JP6880533B2 - 水洗大便器 - Google Patents

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Description

本発明は、水洗大便器に係り、特に、洗浄水により便器を洗浄して汚物を排出する水洗大便器に関する。
従来から、洗浄水により便器を洗浄して汚物を排出する水洗大便器として、例えば、特許文献1に記載されているように、洗浄水タンクの底面に形成された排水口から洗浄水を導水路に供給し、洗浄水を導水路からリム吐水口やジェット吐水口へ供給するようになっているものが知られている。
特開2015−168994号公報
しかしながら、特許文献1に示すような水洗大便器では、導水路内において生じる洗浄水の流れの圧力損失が大きくなると、導水路からリム吐水口やジェット吐水口に供給される洗浄水の勢いが弱くなり、ボウル部の洗浄性能や便器本体からの汚物の排出性能が低下してしまうという課題がある。特に、近年の節水化の要請に伴い、洗浄水タンクから便器本体へ供給される洗浄水量が低減される場合、洗浄水量が減ったことにより洗浄水の勢いが弱く、ボウル部の洗浄性能や便器本体からの汚物の排出性能の確保は重要な課題である。また、近年のローシルエットタイプの貯水タンクにおいて、水頭圧が減ったことにより洗浄水の勢いが弱くなる場合にも、ボウル部の洗浄性能や便器本体からの汚物の排出性能の確保は重要な課題である。
そこで、本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、導水路内における洗浄水の流れの圧力損失を抑制でき、導水路内を流れる洗浄水の勢いが弱まることを抑制することができることにより、ボウル部の洗浄性能及び便器本体からの汚物の排出性能を向上させることができる水洗大便器を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明は、洗浄水により便器を洗浄して汚物を排出する水洗大便器であって、ボウル形状の汚物受け面及び上縁にあるリム部を備えたボウル部と、このボウル部の下方にその入口が接続され汚物を排出する排水トラップ管路と、を有する便器本体と、内部に洗浄水を貯水し、底面に形成された排水口から洗浄水を排出する洗浄水タンクと、上記洗浄水タンクの排水口の下部から上記ボウル部に延びる導水路と、を備え、上記導水路には、上記導水路に導入された縮流状態の洗浄水をガイドする縮流ガイド部が形成され、上記縮流ガイド部は、上記排水口の前端よりも後方側において、少なくとも一部が上記導水路の側壁から左右中央側に向けて突出する突出壁部を備えていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、縮流ガイド部の突出壁部は、排水口の前端よりも後方側において、少なくとも一部が導水路の側壁から左右中央側に向けて突出するように形成されている。これにより、導水路内において洗浄水の縮流された状態を維持する能力を向上させることができる。よって、導水路内における洗浄水の流れの圧力損失を抑制でき、導水路内を流れる洗浄水の勢いが弱まることを抑制することができる。従って、ボウル部の洗浄性能及び便器本体からの汚物の排出性能を向上させることができる。
本発明において、好ましくは、上記縮流ガイド部の上記突出壁部は、上記洗浄水タンクの排水口の真下と重なる位置まで突出する。
このように構成された本発明においては、縮流ガイド部の突出壁部は、排水口の前端よりも後方側において、少なくとも一部が導水路の側壁から左右中央側に向けて洗浄水タンクの排水口の真下と重なる位置まで突出するように形成されている。これにより、導水路内において洗浄水の縮流された状態を維持する能力を向上させることができる。よって、導水路内における洗浄水の流れの圧力損失をより抑制でき、導水路内を流れる洗浄水の勢いが弱まることをより抑制することができる。従って、ボウル部の洗浄性能及び便器本体からの汚物の排出性能をより向上させることができる。
本発明において、好ましくは、上記縮流ガイド部の上記突出壁部の間の流路の幅は、上記突出壁部より下流側の上記導水路の流路の幅と同じになるように形成されている。
このように構成された本発明においては、突出壁部から突出壁部より下流側まで導水路の流路の幅が同じになるように形成されているので、突出壁部から突出壁部より下流側まで導水路において洗浄水の縮流された状態がより容易に維持される。
本発明において、好ましくは、上記縮流ガイド部の上記突出壁部の天面は、上記導水路の後部の底面とほぼ同じ高さに設けられている。
このように構成された本発明においては、排水口と縮流ガイド部の突出壁部の天面との間の空間を排水口と導水路の後部の底面との間の空間と同じ程度に確保することができる。よって、本発明によれば、洗浄水タンクの排水弁装置を、排水口より下方まで延び且つ排水口の下面側に係合する排水弁装置の固定金具を利用して、排水口に固定することができる。
本発明において、好ましくは、上記縮流ガイド部は、上記洗浄水タンクの上記排水口の真下の上記導水路の底面に、左右両側から左右中央へ向けて下る第1傾斜面を備えている。
このように構成された本発明においては、排水口を通って縮流された状態で導水路に導入される洗浄水は、排水口の真下の底面に形成された第1傾斜面により、導水路の左右中央に集められ、縮流された状態をより確実に維持することができる。
本発明において、好ましくは、上記縮流ガイド部は、上記導水路の底面が上記洗浄水タンクの上記排水口の真下から下流側に向けて下方へ傾斜する第2傾斜面を備えている。
このように構成された本発明においては、第2傾斜面により、導水路内を流下する洗浄水の勢いを強めるとともに導水路内において洗浄水の縮流された状態をより確実に維持することができる。
本発明において、好ましくは、上記便器本体は、さらに、上記導水路から供給された洗浄水を上記排水トラップ管路の入口に向けて供給するジェット吐水口を有している。
このように構成された本発明においては、ジェット吐水口から排水トラップ管路の入口に供給される洗浄水の勢いが弱まることが抑制され、便器本体からの汚物の排出性能を向上させることができる。
本発明において、好ましくは、上記水洗大便器はサイホン式の水洗大便器である。
このように構成された本発明においては、ジェット吐水口からボウル部に供給される洗浄水の勢いが弱まることが抑制されるので、排水トラップ管路内においてサイホン作用を発生させやすくさせることができる。
本発明の水洗大便器によれば、導水路内における洗浄水の流れの圧力損失を抑制でき、導水路内を流れる洗浄水の勢いが弱まることを抑制することができることにより、ボウル部の洗浄性能及び便器本体からの汚物の排出性能を向上させることができる。
本発明の一実施形態による水洗大便器の洗浄水タンク装置の下部及び便器本体の側面断面図である。 本発明の一実施形態による水洗大便器の洗浄水タンク及び便器本体内の流路の構造を概略的に示した上面図である。 図2のIII−III線に沿って見た断面図である。
まず、図1及び図2により、本発明の一実施形態による水洗大便器について説明する。
本発明の一実施形態による水洗大便器1は、陶器製の便器本体2と、この便器本体2の上面後方に形成された洗浄水タンク装置4を備えている。洗浄水タンク装置4は、便器本体2を洗浄するための洗浄水を貯える洗浄水タンク6を備えている。この洗浄水タンク6の底部6aには、円形の排水口8が設けられている。洗浄水タンク6は、自身の高さが比較的低く形成されているいわゆるローシルエットタンクである。また、水洗大便器1は、洗浄水タンク6から供給される洗浄水量が3リットル乃至6リットルの範囲である節水タイプの水洗大便器、好ましくは4.8リットル乃至6リットルの範囲である節水タイプの水洗大便器である。
以下、本発明の実施形態において、便器本体2を使用する使用者側から見て便器本体2の手前側を前方側とし、使用者から見て奥側を後方側とし、便器本体2を前方から見て右側を右側とし、前方から見て左側を左側とする。
洗浄水タンク装置4の洗浄水タンク6内には、この洗浄水タンク6内に洗浄水を供給する給水装置(図示せず)と、洗浄水タンク6に貯えられた洗浄水について排水口8を開放して便器本体2に流出させる排水弁装置10が設けられている。この排水弁装置10は、いわゆる、チェーン引き上げ式の直動型の排水弁装置であり、操作装置(図示せず)の操作によりチェーン12が引き上げられることによって弁体14が上昇して洗浄水タンク6の排水口8が開放されるようになっている。排水弁装置10は、洗浄水タンク6の排水口8の内側から下方まで延び且つ排水口8の下面と係合するように回動する取付金具により便器本体2に固定されてもよい。
本実施形態における水洗大便器1は、いわゆるツーピースの水洗大便器として、便器本体2と洗浄水タンク装置4とが別体に形成されている。しかしながら、これに限られず、いわゆるワンピースの水洗大便器として、便器本体2と洗浄水タンク装置4とが一体的に形成されていてもよい。
特に、水洗大便器1を、ワンピースの水洗大便器とする場合には、排水弁装置10が、洗浄水タンク6の排水口8の内側から下方まで延び且つ排水口8の下面と係合するように回動する取付金具により便器本体2に固定される必要がある。排水弁装置10を取付金具によって便器本体2の開口部に取付固定するためには、排水口8の下方の導水路20の最大左右幅(又は最大前後幅)が、排水口8の左右幅(又は前後幅)よりも大きく形成される必要がある。このように、排水口8の下方の導水路20の最大左右幅を排水口8の左右幅よりも大きく形成する必要がある場合に、後述する突出壁部20をあえて設けることにより、導水路に導入された縮流状態の洗浄水をガイドし、後述するように有利な作用効果を奏することができる。
便器本体2は、その前方側に設けられたボウル部16を備えている。このボウル部16は、ボウル形状に形成された汚物受け面18と、便器本体2の上縁を形成するリム部19と、を備えている。また、ボウル部16の下方には、溜水部22が形成されている。この溜水部22には洗浄水が毎回の洗浄後に所定量まで貯溜されて溜水面W0が形成されている。また、便器本体2のボウル部16の底部には、排水トラップ管路24の入口24aが開口し、この排水トラップ管路24は、上方に延びる上昇管24bと、下方に延びる下降管24cを備えている。この排水トラップ管路24の形状から分かるように、本実施形態による水洗大便器1は、サイホン作用を利用してボウル部内の汚物を吸い込んで排水トラップ管路から一気に外部に排出する、いわゆる、サイホン式の水洗大便器である。
なお、水洗大便器1は、サイホン式の水洗大便器に限定されず、ボウル部内の水の落差による流水作用で汚物を押し流す、いわゆる、洗い落し式の水洗大便器等の他のタイプの水洗便器にも適用可能である。
つぎに、便器本体2は、洗浄水タンク6の排水口8の下部からボウル部16に延びる導水路20と、リム部19の前方から見て左側中央に形成された第1リム吐水口28と、リム部19の前方から見て右側後方に形成された第2リム吐水口30と、導水路20から供給された洗浄水をボウル部16に向けて供給するジェット吐水口32と、を備えている。
ジェット吐水口32は、ボウル部16の底部に形成されており、排水トラップ管路24の入口に指向してほぼ水平に配置され、洗浄水を排水トラップ管路24の入口に向けてジェット吐水を行うようになっている。
変形例として、ジェット吐水口32は、ボウル部16の汚物受け面18の前方から見て左側側面、もしくは右側側面のほぼ中央に位置する部分に配置されていてもよい。この場合には、ジェット吐水口32は、洗浄水をボウル部16の下部の排水トラップ管路24の入口に向けてジェット吐水を行うようになっている。
つぎに、図1乃至図3により、本発明の一実施形態による水洗大便器の導水路について説明する。
導水路20は、排水口8の下部からボウル部16に向かって直線的に延びた後、分岐され、第1リム吐水口28、第2リム吐水口30又はジェット吐水口32まで延びる。導水路20には、導水路20の左右の側壁20aから左右中央側に向けて突出する突出壁部20bが形成されている。突出壁部20bは、排水口8の前端8aよりも後方側において、上面視で少なくとも一部が洗浄水タンク6の排水口8の真下と重なる位置まで突出している。突出壁部20bは、排水口8の近傍領域における側壁20aの下側部分が内側に突出するように形成されている。突出壁部20bは、左右中央側に向かう凸面部分を有するような凸状部分を形成している。突出壁部20bは、導水路20の流路の幅を狭めるように形成されている。突出壁部20bは、導水路20に導入された洗浄水の縮流をガイドする縮流ガイド部である。
導水路20には、さらに、洗浄水タンク6の排水口8の真下の導水路20の底面20eに、左右両側から左右中央へ向けて下る第1傾斜面20cが形成されている。第1傾斜面20cは平板状の傾斜面を形成し、便器本体2の前後方向の中心軸線に対して左右対称に配置されている。
導水路20には、さらに、導水路20の底面20eが洗浄水タンク6の排水口8の真下から下流側に向けて下方へ傾斜する第2傾斜面20fが形成されている。第2傾斜面20fは、排水口8の真下からボウル部16に向かって下り傾斜を形成している。
突出壁部20bの間の流路の幅W1は、突出壁部20bより下流側の導水路20の流路の幅W2と同じになるように形成されている。突出壁部20bの間のしぼりを維持する程度の幅を持った導水路20が排水口8の真下の一部からボウル部16の近傍まで延びている。
突出壁部20bの天面20dは、導水路20の後部の底面20eとほぼ同じ高さに設けられている。また、突出壁部20bの天面20dは、洗浄水タンク6の排水口8の左右両端近傍及び後方側の真下における導水路20の底面20eとほぼ同じ高さに設けられている。よって、排水口8の真下に突出壁部20bが形成されている場合においても、天面20dと排水口8との間の取付スペースが確保され、排水弁装置10を、排水口8より下方まで延び且つ排水口8の下面側に係合する排水弁装置10の取付金具を利用して、排水口8に固定することができる。
つぎに、図1及び図2を参照して、本発明の一実施形態による水洗大便器1の動作及び作用について説明する。図1及び図2においては、洗浄水の流れを矢印で概略的に示している。
図1に示すように、使用者が操作装置を操作し、大洗浄モード又は小洗浄モードのいずれかの洗浄モードによる便器洗浄を開始すると、操作チェーン12が引き上げられる。よって、弁体14が上昇され、洗浄水タンク6の排水口8が開放される。矢印A1に示すように、洗浄水タンク6内の洗浄水が排水口8の外周から内部の中央に向かって流入するので、矢印A2に示すように、排水口8の中心に集まるような比較的細い縮流を形成する。排水口8を流下する洗浄水は、このような縮流した状態(縮流状態)で導水路20内に流下される。
つぎに、図1及び図2において矢印A3に示すように、導水路20内に流入した洗浄水は、突出壁部20bにより、左右方向に広がることが抑制され、洗浄水の縮流された状態を維持するようにガイドされる。洗浄水は、排水口8の下部から縮流された状態のまま導水路20内を流下する。突出壁部20bにより、導水路20内に縮流された状態で導入された洗浄水の縮流状態を維持する能力を向上させることができる。よって、導水路20内における洗浄水の流れの圧力損失が抑制されることができ、導水路20内を流れる洗浄水の勢いが弱まることが抑制されることができる。
また、縮流された状態で導水路20に導入される洗浄水は、排水口8の真下の底面20eに形成された第1傾斜面20cにより、導水路20の左右中央に集められ、縮流された状態をより確実に維持する。また、第2傾斜面20fにより、導水路20内を流下する洗浄水の勢いを強めるとともに導水路20内において洗浄水の縮流された状態をより確実に維持することができる。
さらに、突出壁部20bから突出壁部20bより下流側まで導水路20の流路の幅が同じになるように形成されているので、矢印A4に示すように、突出壁部20bから突出壁部20bより下流側まで導水路20において洗浄水の縮流された状態がより容易に維持される。
導水路20の洗浄水は、第1リム吐水口28、第2リム吐水口30及びジェット吐水口32のそれぞれから吐水される。第1リム吐水口28及び第2リム吐水口30から吐水される洗浄水の勢いが弱まることを抑制されるので、ボウル部16の洗浄性能を向上させることができる。また、ジェット吐水口32から吐水される洗浄水の勢いが弱まることが抑制される。よってジェット吐水口32から吐出された洗浄水は排水トラップ管路24内に流入し、排水トラップ管路24を比較的早期に且つ継続的に満水にしてサイホン現象を引き起こす。このサイホン現象により、ボウル部16内の溜水及び汚物は、排水トラップ管路24に吸引され、下流側の排水管に排出される。このように便器本体2からの汚物の排出性能を向上させることができる。
上述した本発明の一実施形態による水洗大便器1によれば、縮流ガイド部の突出壁部20bは、排水口8の前端よりも後方側において、少なくとも一部が導水路20の側壁から左右中央側に向けて突出するように形成されている。これにより、導水路20内において洗浄水の縮流された状態を維持する能力を向上させることができる。よって、導水路20内における洗浄水の流れの圧力損失を抑制でき、導水路20内を流れる洗浄水の勢いが弱まることを抑制することができる。従って、ボウル部16の洗浄性能及び便器本体2からの汚物の排出性能を向上させることができる。
また、本実施形態の水洗大便器1によれば、縮流ガイド部の突出壁部20bは、排水口8の前端よりも後方側において、少なくとも一部が導水路20の側壁から左右中央側に向けて洗浄水タンク6の排水口8の真下と重なる位置まで突出するように形成されている。これにより、導水路20内において洗浄水の縮流された状態を維持する能力を向上させることができる。よって、導水路20内における洗浄水の流れの圧力損失をより抑制でき、導水路20内を流れる洗浄水の勢いが弱まることをより抑制することができる。従って、ボウル部16の洗浄性能及び便器本体2からの汚物の排出性能をより向上させることができる。
また、本実施形態の水洗大便器1によれば、突出壁部20bから突出壁部20bより下流側まで導水路20の流路の幅W1及びW2が同じになるように形成されているので、突出壁部20bから突出壁部20bより下流側まで導水路20において洗浄水の縮流された状態がより容易に維持される。
さらに、本実施形態による水洗大便器1によれば、排水口8と縮流ガイド部の突出壁部20bの天面20dとの間の空間を排水口8と導水路の後部の底面との間の空間と同じ程度に確保することができる。よって、本発明によれば、洗浄水タンク6の排水弁装置10を、排水口8より下方まで延び且つ排水口8の下面側に係合する排水弁装置10の固定金具を利用して、排水口8に固定することができる。
さらに、本実施形態による水洗大便器1によれば、排水口8を通って縮流された状態で導水路20に導入される洗浄水は、排水口8の真下の底面20eに形成された第1傾斜面20cにより、導水路20の左右中央に集められ、縮流された状態をより確実に維持することができる。
さらに、本実施形態による水洗大便器1によれば、第2傾斜面20fにより、導水路20内を流下する洗浄水の勢いを強めるとともに導水路20内において洗浄水の縮流された状態をより確実に維持することができる。
さらに、本実施形態による水洗大便器1によれば、ジェット吐水口32からボウル部16に供給される洗浄水の勢いが弱まることが抑制され、汚物排出性能を向上させることができる。
さらに、本実施形態による水洗大便器1によれば、ジェット吐水口32から排水トラップ管路24の入口に供給される洗浄水の勢いが弱まることが抑制されるので、排水トラップ管路24内においてサイホン作用を発生させやすくさせることができる。
1 水洗大便器
2 便器本体
4 洗浄水タンク装置
6 洗浄水タンク
8 排水口
8a 前端
10 排水弁装置
16 ボウル部
20 導水路
20a 側壁
20b 突出壁部
20c 第1傾斜面
20d 天面
20e 底面
20f 第2傾斜面
24 排水トラップ管路
32 ジェット吐水口
A1 矢印
A2 矢印
A3 矢印
A4 矢印
W0 溜水面
W1 幅
W2 幅

Claims (8)

  1. 洗浄水により便器を洗浄して汚物を排出する水洗大便器であって、
    ボウル形状の汚物受け面及び上縁にあるリム部を備えたボウル部と、このボウル部の下方にその入口が接続され汚物を排出する排水トラップ管路と、を有する便器本体と、
    内部に洗浄水を貯水し、底面に形成された排水口から洗浄水を排出する洗浄水タンクと、
    上記洗浄水タンクの排水口の下部から上記ボウル部に延びる導水路と、を備え、
    上記導水路には、上記導水路に導入された縮流状態の洗浄水をガイドする縮流ガイド部が形成され、
    上記縮流ガイド部は、上記排水口の前端よりも後方側において、少なくとも一部が上記導水路の側壁から左右中央側に向けて突出する突出壁部を備えている水洗大便器。
  2. 上記縮流ガイド部の上記突出壁部は、上記洗浄水タンクの排水口の真下と重なる位置まで突出する請求項1に記載の水洗大便器。
  3. 上記縮流ガイド部の上記突出壁部の間の流路の幅は、上記突出壁部より下流側の上記導水路の流路の幅と同じになるように形成されている請求項1又は2に記載の水洗大便器。
  4. 上記縮流ガイド部の上記突出壁部の天面は、上記導水路の後部の底面とほぼ同じ高さに設けられている請求項1乃至3の何れか1項に記載の水洗大便器。
  5. 上記縮流ガイド部は、上記洗浄水タンクの上記排水口の真下の上記導水路の底面に、左右両側から左右中央へ向けて下る第1傾斜面を備えている請求項1乃至4の何れか1項に記載の水洗大便器。
  6. 上記縮流ガイド部は、上記導水路の底面が上記洗浄水タンクの上記排水口の真下から下流側に向けて下方へ傾斜する第2傾斜面を備えている請求項1乃至5の何れか1項に記載の水洗大便器。
  7. 上記便器本体は、さらに、上記導水路から供給された洗浄水を上記排水トラップ管路の入口に向けて供給するジェット吐水口を有している請求項1乃至6のいずれか1項に記載の水洗大便器。
  8. サイホン式の水洗大便器である請求項7に記載の水洗大便器。
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