JP6800636B2 - 圧電体成膜用基板およびその製造方法、圧電体基板、ならびに液体吐出ヘッド - Google Patents
圧電体成膜用基板およびその製造方法、圧電体基板、ならびに液体吐出ヘッド Download PDFInfo
- Publication number
- JP6800636B2 JP6800636B2 JP2016141683A JP2016141683A JP6800636B2 JP 6800636 B2 JP6800636 B2 JP 6800636B2 JP 2016141683 A JP2016141683 A JP 2016141683A JP 2016141683 A JP2016141683 A JP 2016141683A JP 6800636 B2 JP6800636 B2 JP 6800636B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric
- substrate
- layer
- thin film
- orientation control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Formation Of Insulating Films (AREA)
Description
少なくともSiO 2 を表面に含む下地基板層と、
該下地基板層上のTiを含む中間層と、
該中間層の上のPtを含む電極層と、
該電極層上の配向制御層と
を有し、
該配向制御層形成前の該電極層の表面は、元素定量分析法によるTiが検出されず、
該配向制御層はPb、OおよびTiを含み、該配向制御層の表面におけるPb、O、Ti元素中の該Tiが13.87原子%以上14.88原子%以下であることを特徴とする圧電体成膜用基板に関する。
ここで圧電体薄膜の(100)面の配向の割合が高いと、高い圧電特性を引き起こす機構について説明する。ゾルゲル法により形成され圧電体薄膜の結晶配向は、(100)面の配向割合が他の面の配向((111)面、(110)面等)の配向に比べて高くなるほど、分極モーメントの方向が圧電体の変形方向に近づく。従って、(100)面の配向割合が多い圧電体薄膜ほど変形量が大きくなり、液体吐出ヘッドなどのアクチュエーターとして好適に用いることができる。
図1、2は、一実施形態の圧電体成膜用基板の縦断面模式図である。図1は下地基板層1、中間層2、電極層3の積層からなる第1の実施形態に係る圧電体成膜用基板を示している。また、図2の縦断面模式図は、図1の構成の圧電体成膜用基板に配向制御層4を積層した第2の実施形態に係る圧電体成膜用基板を示している。
次に、本発明の第3の実施形態に係る圧電体基板について説明する。本実施形態の圧電体基板は、図1に示す電極層3上、または図2に示す配向制御層4上に圧電体薄膜を形成したものである。なお、配向制御層は圧電体薄膜の焼成時にチタン酸鉛となり、圧電体薄膜の一部として機能する。圧電体基板には、圧電体薄膜を介して電極層3(下部電極ともいう)に対向する電極(上部電極ともいう)を設けることで圧電体素子となる。圧電体素子は圧電効果により圧電体に加えられた力を電圧に変換する、あるいは電圧を力に変換する素子となるが、本発明では特に電圧を力に変換する素子(アクチュエーター)として使用することが好ましい。上部電極は圧電体薄膜の全面に形成してもよく、一部に形成してもよい。また、上部電極は圧電体基板に一体として形成してもよく、着脱可能としてもよい。上部電極の材料は、圧電体薄膜に電圧を印加できる導電材料であれば特に制限なく使用でき、下部電極の材料と同様の材料を使用することができる。
また、圧電体基板上には、圧電体素子の上下電極への各配線層を形成してもよく、例えば、下部電極材料を用いて下部電極と同層に各配線層を形成することができる。この場合、上部電極はスルーホールや引き出し電極等を介して配線層に接続できる。
なお、圧電体薄膜中に、Pb、Zr、Ti以外の微量の元素をドーピングしても良い。ドーピングを行う場合にドーパントとして用いることのできる元素の具体的な例としてはLa、Ca、Sr、Ba、Sn、Th、Y、Sm、Ce、Bi、Sb、Nb、Ta、W、Mo、Cr、Co、Ni、Fe、Cu、Si、Ge、Sc、Mg、Mn等の元素を挙げることができる。添加量は、Pb(1.00〜1.20)(ZrxTi1−x)O3(xが0.4〜0.6)の0.1質量%から2質量%が好ましい。
ゾルゲル法に類似の方法として、有機金属分解法(MOD(Metal Organic Deposition)法)がある。MOD法では、圧電体前駆体として、熱分解性の有機金属化合物(金属錯体および金属有機酸塩)、たとえば、金属のβ−ジケトン錯体やカルボン酸塩を含有する塗工液を基板上に塗工する。次に、例えば、空気中あるいは酸素中で塗工液を加熱して、塗工液中の溶媒の蒸発および有機金属化合物の熱分解を生じさせ、更にこれの結晶化温度以上での焼成により結晶化させて圧電体薄膜を成膜する方法である。
本明細書では、上記のゾルゲル法、MOD法、およびこれらを組み合わせた方法をあわせて「ゾルゲル法」と称する。
次に、本実施形態の圧電体薄膜の製造方法について以下に説明する。本実施形態の製造方法は、塗工層の形成工程と、乾燥塗工層の形成工程と、乾燥塗工層の加熱工程を有する。以下、各工程について説明する。
なお、本明細書において、「塗工層」とは、有機溶剤が蒸発する前の、基板上に塗工された塗工液により構成される層を表す。また、「乾燥塗工層」とは、有機溶剤が蒸発後の塗工層を表す。
塗工層の形成工程では、圧電体薄膜成膜用基板上に有機溶剤と圧電体前駆体を含む塗工液を塗工する。このようにして、有機溶剤と圧電体前駆体とを含む塗工層が形成された基板を用意する。圧電体前駆体の例としては、各成分金属の加水分解性化合物、その部分加水分解性化合物、その部分重縮合性化合物、熱分解性化合物、またはこれらの化合物の原料を挙げることができる。これらの化合物を生成する原料としては、有機金属化合物を挙げることができる。例えば、上記金属のアルコキシド、有機酸塩、β−ジケトン錯体などの金属錯体が代表例である。金属錯体についてはアミン錯体をはじめとして、各種の他の錯体を利用できる。β−ジケトン錯体を形成するためのβ−ジケトンとしては、アセチルアセトン(=2,4−ペンタンジオン)、ヘプタフルオロブタノイルピバロイルメタン(=1−(ヘプタフルオロプロピル)−4,4−ジメチル−1,3−ペンタンジオン)、ジピバロイルメタン(=2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオン)、トリフルオロアセチルアセトン、ベンゾイルアセトン等を挙げることができる。
塗工液中の有機溶剤の量は特に制限されないが、金属固形分濃度が15質量%以上30質量%以下となるように有機溶剤の量を調整するのが好ましい。塗工液中の有機溶剤の量がこれらの範囲内であることによって、1回の塗工における圧電体薄膜の層厚を150nm以上400nm以下とすることが容易となる。
1回の塗工液の塗工により得られた圧電体薄膜(製造後の圧電体薄膜)の膜厚は特に限定されないが、150nm以上400nm以下が好ましい。圧電体薄膜の膜厚が150nm以上であることにより、少ない塗工回数で優れた圧電特性を有する圧電体薄膜を製造することができる。また、圧電体薄膜の膜厚が400nm以下であることにより、層厚方向のエピタキシャルな結晶成長を効果的に行わせることができる。
塗工層の形成工程の後の乾燥塗工層の形成工程では、無風環境下で塗工層から有機溶剤を蒸発させて、圧電体前駆体を含む乾燥塗工層を得る。この工程は使用する有機溶剤に適した乾燥温度であればよく、通常、50℃以上の温度であり、100℃以上450℃以下の温度で行うことが好ましい。この工程は、乾燥機、ホットプレート、管状炉、電気炉などの熱源内に基板を入れる、または基板を乾燥機、ホットプレート、管状炉、電気炉などの熱源と直接、接触させることにより行うことができる。これらの中でも、加熱温度の均一性の点から、基板の裏面から加熱するホットプレートが好ましい。
乾燥塗工層の形成工程は、基板の塗工液を塗工した面(塗工面)が無風環境下となるように行う。具体的には、塗工面に温風、熱風の給気を行う給気口、あるいは排気を行うための排気口を設けない。また、給気口および排気口を設ける場合には、基板上で有機溶剤や熱風の流れが生じないようにする。これにより、基板上の塗工液を塗工した面上、20cmの位置で気体の流速が0.05m/s以下となるようにする。
乾燥塗工層の形成後、乾燥塗工層の加熱工程では、乾燥塗工層を加熱して、乾燥塗工層に含まれる圧電体前駆体から圧電体の薄膜を形成する。この工程は、乾燥機、ホットプレート、管状炉、電気炉などの熱源内に基板を入れる、またはこれらの熱源を基板に接触させることにより行うことができる。この際、加熱は、500℃以上800℃以下で行うことが好ましい。乾燥塗工層の加熱工程は複数回に分けて行っても良いし、1回だけでも良い。好ましくは、仮焼成により乾燥塗工層を加熱し、さらにその結晶化温度以上で焼成して結晶化させることにより、圧電体薄膜を成膜するのが良い。
圧電体薄膜の製造装置は、塗工手段、乾燥手段、加熱手段を有する。塗工手段は、基板上に、有機溶剤と圧電体前駆体とを含む塗工液を塗工して、塗工層を形成することが可能となっている。基板は、載置部に載置されるようになっている。乾燥手段は、無風環境下で塗工層から有機溶剤を蒸発させて、圧電体前駆体を含む乾燥塗工層を得ることが可能となっている。加熱手段は、乾燥塗工層を加熱して、乾燥塗工層に含まれる圧電体前駆体から圧電体薄膜を形成することが可能となっている。
次に、圧電体薄膜の(100)面の配向の評価方法について説明する。圧電体薄膜の(100)面の配向状態は、結晶薄膜について一般に用いられる、波長にCu Kα線を用いた2θ/θ法によるX線回折測定における回折ピークの検出角度と強度から容易に確認できる。例えば、図6に示すように、本実施形態の圧電体薄膜から得られた回折チャートでは、(100)面は22°付近にピーク強度を有し、(110)面は31°付近に、(111)面は38°付近にそれぞれピーク強度を有する。(100)面のピーク強度を(100)面、(110)面、(111)面の各ピーク強度の和で除することによって、(100)面の強度の割合を求めることができる。
良好な圧電性が得られることから、(100)面、(110)面、および(111)面の各ピーク強度の和に対する(100)面の強度の割合は、基板の各部において80%以上が好ましく、90%以上がより好ましい。また、基板の主面と圧電体薄膜の(100)面は平行にあるのが好ましい。
次に、薄膜表面の元素定量分析方法について説明する。本発明ではアルバックファイ株式会社製Auantera SXMのX線光電子分光(XPS)分析装置を用いており、解析用ソフトウェア(MultiPak Version9.3.0.3)を使用し、特開平7−35711号公報に記載のある相対感度係数法を用いて元素量(原子%)を算出している。
(測定条件)
X線源:単色化AlKα
X線出力:25W15kV
X線ビーム径:100μm
光電子取り出し角:45°
なお、薄膜表面の元素定量分析方法としては、XPSに限定するものではなく、XPS以外に例えば蛍光X線(XRF)分析や高周波グロー放電発光表面分析(GDS)等の分析手法を用いることが出来る。
図3〜図5は、圧電体基板を用いた、一実施形態による液体吐出ヘッドを示すものである。この液体吐出ヘッドMは、液体吐出ヘッド用基板21と、複数の液体吐出口22と、複数の圧力室23と、各圧力室23にそれぞれ対応するように配設されたアクチュエーター25とから構成されている。各圧力室23はそれぞれ、各液体吐出口22に対応して設けられ、液体吐出口22に連通している。アクチュエーター25はその振動により、圧力室23内のインクの容積変化を生じさせて、液体吐出口22からインクなどの液滴を吐出させる。液体吐出口22は、ノズルプレート24に所定の間隔をもって形成され、圧力室23は液体吐出ヘッド用基板21に、液体吐出口22にそれぞれ対応するように並列して形成されている。なお、本実施形態では、液体吐出口22がアクチュエーター25による圧力発生面の対向面に設けられているが、アクチュエーター25による圧力発生面の対向面以外に設けることもできる。各アクチュエーター25は、振動板26と圧電体素子30で構成され、圧電体素子30は圧電体薄膜27と一対の電極(下部電極28および上部電極29)とから構成されている。液体吐出ヘッド用基板21の上面には各圧力室23にそれぞれ対応した開口部21Aが形成され、その開口部をふさぐように各アクチュエーター25が配置されている。図5では開口部に振動板26が露出する構成を示しているが、アクチュエーター25で発生する振動によって圧力室23内の液体に液体吐出口22からの吐出が可能であれば、吐出液体吐出ヘッド用基板21の一部が残っていても良い。なお、図3では説明のために、ノズルプレート24を液体吐出ヘッド用基板21から分離展開した状態を示しており、実際にはノズルプレート24は図4に示すように液体吐出ヘッド用基板21に接合されている。
振動板26の材料は特に限定されないが、上記下地基板層の材料として例示したSiなどの半導体、金属、金属酸化物、ガラスなどが好ましい。液体吐出ヘッド用基板21と振動板26は接合や接着により形成されても良いし、液体吐出ヘッド用基板21上に振動板26を直接、形成しても良い。また、振動板26を設けずに下部電極28および圧電体薄膜30を液体吐出ヘッド用基板21に直接、形成しても良い。その場合、
圧電体薄膜を形成するための塗工液として、金属組成がPb/Zr/Ti=1.2/0.52/0.48で表されるPZT塗工液を以下の通りに調製した。
酢酸鉛水和物1.2molを加熱で脱水し、これに安定化剤として1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン1.2molおよび1−メトキシ−2−プロパノール(9.0mol)を混合し加熱撹拌することで反応させる。その後、テトラn−ブトキシジルコニウム0.52mol、テトライソプロポキシチタン0.48molを加えて更に加熱し反応させ、金属化合物を互いに複合化させた。次に、水(5.0mol)、エタノール(5.0mol)を添加し、加水分解反応を行い、有機金属酸化物からなる圧電体前駆体を得た。その際、酢酸(3.8mol)とアセチルアセトン(0.6mol)を加えた。その後、沸点100℃以下の溶媒をロータリーエバポレーターで完全に取り除き、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(有機溶剤)を添加して上記組成式に換算した金属酸化物の濃度が23質量%になるように濃度を調節し、PZT塗工液を調製した。
直径6インチ(15cm)のシリコン基板の表面に、下地基板層1として熱酸化によりシリカ(SiO2)層を500nm設け、さらにスパッタリングにより、中間層2としてTiを50nm、電極層3としてPtを200nm、形成して本実施例で用いる圧電体成膜用基板とした(図1参照)。スパッタリング後のアニールとして、以下の方法で熱処理を行った。
上記の圧電体成膜用基板を、150℃に加熱したホットプレート(アズワン株式会社製「シャマルホットプレートHHP−411」、盤面の温度ムラは150℃±1℃)上に、1分間載せ、基板の加熱を行った。この時、ホットプレートは無風環境下(風速0m/s)(基板上2cmの位置で測定;風速計 CEM社製 DT−8880を使用)に設置し、遮蔽板などは設けなかった。
実施例1において、ホットプレートの盤面温度と加熱時間を表1に示す条件に変更する以外は、同様の工程で圧電体成膜用基板を作製した。
(配向制御層塗工液の製造)
金属組成がPb/Ti=1.2/1.0で表される配向制御層の塗工液を以下の通りに調製した。
酢酸鉛水和物1.2molを加熱で脱水し、これに安定化剤として1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン1.2molおよび1−メトキシ−2−プロパノール(9.0mol)を混合し加熱撹拌することで反応させる。その後、テトライソプロポキシチタン1.0molを加えて更に加熱し反応させ、金属化合物を互いに複合化させた。次に、水(5.0mol)、エタノール(5.0mol)を添加し、加水分解反応を行い、有機金属酸化物からなる配向制御層材料を得た。その際、酢酸(3.8mol)とアセチルアセトン(0.6mol)を加えた。その後、沸点100℃以下の溶媒をロータリーエバポレーターで取り除き、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(有機溶剤)を添加して上記金属組成のチタン酸鉛に換算した濃度が1.0質量%になるように固形分濃度を調節し、配向制御層の塗工液を調製した。
実施例3において、乾燥塗工層の形成工程を表2に示す乾燥温度、乾燥時間とする以外は同様の工程で圧電体成膜用基板を作製した。
圧電体薄膜の(100)面配向度は、配向制御層を形成する際の加熱工程条件(乾燥温度と乾燥時間)によって変動し、熱負荷が少ない程(100)面の配向度は向上する(表2参照)。図10および表2から、好ましい配向制御層の乾燥温度T(℃)と乾燥時間t(分)は下記式(1)で定義することができる。
T=A×t^(−B)+C
と選定し、上記で求めた境界条件点とこの関係式の最小二乗法フィッテイングによりA、B,Cの係数を算出して導出した。
2 中間層
3 電極層
4 配向制御層
21 液体吐出ヘッド用基板
21A 開口部
22 インク吐出口
23 圧力室
24 ノズルプレート
25 アクチュエーター
26 振動板
27 圧電体薄膜
28 下部電極
29 上部電極
30 圧電体素子
Claims (8)
- 少なくともSiO 2 を表面に含む下地基板層と、
該下地基板層上のTiを含む中間層と、
該中間層の上のPtを含む電極層と、
該電極層上の配向制御層と
を有し、
該配向制御層形成前の該電極層の表面は、元素定量分析法によるTiが検出されず、
該配向制御層はPb、OおよびTiを含み、該配向制御層の表面におけるPb、O、Ti元素中の該Tiが13.87原子%以上14.88原子%以下であることを特徴とする圧電体成膜用基板。 - 前記配向制御層は、Pbを含有する有機物を含む請求項1記載の圧電体成膜用基板。
- 前記配向制御層は、Tiを含有する有機物を含む請求項1または2記載の圧電体成膜用基板。
- 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の圧電体成膜用基板と、前記圧電体成膜用基板の表面に設けられた圧電体と、を有する圧電体基板。
- 前記圧電体は、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)である請求項4記載の圧電体基板。
- 請求項4または5記載の圧電体基板を有する液体吐出ヘッド。
- 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の圧電体成膜用基板の表面に圧電体前駆体と有機溶剤とを含む塗工液を塗工し、該塗工液を乾燥して塗工層を形成する工程と、該塗工層を乾燥して乾燥塗工層を形成する工程と、該乾燥塗工層を焼成して圧電体の薄膜を形成する工程と、を有することを特徴とする圧電体基板の製造方法。
- 前記圧電体前駆体は、Pbを含む有機金属化合物、Zrを含む有機金属化合物およびTiを含む有機金属化合物から調製される熱分解性の複合有機金属酸化物である請求項7に記載の圧電体基板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US15/275,935 US20170092841A1 (en) | 2015-09-29 | 2016-09-26 | Substrate for piezoelectric body formation, method for manufacturing the same, piezoelectric substrate, and liquid ejection head |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015191374 | 2015-09-29 | ||
| JP2015191374 | 2015-09-29 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017069544A JP2017069544A (ja) | 2017-04-06 |
| JP2017069544A5 JP2017069544A5 (ja) | 2019-08-22 |
| JP6800636B2 true JP6800636B2 (ja) | 2020-12-16 |
Family
ID=58495263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016141683A Active JP6800636B2 (ja) | 2015-09-29 | 2016-07-19 | 圧電体成膜用基板およびその製造方法、圧電体基板、ならびに液体吐出ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6800636B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| LU101884B1 (en) * | 2020-06-26 | 2022-01-10 | Luxembourg Inst Science & Tech List | Material deposition method |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11205898A (ja) * | 1998-01-16 | 1999-07-30 | Mitsubishi Electric Corp | 誘電体薄膜素子用電極およびその製造方法とそれを用いた超音波振動子 |
| JP2013225546A (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Konica Minolta Inc | 圧電素子およびその製造方法 |
| JP6036460B2 (ja) * | 2013-03-26 | 2016-11-30 | 三菱マテリアル株式会社 | PNbZT強誘電体薄膜の形成方法 |
| JP6268966B2 (ja) * | 2013-11-19 | 2018-01-31 | 株式会社リコー | 強誘電体膜の成膜方法、電子素子、電子機器 |
| US9437806B2 (en) * | 2013-12-02 | 2016-09-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Piezoelectric thin film, method of manufacturing the same, piezoelectric thin film manufacturing apparatus and liquid ejection head |
-
2016
- 2016-07-19 JP JP2016141683A patent/JP6800636B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2017069544A (ja) | 2017-04-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5407094B2 (ja) | 圧電体薄膜、これを用いた圧電体素子、圧電アクチュエータ、インクジェット記録ヘッド | |
| US10099476B2 (en) | Piezoelectric thin film, method of manufacturing the same, piezoelectric thin film manufacturing apparatus and liquid ejection head | |
| JP5613910B2 (ja) | Pzt強誘電体薄膜の製造方法 | |
| JP5649316B2 (ja) | 圧電薄膜、圧電素子および圧電素子の製造方法 | |
| JP4189504B2 (ja) | 圧電体薄膜の製造方法 | |
| JP3971279B2 (ja) | 圧電体素子の製造方法 | |
| JP6967008B2 (ja) | 圧電薄膜素子 | |
| JP2004107179A (ja) | 圧電体前駆体ゾル、圧電体膜の製造方法、圧電体素子およびインクジェット記録ヘッド | |
| CN108727020B (zh) | 一种锆钛酸铅薄膜及其制备方法 | |
| JP6910812B2 (ja) | 圧電体基板の製造方法 | |
| US10618285B2 (en) | Piezoelectric substrate and method of manufacturing the piezoelectric substrate, and liquid ejection head | |
| JP7166866B2 (ja) | 配向性圧電体膜およびその製造方法、圧電体素子、並びに、液体吐出ヘッド | |
| US7036915B2 (en) | Composition for forming piezoelectric film, producing method for piezoelectric film, piezoelectric element and ink jet recording head | |
| JP7222647B2 (ja) | 圧電体膜形成用塗工液組成物、その製造方法、配向性圧電体膜、並びに、液体吐出ヘッド | |
| WO2019141961A1 (en) | A method for fabricating a lead-free thin film element and uses thereof | |
| JP2017069544A (ja) | 圧電体成膜用基板およびその製造方法、圧電体基板、ならびに液体吐出ヘッド | |
| US20170092841A1 (en) | Substrate for piezoelectric body formation, method for manufacturing the same, piezoelectric substrate, and liquid ejection head | |
| JP6949530B2 (ja) | 圧電アクチュエータの製造方法 | |
| US10532567B2 (en) | Piezoelectric actuator, method for manufacturing same, and liquid discharge head | |
| JP2001053224A (ja) | 薄膜キャパシタおよびその製造方法 | |
| JP2019220571A (ja) | 配向性圧電体膜、およびその製造方法、並びに、液体吐出ヘッド | |
| JP6796242B2 (ja) | 圧電体薄膜形成用塗工液、その製造方法、並びに圧電体薄膜、及びインクジェット記録ヘッド。 | |
| US11276813B2 (en) | Coating liquid composition for orientational piezoelectric film, orientational piezoelectric film and liquid ejection head | |
| US20220158073A1 (en) | Method for manufacturing piezoelectric film, piezoelectric film, and piezoelectric element | |
| JP2007305779A (ja) | 圧電体素子の製造方法、圧電体素子およびインクジェット式記録ヘッド |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190709 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190709 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200625 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200707 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200904 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201027 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201125 |
|
| R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6800636 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
