JP6807603B2 - 蒸気滅菌装置 - Google Patents
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Description
ところで、滅菌を確実に実行するためには飽和蒸気を用いる必要があるが、種々の理由により飽和蒸気ではない不飽和蒸気が滅菌槽に導入される可能性もある。
そして、特許文献1の蒸気滅菌装置は、不飽和蒸気であると判定された場合に滅菌槽内外を連通する弁を開き、蒸気より比重の大きい残留空気を蒸気の圧力によって外部に排出させるように動作する。
このように、飽和蒸気か不飽和蒸気かの判断を実際の滅菌工程開始前に行うだけであると、滅菌工程中に何らかの原因に基づいて飽和蒸気ではなくなった場合に、確実な滅菌が行えないという課題がある。
しかし、滅菌槽内が不飽和蒸気となる原因とは、残留空気の存在だけではなく、他の原因による場合もあるため、特許文献1の装置では、不飽和蒸気を確実に飽和蒸気にできることができないという課題がある。
この構成を採用することによって、滅菌工程中は、常時(a)〜(g)の動作を実行するため、滅菌工程中に何らかの原因によって滅菌槽内の蒸気が飽和蒸気でなくなった場合であっても、確実な滅菌工程を実行することができる。また、不飽和蒸気となっているそれぞれの原因に基づいて制御を行うため、確実に不飽和蒸気の状態から飽和蒸気の状態へ復旧させることができる。
この構成によれば、滅菌工程の開始に際して、飽和蒸気であるかどうかを判断し、飽和蒸気である場合には、滅菌工程を開始し、飽和蒸気でないと判断した場合には飽和蒸気になるような動作の実行を経て飽和蒸気であると判断された後に滅菌工程を開始することができる。このため、確実な滅菌工程を実施できる。
この構成を採用することによって、滅菌工程中は、常時(A)〜(G)の動作を実行するため、滅菌工程中に何らかの原因によって滅菌槽内の蒸気が飽和蒸気でなくなった場合であっても、確実な滅菌工程を実行することができる。また、不飽和蒸気となっているそれぞれの原因に基づいて制御を行うため、確実に不飽和蒸気の状態から飽和蒸気の状態へ復旧させることができる。
この構成によれば、滅菌工程の開始に際して、飽和蒸気であるかどうかを判断し、飽和蒸気である場合には、滅菌工程を開始し、飽和蒸気でないと判断した場合には飽和蒸気になるような動作の実行を経て飽和蒸気であると判断された後に滅菌工程を開始することができる。このため、確実な滅菌工程を実施できる。
この構成によれば、作業者は、現在の滅菌槽内の状態をリアルタイムに把握することができる。
この構成によれば、作業者は現在の滅菌槽内の状態を直感的に一瞬で把握することができる。
以下、図面に基づいて蒸気滅菌装置について説明する。
図1は、第1の実施形態における蒸気滅菌装置の配管系統図である。
蒸気滅菌装置30は、被滅菌物を収容して滅菌処理を施す滅菌槽32を備えている。滅菌槽32は、内部圧力を所定の滅菌圧力に上昇させるために圧力容器又は耐圧密閉容器で構成されている。
内筒35の内部が被滅菌物を収容するチャンバー38として構成される。
ジャケット部34に一般蒸気が導入されることにより、滅菌槽32の内部(チャンバー38)を加熱することができる。
また、飽和蒸気配管42の開閉弁40と、チャンバー38との間には、チャンバー38内に空気を供給するための給気管44が接続されている。給気管44には、フィルター46が設けられており、チャンバー38にはフィルター46を通過した清浄空気を導入できる。また、給気管44には、逆止弁47と開閉弁48とが設けられている。
また、ジャケット部34の底部には、ジャケット部34内のドレン、蒸気を排出するための排気管52が接続されている。
これら2本の排気管50、52は下流側で合流して1本の排気管53となり、外部へ排出可能になっている。
なお、排気管50を通過して排出されるチャンバー38内の気体は、蒸気と液体と液体である水が混在している状態あるため真空ポンプ54は、水封式であることが好ましい。このため、真空ポンプ54には、開閉弁61を設けた真空ポンプ用給水管59と、真空ポンプ用排気・排水管58とが接続されている。真空ポンプ用排気・排水管58には、逆止弁60が設けられている。
また、ジャケット部34からの排気管52には、ドレントラップ68、逆止弁69が設けられている。
温度センサ70と圧力センサ72は、制御部74に接続されている。制御部74は、CPU等の中央処理装置と、ROM、RAM等のメモリとを有しており、予め設定されたプログラムに基づいて装置全体の動作制御を実行する。
制御部74は、滅菌工程時においてチャンバー38内の蒸気が飽和蒸気か否かを常時判断し、飽和蒸気ではないと判断した場合には、所定の条件に基づいてチャンバー38が飽和蒸気で満たされるように各制御を実行する。この制御内容については後述する。
蒸気滅菌装置30は、滅菌工程の前段階として、チャンバー38内の空気を排出するコンディショニング工程(ステップS100)を実行する。
コンディショニング工程においては、制御部74が、真空ポンプ54を駆動させてチャンバー38内を陰圧とし、その後真空ポンプ54の動作を停止する。そして、制御部74は、開閉弁43を開き飽和蒸気をチャンバー38内に供給する。
そして、制御部74は、真空ポンプ54を駆動させてチャンバー38内の蒸気を排出するとともに、チャンバー38内を陰圧とする。
制御部74は、このような陰圧、給蒸、蒸気排出のサイクルを所定回数繰り返し行い、チャンバー38内の非凝縮性気体の排除を実行する。制御部74は、非凝縮性気体の排除終了後に、チャンバー38内が所定の圧力となるまで飽和蒸気をチャンバー38内に供給する。
滅菌工程中も温度センサ70による温度は、常時制御部74に入力されており、制御部74では測定されたチャンバー38内の温度に基づいて飽和蒸気か否かを判断する。飽和蒸気か否かの判断は、以下のようなステップを経て行われる。
つまり、x=(実測温度)−(算出した飽和蒸気温度) である。
制御部74は、この差分xが所定の範囲内であるかどうかを判断する。制御部74は予めxの値の許容範囲として、上限閾値a及び下限閾値bを予め設定しておき、xの値とaの値とbの値とを比較する(ステップS108)。
つまり、x=(実測温度)−(算出した飽和蒸気温度) である。
制御部74は、この差分xが所定の範囲内であるかどうかを判断する。制御部74は予めxの値の許容範囲として、上限閾値a及び下限閾値bを予め設定しておき、xの値とaの値とbの値とを比較する(ステップS120)。
次に、制御部74は、開閉弁40を開き、ジャケット部34への一般蒸気の供給量を増加させる(ステップS126)。これにより、チャンバー38内の温度を上昇させることができるため、湿り蒸気だった場合には湿り蒸気の状態を解消することができる。
つまり、x=(実測温度)−(算出した飽和蒸気温度) である。
制御部74は、制御部74はxの値とbの値とを比較し、この差分xが下限閾値b以上になっていれば、湿り蒸気は解消したものであると判断する(ステップS132)。
滅菌工程中は、チャンバー38内は陽圧となっているので、排気弁63を開くことに開くことにより、チャンバー38の空気(非凝縮性ガス)を排出することができる。
滅菌終了後には、制御部74は、排気弁63を開き、チャンバー38内の陽圧によりチャンバー38内の蒸気を排気し、その後チャンバー38内が大気圧となったところで真空ポンプ54を駆動させてチャンバー38の蒸気を排出する。
この動作を図5〜図7に基づいて説明する。
コンディショニング工程終了後、チャンバー38内には飽和蒸気が充填されており、このチャンバー38内の温度を滅菌開始温度まで上昇させるため、制御部74は、飽和蒸気をチャンバー38に供給し、チャンバー38の温度が滅菌開始温度に到達するように制御する(ステップS150)。
また、制御部74は、差分xを算出中も、温度センサ70によって測定されたチャンバー38内の温度が滅菌開始温度に到達したか否かを判断し(ステップS156)、滅菌開始温度に到達するまで加熱及び差分xの算出を継続する。
a≧x≧bの場合、制御部74は、チャンバー38内の蒸気は飽和蒸気であると判断し、滅菌工程を開始する(ステップS160)。
制御部74は、この差分xが所定の範囲内であるかどうかを判断する。制御部74は予めxの値の許容範囲として、上限閾値a及び下限閾値bを予め設定しておき、xの値とaの値とbの値とを比較する(ステップS170)。
次に、制御部74は、開閉弁40を開き、ジャケット部34への一般蒸気の供給量を増加させる(ステップS176)。これにより、チャンバー38内の温度を上昇させることができるため、湿り蒸気だった場合には湿り蒸気の状態を解消することができる。
制御部74は、xの値とbの値とを比較し、この差分xが下限閾値b以上になっていれば、湿り蒸気は解消したものであると判断する(ステップS182)。
滅菌工程中は、チャンバー38内は陽圧となっているので、排気弁63を開くことに開くことにより、チャンバー38の空気(非凝縮性ガス)を排出することができる。
次に、図8〜図10に基づいて第2の実施形態における全体動作について説明する。
なお、第1の実施形態の構成要素と同一の構成要素については同じ符号を付し、説明を省略する場合もある。
本実施形態では、滅菌工程時の制御を、チャンバー38内の温度から飽和蒸気圧力を算出して実行する点で第1の実施形態と異なっている。
コンディショニング工程においては、制御部74が、真空ポンプ54を駆動させてチャンバー38内を陰圧とし、その後真空ポンプ54の動作を停止する。そして、制御部74は、開閉弁43を開き飽和蒸気をチャンバー38内に供給する。
そして、制御部74は、真空ポンプ54を駆動させてチャンバー38内の蒸気を排出するとともに、チャンバー38内を陰圧とする。
制御部74は、このような陰圧、給蒸、蒸気排出のサイクルを所定回数繰り返し行い、チャンバー38内の非凝縮性気体の排除を実行する。制御部74は、非凝縮性気体の排除終了後に、チャンバー38内が所定の圧力となるまで飽和蒸気をチャンバー38内に供給する。
滅菌工程中も圧力センサ72による温度は、常時制御部74に入力されており、制御部74では測定されたチャンバー38内の圧力に基づいて飽和蒸気か否かを判断する。飽和蒸気か否かの判断は、以下のようなステップを経て行われる。
つまり、y=(実測圧力)−(算出した飽和蒸気圧力) である。
制御部74は、この差分yが所定の範囲内であるかどうかを判断する。制御部74は予めyの値の許容範囲として、上限閾値c及び下限閾値dを予め設定しておき、yの値とcの値とdの値とを比較する(ステップS208)。
つまり、y=(実測圧力)−(算出した飽和蒸気圧力) である。
制御部74は、この差分yが所定の範囲内であるかどうかを判断する。制御部74は予めyの値の許容範囲として、上限閾値c及び下限閾値dを予め設定しておき、yの値とcの値とdの値とを比較する(ステップS220)。
次に、制御部74は、開閉弁40を開き、ジャケット部34への一般蒸気の供給量を増加させる(ステップS226)。これにより、チャンバー38内の温度を上昇させることができるため、湿り蒸気だった場合には湿り蒸気の状態を解消することができる。
つまり、y=(実測圧力)−(算出した飽和蒸気圧力) である。
制御部74は、制御部74はyの値とdの値とを比較し、この差分yが下限閾値d以上になっていれば、湿り蒸気は解消したものであると判断する(ステップS232)。
滅菌工程中は、チャンバー38内は陽圧となっているので、排気弁63を開くことに開くことにより、チャンバー38の空気(非凝縮性ガス)を排出することができる。
滅菌終了後には、制御部74は、排気弁63を開き、チャンバー38内の陽圧によりチャンバー38内の蒸気を排気し、その後チャンバー38内が大気圧となったところで真空ポンプ54を駆動させてチャンバー38の蒸気を排出する。
この動作を図11〜図13に基づいて説明する。
コンディショニング工程終了後、チャンバー38内には飽和蒸気が充填されており、このチャンバー38内の温度を滅菌開始温度まで上昇させるため、制御部74は、飽和蒸気をチャンバー38に供給し、チャンバー38の温度が滅菌開始温度に到達するように制御する(ステップS250)。
また、制御部74は、差分yを算出中も、温度センサ70によって測定されたチャンバー38内の温度が滅菌開始温度に到達したか否かを判断し(ステップS256)、滅菌開始温度に到達するまで加熱及び差分yの算出を継続する。
c≧y≧dの場合、制御部74は、チャンバー38内の蒸気は飽和蒸気であると判断し、滅菌工程を開始する(ステップS260)。
制御部74は、この差分yが所定の範囲内であるかどうかを判断する。制御部74は予めyの値の許容範囲として、上限閾値c及び下限閾値dを予め設定しておき、yの値とcの値とdの値とを比較する(ステップS270)。
次に、制御部74は、開閉弁40を開き、ジャケット部34への一般蒸気の供給量を増加させる(ステップS276)。これにより、チャンバー38内の温度を上昇させることができるため、湿り蒸気だった場合には湿り蒸気の状態を解消することができる。
制御部74は、yの値とdの値とを比較し、この差分yが下限閾値d以上になっていれば、湿り蒸気は解消したものであると判断する(ステップS282)。
滅菌工程中は、チャンバー38内は陽圧となっているので、排気弁63を開くことに開くことにより、チャンバー38の空気(非凝縮性ガス)を排出することができる。
なお、上述した各実施形態は、ジャケット部に一般蒸気を導入する構成であったが、ジャケット部に飽和蒸気を供給し、ジャケット部からチャンバー内に飽和蒸気を供給する構成であってもよい。
図14に基づいて、モニタ77に表示される飽和蒸気監視画面について説明する。なお、この画面表示では、第1の実施形態で説明した現在温度と飽和蒸気温度の差分をインジケータで表示できる点に特徴がある。
また、上から2段目の欄82には、エアフィルター滅菌積算時間が表示され、エアフィルターの交換時期を作業者に知らせることができる。
中央の欄84には、各タイマー及び各カウンターの設定値と現在値が表示される。
この理論蒸気温度範囲インジケータ86(以下、単にインジケータと称する)は、現在温度と飽和蒸気温度の差分の値を、コンディショニング工程終了後から滅菌工程までの間、及び滅菌工程中においてリアルタイムで表示するものである。インジケータ86は、半円状で12時方向が0、1時方向に1、2時方向に2、3時方向に3の目盛りが配置され、11時方向に−1、10時方向に−2、9時方向に−3の目盛りが配置されている。この目盛りの単位は℃である。
制御部74は、算出した差分の値に応じて、針87の先端が算出した値に対応する目盛りの位置を指すように制御する。
インジケータ86の針87が0を指している場合は、理想的な飽和蒸気であると判断できる。また、プラス方向を指している場合は、湿り気が少ない状態であると判断できる。プラスの値が大きい場合は過熱蒸気であると判断できる。また、インジケータ86の針87がマイナス方向を指している場合は、湿り気が多い状態か非凝縮性ガスが存在していると判断できる。マイナスの値が大きい場合は湿り蒸気又は非凝縮性ガスが多く残留していると判断できる。
32 滅菌槽
34 ジャケット部
35 内筒
37 外筒
38 チャンバー
39 蒸気配管
40 開閉弁
42 飽和蒸気配管
43 開閉弁
44 給気管
46 フィルター
47 逆止弁
48 開閉弁
50 排気管
52 排気管
53 排気管
54 真空ポンプ
55 真空ポンプ排管
56 開閉弁
57 逆止弁
58 真空ポンプ用排気・排水管
59 真空ポンプ用給水管
60 逆止弁
61 開閉弁
62 排気管
63 排気弁
64 逆止弁
65 ドレン弁
66 ドレントラップ
67 逆止弁
68 ドレントラップ
69 逆止弁
70 温度センサ
72 圧力センサ
74 制御部
76 記憶装置
80 欄
82 欄
84 欄
86 理論蒸気温度範囲インジケータ
87 針
Claims (8)
- 被滅菌物を収容する滅菌槽と、
装置外部から導入された飽和蒸気を前記滅菌槽内に供給する飽和蒸気配管と、
前記滅菌槽の周囲に設けられ、前記飽和蒸気配管又は前記飽和蒸気配管とは別の蒸気配管が接続されたジャケット部と、
前記滅菌槽内の圧力を測定する圧力センサと、
前記滅菌槽内の温度を測定する温度センサと、
前記滅菌槽内のドレンを排出するドレン排管と、
該ドレン排管を開閉するドレン弁と、
前記滅菌槽内の気体を排気するための排気管と、
該排気管を開閉する排気弁と、
所定圧力時における飽和蒸気温度を算出する算出式が予め記憶されている記憶装置と、
現在の滅菌槽内の蒸気が飽和蒸気か否かを判断する制御部と、を具備し、
前記制御部は、
(a):前記圧力センサにより測定された圧力値から、前記算出式に基づいて飽和蒸気温度を算出する。
(b):前記温度センサにより測定された温度から、(a)工程で算出した飽和蒸気温度を減算して現在温度と飽和蒸気温度の差分を算出する。
(c):(b)工程で算出した差分が、上限閾値以下且つ下限閾値以上の範囲に入っている場合は、滅菌槽内の蒸気が飽和蒸気であると判断し、そのまま滅菌工程を続行する。
(d):(b)工程で算出した差分が、上限閾値を越えている場合は、滅菌槽内の蒸気が過熱蒸気であると判断し、前記ジャケット部に導入される蒸気温度を下げることにより滅菌槽内の温度を下げ、且つドレン弁を閉じてドレンの蒸発を促すように制御する。
(e):(b)工程で算出した差分が、下限閾値未満の場合は、滅菌槽内の蒸気が湿り蒸気であるか又は非凝縮性ガス残留の可能性があると判断し、前記ジャケット部に導入される蒸気温度を上げることにより滅菌槽内の温度を上げるように制御する。
(f):(e)工程を実行しても、(b)工程で算出した差分が下限閾値未満の場合は、前記排気弁を開き、滅菌槽内の脱気動作を実行するように制御する。脱気動作実行後に滅菌槽内の圧力が所定圧力となるまで飽和蒸気を供給する。
(g):(d)〜(f)の工程中も(a)〜(c)の工程を実行して(b)工程で算出した差分が、上限閾値以下且つ下限閾値以上の範囲に入った場合は、滅菌槽内の蒸気が飽和蒸気であると判断し、(d)〜(f)の工程を終了して、滅菌工程を続行する。
上記(a)〜(g)の工程を、滅菌工程中常時実行することを特徴とする蒸気滅菌装置。 - 前記制御部は、
前記(a)〜(b)の工程を、陰圧、給蒸、蒸気排出のサイクルを所定回数実行して滅菌槽内の空気を排出するコンディショニング工程の終了後から滅菌工程開始まで実行し、
滅菌槽内の温度が滅菌工程開始温度に到達した際に、
前記(b)工程で算出した差分が、上限閾値以下且つ下限閾値以上の範囲に入っている場合は、滅菌槽内の蒸気が飽和蒸気であると判断して滅菌工程を開始し、
前記(b)工程で算出した差分が、上限閾値を越えている場合は、前記(d)工程を実行し、
前記(b)工程で算出した差分が、下限閾値未満の場合は、前記(e)工程を実行し、
前記(e)工程を実行しても、前記(b)工程で算出した差分が限閾値未満の場合は、前記(f)工程を実行し、
(d)〜(f)の工程中も(a)〜(c)の工程を実行して(b)工程で算出した差分が、上限閾値以下且つ下限閾値以上の範囲に入った場合は、滅菌槽内の蒸気が飽和蒸気であると判断し、(d)〜(f)の工程を終了して、滅菌工程を開始することを特徴とする請求項1記載の蒸気滅菌装置。 - モニタを具備し、
前記制御部は、前記(b)工程で算出された現在温度と飽和蒸気温度の差分を常時表示するように制御することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の蒸気滅菌装置。 - 前記制御部は、マイナス数値からプラス数値までが表示されたインジケータにおいて現在の差分を表示するように制御することを特徴とする請求項3記載の蒸気滅菌装置。
- 被滅菌物を収容する滅菌槽と、
装置外部から導入された飽和蒸気を前記滅菌槽内に供給する飽和蒸気配管と、
前記滅菌槽の周囲に設けられ、前記飽和蒸気配管又は前記飽和蒸気配管とは別の蒸気配管が接続されたジャケット部と、
前記滅菌槽内の圧力を測定する圧力センサと、
前記滅菌槽内の温度を測定する温度センサと、
前記滅菌槽内のドレンを排出するドレン排管と、
該ドレン排管を開閉するドレン弁と、
前記滅菌槽内の気体を排気するための排気管と、
該排気管を開閉する排気弁と、
所定温度時における飽和蒸気圧力を算出する算出式が予め記憶されている記憶装置と、
現在の滅菌槽内の蒸気が飽和蒸気か否かを判断する制御部と、を具備し、
前記制御部は、
(A):前記温度センサにより測定された温度から、前記算出式に基づいて飽和蒸気圧力を算出する。
(B):前記圧力センサにより測定された圧力値から、(A)工程で算出した飽和蒸気圧力を減算して現在圧力と飽和蒸気圧力の差分を算出する。
(C):(B)工程で算出した差分が、上限閾値以下且つ下限閾値以上の範囲に入っている場合は、滅菌槽内の蒸気が飽和蒸気であると判断し、そのまま滅菌工程を続行する。
(D):(B)工程で算出した差分が、上限閾値を越えている場合は、滅菌槽内の蒸気が過熱蒸気であると判断し、前記ジャケット部に導入される蒸気温度を下げることにより滅菌槽内の温度を下げ、且つドレン弁を閉じてドレンの蒸発を促すように制御する。
(E):(B)工程で算出した差分が、下限閾値未満の場合は、滅菌槽内の蒸気が湿り蒸気であるか又は非凝縮性ガス残留の可能性があると判断し、前記ジャケット部に導入される蒸気温度を上げることにより滅菌槽内の温度を上げるように制御する。
(F):(E)工程を実行しても、(B)工程で算出した差分が下限閾値未満の場合は、前記排気弁を開き、滅菌槽内の脱気動作を実行するように制御する。脱気動作実行後に滅菌槽内の圧力が所定圧力となるまで飽和蒸気を供給する。
(G):(D)〜(F)の工程中も(A)〜(C)の工程を実行して(B)工程で算出した差分が、上限閾値以下且つ下限閾値以上の範囲に入った場合は、滅菌槽内の蒸気が飽和蒸気であると判断し、(D)〜(F)の工程を終了して、滅菌工程を続行する。
上記(A)〜(G)の工程を、滅菌工程中常時実行することを特徴とする蒸気滅菌装置。 - 前記制御部は、
前記(A)〜(B)の工程を、陰圧、給蒸、蒸気排出のサイクルを所定回数実行して滅菌槽内の空気を排出するコンディショニング工程の終了後から滅菌工程開始まで実行し、
前記(B)工程で算出した差分が、上限閾値以下且つ下限閾値以上の範囲に入っている場合は、滅菌槽内の蒸気が飽和蒸気であると判断して滅菌工程を開始し、
前記(B)工程で算出した差分が、上限閾値を越えている場合は、前記(D)工程を実行し、
前記(B)工程で算出した差分が、下限閾値未満の場合は、前記(E)工程を実行し、
前記(E)工程を実行しても、前記(B)工程で算出した差分が限閾値未満の場合は、前記(F)工程を実行し、
(D)〜(F)の工程中も(A)〜(C)の工程を実行して(B)工程で算出した差分が、上限閾値以下且つ下限閾値以上の範囲に入った場合は、滅菌槽内の蒸気が飽和蒸気であると判断し、(D)〜(F)の工程を終了して、滅菌工程を開始することを特徴とする請求項5記載の蒸気滅菌装置。 - モニタを具備し、
前記制御部は、前記(B)工程で算出された現在圧力と飽和蒸気圧力の差分を常時表示するように制御することを特徴とする請求項5又は請求項6記載の蒸気滅菌装置。 - 前記制御部は、マイナス数値からプラス数値までが表示されたインジケータにおいて現在の差分を表示するように制御することを特徴とする請求項7記載の蒸気滅菌装置。
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