JP6893190B2 - 監視警告装置および監視警告システム - Google Patents
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Description
<1.監視警告装置>
<1−1.監視警告装置の配置領域の一例>
図1は、監視警告装置1が配置される領域の様子の一例を示す平面図である。この監視警告装置1は、安全靴の着用を義務付けられた領域内に設置される。安全靴とは、作業者の足を保護すべく鋼板等の金属板が収納された靴である。この金属板は安全靴のうち足の甲を覆う部分に収納されている。よって、足の甲に重量物が落下しても、足を保護することができる。安全靴の着用が義務付けられた領域の一例として、半導体デバイスを製造する半導体製造工場などの工場が挙げられる。以下では一例として、監視警告装置1が半導体製造工場に配置されるものとする。
図2は、監視警告装置1の外観の一例を概略的に示す斜視図である。図2の例では、監視警告装置1は警告ポールであって、表示プレート41と連結部42と設置台43とを備えている。
図3は、監視警告装置1の電気的構成の一例を概略的に示す機能ブロック図である。図3に例示するように、監視警告装置1は反射型センサ2と警告装置3と制御部5とを備えている。
反射型センサ2は測定波を出力し、対象物で反射した測定波を検出する。測定波は電磁波または超音波を含む。ここでは一例として測定波として超音波を採用する。この超音波は半導体製造工場内の使用に好適である。なぜなら、半導体製造工場内には、赤外線等の電磁波を用いた各種のセンサが設けられるところ、反射型センサ2の測定波が超音波であれば、これらのセンサの電磁波と干渉しないからである。つまり、センサの精度低下を回避できる。
制御部5は監視警告装置1の全体を統括する制御部である。制御部5は例えば設置台43の内部に収納される。制御部5は反射型センサ2および警告装置3と電気的に接続されている。制御部5には、反射型センサ2の検出結果を示す結果信号が入力される。この結果信号は、反射型センサ2によって測定された測定距離Dの情報を含む。制御部5は反射型センサ2の検出結果に基づいて作業者が接近しているか否かを判断する。具体的には、制御部5は測定距離Dが所定の距離基準値Dthよりも短いか否かを判断し、測定距離Dが距離基準値Dthよりも短いと判断したときに、作業者が監視警告装置1に接近していると判断する。制御部5は作業者の接近を検出したと判断したときには、警告装置3に警告を行わせる。
警告装置3は外部に警告を行うことができる。例えば警告装置3は光源31と音出力部32とを有している。光源31は例えばLED(Light Emitting Diode)であり、その発光が制御部5によって制御される。光源31は例えば表示プレート41および連結部42の少なくともいずれか一方に設けられる。ここでは光源31は表示プレート41および連結部42の両方に設けられる。この光源31が発光することにより、実質的に表示プレート41および連結部42が発光する。この発光により、作業者に対して警告を行うことができる。
図1の例では、監視警告装置1は半導体製造装置100aの近傍に載置されている。よって、この半導体製造装置100aと向かい合う反射型センサ2が超音波を送波すると、この半導体製造装置100aによって反射された超音波を受波する。これにより、監視警告装置1は半導体製造装置100aを作業者の接近として誤検出してしまう。このような誤検出を回避すべく、図2および図3の例では、入力部23が監視警告装置1に設けられている。
図2、図3および図5の例では、設定表示部22が監視警告装置1に設けられている。この設定表示部22は反射型センサ2の検出範囲を表示する。例えば設定表示部22はLEDを有しており、その発光が制御部5によって制御される。ここでは、N個の反射型センサ2に一対一で対応してN個の設定表示部22が設けられている。設定表示部22は自身に対応する反射型センサ2の検出範囲を表示する。
図3の例では、監視警告装置1はバッテリ6を備えている。バッテリ6は例えば設置台43に収納されており、上述の各電気構成に対して直流電力を供給する。バッテリ6は接触充電または非接触充電(無接点充電またはワイヤレス充電とも呼ばれる)により充電される。バッテリ6が設けられているので、半導体製造工場内の電源(コンセント)の位置によらず、監視警告装置1を任意の位置に載置することができる。なお監視警告装置1は所定位置に載置された状態で、工場内の電源から給電されても構わない。
上述の各種の電気構成(反射型センサ2、入力部23、設定表示部22および制御部5)は、表示プレート41、連結部42および設置台43のいずれかに設けられている。よって、表示プレート41、連結部42および設置台43は、上記電気構成を収納する筐体であるともいえる。
図6は、監視警告装置1の動作の一例を示すフローチャートである。ここでは、作業者が所定位置(例えば開口部110の近傍)に監視警告装置1を載置した状態での動作の一例を説明する。まずステップS1にて、作業者は検出範囲を反射型センサ2ごとに設定する。具体的には、作業者は設置環境に応じた検出範囲を反射型センサ2ごとに入力すべく、入力部23を操作する。制御部5は入力部23からの入力情報に応じて、上述のように反射型センサ2についての距離基準値Dthを個別に設定する。これにより、検出範囲が反射型センサ2ごとに適切に設定される。
上述の例では、入力部23は、検出範囲として複数の値の一つの入力を受け付けた。つまり、作業者が検出範囲の値(検出距離)を入力した。しかるに、制御部5が検出範囲を自動で設定してもよい。例えば入力部23は、検出範囲の自動設定の開始のトリガとなる入力を受け付ける。入力部23は当該入力があったときにその入力情報を制御部5に出力する。ここでは、一つの入力部23が設けられているものとする。
上述の例では、監視警告装置1は開口部110の近傍に載置された。しかしながら、必ずしもこれに限らない。要するに、監視警告装置1は作業者の接近が好ましくない領域の近傍に載置されればよい。例えば、半導体製造装置100の上部には、配管または配線の接続部が位置している場合がある。配管または配線の交換が必要になると、作業者は脚立を用いて半導体製造装置100の上部に登り、当該接続部において配管または配線を取り外すことがある。このとき、脚立が通行の邪魔になって、他の作業者が脚立を移動させてしまうことがある。この脚立の移動により、作業者は半導体製造装置100の上から降りることができなくなる。また、作業者が半導体製造装置100の上で作業をしている最中に、誤って工具等を半導体製造装置100の上から落下させることもあり得る。もし、このような工具が他の作業者の頭上に落下すると、他の作業者にとって危険である。そこで、このような場合には、当該通路を作業者の進入禁止領域に設定すべく、監視警告装置1を当該通路の出入り口に載置するとよい。
第1の実施の形態では、警告装置3が光源31または音出力部32によって警告を行った。しかるに、光源31による発光は作業者が視認しなければ気づかない。また、音出力部32による警告音が鳴っても、作業者はその警告音が自身に向けられた警告ではなく、他の作業者に向けられた警告であると誤認する場合もあり得る。特に半導体製造工場内では、種々の機械音(駆動音)などの雑音が生じているので、作業者は警告音を認知しにくい場合がある。そこで、第2の実施の形態では、警告をより直接的に作業者に対して行うことを企図する。
監視警告装置1は複数の携帯機器9と通信可能であってもよい。例えばBluetoothにおいては、監視警告装置1は7台の携帯機器9と直接に通信可能である。このような通信網はピコネットとも呼ばれる。また、監視警告装置1はその7台の携帯機器9のうちの1台を介して、他のピコネットに属する携帯機器9と通信することも可能である。このような複数のピコネットで構成される通信網はスキャッタネットとも呼ばれる。
上述の例では、携帯機器9の警告部93の全てが警告を行っているものの、必ずしもこれに限らない。つまり、開口部110から離れた作業者に警告を行っても、その警告は必ずしも有効に用いられず、むしろその作業者の作業を阻害し得る。そこで、監視警告装置1は例えば開口部110の近くに位置する作業者の携帯機器9のみに警告指示信号を送信してもよい。
第1および第2の実施の形態では、開口部110に対して監視警告装置1が一つ載置されていた。しかるに、複数の監視警告装置1が載置されてもよい。第3の実施の形態では、複数の監視警告装置1Cが設けられる場合の、これらの連携について述べる。なお第3の実施の形態は第1または第2の実施の形態を前提とする必要はない。例えば反射型センサ2は必ずしも人の足元に向けて測定波を出力する必要はない。
複数の開口部110が存在するときには、その複数の開口部110の各々について複数の監視警告装置1Cが載置されてもよい。例えば、第1開口部110を取り囲むように複数の監視警告装置1Cが載置され、第2開口部110を取り囲むように複数の監視警告装置1Cが載置されてもよい。
上述の例では、監視警告装置1は警告ポールであるものの、その外観は特に限定される必要はない。要するに、監視警告装置1は反射型センサ2と警告装置3と制御部5とを備えていればよい。反射型センサ2が人の足元に向けて測定波を出力すれば、高い精度で人の接近を検出でき、その高い精度での検出結果に応答して警告を行うことができるからである。
2 反射型センサ
3 第1警告装置(警告装置)
5 制御部
7 無線通信部
9 第2警告装置(警告装置、携帯機器)
22 入力部
23 設定表示部
31 光源
41 表示プレート
42 連結部
43 設置台
71 受信強度測定部
231 操作部
422 コネクタ
W1 配線
Claims (20)
- 超音波または電磁波である測定波を人の足元に対して出力し、対象物で反射した測定波を検出する少なくとも一つの反射型センサと、
外部に警告を行う第1警告装置と、
前記反射型センサの検出結果に基づいて人の接近を検出したと判断したときに、前記第1警告装置に警告を行わせる制御部と
を備え、
前記少なくとも一つの反射型センサは複数の反射型センサを含み、
前記複数の反射型センサは周方向に沿って間隔を空けて設けられており、径方向外側に向けて測定波を出力する、監視警告装置。 - 請求項1に記載の監視警告装置であって、
設置面を基準とした前記少なくとも一つの反射型センサの高さ位置は30[cm]以下である、監視警告装置。 - 請求項1または請求項2に記載の監視警告装置であって、
設置面の上に載置される設置台を備え、
前記少なくとも一つの反射型センサは前記設置台の側面に設けられている、監視警告装置。 - 請求項1または請求項2に記載の監視警告装置であって、
接近検出についての検出範囲を前記複数の反射型センサごとに決定するための少なくとも一つの入力部を更に備える、監視警告装置。 - 請求項4に記載の監視警告装置であって、
設置面の上に載置される設置台を備え、
前記複数の反射型センサは前記設置台の側面に設けられ、
前記少なくとも一つの入力部は前記設置台の上面に設けられる、監視警告装置。 - 請求項5に記載の監視警告装置であって、
前記少なくとも一つの入力部は、前記複数の反射型センサとそれぞれ対応する複数の入力部を有し、
前記複数の入力部の各々は、自身に対応する反射型センサとの間の距離が、他の反射型センサとの間の距離よりも短くなる位置に設けられている、監視警告装置。 - 請求項4から請求項6のいずれか一つに記載の監視警告装置であって、
前記少なくとも一つの入力部には、前記検出範囲の値が入力される、監視警告装置。 - 請求項5または請求項6に記載の監視警告装置であって、
前記複数の入力部の各々は、径方向に沿ってスライド可能に設けられた操作部を有するスライドスイッチであり、
前記制御部は、前記操作部の停止位置が前記上面の中心に近いほど、前記検出範囲を小さく設定する、監視警告装置。 - 請求項4から請求項6のいずれか一つに記載の監視警告装置であって、
前記複数の反射型センサは、前記少なくとも一つの入力部への入力に応答して測定波を出力し、対象物で反射した測定波に基づいて当該対象物までの距離を測定し、
前記制御部は前記距離に基づいて前記検出範囲を設定する、監視警告装置。 - 請求項4から請求項9のいずれか一つに記載の監視警告装置であって、
前記検出範囲を表示する少なくとも一つの設定表示部を更に備える、監視警告装置。 - 請求項10に記載の監視警告装置であって、
設置面の上に載置される設置台を備え、
前記複数の反射型センサは前記設置台の側面に設けられ、
前記少なくとも一つの設定表示部は前記設置台の上面に設けられる、監視警告装置。 - 請求項11に記載の監視警告装置であって、
前記少なくとも一つの設定表示部は、前記複数の反射型センサとそれぞれ対応する複数の設定表示部を有し、
前記複数の設定表示部の各々は、自身に対応する反射型センサとの間の距離が、他の反射型センサとの間の距離よりも短くなる位置に設けられている、監視警告装置。 - 超音波または電磁波である測定波を人の足元に対して出力し、対象物で反射した測定波を検出する少なくとも一つの反射型センサと、
外部に警告を行う第1警告装置と、
前記反射型センサの検出結果に基づいて人の接近を検出したと判断したときに、前記第1警告装置に警告を行わせる制御部と
を備え、
設置面の上に載置される設置台と、
前記設置台の上面から鉛直方向に沿って延びる連結部と、
前記連結部の先端に設けられる表示プレートと
を備え、
前記第1警告装置は、前記連結部および前記表示プレートの少なくともいずれか一方に設けられて発光する光源を有する、監視警告装置。 - 請求項13に記載の監視警告装置であって、
前記表示プレートは前記連結部の先端に着脱可能に連結され、予め決められた文字、記号または図を表示する、監視警告装置。 - 請求項1から請求項14のいずれか一つに記載の監視警告装置であって、
少なくとも一つの携帯用の第2警告装置と無線通信を行う無線通信部を更に備え
前記制御部は人の接近を検出したと判断したときに、警告を指示する警告指示信号を、前記無線通信部を介して前記少なくとも一つの第2警告装置へ送信する、監視警告装置。 - 請求項15に記載の監視警告装置であって、
前記少なくとも一つの第2警告装置は複数の第2警告装置を有しており、
前記制御部は人の接近を検出したと判断したときに、前記無線通信部を介して前記警告指示信号を前記複数の警告装置に送信する、監視警告装置。 - 超音波または電磁波である測定波を人の足元に対して出力し、対象物で反射した測定波を検出する少なくとも一つの反射型センサと、
外部に警告を行う第1警告装置と、
前記反射型センサの検出結果に基づいて人の接近を検出したと判断したときに、前記第1警告装置に警告を行わせる制御部と、
少なくとも一つの携帯用の第2警告装置と無線通信を行う無線通信部と、
前記無線通信部が前記少なくとも一つの第2警告装置から受信した受信信号の受信強度を測定する受信強度測定部と
を備え、
前記制御部は人の接近を検出したと判断したときに、警告を指示する警告指示信号を、前記無線通信部を介して前記少なくとも一つの第2警告装置へ送信し、
前記少なくとも一つの第2警告装置は複数の第2警告装置を有しており、
前記制御部は人の接近を検出したと判断したときに、前記複数の第2警告装置のうち前記受信強度が強度基準値よりも高い装置のみに前記警告指示信号を送信する、監視警告装置。 - 請求項1から請求項17のいずれか一つに記載の監視警告装置であって、
前記測定波は超音波である、監視警告装置。 - 複数の監視警告装置を備え、
前記複数の監視警告装置の各々は、
超音波または電磁波である測定波を人の足元に対して出力し、対象物で反射した測定波を検出する少なくとも一つの反射型センサと、
外部に警告を行う第1警告装置と、
前記反射型センサの検出結果に基づいて人の接近を検出したと判断したときに、前記第1警告装置に警告を行わせる制御部と
を備え、
前記複数の監視警告装置のいずれか一つに属する前記少なくとも一つの反射型センサが人の接近を検出したときに、前記複数の監視警告装置に属する前記第1警告装置が警告する、監視警告システム。 - 請求項19に記載の監視警告システムであって、
前記複数の監視警告装置の各々は、前記少なくとも一つの反射型センサよりも高い位置に設けられたコネクタを有し、
前記複数の監視警告装置は前記コネクタに配線が接続されることで、前記配線によって相互に電気的に接続される、監視警告システム。
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