JP6860204B2 - 着脱可能な替刃ケースを備える工具 - Google Patents
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Description
そして、工具本体には、「替刃ケースを着脱可能に保持する第1ケース保持部」と「替刃ケースを工具本体から突出する刃先を覆って着脱可能に保持する第2ケース保持部」とが設けられている。
「替刃ケース」として見た場合、当該替刃ケースが工具本体に着脱可能に保持できるので、替刃を紛失することがなく、しかも、刃の交換が必要となった場合に、その場で即座に替刃を取り出して、交換を行うことができる(利便性が高い)。
替刃ケースは、「刃先の保護カバーキャップ」としても機能するので、工具を使用しない場合には、第2ケース保持部に取り付けることで、刃先を外部から遮断することができる(安全性が高い)。しかも、キャップとして使用しない場合に、工具本体の第1ケース保持部にて保持しておくことができるので、キャップが紛失することもない。
本発明の実施形態を、添付の図面を参照して以下に説明する。図1A〜1Cは、本発明の一実施形態に係るスクレーパ1を示す斜視図である。詳しくは後述するが、スクレーパ1が備える替刃ケース30は、スクレーパ本体10に設けた凹所11に保持できる(図1C)とともに、スクレーパ本体10に固定された刃(ブレード)20の保護カバーとして使用することも可能である(図1A)。
スクレーパ1は、替刃ケース30を備えており、この替刃ケース30は、スクレーパ本体に設けた凹所11内に着脱可能に保持される。替刃ケース30は、その内部に替刃(図示せず)を複数枚収容することが可能で、ユーザは、刃20の切れ味が劣化した場合等に、当該刃20を、替刃ケース30に収容された替刃と交換することができる。使用後の刃20は、替刃ケース30内に入れておいても、適宜の方法で廃棄してもよい。
1つ目の位置は、本体中央に設けた凹所11(第1ケース保持部)である。2つ目の位置は、本体端部(刃20の根元)に設けた突出部12(第2ケース保持部)である。これら2つの取付け位置に応じて、替刃ケース30は、下に説明する2つの有利な特徴をもたらす。
替刃ケース30がスクレーパ本体10に着脱可能に保持される構成を採用することで、替刃の紛失を防ぐことができる、替刃を常にスクレーパと一体化しておくことで必要な場合に即座に刃を交換できる、その他のメリットが得られる。
図示した例では、替刃ケース30は、スクレーパ本体10に設けた凹所11内に着脱可能に装着される。また、替刃ケース30を凹所11内に取り付けたとき、替刃ケースの表面30aとスクレーパ本体の表面10aとが実質的に面一となるように構成している(図1C)。これにより、替刃ケース30とスクレーパ本体10の見た目の一体感が高まり、優れたデザイン性(高い意匠性)を実現することができる。
凹所11から取り外した替刃ケース30が、刃20を外部から遮断するカバー部材として機能し、これにより、刃20を破損等から保護するとともに、不使用時の安全性を確保できる。すなわち、ユーザはスクレーパ1を使用しない場合は、替刃ケース30をカバー部材として使用し、スクレーパ1を持って作業するときは、替刃ケース30を凹所11に固定しておくことができる。
図示した例では、替刃ケース30は、その側面から内方に侵入する凹部31が形成されている(替刃を収容する空間は、凹部31の上方に確保される)。替刃ケース30を突出部12に装着する場合、突出部12の全体が刃20とともに凹部31内に進入し、刃20が外部から遮断される。突出部12は、凹部31内に進入するとともに、凹部31の内面側に圧接し、これにより、替刃ケース30は、刃20をカバーした状態でスクレーパ本体10に固定される。
図2A、2Bに示すように、替刃ケース30は、替刃が収容されるケース本体35と、ケース本体35に対してヒンジ式に開閉する開閉扉36と、で構成されている。ヒンジ結合部36aは、ケース本体35において、凹部31が開口する壁面と反対側に位置している。
替刃ケース30は、凹部31に対して突出部12を差し込むことで、スクレーパ本体10に取り付けられる。替刃ケース30は、摩擦係合あるいはスナップフィット等、一般的に知られた方式で、スクレーパ本体10にガタツクことなく固定できる。
一方、スクレーパ本体10側に形成されたフック部15は、替刃ケース30が不用意に開くことを防止する係止部(ロック機構)として機能する。すなわち、フック部15は、突出部12に対する替刃ケース30の差込み方向と平行に突出していて、替刃ケース30を突出部12に取り付けると、これと同時にフック部15が替刃ケースの開閉扉36の表面に対向して位置する。その結果、開閉扉36が開方向に回転することが防止される。
すなわち、替刃ケース30が突出部12に固定された状態では、開閉扉36を開けることができず、したがって、開閉扉36が不用意に開いてしまうことが未然に防止できる。
図2Cは、替刃ケース30の裏面を示している。替刃ケース30の対向する2つの側壁38a、38bは、その内側に退避用の空間39a、39bを設けている。これにより、ユーザが側壁38a、38bを両外側から掴んだ時、側壁が弾性的に内側へと適度に湾曲して、差込みおよび取外し時等における操作感が良くなる、あるいはグリップ性能が向上するという利点がある。
さらに、側壁38a、38bの表面(好ましくは中央)に適度な突起33a、33bを設けておけば、替刃ケース30をスクレーパ本体10の凹所11内に装着したときに、凹所11の内壁面が突起33a、33bに圧接して側壁38a、38bを弾性的に退避させることで、適度なグリップ力をもって替刃ケース30を凹所11内に固定することができる。
替刃ケース30を凹所11から簡単に取り出すために、スクレーパ本体10の裏側に開口14を設けている(図1A、1B参照)。ユーザは、開口14を通して指先等で替刃ケース30の裏面を押すことで、簡単に替刃ケース30をスクレーパ本体10から取り外すことができる。
(1)
図示した実施形態では、替刃ケース30は、ヒンジ式に開閉する開閉扉36を備えた構成としているが、本発明において、替刃ケースの具体的な形態は、適宜変更することが可能である。
そして、ヒンジ開閉式の替刃ケースを採用する場合、当該開閉扉が不用意に開いてしまうことを防止する係止部は、図示の例ではフック部15がその機能を果たしているが、そのような構成に限定されることなく、適宜の構成を採用することが可能である。
(2)
第1ケース保持部(図示の例では、凹所11)および第2ケース保持部(図示の例では、突出部12)が、替刃ケース30を保持する具体的な態様は、図示のものに限られず、適宜の構成を採用することが可能である。
ただ、図示した例では、(i)替刃ケース30が突出部12に差込み式で固定されるものであって、かつ(ii)フック部15が当該差込み方向と平行に突出しているが故に、替刃ケース30を突出部12に取り付けると、これと同時にフック部15が開閉扉36をロックすることとなり、操作性および安全性の両面で極めて優れたものとなる。
(3)
図示した実施形態では、スクレーパを例にとって本発明を説明している。しかし、本発明は、スクレーパに限定されるものではなく、例えばカッターナイフ等、刃の交換が可能なあらゆる工具に適用することができる。
10 スクレーパ本体
11 凹所(第1ケース保持部)
12 突出部(第2ケース保持部)
14 開口
15 フック部(係止部)
19 ツマミ
20 刃(ブレード)
30 替刃ケース
31 凹部
35 ケース本体
36 開閉扉
36a ヒンジ結合部
Claims (4)
- 工具本体(10)と、
工具本体に着脱可能に装着される交換可能な刃(20)と、
交換用の替刃を収容する替刃ケース(30)と、を備えた工具であって、
工具本体(10)には、
替刃ケースを着脱可能に保持する第1ケース保持部(11)と、
替刃ケースを工具本体から突出する刃先を覆って着脱可能に保持する第2ケース保持部(12)と、が設けられている、工具。 - 上記替刃ケース(30)は、ケース本体(35)と、当該ケース本体に対してヒンジ式に開閉する開閉扉(36)と、を備えており、
上記工具本体(10)には、第2ケース保持部(12)に替刃ケース(30)が取り付けられたとき当該替刃ケースの開閉扉に係合して当該開閉扉が開くのを防止する係止部(15)が形成されている、請求項1記載の工具。 - 上記替刃ケース(30)は、第2ケース保持部(12)に対して差込み式に取り付けられるものであり、
上記係止部(15)は、第2ケース保持部に対する替刃ケースの差込み方向と平行に突出するフック部(15)で構成されており、
替刃ケース(30)を第2ケース保持部(12)に差し込んで取り付けると同時に、フック部(15)が替刃ケースの開閉扉(36)の表面に対向して位置し、これによって開閉扉が開くのを防止する、請求項2記載の工具。 - 前記替刃ケース(30)は、その対向する2つの側壁(38a、38b)が、ケース内方に向かって弾性的に退避可能に構成されている、請求項1記載の工具。
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| JP2017144735A JP6860204B2 (ja) | 2017-07-26 | 2017-07-26 | 着脱可能な替刃ケースを備える工具 |
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| Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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2017
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