JP6957854B2 - 成形体及び成形体の製造方法 - Google Patents
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また、乾燥状態において十分な圧縮強さを有している成形体であっても、廃棄容易性が求められる場合がある。例えば、所定形状を有する成形体であって、乾燥状態においては十分な強度を有しているが、水に浸漬することで容易に圧縮変形する成形体は廃棄容易性に優れていると言える。
具体的に、本発明は、以下の構成を有する。
低下率(%)=(1−Q/P)×100 式(1)
[2] 親水性材料はパルプ繊維である[1]に記載の成形体。
[3] 熱可塑性樹脂の融点は200℃以下である[1]又は[2]に記載の成形体。
[4] パルプ繊維と、熱可塑性樹脂とを含有する繊維含有プラスチック領域と、繊維含有プラスチック領域の少なくとも一方の面側に接する樹脂領域と、を含む[2]又は[3]に記載の成形体。
[5] パルプ繊維の含有量は、パルプ繊維と熱可塑性樹脂の含有量の合計質量に対して、40質量%以上である[4]に記載の成形体。
[6] 樹脂領域は、融点が200℃以下の樹脂を含む[4]又は[5]に記載の成形体。
[7] 熱可塑性樹脂が、ポリ乳酸、ポリブチレンサクシネート、エチレンビニルアルコール共重合体、ポリエチレンテレフタレート及びポリオレフィンから選択される少なくとも1種である[1]〜[6]のいずれかに記載の成形体。
[8] 親水性材料と、熱可塑性樹脂とを含有する成形体用シートを成形する工程を含む成形体の製造方法であって、成形する工程は、真空成形する工程及び圧空成形する工程から選択される少なくとも1工程を含み、成形する工程は、密度が0.20g/cm3よりも大きく1.00g/cm3以下の成形体を成形する工程であり、成形体のドライ時の圧縮強さをPとし、成形体のウェット時の圧縮強さをQとした際に、以下の式(1)で算出される圧縮強さ低下率(%)が10%以上である成形体の製造方法。
低下率(%)=(1−Q/P)×100 式(1)
[9] 親水性材料はパルプ繊維であり、成形する工程は、パルプ繊維と、熱可塑性樹脂とを含有する繊維含有プラスチック成形体用シートと樹脂シートとを積層して、樹脂シート含有成形体用シートを得る工程と、樹脂シート含有成形体用シートを、真空成形する工程及び圧空成形する工程から選択される少なくとも1工程によって成形する工程と、を含む[8]に記載の成形体の製造方法。
本発明は、親水性材料と、熱可塑性樹脂とを含有する成形体に関する。ここで、成形体の密度は、0.10g/cm3よりも大きく1.00g/cm3以下である。また、成形体のドライ時の圧縮強さをPとし、成形体のウェット時の圧縮強さをQとした際に、以下の式(1)で算出される圧縮強さ低下率(%)は10%以上である。
低下率(%)=(1−Q/P)×100 式(1)
湿潤状態における圧縮強さは、12.7mm×152.4mmに切り出した測定用サンプルのすべての領域を水に1分間浸漬したものをJIS P 8126の紙及び板紙―圧縮強さ試験方法(リングクラッシュ法)に準じて測定する。本明細書においては、12.7mm×152.4mmに切り出したサンプルのすべての領域を水に1分間浸漬したものをウェット時の成形体サンプルとする。
そして、圧縮強さの低下率(%)は、以下の式により算出できる。
低下率(%)=(1―ウェット時圧縮強さ/ドライ時圧縮強さ)×100
なお、本発明においては、樹脂領域14が設けられている場合であっても、成形体10の少なくとも一方の側端面は樹脂領域14で覆われていない。すなわち、成形体10において少なくとも一方の側端面では親水性材料含有領域12の一部が露出している。このため、本発明の成形体10を水に浸漬した際には、側端面から吸水をすることができ、圧縮強さの低下率を高めることができる。このように、樹脂領域14を設けることにより、成形体10表面の耐水性等を高めつつも、廃棄時には圧縮変形性を高めることができる。
親水性材料含有領域は、親水性材料と、熱可塑性樹脂とを含む。
上記水溶性高分子としては、ポリアクリル酸およびその塩、メタクリル酸およびその塩、ポリアクリル酸メタクリル酸共重合体、ポリエチレングリコール、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カーボポール、結晶セルロース、セルロース、プルラン、カゼイン、ぺクチン、デンプン、アルギン酸ナトリウムなどのアルギン酸塩、ローカストビーンガム、カラギーナン、寒天、アラビアガム、キサンタンガム、ヒアルロン酸及びその塩、グルコサミンなどが挙げられる。
上記ゼラチン、コラーゲン及びコラーゲンペプチドとしては、それぞれ牛、豚、魚由来のゼラチン、コラーゲン又はコラーゲンペプチドが用いられる。
上記でんぷんとしては、ジャガイモデンプン、甘藷デンプン、タピオカデンプン、米デンプン、トウモロコシデンプン、小麦デンプン、大麦デンプンが挙げられる。
熱可塑性樹脂の融点は200℃以下であることが好ましい。熱可塑性樹脂の融点は、195℃以下であることがより好ましく、180℃以下であることがより好ましい。また、熱可塑性樹脂の融点は、80℃以上であることが好ましく、90℃以上であることがより好ましく、100℃以上であることがさらに好ましい。熱可塑性樹脂の融点を上記範囲内とすることにより、併用する親水性材料が劣化することを抑制することができ、成形体の耐水性や強度を高めることができる。
親水性材料含有領域における親水性材料の含有量は、親水性材料と熱可塑性樹脂の含有量の合計質量に対して、40質量%以上であることが好ましく、50質量%以上であることがより好ましく、51質量%以上でることがさらに好ましく、55質量%以上であることが一層好ましく、60質量%以上であることが特に好ましい。また、親水性材料の含有量は、親水性材料と熱可塑性樹脂の含有量の合計質量に対して、90質量%以下であることが好ましく、80質量%以下であることがより好ましい。なお、親水性材料はパルプ繊維であることが好ましく、この場合、パルプ繊維の含有量も上記範囲であることが好ましい。
親水性材料含有領域は、その他成分として、バインダー成分を含有してもよい。バインダー成分は、親水性材料含有領域の全質量に対して0.1質量%以上45質量%以下となるように含有されてもよく、0.3質量%以上40質量%以下となるように含有されてもよく、0.4質量%以上35質量%以下となるように含有されてもよく、0.5質量%以上30質量%以下となるように含有されてもよい。バインダー成分の含有量を上記範囲内とすることにより、成形体を製造する際の、ハンドリング性等を向上させることができる。
製紙薬品としては、紙力増強剤、歩留向上剤、濾水性向上剤、染料、蛍光増白剤、pH調整剤、消泡剤、ピッチコントロール剤、スライムコントロール剤等が挙げられる。紙力増強剤としては、ポリアクリルアミド等が挙げられる。さらに湿潤紙力増強剤も併用可能であり、例えばポリアミド樹脂、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、尿素―ホルムアルデヒド樹脂、ポリアミド−ポリアミン−エピクロルヒドリン樹脂、ポリエチレンイミン樹脂等が挙げられる。
本発明の成形体は、親水性材料含有領域の少なくとも一方の面側に樹脂領域を有していてもよい。本発明の成形体は、親水性材料含有領域の少なくとも一方の面側に樹脂領域を有することにより、成形体の強度を高めることができる。また、樹脂領域は成形体表面の耐水性を高め、さらに成形体表面の平滑性や光沢感を高めることができ意匠性を向上させることもできる。
本発明は親水性材料と、熱可塑性樹脂とを含有する成形体用シートを成形する工程を含む成形体の製造方法に関するものでもある。ここで、成形する工程は真空成形する工程及び圧空成形する工程から選択される少なくとも1工程を含み、密度が0.20g/cm3よりも大きく1.00g/cm3以下の成形体を成形する工程である。本発明の成形体の製造方法では、上記成形する工程を含むことにより、成形体のドライ時の圧縮強さをPとし、成形体のウェット時の圧縮強さをQとした際に、以下の式(1)で算出される圧縮強さ低下率(%)が10%以上である成形体を製造することができる。
低下率(%)=(1−Q/P)×100 式(1)
なお、繊維含有プラスチック成形体用シートと樹脂シートを、接着層を介して積層し積層体とし、その積層体に成形工程が施される場合も、接着層を介した繊維含有プラスチック成形体用シートと樹脂シートの接着はより強固なものとなる。
本発明の成形体の製造工程で用いられる成形体用シートは、親水性材料と、熱可塑性樹脂繊維とを含む。親水性材料がパルプ繊維である場合、成形体用シートを繊維含有プラスチック成形体用シートと呼ぶこともある。
成形体用シートは、湿式又は乾式のシート形成方法を用いて製造される。以下では、親水性材料がパルプ繊維の場合であって、繊維含有プラスチック成形体用シートを製造する工程を代表して説明する。
本発明の成形体の製造工程で樹脂シートが用いられる場合、樹脂シートは熱可塑性樹脂を含む。樹脂シートに含まれる熱可塑性樹脂の含有量は、樹脂シートの全質量に対して、60質量%以上であることが好ましく、70質量%以上であることがより好ましい。また、樹脂シートは、熱可塑性樹脂のみから構成されてもよい。
樹脂シートは、フィルム又は不織布であって、樹脂シートを構成する熱可塑性樹脂がポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、エチレンビニルアルコール共重合体、ポリ乳酸及びポリエチレンテレフタレートからなる群から選ばれる少なくとも1種であることが好ましく、ポリオレフィン系樹脂フィルム又はポリオレフィン系樹脂からなる不織布であることがより好ましい。なお、ポリオレフィン系樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、酸変性ポリプロピレンが好ましく用いられ、ポリプロピレンが特に好ましく用いられる。
本発明の成形体は、電機・電子機器、OA機器、架電機器、土木・建築、自動車、航空機の部品、構造部品及び筐体、容器(例えば、食品容器、薬品包装容器)、家具、日用雑貨、医療用具などに好ましく用いられる。
走行する無端のメッシュ状コンベア上に坪量80g/m2のハイクロス(王子キノクロス(株)製パルプ:合成繊維比率=50:50)を繰り出し、その上に、原料繊維を、エアレイド方式のウェブフォーミング機により空気流とともに100g/m2となるように落下堆積させてウェブを形成した。なお、原料繊維には、パルプ(NBKP)と、PP/PE芯鞘複合繊維(チッソ株式会社社製、商品名:ETC、融点130℃、繊維太さ13μm、繊維長:5mm)を60:40の質量比で配合し、空気中で均一に混合して調製したものを用いた。
次いで、形成されたウェブ上にティシュを繰り出し、得られたウェブを、温度140℃のスルーエアードライヤーに通過させた後、クリアランスを1mmに設定したロールプレスにて線圧2MPaでプレスし、ホットメルト樹脂が5g/m2となるように塗布し、40μmのCPPフィルム(北越化成株式会社社製、無延伸ポリプロピレンフィルム、厚み40μm)を貼合し、坪量が239g/m2の成形体用シートAを作製した。
成形体用シートAを30cm角に切り出し、表面温度150℃で10秒間加熱した後、金属板で挟み、0.5MPaで10秒間加圧し、板状の成形体を作製した。
パルプ(NBKP)と、PP/PE芯鞘複合繊維の比率を50:50に変更した以外は、実施例1と同様にして坪量239g/m2の成形体用シートBを作製し、実施例1と同様にして成形体を得た。
原料繊維を、150g/m2となるように落下堆積させた以外は、実施例2と同様にして坪量289g/m2の成形体用シートCを作製し、実施例1と同様にして成形体を得た。
パルプ(NBKP)と、PP/PE芯鞘複合繊維の比率を40:60に変更した以外は、実施例3と同様にして坪量289g/m2の成形体用シートDを作製し、実施例1と同様にして成形体を得た。
走行する無端のメッシュ状コンベア上に坪量14g/m2のティシュを繰り出し、その上に、原料繊維を、エアレイド方式のウェブフォーミング機により空気流とともに150g/m2となるように落下堆積させてウェブを形成した。なお、原料繊維には、パルプ(NBKP)と、PP/PE芯鞘複合繊維(チッソ株式会社社製、商品名:ETC、融点130℃、繊維太さ13μm、繊維長:5mm)を60:40の質量比で配合し、空気中で均一に混合して調製したものを用いた。次いで、形成されたウェブ上にティシュを繰り出し、得られたウェブを、温度140℃のスルーエアードライヤーに通過させた後、プレスし、表裏面のティシュを剥がして坪量150g/m2の成形体用シートEを作製した。さらに、実施例1と同様にして成形体を得た。
形成されたウェブ上にティシュを繰り出さない以外は、実施例1と同様にして坪量225g/m2の成形体用シートFを作製し、実施例1と同様にして成形体を得た。
原料繊維を、エアレイド方式のウェブフォーミング機により空気流とともに150g/m2となるように落下堆積させてウェブを形成した以外は、実施例1と同様にして坪量275g/m2の成形体用シートGを作製し、実施例1と同様にして成形体を得た。
実施例7で得られた成形体のハイクロス面にアルミ製蓋材(東洋アルミ製厚み15μm、PPヒートシール用)を加熱圧着し、蓋材を貼合した成形体を得た。
実施例7で得られた成形体のハイクロス面に紙製蓋材(厚口グラシン王子エフテックス製:坪量30.5g/m2)を加熱圧着し、蓋材を貼合した成形体を得た。
パルプ(NBKP)と、PP/PE芯鞘複合繊維の比率を70:30に変更し、原料繊維を、エアレイド方式のウェブフォーミング機により空気流とともに200g/m2となるように落下堆積させてウェブを形成した以外は、実施例1と同様にして坪量325g/m2の成形体用シートHを作製し、実施例1と同様にして成形体を得た。
実施例7で得られた成形体用シートGのハイクロス上にPE樹脂を20μmとなるようにラミ加工して坪量290g/m2の成形体用シートIを作製し、実施例1と同様にして成形体を得た。
PP/PE芯鞘複合繊維の代わりにPLA/PBS芯鞘複合繊維を使用し、パルプとPLA/PBS芯鞘複合繊維の比率を54:46に変更した以外は、実施例5と同様にして坪量150g/m2の成形体用シートJを作製し、実施例1と同様にして成形体を得た。
PP/PE芯鞘複合繊維の代わりにPLA/PBS芯鞘複合繊維及びEVOH繊維を使用し、パルプとPLA/PBS芯鞘複合繊維とEVOH繊維との比率を32:59:10に変更し、原料繊維を、エアレイド方式のウェブフォーミング機により空気流とともに185g/m2となるように落下堆積させてウェブを形成した以外は、実施例5と同様にして坪量185g/m2の成形体用シートKを作製し、実施例1と同様にして成形体を得た。
PP/PE芯鞘複合繊維の代わりにPET/PE芯鞘複合繊維を使用した以外は、実施例2と同様にして坪量239g/m2の成形体用シートLを作製し、実施例1と同様にして成形体を得た。
ホットメルト樹脂でCPPフィルムを貼合する代わりにPEを15g/m2となるように塗布した以外は、実施例1と同様にして坪量218g/m2の成形体用シートMを作製し、実施例1と同様にして成形体を得た。
パルプ(NBKP)の半量をPVA繊維(ビニロン クラレ社製)に置き換え、パルプ:PVA繊維:PP/PE芯鞘複合繊維の比率を20:20:60に変更した以外は、実施例4と同様にして坪量289g/m2の成形体用シートNを作製し、実施例1と同様にして成形体を得た。
実施例10で得られた成形体用シートJを表面温度150℃で10秒間加熱した後、金属板で挟み、10MPaで10分間加圧した以外は、実施例1と同様にして成形体を得た。
坪量が350g/m2の市販のPVCフィルムを成形体用シートとして使用し、実施例1と同様にして成形体を得た。
坪量が450g/m2の市販のPPフィルムを成形体用シートとして使用し、実施例1と同様にして成形体を得た。
坪量が337.5g/m2の市販のPPフィルムを成形体用シートとして使用し、実施例1と同様にして成形体を得た。
JIS P 8126の紙及び板紙―圧縮強さ試験方法(リングクラッシュ法)に準じて、得られた成形体から12.7mm×152.4mmに切り出したサンプルを用いてドライ時圧縮強さと水に1分浸漬後の圧縮強さ(ウェット時圧縮強さ)を測定した。そして圧縮強さの低下率(%)を、下記式を用いて算出した。
低下率(%)=(1―ウェット時圧縮強さ/ドライ時圧縮強さ)×100
成形する際には、加熱ゾーンと加圧式成形ゾーンからなる成形機を用いて、実施例で得られた成形体用シート1枚を成形装置の枠に固定した。加熱ゾーンの遠赤外過熱装置の温度設定を300℃設定にして15秒加熱(シートの表面温度が145℃になるように)した後、成形ゾーンで底面からの高さが1.5cm、直径5cmのドーム形状の凹凸型を用いてスタンピング方式で加圧成形を行い、ドーム型成形体を得た。また、底面が12cm×15cmの長方形で角部のRが8.4に設定され、底面からの高さが1cmで周囲に2cmの耳部を備えた容器形状の凹凸型を用いてスタンピング方式で加圧成形を行いバット型成形体を得た。
12 親水性材料含有領域
14 樹脂領域
Claims (7)
- 親水性材料と、熱可塑性樹脂とを含有する成形体であって、
前記親水性材料はパルプ繊維であり、
前記熱可塑性樹脂の融点は200℃以下であり、
前記成形体の密度は0.10g/cm3よりも大きく1.00g/cm3以下であり、
前記成形体のドライ時の圧縮強さをPとし、前記成形体のウェット時の圧縮強さをQとした際に、以下の式(1)で算出される圧縮強さ低下率(%)が10%以上である成形体。
低下率(%)=(1−Q/P)×100 式(1) - 前記パルプ繊維と、前記熱可塑性樹脂とを含有する繊維含有プラスチック領域と、
前記繊維含有プラスチック領域の少なくとも一方の面側に接する樹脂領域と、を含む請求項1に記載の成形体。 - 前記パルプ繊維の含有量は、前記パルプ繊維と前記熱可塑性樹脂の含有量の合計質量に対して、40質量%以上である請求項2に記載の成形体。
- 前記樹脂領域は、融点が200℃以下の樹脂を含む請求項2又は3に記載の成形体。
- 前記熱可塑性樹脂が、ポリ乳酸、ポリブチレンサクシネート、エチレンビニルアルコール共重合体、ポリエチレンテレフタレート及びポリオレフィンから選択される少なくとも1種である請求項1〜4のいずれか1項に記載の成形体。
- 親水性材料と、熱可塑性樹脂とを含有する成形体用シートを成形する工程を含む成形体の製造方法であって、
前記親水性材料はパルプ繊維であり、
前記熱可塑性樹脂の融点は200℃以下であり、
前記成形する工程は、真空成形する工程及び圧空成形する工程から選択される少なくとも1工程を含み、
前記成形する工程は、密度が0.20g/cm3よりも大きく1.00g/cm3以下の成形体を成形する工程であり、
前記成形体のドライ時の圧縮強さをPとし、前記成形体のウェット時の圧縮強さをQとした際に、以下の式(1)で算出される圧縮強さ低下率(%)が10%以上である成形体の製造方法。
低下率(%)=(1−Q/P)×100 式(1) - 前記成形する工程は、
前記パルプ繊維と、前記熱可塑性樹脂とを含有する繊維含有プラスチック成形体用シートと樹脂シートとを積層して、樹脂シート含有成形体用シートを得る工程と、
前記樹脂シート含有成形体用シートを、真空成形する工程及び圧空成形する工程から選択される少なくとも1工程によって成形する工程と、を含む請求項6に記載の成形体の製造方法。
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