JP6988558B2 - 画像形成システム、画像形成装置、携帯端末および認証プログラム - Google Patents

画像形成システム、画像形成装置、携帯端末および認証プログラム Download PDF

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Description

この開示は、画像形成システム、画像形成装置、携帯端末および認証プログラムに関する。
近年、画像形成装置(例えば、MFP)と携帯端末(例えば、スマートフォン)との間で通信を行い、認証情報を携帯端末から画像形成装置に送信して、画像形成装置で当該認証情報に基づき携帯端末の認証が行われた場合、携帯端末と画像形成装置との連携(例えば、ジョブデータの送信など)が可能な画像形成システムが知られている。そして、画像形成装置と携帯端末との間で認証情報を通信する方式として、NFC(Near-field communication)通信やBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)通信などがある。
例えば、特開2017−73018号公報(特許文献1)では、携帯端末がBLE通信を用いて画像形成装置から識別情報であるMACアドレス等の情報を取得する。また、携帯端末は、画像形成装置から取得した識別情報と、画像形成装置から携帯端末へ提示された情報とが一致した場合に、無線LAN通信用のプロファイルを作成して、画像形成装置と無線LAN通信を行う構成が特許文献1に開示されている。
また、例えば、特開2017−162366号公報(特許文献2)では、BLE通信を用いて携帯端末から画像形成装置に認証情報を送信し、当該認証情報に基づいて画像形成装置で認証処理を行い、その結果がOKである場合に、携帯端末との無線LAN通信を許可する構成が開示されている。
特開2017−73018号公報 特開2017−162366号公報
しかしながら、特許文献1に開示される技術では、BLE通信を行う場合、携帯端末側から画像形成装置へハンドシェイクの処理が必要となり、画像形成装置と携帯端末との認証を行うための操作ステップの数が増加する問題があった。また、特許文献2に開示される技術では、BLE通信を用いて携帯端末から画像形成装置に認証情報を送信することは記載されているが、認証情報を送信する画像形成装置をどのように特定し、通信を確立するかについては開示されていない。
また、画像形成装置と携帯端末との認証をBLE通信で行う場合、BLE通信の通信可能距離が長いため、複数台の画像形成装置が1つのエリアに設置されていると、ユーザが意図しない画像形成装置を選択して携帯端末との認証を開始してしまう虞があった。そのため、BLE通信を用いて認証を行う場合、ユーザが意図する画像形成装置を選択する必要があった。しかし、ユーザが画像形成装置を選択する操作が必要な場合、携帯端末側でユーザが操作する操作ステップが増加するという課題が生じる。
さらに、画像形成装置と携帯端末との認証をNFC通信で行う場合、NFC通信の通信可能距離がBLE通信に比べて短く、極近距離(十数センチ程度)しか通信できないため、複数台の画像形成装置が1つのエリアに設置されていても、ユーザが意図しない画像形成装置を選択して携帯端末との認証を開始してしまう虞はない。しかし、NFC通信が可能な携帯端末には、画像形成装置との間で双方向通信が行なえるものと、画像形成装置からの片方向通信が行なえるものとがある。そのため、双方向通信のNFC通信を行うことができる携帯端末では、画像形成装置との認証を行うことが可能であるが、片方向通信のNFC通信を行うことができる携帯端末では、画像形成装置との認証を行うことができないという問題があった。
本開示は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、片方向通信の近距離通信を用いる携帯端末において、操作ステップの数を増やすことなく画像形成装置との認証を行うことができる画像形成システム、画像形成装置、携帯端末および認証プログラムを提供することである。
ある実施形態に従うと、画像形成装置と、画像形成装置と通信可能な携帯端末とを備え、画像形成システムであって、画像形成装置は、画像形成装置から携帯端末への片方向通信が可能な第1の近距離無線通信を行う第1の通信手段と、画像形成装置と携帯端末との間で双方向通信が可能で、第1の近距離無線通信より通信可能距離が長い第2の近距離無線通信を行う第2の通信手段と、画像形成装置の識別情報を記憶する第1の記憶手段と、携帯端末から受信した認証情報に基づき、携帯端末と画像形成装置との連携を許可する認証手段とを含み、第1の通信手段および第2の通信手段は、第1の記憶手段に記憶した識別情報を送信し、携帯端末は、第1の近距離無線通信を行う第3の通信手段と、第2の近距離無線通信を行う第4の通信手段と、認証情報を記憶する第2の記憶手段とを含み、第3の通信手段は、第1の近距離無線通信により画像形成装置から送信される識別情報を受信し、第4の通信手段は、第2の近距離無線通信により画像形成装置から送信される識別情報を受信し、当該識別情報が第3の通信手段で受信した識別情報と一致する場合に、第2の記憶手段に記憶した認証情報を識別情報が一致した画像形成装置に対して送信する。
好ましくは、第4の通信手段は、第2の近距離無線通信により画像形成装置から送信される識別情報を予め定められた期間ごとに受信し、第2の記憶手段は、第4の通信手段で受信した識別情報を記憶する。
好ましくは、第4の通信手段は、第3の通信手段で識別情報を受信した場合、第2の近距離無線通信により画像形成装置から送信される識別情報を受信する。
好ましくは、第4の通信手段が送信する認証情報は、画像形成装置にログインするための情報である。
好ましくは、携帯端末と連携するサブ端末をさらに備え、サブ端末は、第1の近距離無線通信を行う第5の通信手段と、第5の通信手段で、第1の近距離無線通信により画像形成装置から受信した識別情報を携帯端末に送信する送信手段とを含み、第4の通信手段は、第2の近距離無線通信により画像形成装置から送信される識別情報を受信し、当該識別情報が送信手段から送信された識別情報と一致する場合に、第2の記憶手段に記憶した認証情報を識別情報が一致した画像形成装置に対して送信する。
好ましくは、サブ端末は、使用者への通知する通知手段をさらに含み、通知手段は、第2の記憶手段に認証情報が記憶されていない場合、使用者に認証情報が記憶されていない旨を通知する。
好ましくは、第1の通信手段は、第1の近距離無線通信を行うことが可能なICタグであり、画像形成装置は、ファームウェアを更新することで、ICタグに記憶した認証要求情報と識別情報とを変更できる。
好ましくは、画像形成装置は、第2の通信手段により通信が可能で、携帯端末と画像形成装置との連携を許可する認証が有効である場合に、第1の通信手段および第2の通信手段は、識別情報としてIPアドレスを送信する。
好ましくは、携帯端末は、データの処理を伴わない第1の表示画面が表示されているときに、第3の通信手段で画像形成装置から送信される識別情報を受信した場合、第2の記憶手段に記憶した認証情報を、第4の通信手段から識別情報が一致した画像形成装置に対して送信し、データの処理を伴う第2の表示画面が表示されているときに、第3の通信手段で画像形成装置から送信される識別情報を受信した場合、第2の記憶手段に記憶した認証情報および処理するデータを、第4の通信手段から識別情報が一致した画像形成装置に対して送信する。
ある実施形態に従うと、携帯端末と通信可能な画像形成装置であって、画像形成装置から携帯端末への片方向通信が可能な第1の近距離無線通信を行う第1の通信手段と、画像形成装置と携帯端末との間で双方向通信が可能で、第1の近距離無線通信より通信可能距離が長い第2の近距離無線通信を行う第2の通信手段と、画像形成装置の識別情報を記憶する第1の記憶手段と、携帯端末から受信した認証情報に基づき、携帯端末と画像形成装置との連携を許可する認証手段とを含み、第1の通信手段および第2の通信手段は、第1の記憶手段に記憶した識別情報を送信し、第2の通信手段は、携帯端末において、第1の近距離無線通信により画像形成装置から送信される識別情報と、第2の近距離無線通信により画像形成装置から送信される識別情報とが一致する場合に、携帯端末から送信される認証情報を受信する。
ある実施形態に従うと、画像形成装置と通信可能な携帯端末であって、画像形成装置から携帯端末への片方向通信が可能な第1の近距離無線通信を行う第1の通信手段と、画像形成装置と携帯端末との間で双方向通信が可能で、第1の近距離無線通信より通信可能距離が長い第2の近距離無線通信を行う第2の通信手段と、携帯端末と画像形成装置との連携を許可するための認証情報を記憶する記憶手段とを備え、第1の通信手段は、第1の近距離無線通信により画像形成装置から送信される画像形成装置の識別情報を受信し、第2の通信手段は、第2の近距離無線通信により画像形成装置から送信される識別情報を受信し、当該識別情報が第1の通信手段で受信した識別情報と一致する場合に、記憶手段に記憶した認証情報を識別情報が一致した画像形成装置に対して送信する。
ある実施形態に従うと、画像形成装置から携帯端末への片方向通信が可能な第1の近距離無線通信を行う第1の通信手段と、画像形成装置と携帯端末との間で双方向通信が可能で、第1の近距離無線通信より通信可能距離が長い第2の近距離無線通信を行う第2の通信手段と、携帯端末と画像形成装置との連携を許可するための認証情報を記憶する記憶手段とを備える携帯端末のプロセッサで実行される認証プログラムであって、第1の近距離無線通信により画像形成装置から送信される画像形成装置の識別情報を受信するステップと、第2の近距離無線通信により画像形成装置から送信される識別情報を受信するステップと、第2の近距離無線通信により受信した識別情報が第1の近距離無線通信により受信した識別情報と一致するか否かを判断するステップと、識別情報が一致した場合に、記憶手段に記憶した認証情報を識別情報が一致した画像形成装置に対して送信するステップとを含む。
ある実施形態に従う画像形成システム、画像形成装置、携帯端末および認証プログラムでは、操作ステップの数を増やすことなく携帯端末と画像形成装置との認証を行うことができる。
実施の形態1に従う画像形成システムの構成例を説明する図である。 実施の形態1におけるMFPの外観を示す概略図である。 実施の形態1におけるMFPのハードウェア構成の概要を示すブロック図である。 本実施の形態1におけるスマートフォンの構成を示すブロック図である。 本実施の形態1におけるMFPとスマートフォンとの認証処理を説明するためのシーケンス図である。 本実施の形態1におけるスマートフォンでの認証処理を説明するためのフローチャートである。 本実施の形態1におけるスマートフォンでの別の認証処理を説明するためのフローチャートである。 実施の形態2に従う画像形成システムの構成例を説明する図である。 本実施の形態2におけるMFPとスマートフォンとの認証処理を説明するためのシーケンス図である。 本実施の形態2におけるスマートフォンでの認証処理を説明するためのフローチャートである。 本実施の形態3におけるスマートフォンでの認証処理を説明するためのフローチャートである。 本実施の形態3におけるスマートフォンでの別の認証処理を説明するためのフローチャートである。 本実施の形態3におけるスマートフォンの表示操作部を示す図である。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1に従う画像形成システムの構成例を説明する図である。ある実施形態において、1つのエリアに複数のMFP100,100Aが設置され、スマートフォン200と連携させることができる画像形成システムである。MFP100,100Aとスマートフォン200と連携させる機能の一つとして、スマートフォン200を使った認証機能がある。ユーザがスマートフォン200から認証するMFP100,100Aを選択することで、MFP100,100Aにログインすることができ、MFP100,100Aの前に立つことなくMFP100,100Aを操作することができる。
MFP100,100Aは、スマートフォン200と通信することができる近距離通信として、NFC(Near-field communication)通信NとBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)通信Bとを有している。BLE通信Bは通信可能距離が長い(例えば、十数メートル程度)ため、BLE通信Bのみを使ってスマートフォン200の認証を行った場合、ユーザが意図しないMFPを選択してしまう虞がある。また、ユーザに意図するMFPを選択させるためには、ユーザがBLE通信Bを使ってスマートフォン200の認証を行うことが可能なMFP(図1の例では、MFP100,100A)の内から意図するMFPを選択する操作を行う必要が有り、ユーザの操作ステップが増加する。
そこで、実施の形態1に従う画像形成システムでは、NFC通信Nを利用することで操作ステップの数を増やすことなくスマートフォン200の認証を行うことが可能となる。NFC通信は通信可能距離がBLE通信に比べて短く、極近距離(十数センチ程度)しか通信できないため、図1に示す例ではスマートフォン200をかざしているMFP100としか通信を行うことができない。また、NFC通信Nを利用することができるスマートフォンでは、OS(Operating System)の違いにより、MFPと双方向通信することができるものと、MFPからスマートフォンへの片方向通信しかできないものとがある。
実施の形態1に従う画像形成システムでは、MFPからスマートフォンへの片方向通信しかできないスマートフォンであっても、スマートフォンの認証を行うことが可能なシステムについて説明する。そのため、以下に説明するスマートフォン200は、MFPからスマートフォンへの片方向通信しかできないものとして説明する。もちろん、当該画像形成システムでは、MFPと双方向通信するスマートフォンを用いてもスマートフォンの認証を行うことは可能である。
具体的に、実施の形態1に従う画像形成システムでは、スマートフォン200をMFP100にかざすことでMFP100からスマートフォン200にNFC通信NでMACアドレス(識別情報)が送信される。また、スマートフォン200は、BLE通信Bで通信可能な範囲にあるMFPを検索(BLE検索)し、検索できたMFP100,100AからそれぞれMACアドレスを受信する。スマートフォン200は、NFC通信Nで受信したれMACアドレスと、BLE通信Bで受信したれMACアドレスとが一致したMFP100に対して認証情報をBLE通信Bで送信する。ここで、認証情報は、例えばMFP100にログインするための情報である。MFP100は、スマートフォン200から受信した認証情報に基づき、スマートフォン200の認証を行う。MFP100がスマートフォン200を認証することで、両者の連携が可能となり、例えばスマートフォン200の画像をMFP100で印刷することが可能となる。
次に、実施の形態1に従う画像形成システムについて、さらに詳しく説明する。図2は、実施の形態1におけるMFP100の外観を示す概略図である。図3は、実施の形態1におけるMFP100のハードウェア構成の概要を示すブロック図である。図1および図2を参照して、MFP100は、原稿を読み取るための原稿読取部110と、画像形成部120と、ユーザーインターフェースとしての操作パネル160とを含む。
原稿読取部110は、CCD(Charge Coupled Device)等の光電変換素子を含み、自動原稿搬送装置から搬送される原稿を光学的に読取って電子データとしての画像を出力する。
画像形成部120は、レーザプリンタであり、原稿読取部110が出力する画像またはスマートフォン200から送信された画像を、給紙部から供給される紙などの記録媒体に形成することにより、可視化する。画像形成部120は、カラープリントの場合には、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナーで画像を形成する。なお、画像形成部120は、インクジェットプリンタであってもよい。操作パネル160は、表示部と、操作部とを含む。
また、MFP100は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、外部インターフェース(I/F)部130と、BLE通信部140と、NFC通信部150とを含んでいる。CPU101は、原稿読取部110、画像形成部120、操作パネル160などと接続され、MFP100の全体を制御する。
ROM102は、CPU101が実行するプログラム、またはそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。また、ROM102には、MFPのMACアドレスが記憶されている。RAM103は、CPU101がプログラムを実行する際の作業領域として用いられる。また、RAM103は、原稿読取部110から連続的に送られてくる読取データ(画像データ)を一時的に記憶する。
通信I/F部130は、MFP100をネットワークに接続するためのインターフェースである。CPU101は、通信I/F部130を介して、ネットワークに接続されたコンピューターやスマートフォンとの間で通信し、データを送受信する。通信I/F部130は、例えば、他の装置(例えばスマートフォン200)と接続され、他の装置から印刷のためのジョブデータを受信することができる。また、通信I/F部130は、ネットワークを介してインターネットに接続されたコンピューターと通信が可能である。なお、通信I/F部130は、無線LAN通信による通信を行ってもよい。
BLE通信部140は、MFP100に内蔵されたBLEチップからアドバタイジングデータ(Advertising Data)を発信し、発信するデータにMFP100のMACアドレスなどの情報が含まれている。NFC通信部150は、MFP100に内蔵されたICタグ151を用いてスマートフォン200と近距離通信を行う。ICタグ151には、認証要求フラグ(認証要求情報)とMFP100のMACアドレス(識別情報)との情報が記憶されている。ICタグ151は、MFP100のファームウェアを更新することで、ICタグ151の内部情報(認証要求フラグやMACアドレスなどの情報)の変更できる。
CPU101が実行するプログラムを記憶する媒体としては、CD−ROMに限られず、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)などの半導体メモリであってもよい。
また、CPU101が実行するプログラムは、CD−ROMに記録されたプログラムに限られず、補助記憶装置(例えば、HDD)に記憶されたプログラムをRAM103にロードして実行するようにしてもよい。この場合、通信I/F部130を介してネットワークに接続された他のコンピューターが、MFP100の補助記憶装置に記憶されたプログラムを書換える、または、新たなプログラムを追加して書き込むようにしてもよい。さらに、MFP100が、通信I/F部130を介してネットワークに接続された他のコンピューターからプログラムをダウンロードして、そのプログラムを補助記憶装置に記憶するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、CPU101が直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
図4は、本実施の形態1におけるスマートフォン200の構成を示すブロック図である。図4を参照して、スマートフォン200は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、補助記憶装置204と、外部インターフェース(I/F)部210と、BLE通信部220と、NFC通信部230と、表示操作部240とを含んでいる。CPU201と、ROM202、RAM203、補助記憶装置204、外部I/F部210、BLE通信部220、NFC通信部230、表示操作部240の各々とは、相互に接続されている。
CPU201は、スマートフォン200全体の動作を制御する。CPU201は、ROM202に記憶されたプログラムを実行する。ROM202は、CPU201が実行する制御プログラムなどを記憶する。RAM203はCPU201の作業用のメモリである。なお、補助記憶装置204は、画像データや、各種アプリケーションのプログラム、印刷設定アプリを通じて設定された印刷条件などの情報を記憶する。また、補助記憶装置204は、BLE通信部220またはNFC通信部230で受信したMACアドレスを記憶する。なお、BLE通信部220またはNFC通信部230で受信したMACアドレスは、補助記憶装置204とは異なる記憶部、例えばRAM203で記憶してもよい。
通信I/F部210は、スマートフォン200をネットワークに接続するためのインターフェースである。CPU201は、通信I/F部210を介して、ネットワークに接続されたコンピューターやMFPとの間で通信し、データを送受信する。通信I/F部210は、例えば、他の装置(例えばMFP100)と接続され、他の装置に印刷のためのジョブデータを送信することができる。また、通信I/F部210は、ネットワークを介してインターネットに接続されたコンピューターと通信が可能である。なお、通信I/F部210は、無線LAN通信による通信を行っている。
BLE通信部220は、MFP100に内蔵されたBLEチップからブロードキャスト送信されてくるアドバタイジングデータ(Advertising Data)を受信するとともに、MFP100に対して認証情報などの情報を送信することが可能である。NFC通信部230は、MFP100に内蔵されたICタグ151と通信し、ICタグ151内の情報を読み取って取得する。具体的に、スマートフォン200は、MFP100の識別情報(MACアドレス等)をICタグ151から取得する。なお、NFC通信部230は、他の装置からスマートフォンへの情報送信は可能だが、スマートフォンから他の装置への情報送信はできない。
操作表示部240は、ユーザからのタッチ操作を検出する。また操作表示部240は、ユーザへの各種情報を表示する。
次に、MFP100とスマートフォン200との間で行われる認証処理について説明する。図5は、本実施の形態1におけるMFP100とスマートフォン200との認証処理を説明するためのシーケンス図である。図6は、本実施の形態1におけるスマートフォン200での認証処理を説明するためのフローチャートである。まず、MFP100が、BLEチップからアドバタイジングデータ(Advertising Data)をブロードキャストで発信し、発信するデータにMFP100のMACアドレスなどの情報が含まれているので、スマートフォン200のCPU201は、予めBLE通信でMFP100から送信されてくるMACアドレスを取得し記憶する(ステップS101)。
CPU201は、MFP100からMACアドレスを取得してから5秒経過したか否かを判断する(ステップS102)。MFP100からMACアドレスを取得してから5秒経過した場合(ステップS102でYES)、CPU201は、処理をステップS101に戻し、BLE通信でMFP100から送信されてくるMACアドレスを取得し記憶する。つまり、BLE通信部220は、BLE通信によりMFP100から送信されるMACアドレスを予め定められた期間(例えば、5秒)ごとに受信する。これにより、スマートフォン200は、認証を行う前に通信可能なMFPを把握することができるとともに、認証時にMFPのMACアドレスを取得する処理が不要になる。
MFP100からMACアドレスを取得してから5秒経過していない場合(ステップS102でNO)、CPU201は、MFP100に内蔵されたICタグ151にスマートフォン200のNFC通信部230をかざして、ICタグ151からNFC通信でMACアドレスを取得したか否かを判断する(ステップS103)。NFC通信でMACアドレスを取得していない場合(ステップS103でNO)、CPU201は、処理をステップS102に戻す。
一方、NFC通信でMACアドレスを取得した場合(ステップS103でYES)、CPU201は、予め記憶してあるMACアドレスと、NFC通信で取得したMACアドレスとが一致するか否かを判断する(ステップS104)。つまり、図5に示すシーケンス図において、スマートフォン200がNFC通信でMFP100からMACアドレスを取得した状態である。MACアドレスが一致しない場合(ステップS104でNO)、CPU201は、BLE通信で通信可能な範囲にあるMFPを検索(BLE検索)し、検索できたMFPからMACアドレスを取得し記憶する(ステップS105)。つまり、図5に示すシーケンス図において、スマートフォン200がBLE通信でMFP100からMACアドレスを取得した状態である。
CPU201は、BLE検索で取得したMACアドレスと、NFC通信で取得したMACアドレスとが一致するか否かを判断する(ステップS106)。MACアドレスが一致した場合(ステップS104,S106でYES)、CPU201は、BLE通信でMACアドレスが一致したMFP100に対して認証情報を送信する(ステップS107)。つまり、図5に示すシーケンス図において、スマートフォン200がBLE通信でMFP100に対して認証情報を送信した状態である。
一方、MACアドレスが一致しない場合(ステップS106でNO)、CPU201は、認証を失敗したことを表示操作部240に表示してユーザに通知する(ステップS108)。CPU201は、ステップS107でMFP100に対して認証情報を送信した後、またはステップS108で認証失敗を通知した後に認証処理を終了する。
図6で示した認証処理では、スマートフォン200は、MFPとの認証を行う前に、予めBLE通信でMFPから送信されてくるMACアドレスを取得し記憶する構成が前提である。しかし、MFPにスマートフォンをかざして、NFC通信でMACアドレスを取得したことを契機に、MFPからBLE通信でMACアドレスを取得する構成であってもよい。図7は、本実施の形態1におけるスマートフォン200での別の認証処理を説明するためのフローチャートである。
まず、CPU201は、MFP100に内蔵されたICタグ151にスマートフォン200のNFC通信部230をかざして、ICタグ151からNFC通信でMACアドレスを取得する(ステップS201)。NFC通信でMACアドレスを取得したことを契機として、CPU201は、BLE通信で通信可能な範囲にあるMFPを検索(BLE検索)し、検索できたMFPからMACアドレスを取得し記憶する(ステップS202)。
CPU201は、BLE検索で取得したMACアドレスと、NFC通信で取得したMACアドレスとが一致するか否かを判断する(ステップS203)。MACアドレスが一致した場合(ステップS203でYES)、CPU201は、BLE通信でMACアドレスが一致したMFP100に対して認証情報を送信する(ステップS204)。
一方、MACアドレスが一致しない場合(ステップS203でNO)、CPU201は、認証を失敗したことを表示操作部240に表示してユーザに通知する(ステップS205)。CPU201は、ステップS204でMFP100に対して認証情報を送信した後、またはステップS205で認証失敗を通知した後に認証処理を終了する。
以上のように、本実施の形態1に係る画像形成システムでは、MFP100と、MFP100と通信可能なスマートフォン200とを備えている。MFP100は、MFP100からスマートフォン200への片方向通信が可能なNFC通信N(第1の近距離無線通信)を行うNFC通信部150(第1の通信手段)と、MFP100とスマートフォン200との間で双方向通信が可能なBLE通信B(第2の近距離無線通信)を行うBLE通信部140(第2の通信手段)とを含んでいる。MFP100は、MFP100のMACアドレス(識別情報)を記憶するROM102(第1の記憶手段)と、スマートフォン200から受信した認証情報に基づき、スマートフォン200とMFP100との連携を許可する認証手段に相当するCPU101とを含んでいる。NFC通信部150およびBLE通信部140は、MFP100のMACアドレスを送信する。スマートフォン200は、NFC通信Nを行うNFC通信部230(第3の通信手段)と、BLE通信Bを行うBLE通信部220(第4の通信手段)と、認証情報を記憶する補助記憶装置204(第2の記憶手段)とを含んでいる。NFC通信部230は、NFC通信NによりMFP100から送信されるMACアドレスを受信し、BLE通信部220は、BLE通信BによりMFP100から送信されるMACアドレスを受信し、当該MACアドレスがNFC通信部230で受信したMACアドレスと一致する場合に、補助記憶装置204に記憶した認証情報をMACアドレスが一致したMFP100に対して送信する。
これにより、本実施の形態1に係る画像形成システムでは、スマートフォン200でユーザが意図するMFPを選択する操作を行なうことなく、つまり操作ステップの数を増やすことなくスマートフォン200とMFP100との認証を行うことができる。
また、本実施の形態1に係る画像形成システムでは、BLE通信部220が、BLE通信BによりMFP100から送信されるMACアドレスを予め定められた期間(例えば、5秒)ごとに受信し、補助記憶装置204は、BLE通信部220で受信したMACアドレスを記憶してもよい。これにより、本実施の形態1に係る画像形成システムでは、事前にBLE通信BによりMFPのMACアドレスを取得し記憶しておくことかできる。
さらに、本実施の形態1に係る画像形成システムでは、BLE通信部220が、NFC通信部230でMACアドレスを受信した場合、BLE通信BによりMFP100から送信されるMACアドレスを受信してもよい。これにより、本実施の形態1に係る画像形成システムでは、NFC通信部230でMACアドレスを受信したことを契機に、認証処理を開始することができる。
また、本実施の形態1に係るスマートフォン200のCPU201で実行される認証プログラムでは、NFC通信NによりMFP100から送信されるMACアドレスを受信するステップと、BLE通信BによりMFP100から送信されるMACアドレスを受信するステップと、BLE通信Bにより受信したMACアドレスがNFC通信Nにより受信したMACアドレスと一致するか否かを判断するステップと、MACアドレスが一致した場合に、補助記憶装置204に記憶した認証情報をMACアドレスが一致したMFP100に対して送信するステップとを含んでいる。スマートフォン200は当該認証プログラムを実行することにより、スマートフォン200でユーザが意図するMFPを選択する操作を行なうことなく、つまり操作ステップの数を増やすことなくMFP100と認証を行うことができる。
<実施の形態2>
実施の形態1に従う画像形成システムでは、スマートフォン200を用いてMFP100に対して認証を行ったが、本実施の形態2に従う画像形成システムでは、スマートフォンと連携する端末を用いてMFPに対して認証を行う構成について説明する。図8は、実施の形態2に従う画像形成システムの構成例を説明する図である。ある実施形態において、1つのエリアに複数のMFP100,100Aが設置され、スマートウォッチ300を介してスマートフォン200と連携させることができる画像形成システムである。実施の形態2に従えば、スマートウォッチ300をMFP100にかざすだけで、MFP100はスマートフォン200を認証することができる。なお、スマートフォン200とスマートウォッチ300とは、BLE通信Bでデータを送受信することで連携を行っている。もちろん、スマートフォン200とスマートウォッチ300とが無線LAN通信でデータを送受信して連携を行ってもよい。
具体的に、実施の形態2に従う画像形成システムでは、スマートウォッチ300をMFP100にかざすことでMFP100からスマートウォッチ300にNFC通信NでMACアドレス(識別情報)が送信される。当該MACアドレスは、スマートウォッチ300により、BLE通信Bでスマートフォン200へ送信される。また、スマートフォン200は、BLE通信Bで通信可能な範囲にあるMFPを検索(BLE検索)し、検索できたMFP100,100AからそれぞれMACアドレスを受信する。スマートフォン200は、NFC通信Nで受信したれMACアドレスと、BLE通信Bで受信したMACアドレスとが一致したMFP100に対して認証情報をBLE通信Bで送信する。ここで、認証情報は、例えばMFP100にログインするための情報である。MFP100は、スマートフォン200から受信した認証情報に基づき、スマートフォン200の認証を行う。MFP100がスマートフォン200を認証することで、両者の連携が可能となり、例えばスマートフォン200の画像をMFP100で印刷することが可能となる。なお、スマートフォン200の構成は図示していないが、図4で示したスマートフォン200の構成と同じようにCPUと、ROMと、RAMと、補助記憶装置と、外部インターフェース(I/F)部と、BLE通信部と、NFC通信部と、表示操作部とを含んでいる。
次に、実施の形態2に従う画像形成システムにおける、MFP100とスマートフォン200との間で行われる認証処理について説明する。図9は、本実施の形態2におけるMFP100とスマートフォン200との認証処理を説明するためのシーケンス図である。図10は、本実施の形態2におけるスマートフォン200での認証処理を説明するためのフローチャートである。
まず、CPU201は、スマートウォッチ300からBLE通信Bで送信されてくるMACアドレスを受信し記憶する(ステップS301)。当該MACアドレスは、MFP100に内蔵されたICタグ151にスマートウォッチ300のNFC通信部がかざされたことを契機として、MFP100からスマートウォッチ300に送信されたものである。スマートウォッチ300から送信されてくるMACアドレスを取得したことを契機として、CPU201は、BLE通信で通信可能な範囲にあるMFPを検索(BLE検索)し、検索できたMFPからMACアドレスを取得し記憶する(ステップS302)。
CPU201は、BLE検索で取得したMACアドレスと、NFC通信で受信したMACアドレスとが一致するか否かを判断する(ステップS303)。MACアドレスが一致した場合(ステップS303でYES)、CPU201は、認証情報が登録されているか否かを判断する(ステップS304)。認証情報が登録されている場合(ステップS304でYES)、CPU201は、MACアドレスが一致したMFP100に対して、BLE通信で認証情報を送信する(ステップS307)。一方、認証情報が登録されていない場合(ステップS304でNO)、CPU201は、認証情報が登録されていないことを表示操作部240に表示してユーザへ通知し、認証情報の入力を促す。(ステップS305)。CPU201は、認証情報の入力を受付け(ステップS306)、MACアドレスが一致したMFP100に対して、BLE通信で認証情報を送信する(ステップS307)。
ステップS303において、MACアドレスが一致しない場合(ステップS303でNO)、CPU201は、認証を失敗したことを表示操作部240に表示してユーザに通知する(ステップS308)。CPU201は、ステップS307でMFP100に対して認証情報を送信した後、またはステップS308で認証失敗を通知した後に認証処理を終了する。
以上のように、本実施の形態2に係る画像形成システムでは、スマートフォン200と連携するスマートウォッチ300をさらに備えている。スマートウォッチ300が、NFC通信Nを行うNFC通信部(第5の通信手段)と、NFC通信部によりMFP100から受信したMACアドレスをスマートフォン200へ送信するBLE通信部(送信手段)とを含んでいる。BLE通信部220(第4の通信手段)が、BLE通信BによりMFP100から送信されるMACアドレスを受信し、当該MACアドレスがNFC通信部230で受信したMACアドレスと一致する場合に、補助記憶装置204に記憶した認証情報をMACアドレスが一致したMFP100に対して送信する。
これにより、本実施の形態2に係る画像形成システムでは、スマートウォッチ300をMFP100にかざすだけで、スマートフォン200とMFP100との認証を行うことができる。つまり、スマートウォッチ300やスマートフォン200でユーザが意図するMFPを選択する操作を行なうことなく(操作ステップの数を増やすことなく)、スマートフォン200とMFP100との認証を行うことができる。なお、スマートフォン200と連携するサブ端末は、スマートウォッチ300に限定されず、スマートフォン200と連携することが可能な端末であればいずれの端末でもよい。
また、スマートフォン200は、ユーザ(使用者)への通知する表示操作部240(通知手段)をさらに含んでいる。表示操作部240は、補助記憶装置204に認証情報が記憶されていない場合、ユーザに認証情報が記憶されていない旨を通知する。これにより、ユーザが認証情報の入力を忘れていても、認証情報を入力することでスマートフォン200とMFP100との認証を行うことができる。
また、本実施の形態2に係る画像形成システムでは、NFC通信部230でMACアドレスを受信した場合、BLE通信部220が、BLE通信BによりMFP100から送信されるMACアドレスを受信する。これにより、本実施の形態2に係る画像形成システムでは、NFC通信部230でMACアドレスを受信したことを契機に、認証処理を開始することができる。
さらに、本実施の形態2に係る画像形成システムでは、BLE通信部220が、BLE通信BによりMFP100から送信されるMACアドレスを予め定められた期間(例えば、5秒)ごとに受信し、補助記憶装置204は、BLE通信部220で受信したMACアドレスを記憶してもよい。これにより、本実施の形態2に係る画像形成システムでは、事前にBLE通信BによりMFPのMACアドレスを取得し記憶しておくことかできる。
<実施の形態3>
実施の形態3に係る画像形成システムでは、スマートフォンをMFPにかざすだけで、スマートフォンの認証を行うことができ、さらには、MFPに登録されているジョブや、スマートフォンの表示操作部240に表示されている写真やドキュメントなどを印刷することができる。
具体的に、実施の形態3に従う画像形成システムでは、スマートフォン200をMFP100にかざすことでMFP100からスマートフォン200にNFC通信NでMACアドレス(識別情報)が送信される。また、スマートフォン200は、BLE通信Bで通信可能な範囲にあるMFPを検索(BLE検索)し、検索できたMFP100,100AからそれぞれMACアドレスを受信する。スマートフォン200は、NFC通信Nで受信したMACアドレスと、BLE通信Bで受信したれMACアドレスとが一致したMFP100に対して認証情報をBLE通信Bで送信する。ここで、認証情報は、例えばMFP100にログインするための情報である。当該認証情報がMFP100に送信されると、ある形態では、MFP100に登録されているジョブを印刷することが可能となる。また、別の形態では、スマートフォン200の表示操作部240に表示されている写真やドキュメントなどのデータがMFP100に送信され、印刷することが可能となる。
次に、実施の形態3に従う画像形成システムにおける、MFP100とスマートフォン200との間で行われる認証処理について説明する。図11は、本実施の形態3におけるスマートフォン200での認証処理を説明するためのフローチャートである。
まず、CPU201は、NFC通信でMACアドレスを取得し記憶する(ステップS401)。NFC通信でMACアドレスを取得したことを契機として、CPU201は、BLE通信で通信可能な範囲にあるMFPを検索(BLE検索)し、検索できたMFPからMACアドレスを取得し記憶する(ステップS402)。
CPU201は、BLE検索で取得したMACアドレスと、NFC通信で取得したMACアドレスとが一致するか否かを判断する(ステップS403)。MACアドレスが一致した場合(ステップS403でYES)、CPU201は、MACアドレスが一致したMFP100に対して、BLE通信で認証情報を送信する(ステップS404)。CPU201は、MFP100からジョブ登録の有無を受信し(ステップS405)、MFP100にジョブが登録されているか否かを判断する(ステップS406)。
ジョブが登録されている場合には(ステップS406でYES)、認証処理を終了する。一方、ジョブが登録されていない場合には(ステップS406でNO)、CPU201は、MACアドレスが一致したMFP100から、BLE通信でIPアドレスを受信し(ステップS407)、認証処理を終了する。スマートフォン200は、MFP100からIPアドレスを受信することで、MFP100と無線LAN通信を行うことが可能となり、印刷するデータなど大容量のデータを送信することができる。
ステップS403において、MACアドレスが一致しない場合(ステップS403でNO)、CPU201は、認証を失敗したことを表示操作部240に表示してユーザに通知し(ステップS408)、認証処理を終了する。
次に、実施の形態3に従う画像形成システムにおける、MFP100とスマートフォン200との間で行われる別の認証処理について説明する。図12は、本実施の形態3におけるスマートフォンでの別の認証処理を説明するためのフローチャートである。図13は、本実施の形態3におけるスマートフォンの表示操作部を示す図である。
まず、CPU201は、NFC通信でMACアドレスを取得し記憶する(ステップS501)。NFC通信でMACアドレスを取得したことを契機として、CPU201は、BLE通信で通信可能な範囲にあるMFPを検索(BLE検索)し、検索できたMFPからMACアドレスを取得し記憶する(ステップS502)。
CPU201は、BLE検索で取得したMACアドレスと、NFC通信で取得したMACアドレスとが一致するか否かを判断する(ステップS503)。MACアドレスが一致した場合(ステップS503でYES)、CPU201は、MACアドレスが一致したMFP100に対して、BLE通信で認証情報を送信し(ステップS504)、表示操作部240に表示されている画面がHOME画面か否かを判断する(ステップS505)。
図13(a)に示す通り、HOME画面とは、スマートフォン200の表示操作部240に表示される画面であり、スマートフォン200において実行される各種アプリケーションがアイコンHで表示される。表示操作部240に表示されている画面がHOME画面である場合には(ステップS505でYES)、認証処理を終了する。
一方、図13(b)に示す通り、表示操作部240に表示されている画面がHOME画面ではなく、写真Pやドキュメントなどが表示されている場合には(ステップS505でNO)、CPU201は、MACアドレスが一致したMFP100からBLE通信でIPアドレスを取得する(ステップS506)。CPU201は、MFP100から取得したIPアドレスに基づいてMFP100と無線LAN通信を行い、当該無線LAN通信でジョブデータを送信し(ステップS507)、認証処理を終了する。
ステップS503において、MACアドレスが一致しない場合(ステップS503でNO)、CPU201は、認証を失敗したことを表示操作部240に表示してユーザに通知し(ステップS508)、認証処理を終了する。
以上のように、本実施の形態3に係る画像形成システムでは、MFP100が、BLE通信部140(第2の通信手段)により通信が可能で、スマートフォン200とMFP100との連携を許可する認証が有効である場合に、BLE通信部140が、識別情報としてIPアドレスを送信する。これにより、スマートフォン200は、MFP100と無線LAN通信を行うことが可能となり、印刷するデータなど大容量のデータを送信することができる。
また、本実施の形態3に係る画像形成システムでは、スマートフォン200が、データの処理を伴わないHOME画面(第1の表示画面)が表示されているときに、NFC通信部230(第3の通信手段)でMFP100から送信されるMACアドレスを受信した場合、補助記憶装置204(第2の記憶手段)に記憶した認証情報を、BLE通信部220(第4の通信手段)から識別情報が一致したMFP100に対して送信し、
データの処理を伴う写真Pやドキュメントなどが表示されている画面(第2の表示画面)が表示されているときに、NFC通信部230でMFP100から送信されるMACアドレスを受信した場合、補助記憶装置204に記憶した認証情報および処理するデータを、BLE通信部220から識別情報が一致したMFP100に対して送信する。これにより、MFP100に出力ジョブが登録されている場合や、スマートフォン200の表示操作部240に写真やドキュメントが表示されている場合には、それらのデータを印刷することができる。つまり、MFP100にスマートフォン200をかざすことで、スマートフォン200の認証とジョブデータの印刷が可能となる。
また、本実施の形態3に係る画像形成システムでは、NFC通信部230でMACアドレスを受信した場合、BLE通信部220が、BLE通信BによりMFP100から送信されるMACアドレスを受信する。これにより、本実施の形態1に係る画像形成システムでは、NFC通信部230でMACアドレスを受信したことを契機に、認証処理を開始することができる。
また、本実施の形態3に係る画像形成システムでは、BLE通信部220が、BLE通信BによりMFP100から送信されるMACアドレスを予め定められた期間(例えば、5秒)ごとに受信し、補助記憶装置204は、BLE通信部220で受信したMACアドレスを記憶してもよい。これにより、本実施の形態1に係る画像形成システムでは、事前にBLE通信BによりMFPのMACアドレスを取得し記憶しておくことかできる。
また、本実施の形態3に係る画像形成システムでは、本実施の形態2のように、スマートウォッチ300をMFP100にかざすことでスマートフォン200とMFP100との認証を行ってもよい。これにより、スマートフォン200でユーザが意図するMFPを選択する操作を行なうことなく、つまり操作ステップの数を増やすことなくスマートフォン200とMFP100との認証を行うことができる。
また、本実施の形態3に係る画像形成システムでは、本実施の形態2のように、スマートフォン200に認証情報が登録されていない場合には、その旨がユーザに通知されるようにしてもよい。これにより、ユーザが認証情報の入力を忘れていても、認証情報を入力することでスマートフォン200とMFP100との認証を行うことができる。
上記説明した各種処理は、1つのCPUによって実現されるものとしてあるが、これに限られない。これらの各種機能は、少なくとも1つのプロセッサのような半導体集積回路、少なくとも1つの特定用途向け集積回路ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、少なくとも1つのDSP(Digital Signal Processor)、少なくとも1つのFPGA(Field Programmable Gate Array)、および/またはその他の演算機能を有する回路によって実装され得る。
これらの回路は、有形の読取可能な少なくとも1つの媒体から、1以上の命令を読み出すことにより上記の各種処理を実行しうる。
このような媒体は、磁気媒体(たとえば、ハードディスク)、光学媒体(例えば、コンパクトディスク(CD)、DVD)、揮発性メモリ、不揮発性メモリの任意のタイプのメモリなどの形態をとるが、これらの形態に限定されるものではない。
揮発性メモリはDRAM(Dynamic Random Access Memory)およびSRAM(Static Random Access Memory)を含み得る。不揮発性メモリは、ROM、NVRAMを含み得る。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100、100A MFP、200 スマートフォン、300 スマートウォッチ、101,201 CPU、102 ROM、140,220 BLE通信部、150,230 NFC通信部、151 ICタグ、204 補助記憶装置、240 表示操作部。

Claims (12)

  1. 画像形成装置と、前記画像形成装置と通信可能な携帯端末とを備え、画像形成システムであって、
    前記画像形成装置は、
    前記画像形成装置から前記携帯端末への片方向通信が可能な第1の近距離無線通信を行う第1の通信手段と、
    前記画像形成装置と前記携帯端末との間で双方向通信が可能で、前記第1の近距離無線通信より通信可能距離が長い第2の近距離無線通信を行う第2の通信手段と、
    前記画像形成装置の識別情報を記憶する第1の記憶手段と、
    前記携帯端末から受信した認証情報に基づき、前記携帯端末と前記画像形成装置との連携を許可する認証手段とを含み、
    前記第1の通信手段および前記第2の通信手段は、前記第1の記憶手段に記憶した識別情報を送信し、
    前記携帯端末は、
    前記第1の近距離無線通信を行う第3の通信手段と、
    前記第2の近距離無線通信を行う第4の通信手段と、
    前記認証情報を記憶する第2の記憶手段とを含み、
    前記第3の通信手段は、前記第1の近距離無線通信により前記画像形成装置から送信される識別情報を受信し、
    前記第4の通信手段は、前記第2の近距離無線通信により前記画像形成装置から送信される識別情報を受信し、当該識別情報が前記第3の通信手段で受信した識別情報と一致する場合に、前記第2の記憶手段に記憶した前記認証情報を識別情報が一致した前記画像形成装置に対して送信する、画像形成システム。
  2. 前記第4の通信手段は、前記第2の近距離無線通信により前記画像形成装置から送信される識別情報を予め定められた期間ごとに受信し、
    前記第2の記憶手段は、前記第4の通信手段で受信した識別情報を記憶する、請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記第4の通信手段は、前記第3の通信手段で識別情報を受信した場合、前記第2の近距離無線通信により前記画像形成装置から送信される識別情報を受信する、請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記第4の通信手段が送信する前記認証情報は、前記画像形成装置にログインするための情報である、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  5. 前記携帯端末と連携するサブ端末をさらに備え、
    前記サブ端末は、
    前記第1の近距離無線通信を行う第5の通信手段と、
    前記第5の通信手段により前記画像形成装置から受信した識別情報を前記携帯端末に送信する送信手段とを含み、
    前記第4の通信手段は、前記第2の近距離無線通信により前記画像形成装置から送信される識別情報を受信し、当該識別情報が前記送信手段から送信された識別情報と一致する場合に、前記第2の記憶手段に記憶した前記認証情報を識別情報が一致した前記画像形成装置に対して送信する、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  6. 前記携帯端末は、使用者への通知する通知手段をさらに含み、
    前記通知手段は、前記第2の記憶手段に前記認証情報が記憶されていない場合、前記使用者に前記認証情報が記憶されていない旨を通知する、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  7. 前記第1の通信手段は、前記第1の近距離無線通信を行うことが可能なICタグであり、
    前記画像形成装置は、ファームウェアを更新することで、前記ICタグに記憶した認証要求情報と識別情報とを変更できる、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  8. 前記画像形成装置は、前記第2の通信手段により通信が可能で、前記携帯端末と前記画像形成装置との連携を許可する認証が有効である場合に、
    前記第2の通信手段は、識別情報としてIPアドレスを送信する、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  9. 前記携帯端末は、
    データの処理を伴わない第1の表示画面が表示されているときに、前記第3の通信手段で前記画像形成装置から送信される識別情報を受信した場合、前記第2の記憶手段に記憶した前記認証情報を、前記第4の通信手段から識別情報が一致した前記画像形成装置に対して送信し、
    データの処理を伴う第2の表示画面が表示されているときに、前記第3の通信手段で前記画像形成装置から送信される識別情報を受信した場合、前記第2の記憶手段に記憶した前記認証情報および処理するデータを、前記第4の通信手段から識別情報が一致した前記画像形成装置に対して送信する、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  10. 携帯端末と通信可能な画像形成装置であって、
    前記画像形成装置から前記携帯端末への片方向通信が可能な第1の近距離無線通信を行う第1の通信手段と、
    前記画像形成装置と前記携帯端末との間で双方向通信が可能で、前記第1の近距離無線通信より通信可能距離が長い第2の近距離無線通信を行う第2の通信手段と、
    前記画像形成装置の識別情報を記憶する第1の記憶手段と、
    前記携帯端末から受信した認証情報に基づき、前記携帯端末と前記画像形成装置との連携を許可する認証手段とを含み、
    前記第1の通信手段および前記第2の通信手段は、前記第1の記憶手段に記憶した識別情報を送信し、
    前記第2の通信手段は、前記携帯端末において、前記第1の近距離無線通信により前記画像形成装置から送信される識別情報と、前記第2の近距離無線通信により前記画像形成装置から送信される識別情報とが一致する場合に、前記携帯端末から送信される前記認証情報を受信する、画像形成装置。
  11. 画像形成装置と通信可能な携帯端末であって、
    前記画像形成装置から前記携帯端末への片方向通信が可能な第1の近距離無線通信を行う第1の通信手段と、
    前記画像形成装置と前記携帯端末との間で双方向通信が可能で、前記第1の近距離無線通信より通信可能距離が長い第2の近距離無線通信を行う第2の通信手段と、
    前記携帯端末と前記画像形成装置との連携を許可するための認証情報を記憶する記憶手段とを備え、
    前記第1の通信手段は、前記第1の近距離無線通信により前記画像形成装置から送信される前記画像形成装置の識別情報を受信し、
    前記第2の通信手段は、前記第2の近距離無線通信により前記画像形成装置から送信される識別情報を受信し、当該識別情報が前記第1の通信手段で受信した識別情報と一致する場合に、前記記憶手段に記憶した前記認証情報を識別情報が一致した前記画像形成装置に対して送信する、携帯端末。
  12. 画像形成装置から携帯端末への片方向通信が可能な第1の近距離無線通信を行う第1の通信手段と、
    前記画像形成装置と前記携帯端末との間で双方向通信が可能で、前記第1の近距離無線通信より通信可能距離が長い第2の近距離無線通信を行う第2の通信手段と、
    前記携帯端末と前記画像形成装置との連携を許可するための認証情報を記憶する記憶手段とを備える前記携帯端末のプロセッサで実行される認証プログラムであって、
    前記第1の近距離無線通信により前記画像形成装置から送信される前記画像形成装置の識別情報を受信するステップと、
    前記第2の近距離無線通信により前記画像形成装置から送信される識別情報を受信するステップと、
    前記第2の近距離無線通信により受信した識別情報が前記第1の近距離無線通信により受信した識別情報と一致するか否かを判断するステップと、
    識別情報が一致した場合に、前記記憶手段に記憶した前記認証情報を識別情報が一致した前記画像形成装置に対して送信するステップとを含む、認証プログラム。
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