JP6833572B2 - 洗浄剤組成物 - Google Patents
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(a)25℃で液状の油
(b)1分子あたりのポリオキシエチレン鎖が7モル以下のポリオキシエチレングリセリル脂肪酸エステル
(c)1分子あたりのポリオキシエチレン鎖が8モル以上のポリオキシエチレングリセリル脂肪酸エステル
(d)ジグリセリンと、炭素数8〜20の飽和、不飽和もしくは直鎖、分岐いずれの脂肪酸との、ジ、トリ又はテトラエステル化物であるジグリセリン骨格を有する油剤
(e)IOB4.0以上の3価以上の多価アルコール
(f)水
(g)25℃で固体状又はペースト状の油
を含有し、成分(a)、成分(f)の含有質量割合(a)/(f)が、0.3〜1.0の範囲である洗浄剤組成物を提供するものである。
HLB価=E/5
E:界面活性剤分子中に含まれるポリオキシエチレン部分の質量%
IOB=無機性値(IV)/有機性値(OV) (I)
さらにはシアバター、カカオバター、オレイン酸フィトステリルから選ばれる1種又は2種以上を用いると、洗い流し時にしっとり感を感じるだけではなく、洗浄剤組成物がメイク汚れと良く馴染むことからメイク馴染みが優れたものになるという点で、特に好ましい。
本発明品1〜19及び比較品1〜16:クレンジング料
表1〜表4に示す組成及び下記製法にてクレンジング料を調製し、以下に示す方法により、<1>組成物の状態、<2>経時安定性、<3>メイク馴染みの良さ<4>洗い流し後のしっとり感、<5>水で10倍希釈時の透明性、の評価を行った。<1>〜<4>についての結果を表1〜表4に併記する。
本発明の洗浄剤組成物は、連続相が水相のものから両連続相のものまで取りうるものである。これらを判別するために、各試料をガラスビンに入れ、水溶性色素、油溶性色素をそれぞれ添加し、外観を目視により組成物の状態を観察した。調製直後に組成物が透明で、且つ両方の色素がそれぞれを含有した場合に均一に染まったものはバイコンティニュアスマイクロエマルジョンを形成していると考え「B」とした。調製直後に白濁、または油溶性色素が均一に染まらなかったものはO/W型のエマルジョンが形成したと考え、「OW」とした。なお、調製直後に2層以上に分離したものは製剤化不能であると考え、本発明とはならずに「×」とした。
各試料をガラスビンに入れ、40℃、50℃の恒温槽に1ヶ月静置保存した。その後、恒温槽から取り出した試料を30分間25℃恒温下で静置して安定させたものに、水溶性色素、油溶性色素をそれぞれ添加し、外観を目視により組成物の相状態を観察した。なお、組成物の相状態は、上記<1>に倣った判断したものである。高温での安定性を維持するかどうかという観点において、1ヶ月間の相状態の変化を検討した。
1ヶ月後において50℃、40℃いずれも相状態に変化なし :◎
1ヶ月後において40℃は相状態に変化なし(50℃は変化あり) :○
1ヶ月後において50℃、40℃いずれも相状態に変化あり :△
1ヶ月後において50℃、40℃いずれも相状態に変化があり、一部分離:×
化粧品評価専門パネル10名に睫用化粧料として非水型ウォータープルーフマスカラを使用して化粧を施した後、本発明品1〜19及び比較品1〜16の組成物をクレンジング料として使用してもらい「メイク馴染みの良さ」について、以下の評価基準に従って5段階評価してもらった。その後、全パネルの評点の平均点を以下の判定基準に従って判定した。なお、ここで使用したマスカラは以下の処方のものを用いた。
[マスカラの処方]
(成分) (%)
(1)軽質流動イソパラフィン(注1) 残量
(2)プロピレン重合体(注2) 2.0
(3)デキストリン脂肪酸エステル(注3) 4.0
(4)パルミチン酸デキストリン(注4) 2.0
(5)ポリエチレンワックス(注5) 4.0
(6)ミツロウ(融点65℃) 2.0
(7)カルナウバワックス(融点83℃) 2.0
(8)カルナウバロウエキス 0.5
(9)トリメチルシロキシケイ酸溶液(注6) 15.0
(10)有機変性ベントナイト(注7) 5.0
(11)無水ケイ酸(注8) 3.0
(12)黒酸化鉄 10.0
(13)タルク(平均粒子径5μm) 5.0
(14)メタクリル酸メチルクロスポリマー(注9) 2.0
(15)シリコーン樹脂粉末(注10) 3.0
(注1):IPソルベント 1620MU(出光興産社製)
(注2):L−MODU S400(出光興産社製)
(注3):ユニフィルマHVY(千葉製粉社製)
(注4):レオパール KL2(千葉製粉社製)
(注5):合成ワックスP−200(日本ナチュラルプロダクツ社製)
(注6):KF7312J(固形分50%デカメチルシクロペンタシロキサン溶液)(信越化学工業社製)
(注7):BENTONE 27V(ELEMENTIS社製)
(注8):AEROSIL 200(日本アエロジル社製)
(注9):ガンツパールGMI−0804(ガンツ化成社製)
(注10):トスパール2000B(GE東芝シリコーン社製)
上記、(注1)〜(注10)については、本発明を評価するための、マスカラ処方に用いたものを示すものである。
[マスカラの製造方法]
A.成分(1)〜(8)を100℃に加熱し、均一に混合する。
B.Aに成分(9)〜(15)を加え、均一に分散する。
C.Bを容器に充填して製品とする。
<評価基準>:
[評価結果] :[評点]
非常に良好 : 5点
良好 : 4点
普通 : 3点
やや不良 : 2点
不良 : 1点
<判定基準>:
[評点の平均点] :[判定]
4.5以上 : ◎
4.0以上4.5未満 : ○
3.0以上4.0未満 : △
3.0未満 : ×
化粧品評価専門パネル10名に上記示したマスカラを使用して化粧を施した後、本発明品1〜19及び比較品1〜16の組成物をクレンジング料として使用してもらい「洗い流し後のしっとり感」について、以下の評価基準に従って5段階評価してもらった。その後、全パネルの評点の平均点を以下の判定基準に従って判定した。
<評価基準>:
[評価結果] :[評点]
非常しっとりしていると感じる : 5点
しっとりしていると感じる : 4点
普通 : 3点
あまりしっとり感を感じない : 2点
しっとり感を全く感じない : 1点
<判定基準>:
[評点の平均点] :[判定]
4.5以上 : ◎
4.0以上4.5未満 : ○
3.0以上4.0未満 : △
3.0未満 : ×
組成物をそれぞれガラス製ビーカーに10.0g測りとり、精製水を用いて10倍に希釈し、均一な溶液を得るまで攪拌する。その際は金属製軟膏ベラなどを用いて手混合によって攪拌する。次に得られた測定サンプルを光路長10mm×光路幅5mmのガラスセルに充填し、分光光度計(UV−2500PC SHIMADZU社製)にて透過率を測定した。
A.成分(1)〜(4)と成分(27)〜(29)を混合し、70℃に加温し、均一に溶解する。
B.成分(5)〜成分(26)にAを攪拌しながら添加する。
C.Bを冷却しながら攪拌し、均一に混合してクレンジング料を得た。
下記に示す組成及び製法で、洗顔料を調製した。
(組成) (%)
(1)エチルヘキサン酸セチル 4.0
(2)流動パラフィン 12.0
(3)トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル 3.0
(4)シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸
ビスエトキシジグリコール(※1) 2.0
(5)ヤシ油脂肪酸PEG−7グリセリル 14.0
(6)トリイソステアリン酸PEG−20グリセリル 14.0
(7)ジイソステアリン酸ジグリセリル 2.0
(8)グリセリン 7.0
(9)マルチトール 3.0
(10)1,3−ブチレングリコール 10.0
(11)精製水 残量
(12)マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル(※2) 0.5
(13)アスタキサンチン(※3) 0.01
(※1)Neosolue−Aqulio(日本精化社製)
(※2)PLANDOOL−MAS(日本精化社製)
(※3)アスタキサンチン−5C(オリザ油化社製)
A.成分(1)〜(4)、(12)を70℃に加温し、均一に混合する。
B.成分(5)〜(11)、(13)にAを攪拌しながら添加後、冷却しながら均一に混合し、洗顔料を得た。
下記に示す組成及び製法で、リンスインシャンプーを調製した。
(組成) (%)
(1)パルミチン酸エチルヘキシル 7.0
(2)イソノナン酸イソノニル 3.0
(3)軽質イソパラフィン 10.0
(4)ヤシ油脂肪酸PEG−7グリセリル 18.0
(5)ジイソステアリン酸PEG−20グリセリル(※4) 10.0
(6)トリイソステアリン酸ジグリセリル 1.5
(7)ソルビトール 10.0
(8)ジプロピレングリコール 6.0
(9)トリプロピレングリコール 4.0
(10)1,2−ペンタンジオール 0.5
(11)精製水 残量
(12)セラミド2 0.01
(13)N−ラウロイル−L−グルタミン酸−ジ
(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)(※5) 1.5
(14)コレステロール 0.001
(※4)EMALEX GWIS220−EX(日本エマルジョン社製)
(※5)エルデュウCL−301(味の素社製)
A.成分(1)〜(3)、(12)〜(14)を70℃に加温し、均一に混合する。
B.成分(4)〜(11)にAを攪拌しながら添加後、冷却しながら均一に混合し、リンスインシャンプーを得た。
Claims (6)
- 次の成分(a)〜(g);
(a)25℃で液状の油
(b)1分子あたりのポリオキシエチレン鎖が7モル以下のポリオキシエチレングリセリル脂肪酸エステル
(c)1分子あたりのポリオキシエチレン鎖が8モル以上のポリオキシエチレングリセリル脂肪酸エステル
(d)ジグリセリンと、炭素数8〜20の脂肪酸とのジ、トリ又はテトラエステル化物
(e)IOB4.0以上の3価以上の多価アルコール
(f)水
(g)25℃で固体状又はペースト状の油
を含有し、成分(a)、成分(f)の含有質量割合(a)/(f)が、0.3〜1.0の範囲である洗浄剤組成物。 - 前記成分(d)と成分(g)の含有質量割合(d)/(g)が、1.0〜30.0の範囲である請求項1記載の洗浄剤組成物。
- 前記成分(e)が、グリセリン、ソルビトール、キシリトール、スクロースから選ばれる少なくとも一種である請求項1記載の洗浄剤組成物。
- 前記成分(g)が、オレイン酸フィトステリル、シアバター又はカカオバターから選ばれる少なくとも一種である請求項1又は2記載の洗浄剤組成物。
- バイコンティニュアスマイクロエマルション構造である請求項1〜4の何れかの項記載の洗浄剤組成物。
- 前記洗浄剤組成物を10倍に水で希釈した液の透過率が80%以上である請求項1〜5の何れかの項記載の洗浄剤組成物。
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