JP7005290B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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Description
たとえば、複合機において、名刺、免許証、領収書、その他の書類やカードなどの複数の原稿を、重ならないように原稿台に置いて、読取機能を実行し、複数の原稿の画像データを含む全体の画像データを読み取り、読み取った全体画像データから、個々の原稿に対応する独立した複数の画像データを切り出す機能(以下、マルチクロップスキャン機能と呼ぶ)を有するものがある。
そこで、マルチクロップスキャンをする場合、原稿押さえカバーを開けたままスキャン動作をさせ、読み取った全体画像データ内の周辺端部の領域(外枠領域)に黒色の画像データ(黒枠画像)を埋め込み、全体画像データの周辺端部を、原稿として誤検知しないようにした後、原稿台に載置された各原稿に対応した画像データの切り出し処理を行っている。
このように全体に白い領域の多い原稿では、原稿押さえカバーを開けたままスキャン動作をさせれば、各原稿の輪郭は認識できるはずであるが、外枠領域に白枠画像を埋め込んでいるために、白枠画像を含む全体画像データのうち、外枠領域内の画像データが、1つの原稿に相当する画像として切り出されてしまい、その結果、各原稿の切り出しに失敗する。
ただし、従来では、マルチクロップ機能と写真クロップ機能のうちどちらを利用するかについて、ユーザが予め設定し、原稿の切り出しに失敗した場合には、その設定を切り替える操作をする必要があり、ユーザの操作にかかる負担が大きい。また、原稿押さえカバーの開閉は、ユーザの操作により行われるが、ユーザは、マルチクロップ機能および写真クロップ機能と、原稿押さえカバーの開閉との対応関係を予め理解したうえで、機能の設定操作を行う必要があり、マルチクロップスキャン機能を利用するための操作がわかりにくいという問題がある。
<画像処理装置の構成>
図1に、この発明の画像処理装置の一実施例の構成ブロック図を示す。
特に、この発明では、原稿読取機能を利用して、所定の画像処理を実行する。
また、原稿台に載置された1又は複数の原稿が動かないように、原稿を上から押さえる部材であって、原稿台の読取領域よりもやや大きい面積を持つ平板形状の原稿押さえカバー(以下、単に、「原稿押さえ」とも呼ぶ)を備える。原稿押さえは、原稿台に対して、開閉可能なように取り付けられる、
また、原稿台の読取領域には、光を透過するガラスなどの部材が配置されている。
読取処理を行う場合、原稿押さえは、原稿台の読取領域に対して、開放状態かあるいは閉鎖状態のどちらかで用いる。原稿押さえの開閉操作は、ユーザが行う。
開放状態は、原稿台の読取領域の上を覆わないように、原稿押さえを配置することを意味し、読取処理のために原稿台の読取領域に照射された光のうち、原稿のない領域を透過した光は原稿押さえに反射することなく直進し、原稿台に載置された原稿によって反射された光を利用して原稿の読取を行う。
枠画像付加部30は、黒枠画像付加部31と白枠画像付加部32とからなる。
CPUは、ROM等に予め格納された制御プログラムに基づいて、各種ハードウェアを有機的に動作させて、この発明の画像入力機能、個別画像切出機能などを実行する。
たとえば、画像や文字図形等が記載された原稿などの情報を入力する。入力された情報は、電子データとして、記憶部50に記憶される。
画像入力部13としては、情報が印刷された原稿書面(以下、原稿と呼ぶ)を読み取るスキャナ(読取装置)を用いる。
画像情報を入力する方法は種々の方法があるが、たとえば、情報が印刷された原稿をスキャナで読み取り、原稿を含む原稿台の読取領域全体の電子データを、記憶部50に、入力された全体画像データとして記憶する。
入力したい画像や書面などの電子データファイルを、USBメモリなどの外部の記憶媒体に保存しておき、USBメモリ等をUSB端子などの入力インタフェースに接続し、操作部12で所定の入力操作を行うことによって、USBメモリ等に保存された所望の電子データファイルを読み出して、記憶部50に、電子データとして記憶してもよい。
読み取りが開始されると、通常、原稿台の読取領域(読取面)の全体が、一つの電子データとして読み取られる。原稿の大きさが原稿台の読取領域よりも小さい場合、その読み取られた電子データ(全体画像データ)の中には、原稿の画像が含まれるが、原稿のない部分の情報も含まれる。この発明では、後述するように、個別画像切出部19によって、読み取られた一つの電子データ(全体画像データ)から、原稿が存在している部分の画像データ(個別画像)を切り出す。
複数枚並べて原稿台に配置された原稿をスキャナで読み取った場合も、読み取った情報は、上記のように1つの電子データ(全体画像データ)として、生成され、記憶される。この場合、全体画像データの中には、複数個の原稿の画像データ(個別画像)が含まれるので、読み取られた全体画像データから、複数個の原稿の画像データ(個別画像)が切り出される。
ここで、外枠領域は、原稿台の周辺端部であって、所定の幅を持つ領域を意味し、原稿を載置する原稿台の読取領域が長方形の場合は、後述する図7(a)に示すように、長方形の4つの辺の内側近傍であって、所定の幅Wを持つ領域である。
または、原稿の個別画像を切り出すことができなかった場合において、原稿押さえが開放状態であった場合は、原稿押さえを閉鎖状態にして再度読取をすることを、表示部14に表示する。この表示を見たユーザに、原稿押さえを閉じてもらう。
その後、原稿押さえ開閉検出部16によって、原稿押さえの開閉状態が変更されたことを検出した場合に、画像入力部13が、原稿台に載置された原稿を再度一括して読み取るようにする。
また、出力部15は、切り取られた個別画像が複数ある場合は、たとえば、予め設定された出力方法の情報に基づいて、いくつかの個別画像を合成して1つの画像情報として1枚の用紙に印刷する。
ただし、情報の出力は、印刷に限るものではなく、USBメモリなどの外部の記憶媒体への情報の記憶や、インターネットなどのネットワークを介して他の情報処理装置やサーバへの情報の送信でもよい。
すなわち、原稿押さえが、現在、開放状態と閉鎖状態のうちどちらの状態にあるかを検出する。原稿押さえ開閉検出部16としては、たとえば、押しボタンスイッチが用いられる。
押しボタンスイッチ(以下、開閉検出スイッチとも呼ぶ)は、原稿押さえを閉じる操作をしたときに、原稿押さえと接触する原稿台の上に設けられ、原稿押さえを閉じている状態では、押しボタンスイッチは、押圧状態となるものとする。
原稿押さえを開放している状態では、押しボタンスイッチは、押されていない状態となるものとする。
一方、押しボタンスイッチが押圧状態にない場合、原稿押さえは開放状態にある(原稿押さえは開けられている)ことが検出される。
原稿押さえが閉鎖状態にあることが検出された場合、後述するように、記憶部50の開閉情報として、閉鎖状態にあることを意味する情報(たとえば、0:閉鎖)が、記憶される。
また、原稿押さえが開放状態にあることが検出された場合、後述するように、記憶部50の開閉情報として、開放状態にあることを意味する情報(たとえば、1:開放)が、記憶される。
個別画像の輪郭を検出する方法は、従来から用いられているいずれかの方法を用いればよい。
原稿が長方形であるとすれば、その原稿に対応する個別画像の輪郭は、長方形の4つの辺を特定することが可能な情報として検出される。
読み取る原稿が複数あった場合は、全体画像データから、複数の個別画像の輪郭が検出される。
あるいは、記憶部に記憶された全体画像データのうち、外枠領域に枠画像を付加した後の全体画像データから、原稿に対応する個別画像の輪郭を検出する。
ただし、原稿に対応する個別画像の輪郭が検出できなかった場合は、検出された個別画像の輪郭から個別画像の位置を特定することができず、個別画像を切り出すことができない。
特に、原稿台の読取領域に対する切り出すべき個別画像の位置を示す座標値を取得する。切り出すべき個別画像の位置を示す座標値は、原稿台の読取領域に置かれた原稿の位置を画定する座標であり、原稿頂点位置座標と呼ぶ。
原稿頂点位置座標は、原稿台の読取領域に設定されたXY座標系におけるX座標とY座標であり、原稿が長方形である場合、その長方形の4つの頂点のXY座標値からなる。
図2(a-1)は、原稿台の読取領域を示している。原稿台の読取領域は、横に長い長方形とする。
図2(a-2)は、原稿台の読取領域を画定する4つの頂点のXY座標値の実施例を示している。
図2(a-2)では、原稿台の読取領域は、4つの頂点(a1、a2、a3、a4)からなる長方形であり、図のように、長方形の頂点a1をXY座標系の原点とし、長方形の長辺方向をX軸とし、長方形の短辺方向をY軸に設定する。
この場合、原稿台の読取領域に相当する長方形の4つの頂点(a1、a2、a3、a4)の位置が、図2(a-2)のようなXY座標値で表される。
2つの原稿の配置は、図示したものに限るものではなく、原稿台の読取領域の中であれば、任意の位置でよい。また、配置する原稿の数は、2枚に限るものではなく、1枚でもよく、3枚以上でもよい。
また、図2(a-4)では、取得された全体画像データの中に、原稿台の読取領域の周辺端部が、外枠領域の画像として含まれているものを示している。図2(a-4)には、全体画像データの中に外枠領域の画像が含まれることがあることを説明するために、外枠領域の画像を強調して図示しているが、実際には、このように明確な外枠領域の画像が取得されるものではない。
図2(a-5)において、原稿P1は、4つの頂点(P1、P2、P3、P4)で囲まれた長方形部分であり、原稿P2は、4つの頂点(P5、P6、P7、P8)で囲まれた長方形部分である。
個別画像座標取得部18は、原稿エッジ検出部17によって検出された個別画像の輪郭を特定する情報を利用して、これらの8つの頂点の位置座標(原稿頂点位置座標)を取得する。
これらの8つの頂点の位置座標(原稿頂点位置座標)は、原稿台の読取領域と同じXY座標系におけるXY座標値で表される。
原稿頂点位置座標は、後述するように、切り出される個別画像を特定する情報(個別画像情報)として、記憶部50に記憶される。
個別画像の切り出しは、個別画像座標取得部18によって取得された個別画像の4つの頂点の位置を示す座標値(原稿頂点位置座標)を利用する。
全体画像データから、4つの頂点の位置で囲まれた部分の画像データが切り出され、個別画像の画像データとして、記憶部50に記憶される。
あるいは、外枠領域に、後述するような枠画像を付加した後の全体画像データから、1又は複数の原稿の個別画像を切り出す。
また、複数の原稿を原稿台に配置して読取を行った場合は、入力された全体画像データには、複数の原稿の画像データが含まれているので、複数の原稿が存在する部分の画像データをそれぞれ抽出する。
たとえば、4枚の原稿を原稿台に配置して読取を行った場合は、4つの原稿のそれぞれに対応した画像データを抽出する。
個別画像切出部19による個別画像を切出す機能は、いわゆるマルチクロップスキャン機能に相当し、従来から利用されている技術を利用してもよい。
上記したように、入力された全体画像データのうち、外枠領域の部分には、周辺端部の内側の画像データが1つの原稿に相当する画像として切り出されてしまうような情報が取得される場合がある。そこで、この外枠領域の部分には、原稿が配置されていないことを前提として、外枠領域の部分の画像データを、除去する。
外枠領域の画像データを除去した後の全体画像データは、後述するように、外枠除去画像データとして、記憶部50に一時記憶される。
このように、個別画像の切り出しを行う前に、入力された全体画像データから、外枠領域の部分の画像データを除去することによって、個別画像の誤検出の可能性を減らすことができる。
たとえば、長方形である原稿台の読取領域の内側で、読取領域を画定する4辺の近傍の幅がWセンチメートル程度の領域を、外枠領域の大きさとして設定する。すなわち、外枠領域情報として、4辺の近傍の幅Wを、予め設定しておく。
ただし、外枠領域を決める4辺の近傍の幅Wの適切な数値は、画像を読み取るスキャナの精度などによって異なるので、一意的に設定することはできないが、幅Wの数値として、たとえば、1から3ミリメートル程度の数値を予め設定すればよい。
外枠領域情報の数値は、たとえば出荷前の調整段階で、予め固定値を設定するようにしてもよいが、画像処理装置の管理者やメンテナンス作業者が、必要に応じて、設定変更できるようにしてもよい。また、四箇所夫々を違う値としても良い。
なお、外枠領域の部分の画像データを除去する場合は、外枠領域の部分の画像データに基づく個別画像の誤検出が無くなるので、原稿押さえの開閉状態に関係なく、外枠領域の画像データの除去を行えばよく、原稿押さえの開閉検出は行わなくてもよい。
枠画像付加部30は、外枠領域に、黒色の画像データからなる黒枠画像を付加する黒枠画像付加部31と、白色の画像データからなる白枠画像を付加する白枠画像付加部32とからなる。
黒枠画像を付加する外枠領域は、たとえば、上記した除去すべき外枠領域と同じ大きさとすればよい。ただし、黒枠画像を付加する外枠領域の大きさを、除去すべき外枠領域の大きさとは別に、予め設定してもよい。
特に、原稿押さえ開閉検出部16が、原稿押さえが開放状態であることを検出した場合に、全体画像データの外枠領域に黒枠画像を付加する。
また、黒枠画像の付加は、全体画像データが取得された後、エッジ検出を含め個別画像を切り取る処理を行う前に行う。
外枠領域に黒枠画像を付加した後の全体画像データは、後述するように、黒枠付加画像データとして、記憶部50に一時記憶される。
原稿押さえが開放されている場合、原稿台の読取領域のうち原稿のない部分では、読取光が透過するので、原稿のない部分は、全体画像データの中では黒っぽい画像として取得されるが、読取領域の外枠領域の部分は、この黒っぽい画像よりも薄い画像として取得される場合があり、外枠領域の部分を、1つの原稿の輪郭として誤認識してしまう場合がある。そこで、外枠領域の部分を、原稿のない部分と同等の濃淡を持つ黒い画像としてしまえば、外枠領域の部分を、誤って、1つの原稿として切り出してしまうことを防止できる。
白枠画像を付加する外枠領域は、たとえば、上記した除去すべき外枠領域と同じ大きさとすればよい。ただし、白枠画像を付加する外枠領域の大きさについても、除去すべき外枠領域の大きさとは別に、予め設定してもよい。
特に、原稿押さえ開閉検出部16が、原稿押さえが閉鎖状態であることを検出した場合に、全体画像データの外枠領域に白枠画像を付加する。
また、白枠画像の付加は、全体画像データが取得された後、エッジ検出を含め個別画像を切り取る処理を行う前に行う。
外枠領域に白枠画像を付加した後の全体画像データは、後述するように、白枠付加画像データとして、記憶部50に一時記憶される。
原稿押さえが閉鎖されている場合、原稿台の読取領域のうち原稿のない部分では、読取光が原稿押さえに反射するので、原稿のない部分は、全体画像データの中では白っぽい画像として取得されるが、読取領域の外枠領域の部分は、この白っぽい画像よりも濃い画像として取得される場合があり、外枠領域の部分を、1つの原稿の輪郭として誤認識してしまう場合がある。そこで、外枠領域の部分を、原稿のない部分と同等の濃淡を持つ白い画像としてしまえば、外枠領域の部分を、誤って、1つの原稿として切り出してしまうことを防止できる。
記憶部50には、たとえば、外枠領域情報51、開閉情報52、全体画像データ53、外枠除去画像データ54、黒枠付加画像データ55、白枠付加画像データ56、個別画像情報57などが記憶される。
図7に、画像処理装置の記憶部50に記憶される情報の一実施例の説明図を示す。
外枠領域は、図7(a)に示すように、原稿台の読取領域の周辺端部近傍であって、幅Wのロの字形状の領域である。
図7において、外枠領域の幅Wとして、2mmが設定された場合を示している。
ただし、外枠領域の幅Wは、この数値に限定するものではなく、他の数値を設定してもよく、また、固定値として設定してもよく、あるいは、数値を設定変更できるようにしてもよい。更に、四箇所夫々に対し、別の値を設定しても良い。
図7(b)に示すように、開閉検出スイッチは、原稿押さえと接触可能な原稿台の端部に設けられる。たとえば、図7(b)のように、原稿押さえが開放状態にある場合は、開閉検出スイッチの一部分が原稿台の表面よりも上に突起しており、開閉検出スイッチは押圧状態ではない。
制御部11が、この閉鎖状態にあることを示す信号を受信した場合は、開閉情報52として、たとえば、原稿押さえの閉鎖状態を意味する数値0が記憶される。
また、この閉鎖状態にあることを示す信号を受信していない場合は、開閉情報52として、たとえば、原稿押さえの開放状態を意味する数値1が記憶される。
この開閉情報52を利用して、上記のように、外枠領域に黒枠画像を付加するか、あるいは、外枠領域に白枠画像を付加するが、自動的に決定される。
全体画像データ53には、一括して読み取られた原稿の個別画像が含まれ、外枠領域の画像データも含む。
外枠領域除去部20が、予め設定された外枠領域情報51に基づいて、外枠領域の部分の画像データを除去して、外枠除去画像データ54を生成する。
外枠除去画像データ54は、全体画像データ53よりも小さく、外枠領域の内側のデータである。
外枠領域の部分の画像データを除去した後の外枠除去画像データ54を利用して、原稿のエッジ検出や個別画像の切り出しが行われる。
すなわち、入力された全体画像データ53の外枠領域の部分の画像データを、黒枠画像に変更したデータが、黒枠付加画像データ55である。
すなわち、入力された全体画像データ53の外枠領域の部分の画像データを、白枠画像に変更したデータが、白枠付加画像データ56である。
図7(c)は、図2に示したように、2つの原稿が配置され、2つの原稿に対する個別画像が切り出された場合の個別画像情報57の一例を示している。
図7(c)において、たとえば、入力画像番号がN01の個別画像は、4つの頂点(P1、P2、P3、P4)の原稿頂点位置座標によって示される位置から切り出され、IMG001という名称の画像データファイルとして、記憶されていることを示している。
個別画像の出力を行う場合、このような個別画像情報57を利用して、出力すべき画像情報が生成され、出力部15によって、印刷や送信などの出力処理が行われる。
以下に、入力された全体画像データから、各原稿に対応する個別画像を切り出す処理について説明する。
この発明では、入力された全体画像データの外枠領域の画像データに対して、以下のような画像処理のうちいずれかの処理を行った後に、個別画像を切り出し、個別画像の画像データを取得する。
画像処理の第2の実施例として、入力された全体画像データのうち、外枠領域に、黒枠画像あるいは、白枠画像を付加する処理を行う。ここで、原稿押さえが開放状態にある場合は、外枠領域に黒枠画像を付加し、一方、原稿押さえが閉鎖状態にある場合は、外枠領域に白枠画像を付加する。
あるいは、原則として、第1の実施例の画像処理を行うように予め初期設定しておき、ユーザが第2の実施例の画像処理を行いたい場合に、実行する画像処理を第2の実施例の画像処理に変更するための入力操作をしてもよい。逆に、第2の実施例の画像処理を予め初期設定し、第1の実施例の画像処理を行いたい場合に、実行する画像処理を第1の実施例の画像処理に変更するための入力操作をしてもよい。
図3に、外枠領域画像を除去した後に、個別画像の画像データを取得する一実施例の説明図を示す。
図3は、原稿押さえを開けたまま(開放した状態で)、全体画像データを取得する場合を示している。
主として、白色部分の多い原稿を読み取る場合には、個別画像の切り取りの精度を向上させるために、原稿押さえを開けたまま読取を行うことが好ましい。
このように、ユーザが、2枚の原稿を配置した後、原稿押さえを開けたまま、読取開始を意味する入力操作をすると、原稿台の読取領域全体をスキャンする処理が行われる。
これにより、図3(a-2)に示すように、画像入力部13によって、全体画像データが取得される。全体画像データには、2枚の原稿の個別画像が含まれ、さらに、原稿台の読取領域の端部周辺の画像も含まれる場合がある。
図3(a-3)は、原稿台の読取領域の中で、外枠領域に相当する部分にある画像(外枠領域画像)の概略例を示している。
外枠領域の大きさは、上記した外枠領域情報51によって特定されるが、原稿台の読取領域の周辺端部の画像が、この外枠領域の中に十分含まれる程度の大きさである。
取得された全体画像データから、この外枠領域の中に含まれる外枠領域画像が、除去される。
図3(a-4)の破線が、原稿台の読取領域を示しており、実線が、外枠領域画像を除去した後の全体画像データである。
取得した全体画像データに、原稿台の読取領域の周辺端部の画像が含まれていたとしても、原稿台の読取領域の周辺端部の画像が外枠領域画像に含まれる場合は、この外枠領域画像を除去した後の全体画像データには、原稿の誤検知の原因となる原稿台の読取領域の周辺端部の画像は含まれない。
これにより、図3(a-5)に示すように、個別画像を切り取った後の画像データが取得される。
たとえば、原稿P1に対して、個別画像g1の画像データが取得され、原稿P2に対して、個別画像g2の画像データが取得される。
なお、図3では、2枚の原稿の個別画像を同時に切り出す場合を示したが、読み取る原稿の枚数は、2枚に限るものではなく、1枚でも、3枚以上でも、同様の画像処理を行うことにより、各原稿の個別画像を同時に切り出すことができる。
図4は、図3と異なり、原稿押さえを閉じた後に(閉鎖した状態で)、全体画像データを取得する場合を示している。
主として、黒色など濃い色の部分が多い原稿を読み取る場合には、個別画像の切り取りの精度を向上させるために、原稿押さえを閉じた状態で、読取を行うことが好ましい。
ユーザは、読み取る原稿を配置した後、原稿押さえを閉じる。
図4(a-2)は、読み取る原稿を配置した後、原稿押さえを閉じた状態を、原稿押さえの上方から見た概略図を示している。原稿押さえによって、原稿台の読取領域が覆われ、原稿台の下方から原稿押さえに向かって出射された読取光は、原稿押さえと原稿によって反射され、原稿台の読取領域全体の画像データが取得される。
これにより、図4(a-3)に示すように、画像入力部13によって、全体画像データが取得される。全体画像データには、2枚の原稿の個別画像が含まれ、さらに、原稿台の読取領域の周辺端部の画像も含まれる場合がある。
図4(a-4)は、図3(a-3)に示したものと同じ外枠領域に相当する部分にある画像(外枠領域画像)の概略例を示している。
取得された全体画像データから、この外枠領域の中に含まれる外枠領域画像が、除去される。
図4(a-5)の破線が、原稿台の読取領域を示しており、実線が、外枠領域画像を除去した後の全体画像データである。
原稿台の読取領域の周辺端部の画像が外枠領域画像に含まれる場合は、この外枠領域画像を除去した後の全体画像データには、原稿の誤検知の原因となる原稿台の読取領域の周辺端部の画像は含まれない。
これにより、図4(a-6)に示すように、個別画像を切り取った後の画像データが取得される。
図4(a-6)でも、図3(a-5)と同様に、たとえば、原稿P1に対して、個別画像g1の画像データが取得され、原稿P2に対して、個別画像g2の画像データが取得される。
図5に、外枠領域に黒枠画像を付加した後に、個別画像の画像データを取得する一実施例の説明図を示す。
図5は、図3と同様に、原稿押さえを開けたまま(開放した状態で)、全体画像データを取得する場合を示している。
ユーザが、2枚の原稿を配置した後、原稿押さえを開けたまま、読取開始を意味する入力操作をすると、原稿台の読取領域全体をスキャンする処理が行われる。
図5(a-2)は、図3(a-2)と同じ図面であり、画像入力部13によって取得された全体画像データを示している。全体画像データには、2枚の原稿の個別画像が含まれ、さらに、原稿台の読取領域の周辺端部の画像も含まれる場合がある。
図5(a-3)は、原稿台の読取領域の中で、外枠領域に相当する部分に付加すべき黒枠画像の概略例を示している。
外枠領域の大きさは、上記した外枠領域情報51によって特定されるが、原稿台の読取領域の周辺端部の画像がこの外枠領域の中に十分含まれる程度の大きさである。
取得された全体画像データにおいて、この外枠領域の部分の画像データが、黒枠画像に変更される。
黒枠画像を付加した後の全体画像データは、外枠領域の内部にある画像データと、外枠領域に付加された黒枠画像とからなる。
取得した全体画像データに、原稿台の読取領域の周辺端部の画像が含まれていたとしても、原稿台の読取領域の周辺端部の画像が外枠領域に含まれていた場合は、この外枠領域に黒枠画像を付加した後の全体画像データには、原稿の誤検知の原因となる原稿台の読取領域の周辺端部の画像は含まれない。
これにより、図5(a-5)に示すように、個別画像を切り取った後の画像データが取得される。
たとえば、原稿P1に対して、個別画像g1の画像データが取得され、原稿P2に対して、個別画像g2の画像データが取得される。
図6は、図5と異なり、原稿押さえを閉じた後に(閉鎖した状態で)、全体画像データを取得する場合を示している。
主として、黒色など濃い色の部分が多い原稿を読み取る場合には、個別画像の切り取りの精度を向上させるために、原稿押さえを閉じた状態で、読取を行うことが好ましい。
ユーザは、読み取る原稿を配置した後、原稿押さえを閉じる。
図6(a-2)は、図4(a-2)と同様に、読み取る原稿を配置した後、原稿押さえを閉じた状態を、原稿押さえの上方から見た概略図を示している。
これにより、図6(a-3)に示すように、画像入力部13によって、全体画像データが取得される。
図6(a-3)は、図4(a-3)と同じ図面であり、画像入力部13によって取得された全体画像データを示している。全体画像データには、2枚の原稿の個別画像が含まれ、さらに、原稿台の読取領域の周辺端部の画像も含まれる場合がある。
図6(a-4)は、原稿台の読取領域の中で、外枠領域に相当する部分に付加すべき白枠画像の概略例を示している。
外枠領域の大きさは、上記した外枠領域情報51によって特定されるが、原稿台の読取領域の周辺端部の画像がこの外枠領域の中に十分含まれる程度の大きさである。
取得された全体画像データにおいて、この外枠領域の部分の画像データが、白枠画像に変更される。
白枠画像を付加した後の全体画像データは、外枠領域の内部にある画像データと、外枠領域に付加された白枠画像とからなる。
取得した全体画像データに、原稿台の読取領域の周辺端部の画像が含まれていたとしても、原稿台の読取領域の周辺端部の画像が外枠領域に含まれていた場合は、この外枠領域に白枠画像を付加した後の全体画像データには、原稿の誤検知の原因となる原稿台の読取領域の周辺端部の画像は含まれない。
これにより、図6(a-6)に示すように、個別画像を切り取った後の画像データが取得される。
たとえば、原稿P1に対して、個別画像g1の画像データが取得され、原稿P2に対して、個別画像g2の画像データが取得される。
図8に、この発明の画像処理装置における上記した第1の実施例について、原稿の読取画像処理のフローチャートを示す。
ここでは、上記した第1の実施例のように、取得した全体画像データから外枠領域画像を除去して、各原稿の個別画像を切り出す処理について説明する。
まず、ユーザは、原稿台に載置した各原稿の個別画像を切り出す処理をするために、たとえば、操作部12を用いて、画像処理装置が有する機能のうち、この処理を実行するクロップ機能を選択する入力を行う。
ステップS2において、クロップ機能が選択入力された場合は、ステップS3に進み、そうでない場合は、ステップS1に戻る。
このとき、読み取る原稿が、白っぽい色の多い原稿であれば、原稿押さえを開放したまま、読取を開始する方がよいことや、写真など色の濃い原稿であれば、原稿押さえを閉鎖した後に、読取を開始する方がよいことなども、同時に表示することが好ましい。
ユーザは、このような表示を見て、原稿を原稿台の読取領域に配置し、原稿に応じて、原稿押さえを開放するか、あるいは、原稿押さえを閉鎖した後、原稿の読取開始を意味する入力操作をする。
ステップS5において、原稿の読取開始を意味する入力があった場合は、ステップS6に進み、そうでない場合は、ステップS4に戻る。
ステップS6において、画像入力部13が、原稿台の読取領域の読取領域全体をスキャンし、読取領域全体の画像データを取得し、全体画像データ53として、記憶部50に一時記憶する。
外枠領域画像の除去は、上記した図3や図4に示したように、外枠領域情報51によって設定される外枠領域の部分の画像データ(外枠領域画像)を、全体画像データから除去する。
原稿が長方形であったとすれば、原稿と原稿の無い部分の画像データの濃淡の差異によって、原稿の輪郭に相当する長方形の4つの辺が、検出される。
複数の原稿が配置されている場合は、各原稿に対応する個別画像の原稿頂点位置座標が、それぞれ記憶される。たとえば、個別画像情報57として、各個別画像の入力画像番号と、原稿頂点位置座標とが対応付けて記憶される。
切り出された各原稿の個別画像の画像データは、個別画像情報57の入力画像番号と対応付けられて、個別画像ごとに、記憶部50に記憶される。
また、出力部15は、生成された画像情報を出力する。たとえば、プリンタによる印刷処理や、ネットワークを介した送信処理を行う。
図9に、この発明の画像処理装置における上記した第2の実施例について、原稿の読取画像処理の一実施例のフローチャートを示す。
ここでは、上記した第2の実施例のように、全体画像データの外枠領域に、黒枠画像または白枠画像を付加して、個別画像を切り出す処理について説明する。
図8と同様に、まず、ユーザは、操作部12を用いて、原稿台に載置した各原稿の個別画像を切り出すクロップ機能を選択する入力を行う。
図9において、図8と同じ処理を行うステップには、同じステップ番号を付与する。
すなわち、ステップS1において、クロップ機能が選択入力されたか否かをチェックし、クロップ機能が選択入力された場合は、ステップS3に進む。
ユーザは、このような表示を見て、原稿を原稿台の読取領域に配置し、原稿に応じて、原稿押さえを開放するか、あるいは、原稿押さえを閉鎖した後、原稿の読取開始を意味する入力操作をする。
ステップS6において、画像入力部13が、原稿台の読取領域の読取領域全体をスキャンし、読取領域全体の画像データを取得し、全体画像データ53として、記憶部50に一時記憶する。
ステップS22において、原稿押さえが、開放状態の場合は、ステップS23に進み、閉鎖状態の場合は、ステップS24に進む。
これにより、上記した図5(a-4)に示したように、外枠領域に黒枠画像を付加した全体画像データが生成される。
ステップS24において、出力された全体画像データに、白枠画像を付加し、ステップS25に進む。
これにより、上記した図6(a-5)に示したように、外枠領域に白枠画像を付加した全体画像データが生成される。
その後、図8と同様に、ステップS9からS11の処理を行う。
すなわち、ステップS9において、原稿エッジ検出部17によって検出された原稿の輪郭に相当する長方形の4つの辺を利用して、個別画像の4つの頂点の位置座標(原稿頂点位置座標)を取得し、個別画像情報57として、各個別画像の入力画像番号と、原稿頂点位置座標とを対応付けて記憶する。
また、ユーザが操作した原稿押さえの開閉状態に対応させて、黒枠画像あるいは白枠画像が自動的に付加されて、個別画像の切り出しが行われるので、ユーザは、原稿押さえの開閉状態に応じて行わせる画像処理の設定入力をする必要がなく、原稿押さえの開閉操作と、クロップ機能の選択入力と、原稿の読取開始入力を行えばよい。
これらの操作入力は、複合機等でも通常行われる操作に類似しているので、ユーザは、複雑な設定入力操作をすることなく、容易な操作をするだけで、個別画像を取得することができ、ユーザの操作負担を軽減できる。
図10に、図9と同様に、この発明の画像処理装置における上記した第2の実施例について、原稿の読取画像処理の一実施例のフローチャートを示す。
ただし、ここでは、全体画像データの外枠領域に、黒枠画像または白枠画像を付加するが、個別画像の切り出しができなかった場合に、原稿押さえの開閉状態を逆にして、再度原稿の読取画像処理を実行するようにする。
そこで、個別画像の切り出しができなかった場合に、ユーザに、原稿押さえの開閉状態の変更を要求するメッセージを表示して、ユーザに、原稿押さえの開閉状態を変更する操作をしてもらい、再度、原稿の読取画像処理を実行する。
ユーザに、原稿押さえの開閉状態を変更する操作をしてもらうことにより、原稿の個別画像の切り出しに成功する可能性を向上させる。
図10において、まず、ステップS1からステップS6までと、ステップS21は、図9と同様の処理を行う。
すなわち、ステップS1において、クロップ機能が選択入力されたか否かをチェックし、クロップ機能が選択入力された場合は、ステップS3に進む。
ユーザは、このような表示を見て、原稿を原稿台の読取領域に配置し、原稿に応じて、原稿押さえを開放するか、あるいは、原稿押さえを閉鎖した後、原稿の読取開始を意味する入力操作をする。
ステップS6において、画像入力部13が、原稿台の読取領域の読取領域全体をスキャンし、読取領域全体の画像データを取得し、全体画像データ53として、記憶部50に一時記憶する。
ステップS31において、上記チェックによって検出された現在の原稿押さえの開閉状態を、開閉情報52として、記憶部50に記憶する。
ただし、ステップS21とステップS31の処理は、別のマルチタスクとして常時実行し、現在の原稿押さえの開閉状態を、開閉情報52として記憶するようにしてもよい。
ステップS24において、出力された全体画像データに、白枠画像を付加し、ステップS25に進む。これにより、上記した図6(a-5)に示したように、外枠領域に白枠画像を付加した全体画像データが生成される。
その後、図8と同様に、ステップS9とS10の処理を行う。
すなわち、ステップS9において、原稿エッジ検出部17によって検出された原稿の輪郭に相当する長方形の4つの辺を利用して、個別画像の4つの頂点の位置座標(原稿頂点位置座標)を取得し、個別画像情報57として、各個別画像の入力画像番号と、原稿頂点位置座標とを対応付けて記憶する。
ただし、ステップS25における個別画像のエッジの検出が不十分な場合、たとえば、個別画像の輪郭となるエッジが直線状になっていない場合、エッジの情報が途中で途切れていて長方形のような2次元的な形状が特定できないような場合、あるいは、検出した長方形があらかじめ定めた所定の大きさ以下のような場合には、ステップS10において、個別画像を切り出すことができない場合がある。
記憶部50に記憶されている個別画像情報57を確認し、個別画像情報57に、1つ以上の個別画像が記憶されている場合は、切り出された個別画像が有りと判断され、1つも個別画像が記憶されていない場合は、切り出された個別画像が無いと判断される。
ステップS33において、切り出された個別画像が無いと判断された場合は、ステップS34に進み、切り出された個別画像が有りと判断された場合は、ステップS11に進む。
切り出された個別画像が無いと判断された場合は、個別画像の切り出しに失敗したことを意味する。
この場合は、現在、原稿押さえが開放された状態であるが、原稿押さえを閉鎖した後、再度読取を実行すれば、原稿の読取に成功する場合もあるので、原稿の配置はそのままで、原稿押さえを閉じてもらうように、ユーザに報知する。
また、スピーカを備え、音声出力機能を有している場合は、表示する内容を、音声で報知してもよい。
ユーザは、上記のような表示を見て、原稿押さえを閉じればよい。
ステップS37において、原稿押さえが閉鎖状態に変化した場合は、ステップS4に戻り、再度、ステップS4以降の読取処理を実行する。
一方、まだ開放状態のままの場合は、ステップS35に戻る。
この場合は、現在、原稿押さえが閉鎖された状態であるが、原稿押さえを開放した後、再度読取を実行すれば、原稿の読取に成功する場合もあるので、原稿の配置はそのままで、原稿押さえを開放してもらうように、ユーザに報知する。
この場合も、スピーカを利用して、表示する内容を、音声で報知してもよい。
ユーザは、上記のような表示を見て、原稿押さえを開放すればよい。
ステップS40において、原稿押さえが開放状態に変化した場合は、ステップS4に戻り、再度、ステップS4以降の読取処理を実行する。
一方、まだ閉鎖状態のままの場合は、ステップS38に戻る。
また、再度の読取処理を行う場合、ユーザは、原稿押さえの開閉状態を、開放から閉鎖に変更する操作か、あるいは、閉鎖から開放に変更する操作をするだけでよいので、ユーザの操作負担は少ない。
11 制御部、
12 操作部、
13 画像入力部、
14 表示部、
15 出力部、
16 原稿押さえ開閉検出部、
17 原稿エッジ検出部、
18 個別画像座標取得部、
19 個別画像切出部、
20 外枠領域除去部、
30 枠画像付加部、
31 黒枠画像付加部、
32 白枠画像付加部、
50 記憶部、
51 外枠領域情報、
52 開閉情報、
53 全体画像データ、
54 外枠除去画像データ、
55 黒枠付加画像データ、
56 白枠付加画像データ、
57 個別画像情報
Claims (7)
- 読み取る原稿を載置する原稿台と、
前記原稿台に載置された1又は複数の原稿を一括して読み取る画像入力部と、
前記一括して読み取られた原稿の個別画像を含む全体画像データを記憶する記憶部と、
前記全体画像データから、前記原稿台の周辺端部であって所定の幅を持つ外枠領域の画像データを除去する外枠領域除去部と、
前記外枠領域の画像データを除去した後の全体画像データから、前記原稿に対応する個別画像の輪郭を検出する原稿エッジ検出部と、
前記原稿エッジ検出部によって、原稿に対応する個別画像の輪郭が検出できた場合に、検出された個別画像の輪郭から個別画像の位置を特定し、位置が特定された1又は複数の原稿の個別画像を切り出す個別画像切出部とを備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 読み取る原稿を載置する原稿台と、
前記原稿台に載置された原稿を押さえる原稿押さえと、
前記原稿台に載置された1又は複数の原稿を一括して読み取る画像入力部と、
前記一括して読み取られた原稿の個別画像を含む全体画像データを記憶する記憶部と、
前記原稿押さえの開閉状態を検出する原稿押さえ開閉検出部と、
前記全体画像データのうち前記原稿台の周辺端部であって所定の幅を持つ外枠領域に、前記検出された原稿押さえの開閉状態に対応させて、所定の色の枠画像を付加する枠画像付加部と、
前記外枠領域に前記枠画像を付加した後の全体画像データから、1又は複数の原稿の個別画像を切り出す個別画像切出部とを備え、
前記枠画像付加部は、前記外枠領域に黒色の画像データからなる黒枠画像を付加する黒枠画像付加部と、前記外枠領域に白色の画像データからなる白枠画像を付加する白枠画像付加部とからなることを特徴とする画像処理装置。 - 前記原稿押さえ開閉検出部が、前記原稿押さえが開放状態であることを検出した場合、前記黒枠画像付加部が、前記全体画像データの外枠領域に黒枠画像を付加し、
前記原稿押さえ開閉検出部が、前記原稿押さえが閉鎖状態であることを検出した場合、前記白枠画像付加部が、前記全体画像データの外枠領域に白枠画像を付加することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 表示部をさらに備え、
前記個別画像切出部が、前記枠画像を付加した後の全体画像データから、原稿の個別画像を切り出すことができなかった場合、
前記原稿押さえが閉鎖状態であった場合は、原稿押さえを開放状態にして再度読取をすることを、前記表示部に表示し、または、前記原稿押さえが開放状態であった場合は、原稿押さえを閉鎖状態にして再度読取をすることを、前記表示部に表示し、
前記原稿押さえ開閉検出部によって、原稿押さえの開閉状態が変更されたことを検出した場合に、前記画像入力部が、前記原稿台に載置された原稿を一括して読み取ることを特徴とする請求項2または3に記載の画像処理装置。 - 前記記憶部に記憶された全体画像データのうち、前記外枠領域に前記枠画像を付加した後の全体画像データから、前記原稿に対応する個別画像の輪郭を検出する原稿エッジ検出部をさらに備え、
前記原稿エッジ検出部によって、原稿に対応する個別画像の輪郭が検出できた場合に、
検出された個別画像の輪郭から個別画像の位置を特定し、前記個別画像切出部が、位置が特定された個別画像を切り出すことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 読み取る原稿を載置する原稿台を備えた画像処理装置の画像処理方法であって、
原稿台に載置された1又は複数の原稿を一括して読み取り、
前記一括して読み取られた原稿の個別画像を含む全体画像データを記憶し、
前記全体画像データから、前記原稿台の周辺端部であって所定の幅を持つ外枠領域の画像データを除去し、
前記外枠領域の画像データを除去した後の全体画像データから、前記原稿に対応する個別画像の輪郭を検出し、
前記原稿に対応する個別画像の輪郭が検出できた場合に、検出された個別画像の輪郭から個別画像の位置を特定し、
前記位置が特定された1又は複数の原稿の個別画像を切り出すことを特徴とする画像処理装置の画像処理方法。 - 読み取る原稿を載置する原稿台と、前記原稿台に載置された原稿を押さえる原稿押さえを備えた画像処理装置の画像処理方法であって、
原稿台に載置された1又は複数の原稿を一括して読み取り、
前記一括して読み取られた原稿の個別画像を含む全体画像データを記憶し、
前記原稿を一括して読み取ったときの原稿押さえの開閉状態を検出し、
前記全体画像データのうち前記原稿台の周辺端部であって所定の幅を持つ外枠領域に、前記検出された原稿押さえの開閉状態に対応させて、所定の色の枠画像を付加し、
前記外枠領域に前記枠画像を付加した後の全体画像データから、1又は複数の原稿の個別画像を切り出すことからなり、
前記原稿押さえの開閉状態を検出するときに、原稿押さえが開放状態であることを検出した場合、前記全体画像データの外枠領域に黒枠画像を付加し、原稿押さえが閉鎖状態であることを検出した場合、前記全体画像データの外枠領域に白枠画像を付加することを特徴とする画像処理装置の画像処理方法。
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