JP6832007B2 - 鉄筋切断機 - Google Patents
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Description
そのために、図9(a)〜(c)に示すように、可動刃2の下降によって鉄筋20が切断されるときに、可動刃2の下側で固定刃1に近接する鉄筋部分が湾曲状に撓み、鉄筋20の切り口が大きく変形しやすくなり、この現象は、特許文献1のように、鉄筋切断空間の外側にスプリングで受ける退避機構を設けてあっても、固定刃から退避機構までの距離が遠いために変わらなかった。
また、鉄筋を鉄筋切断機に供給する搬送コンベアの先端部に、上下搖動可能で、且つ、上方にバネで付勢するように取り付けてある鉄筋の補助受板を設け、可動刃の下降に伴って鉄筋が切断されるときに補助受板の先端が下降搖動して反力を吸収する装置も提案されていた(例えば、特許文献2参照)。
従って、可動刃の下側で固定刃に近接する鉄筋部分は湾曲状に撓むのが避けられ、鉄筋の切り口が大きく変形するのを抑制できる。
従って、鉄筋切断機で一度に切断加工する鉄筋の本数が多くなっても、夫々の鉄筋を、ほぼ均等に切り口の変形を抑制しながら切断することができ、鉄筋排出口から取り出すことができるようになる。
従って、鉄筋切断機で一度に切断加工する鉄筋の本数が多くなっても、夫々の鉄筋を、ほぼ均等に切り口の変形を抑制しながら切断することができ、鉄筋排出口から取り出すことができるようになる。
その上、可動刃の刃先を、鉄筋排出口に近い側ほど低くなる傾斜面に形成し、且つ、鉄筋受止め面部を鉄筋排出口に近い側から奥にかけて順次下降可能に構成してあるために、傾斜面を備えた可動刃が固定刃に対して下降して近接するに伴って、固定刃に載置される複数本の鉄筋が、鉄筋排出口から逃げずに鉄筋排出口から奥に向けて押されて固定刃上を逃げようとする動きを、鉄筋排出側とは反対の奥部で阻止され、結果として全ての鉄筋を軽い負荷で確実に切断することができる。
図1〜図6に示すように、固定刃1に対して近接操作自在な可動刃2を、両刃間に配置する鉄筋20の長手方向に位置ずれさせて設けてある鉄筋切断機3を設け、鉄筋20の搬送方向で鉄筋切断機3よりも上手側に配置して鉄筋20を受け止めて鉄筋切断機3に送り込み搬送する第1コンベア装置4を設け、鉄筋20の搬送方向で鉄筋切断機3よりも下手側に配置して鉄筋20を受け止めて取り出し搬送する第2コンベア装置5を設け、固定刃1に載置する鉄筋20に対してその径方向に排出自在にする鉄筋排出口6を、平面視で鉄筋切断機3の正面側に設け、鉄筋切断機3の鉄筋切断空間内において、固定刃1とその固定刃1に近接作動する可動刃2との間の仮想剪断面18に対して、鉄筋長手方向の上手側で、鉄筋20を鉄筋排出口6に押し出す第1払い出し装置7を設け、仮想剪断面18に対して、鉄筋長手方向の下手側で、鉄筋20を鉄筋排出口6に押し出す第2払い出し装置8を設けてある鉄筋切断装置を構成してある。
尚、前記第1払い出し装置7は、鉄筋を押し出して鉄筋切断機3の切断空間から外方に排出するために、伸縮操作自在な第1シリンダ7Bとその第1シリンダ7Bのピストンロッド先端に取り付けた第1鉄筋排出板7Aとから構成してある。同様に、第2払い出し装置8は、鉄筋を押し出して鉄筋切断機3の切断空間から外方に排出するために、伸縮操作自在な第2シリンダ8Bとその第2シリンダ8Bのピストンロッド先端に取り付けた第2鉄筋排出板8Aとから構成してある。
尚、前記第1ガード板9と第2ガード板10とは、夫々鉄筋排出口6の前側に上下搖動自在に垂下させて鉄筋切断機本体3Aに取り付けてあり、前述のように第1ガード板9が第1駆動装置11により上下搖動操作され、第2ガード板10が第2駆動装置12により上下搖動操作される。
そして、送り込み前コンベア4Bに、鉄筋切断機3から引き戻した後端側の鉄筋残材を、上下搖動自在なアーム13と、そのアーム13を上下搖動駆動するシリンダ14とで構成される鉄筋残材排出機構15により、残材ストッカ16に排出可能に構成してある。
尚、図中30は、ピンチローラで鉄筋切断機3に上下動自在に取り付けてあり、送り込み前コンベア4Bの先端側(下手側)に設けた正逆駆動回転する受けローラ31との協働で、その受けローラ31の上に載った鉄筋20を、ピンチローラ30と共に挟み込んで鉄筋切断機に供給したり引き戻したりできるように構成してある。
つまり、複数のストッパ17間の離間距離は決まっており、前記仮想剪断面18から各ストッパ17までの長さの寸法以外の長さの鉄筋20を切断したい場合、第2コンベア装置5を移動操作して、所定の寸法の鉄筋20を切断できるように構成してある。
尚、鉄筋切断空間S内では、固定刃1に載っている鉄筋20を、固定刃1と共に近傍で受け止める受止め板19を設けてある。
前記付勢手段21は、空気圧シリンダにより構成してあり、空気圧シリンダ内の空気量又は圧力の調整機構によって、可動刃2による剪断加圧力に対する反力の調整や、被切断鉄筋受止め装置25の鉄筋受止め面部24の下降下限値や、図2、図4、図6に示すように、第1払い出し装置7による切断鉄筋の排出時の上下位置の設定を可能にしてある。
1. 固定刃1に載置してある複数本の鉄筋20に対して、刃先を前記傾斜面に形成してある可動刃2が下降する。
2. 可動刃2の下降に伴って、鉄筋排出口6に近い鉄筋から奥の鉄筋にかけて順次切断されるに伴って、被切断鉄筋受止め装置25も鉄筋排出口6に近い部分から奥にかけて順次下降する。つまり、鉄筋受止め面部24を下から上向きに付勢するように支持する複数のエアーシリンダの各別な収縮作用によって、鉄筋受止め面部24が傾きながら下降する(図5(a)→図5(c)、図6(a)→図6(b))。
3. 全ての鉄筋20が切断されたら、可動刃2は上昇して元の切断作動前の位置に戻る。
4. 被切断鉄筋受止め装置25の鉄筋受止め面部24は、固定刃1の上面位置より下側の排出用設定位置で水平又は略水平姿勢になるまで上昇付勢されて停止する(図6(c))。
5. 前記排出用設定位置に鉄筋受止め面部24が維持された状態で、第1払い出し装置7における第1シリンダ7Bの伸長作動により、切断された鉄筋が、第1鉄筋排出板7Aによって鉄筋排出口から鉄筋切断空間の外方に排出される(図2、図6(c))。
6. 切断鉄筋の排出の終了後は、第1払い出し装置7の第1鉄筋排出板Aは、第1シリンダ7Bの収縮によって元の位置に引退し、被切断鉄筋受止め装置25の鉄筋受止め面部24は、固定刃1の上面位置と同高さに復帰上昇する。
以下に他の実施の形態を説明する。
〈2〉 前記付勢手段21を、空気圧シリンダに代えて、バネで構成してあってもよい。
〈3〉 前記鉄筋受止め面部24に載っている切断鉄筋の排出時には、図8に示すように、鉄筋受止め面部24が固定刃の上面位置に上昇復帰した状態で、第1払い出し装置7により排出するようにしてあっても良い。
〈4〉 図3、図4に示すように、前記受止め板19の鉄筋排出口側端部には、下方に鉄筋を摺動放出可能に先端側を下方に傾斜した第1排出ガイド板22が取り付けてあり、図7に示すように、鉄筋受止め面部24における鉄筋排出口側端部にも、鉄筋受止め面部24の上下移動と共に上下移動する第2排出ガイド板23を取り付けてあっても良い。
2 可動刃
3 鉄筋切断機
3A 鉄筋切断機本体
6 鉄筋排出口
20 鉄筋
21 付勢手段
24 鉄筋受止め面部
25 被切断鉄筋受止め装置
S 鉄筋切断空間
Claims (4)
- 固定刃に対して近接操作自在な可動刃を、前記両刃間に配置した鉄筋の長手方向に位置ずれさせて設けてある鉄筋切断機であって、
前記固定刃と前記可動刃とによる鉄筋切断空間内で、
前記可動刃の下側で切断前の複数本の鉄筋を前記固定刃と共に受け止める板状の鉄筋受止め面部を、前記可動刃の下降に伴って被切断鉄筋と共に下降するのを許容するように、上下移動自在に設ける被切断鉄筋受止め装置を鉄筋切断機本体に取り付け、
前記被切断鉄筋受止め装置には、前記鉄筋受止め面部を上方に付勢する複数の付勢手段を、前記固定刃と前記可動刃とによる切断方向と、前記長手方向とに沿って、それぞれ複数設けてある鉄筋切断機。 - 前記固定刃に載置する鉄筋に対してその径方向に排出自在にする鉄筋排出口を、平面視で正面側に設け、
前記可動刃の刃先を、前記固定刃に載置する複数本の鉄筋に対して一端側の鉄筋から他端側の鉄筋にかけて順に切断するように一端側の鉄筋に近い側ほど低くなる傾斜面に形成し、
前記鉄筋受止め面部を前記一端側の鉄筋に近い側から順次下降可能に構成してある請求項1に記載の鉄筋切断機。 - 前記固定刃に載置する鉄筋に対してその径方向に排出自在にする鉄筋排出口を、平面視で正面側に設け、
前記可動刃の刃先を、前記固定刃に載置する複数本の鉄筋に対して前記鉄筋排出口に近い側の物から順に切断するように前記鉄筋排出口に近い側ほど低くなる傾斜面に形成し、
前記鉄筋受止め面部を前記鉄筋排出口に近い側から奥にかけて順次下降可能に構成してある請求項1に記載の鉄筋切断機。 - 前記付勢手段は、バネ、又は、空気圧シリンダの少なくともいずれかにより構成してある請求項1から3のいずれか1項に記載の鉄筋切断機。
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