が入射しなくなると、プロジェクター1は、撮像画像情報に基づいてオブジェクト7を検出できなくなる。
そして、投写画像の少なくとも一部が投写領域8から外れている状態は、目立たせたくない状態である。
そこで、プロジェクター1は、オブジェクト7の検出結果に基づいて、投写画像の明るさを制御する。例えば、プロジェクター1は、4つのオブジェクト7のいずれかが検出されない場合、投写画像の明るさを、4つのオブジェクト7が検出される場合の投写画像の明るさよりも暗くする。
図2は、プロジェクター1を模式的に示す図である。プロジェクター1は、操作受取部101と、画像処理部102と、ライトバルブ駆動部103と、投写部104と、光源駆動部105と、撮像部106と、記憶部107と、制御部108と、バス109と、を含む。画像処理部102は、画像合成部102aと、歪補正部102bと、を含む。投写部104は、光源11と、赤色用液晶ライトバルブ12Rと、緑色用液晶ライトバルブ12Gと、青色用液晶ライトバルブ12Bと、投写光学系13と、を含む。以下、赤色用液晶ライトバルブ12Rと、緑色用液晶ライトバルブ12Gと、青色用液晶ライトバルブ12Bとを相互に区別する必要がない場合、赤色用液晶ライトバルブ12Rと、緑色用液晶ライトバルブ12Gと、青色用液晶ライトバルブ12Bの各々を単に「液晶ライトバルブ12」と称する。
第1画像メモリーに画像情報が書き込まれずに第2画像メモリーに画像情報が書き込まれる場合、画像合成部102aは、第2画像メモリーに書き込まれる画像情報を出力する。
第1画像メモリーと第2画像メモリーとの双方に画像情報が書き込まれる場合、画像合成部102aは、まず、第1画像メモリーに書き込まれる画像情報と第2画像メモリーに書き込まれる画像情報とを合成することによって合成画像情報を生成する。続いて、画像合成部102aは、合成画像情報を出力する。合成画像情報は、画像情報である。
なお、画像合成部102aは、例えば制御部108からの指示に従って、第1画像メモリーに書き込まれる画像情報と、第2画像メモリーに書き込まれる画像情報と、のどちらかを出力してもよいし、それらの画像情報を重畳して出力してもよい。このため、画像合成部102aは、例えば、第2画像メモリーに画像情報が書き込まれている状況でも、第1画像メモリーに書き込まれる画像情報と第2画像メモリーに書き込まれる画像情報とを合成することなく、第1画像メモリーに書き込まれている画像情報を出力することが可能である。
具体的には、台形歪補正は、投写面5aの投写領域8のみに投写画像が投写されるように、投写領域8に対応する液晶ライトバルブ12上の領域のみに生成画像を生成する処理である。歪補正部102bは、画像合成部102aが出力する画像情報の示す画像が、投写領域8に対応する液晶ライトバルブ12上の領域のみに生成されるように、当該画像情報を処理することによって、画像信号を生成する。
なお、カメラ座標系において、撮像部106が有するレンズの歪みが影響する場合、座標調整部44は、液晶パネル座標系が適用される液晶ライトバルブ12上の投写位置検出用パターンI2の位置と、カメラ座標系において撮像部106のレンズの歪みの影響を補正した標準座標系における投写位置検出用パターンI2の位置と、を用いて射影変換行列を生成してもよい。
投写位置検出用パターンI2は、4つのドットパターンによって構成されてもよい。また、投写部104は、図5に示すように、オブジェクト7の位置の近くにそれぞれ4つ以上のドットパターンI2a〜I2dを投写し、座標調整部44が、オブジェクト7ごとに、当該オブジェクト7の位置の近くにある4つ以上のドットパターンI2a〜I2dを用いて、射影変換行列を生成してもよい。この場合、局所的に見ると、撮像部106のレンズの歪みの影響を軽減することが可能になる。
しかしながら、当該調整の後、例えば、プロジェクター1の自重によりプロジェクター1の姿勢が徐々に変わり、台形歪補正が実行されても投写画像を投写領域8に収めることができない状態になることが考えられる。例えば、投写領域8において投写画像が投写されない領域が増大する状態や、投写領域8以外に投写される投写画像の部分が増大する状態が考えられる。この状態では、台形歪補正が施された投写画像が投写領域8に収まらない。よって、この状態が目立つことは好ましくない。そして、この状態では、オブジェクト検出部45は、オブジェクト7を検出できなくなる。
そこで、投写制御部41は、オブジェクト検出部45の検出結果すなわちオブジェクト7の検出結果に基づいて、投写画像の明るさを制御する。例えば、投写制御部41は、オブジェクト7の検出結果がオブジェクト7は検出されないという条件を満たす場合、投写部104が投写する投写画像の明るさを、オブジェクト7の検出結果がオブジェクト7は検出されないという条件を満たさない場合に投写部104が投写する投写画像の明るさよりも暗くする。オブジェクト7が検出されないという条件は、第1条件の一例である。
図3は、台形歪補正の一例を説明するための図であり、液晶ライトバルブ12において生成される画像を示している。歪補正部102bは、操作受取部101が受け取る操作入力に応じて、画像情報が示す第1画像G1の四隅を構成する第1隅A、第2隅B、第3隅Cおよび第4隅Dの各々を個別に移動させることによって、台形歪補正を実行して第2画像G2を生成する。第1画像G1および第2画像G2の各々は、生成画像の一例である。図3に示す例では、歪補正部102bは、第1隅Aを第1位置a1から第5位置a5に移動し、第2隅Bを第2位置a2から第6位置a6に移動し、第3隅Cを第3位置a3から第7位置a7に移動し、第4隅Dを第4位置a4から第8位置a8に移動する。プロジェクター1は、第1画像G1を投写面5aに向けて投写した投写画像が台形歪を有している場合、第2画像G2を投写することで投写画像の台形補正を実行できる。
第1範囲Raは、台形歪補正に応じて第1隅Aが移動可能な範囲である。換言すると、歪補正部102bは、第1範囲Ra内で第1隅Aを移動させる。
第2範囲Rbは、台形歪補正に応じて第2隅Bが移動可能な範囲である。換言すると、歪補正部102bは、第2範囲Rb内で第2隅Bを移動させる。
第3範囲Rcは、台形歪補正に応じて第3隅Cが移動可能な範囲である。換言すると、歪補正部102bは、第3範囲Rc内で第3隅Cを移動させる。
第4範囲Rdは、台形歪補正に応じて第4隅Dが移動可能な範囲である。換言すると、歪補正部102bは、第4範囲Rd内で第4隅Dを移動させる。
次に、記憶部107が記憶する種々の情報の例を説明する。
種々の情報は、例えば、画像合成部102aが使用する画像情報である。画像合成部102aが使用する画像情報は、例えば、ガイド画像情報と、投写位置検出用パターン情報と、オブジェクト検出用パターン情報である。ガイド画像情報と、投写位置検出用パターン情報と、オブジェクト検出用パターン情報は、記憶部107に予め記憶されずに、制御部108によって生成されてもよい。ここで、ガイド画像情報と、投写位置検出用パターン情報と、オブジェクト検出用パターン情報について説明する。
第1領域I11は、右上領域I1aと右下領域I1bと左下領域I1cと左上領域I1dとを有する。右上領域I1aは、歪補正部102bによる歪みの補正に応じて第1隅Aが移動可能な範囲を示す。右下領域I1bは、歪補正部102bによる歪みの補正に応じて第2隅Bが移動可能な範囲を示す。左下領域I1cは、歪補正部102bによる歪みの補正に応じて第3隅Cが移動可能な範囲を示す。左上領域I1dは、歪補正部102bによる歪みの補正に応じて第4隅Dが移動可能な範囲を示す。
ガイド画像I1における右上領域I1a、右下領域I1b、左下領域I1cおよび左上領域I1dの位置関係は、図3に示す第1画像G1における第1範囲Ra〜第4範囲Rdの位置関係と同様である。
右上領域I1aと右下領域I1bと左下領域I1cと左上領域I1dとの各々の形状は、例えば、矩形である。右上領域I1aと右下領域I1bと左下領域I1cと左上領域I1dとの各々の形状は、矩形に限らず、歪補正部102bが行う台形歪補正に応じて適宜変更可能である。
図4に示す右上領域I1a、右下領域I1b、左下領域I1cおよび左上領域I1dの色と、図6に示すパターンI3a〜I3dの色は同じでもよいし違っていてもよい。
図5に示すドットパターンI2a〜I2dの色と、図6に示すパターンI3a〜I3dの色は同じであることが好ましい。なお、カメラ座標系において撮像部106が有するレンズの歪みが補正される場合、図5に示すドットパターンI2a〜I2dと図6に示すパターンI3a〜I3dの色は、撮像部106が有するレンズの歪みを補正する際に使われているパラメーターの波長成分に近い色であることが望ましい。この場合、例えば、図5と図6に示すパターンの色は、白ではなく緑であることが望ましい。
次に、動作を説明する。
図7は、プロジェクター1の動作を説明するためのフローチャートである。
図8に示すように、投写面5aの四隅にオブジェクト7が1つずつ位置する投写用ボード5が、第2支持装置6によって天井2から吊るされる。投写面5aの四隅にオブジェクト7が1つずつ位置するため、投写面5aの全面が投写領域8となる。
なお、ステップS2において操作受取部101が既定時間内に実行開始指示を受け取らない場合、処理は、ステップS1に戻ってもよいし、ステップS2の先頭に戻ってもよいし、終了してもよい。
ステップS4では、撮像制御部42は、例えば、第1撮像画像情報に含まれるドットパターンの最大輝度が所定の範囲に収まるように、撮像部106の露出を調整してから撮像部106に投写面5aを撮像させる。
例えば、ステップS5では、投写位置検出部43は、ドットパターン部の重心位置を、ドットパターンI2a〜I2dの位置として検出する。
一例を挙げると、ステップS7では、投写制御部41は、投写位置検出用パターンI2が検出される場合の投写画像の明るさを100%とする場合、投写画像の明るさを100%未満の明るさにする。例えば、ステップS7では、投写制御部41は、投写画像の明るさを30%の明るさにする。なお、100%未満の明るさは、30%の明るさに限らない。例えば、100%未満の明るさは0%の明るさでもよい。ここで、0%の明るさは投写画像の全面を黒色にすることを意味する。ステップS7が終了すると、処理はステップS1に戻る。
オブジェクト検出用パターンI3は、オブジェクト7で反射された光を検出するために使用される。本実施形態では、オブジェクト7での反射光を検出しやすくするために、オブジェクト検出用パターンI3として、白色の画像が用いられる。
なお、ステップS10では、撮像制御部42は、投写位置検出用パターン撮像時と同様に、第2撮像画像情報に示されるオブジェクト検出用パターンI3の白矩形部分の輝度が所定の範囲に収まるように、撮像部106の露出を調整してから撮像部106に投写面5aを撮像させる。
また、オブジェクト検出部45は、上記同様に全面が黒色の画像を投写部104が投写している状況において第2撮像画像生成時の露出値に設定されている撮像部106によって生成される撮像画像情報と、第2撮像画像情報と、の差分を用いて、オブジェクト7の位置を検出する処理を実行してもよい。この場合、環境光の影響が、オブジェクト7の検出に及ぶことを抑制可能になる。
ここで、投写範囲は、液晶ライトバルブ12の画素領域12a(図2参照)のうち、投写面5a上の4つのオブジェクト7にて定められる投写領域8の全領域または一部の領域に投写される画像すなわち生成画像が生成される範囲である。以下、画素領域12aのうち、4つのオブジェクト7にて定められる投写領域8の全領域に投写される生成画像が生成される領域を「特定領域」と称する。
なお、座標調整部44は、生成画像の外縁が特定領域の外縁よりも内側に位置するように投写範囲を算出してもよい。
例えば、座標調整部44は、まず、液晶パネル座標系での画素領域12aの四隅の位置を、液晶パネル座標系での特定領域の四隅の位置に変換する台形歪補正用の射影変換行列を生成する。続いて、座標調整部44は、液晶パネル座標系での画素領域12aの四隅の位置の各々について、当該隅の位置から画素領域12aの中心位置に向けて所定のオフセット量だけ離れている補正位置を算出する。続いて、座標調整部44は、台形歪補正用の射影変換行列を用いて、画素領域12aの四隅の位置の各々の補正位置を、特定領域に内包される投写範囲の四隅の位置に変換する。
なお、特定領域に内包される投写範囲の算出手法は、上記手法に限らず適宜変更可能である。例えば、特定領域に内包される投写範囲を設定するために特定領域の倍率を縮小する縮小操作が、OSD(On Screen Display)メニューを用いて実行可能でもよいし、当該縮小操作がリモコンで行われてもよい。
続いて、座標調整部44は、当該投写範囲の位置情報を歪補正部102bに設定する。
例えば、座標調整部44は、図13または図14に示すように、投写画像P全体が投写領域8に収まっており、投写領域8のうち投写画像Pが存在しない領域が黒で表示されるように、補正量を算出する。この場合、投写画像Pの縦横比の乱れを抑制することが可能になる。
そこで、本実施形態では、ステップS15において、ステップS14が完了してから所定時間が経過すると、処理がステップS3から実行される。
投写画像Pが投写領域8から外れることに起因して、投写位置検出用パターンI2またはオブジェクト7が検出されない場合、ステップS7において投写画像Pの明るさが低減される。なお、プロジェクター1の姿勢が変化しても投写位置検出用パターンI2とオブジェクト7が検出される場合は、台形歪補正が実施され、投写画像Pは投写領域8の範囲内に投写される。
図18は、ステップS7において明るさが0%の投写画像Pの一例を示す図である。図18に示す状況では、投写画像Pの少なくとも一部が投写領域8から外れている状態は目立ち難くなる。
本実施形態に係るプロジェクター1およびプロジェクター1の制御方法によれば、投写部104は、投写画像Pを、投写画像Pが投写されるべき投写領域8を定めるオブジェクト7が位置する投写面5aに投写する。撮像部106は、投写面5aを撮像することによって撮像画像を生成する。オブジェクト検出部45は、撮像部106が生成する撮像画像に基づいて、オブジェクト7を検出する。投写制御部41は、オブジェクト検出部45が検出するオブジェクト7の検出の結果に基づいて投写画像の明るさを制御する。
撮像画像上でのオブジェクト7の位置は、プロジェクター1と投写面5aとの位置関係によって変化する。このため、撮像画像上でのオブジェクト7の検出の結果には、投写面5aに対する投写画像Pの位置が変化して投写画像Pの一部が投写領域8から外れる状態が反映される。よって、オブジェクト7の検出の結果に基づいて投写画像Pの明るさを制御することで、投写画像Pの一部が投写領域8から外れる状態を目立ち難くすることが可能になる。
この場合、投写画像Pの一部が投写領域8から外れる状態が反映されるオブジェクト7の検出の結果が、第1条件を満たすか否かに応じて、投写画像Pの明るさを調整することが可能になる。
オブジェクト7は、投写領域8を定める。このため、オブジェクト7が検出されない場合、投写画像Pの一部が投写領域8から外れているおそれがある。よって、第1条件として、オブジェクト7が検出されないという条件が用いられると、投写画像Pの一部が投写領域8から外れる場合に、投写画像を暗くすることが可能になる。
この場合、投写画像Pの一部が投写領域8から外れることに起因してオブジェクト7が第1範囲外に位置する場合に、投写画像Pを暗くすることが可能になる。
この場合、投写画像Pの歪みが補正されると投写領域8に投写画像Pが位置しなくなる場合に、投写画像Pを暗くすることが可能になる。
この場合、オブジェクト7にオブジェクト検出用パターンI3が投写されていない状況よりも、オブジェクト7を検出しやすくなる。
投写位置検出部43は、投写部104が投写位置検出用パターンI2を投写する投写面5aを撮像部106が撮像することによって生成する撮像画像情報に基づいて、投写位置検出用パターンI2の投写位置を検出する。
投写制御部41は、投写位置検出用パターンI2の投写位置が検出されない場合に、投写画像Pの明るさを、投写位置検出用パターンI2の投写位置が検出される場合の投写画像Pの明るさよりも暗くしてもよい。なお、投写制御部41は、投写位置検出用パターンI2の投写位置が検出されない場合に、投写画像Pの投写を停止してもよい。
この場合、例えば、投写画像Pの一部が投写領域8から外れる状態が生じることによって、投写位置検出用パターンI2の投写位置が検出されない場合に、投写画像を暗くすることが可能になる。
この場合、撮像画像におけるカメラ座標系と投写画像における液晶パネル座標系とを対応づけるための投写位置検出用パターンI2を、投写画像の明るさを調整するためのパターンとして兼用できる。このため、投写画像の明るさを調整するための専用パターンが用いられる場合に比べて、必要となるパターンの数を減らすことが可能になる。
このため、利用者は、投写画像Pの歪みが補正されても投写画像Pが投写領域8に維持するように、プロジェクター1の位置を調整できる。
この場合、利用者は、第1オブジェクト7aと第2オブジェクト7bを利用して、プロジェクター1の位置と投写領域8との位置関係を調整できる。
この場合、第1メッセージM1が示されない構成に比べて、オブジェクト7と第1領域I11との位置関係の調整を利用者により促すことが可能になる。
この場合、利用者は、投写面5aにおける第2領域I12の位置を調整することによって、予定される領域に投写位置検出用パターンI2が投写されることが可能になる。
この場合、第2メッセージM2が示されない構成に比べて、第2領域I12の位置の調整を利用者により促すことが可能になる。
上記実施形態について、例えば、次に述べるような各種の変形が可能である。また、次に述べる変形の態様の中から任意に選択された一または複数の変形を適宜組み合わせることも可能である。
第1実施形態において、投写制御部41は、オブジェクト7の検出の結果に基づいて、投写画像Pの投写を停止させるか否かを制御してもよい。例えば、投写制御部41は、オブジェクト7の検出の結果に基づいて、光源11点灯と消灯とを制御する。また、液晶ライトバルブ12と投写光学系13との間にメカニカルなシャッターが設けられ、投写制御部41が、オブジェクト7の検出の結果に基づいて、当該シャッターの開閉を制御する。
この場合も、投写画像Pの一部が投写領域8から外れる状態を目立ち難くすることが可能になる。
変形例1において、投写制御部41は、オブジェクト7の検出の結果が、オブジェクトが検出されないという条件を満たす場合に、投写画像Pの投写を停止してもよい。
この場合、投写画像Pの一部が投写領域8から外れる状態が反映されるオブジェクト7の検出の結果が、第1条件を満たすか否かに応じて、投写画像Pの投写の停止を制御できる。
第1実施形態、変形例1または変形例2において、オブジェクト7として、自ら発光する発光部材が用いられてもよい。発光部材としては、例えば、光源を備えた部材が挙げられる。光源は、例えば、LEDまたはライトである。
この場合、オブジェクト検出部45は、例えば、オブジェクト7が発光しているときに生成される撮像画像情報と、オブジェクト7が発光していないときに生成される撮像画像情報と、の差分を用いて、オブジェクト7の位置を検出する。この2つの撮像画像情報が生成される際に投写部104から投写される投写画像は、互いに同一の投写画像であればよい。
オブジェクト検出部45は、第3撮像画像情報に基づいてオブジェクト7を検出してもよい。この場合、オブジェクト7は光を発するため、オブジェクト検出部45は、撮像画像における輝度に基づいてオブジェクト7を検出する。
投写制御部41は、図15に示すように、オブジェクト7の位置が、投写画像Pの一部が外れる投写領域8を定める場合に、ステップS7を実行してもよい。また、投写制御部41は、オブジェクト7の位置が、投写画像Pの一部が外れる投写領域8を定める場合に、投写画像Pの投写を停止してもよい。
この場合、オブジェクト検出用パターンI3を投写することによってオブジェクト7を検出する処理を省略することが可能になる。よって、オブジェクト検出用パターンI3を記憶したり生成したりする必要がなくなる。
第1実施形態、変形例1〜変形例3において、オブジェクト7として用いられる再帰性反射部材は、可視光について再帰性反射特性を有してもよいし、赤外光等の非可視光について再帰性反射特性を有してもよい。
オブジェクト7として、可視光について再帰性反射特性を有する再帰性反射部材が用いられる場合、オブジェクト検出用パターンI3は可視光を含む光で構成される。
オブジェクト7として、非可視光について再帰性反射特性を有する再帰性反射部材が用いられる場合、オブジェクト検出用パターンI3は非可視光を含む光で構成される。
第1実施形態、変形例1〜変形例4において、オブジェクト7は、光の反射特性において投写面5aと異なっていればよい。このため、例えば、投写面5aが白色である場合、オブジェクト7として、光を吸収する特性を有する部材、例えば黒色の部材が用いられてもよい。この場合、オブジェクト検出部45は、撮像画像のうち、周囲と比べて輝度が低い領域を、オブジェクト7が存在するオブジェクト存在領域として検出する。
また、オブジェクト7を、反射面そのものの切り替えまたは光学フィルターの切り替え等によって反射特性を変更可能な構成とすれば、様々な投写面5a上でオブジェクト7を容易に検出することが可能となる。この場合、オブジェクト7が、無線通信により制御信号を受信する受信部と、当該制御信号に基づいて反射特性を変更する変更部を備えると、利用者がリモコン操作で反射特性を変更することができる。また、プロジェクター1が撮像部106での撮像画像に基づく制御信号をオブジェクト7に送信することによって、オブジェクト7が自動で反射特性を切り替えるようにしてもよい。
第1実施形態、変形例1〜変形例5において、4つのオブジェクト7の位置は、投写面5aの四隅に限らず適宜変更可能である。例えば、4つのオブジェクト7の各々の位置は、投写面5aの隅よりも内側の位置でもよい。
第1実施形態、変形例1〜変形例6において、オブジェクト7の数は4に限らず1以上であればよい。また、複数のオブジェクト7を含むオブジェクトが用いられてもよい。
第1実施形態、変形例1〜変形例7において、ガイド画像I1において、第1メッセージM1と第2メッセージM2との全部または一部が省略されてもよい。また、ガイド画像I1において、第2領域I12が第2メッセージM2と共に省略されてもよい。
第1実施形態、変形例1〜変形例8において、第1領域I11の範囲は、歪補正部102bが台形歪み補正を実行することによって投写画像Pの四隅が移動可能な移動可能範囲でもよいし、移動可能範囲に含まれる範囲でもよい。
第1実施形態、変形例1〜変形例9において、投写位置検出用パターンI2が赤外光等の非可視光で行われる場合、ガイド画像I1において、第2領域I12と第2メッセージM2は省略される。なお、投写位置検出用パターンI2が赤外光等の非可視光で行われる場合、利用者に投写位置検出用パターンI2が認識されないので、利用者に気づかれずにステップS3を実行することが可能になる。
オブジェクト検出用パターンI3が赤外光等の非可視光で行われる場合、利用者にオブジェクト検出用パターンI3が認識されないので、利用者に気づかれずにステップS9を実行することが可能になる。
第1実施形態、変形例1〜変形例10において、投写面5aとして、エレベーターのドアのように移動可能な面が用いられてもよい。この場合、例えばオブジェクト7が位置するエレベーターのドアが開くと、投写画像を暗くしたり、投写画像の投写を停止したりすることが可能になる。
第1実施形態、変形例1〜変形例11において、オブジェクト7は、磁力または粘着部材によって、投写面5aに固定されてもよい。なお、オブジェクト7を投写面5aに固定する手法は適宜変更可能である。
第1実施形態、変形例1〜変形例12において、記憶部107が画像情報を記憶している場合には、画像合成部102aは、受信画像情報の代わりに、記憶部107が記憶している画像情報を用いてもよい。
第1実施形態、変形例1〜変形例13において、制御部108がプログラムを実行することによって実現される要素の全部または一部は、電子回路によりハードウェアで実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとの協働により実現されてもよい。電子回路は、例えば、FPGA(field programmable gate array)またはASIC(Application Specific IC)である。
第1実施形態、変形例1〜変形例14において、投写部104では、光変調装置として液晶ライトバルブが用いられたが、光変調装置は液晶ライトバルブに限らず適宜変更可能である。例えば、光変調装置は、3枚の反射型の液晶パネルを用いた構成であってもよい。また、光変調装置は、1枚の液晶パネルとカラーホイールを組み合わせた方式、3枚のデジタルミラーデバイスを用いた方式、1枚のデジタルミラーデバイスとカラーホイールを組み合わせた方式等の構成であってもよい。光変調装置として1枚のみの液晶パネルまたはデジタルミラーデバイスが用いられる場合には、色分離光学系と色合成光学系とに相当する部材は不要である。また、液晶パネルおよびデジタルミラーデバイス以外にも、光源が発する光を変調可能な構成は、光変調装置として採用できる。
第1実施形態、変形例1〜変形例15において、座標調整部44は、投写面5aの全面について1つの射影変換行列を生成する代わりに、投写面5aを複数の部分領域に分け、当該部分領域ごとに射影変換行列を生成してもよい。この場合、部分領域ごとに、投写位置検出用パターンI2が投写され、当該投写位置検出用パターンI2の撮像画像に基づいて、当該部分領域の射影変換行列が生成される。
第1実施形態、変形例1〜変形例16において、ステップS7は省略されてもよい。
Claims (8)
- 投写画像を、前記投写画像が投写されるべき投写領域を定めるオブジェクトが位置する投写面に投写する投写部と、
前記投写画像の歪みを補正する歪補正部と、
前記歪みの補正に応じて前記投写画像の所定箇所が移動可能な範囲を示すガイド画像を、前記投写部に投写させて、前記オブジェクトと前記範囲との位置関係の調整を利用者に促す投写制御部と、
を含むことを特徴とするプロジェクター。 - 前記オブジェクトは、第1オブジェクトおよび第2オブジェクトを含み、
前記投写面には、前記第1オブジェクトおよび前記第2オブジェクトが配置され、
前記投写領域は、前記第1オブジェクトおよび前記第2オブジェクトの位置に基づいて定められる
ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクター。 - 前記所定箇所は、前記投写画像の四隅であり、
前記オブジェクトは、第1オブジェクト、第2オブジェクト、第3オブジェクトおよび第4オブジェクトを含み、
前記投写面には、前記第1オブジェクト、前記第2オブジェクト、前記第3オブジェクトおよび前記第4オブジェクトが少なくとも配置され、
前記投写領域の四隅は、前記第1オブジェクト、前記第2オブジェクト、前記第3オブジェクトおよび前記第4オブジェクトの位置に基づいて定められる、
ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクター。 - 前記オブジェクトは、第1オブジェクト、第2オブジェクト、第3オブジェクト、第4オブジェクト、第5オブジェクトおよび第6オブジェクトを含み、
前記投写面には、前記第1オブジェクト、前記第2オブジェクト、前記第3オブジェクト、前記第4オブジェクト、前記第5オブジェクトおよび前記第6オブジェクトが少なくとも配置され、
前記投写領域は、前記第1オブジェクト、前記第2オブジェクト、前記第3オブジェクト、前記第4オブジェクト、前記第5オブジェクトおよび前記第6オブジェクトの位置に基づいて定められ、
前記投写領域の対辺の一方の中央は、前記第5オブジェクトに基づいて定められ、
前記投写領域の対辺の他方の中央は、前記第6オブジェクトに基づいて定められる、
ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクター。 - 前記ガイド画像は、前記第1オブジェクト、前記第2オブジェクト、前記第3オブジェクトおよび前記第4オブジェクトが前記範囲に位置するように、前記ガイド画像の位置と前記第1オブジェクトと前記第2オブジェクトと前記第3オブジェクトと前記第4オブジェクトとのうち少なくとも1つを調整することを促す第1メッセージをさらに示す、
ことを特徴とする請求項3または4に記載のプロジェクター。 - 前記投写制御部は、前記ガイド画像の投写の後に、所定パターンを前記投写部に投写させ、
前記ガイド画像は、前記所定パターンが投写される領域をさらに示す、
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のプロジェクター。 - 前記ガイド画像は、前記投写領域の中に前記所定パターンが投写される領域が位置するように前記ガイド画像の位置と前記オブジェクトのいずれかまたは両方を調整することを促す第2メッセージをさらに示す、
ことを特徴とする請求項6に記載のプロジェクター。 - 投写画像を、前記投写画像が投写されるべき投写領域を定めるオブジェクトが位置する投写面に投写し、
前記投写画像の歪みの補正に応じて前記投写画像の所定箇所が移動可能な範囲を示すガイド画像を投写して前記オブジェクトと前記範囲との位置関係の調整を利用者に促す、
ことを特徴とするプロジェクターの制御方法。
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