JP6899623B2 - 建築用シートのつなぎ目構造 - Google Patents

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Description

本発明は下地の上に敷設された建築用シートのつなぎ目構造であって、複数の建築用シートを下地の上で敷設する建築用シートのつなぎ目構造に関するものである。
一般にビル、マンション、戸建住宅等建築物の屋上、屋根、ベランダ、バルコニーなどの下地に防水シートや床シートなどの建築用シートを敷設する場合、複数の建築用シートを使用することを要する。たとえば屋上に防水シートを敷設して防水層を形成する場合、隣接する防水シートのつなぎ目においての漏水を防止するために、隣接シートを幅方向で重ねて施工する方法があるが、その重ね代部で生じる段差が問題となる場合があった。すなわち、この重ね代部での段差により雨水の流れが妨げられ、水がその重ね合わせた部分に溜まるという問題があった。
そこで、防水シートを重ね合わせずに段差なく複数の防水シートを接合する方法として、隣接する防水シートの端縁部同士を突き合わせた突き合わせ端縁部の下面にわたって、端縁部長手方向に沿った帯状の継ぎ目用防水シートが接着された重ね継ぎ部を構成し、その重ね継ぎ部の下の下地側に掘り込み部を設け、その掘り込み部に重ね継ぎ部の継ぎ目用防水シートを納めることで、隣接する防水シートを略平坦とする構造が提案されている。
特開2008−196192号公報
しかし、上記の場合、隣接する防水シートの突き合わせ端縁部と帯状の継ぎ目用防水シートで構成された重ね継ぎ部の下の下地側に掘り込み部を設けるために、継ぎ目用防水シートの厚み分薄い下地を別途配置する必要がある。それにより下地の配置が複雑になり作業効率の低下、施工時間の増加といった問題があった。
この発明は上記の問題点を解消するためになされたものであり、下地に複数の建築用シートを敷設固定する場合において、建築用シートのつなぎ目に段差がなく略平坦で作業性に優れた建築用シートのつなぎ目構造を提供することである。
即ち、本発明は上記問題を解決したものであり、請求項1では、下地の上に敷設される複数の防水シートまたは床シートである建築用シートと、前記下地と前記建築用シートの間に配置され前記建築用シートの端部同士のつなぎ目に沿って前記建築用シートに接合される帯状の目地用部材とを備え、前記目地用部材は前記つなぎ目に対応する部分から端部にかけて厚みが薄く形成され、前記つなぎ目に対応する部分から両端にかけて傾斜しており、前記つなぎ目に対応する部分から端部にかけての傾斜が1/100〜1/20であり、かつ前記つなぎ目に対応する部分の厚みが0.5〜5.0mmであり、隣接する前記建築用シートの端部同士を前記つなぎ目に対応する部分上において突き付けて接合されている建築用シートのつなぎ目構造。
請求項2では、前記目地用部材の前記つなぎ目に対応する部分に凹条が形成されている請求項1に記載の建築用シートのつなぎ目構造。
請求項3では、前記目地用部材の前記凹条に目地処理剤を挿入することにより隣接する前記建築用シート同士の接合目地に目地処理が施されている請求項2に記載の建築用シートのつなぎ目構造。
請求項4では、前記下地が建築物の屋上、屋根、ベランダ、テラスのいずれかの下地である請求項1〜3のいずれか1項に記載の建築用シートのつなぎ目構造。
請求項5では、前記目地部材は断面が略二等辺三角形である請求項1〜4のいずれか1項に記載の建築用シートのつなぎ目構造。

本発明によれば、複数の建築用シートを下地の上に敷設する際、建築用シートのつなぎ目に段差がなく略平坦で作業性に優れた建築用シートのつなぎ目構造を提供することができる。
本発明の建築用シートのつなぎ目構造の一態様を示す断面図である。 本発明の目地用部材の断面形状を示す断面図である。 図2(2−1)の目地用部材の変形例を示す断面斜視図である。 図1の建築用シートのつなぎ目構造の断面図の別例である。 本発明の建築用シートのつなぎ目構造の他の態様を示す断面図である。 本発明の建築用シートのつなぎ目構造の他の態様を示す断面図である。 本発明の建築用シートのつなぎ目構造の他の態様を示す断面図である。 本発明の建築用シートのつなぎ目構造の他の態様を示す断面図である。 本発明の建築用シートのつなぎ目構造の他の態様を示す断面図である。 本発明の建築用シートのつなぎ目構造を用いた建築用シートの施工構造の一例を示す断面図である。 本発明の建築用シートのつなぎ目構造を用いた建築用シートの施工構造の他例を示す断面図である。 本発明の建築用シートのつなぎ目構造を用いた建築用シートの施工構造の他例を示す断面図である。 本発明の建築用シートのつなぎ目構造を用いた建築用シートの施工構造の他例を示す断面図である。
以下に本発明の建築用シートつなぎ目構造について図面を参照して説明する。本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
本発明の建築用シートのつなぎ目構造の概要について図1を用いて説明する。本発明のつなぎ目構造は、略平坦な下地1に複数の建築用シート3を敷設固定する場合に隣接する建築用シート3−1および3−2の端部同士のつなぎ目に関する構造であり、該つなぎ目に沿って建築用シート3に接合される目地用部材2を備えている。本発明のつなぎ目構造の上面には段差がなく、つなぎ目部が周辺部に比べやや下地からの高さが高く形成されていることを特徴とする。これによりシート端部同士のつなぎ目という段差が生じやすい場所においても段差が生じず、またつなぎ目を中心としてそこから外側にかけてなだらかに傾斜を有する構造となっているためつなぎ目に水が溜まるといった問題も解消するものである。
ここで本発明の建築用シートのつなぎ目構造を構成する各部材について説明する。
<下地>
下地1は特に制限なく使用できるが、ビル、マンション、戸建て住宅等建築物の屋上、屋根、ベランダ、テラス等のコンクリート下地、軽量発泡コンクリート下地、金属下地、木質下地、無機質ボードなどに適用される。
無機質ボードとしては石膏ボード、セメントボード、ケイ酸カルシウムボード、樹脂強化板などがあげられるが、反りが少なく寸法安定性に優れるために、無機質を熱硬化性樹脂で固化強化した樹脂強化板がより好ましい。
また上記の下地1には各種処理剤等で表面に処理が施されていてもよく、例えば表面を平滑にするための下地調整材が塗布されていたり、また塗膜防水などにより防水層が形成されていてもよい。
<目地用部材>
目地用部材2は建築用シート3の端部同士のつなぎ目に沿って前記建築用シートに接合される部材であり、特につなぎ目の水密性が要求される場所においては建築用シート3の端部同士のつなぎ目に沿って連続して接合されることが好ましく、目地用部材2は帯状のものが好適に用いられる。目地用部材2はつなぎ目に対応する部分から該つなぎ目に対応する部分Aと並列する端部Bにかけて厚みが薄く形成されている。また目地用部材2は単一の部材であってもよく、複数の部材から構成されていてもよい。
図2は目地用部材2の幅方向(つなぎ目に対して垂直方向)の断面形状の例を示すものである。以下図2を用いて目地用部材2の形状の詳細を説明する。
図2の目地用部材2−1は断面が略二等辺三角形であり、Aが建築シート3のつなぎ目に対応する部分であり、両側の端部B1、B2を結んだ底面が下地側に配置される面となる。目地用部材2−1はつなぎ目に対応する部分Aの厚みAA´よりも端部B(B1、B2)の厚みが薄く形成されている。
目地用部材2−2のように断面が台形形状であっても良い。この場合建築用シート3のつなぎ目は端部C1、C2を結んだ面上の略中央部に対応させることが好ましい。目地用部材2−2は両側の端部B1、B2を結んだ底面が下地側に配置される面となる。目地用部材2−2はつなぎ目に対応する部分Aの厚みAA´よりも端部B(B1、B2)の厚みが薄く形成されている。
目地用部材2−3のように断面が二つの直角三角形を組み合わせたような形状であっても良い。この場合、目地用部材2−3は建築用シート3のつなぎ目に対応する部分AがA1およびA2の二か所となる。つなぎ目に対応する部分A2と片側の端部B2を結んだ底面が下地側に配置される面となる。目地用部材2−3はつなぎ目に対応する部分A(A1、A2)の厚みAA´(A1A´1、A2A´2)よりも端部B(B1、B2)の厚みが薄く形成されている。
目地用部材2−4は断面が略直角辺三角形であり、Aが建築用シート3のつなぎ目に対応する部分であり、片側の端部BとA´を結んだ底面が下地側に配置される面となる。目地用部材2−4はつなぎ目に対応する部分Aの厚みAA´よりも端部Bの厚みが薄く形成されている。
目地用部材2の厚みは極力薄い方が建築用シート3のつなぎ目がより平滑となり好ましいが、薄すぎるとつなぎ目部分の接合強度が低下する恐れがある。このため目地用部材2の建築用シート3のつなぎ目に対応する部分の厚みは0.1〜10.0mmが好ましく、さらに0.5〜5.0mmが好ましい。また目地用部材2の厚みは0.01〜1.0mmが好ましく、さらに0.05〜0.5mmが好ましい。
目地用部材2は、建築用シート3のつなぎ目に対応する部分Aから端部Bにわたる部分に傾斜を有していることが好ましく、さらに目地用部材2は建築用シート3のつなぎ目に対応する部分Aから端部Bにわたって全体が傾斜していることが好ましい。
例えば、図2の目地用部材2−1の場合、建築用シート3のつなぎ目に対応する部分Aから端部B1または端部B2にわたる部分に傾斜を有しており、またつなぎ目に対応する部分Aから端部B1または端部B2にわたって全体的に傾斜している。目地用部材2−2の場合、建築用シート3のつなぎ目に対応する部分Aから端部B1または端部B2にわたる部分に部分的に傾斜を有している。目地用部材2がこのような傾斜を有していることで、建築用シート3のつなぎ目に水が溜まりにくくなる効果がある。目地用部材2−1、2−2でみると、つなぎ目に対応する部分Aから端部Bにわたる部分に部分的に傾斜を有している目地用部材2−2に比べ、つなぎ目に対応する部分Aから端部Bにわたる部分に全体的に傾斜を有している目地用部材2−1の方が水が溜まりにくい効果がより向上する。
このように目地用部材2に傾斜を設けることでつなぎ目に対応する部分Aの厚みを厚くすることができる。これにより建築用シート3−1と建築用シート3−2とのつなぎ目(接合目地)部分の接合強度を大きくできる。ここで、建築用シート3−1と建築用シート3−2とをその端部同士を突き合わせて接合する場合(例えば図1)において、建築用シート3同士の端面は充分に接合できない場合があるが、つなぎ目部分(接合目地)には目地用部材2が配置され目地用部材2の表面と建築用シート3−1および建築用シート3−2の裏面とが接合されている。そのため、つなぎ目部分(接合目地)に応力が作用した場合でも目地用部材2がその応力に対抗することができる。この場合において、つなぎ目に対応する部分Aを厚く形成することでこの応力への対抗は強くなるため好ましい。しかし、端部Bまでも厚みが厚いと段差が大きくなり水たまりが生じやすくなってしまう。それに対し、端部Bを薄く形成し目地用部材2に傾斜を設けることで、段差が生じるのを回避し水たまりが生じ難く、つなぎ目に対応する部分Aの厚みが厚いために接合強度にも優れることとなる。
目地用部材2の前記つなぎ目に対応する部分Aから端部Bにかけての傾斜は1/200〜1/5が好ましく、1/100〜1/20がさらに好ましい。
傾斜が小さすぎると厚みを確保するために幅を広くする必要があり、建築用シートとの接合面が広くなり作業性が悪化する。
傾斜が大きすぎると建築用シート3と接合した際、下地面からみて平坦でなくなってしまう。
また傾斜の向きは、建築用シート3の端部同士のつなぎ目である線状のつなぎ目と略直交する方向に向けて傾斜していることが好ましい。
図2の目地用部材2−1および2−2は、主に建築用シート3の端部同士を突き付けて接合したつなぎ目構造とする場合に用いられ、図1のように下地1の上に目地用部材2−1を配置し、その上に建築用シート3−1、3−2の端部同士を突き付けて接合したつなぎ目構造とする場合に、建築用シート3のつなぎ目に対応する部分Aに目印を設けることができる。図3は目地用部材2−1の変形例を示したものである。図3の目地用部材2−1aはつなぎ目に対応する部分Aに目印として凹条を形成した例であり、目地用部材2−1bは目印として直線状の描画を施した例である。目印としてはこれに限定されず、たとえば凸条であったり、破線や点線などの描画であってもよい。このような目印を設けることによって目地用部材2のつなぎ目に対応する部分Aに正確に建築用シート3のつなぎ目を合致させることができ、これによりつなぎ目の浮きやつなぎ目に水だまりができることを防止する効果が高まる。また目印として凹条を形成した場合は、つなぎ目の目地処理剤として溶接棒やシーラーなどを凹条に挿入することができ、端部処理の仕上がりが奇麗になるという効果も得られる。
目地用部材2は、合成樹脂製、金属板等を適時選択することが出来、これらを複合して用いることもできる。
本発明で用いられる目地用部材2は合成樹脂製の場合、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン樹脂や、エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン-(メタ)アクリル酸エステル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン樹脂、塩素化ポリエチレン、アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、スチレンブタジエンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴムなどが挙げられ、これら2種類以上の樹脂を組み合わせて使用しても良い。
上記合成樹脂の中でも成形加工性、柔軟性に優れるために、ポリ塩化ビニル系樹脂が好適に用いられる。
目地用部材2に用いられるポリ塩化ビニル系樹脂としては、塩化ビニル単独重合体であるポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニルと酢酸ビニル、エチレン、(メタ)アクリル酸エステル、塩化ビニリデン等との共重合体などが使用でき、経済性、加工性の面からポリ塩化ビニル樹脂が好ましい。
また目地用部材2は、単層でも複層でも使用することが出来、基材を積層することもできる。基材としては、木綿、麻等の天然繊維、ポリエステル、ポリエチレン、アクリル等の合成繊維、ガラス繊維の織布や不織布を用いることができる。中でも、寸法安定性、加工性の点から、ポリエステル不織布、ガラス不織布、ガラス織布が好ましい。
目地用部材2はそれぞれの層を別の組成から成る層で構成してもよいし、同一の組成で構成してもよい。また、前記基材は、最下層に積層しても、各層の間に積層することもできる。
目地用部材2に合成樹脂を使用する場合には、必要に応じ可塑剤、酸化防止剤、滑剤、安定剤、紫外線吸収剤、光安定剤、加工助剤、充填材、難燃剤、顔料などを添加することができる。
可塑剤としては、DOP、DINP、DUP、DOTPなどのフタル酸系可塑剤、DOA、DINA、DIDAなどのアジピン酸系可塑剤、ポリエステル系可塑剤、トリメリット酸系可塑剤、TCP、TXPなどのリン酸エステル系可塑剤、エポキシ化大豆油等のエポキシ系可塑剤、DINCHなどのシクロヘキサン系可塑剤などが使用できる。なかでも、DOP、DINPなどのフタル酸系可塑剤が耐候性、耐久性、可塑化効率、相溶性、加工性の面から好ましい。
たとえば合成樹脂としてポリ塩化ビニル系樹脂を用いる場合、可塑剤の添加量は加工性、柔軟性の観点からポリ塩化ビニル系樹脂100重量部に対して10重量部〜100重量部が好ましく、30〜70重量部がさらに好ましい。
また充填材としては、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、タルク、カリオン、マイカ、ケイ酸マグネシウムなどの無機系充填材が使用できる。たとえば合成樹脂としてポリ塩化ビニル系樹脂を用いる場合、充填材の添加量は、経済性、加工性、柔軟性の面からポリ塩化ビニル100重量部に対して5〜200重量部が好ましく、50〜150部がさらに好ましい。
<建築用シート>
本発明で用いられる建築用シート3は、塩化ビニル系、オレフィン系、アクリル系、ゴム系など合成樹脂製の建築用シート等が使用できる。塩化ビニル系建築用シートが、施工性、シート同士の溶着性、建築用シート固定金具との密着性の点から好ましい。
建築用シート3の厚さとしては、0.5〜5.0mmのものが使用でき、防水性能の安全性から1.0〜2.5mmが好ましい。
また建築用シート3は、単層でも複層でも使用することが出来る。また、複層の場合は、基材を積層することもできる。基材としては、木綿、麻等の天然繊維、ポリエステル、ポリエチレン、アクリル等の合成繊維、ガラス繊維の織布や不織布を用いることができる。中でも、寸法安定性、加工性の点から、ポリエステル不織布、ガラス不織布、ガラス織布が好ましい。
建築用シート3が複層である場合には、それぞれの層を別の組成から成る層で構成してもよいし、同一の組成で構成してもよい。また、前記基材は、最下層に積層しても、各層の間に積層することもできる。
建築用シート3と目地用部材2とを接合する場合や建築用シート3同士を重ねて接合する際に、溶剤溶着や熱風溶接が出来るという点から、最上層および最下層が熱可塑性樹脂層で構成されていることが好ましい。例えば、ポリ塩化ビニル系防水シートの場合、最上層及び最下層がポリ塩化ビニル樹脂製であってその中間に前記基材を積層したものを好適に使用できる。また建築用シート3がポリ塩化ビニル系シートの場合には目地用部材2もポリ塩化ビニル系樹脂製のものが好適に用いられる。
建築用シート3は歩行時の防滑性を得る目的や意匠性を発現するため、その表面に規則性或いは不規則性の凹凸が設けられていても良く、また表面に印刷等の意匠層が設けられていても良い。このような建築用シート3はマンション等の開放廊下やベランダといった場所に好適に用いられる。
<つなぎ目構造>
本発明のつなぎ目構造について図面を用いて具体的に説明する。
図1、図4〜図9に本発明のつなぎ目構造の態様が示されている。これらを建築用シート3のつなぎ方で大別すると、図1、図4、図5のように建築用シート3の端部同士を突き合わせて接合したもの(分類i)、図6のように建築用シート3の端部同士を対向して接合したもの(分類ii)、図7〜図9のように建築用シート3の端部同士を重ね合わせて接合したもの(分類iii)に分類できる。
分類iのつなぎ目構造には図2の目地用部材2−1、2−2が好適に用いられる。
図1のつなぎ目構造においては、目地用部材2−1が使用されており、下地1に目地用部材2−1が固定され、建築用シート3-1、3-2の端部3−1a、3−2aが突き合わせた状態で建築用シート3-1および3-2の端縁部の裏面と目地用部材2−1の表面とが固定されている。そして本構造において目地用部材2−1の断面の頂点で建築用シート3−1、3−2のつなぎ目が構成されているために段差が生じず、略平坦なつなぎ目構造とすることができ、さらに目地用部材2−1は建築用シート3のつなぎ目に対応する部分から端部にわたって平坦部分がなく全体が傾斜しているためにつなぎ目に水が溜まらず排水される。またこの場合、建築用シート3−1、3−2が最表面にくるため、建築用シート3の意匠性を損なわずに済むためマンションの開放廊下やバルコニーの床面といった場所に好適に用いることができ、屋外の使用においても目地用部材2に建築用シート3程の耐候性を付与する必要もない。
図4のように目地用部材2−1が建築用シート3の上に配置されていても構わない。この場合、建築用シート3−1、3−2の端部3−1a、3−2aを隣接する状態で下地に固定した後、そのつなぎ目に沿って目地用部材2−1を固定できるため施工性が良い。
図5のつなぎ目構造においては、断面が台形形状の目地用部材2−2が用いられており、建築用シート3−1,3−2の端部同士(3−1a,3−2b)を目地用部材2−2の平坦部分の上で接合することで建築用シート3-1、3-2の端縁部が下地1に対して平行な状態で目地用部材2−2と接合できるため、目地用部材2−2の傾斜部分の傾斜が大きくても建築用シート3の端部同士のつなぎ目が開く恐れは目地用部材2−1の場合(図1)と比較してかなり低くなる。
分類iiのつなぎ目構造には図2の目地用部材2−3が好適に用いられる。
図6のつなぎ目構造において建築用シート3−1と3−2の端部同士(3−1a,3−2b)は突き合わせずに対向した状態で目地用部材2−3に接合されており、建築用シート3−1の端部3−1aは目地用部材2−3のA2と接しており、建築用シート3−2の端部3−2aは目地用部材2−3のA1と接している。建築用シート3−1と3−2の端部同士は突き合わせずに対向した状態で目地用部材2−3に接合されているため、建築用シート3を敷設する際に分類iの突き合わせの場合に比べて敷設位置を合わせやすいという利点がある。本つなぎ目構造を形成するには建築用シート3-1を先に下地に固定した後、建築用シート3-1の端部3-1aに沿って目地用部材2−3を備えてから建築用シート3-2を接合してもよく、目地用部材2−3を先に下地1に固定した後、建築用シート3−1、3−2と接合しても良い。
分類iiiのつなぎ目構造には図2の目地用部材2−4が好適に用いられる。
図7〜9のつなぎ目構造において建築用シート3−1と3−2の端部同士は重ね合わせて接合され、建築用シート3−1の端部3−1aと建築用シート3−2の端部3−2aの両方またはいずれか一方に目地用部材2−4(2−4´)が当接されている。図7のように目地用部材2はつなぎ目構造に対し複数の部材からなるものであってもよく、図7の目地用部材2は目地用部材2−4と目地用部材2−4´を複合したものであり、この場合の目地用部材2はつなぎ目に対応する部分よりも両端の厚みが薄く形成されているといえる。
分類iiiのつなぎ目構造は、分類iおよび分類iiの構造に比べてつなぎ目の平滑性はやや乏しい傾向にあるが、建築シート3の端縁部同士を重ね合わせて接合しているため水密性により優れる構造であり、屋上や屋根の防水構造に好適に用いることができる。
下地1に対して目地用部材2を固定する場合には、各種接着剤や粘着材、両面テープ等を用いて接着する他、固定用ディスク等の固定板とビス等の固定部材を用いた機械固定により行うことができる。また下地1に対する建築用シート3の固定は、各種接着剤や粘着材、両面テープによる接着の他、固定用ディスク等の固定板とビス等の固定部材を用いた機械固定により行うことができる。目地用部材2と建築用シート3の固定には、各種接着剤や粘着材、両面テープによる接着の他、溶剤による液溶着や熱による熱溶着により溶着することで行うことができる。
建築用シート3を機械的固定法により下地1に固定する場合は、たとえば下地1の上に金属板の表面を樹脂層で被覆した樹脂被覆固定用金属ディスクを配置し、その上からビスにより樹脂被覆固定用金属ディスクを下地1に固定し、その上に建築用シート3を敷設して樹脂被覆固定用金属ディスクの樹脂層と建築用シート3の裏面とを熱風溶接機や溶剤や誘導加熱により溶着接合することができる。この場合には帯状の樹脂被覆鋼板を用いることも出来る。
本発明のつなぎ目構造において、建築用シート3同士の接合目地8および目地用部材2と建築用シート3との接合目地9には、各種目地処理剤により目地処理を施すことができる。目地処理剤としては合成樹脂系の液シーラー、シーリング材、溶接棒などを用いることができる。目地処理を施すことにより施工後に目地が開いたり剥がれたりすることを防止でき、目地の水密性も向上する。
本発明のつなぎ目構造は図1に図示した建築用シート3のつなぎ目の略中央部(つなぎ目中心D)からつなぎ目構造の端部(つなぎ目構造端部E)にわたる部分に傾斜を有していることが好ましく、さらにつなぎ目中心Dからつなぎ目構造端部Eにわたって全体が傾斜していることが好ましい。つなぎ目構造がこのような傾斜を有していることで、建築用シート3のつなぎ目に水が溜まりにくくなる効果があり、つなぎ目中心Dからつなぎ目構造端部Eにわたって全体が傾斜しているとその効果がより向上する。
つなぎ目中心Dからつなぎ目構造端部Eにかけての傾斜は1/200〜1/5が好ましく、1/100〜1/20がさらに好ましい。
住宅等のベランダのように傾斜が設けられた下地を用いる際においても本発明の実施形態を用いることができる。この場合、建築用シート3のつなぎ目があっても目地用部材2を用いることでつなぎ目を段差なく形成することができ、水たまりを生じることなく排水することができる。なお下地の傾斜はコンクリート下地等を傾斜して設けてもよいし、コンクリート下地等の上に勾配を有する断熱材等を敷設してもよい。
また本発明のつなぎ目構造を用いた建築用シート3の施工構造において、下地1と建築用シート3および目地用部材2との間に他の層を設けることができ、たとえば断熱ボードや無機質ボードなどを設けることができる。
無機質ボードとしては、石膏ボード、セメントボード、ケイ酸カルシウムボード、樹脂強化板などが挙げられるが、反りが少なく寸法安定性に優れるために、無機質材料を熱硬化性樹脂で固化強化した樹脂強化板がより好ましい。
断熱ボードは、ポリスチレンフォーム、硬質ウレタンフォーム、フェノールフォーム等の断熱材が使用でき、強度を考慮するとクラフト紙やアルミ箔が両面に積層された断熱材は好ましい。断熱材の厚さは20、25、50、75、100mmなどがあり、各仕様に合わせて設定する。タテ、ヨコの寸法は規格品(910mm×1820mm、910mm×910mm、30mm×50mmなど)を施工現場に合わせて裁断し使用する。断熱材の厚さは各仕様に合わせて設定するが、厚い断熱材を必要とするときは、搬入、孔開け時の手間、ソリの問題などを考慮すると、厚さの厚い断熱材を1枚で使用するより、厚さの薄いものを複数枚重ねて使用することが好ましい。また、勾配をとる必要がある場合には、勾配のある断熱ボードを使用することが出来る。
無機質ボードや断熱ボードの下地1への固定方法は特に限定されないが、無機質ボードや断熱ボードの上に固定用ディスクなどの固定板を配置しその上からビスなどの固定部材により下地1に止めつける方法がある。
下地1に対する建築用シート3の固定および無機質ボードや断熱ボードの下地1への固定において使用される、固定用ディスクなどの固定板は樹脂製のものや樹脂層が被覆された金属製のものが使用できる。金属製の固定ディスクを構成する鋼鈑の材質としては、ステンレス板や、亜鉛・アルミニウム・マグネシウムメッキまたは亜鉛メッキ等の防錆処理が施された鋼板など、多湿状態でも錆びにくい鋼鈑が好適に使用される。厚みとしては、0.6〜1.5mm程度で、形状は正方形または長方形をした矩形状のプレート状や、円形または楕円形状のディスク状など任意であり、大きさは1辺または外径が50〜100mm程度に形成される。
またビスなどの固定部材は、材質としては、炭素鋼、合金鋼、ステンレス鋼等の鋼材などが使用できる。また、防水シート固定ディスク等の上面から頭部がはみ出ないように、固定ビスの頭部形状は皿、平、なべがよく、ドライバーやレンチで掛ける座面の窪み形状は十字穴、六角穴、四角穴が好ましい
本発明の実施例について図10、11、12、13を用いて説明する。
図10の施工構造について説明する。
コンクリート下地1Mの上に断熱ボード4が設置され、さらにその上から無機質ボード5が設置され固定用ディスク6とビス7で下地1Mに固定されている。幅方向の断面形状が二等辺三角形のポリ塩化ビニル系樹脂製の目地用部材2M−1と無質機ボード5がエポキシ系接着剤 (図示せず)で固定され、ポリ塩化ビニル系防水シート3M−1と無質機ボード5がエポキシ系接着剤 (図示せず)で固定され、ポリ塩化ビニル系防水シート3M−2と無質機ボード5がエポキシ系接着剤 (図示せず)で固定されている。ポリ塩化ビニル系防水シート3M−1の端部3M−1aとポリ塩化ビニル系防水シート3M−2の端部3M−2aとが突き合わせるよう配置され、ポリ塩化ビニル系防水シート3M-1、3M-2とポリ塩化ビニル系樹脂製の目地用部材2M−1は溶剤溶着されている。ポリ塩化ビニル系防水シート3M-1、3M-2の接合目地8はシーラー(図示せず)で処理されている。
図10の施工方法について説明する。
コンクリート下地1Mの上に断熱ボード4を設置し、さらにその上から無機質ボード5を設置し固定用ディスク6とビス7で下地1Mに固定する。無機質ボード5の表面にエポキシ系接着剤(図示せず)を塗布する。その上からポリ塩化ビニル系防水シート3M-1の端縁部を除く部分とポリ塩化ビニル系樹脂製の目地用部材2M−1とを敷設して無機質ボード5に接着する。続いてポリ塩化ビニル系防水シート3M-2をポリ塩化ビニル系防水シート3M-1と互いの隣接する端部3M-2a、3M-1aが突き合わさるように敷設し、端縁部を残してコンクリート下地1Mに接着する。ポリ塩化ビニル系防水シート3M-1、3M-2の裏面とポリ塩化ビニル系樹脂製の目地用部材2M−1の表面を溶剤により溶着する。ポリ塩化ビニル系防水シート3M-1、3M-2の接合目地8にシーラー(図示せず)を塗布する。
図11の施工構造について説明する。
コンクリート下地1Mの上に断熱ボード4が設置され、さらにその上から無機質ボード5が設置され固定用ディスク6とビス7で下地1Mに固定されている。ポリ塩化ビニル系防水シート3M−1と無質機ボード5がエポキシ系接着剤(図示せず)で固定され、ポリ塩化ビニル系樹脂製の目地用部材2M−3と無質機ボード5がエポキシ系接着剤 (図示せず)で固定され、ポリ塩化ビニル系防水シート3−2Mと無質機ボード5がエポキシ系接着剤 (図示せず)で固定されている。ポリ塩化ビニル系防水シート3M−1の端部3M−1aと目地用部材2M−3のつなぎ目に対応する部分A2とが当接され、ポリ塩化ビニル系防水シート3M−2の端部3M−2aと目地用部材2M−3のつなぎ目に対応する部分A1とが当接されるよう配置され、建築用シート3M−1、3M−2と目地用部材2M−3は溶剤溶着されている。またポリ塩化ビニル系防水シート3M−1、3M−2と目地用部材2M−3との接合目地9はシーラー(図示せず)で処理されている。
図11の施工方法について説明する。
コンクリート下地1Mの上に断熱ボード4を設置し、さらにその上に無機質ボード5を設置し固定用ディスク6とビス7で下地1Mに固定する。無機質ボード5の表面にエポキシ系接着剤(図示せず)を塗布し、その上からポリ塩化ビニル系防水シート3M−1を敷設して固定する。更にポリ塩化ビニル系樹脂製の目地用部材2M−3をポリ塩化ビニル系防水シート3M−1の端部3M−1aと目地用部材2M−3のつなぎ目に対応する部分A2とが当接するようにしてエポキシ系接着剤(図示せず)が塗布された無質機ボード5に固定する。続いてポリ塩化ビニル系防水シート3M−2をポリ塩化ビニル系防水シート3M−2の端部3M−2aと目地用部材2M−3のつなぎ目に対応する部分A1とが当接するようにして敷設し、エポキシ系接着剤 (図示せず) が塗布された無質機ボード5に固定する。ポリ塩化ビニル系防水シート3M−1および3M−2の端縁部と目地用部材2M−3とを溶剤により溶着する。そして3M−1、3M−2と目地用部材2M−3との接合目地9にシーラー(図示せず)を塗布する。
図12の施工構造について説明する。
コンクリート下地1Mの上に断熱ボード4が設置され、さらにその上から無機質ボード5が設置され固定用ディスク6とビス7で下地1Mに固定されている。ポリ塩化ビニル系防水シート3M−1と無質機ボード5がエポキシ系接着剤(図示せず)で固定され、ポリ塩化ビニル系樹脂製の目地用部材2M−4´と無質機ボード5がエポキシ系接着剤 (図示せず)で固定され、ポリ塩化ビニル系防水シート3M−2と無質機ボード5がエポキシ系接着剤 (図示せず)で固定されている。ポリ塩化ビニル系防水シート3M−1の端部3M−1aと目地用部材2M−4´のつなぎ目に対応する部分A´とが当接され、ポリ塩化ビニル系防水シート3M−2の端部3M−2aとポリ塩化ビニル系樹脂製の目地用部材2M−4のつなぎ目に対応する部分Aとが当接されるよう配置され、ポリ塩化ビニル系防水シート3M-1と目地用部材2M−4、ポリ塩化ビニル系防水シート3M-2と目地用部材2M−4´は溶剤溶着されており、ポリ塩化ビニル系防水シート3M-1と3M-2の重ね合わせ部は溶剤溶着されている。またポリ塩化ビニル系防水シート3M−1、3M−2と目地用部材2M−4との接合目地9はシーラー(図示せず)で処理されている。
図12の施工方法について説明する。
コンクリート下地1Mの上に断熱ボード4を設置し、さらにその上から無機質ボード5を設置し固定用ディスク6とビス7で下地1Mに固定する。無機質ボード5の表面にエポキシ系接着剤(図示せず)を塗布し、その上からポリ塩化ビニル系防水シート3M−1を敷設して固定する。更にポリ塩化ビニル系樹脂製の目地用部材2M−4´をポリ塩化ビニル系防水シート3M−1の端部3M−1aと目地用部材2M−4´のつなぎ目に対応する部分A´とが当接するように配置してエポキシ系接着剤(図示せず)が塗布された無質機ボード5に固定する。続いてポリ塩化ビニル系防水シート3M−2をポリ塩化ビニル系防水シート3M−1の端縁部と目地用部材2M−4´を覆うようにして敷設し、エポキシ系接着剤(図示せず)が塗布された無質機ボード5に固定する。ポリ塩化ビニル系防水シート3M−2の裏面と目地用部材2M−4´の表面、およびポリ塩化ビニル系防水シート3M−1、3M−2の端縁部同士の重ね合わせ部を溶剤により溶着する。続いてポリ塩化ビニル系樹脂製の目地用部材2M−4をポリ塩化ビニル系防水シート3M−2の端部3M−2aと目地用部材2M−4のつなぎ目に対応する部分Aとが当接するようにして載置し、ポリ塩化ビニル系防水シート3M−1の表面および3M−2の端部3M−2aと目地用部材2M−4とを溶剤により溶着する。そしてポリ塩化ビニル系防水シート3M−1、3M−2と目地用部材2M−4との接合目地9にシーラー(図示せず)を塗布する。
図13の施工構造について説明する。
コンクリート下地1Mの上にウレタン系塗膜防水層10が形成されている。幅方向の断面形状が二等辺三角形のポリ塩化ビニル系樹脂被覆鋼板からなる目地用部材2N−1とポリ塩化ビニル系床シート3N-1、3N-2とがウレタン系接着剤(図示せず)でウレタン系塗膜防水層10が被覆されたコンクリート下地1Mに固定されている。ポリ塩化ビニル系床シート3N-1、3N-2とポリ塩化ビニル系樹脂被覆鋼板からなる目地用部材2N−1はウレタン系接着剤(図示せず)により接着されている。ポリ塩化ビニル系床シート3N-1、3N-2の接合目地8にはV字状の溝部が形成され塩化ビニル樹脂系の溶接棒11により溶接されている。
図13の施工方法について説明する。
コンクリート下地1Mの上にウレタン系塗膜防水剤を塗布して乾燥固化させウレタン系塗膜防水層10を形成する。その上からウレタン系接着剤(図示せず)を塗布し、ポリ塩化ビニル系床シート3N-1の端縁部を除く部分とポリ塩化ビニル系樹脂被覆鋼板からなる目地用部材2N−1とをウレタン系塗膜防水層10が被覆されたコンクリート下地1Mに接着する。続いて3N-2をポリ塩化ビニル系床シート3N-1と互いの隣接する端部3N-2a、3N-1aが突き合わさるように敷設し、端縁部を残してウレタン系塗膜防水層10が被覆されたコンクリート下地1Mに接着する。ポリ塩化ビニル系樹脂被覆鋼板からなる目地用部材2N−1の表面にウレタン系接着剤(図示せず)を塗布し、ポリ塩化ビニル系床シート3N-1、3N-2の裏面とポリ塩化ビニル系樹脂製の目地用部材2N−1の表面を接着する。ポリ塩化ビニル系床シート3N-1、3N-2の接合目地8に溝切りカッターでV字状の溝部を形成し、その溝部に塩化ビニル樹脂系の溶接棒11をライスターを用いて溶接して余盛り部分を専用のナイフでカットして仕上げる。
本発明の建築用シートのつなぎ目構造は下地に特別な加工を施すことなく段差のない略平坦なつなぎ目構造とすることができ、各種建築用シートのつなぎ目に適用することができる。また本発明は段差がないため水が溜まりにくいという特徴から、ビル、マンション、戸建住宅等建築物の屋上、屋根、ベランダ、バルコニーなどの下地に防水シートや床シートなどの建築用シートを敷設する際に生じる建築用シートのつなぎ目に好適に使用できる。
1 下地
2 目地用部材
A つなぎ目に対応する部分
B 端部
3 建築用シート
3−1 一の建築用シート
3−2 他の建築用シート
3−1a 一の建築用シートの端部
3−2a 他の建築用シートの端部
4 断熱ボード
5 無機質ボード
6 固定用ディスク
7 ビス
8,9 接合目地
10 ウレタン系塗膜防水層
11 溶接棒
S 建築用シートのつなぎ目構造

Claims (5)

  1. 下地の上に敷設される複数の防水シートまたは床シートである建築用シートと、前記下地と前記建築用シートの間に配置され前記建築用シートの端部のつなぎ目に沿って前記建築用シートに接合される帯状の目地用部材とを備え、
    前記目地用部材は前記つなぎ目に対応する部分から端部にかけて厚みが薄く形成され、前記つなぎ目に対応する部分から両端にかけて傾斜しており、前記つなぎ目に対応する部分から端部にかけての傾斜が1/100〜1/20であり、かつ前記つなぎ目に対応する部分の厚みが0.5〜5.0mmであり、
    隣接する前記建築用シートの端部同士を前記つなぎ目に対応する部分上において突き付けて接合されている建築用シートのつなぎ目構造。
  2. 前記目地用部材の前記つなぎ目に対応する部分に凹条が形成されている請求項1に記載の建築用シートのつなぎ目構造。
  3. 前記目地用部材の前記凹条に目地処理剤を挿入することにより隣接する前記建築用シート同士の接合目地に目地処理が施されている請求項2に記載の建築用シートのつなぎ目構造。
  4. 前記下地が建築物の屋上、屋根、ベランダ、テラスのいずれかの下地である請求項1〜3のいずれか1項に記載の建築用シートのつなぎ目構造。
  5. 前記目地部材は断面が略二等辺三角形である請求項1〜4のいずれか1項に記載の建築用シートのつなぎ目構造。
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