JP7003424B2 - 無線通信装置、方法及びプログラム - Google Patents

無線通信装置、方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信装置、方法及びプログラムに関する。
無線通信システムにおける受信装置は、伝搬路推定を行い、当該伝搬路推定の結果(伝搬路推定値)を使用して受信信号の処理を行う。受信信号が正しく復調されるか否かは、伝搬路推定の精度に大きく依存する。そのため、例えば、受信SNR(Signal-to-Noise Ratio)を改善して伝搬路推定の精度を向上させるために、伝搬路推定値の時間平均化が行われる。
例えば、現在の伝搬路推定値と過去の伝搬路推定値との単純移動平均を行う手法がある。しかし、この手法では、伝搬環境が高速で変動する場合に、伝搬路推定値の平均値と実際の伝搬路変動値との差が大きくなり、伝搬路推定の精度が劣化する。例えば、送信装置及び/又は受信装置が高速に移動する場合に、このように伝搬路推定の精度が劣化し得る。
別の手法として、特許文献1には、現在の伝搬路推定値と過去の伝搬路推定値との加重移動平均を行う手法が記載されている。さらに別の手法として、特許文献2には、SIR(Signal-to-Interference Ratio)又はSINR(Signal-to-Interference-plus-Noise Ratio)が大きい場合に伝搬路推定値の平均値を使用する手法が記載されている。
特開2007-166194号公報 特開2002-305471号公報
しかし、上述した特許文献1の手法では、伝搬環境に適した伝搬路推定値を受信処理に使用することは困難である。具体的には、伝搬環境の変動が速い場合には、加重移動平均に用いられる重み係数(忘却係数)を大きくすることにより、伝搬路変動への追従性能を上げることが望ましいが、伝搬環境の変動が遅い場合には、上記重み係数を小さくすることにより、平均化利得を上げることが望ましい。このように伝搬環境によって適切な重み係数は異なるが、上記手法では、伝搬環境に応じて重み係数が調整されるわけではない。そのため、上記手法では、伝搬環境に適した伝搬路推定値を使用することは困難である。
また、上述した特許文献2の手法でも、伝搬環境に適した伝搬路推定値を受信処理に使用することは困難である。具体的には、例えば、SIR/SINRが十分に大きいが、フェージングによる信号電力の変動がある場合、伝搬路推定値の平均値と実際の伝搬路変動値との誤差は大きくなるが、上記手法では、伝搬路推定値の平均値が受信処理に使用されてしまう。そのため、上記手法では、フェージングも含む伝搬環境に適した伝搬路推定値を使用することは困難である。
本発明の目的は、伝搬環境により適した伝搬路関連情報の使用を可能にする無線通信装置、方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の無線通信装置は、第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第1の伝搬路関連情報と、上記第1の推定期間よりも前の1つ以上の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第2の伝搬路関連情報と、の相関に関する相関情報を取得する情報取得部と、上記相関情報に基づいて、伝搬路関連情報の統計値についての制御を行う制御部と、を備える。
本発明の方法は、第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第1の伝搬路関連情報と、上記第1の推定期間よりも前の1つ以上の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第2の伝搬路関連情報と、の相関に関する相関情報を取得することと、上記相関情報に基づいて、伝搬路関連情報の統計値についての制御を行うことと、を含む。
本発明のプログラムは、第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第1の伝搬路関連情報と、上記第1の推定期間よりも前の1つ以上の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第2の伝搬路関連情報と、の相関に関する相関情報を取得することと、上記相関情報に基づいて、伝搬路関連情報の統計値についての制御を行うことと、をプロセッサに実行させるプログラムである。
本発明によれば、伝搬環境により適した伝搬路関連情報の使用が可能になる。なお、本発明により、当該効果の代わりに、又は当該効果とともに、他の効果が奏されてもよい。
第1の実施形態に係るシステムの概略的な構成の一例を示す説明図である。 第1の実施形態に係る受信装置の概略的な構成の例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る伝搬路関連情報出力部の概略的な構成の例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る受信装置の処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態の第2の変形例において相関情報の生成に使用される伝搬路関連情報のための伝搬路推定の例を説明するための説明図である。 第1の実施形態の第5の変形例に係る伝搬路関連情報出力部の概略的な構成の例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る無線通信装置の概略的な構成の例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る無線通信装置の処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、同様に説明されることが可能な要素については、同一の符号を付することにより重複説明が省略され得る。
説明は、以下の順序で行われる。
1.実施形態の概要
2.第1の実施形態
2.1.システムの構成
2.2.受信装置の構成
2.3.処理の流れ
2.4.変形例
3.第2の実施形態
3.1.無線通信装置の構成
3.2.処理の流れ
<<1.実施形態の概要>>
まず、本発明の実施形態の概要を説明する。
本発明の実施形態では、無線通信装置は、第1の伝搬路関連情報と第2の伝搬路関連情報との相関に関する相関情報に基づいて、伝搬路関連情報の統計値(例えば平均値)についての制御を行う。上記第1の伝搬路関連情報は、第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第1の伝搬路関連情報(例えば、最新の伝搬路関連情報)である。また、上記第2の伝搬路関連情報は、上記第1の推定期間よりも前の1つ以上の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された伝搬路関連情報(例えば、過去の伝搬路関連情報)である。
例えば、上記統計値についての上記制御は、上記統計値を使用するかの判定である。あるいは、上記制御は、上記統計値の算出に使用するパラメータの決定であってもよい。
これにより、例えば、伝搬環境により適した伝搬路関連情報の使用が可能になる。
<<2.第1の実施形態>>
続いて、図1~図6を参照して、第1の実施形態を説明する。
<2.1.システムの構成>
まず、図1を参照して、第1の実施形態に係るシステム1の構成の例を説明する。図1は、第1の実施形態に係るシステム1の概略的な構成の一例を示す説明図である。図1を参照すると、システム1は、受信装置100及び送信装置200を含む。受信装置100及び送信装置200は、無線通信装置と言える。
送信装置200は無線で信号を送信し、受信装置100は当該信号を受信する。第1の実施形態では、受信装置100は、受信信号に基づいて、送信装置200から受信装置100への伝搬路の伝搬路推定を行う。
例えば、受信装置100は、端末装置(あるいはユーザ装置(User Equipment:UE)、ユーザ端末又は移動局等と呼ばれ得る)であり、送信装置200は、基地局である。この場合に、受信装置100は、ダウンリンクの伝搬路推定を行う。
なお、当然ながら、受信装置100は、受信のみではなく送信も行い得るし、送信装置200は、送信のみではなく受信も行い得る。例えば、受信装置100は無線で信号を送信し得るし、送信装置200は当該信号を受信し得る。受信装置100及び送信装置200は、無線通信装置と言えるが、ここでは第1の実施形態の理解が容易になるように、受信装置及び送信装置という呼称を用いる。
例えば、システム1は、3GPP(Third Generation Partnership Project)の規格(standard)に準拠したシステムである。より具体的には、システム1は、LTE/LTE-Advanced及び/又はSAE(System Architecture Evolution)に準拠したシステムであってもよい。あるいは、システム1は、第5世代(5G)の規格に準拠したシステムであってもよい。当然ながら、システム1は、これらの例に限定されない。
<2.2.受信装置の構成>
次に、図2及び図3を参照して、第1の実施形態に係る受信装置100の構成の例を説明する。
図2は、第1の実施形態に係る受信装置100の概略的な構成の例を示すブロック図である。図2を参照すると、受信装置100は、伝搬路関連情報生成部110、記憶部120、相関情報生成部130及び伝搬路関連情報出力部140を備える。
図3は、第1の実施形態に係る伝搬路関連情報出力部140の概略的な構成の例を示すブロック図である。図3を参照すると、伝搬路関連情報出力部140は、第1情報取得部141、第2情報取得部142、第3情報取得部143、制御部145及び出力部147を含む。
伝搬路関連情報生成部110、相関情報生成部130及び伝搬路関連情報出力部140は、ベースバンド(Baseband:BB)プロセッサ及び/又は他の種類のプロセッサ等の1つ以上のプロセッサと、プログラム(命令)を記憶するメモリとにより実装されてもよい。また、記憶部120は、メモリにより実装されてもよい。なお、上述した各メモリは、当該1つ以上のプロセッサの外に位置してもよく、又は、当該1つ以上のプロセッサの中に含まれていてもよい。
受信装置100は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを備えてもよい。当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、伝搬路関連情報生成部110、相関情報生成部130並びに/又は伝搬路関連情報出力部140(第1情報取得部141、第2情報取得部142、第3情報取得部143、制御部145及び/若しくは出力部147)の動作を行ってもよい。上記プログラムは、伝搬路関連情報生成部110、相関情報生成部130並びに/又は伝搬路関連情報出力部140(第1情報取得部141、第2情報取得部142、第3情報取得部143、制御部145及び/若しくは出力部147)の動作をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
なお、当然ながら、受信装置100は、伝搬路関連情報生成部110、記憶部120、相関情報生成部130及び伝搬路関連情報出力部140以外の構成要素も含み得る。
(1)伝搬路関連情報生成部110
伝搬路関連情報生成部110は、推定期間についての伝搬路推定を通じて、伝搬路関連情報を生成する。
-推定期間
例えば、上記推定期間は、受信装置100のために予め構成(preconfigure)される。あるいは、上記推定期間は、予め定義(predefine)されていてもよい。
例えば、上記推定期間は、周期的に発生するものであり、伝搬路関連情報生成部110は、各推定期間についての伝搬路推定を行い、各推定期間についての伝搬路関連情報を生成する。
例えば、上記推定期間は、1つ以上のシンボル、1つ以上のスロット、1つ以上のサブフレーム、又は1つ以上の無線フレームである。なお、上記推定期間は、これらの例に限定されない。
-伝搬路推定
上記伝搬路推定は、送信装置200から受信装置100への伝搬路の伝搬路推定である。
例えば、上述したように、受信装置100は端末装置であり、送信装置200は基地局である。この場合に、上記伝搬路推定は、基地局(送信装置200)から端末装置(受信装置100)への伝搬路の伝搬路推定である。即ち、上記伝搬路推定は、ダウンリンクの伝搬路推定である。
例えば、送信装置200は、推定期間内に信号(例えば参照信号(Reference Signal:RS))を送信する。そして、受信装置100(伝搬路関連情報生成部110)は、当該推定期間内の受信信号と、予め記憶している参照信号とに基づいて、送信装置200から受信装置100への伝搬路の伝搬路推定を行う。受信装置100は、当該伝搬路推定を行うことにより、上記伝搬路の伝搬路推定値を算出(生成)する。なお、上記受信信号は、送信装置200により送信される上記信号に加えて、干渉信号及び雑音を含み得る。
-伝搬路関連情報
--伝搬路推定値
伝搬路関連情報は、例えば、伝搬路推定値である。即ち、伝搬路関連情報生成部110は、推定期間についての伝搬路推定を通じて、伝搬路推定値を生成する。
例えば、送信装置200が、複数の送信アンテナを使用して信号を送信し、及び/又は、受信装置100が、複数の受信アンテナを使用して信号を受信する。この場合に、伝搬路関連情報は、例えば、送信アンテナ数×受信アンテナ数の要素を有する伝搬路行列又は伝搬路ベクトルに含まれる個々の要素(伝搬路推定値)である。この場合に、例えば、後述する相関情報の生成、及び、後述する統計値の生成は、このような要素単位で行われる。
あるいは、伝搬路関連情報は、上記伝搬路行列又は上記伝搬路ベクトル(伝搬路推定値の集合)であってもよい。このような場合にも、後述する相関情報の生成、及び、後述する統計値の生成は、上記伝搬路行列又は上記伝搬路ベクトルに含まれる要素単位で行われてもよい。
--生成単位(時間)
例えば、伝搬路関連情報生成部110は、推定期間ごとの伝搬路関連情報を生成する。
--生成単位(周波数)
例えば、伝搬路関連情報生成部110は、周波数ブロックごとに、伝搬路推定を行い、伝搬路関連情報を生成する。即ち、伝搬路関連情報は、周波数ブロックごとの情報である。周波数ブロックは、受信装置100のために予め構成(preconfigure)され、又は予め定義(predefine)されていてもよい。一例として、周波数ブロックは、周波数方向において1つ以上のリソースブロックを含む。
-出力
例えば、伝搬路関連情報生成部110は、伝搬路関連情報を生成し、出力する。そして、当該伝搬路関連情報は、記憶部120、相関情報生成部130及び伝搬路関連情報出力部140へ入力される。
(2)記憶部120
記憶部120は、伝搬路関連情報を記憶する。
例えば、記憶部120は、伝搬路関連情報生成部110により生成される伝搬路関連情報を記憶する。例えば、記憶部120は、各推定期間についての伝搬路推定を通じて生成される伝搬路関連情報(即ち、各推定期間についての伝搬路関連情報)を記憶する。例えば、個々の推定期間についての伝搬路関連情報は、記憶開始から所定の期間が経過するまで記憶され、当該所定の期間の経過後に削除される。
例えば、記憶部120は、記憶している伝搬路関連情報を出力し、当該伝搬路関連情報は、相関情報生成部130及び/又は伝搬路関連情報出力部140に入力される。
(3)相関情報生成部130
相関情報生成部130は、第1の伝搬路関連情報と第2の伝搬路関連情報との相関に関する相関情報を生成する。
-第1の伝搬路関連情報
上記第1の伝搬路関連情報は、第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された伝搬路関連情報(即ち、第1の推定期間についての伝搬路関連情報)である。
例えば、上記第1の推定期間は、n番目の推定期間であり、第1の伝搬路関連情報は、n番目の推定期間についての伝搬路関連情報である。例えば、上記第1の伝搬路関連情報は、n番目の推定期間についての伝搬路推定値であり、h(n)により表される。
例えば、上記第1の推定期間(n番目の推定期間)は、最新の(直近の)推定期間であり、上記第1の伝搬路関連情報は、伝搬路関連情報生成部110から出力され、相関情報生成部130へ入力される。即ち、上記第1の伝搬路関連情報は、最新の伝搬路関連情報である。
-第2の伝搬路関連情報
上記第2の伝搬路関連情報は、上記第1の推定期間よりも前の1つ以上の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された伝搬路関連情報である。
例えば、上記第2の伝搬路関連情報は、上記第1の推定期間の直前の第2の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された伝搬路関連情報(即ち、第2の推定期間についての伝搬路関連情報である。
例えば、上記第2の推定期間は、n-1番目の推定期間であり、第2の伝搬路関連情報は、n-1番目の推定期間についての伝搬路関連情報である。例えば、上記第2の伝搬路関連情報は、n-1番目の推定期間についての伝搬路推定値であり、h(n-1)により表される。
例えば、上記第2の推定期間(n-1番目の推定期間)は、最新の(直近の)推定期間の直前の推定期間であり、上記第2の伝搬路関連情報は、記憶部120に記憶されており、相関情報生成部130へ入力される。即ち、上記第2の伝搬路関連情報は、過去の伝搬路関連情報である。
-相関情報
例えば、上記相関情報は、上記第1の伝搬路関連情報と上記第2の伝搬路関連情報との相関度を示す情報である。具体的には、例えば、上記相関情報は、当該相関度を示す相関値である。例えば、上記相関度が高いほど、上記相関値は大きくなり、上記相関度が低いほど、上記相関値が小さくなる。
上述したように、例えば、上記第1の伝搬路関連情報(第1の伝搬路推定値)がh(n)により表され、上記第2の伝搬路関連情報(第2の伝搬路推定値)がh(n-1)により表される場合に、上記相関値は、例えば、X(n)により表され、以下のように算出される。
Figure 0007003424000001
ここで、以下の項はh(n-1)の複素共役を表す(以降の数式においても同じ)。
Figure 0007003424000002
例えば、上記相関値は、真値である。一例として、上記相関値は、0.1~1の値であってもよい。あるいは、上記相関値は、デシベル値であってもよい。この場合に、上記相関値は、-10dB~0dBの値であってもよい。
-出力
例えば、相関情報生成部130は、上記相関情報を出力し、当該相関情報は、伝搬路関連情報出力部140へ入力される。
(4)伝搬路関連情報出力部140
伝搬路関連情報出力部140は、使用する伝搬路関連情報(統計値又はそのままの情報)を出力する。
(4-1)第1情報取得部141
第1情報取得部141は、上記第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された伝搬路関連情報(以下、単に「上記第1の推定期間についての伝搬路関連情報」と呼ばれ得る)を取得する。当該伝搬路関連情報(例えば、伝搬路推定値h(n))は、伝搬路関連情報生成部110から出力される。簡単に言うと、例えば、第1情報取得部141は、最新の伝搬路関連情報を取得する。
(4-2)第2情報取得部142
第2情報取得部142は、上記相関情報を取得する。
(4-3)第3情報取得部143
第3情報取得部143は、例えば、上記第2の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された伝搬路関連情報(以下、単に「上記第2の推定期間についての伝搬路関連情報」と呼ばれ得る)を取得する。当該伝搬路関連情報(例えば、伝搬路推定値h(n-1))は、記憶部120から出力される。簡単に言うと、例えば、第3情報取得部143は、過去の伝搬路関連情報を取得する。
(4-4)制御部145
制御部145は、上記相関情報に基づいて、伝搬路関連情報の統計値についての制御を行う。
-統計値
--平均値
例えば、上記統計値は、伝搬路関連情報の平均値である。
具体的には、例えば、上記平均値は、上記第1の推定期間についての伝搬路関連情報(例えば、伝搬路推定値h(n))と、上記第1の推定期間の直前の上記第2の推定期間についての伝搬路関連情報(例えば、伝搬路推定値h(n-1))との平均値である。簡単に言うと、例えば、上記平均値は、最新の伝搬路関連情報と過去の伝搬路関連情報との平均値である。一例として、当該平均値は、単純平均値であり、以下のようなH(n)により表される。
Figure 0007003424000003
--用途
例えば、上記統計値は、受信装置100による受信処理のための情報である。あるいは/さらに、上記統計値は、受信装置100から送信装置200への報告のための情報であってもよい。
-制御
例えば、上記制御は、上記統計値を使用するかの判定である。即ち、制御部145は、上記相関情報に基づいて、(例えば、受信装置100による受信処理又は送信装置200への報告のために)上記統計値を使用するかを判定する。
より具体的には、例えば、上記制御は、上記統計値を使用するか、又は、上記第1の推定期間についての伝搬路関連情報を使用するかの判定である。即ち、制御部145は、上記相関情報に基づいて、(例えば、受信装置100による受信処理又は送信装置200への報告のために、)上記統計値を使用するか、又は、上記第1の推定期間についての伝搬路関連情報(即ち、統計値ではないそのままの情報)を使用するかを判定する。
さらに具体的には、例えば、制御部145は、上記相関度が所定の相関度よりも高い場合に、上記統計値を使用すると判定し、上記相関度が上記所定の相関度よりも低い場合に、上記第1の推定期間についての伝搬路関連情報を使用すると判定する。
一例として、制御部145は、相関値X(n)が閾値よりも大きい場合に、伝搬路推定値の平均値H(n)を使用すると判定し、相関値X(n)が上記閾値よりも小さい場合に、そのままの伝搬路推定値h(n)を使用すると判定する。一例として、相関値X(n)は、0.1~1の真値であってもよく、上記閾値は、0.1~1の範囲内の値(例えば0.5)であってもよい。あるいは、相関値X(n)は、デシベル値であってもよい。この場合に、上記相関値は、-10dB~0dBのデシベル値であってもよく、上記閾値は、-10dB~0dBの範囲内の値であってもよい。
なお、制御部145は、上記相関度が上記所定の相関度と等しい場合に、例えば、上記統計値(例えばH(n))を使用すると判定する。あるいは、制御部145は、上記相関度が上記所定の相関度と等しい場合に、上記第1の推定期間についての伝搬路関連情報(例えばh(n))を使用すると判定してもよい。
-出力
例えば、制御部145は、上記制御の結果を示す制御情報を出力し、当該制御情報は、出力部147へ入力される。
上述したように、例えば、上記制御は、上記統計値を使用するかの判定であり、上記制御情報は、当該判定の結果を示す。
一例として、上記制御情報は、1ビット情報(0又は1)である。この場合に、例えば、上記制御情報は、1である場合に、上記統計値(例えばH(n))を使用することを示す。また、上記制御情報は、0である場合に、上記第1の推定期間についての伝搬路関連情報(即ち、統計値ではないそのままの情報)(例えばh(n))を使用することを示す。換言すると、上記制御情報は、0である場合に、上記統計値を使用しないことを示す。
(4-5)出力部147
出力部147は、上記制御情報に基づいて、使用する伝搬路関連情報(上記統計値又はそのままの伝搬路関連情報)を出力する。
例えば、使用する当該伝搬路関連情報は、受信装置100による受信処理又は送信装置200への報告のために使用する伝搬路関連情報である。
例えば、上記制御情報が、上記統計値を使用することを示す場合に(制御情報=1)、出力部147は、上記統計値を算出し、出力する。出力部147は、第1情報取得部141により取得された伝搬路関連情報(例えば伝搬路推定値h(n))と、第3情報取得部143により取得された伝搬路関連情報(例えば伝搬路推定値h(n-1))とに基づいて、上記統計値(例えばH(n))を算出する。上記統計値の算出手法の例は上述したとおりである。
例えば、上記制御情報が、上記第1の推定期間についての伝搬路関連情報(即ち、統計値ではないそのままの情報)を使用することを示す場合に(制御情報=0)、出力部147は、当該伝搬路関連情報(例えば伝搬路推定値h(n))を出力する。
<2.3.処理の流れ>
次に、図4を参照して、第1の実施形態に係る受信装置100の処理の例を説明する。図4は、第1の実施形態に係る受信装置100の処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。
伝搬路関連情報生成部110は、第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて、第1の伝搬路関連情報を生成する(S301)。
相関情報生成部130は、上記第1の伝搬路関連情報と第2の伝搬路関連情報との相関に関する相関情報を生成する(S303)。例えば、当該第2の伝搬路関連情報は、上記第1の推定期間の直前の第2の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された伝搬路関連情報である。
第2情報取得部142は、上記相関情報を取得する(S305)。
例えば、上記相関情報は、上記第1の伝搬路関連情報と上記第2の伝搬路関連情報との相関度を示す相関値である。
上記相関値が閾値以上である場合には(S307:YES)、制御部145は、伝搬路関連情報の平均値を使用すると判定する(S309)。そして、出力部147は、上記第1の推定期間についての伝搬路関連情報と、上記第2の推定期間について伝搬路関連情報との平均値を算出し(S311)、当該平均値を出力する(S313)。そして、処理は終了する。
上記相関値が閾値未満である場合には(S307:NO)、制御部145は、上記第1の推定期間についての伝搬路関連情報(即ち、そのままの伝搬路関連情報)を使用すると判定する(S315)。そして、出力部147は、上記第1の推定期間についての伝搬路関連情報(即ち、そのままの伝搬路関連情報)を出力する(S317)。そして、処理は終了する。
<2.4.変形例>
次に、図5及び図6を参照して、第1の実施形態の様々な変形例を説明する。
(1)第1の変形例
-第2の伝搬路関連情報
上述したように、上記相関情報は、上記第1の伝搬路関連情報と上記第2の伝搬路関連情報との相関に関する情報である。また、上記第1の伝搬路関連情報は、第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された伝搬路関連情報であり、上記第2の伝搬路関連情報は、当該第1の推定期間よりも前の1つ以上の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された伝搬路関連情報である。
さらに、上述したように、例えば、上記第2の伝搬路関連情報は、上記第1の推定期間の直前の第2の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された伝搬路関連情報である。しかしながら、第1の実施形態は、この例に限定されない。
第1の実施形態の第1の変形例では、例えば、上記第2の伝搬路関連情報は、上記第1の推定期間よりも前の複数の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された伝搬路関連情報の統計値であってもよい。簡単に言うと、例えば、上記第2の伝搬路関連情報は、過去の伝搬路関連情報の統計値(過去の統計値)であってもよい。
例えば、第1の推定期間は、n番目の推定期間であり、上記複数の推定期間は、n-1番目以前の推定期間であり、上記第2の伝搬路関連情報は、n-1番目以前の推定期間についての伝搬路関連情報の統計値である。より具体的には、例えば、上記第2の伝搬路関連情報は、n-1番目以前の推定期間についての伝搬路推定値の平均値H(n-1)である。
-相関情報
第1の変形例では、上記相関値X(n)は、以下のように算出される。
Figure 0007003424000004
-統計値
上述したように、制御部145は、上記相関情報に基づいて、伝搬路関連情報の統計値についての制御を行う。また、上述したように、例えば、上記統計値は、伝搬路関連情報の平均値である。
上述したように、例えば、上記平均値は、上記第1の推定期間についての伝搬路関連情報(例えば、伝搬路推定値h(n))と、上記第1の推定期間の直前の上記第2の推定期間についての伝搬路関連情報(例えば、伝搬路推定値h(n-1))との平均値である。簡単に言うと、例えば、上記平均値は、最新の伝搬路関連情報と過去の伝搬路関連情報との平均値である。しかしながら、第1の実施形態は、この例に限定されない。
第1の実施形態の第1の変形例では、例えば、上記平均値は、上記第1の推定期間についての伝搬路関連情報(例えば、伝搬路推定値h(n))と、上記第1の推定期間よりも前の複数の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された伝搬路関連情報の以前の平均値(例えば、伝搬路推定値の平均値H(n-1))との平均値であってもよい。簡単に言うと、例えば、上記平均値は、最新の伝搬路関連情報と伝搬路関連情報の過去の平均値との平均値である。一例として、当該平均値は、以下のようなH(n)により表される。
Figure 0007003424000005
(2)第2の変形例
上述したように、例えば、伝搬路関連情報生成部110は、周波数ブロックごとに、伝搬路推定を行い、伝搬路関連情報を生成する。即ち、周波数ブロックごとの伝搬路関連情報が生成される。
そのため、上述した例では、上記相関情報の生成に使用される上記第1の伝搬路関連情報及び上記第2の伝搬路関連情報も、周波数ブロックについての伝搬路推定を通じて生成された伝搬路関連情報(以下、単に「周波数ブロックについての伝搬路関連情報」と呼ばれ得る)である。よって、上記相関情報は、周波数ブロックについての伝搬路関連情報の相関に関する情報である。しかしながら、第1の実施形態は、この例に限定されない。
-周波数帯域全体
第1の実施形態の第2の変形例では、例えば、上記第1の伝搬路関連情報及び上記第2の伝搬路関連情報は、周波数帯域全体についての伝搬路推定を通じて生成された伝搬路関連情報(以下、単に「周波数帯域全体についての伝搬路関連情報」と呼ばれ得る)である。これにより、上記相関情報は、周波数帯域全体についての伝搬路関連情報の相関に関する情報となる。
例えば、上記周波数帯域は、端末装置(受信装置100)に割り当てられた周波数帯域である。あるいは、上記周波数帯域は、システム帯域であってもよい。
これにより、例えば、周波数帯域全体についての相関に基づいて、伝搬路関連情報の統計値についての制御を行うことが可能になる。
-周波数帯域の一部
あるいは、第1の実施形態の第2の変形例では、上記第1の伝搬路関連情報及び上記第2の伝搬路関連情報は、周波数帯域の一部についての伝搬路推定を通じて生成された伝搬路関連情報(以下、単に「周波数帯域の一部についての伝搬路関連情報」と呼ばれ得る)であってもよい。とりわけ、上記周波数帯域の上記一部は、上記周波数帯域に含まれる複数の周波数ブロックのうちの、受信電力が大きい又は受信品質が高い周波数ブロックであってもよい。当該受信品質は、SNR若しくはSINRであってもよく、あるいは、他の品質であってもよい。
例えば、上記周波数帯域は、端末装置(受信装置100)に割り当てられた周波数帯域であってもよい。あるいは、上記周波数帯域は、システム帯域であってもよい。
図5は、第1の実施形態の第2の変形例において相関情報の生成に使用される伝搬路関連情報のための伝搬路推定の例を説明するための説明図である。図5を参照すると、周波数ブロックとしてブロック#0~#3が示されている。ブロック#0~#3は、受信装置100に割り当てられた周波数帯域である。あるいは、ブロック#0~#3は、システム帯域であってもよい。この例では、ブロック#0及びブロック#3の受信電力が閾値(Th)よりも大きいので、ブロック#0及びブロック#3についての伝搬路推定が行われ、伝搬路関連情報(即ち、ブロック#0及びブロック#3についての伝搬路関連情報)が生成される。
これにより、例えば、受信電力が大きい/受信品質が高い周波数ブロックについての相関に基づいて、伝搬路関連情報の統計値についての制御を行うことが可能になる。
以上、第2の変形例を説明したが、例えば、第2の変形例でも、上記統計値の生成に使用される伝搬路関連情報は、周波数ブロックごとの伝搬路関連情報であり、上記統計値は、周波数ブロックごとの伝搬路関連情報の統計値である。このように、上記相関情報の生成に使用される伝搬路関連情報と、上記統計値の生成に使用される伝搬路関連情報とは、対象周波数の点で異なり得る。
(3)第3の変形例
上述したように、制御部145は、上記相関情報に基づいて、伝搬路関連情報の統計値についての制御を行う。例えば、上述したように、当該制御は、上記統計値を使用するかの判定である。即ち、制御部145は、上記相関情報に基づいて、(例えば、受信装置100による受信処理又は送信装置200への報告のために)上記統計値を使用するかを判定する。しかしながら、第1の実施形態は、この例に限定されない。
-制御
第1の実施形態の第3の変形例では、上記制御は、上記統計値の算出に使用するパラメータの決定であってもよい。即ち、制御部145は、上記相関情報に基づいて、上記統計値の算出に使用するパラメータを決定してもよい。
例えば、上記統計値は、伝搬路関連情報の加重平均値であってもよく、上記パラメータは、加重平均値の算出に使用する重み係数であってもよい。即ち、制御部145は、上記相関情報に基づいて、伝搬路関連情報の加重平均値の算出に使用する重み係数を決定してもよい。上述したように、例えば、伝搬路関連情報は伝搬路推定値である。
--第1の例
第1の例として、上記加重平均値は以下のようなH(n)により表される。
Figure 0007003424000006
上述したように、h(n)は、n番目の推定期間についての伝搬路推定値であり、h(n-1)は、n-1番目の推定期間についての伝搬路推定値であり、λ及び(1-λ)は、重み係数である。制御部145は、相関値X(n)に基づいて、λ及び(1-λ)を決定する。
一例として、制御部145は、以下のように、重み係数λが相関値X(n)となるように重み係数λを決定する。
Figure 0007003424000007
なお、重み係数λは、相関値X(n)そのものを用いて算出するのではなく、相関値X(n)から導出されてもよい。例えば、重み係数λは、相関値X(n)を引数とする関数を使用して決定されてもよい。あるいは、重み係数λは、相関値X(n)に対応する重み係数λを示すテーブルを使用して決定されてもよい。
--第2の例
第2の例として、上記加重平均値は以下のようなH(n)により表されてもよい。
Figure 0007003424000008
上述したように、h(n)は、n番目の推定期間についての伝搬路推定値であり、H(n-1)は、n-1番目以前の推定期間についての伝搬路推定値の平均値であり、λ及び(1-λ)は、重み係数である。制御部145は、相関値X(n)に基づいて、λ及び(1-λ)を決定する。
一例として、第1の変形例と同様に、相関値X(n)は、h(n)及びH(n-1)の相関度を示す値であってもよく、制御部145は、以下のように、重み係数λが相関値X(n)となるように重み係数λを決定してもよい。
Figure 0007003424000009
-出力
上述したように、例えば、制御部145は、上記制御の結果を示す制御情報を出力し、当該制御情報は、出力部147へ入力される。
第3の変形例では、上記制御は、上記統計値(例えば加重平均値)の算出に使用するパラメータ(例えば重み係数)の決定であり、例えば、上記制御情報は、当該パラメータ
である。
なお、出力部147は、上記制御情報(例えば重み係数)に基づいて、上記統計値(例えば加重平均値)を算出し、出力する。
以上、第3の変形例を説明した。第3の変形例によっても、伝搬環境により適した伝搬路関連情報の使用が可能になる。具体的には、例えば、相関情報に基づくパラメータ(重み係数)の決定により、伝搬環境の変動が速い場合には、伝搬路変動への追従性能を上げ、伝搬環境の変動が遅い場合には、平均化利得を上げることも可能になる。
(4)第4の変形例
上述したように、例えば、伝搬路関連情報は、例えば、伝搬路推定値である。しかしながら、第1の実施形態は、この例に限定されない。
-第1の例:固有値及び固有ベクトル
第1の実施形態の第4の変形例では、第1の例として、伝搬路関連情報は、伝搬路推定値から算出される固有値及び固有ベクトルであってもよい。
例えば、上記相関情報は、第1の固有値及び固有ベクトルと第2の固有値及び固有ベクトルとの相関に関する情報であってもよい。上記第1の固有値及び固有ベクトルは、第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された固有値及び固有ベクトルであってもよい。また、上記第2の固有値及び固有ベクトルは、上記第1の推定期間よりも前の1つ以上の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された固有値及び固有ベクトルであってもよい。
また、例えば、上記統計値は、固有値及び固有ベクトルの統計値(例えば平均値)であってもよい。
なお、出力部147により出力される固有値及び固有ベクトル(統計値又はそのままの情報)は、受信処理又は送信装置200への報告のために使用されてもよい。この固有値及び固有ベクトルそのものが報告されてもよく、この固有値及び固有ベクトルから生成された情報(例えばビームフォーミング重み)が報告されてもよい。
-第2の例:ビームフォーミング重み
第2の例として、伝搬路関連情報は、伝搬路推定値から算出されるビームフォーミング重みであってもよい。ビームフォーミング重みは、伝搬路推定値から算出される固有値及び固有ベクトルに基づいて算出されてもよい。
例えば、上記相関情報は、第1のビームフォーミング重みと第2のビームフォーミング重みとの相関に関する情報であってもよい。上記第1のビームフォーミング重みは、第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成されたビームフォーミング重みであってもよい。また、上記第2のビームフォーミング重みは、上記第1の推定期間よりも前の1つ以上の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成されたビームフォーミング重みであってもよい。
また、例えば、上記統計値は、ビームフォーミング重みの統計値(例えば平均値)であってもよい。
なお、出力部147により出力されるビームフォーミング重み(統計値又はそのままの情報)は、受信処理又は送信装置200への報告のために使用されてもよい。
(5)第5の変形例
第1の実施形態の第5の変形例では、受信装置100のさらなる動作が追加されてもよい。
図6は、第1の実施形態の第5の変形例に係る伝搬路関連情報出力部140の概略的な構成の例を示すブロック図である。図5を参照すると、第5の変形例では、伝搬路関連情報出力部140は、周期決定部149をさらに含む。その他の点については、図6の例は、図3の例と同様である。
例えば、周期決定部149は、上記制御の結果を示す制御情報に基づいて、伝搬路推定値から固有値及び固有ベクトル又はビームフォーミング重みを算出する周期(以下「算出周期」と呼ばれ得る)を決定する。制御部145が上記制御情報を出力し、当該制御情報が周期決定部149に入力される。上記算出周期は、伝搬路推定値に基づいて固有値及び固有ベクトル又はビームフォーミング重みを更新する周期(即ち、更新周期)とも言える。
-第1の例
上述したように、例えば、上記制御は、伝搬路関連情報の統計値を使用するかの判定である。この場合に、例えば、上記制御情報は、当該判定の結果(例えば、伝搬路関連情報の統計値を使用するか否か)を示す情報である。周期決定部149は、上記制御情報に基づいて、所定期間内に伝搬路関連情報の統計値が使用される回数をカウントし、当該回数に基づいて、上記算出周期を決定する。
例えば、周期決定部149は、上記回数がより多い場合(即ち伝搬環境の変動が遅い場合)には、上記算出周期がより長い周期になるように上記算出周期を決定し、上記回数がより少ない場合(即ち伝搬環境の変動が早い場合)には、上記算出周期がより短い周期になるように上記算出周期を決定する。
より具体的には、例えば、周期決定部149は、上記回数を引数とする関数を使用して、上記算出周期を算出し、決定する。あるいは、周期決定部149は、上記回数に対応する周期を示すテーブルを使用して、上記算出周期を決定してもよい。
なお、周期決定部149は、上記統計値が使用される回数ではなく、上記統計値が使用される割合に基づいて、上記周期を決定してもよい。当該割合が大きいことは、上記回数が多いことに相当し、当該割合が小さいことは、上記回数が少ないことに相当する。
-第2の例
第3の変形例として説明したように、上記制御は、上記統計値の算出に使用するパラメータの決定であってもよい。この場合に、上記制御情報は、上記パラメータであってもよい。周期決定部149は、上記パラメータに基づいて、上記算出周期を決定してもよい。上述したように、上記パラメータは、加重平均値の算出に使用する重み係数であってもよい。
例えば、周期決定部149は、上記重み係数(λ)がより小さい場合(即ち伝搬環境の変動が遅い場合)には、上記算出周期がより長い周期になるように上記算出周期を決定し、上記重み係数(λ)がより大きい場合(即ち伝搬環境の変動が早い場合)には、上記算出周期がより短い周期になるように上記算出周期を決定してもよい。
より具体的には、例えば、周期決定部149は、上記パラメータ(例えば重み係数)を引数とする関数を使用して、上記算出周期を算出し、決定してもよい。あるいは、周期決定部149は、上記パラメータ(例えば重み係数)に対応する周期を示すテーブルを使用して、上記算出周期を決定してもよい。
-その他
周期決定部149は、上記制御情報ではなく上記相関情報に基づいて、上記算出周期を決定してもよい。この場合には、第2情報取得部142が上記相関情報を出力し、当該相関情報が周期決定部149に入力されてもよい。
例えば、周期決定部149は、上記相関値(X(n))がより大きい場合(即ち伝搬環境の変動が遅い場合)には、上記算出周期がより長い周期になるように上記算出周期を決定し、上記相関値(X(n))がより小さい場合(即ち伝搬環境の変動が早い場合)には、上記算出周期がより短い周期になるように上記算出周期を決定してもよい。
より具体的には、例えば、周期決定部149は、上記相関値を引数とする関数を使用して、上記算出周期を算出し、決定してもよい。あるいは、周期決定部149は、上記相関値に対応する周期を示すテーブルを使用して、上記算出周期を決定してもよい。
-出力
周期決定部149は、上記算出周期を示す周期情報を出力する。そして、受信装置100は、当該周期情報に基づいて、上記算出周期で、伝搬路推定値から固有値及び固有ベクトル又はビームフォーミング重みを算出する。
-さらなる動作
例えば、受信装置100は、上記算出周期に応じた周波数分解能の固有値及び固有ベクトル、並びに/又はビームフォーミング重みを算出してもよい。また、そのために、受信装置100は、上記周波数分解能の伝搬路推定値を算出してもよい。
例えば、受信装置100は、上記算出周期がより長い場合(即ち算出の負荷が小さい場合)には、周波数分解能がより高い(即ちより狭い周波数ブロックの)固有値及び固有ベクトル、並びに/又はビームフォーミング重みを算出してもよい。また、受信装置100は、上記算出周期がより短い場合(即ち算出の負荷が大きい場合)には、周波数分解能がより低い(即ちより広い周波数ブロックの)固有値及び固有ベクトル、並びに/又はビームフォーミング重みを算出してもよい。
これにより、受信装置100の処理能力を活かした算出が可能になる。
以上、第5の変形例を説明した。第5の変形例によれば、受信装置100は、伝搬環境に応じた周期で固有値/固有ベクトルまたはビームフォーミング重みを算出し、更新することが可能になる。
(6)第6の変形例
上述したように、制御部145は、上記相関情報に基づいて、伝搬路関連情報の統計値についての制御を行う。また、上述したように、例えば、上記統計値は、伝搬路関連情報の平均値である。しかしながら、第1の実施形態は、この例に限定されない。
第1の実施形態の第6の変形例では、上記統計値は、中央値又は最頻値等の他の種類の値であってもよい。
(7)第7の変形例
上述したように、例えば、受信装置100は、端末装置であり、送信装置200は、基地局である。また、受信装置100(伝搬路関連情報生成部110)により行われる伝搬路推定は、基地局(送信装置200)から端末装置(受信装置100)への伝搬路の伝搬路推定である。即ち、上記伝搬路推定は、ダウンリンクの伝搬路推定である。しかしながら、第1の実施形態はこの例に限定されない。
第1の実施形態の第6の変形例では、受信装置100が基地局であり、送信装置200が端末装置であってもよい。また、受信装置100(伝搬路関連情報生成部110)により行われる伝搬路推定は、端末装置(送信装置200)から基地局(受信装置100)への伝搬路の伝搬路推定であってもよい。即ち、上記伝搬路推定は、アップリンクの伝搬路推定であってもよい。
なお、上記基地局(受信装置100)は、カバレッジエリア内に位置する端末装置との無線通信を行うノードであり、換言すると無線アクセスネットワーク(Radio Access Network:RAN)のノードである。例えば、上記基地局は、eNB(evolved Node B)であってもよく、又は、5GにおけるgNB(generation Node B)であってもよい。上記基地局は、複数のユニット(又は複数のノード)を含んでもよい。当該複数のユニット(又は複数のノード)は、上位のプロトコルレイヤの処理を行う第1ユニット(又は第1ノード)と、下位のプロトコルレイヤの処理を行う第2ユニット(又は第2ノード)とを含んでもよい。一例として、上記第1ユニットは、中央ユニット(Center/Central Unit:CU)と呼ばれてもよく、上記第2のユニットは、分散ユニット(Distributed Unit:DU)又はアクセスユニット(Access Unit:AU)と呼ばれてもよい。別の例として、上記第1ユニットは、デジタルユニット(Digital Unit:DU)と呼ばれてもよく、上記第2ユニットは、無線ユニット(Radio Unit:RU)又はリモートユニット(Remote Unit:RU)と呼ばれてもよい。上記DU(Digital Unit)は、BBU(Base Band Unit)であってもよく、上記RUは、RRH(Remote Radio Head)又はRRU(Remote Radio Unit)であってもよい。当然ながら、上記第1ユニット(又は第1のノード)及び上記第2ユニット(又は第2のノード)の呼称は、この例に限定されない。あるいは、上記基地局は、単一のユニット(又は単一のノード)であってもよい。この場合に、上記基地局は、上記複数のユニットのうちの1つ(例えば、上記第1ユニット及び上記第2ユニットの一方)であってもよく、上記複数のユニットのうちの他のユニット(例えば、上記第1ユニット及び上記第2ユニットの他方)と接続されていてもよい。
以上、第1の実施形態の第1~第7の変形例を説明したが、当然ながら、これらの変形例は組み合わせられてもよい。
以上、第1の実施形態を説明した。第1の実施形態によれば、例えば、伝搬環境により適した伝搬路関連情報の使用が可能になる。
<<3.第2の実施形態>>
続いて、図7及び図8を参照して、本発明の第2の実施形態を説明する。上述した第1の実施形態は、具体的な実施形態であるが、第2の実施形態は、より一般化された実施形態である。
<3.1.無線通信装置の構成>
まず、図7を参照して、第2の実施形態に係る無線通信装置400の構成の例を説明する。図7は、第2の実施形態に係る無線通信装置400の概略的な構成の例を示すブロック図である。図7を参照すると、無線通信装置400は、情報取得部410及び制御部420を備える。
情報取得部410及び制御部420は、ベースバンド(Baseband:BB)プロセッサ及び/又は他の種類のプロセッサ等の1つ以上のプロセッサと、プログラム(命令)を記憶するメモリとにより実装されてもよい。なお、当該メモリは、当該1つ以上のプロセッサの外に位置してもよく、又は、当該1つ以上のプロセッサの中に含まれていてもよい。
無線通信装置400は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、情報取得部410及び制御部420の動作を行ってもよい。上記プログラムは、情報取得部410及び制御部420の動作をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
なお、当然ながら、無線通信装置400は、情報取得部410及び制御部420以外の構成要素も含み得る。
情報取得部410は、第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第1の伝搬路関連情報と、上記第1の推定期間よりも前の1つ以上の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第2の伝搬路関連情報と、の相関に関する相関情報を取得する。
制御部420は、上記相関情報に基づいて、伝搬路関連情報の統計値についての制御を行う。
上記相関情報、上記統計値及上記制御についての説明(並びに推定期間、伝搬路推定及び伝搬路関連情報等についての説明)は、例えば、第1の実施形態におけるこれらについての説明と同じである。よって、ここでは重複する説明を省略する。
一例として、情報取得部410は、第1の実施形態に係る第2情報取得部142と同様に動作し、制御部420は、第1の実施形態に係る制御部145と同様に動作してもよい。また、
一例として、第2の実施形態に係る無線通信装置400は、第1の実施形態に係る受信装置100であってもよい。あるいは、第2の実施形態に係る無線通信装置400は、第1の実施形態に係る受信装置100に含まれる装置、ユニット又はモジュールであってもよい。
当然ながら、第2の実施形態はこれらの例には限定されない。
<3.2.処理の流れ>
次に、図8を参照して、第2の実施形態に係る無線通信装置400の処理の例を説明する。図8は、第2の実施形態に係る無線通信装置400の処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。
情報取得部410は、第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第1の伝搬路関連情報と、上記第1の推定期間よりも前の1つ以上の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第2の伝搬路関連情報と、の相関に関する相関情報を取得する(S501)。
制御部420は、上記相関情報に基づいて、伝搬路関連情報の統計値についての制御を行う(S503)。そして、処理は終了する。
以上、第2の実施形態を説明した。第2の実施形態によれば、例えば、伝搬環境により適した伝搬路関連情報の使用が可能になる。なお、第1の実施形態の各変形例(第1~第7の変形例)は、第2の実施形態にも適用され得る。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。これらの実施形態は例示にすぎないということ、及び、本発明のスコープ及び精神から逸脱することなく様々な変形が可能であるということは、当業者に理解されるであろう。
例えば、本明細書に記載されている処理におけるステップは、必ずしもフローチャートに記載された順序に沿って時系列に実行されなくてよい。例えば、処理におけるステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で実行されても、並列的に実行されてもよい。また、処理におけるステップの一部が削除されてもよく、さらなるステップが処理に追加されてもよい。
また、本明細書において説明した受信装置又は無線通信装置の構成要素(例えば、情報取得部及び/又は制御部)を備える装置、ユニット又はモジュールが提供されてもよい。また、上記構成要素の処理を含む方法が提供されてもよく、上記構成要素の処理をプロセッサに実行させるためのプログラムが提供されてもよい。また、当該プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体(Non-transitory computer readable medium)が提供されてもよい。当然ながら、このような装置、モジュール、方法、プログラム、及びコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体も本発明に含まれる。
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第1の伝搬路関連情報と、前記第1の推定期間よりも前の1つ以上の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第2の伝搬路関連情報と、の相関に関する相関情報を取得する情報取得部と、
前記相関情報に基づいて、伝搬路関連情報の統計値についての制御を行う制御部と、
を備える無線通信装置。
(付記2)
前記統計値は、伝搬路関連情報の平均値である、付記1に記載の無線通信装置。
(付記3)
前記平均値は、前記第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された伝搬路関連情報と、前記第1の推定期間の直前の第2の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された伝搬路関連情報との平均値である、付記2に記載の無線通信装置。
(付記4)
前記平均値は、前記第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された伝搬路関連情報と、前記第1の推定期間よりも前の複数の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された伝搬路関連情報の以前の平均値との平均値である、付記2に記載の無線通信装置。
(付記5)
前記制御は、前記統計値を使用するかの判定である、付記1~4のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記6)
前記制御は、前記統計値を使用するか、又は、前記第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された伝搬路関連情報を使用するかの判定である、付記5に記載の無線通信装置。
(付記7)
前記相関情報は、前記第1の伝搬路関連情報と前記第2の伝搬路関連情報との相関度を示す情報であり、
前記制御部は、前記相関情報により示される前記相関度が所定の相関度よりも高い場合に、前記統計値を使用すると判定する、
付記5又は6に記載の無線通信装置。
(付記8)
前記制御部は、前記相関情報により示される前記相関度が前記所定の相関度よりも低い場合に、前記第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された伝搬路関連情報を使用すると判定する、付記7に記載の無線通信装置。
(付記9)
前記制御は、前記統計値の算出に使用するパラメータの決定である、付記1~4のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記10)
前記統計値は、伝搬路関連情報の加重平均値であり、
前記パラメータは、加重平均値の算出に使用する重み係数である、
付記9に記載の無線通信装置。
(付記11)
前記第2の伝搬路関連情報は、前記第1の推定期間の直前の第2の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された伝搬路関連情報である、付記1~10のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記12)
前記第2の伝搬路関連情報は、前記第1の推定期間よりも前の複数の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された伝搬路関連情報の統計値である、付記1~10のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記13)
前記第1の伝搬路関連情報及び前記第2の伝搬路関連情報は、周波数帯域全体についての伝搬路推定を通じて生成された伝搬路関連情報である、付記1~12のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記14)
前記第1の伝搬路関連情報及び前記第2の伝搬路関連情報は、周波数帯域の一部についての伝搬路推定を通じて生成された伝搬路関連情報である、付記1~12のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記15)
前記周波数帯域の前記一部は、前記周波数帯域に含まれる複数の周波数ブロックのうちの、受信電力が大きい又は受信品質が高い周波数ブロックである、付記14に記載の無線通信装置。
(付記16)
前記周波数帯域は、端末装置に割り当てられた周波数帯域である、付記13~15のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記17)
前記周波数帯域は、システム帯域である、付記13~15のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記18)
前記第1の伝搬路関連情報、前記第2の伝搬路関連情報、及び前記伝搬路関連情報は、伝搬路推定値である、付記1~17のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記19)
前記第1の伝搬路関連情報、前記第2の伝搬路関連情報、及び前記伝搬路関連情報は、伝搬路推定値から算出される固有値及び固有ベクトルである、付記1~17のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記20)
前記第1の伝搬路関連情報、前記第2の伝搬路関連情報、及び前記伝搬路関連情報は、伝搬路推定値から算出されるビームフォーミング重みである、付記1~17のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記21)
前記制御の結果を示す制御情報、又は前記相関情報に基づいて、伝搬路推定値から固有値及び固有ベクトル又はビームフォーミング重みを算出する周期を決定する周期決定部、をさらに備える、付記1~20のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記22)
前記制御は、前記統計値を使用するかの判定であり、
前記周期決定部は、伝搬路関連情報の統計値が使用される回数又は割合に基づいて、前記周期を決定する、
付記21に記載の無線通信装置。
(付記23)
前記制御は、前記統計値の算出に使用するパラメータの決定であり、
前記制御情報は、前記パラメータである、
付記21に記載の無線通信装置。
(付記24)
前記統計値は、前記無線通信装置による受信処理のための情報である、付記1~23のいずれか1項に記載の第1の無線通信装置。
(付記25)
前記統計値は、前記無線通信装置から他の無線通信装置への報告のための情報である、付記1~24のいずれか1項に記載の第1の無線通信装置。
(付記26)
前記無線通信装置は、端末装置であり、
前記伝搬路推定は、ダウンリンクの伝搬路推定である、
付記1~25のいずれか1項に記載の第1の無線通信装置。
(付記27)
前記無線通信装置は、基地局であり、
前記伝搬路推定は、アップリンクの伝搬路推定である、
付記1~25のいずれか1項に記載の第1の無線通信装置。
(付記28)
第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第1の伝搬路関連情報と、前記第1の推定期間よりも前の1つ以上の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第2の伝搬路関連情報と、の相関に関する相関情報を取得することと、
前記相関情報に基づいて、伝搬路関連情報の統計値についての制御を行うことと、
を含む方法。
(付記29)
第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第1の伝搬路関連情報と、前記第1の推定期間よりも前の1つ以上の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第2の伝搬路関連情報と、の相関に関する相関情報を取得することと、
前記相関情報に基づいて、伝搬路関連情報の統計値についての制御を行うことと、
をプロセッサに実行させるプログラム。
(付記30)
第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第1の伝搬路関連情報と、前記第1の推定期間よりも前の1つ以上の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第2の伝搬路関連情報と、の相関に関する相関情報を取得することと、
前記相関情報に基づいて、伝搬路関連情報の統計値についての制御を行うことと、
をプロセッサに実行させるプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体。
移動体通信システムにおいて、伝搬環境により適した伝搬路関連情報を使用することができる。
1 システム
100 受信装置
142 第2情報取得部
145 制御部
149 周期決定部
200 送信装置
400 無線通信装置
410 情報取得部
420 制御部


Claims (9)

  1. 情報取得部と制御部と周期決定部とを備える無線通信装置であって、
    前記情報取得部は、第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第1の伝搬路関連情報と、前記第1の推定期間よりも前の1つ以上の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第2の伝搬路関連情報と、の相関に関する相関情報を取得するように構成され、
    前記制御部は、前記相関情報に基づいて、伝搬路関連情報の統計値についての制御を行うように構成され、
    前記伝搬路関連情報は、伝搬路推定値から算出される固有値及び固有ベクトル又はビームフォーミング重みであり、
    前記統計値は、前記無線通信装置による受信処理又は前記無線通信装置から他の無線通信装置への報告のための情報であり、
    前記制御は、前記統計値を使用するかの判定であり、
    前記周期決定部は、前記制御の結果を示す制御情報に基づいて、前記固有値及び前記固有ベクトル又は前記ビームフォーミング重みを算出する周期を決定するように構成された、
    無線通信装置。
  2. 前記統計値は、前記伝搬路関連情報の平均値である、請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記相関情報は、前記第1の伝搬路関連情報と前記第2の伝搬路関連情報との相関度を示す情報であり、
    前記制御部は、前記相関情報により示される前記相関度が所定の相関度よりも高い場合に、前記統計値を使用すると判定する、
    請求項に記載の無線通信装置。
  4. 情報取得部と制御部と周期決定部とを備える無線通信装置であって、
    前記情報取得部は、第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第1の伝搬路関連情報と、前記第1の推定期間よりも前の1つ以上の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第2の伝搬路関連情報と、の相関に関する相関情報を取得するように構成され、
    前記制御部は、前記相関情報に基づいて、伝搬路関連情報の統計値についての制御を行うように構成され、
    前記伝搬路関連情報は、伝搬路推定値から算出される固有値及び固有ベクトル又はビームフォーミング重みであり、
    前記統計値は、前記無線通信装置による受信処理又は前記無線通信装置から他の無線通信装置への報告のための情報であり、
    前記制御は、前記統計値の算出に使用するパラメータの決定であり、
    前記周期決定部は、前記制御の結果を示す制御情報に基づいて、前記固有値及び前記固有ベクトル又は前記ビームフォーミング重みを算出する周期を決定するように構成された、
    無線通信装置。
  5. 前記統計値は、前記伝搬路関連情報の加重平均値であり、
    前記パラメータは、前記加重平均値の算出に使用する重み係数である、
    請求項に記載の無線通信装置。
  6. 無線通信装置において実行される方法であって、
    第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第1の伝搬路関連情報と、前記第1の推定期間よりも前の1つ以上の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第2の伝搬路関連情報と、の相関に関する相関情報を取得することと、
    前記相関情報に基づいて、伝搬路関連情報の統計値についての制御を行うことと、
    を含み、
    前記伝搬路関連情報は、伝搬路推定値から算出される固有値及び固有ベクトル又はビームフォーミング重みであり、
    前記統計値は、前記無線通信装置による受信処理又は前記無線通信装置から他の無線通信装置への報告のための情報であり、
    前記制御は、前記統計値を使用するかの判定であり、
    前記方法は、
    前記制御の結果を示す制御情報に基づいて、前記固有値及び前記固有ベクトル又は前記ビームフォーミング重みを算出する周期を決定すること
    を更に含む、
    方法。
  7. 無線通信装置において実行される方法であって、
    第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第1の伝搬路関連情報と、前記第1の推定期間よりも前の1つ以上の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第2の伝搬路関連情報と、の相関に関する相関情報を取得することと、
    前記相関情報に基づいて、伝搬路関連情報の統計値についての制御を行うことと、
    を含み、
    前記伝搬路関連情報は、伝搬路推定値から算出される固有値及び固有ベクトル又はビームフォーミング重みであり、
    前記統計値は、前記無線通信装置による受信処理又は前記無線通信装置から他の無線通信装置への報告のための情報であり、
    前記制御は、前記統計値の算出に使用するパラメータの決定であり、
    前記方法は、
    前記制御の結果を示す制御情報に基づいて、前記固有値及び前記固有ベクトル又は前記ビームフォーミング重みを算出する周期を決定すること
    を更に含む、
    方法。
  8. プロセッサに、
    第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第1の伝搬路関連情報と、前記第1の推定期間よりも前の1つ以上の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第2の伝搬路関連情報と、の相関に関する相関情報を取得することと、
    前記相関情報に基づいて、伝搬路関連情報の統計値についての制御を行うことと、
    を実行させるプログラムであって、
    前記伝搬路関連情報は、伝搬路推定値から算出される固有値及び固有ベクトル又はビームフォーミング重みであり、
    前記統計値は、前記プロセッサによる受信処理又は前記プロセッサから他の無線通信装置への報告のための情報であり、
    前記制御は、前記統計値を使用するかの判定であり、
    前記プロセッサに、更に、
    前記制御の結果を示す制御情報に基づいて、前記固有値及び前記固有ベクトル又は前記ビームフォーミング重みを算出する周期を決定することを実行させる、
    プログラム。
  9. プロセッサに、
    第1の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第1の伝搬路関連情報と、前記第1の推定期間よりも前の1つ以上の推定期間についての伝搬路推定を通じて生成された第2の伝搬路関連情報と、の相関に関する相関情報を取得することと、
    前記相関情報に基づいて、伝搬路関連情報の統計値についての制御を行うことと、
    を実行させるプログラムであって、
    前記伝搬路関連情報は、伝搬路推定値から算出される固有値及び固有ベクトル又はビームフォーミング重みであり、
    前記統計値は、前記プロセッサによる受信処理又は前記プロセッサから他の無線通信装置への報告のための情報であり、
    前記制御は、前記統計値の算出に使用するパラメータの決定であり、
    前記プロセッサに、更に、
    前記制御の結果を示す制御情報に基づいて、前記固有値及び前記固有ベクトル又は前記ビームフォーミング重みを算出する周期を決定することを実行させる、
    プログラム。
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