JP6865177B2 - 医薬組み合わせおよびその使用 - Google Patents
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Description
本発明者らは、血管破壊剤または免疫治療剤の単独治療と比較した場合、血管破壊剤と免疫療法剤との組み合わせが癌を治療する効力を増加させることを見出した。
(i)血管破壊剤、および
(ii)免疫療法剤
を含む医薬組み合わせを提供する。
(i)血管破壊剤を含む第1の医薬組成物、および
(ii)免疫療法剤を含む第2の医薬組成物。
血管破壊剤、免疫療法剤、および医薬的担体または賦形剤を含む単一の医薬組成物。
Xは、O、S、SO、SO2、Se、SeO、SeO2、またはNR(式中、Rは、H、O、置換されていてもよいアシル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいヘテロシクリル、および置換されていてもよいスルホニルから選択される)を表し;
(a)血管破壊剤(免疫療法剤と組み合わせて投与するための医薬)、または
(c)免疫療法剤(血管破壊剤と組み合わせて投与するための医薬)。
一般技術と定義
他に特に定義されない限り、本明細書で使用される全ての技術用語および科学用語は、当業者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有すると解釈される(例えば、化学、生化学および免疫学において)。
血管破壊剤による癌の治療の有効性を高めるために、血管破壊剤による治療から最も恩恵を得るであろう患者亜集団を定義するための研究が行われている。しかしながら、現在の技術水準では、特に、免疫療法剤が免疫チェックポイント阻害剤である場合に、それを血管治療剤と組み合わせることによって血管破壊剤による癌を治療する効力が増強されることは期待されていない。本発明者らは、癌治療における血管破壊剤と免疫治療剤を含む組み合わせ治療の有効性を今までに実証している。特に、本発明者らは、血管破壊剤の投与後の腫瘍およびその微小環境への変化から生じる免疫活性化が、そうでなければ免疫系に耐性がある腫瘍において免疫療法剤からの応答を活用する重要な機会を提供すると判断した。したがって、これにより、免疫療法剤の治療価値が、より深く患者集団を駆り立ててより多くの治療「応答者」を生み出させることを可能にする。
内皮細胞は、それらの運動性、浸潤、付着、アライメントおよび増殖に関して、チューブリン細胞骨格に高度に依存している。血管破壊剤(VDA)は、すでに確立された腫瘍血管系の内皮細胞および血管周囲細胞を標的とする。ほとんどのVDAは、細胞骨格および細胞間接合の破壊によって内皮細胞の形状に変化を誘発する。これは、血管径を減少させるのに十分なタンパク質の透過性を増加させ、間質液圧を増加させる。血漿漏出はまた、血液粘度の増加をもたらし、血流減少およびルロー形成をもたらす。
Xは、O、S、SO、SO2、Se、SeO、SeO2、またはNR(式中、Rは、H、O、置換されていてもよいアシル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいヘテロシクリル、および置換されていてもよいスルホニルから選択される)を表し;
O、
S、
SO、
SO2、
Se、
SeO、
SeO2またはNR(式中、Rは、以下から選択される:
H、
O、
H−C(O)−、C1−C10アルキル−C(O)−(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、C4−C8シクロアルキル−C(O)−、C6−C14アリール−C(O)−、環内に2〜10個の炭素原子および酸素、窒素、セレン、および硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有するヘテロアリール−C(O)、または環内に1〜8個の炭素原子および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有するヘテロシクリル−C(O)−である)から選択される置換されていてもよいアシル。好適なアシル基の例としては、ホルミルアセチル、プロピオニル、ベンゾイル(メチル、メトキシ、ハロゲン、ニトロ、トリフルオロメチルまたはシアノで置換されていてもよい)が挙げられ;
少なくとも1または1〜2個の炭素−炭素二重結合を有する直鎖状または分枝鎖状(好ましくは、C2−C6アルケニル)であってもよい置換されていてもよい1価のC2−C10アルケニル基。好適な置換されてもよいアルケニル基の例としては、エテニル、n−プロペニル、iso−プロペニル、but−2−エニル、1−プロペニル、ビニル、ニトロビニル、シアノビニル、またはトリフルオロビニルおよびスチリル(メチル、メトキシ、ハロゲン、ニトロ、トリフルオロメタンまたはシアノで置換されていてもよい)が挙げられる;
置換されてもよいC1−C10アルキル(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)。好適なアルキル基の例としては、メチル、エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、iso−ブチル、n−ヘキシル、1−ヒドロキシエチル、1−チオエチル、メトキシイミノメチル、エトキシイミノメチル、1−(ヒドロキシイミノ)エチル、1−(ヒドロキシイミノ)プロピル、1−ヒドラジノエチル、1−ヒドラジノプロピル、ヒドロキシイミノメチル、2−オキソプロピル、2−オキソブチル、3−オキソブチル、3−オキソペンチル、ニトロメチル、1−ニトロメチルおよび2−ニトロエチルが挙げられ;
置換されていてもよいC6−C14アリール;
置換されていてもよいC4−C8シクロアルケニル;
置換されていてもよいC3−C8シクロアルキル;
環内に2〜10個の炭素原子および酸素、窒素、セレン、および硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有する置換されていてもよいヘテロアリール;
環内に1〜8個の炭素原子および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する置換されていてもよいヘテロシクリル;および
H−S(O)2−、C1−C10アルキル−S(O)2−(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、C3−C8シクロアルキル−S(O)2−、C6−C14アリール−S(O)2−、ヘテロアリール−S(O)2−(ここで、ヘテロアリール基は環内に2〜10個の炭素原子、および酸素、窒素、セレンおよび硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有する)、およびヘテロシクリル−S(O)2−(ヘテロシクリル基は、環内に1〜8個の炭素原子、および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する)から選択される置換されていてもよいスルホニル基。スルホニル基の例としては、メチルスルホニル、エチルスルホニル、ベンゼンスルホニル(メチル、メトキシ、ハロゲン、ニトロ、トリフルオロメタンまたはシアノで置換されていてもよい)、メトキシカルボ、トリフルオロメタンが挙げられる)。
水素;
C1−C10アルキル、好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル。好適なアルキル基の例としては、メチル、エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、iso−ブチルおよびn−ヘキシルが挙げられる;
置換されたC1−C10アルキル基、好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル。置換されたアルキル基の例としては、1−ヒドロキシエチル、1−チオエチル、メトキシイミノメチル、エトキシイミノメチル、1−(ヒドロキシイミノ)エチル、1−(ヒドロキシイミノ)プロピル、1−ヒドラジノエチル、1−ヒドラジノプロピル、ヒドロキシイミノメチル、2−オキソプロピル、2−オキソブチル、3−オキソブチル、3−オキソペンチル、ニトロメチル、1−ニトロメチルおよび2−ニトロエチルが挙げられる;
H−C(O)−、C1−C10アルキル−C(O)−(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、C3−C8シクロアルキル−C(O)−、C6−C14アリール−C(O)−、ヘテロアリール−C(O)−(環内に2〜10個の炭素原子、および酸素、窒素、セレン、および硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有する)、またはヘテロシクリル−C(O)−(環内に1〜8個の炭素原子、および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する)から選択される置換されていてもよいアシル。好適なアシル基の例としては、ホルミルアセチル、プロピオニル、ベンゾイル(メチル、メトキシ、ハロゲン、ニトロ、トリフルオロメチルまたはシアノで置換されていてもよい)が挙げられる;
置換されていてもよいC1−C10アルコキシ基、好ましくは、C1−C6アルコキシ、より好ましくは、C1−C3アルコキシ。好適なアルコキシ基の例としては、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、iso−プロポキシ、n−ブトキシ、tert−ブトキシ、sec−ブトキシ、n−ペントキシ、n−ヘキソキシおよび1,2−ジメチルブトキシが挙げられる;
HOC(O)−、C1−C10アルキル−OC(O)−(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、C3−C8シクロアルキル−OC(O)−、C6−C10アリール−OC(O)、ヘテロアリール−OC(O)−(ヘテロアリール基は、環内に2〜10個の炭素原子、ならびに酸素、窒素、セレンおよび硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有する)、およびヘテロシクリル−OC(O)−(ヘテロシクリル基は、環内に1〜8個の炭素原子、および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する)から選択された置換されてもよいオキシアシル基。オキシアシル基の例としては、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、ブチルオキシカルボニル、イソブチルオキシカルボニルが挙げられる;
−OC(O)−(C1−C10アルキル)(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、−OC(O)−(C6−C14アリール)、−C(O)O−ヘテロアリール(ヘテロアリール基は、環内に2〜10個の炭素原子、ならびに酸素、窒素、セレンおよび硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有する)、および−C(O)O−ヘテロシクリル(ヘテロシクリル基は、環内に1〜8個の炭素原子、および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する)から選択された置換されてもよいアシルオキシ基。アシルオキシ基の例としては、アセトキシおよびプロピオキシが挙げられる;
置換されていてもよい(C6−C14アリール)−(C1−C10アルキル)基。好ましくは、アリール基はC6−C10アリールである。好ましくは、アルキル基はC1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキルである。置換されたアリールアルキル基の例としては、ベンジル、フェネチル、1−ヒドロキシベンジルおよび1−チオベンジルが挙げられる;
H−S(O)−、C1−C10アルキル−S(O)−(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、C3−C8シクロアルキル−S(O)−、C6−C14アリール−S(O)−(好ましくは、アリール基は6〜14個の炭素原子を有する)、ヘテロアリール−S(O)−(ヘテロアリール基は、環内に2〜10個の炭素原子、ならびに酸素、窒素、セレンおよび硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有する)、およびヘテロシクリル−S(O)−(ヘテロシクリル基は、環内に1〜8個の炭素原子、および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する)から選択されたスルフィニル基。スルフィニル基の例としては、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、ベンゼンスルフィニル(メチル、メトキシ、ハロゲン、ニトロ、トリフルオロメタンまたはシアノで置換されていてもよい)、メトキシスルフィニル、エトキシスルフィニルが挙げられる;
H−S(O)2−、C1−C10アルキル−S(O)2−(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、C3−C8シクロアルキル−S(O)2−、C6−C14アリール−S(O)2−、ヘテロアリール−S(O)2−(ヘテロアリール基は、環内に2〜10個の炭素原子、ならびに酸素、窒素、セレンおよび硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有する)、およびヘテロシクリル−S(O)2−(ヘテロシクリル基は、環内に1〜8個の炭素原子、および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する)から選択された置換されていてもよいスルホニル基。スルホニル基の例としては、メチルスルホニル、エチルスルホニル、ベンゼンスルホニル(メチル、メトキシ、ハロゲン、ニトロ、トリフルオロメタンまたはシアノで置換されていてもよい)、メトキシカルボ、トリフルオロメタンが挙げられる;
式−NR*C(O)OR*(各R*は、独立して、水素、C1−C10アルキル(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、C3−C8シクロアルキル、C6−C14アリール、環内に2〜10個の炭素原子、ならびに酸素、窒素、セレンおよび硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有するヘテロアリール、および環内に1〜8個の炭素原子、および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有するヘテロシクリルである)の置換されていてもよいオキシアシルアミノ基。オキシアシルアミノ基の例としては、メトキシカルボニルアミドおよびエトキシカルボニルアミドが挙げられる;
HO−C(S)−、C1−C10アルキルO−C(S)−(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、C3−C8シクロアルキルO−C(S)−、C6−C14アリールO−C(S)、ヘテロアリールO−C(S)−(ヘテロアリール基は、環内に2〜10個の炭素原子、ならびに酸素、窒素、セレンおよび硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有する)、およびヘテロシクリルO−C(S)−(ヘテロシクリル基は、環内に1〜8個の炭素原子、および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する)から選択される置換されてもよいオキシチオアシル。オキシチオアシル基の例としては、メトキシチオカルボニルおよびエトキシチオカルボニルが挙げられる;
H−C(S)−O−、C1−C10アルキル−C(S)−O−(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、C3−C8シクロアルキル−C(S)−O−、C6−C14アリール−C(S)−O−、ヘテロアリール−C(S)−O−(ヘテロアリール基は、環内に2〜10個の炭素原子、ならびに酸素、窒素、セレンおよび硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有する)、およびヘテロシクリル−C(S)−O−(ヘテロシクリル基は、環内に1〜8個の炭素原子、および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する)から選択されるチオアシルオキシ基。チオアシルオキシ基の例としては、チオノアセトキシおよびチオノプロピオンオキシが挙げられる;
H−S(O)−NR*−、C1−C10アルキル−S(O)−NR*−(好ましくは、アルキル基はC1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキルである)、C3−C8シクロアルキル−S(O)−NR*−、C6−C14アリール−S(O)−NR*−、ヘテロアリール−S(O)−NR*−(ヘテロアリール基は、環内に2〜10個の炭素原子、ならびに酸素、窒素、セレンおよび硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有する)、およびヘテロシクリル−S(O)−NR*−(ヘテロシクリル基は、環内に1〜8個の炭素原子、および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する)から選択される置換されていてもよいスルフィニルアミノ基。R*は、独立して、水素、C1−C10アルキル(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、C3−C8シクロアルキル、C6−C14アリール、環内に2〜10個の炭素原子、ならびに酸素、窒素、セレンおよび硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有するヘテロアリール、および環内に1〜8個の炭素原子、および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有するヘテロシクリルである。スルフィニルアミノ基の例としては、メチルスルフィニルアミノ、エチルスルフィニルアミノおよびベンゼンスルフィニルアミノ(メチル、メトキシ、ハロゲン、ニトロ、トリフルオロメタンまたはシアノで置換されていてもよい)が挙げられる;
アミノ基;
式−NR*R*(式中、各R*は、独立して、水素、C1−C10アルキル(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、C3−C8シクロアルキル、C6−C14アリール、環内に2〜10個の炭素原子、ならびに酸素、窒素、セレンおよび硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有するヘテロアリール、および環内に1〜8個の炭素原子、および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有するヘテロシクリルである)の置換されたアミノ基。置換されたアミノ基の例としては、L−バリン、D−バリン、L−アラニン、D−アラニン、アスパラギン酸、およびアラニルセリン、N−メチルアミノおよびN、N’−ジメチルアミノの残基が挙げられる;
H−S(O)2−NR*−、C1−C10アルキル−S(O)2−NR*−(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、C3−C8シクロアルキル−S(O)2−NR*−、C6−C14アリール−S(O)2−NR*−、ヘテロアリール−S(O)2−NR*−(ヘテロアリール基は、環内に2〜10個の炭素原子、および酸素、窒素、セレンおよび硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有する)、およびヘテロシクリル−S(O)2−NR*−(ヘテロシクリル基は、環内に1〜8個の炭素原子と窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する)から選択される置換されてもよいスルホニルアミノ基。R*は、独立して、水素、C1−C10アルキル(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、C3−C8シクロアルキル、C6−C14アリール、環内に2〜10個の炭素原子、ならびに酸素、窒素、セレンおよび硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有するヘテロアリール、および環内に1〜8個の炭素原子、および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有するヘテロシクリルである。スルホニルアミノ基の例としては、メチルスルホニルアミノ、エチルスルホニルアミノおよびベンゼンスルホニルアミノ(メチル、メトキシ、ハロゲン、ニトロ、トリフルオロメタンまたはシアノで置換されていてもよい)が挙げられる;
HO−S(O)−NR*−、C1−C10アルキル−O−S(O)−NR*−(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、C3−C8シクロアルキル−O−S(O)−NR*−、C6−C14アリールO−S(O)−NR*−、ヘテロアリールO−S(O)−NR*−(ヘテロアリール基は、環内に2〜10個の炭素原子、および酸素、窒素、セレンおよび硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有する)、およびヘテロシクリルO−S(O)−NR*−(ヘテロシクリル基は、環内に1〜8個の炭素原子、および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する)から選択される置換されていてもよいオキシスルフィニルアミノ基。R*は、独立して、水素、C1−C10アルキル(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、C3−C8シクロアルキル、C6−C14アリール、環内に2〜10個の炭素原子、ならびに酸素、窒素、セレンおよび硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有するヘテロアリール、および環内に1〜8個の炭素原子、および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有するヘテロシクリルである。好適なオキシスルフィニルアミノ基の例としては、メトキシスルフィニルアミノおよびエトキシスルフィニルアミノが挙げられる;
HO−S(O)2−NR*−、C1−C10アルキルO−S(O)2−NR*−(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、C3−C8シクロアルキルO−S(O)2−NR*−、C6−C14アリールO−S(O)2−NR*−、ヘテロアリールO−S(O)2−NR*−(ヘテロアリール基は、環内に2〜10個の炭素原子、および酸素、窒素、セレンおよび硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有する)、およびヘテロシクリル−S(O)2−NR*−(ヘテロシクリル基は、環内に1〜8個の炭素原子、および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する)から選択される置換されていてもよいオキシスルホニルアミノ基。R*は、独立して、水素、C1−C10アルキル(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、C3−C8シクロアルキル、C6−C14アリール、環内に2〜10個の炭素原子、ならびに酸素、窒素、セレンおよび硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有するヘテロアリール、および環内に1〜8個の炭素原子、および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有するヘテロシクリルである。オキシスルホニルアミノ基の例としては、メトキシスルホニルアミノおよびエトキシスルホニルアミノが挙げられる;
少なくとも1または1〜2個の炭素−炭素二重結合を有する直鎖状または分枝鎖状であってもよい置換されていてもよいC2−C10アルケニル基。好ましくは、置換されていてもよいC2−C6アルケニル。好適な置換されてもよいアルケニル基の例としては、エテニル、n−プロペニル、iso−プロペニル、but−2−エニル、1−プロペニル、ビニル、ニトロビニル、シアノビニル、またはトリフルオロビニルおよびスチリル(メチル、メトキシ、ハロゲン、ニトロ、トリフルオロメタンまたはシアノで置換されていてもよい)が挙げられる;
少なくとも1個または1〜2個の炭素−炭素三重結合を有する置換されていてもよいC2−C10アルキニル基。好ましくは、C2−C6アルキニル。好適なアルキニル基の例としては、1−プロピニル、エチニル、プロパルギル、ペント−2−イニルおよびトリメチルシリルエチニルが挙げられる。
C1−3アルコキシ。好適なアルコキシ基の例としては、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシおよびiso−プロポキシが挙げられる。
C1−3アルキルチオ。好適なアルキルチオ基の例としては、メチル−S−、エチル−S−、1−チオ−プロピル、2−チオ−プロピルおよびiso−プロピル−S−が挙げられる。
C1−3アルキルアミノ。好適なアルキルアミノ基の例としては、メチルアミノ、エチルアミノ、1−アミノ−プロピル、2−アミノ−プロピル、およびiso−プロピル−アミノが挙げられる;および
C1−3ジアルキルアミノ。好適なアルキルアミノ基の例としては、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、エチルメチルアミノ、プロピルメチルアミノおよびプロピルメチルアミノが挙げられ、ここでアルキル基は直鎖状または分枝鎖状であってよい。
C=O、
O、
S、
SO、
SO2、
Se、
SeO、
SeO2、
C=NZ’(式中、Z’はH、置換されていてもよいC1−C10アルキル(好ましくは、C1−C6、より好ましくは、C1−C3)、置換されていてもよいC6−C14アリールまたは置換されていてもよいアミノ)、または
NR’(式中、R’は、
H、
O、
H−C(O)−、C1−C10アルキル−C(O)−(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、C3−C8シクロアルキル−C(O)−、C6−C14アリール−C(O)−、環内に2〜10個の炭素原子、および酸素、窒素、セレン、および硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有するヘテロアリール−C(O)−、および環内に1〜8個の炭素原子および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有するヘテロシクリル−C(O)−から選択される置換されていてもよいアシル。好適なアシル基の例としては、ホルミルアセチル、プロピオニル、ベンゾイル(メチル、メトキシ、ハロゲン、ニトロ、トリフルオロメチルまたはシアノで置換されていてもよい)が挙げられ;
少なくとも1または1〜2個の炭素−炭素二重結合を有する直鎖状または分枝鎖状であってもよい置換されていてもよいC2−C10アルケニル基。好ましくは、置換されてもよいC2−C6アルケニルである。好適な置換されてもよいアルケニル基の例としては、エテニル、n−プロペニル、iso−プロペニル、but−2−エニル、1−プロペニル、ビニル、ニトロビニル、シアノビニル、またはトリフルオロビニルおよびスチリル(メチル、メトキシ、ハロゲン、ニトロ、トリフルオロメタンまたはシアノで置換されていてもよい)が挙げられる;
置換されてもよいC1−C10アルキル、好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル。好適なアルキル基の例としては、メチル、エチル、1−ヒドロキシエチル、1−チオエチル、メトキシイミノメチル、エトキシイミノメチル、1−(ヒドロキシイミノ)エチル、1−(ヒドロキシイミノ)プロピル、1−ヒドラジノエチル、1−ヒドラジノプロピル、ヒドロキシイミノメチル、2−オキソプロピル、2−オキソブチル、3−オキソブチル、3−オキソペンチル、ニトロメチル、1−ニトロメチルおよび2−ニトロエチルが挙げられ;
置換されていてもよいC6−C14アリール;
置換されていてもよいC4−C8シクロアルケニル;
置換されていてもよいC3−C8シクロアルキル;
環内に2〜10個の炭素原子、および酸素、窒素、セレン、および硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有する置換されていてもよいヘテロアリール;
環内に2〜8個の炭素原子、および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する置換されていてもよいヘテロシクリル;または
H−S(O)2−、C1−C10アルキル−S(O)2−(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、C3−C8シクロアルキル−S(O)2−、C6−C14アリール−S(O)2−、ヘテロアリール−S(O)2−(ヘテロアリール基は環内に2〜10個の炭素原子および酸素、窒素、セレンおよび硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有する)、およびヘテロシクリル−S(O)2−(ヘテロシクリル基は、環内に1〜8個の炭素原子および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する)から選択される置換されていてもよいスルホニル。スルホニル基の例としては、メチルスルホニル、エチルスルホニル、ベンゼンスルホニル(メチル、メトキシ、ハロゲン、ニトロ、トリフルオロメタンまたはシアノで置換されていてもよい)、メトキシカルボ、トリフルオロメタンが挙げられる。
H;
CN;
ハロゲン、好ましくは、BrまたはCl;
トリアルキルシリル(各アルキル基は独立してC1−C10アルキル(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル);
置換されていてもよいC1−C10アルキル(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)。好適なアルキル基の例としては、メチル、エチル、プロピル、ブチル、アミノアルキル、オキシアシルアミノアルキルおよびオキシスルホニルアミノアルキルが挙げられる;
少なくとも1または1−2個の炭素−炭素二重結合を有する、直鎖状または分枝状であってもよい置換されていてもよいC2−C10アルケニル基。好ましくは、置換されていてもよいC2−C6アルケニル。好適な置換されていてもよいアルケニル基の例としては、エテニル、n−プロペニル、iso−プロペニル、but−2−エニル、1−プロペニル、ビニル、ニトロビニル、シアノビニル、またはトリフルオロビニルおよびスチリル(メチル、メトキシ、ハロゲン、ニトロ、トリフルオロメタンまたはシアノで置換されていてもよい);
少なくとも1個または1〜2個の炭素−炭素三重結合を有する置換されていてもよいC2−C10アルキニル基。好ましくは、C2−C6アルキニル。好適なアルキニル基の例としては、1−プロピニル、エチニル、プロパルギル、ペント−2−イニル、トリメチルシリルエチニルおよび2−アルキルエチニルが挙げられる。
HOC(O)−、C1−C10アルキル−OC(O)−(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、C3−C8シクロアルキル−OC(O)−、C6−C14アリール−OC(O)−、ヘテロアリール−OC(O)−(ヘテロアリール基は、環内に2〜10個の炭素原子、ならびに酸素、窒素、セレンおよび硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有する)、およびヘテロシクリル−OC(O)−(ヘテロシクリル基は、環内に1〜8個の炭素原子、および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する)から選択された置換されてもよいオキシアシル基。オキシアシル基の例としては、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、ブチルオキシカルボニル、イソブチルオキシカルボニルが挙げられる;
H−C(O)−、C1−C10アルキル−C(O)−(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、C3−C8シクロアルキル−C(O)−、C6−C14アリール−C(O)−、ヘテロアリール−C(O)−(ヘテロアリール基は、環内に2〜10個の炭素原子および酸素、窒素、セレンおよび硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有する)、およびヘテロシクリル−C(O)−(ヘテロシクリル基は、環内に1〜8個の炭素原子、および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する)から選択される置換されていてもよいアシル。好適なアシル基の例としては、ホルミルアセチル、プロピオニル、ベンゾイル(メチル、メトキシ、ハロゲン、ニトロ、トリフルオロメチルまたはシアノで置換されていてもよい)が挙げられる;
式−NR*C(O)R*(式中、各R*は、独立して、水素、C1−C10アルキル
(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、C3−C8シクロアルキル、C6−C14アリール、環内に2〜10個の炭素原子および酸素、窒素、セレン、および硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有するヘテロアリール、ならびに環内に1〜8個の炭素原子、および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有するヘテロシクリルである)の置換されていてもよいアシルアミノ;
式−NR*C(O)NR*R*(式中、各R*は、独立して、水素、C1−C10アルキル(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、C3−C8シクロアルキル、C6−C14アリール、環内に2〜10個の炭素原子、および酸素、窒素、セレン、および硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有するヘテロアリール、ならびに環内に1〜8個の炭素原子および窒素、硫黄、酸素、セレンまたはリンから選択される1〜4個のヘテロ原子を有するヘテロシクリルである)の置換されていてもよいアミノアシルアミノ;
OR’’(式中、R’’は、Hまたは置換されていてもよいC1−C10アルキル(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)から選択される。好適なOR’’基の例としては、ヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、iso−プロポキシ、n−ブトキシ、tert−ブトキシ、sec−ブトキシ、n−ペントキシ、n−ヘキソキシおよび1,2−ジメチルブトキシが挙げられる;
NR’’R’’、好ましくは、R’’は、H、環内に2〜10個の炭素原子および酸素、窒素、セレンおよび硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有するヘテロアリール、アミノ、アミノC1−C10アルキル(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、ヒドロキシル、ヒドロキシC1−C10アルキル(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C6アルキル)、C1−C10アルコキシ(好ましくは、C1−C6アルコキシ、より好ましくは、C1−C3アルコキシ)、C1−C10アルコキシC1−C10アルキル、オキシアシル、オキシアシルアルキル、オキシアシルアミノ、オキシアシルアミノアルキル、グアニジン、グアニジノアルキルまたは置換されていてもよいC1−C10アルキル基(好ましくは、C1−C6アルキル、C1−C3アルキル)から選択される。好適なNR’’R’’基の例としては、NH2、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ヘテロアリールアミノ、アミノアルキルアミノ、ヒドロキシアルキルアミノ、アルコキシアルキルアミノ、オキシアシルアルキルアミノ、オキシアシルアミノアルキルアミノ、グアニジノアルキルアミノが挙げられる;
SR’’、好ましくは、R’’は、H、環内に2〜10個の炭素原子および酸素、窒素、セレン、および硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子(硫黄、セレンおよび窒素の酸化物を含む)を有するヘテロアリール、アミノ、アミノC1−C10アルキル(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、ヒドロキシル、ヒドロキシC1−C10アルキル(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)、C1−C10アルコキシ(好ましくは、C1−C6アルコキシ、より好ましくは、C1−C3アルコキシ)、C1−C10アルコキシC1−C10アルキル、オキシアシル、オキシアシルアルキル、オキシアシルアミノ、オキシアシルアミノアルキル、グアニジン、グアニジノアルキル、または置換されていてもよいC1−C10アルキル基(好ましくは、C1−C6アルキル、より好ましくは、C1−C3アルキル)である。好適なS’R’’基の例としては、アルキルチオ、アミノアルキルチオ、ヘテロアリールチオ、アミノアルキルチオ、ヒドロキシアルキルチオ、アルコキシアルキルチオ、オキシアシルアルキルチオ、オキシアシルアミノアルキルチオ、グアニジノアルキルチオが挙げられる;
ヒドラジン。
Xは、O、S、SO、SO2、Se、SeO、SeO2、またはNRを表し、ここで、Rは、H、O、置換されていてもよいアシル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいヘテロシクリル、および置換されていてもよいスルホニルから選択され;
R1AおよびR1Bは、各々独立して、H、カルボキシ、シアノ、ジハロメトキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、ペンタハロエチル、ホスホリルアミノ、ホスホノ、ホスフィニル、スルホ、トリハロエテニル、トリハロメタンチオ、トリハロメトキシ、トリハロメチル、置換されていてもよいアシル、置換されていてもよいアシルアミノ、置換されていてもよいアシルイミノ、置換されていてもよいアシルイミノキシ、置換されていてもよいアシルオキシ、置換されていてもよいアリールアルキル、置換されていてもよいアリールアルコキシ、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルケニルオキシ、置換されていてもよいアルコキシ、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいアルキニルオキシ、置換されていてもよいアミノ、置換されていてもよいアミノアシル、置換されていてもよいアミノアシルオキシ、置換されていてもよいアミノスルホニル、置換されていてもよいアミノチオアシル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいアリールオキシ、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいオキシアシル、置換されていてもよいオキシアシルアミノ、置換されていてもよいオキシアシルオキシ、置換されていてもよいオキシアシルイミノ、置換されていてもよいオキシスルフィニルアミノ、置換されていてもよいオキシスルホニルアミノ、置換されていてもよいオキシチオアシル、置換されていてもよいオキシチオアシルオキシ、置換されていてもよいスルフィニル、置換されていてもよいスルフィニルアミノ、置換されていてもよいスルホニル、置換されていてもよいスルホニルアミノ、置換されていてもよいチオ、置換されていてもよいチオアシル、置換されていてもよいチオアシルアミノを表す、またはR1AおよびR1Bは、一緒になって、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいシクロアルキル、もしくは置換されていてもよいシクロアルケニルを形成し;
H;
CN;
ハロゲン、好ましくは、BrまたはCl;
アルキル基、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル;
置換されたアルキル基、好ましくは、アミノ、オキシアシルアミノアルキルおよびオキシスルホニルアミノアルキル;
置換されていてもよいアルケニル、好ましくは、エテニル、2−アルキルエテニル、2−オキシアシルエテニル、2−アミノアシルエテニル;
置換されていてもよいアルキニル、好ましくは、エチニル、2−アルキルエチニルであり;
置換されていてもよいオキシアシル;
OR’’、好ましくは、ヒドロキシ、メトキシ、エトキシ;
NR’’R’’、好ましくは、NH2、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ヘテロアリールアミノ、アミノアルキルアミノ、ヒドロキシアルキルアミノ、アルコキシアルキルアミノ、オキシアシルアルキルアミノ、オキシアシルアミノアルキルアミノ、グアニジノアルキルアミノ;
SR’’、好ましくは、アルキルチオ、アミノアルキルチオ、ヘテロアリールチオ、アミノアルキルチオ、ヒドロキシアルキルチオ、アルコキシアルキルチオ、オキシアシルアルキルチオ、オキシアシルアミノアルキルチオ、グアニジノアルキルチオ;
ヒドラジン。
「アルキル」とは、直鎖状または分岐鎖状であってよく、ならびに好ましくは、1から10個の炭素原子、またはより好ましくは、1〜6個の炭素原子、およびさらにより好ましくは、1〜3個の炭素原子を有する一価のアルキル基を意味する。そのようなアルキル基の例としては、メチル、エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、iso−ブチル、n−ヘキシルなどが挙げられる。
本明細書中で使用される場合、用語「免疫療法剤」は、癌を治療するために患者の免疫系を動員し、操作し、アップレギュレートし、または阻害することを意図したいずれの治療アプローチも意味する。1つの実施形態では、免疫療法は、抗体などの受動的に転写された免疫分子または、腫瘍細胞に特異的な抗原またはエピトープの局在化領域を認識する抗体またはTリンパ球(T細胞)を誘導するように設計された癌ワクチン調製物のいずれかを利用することによって達成され得る、前記腫瘍細胞によって発現される免疫原性タンパク質または抗原の認識による腫瘍細胞の標的化を含む。
当技術分野で理解されているように、用語「併用療法」、「併用治療」または「医薬組み合わせ」は、ひとつの病気を治療するために、2以上の薬物療法または他の療法(単一療法;単独で受けるいずれの治療に対する)の使用を意味する。例えば、「医薬組み合わせ」療法は、別々の薬剤、または利用可能な場合、複数の有効成分(固定用量組み合わせなど)を含む剤形を処方/投与することによって達成することができる。
本発明の方法は、血管破壊剤と免疫治療剤との組み合わせを、他の治療剤および腫瘍照射などの治療様式と組み合わせて利用してもよい。例えば、本発明の併用療法は、癌の治療のための患者への投与に適した別の化学療法剤、抗体および/または免疫療法剤と共に使用してもよい。
本発明者らは、シンジェニックMC38マウス大腸腫瘍モデルにおける免疫療法的抗PD1抗体と組み合わせたBNC105の有効性を決定するための検討を行った。BNC105Pを10mg/kg i.v.で1、8および15日目に投与し、抗PD1抗体(クローンRMP1−14)を3.5mg/kg i.p.で1、4、8、12および16日目に投与した。C57/BL6マウスにMC38細胞を皮下接種した。腫瘍が約100〜150mm3の体積に達したとき、動物をグループあたり10匹のマウスのグループに無作為化した。
1.生理食塩水+PBS対照
2.生理食塩水+IgG2aアイソタイプ対照抗体
3.BNC105P+IgG2aアイソタイプ対照抗体
4.生理食塩水+抗PD1抗体
5.BNC105P+抗PD1抗体
本発明者らは、シンジェニックCT26マウス大腸腫瘍モデルにおける免疫腫瘍治療抗体抗CTLA4と組み合わせたBNC105の有効性を決定するための別の検討を行った。1日および8日目にBNC105(10mg/kg)を投与し、2,5および9日目に抗CTLA4抗体(クローン9D9)を10mg/kg i.p.投与した。Balb/cマウスにCT26細胞を皮下接種した。腫瘍が約135mm3の平均体積に達したとき、動物をグループあたり10匹のマウスの5つの群に無作為化した。
1.生理食塩水+PBS対照
2.生理食塩水+IgG2bアイソタイプ対照抗体
3.BNC105P+IgG2bアイソタイプ対照抗体
4.生理食塩水+抗CTLA4抗体
5.BNC105P+抗CTLA4抗体
免疫ホメオスタシスを変化させることによって初期免疫応答を刺激することは、より多くの患者に関連する免疫療法を行うための鍵となり得る。したがって、本発明者らは、BNC105処置患者からの主要な免疫臨床バイオマーカーを試験し、BNC105とPD−1またはCTLA−4を標的とするチェックポイント阻害剤とを組み合わせる潜在的な治療上の利点を前臨床的に調べる。
BNC105は、腫瘍血管系の急速な破壊を引き起こし、高度に選択的に正常な血管系をそのまま残す。腎臓癌(Renca)のマウスの同所性モデルにおいて、本発明者らは、血管腫の灌流を用いて、影響を受けていない正常組織と比較して、BNC105処置後に腫瘍血管が抹消されることを示した。
異なる免疫細胞集団によって提供される前炎症性シグナルと抗炎症性シグナルとの間のバランスは、正常な生理学および癌発生の抑制にとって重要である。このホメオスタシスを改変することにより、免疫系が応答する方法を変える機会が提供される。患者サンプルにおけるバイオマーカー分析は、フェーズII BNC105単独療法中皮腫試行から実施した。バイオマーカー分析は、血漿IL−12サブユニットp40がBNC105投与後に有意に増加し、投与後8日目に上昇したままであることを示した(図4)。IL−12サイトカインファミリーの重要なメンバーである免疫調節性サイトカインIL−12サブユニットp40は、抗腫瘍免疫の強力な誘導物質として出現した。IL−12サブユニットp40は、活性化されたマクロファージによって分泌され、Th1細胞発生の必須誘導物質として働く。
腫瘍浸潤マクロファージ(CD11b+)の数の有意な減少が、BNC105(単独療法および併用)による処置後に見られた(図5)。この減少は、潜在的にマクロファージサブセットの免疫抑制効果を放出する免疫環境を劇的に変化させる。
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- (i)血管破壊剤、および
(ii)免疫療法剤
を含む癌治療用医薬併用物であって、
血管破壊剤が、2−メチル−7−ヒドロキシ−3−(3,4,5−トリメトキシベンゾイル)−6−メトキシベンゾフラン(BNC105)および[6−メトキシ−2−メチル−3−(3,4,5−トリメトキシベンゾイル)−1−ベンゾフラン−7−イル]リン酸二ナトリウム(BNC105P)から選択されるチューブリン重合阻害剤、および
免疫療法剤が、抗PD−1抗体および抗CTLA−4抗体から選択される免疫チェックポイント阻害剤である併用物。 - 血管破壊剤および免疫療法剤を含む、癌の治療剤であって、血管破壊剤が、2−メチル−7−ヒドロキシ−3−(3,4,5−トリメトキシベンゾイル)−6−メトキシベンゾフラン(BNC105)および[6−メトキシ−2−メチル−3−(3,4,5−トリメトキシベンゾイル)−1−ベンゾフラン−7−イル]リン酸二ナトリウム(BNC105P)から選択されるチューブリン重合阻害剤、および
免疫療法剤が、抗PD−1抗体および抗CTLA−4抗体から選択される免疫チェックポイント阻害剤である治療剤。 - 血管破壊剤による治療を受けている癌患者に使用するための、免疫療法剤を含む、癌の治療剤であって、
血管破壊剤が、2−メチル−7−ヒドロキシ−3−(3,4,5−トリメトキシベンゾイル)−6−メトキシベンゾフラン(BNC105)および[6−メトキシ−2−メチル−3−(3,4,5−トリメトキシベンゾイル)−1−ベンゾフラン−7−イル]リン酸二ナトリウム(BNC105P)から選択されるチューブリン重合阻害剤、および
免疫療法剤が、抗PD−1抗体および抗CTLA−4抗体から選択される免疫チェックポイント阻害剤である治療剤。 - 免疫療法剤による治療を受けている癌患者に使用するための、血管破壊剤を含む、癌の治療剤であって、
血管破壊剤が、2−メチル−7−ヒドロキシ−3−(3,4,5−トリメトキシベンゾイル)−6−メトキシベンゾフラン(BNC105)および[6−メトキシ−2−メチル−3−(3,4,5−トリメトキシベンゾイル)−1−ベンゾフラン−7−イル]リン酸二ナトリウム(BNC105P)から選択されるチューブリン重合阻害剤、および
免疫療法剤が、抗PD−1抗体および抗CTLA−4抗体から選択される免疫チェックポイント阻害剤である治療剤。 - 血管破壊剤および免疫療法剤を含む癌治療用医薬組成物であって、
血管破壊剤が、2−メチル−7−ヒドロキシ−3−(3,4,5−トリメトキシベンゾイル)−6−メトキシベンゾフラン(BNC105)および[6−メトキシ−2−メチル−3−(3,4,5−トリメトキシベンゾイル)−1−ベンゾフラン−7−イル]リン酸二ナトリウム(BNC105P)から選択されるチューブリン重合阻害剤、および
免疫療法剤が、抗PD−1抗体および抗CTLA−4抗体から選択される免疫チェックポイント阻害剤である医薬組成物。 - 癌が、膀胱癌、乳癌、大腸癌、胃腸癌、腎癌、肺癌、卵巣癌、膵臓癌、前立腺癌、近位または遠位胆管癌、メラノーマから選択される、請求項1に記載の医薬併用物。
- 癌が大腸癌である、請求項6に記載の医薬併用物。
- 血管破壊剤および免疫療法剤が、同時に、逐次的に、または別々に投与される、請求項1、6および7のいずれか1項に記載の医薬併用物。
- 血管破壊剤および免疫療法剤が単一組成物中に共製剤化される、請求項1、6および7のいずれか1項に記載の医薬併用物。
- 癌が、膀胱癌、乳癌、大腸癌、胃腸癌、腎癌、肺癌、卵巣癌、膵臓癌、前立腺癌、近位または遠位胆管癌、メラノーマから選択される、請求項2〜4のいずれか1項に記載の治療剤。
- 癌が大腸癌である、請求項10に記載の治療剤。
- 血管破壊剤および免疫療法剤が、同時に、逐次的に、または別々に投与される、請求項2〜4、10および11のいずれか1項に記載の治療剤。
- 血管破壊剤および免疫療法剤が単一組成物中に共製剤化される、請求項2〜4、10および11のいずれか1項に記載の治療剤。
- 癌が、膀胱癌、乳癌、大腸癌、胃腸癌、腎癌、肺癌、卵巣癌、膵臓癌、前立腺癌、近位または遠位胆管癌、メラノーマから選択される、請求項5に記載の医薬組成物。
- 癌が大腸癌である、請求項14に記載の医薬組成物。
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