JP7006572B2 - 車両用充電制御システム - Google Patents
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Description
本発明は、車両に搭載される、ソーラーパネルを用いた充電制御システムに関する。
特許文献1に、ソーラーパネルが搭載された車両のバッテリに蓄えられた電力を、家庭用の電力として供給することが可能なV2H(Vehicle to Home)システムが開示されている。この特許文献1に記載のV2Hシステムでは、車両の走行モータなどを動作させる高電圧の駆動用バッテリから住宅の電源系統に電力を供給しているとき(V2H電力供給中)に、車載機器を動作させる低電圧の補機バッテリも駆動用バッテリで充電する。これにより、V2H電力供給中における補機バッテリの蓄電量低下を防止している。
V2H電力供給中にも、ソーラーパネルで発電された電力を駆動用バッテリに充電して有効活用しようとした場合、電気事業法などの各種法規に対応させて駆動用バッテリの安定化を図る必要があり、安定化対策のために電源システムのコストが増加する。よって、V2H電力供給中は、ソーラーパネルで発電された電力を補機バッテリに充電することが考えられる。
しかしながら、V2H電力供給中は、車両走行に関わる多くの車載機器が停止しており、車載機器で消費される電力も少ない。このため、ソーラーパネルで発電された電力をそのまま補機バッテリに供給してしまうと、補機バッテリが過充電となり劣化するおそれがある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、V2H電力供給中に補機バッテリが劣化するような充電が行われてしまうことを回避しつつ、ソーラーパネルの発電電力を活用できる車両用充電制御システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、ソーラーパネルを用いた車両用充電制御システムであって、一時蓄電用バッテリであるソーラーバッテリと、電力供給可能に所定の車外設備と接続される駆動用バッテリと、補機バッテリと、車両の電力授受状態を制御する制御部とを備え、制御部は、車両が駐車中である場合、ソーラーパネルで発電された電力をソーラーバッテリに充電するモードと、少なくともソーラーバッテリに蓄えられた電力を駆動用バッテリ及び補機バッテリに充電するモードとを、ソーラーバッテリの蓄電量に基づいて切り替えて制御し、車両が走行中である場合、ソーラーパネルで発電された電力による、駆動用バッテリへの充電を制限し、補機バッテリへの充電を許容し、駆動用バッテリが所定の車外設備に接続されている場合、ソーラーパネルで発電された電力による、駆動用バッテリへの充電を制限し、補機バッテリへの充電を所定の上限値未満の電力まで許容する。
上記本発明の車両用充電制御システムによれば、V2H電力供給中に、補機バッテリが劣化するような充電が行われてしまうことを回避しつつ、ソーラーパネルの発電電力を活用することができる。
[実施形態]
本発明のソーラーパネルを用いた車両用充電制御システムでは、駆動用バッテリが住宅などの車外設備に接続されてV2H電力供給を行っている間は、ソーラーパネルで発電された電力を所定の上限値未満の電力まで補機バッテリにのみ充電するように制御する。この制御によって、ソーラーパネルで発電された電力をV2H電力供給中の駆動用バッテリに充電する場合に要求される安定化対策が不要となり、また補機バッテリが劣化するような充電が行われてしまうことを回避できる。よって、電源システムのコストを増加させることなくソーラーパネルの発電電力を活用することができる。
本発明のソーラーパネルを用いた車両用充電制御システムでは、駆動用バッテリが住宅などの車外設備に接続されてV2H電力供給を行っている間は、ソーラーパネルで発電された電力を所定の上限値未満の電力まで補機バッテリにのみ充電するように制御する。この制御によって、ソーラーパネルで発電された電力をV2H電力供給中の駆動用バッテリに充電する場合に要求される安定化対策が不要となり、また補機バッテリが劣化するような充電が行われてしまうことを回避できる。よって、電源システムのコストを増加させることなくソーラーパネルの発電電力を活用することができる。
<構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用充電制御システム1の構成を示すブロック図である。図1に例示した本充電制御システム1は、ソーラーパネル10と、ソーラーバッテリ20と、ソーラーECU30と、リレー回路40と、駆動用バッテリ50と、補機バッテリ60と、DCDCコンバータ70と、を備えている。駆動用バッテリ50は、住宅などの車両外部の車外設備100に接続されている。補機バッテリ60は、車両に搭載される車両用機器110及びV2H用機器120に接続されている。
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用充電制御システム1の構成を示すブロック図である。図1に例示した本充電制御システム1は、ソーラーパネル10と、ソーラーバッテリ20と、ソーラーECU30と、リレー回路40と、駆動用バッテリ50と、補機バッテリ60と、DCDCコンバータ70と、を備えている。駆動用バッテリ50は、住宅などの車両外部の車外設備100に接続されている。補機バッテリ60は、車両に搭載される車両用機器110及びV2H用機器120に接続されている。
ソーラーパネル10は、太陽光の照射を受けて発電する太陽電池セルの集合体である太陽電池モジュールである。ソーラーパネル10で発電された電力は、ソーラーECU30に出力される。このソーラーパネル10は、例えば車両のルーフなどに設置することができる。
ソーラーバッテリ20は、一時的に電力を蓄えるためのバッテリであり、例えばリチウム電池やニッケル水素電池などの充放電可能な二次電池で構成されている。このソーラーバッテリ20は、ソーラーパネル10で発電された電力によって充電可能に、また自らが蓄えている電力を駆動用バッテリ50や補機バッテリ60へ放電可能に、ソーラーECU30と接続されている。
駆動用バッテリ50は、車両の駆動に関わる走行モータなどの機器(図示せず)を動作させるための高電圧のバッテリであり、例えばリチウム電池やニッケル水素電池などの充放電可能な二次電池で構成されている。この駆動用バッテリ50は、ソーラーパネル10で発電された電力及びソーラーバッテリ20に蓄えられた電力によって充電可能に、リレー回路40を介してソーラーECU30と接続されている。また、駆動用バッテリ50は、車外設備100と接続して、車外設備100の電源系統への電力供給(V2H電力供給)が可能なように構成されている。
補機バッテリ60は、車両の駆動に関わる機器以外の所定の車載機器を動作させることができる高電圧のバッテリであり、例えば鉛蓄電池などの充放電可能な二次電池で構成されている。この補機バッテリ60は、ソーラーパネル10で発電された電力によって充電可能にソーラーECU30と接続されている。本実施形態では、所定の車載機器として、車両用機器110及びV2H用機器120を例示している。
車両用機器110は、駆動用バッテリ50を車外設備100と接続してV2H電力供給を行っている状態では、電力を消費しない車載機器である。V2H用機器120は、駆動用バッテリ50を車外設備100と接続してV2H電力供給を行うために必要な車載機器であり、V2H電力供給状態か否かに関わらず所定の電力を消費する。
DCDCコンバータ70は、必要な場合に、駆動用バッテリ50に蓄えられた高電圧の電力を所定の低電圧の電力へ降圧して、補機バッテリ60に供給する電力変換器である。必要な場合とは、例えば補機バッテリ60の蓄電量が所定の量よりも低下した場合などである。
ソーラーECU(Electronic Control Unit)30は、ソーラーパネル10、ソーラーバッテリ20、駆動用バッテリ50、及び補機バッテリ60にそれぞれ接続されており、ソーラーパネル10で発電された電力を用いた各バッテリへの充電を制御することができる制御装置である。ソーラーECU30は、所定の電力変換機能を有しており、ソーラーパネル10で発電された電力を所定の電圧に変換(昇圧/降圧)してソーラーバッテリ20に蓄えることが可能である。また、ソーラーECU30は、ソーラーバッテリ20に蓄えられた電力を所定の電圧に変換(昇圧/降圧)して、駆動用バッテリ50及び補機バッテリ60に出力することが可能である。また、ソーラーECU30は、リレー回路40の接続/遮断を制御することができる。
このソーラーECU30は、ソーラーパネル10の発電状態及びソーラーバッテリ20の蓄電状態を監視しており、ソーラーパネル10が発生させる電力、ソーラーバッテリ20の蓄電量SOC、及び車両に搭載された各種センサー(図示せず)などの情報から取得できる車両の状態に基づいて、充電制御システム1で実施するバッテリ充電モードを選択的に切り替える。このバッテリ充電モードには、ソーラーバッテリ充電モード、駆動用バッテリ充電モード、補機バッテリ充電モード、及び上限付き補機バッテリ充電モードがある。
ソーラーバッテリ充電モードとは、車両の駐車中に実行される充電モードであって、図2で示すように、ソーラーパネル10で発電された電力をソーラーバッテリ20に充電することを行う。ソーラーバッテリ充電モードでは、ソーラーECU30は、リレー回路40によってソーラーECU30と駆動用バッテリ50との接続を遮断する。このソーラーバッテリ充電モードは、ソーラーパネル10への日射によって得られた電力を効率よくソーラーバッテリ20に蓄えるために行われ、車両が駐車されている間は、ソーラーバッテリ20の蓄電量SOCが所定の閾値SOC_L以下となったときにソーラーバッテリ20の蓄電量SOCが所定の閾値SOC_Hを超えるまで実施される。なお、閾値SOC_L、及び閾値SOC_Hについては後述する。
駆動用バッテリ充電モードとは、車両の駐車中に実行される充電モードであって、図3で示すように、少なくともソーラーバッテリ20に蓄えられた電力によって駆動用バッテリ50及び補機バッテリ60を充電することを行う。日射による発電があるときには、ソーラーパネル10で発電された電力も駆動用バッテリ50及び補機バッテリ60の充電に用いられる。駆動用バッテリ充電モードでは、ソーラーECU30は、リレー回路40によってソーラーECU30と駆動用バッテリ50とを接続する。この駆動用バッテリ充電モードは、ソーラーバッテリ20に十分に蓄えられた電力を駆動用バッテリ50及び補機バッテリ60に出力するために行われ、車両が駐車されている間は、ソーラーバッテリ20の蓄電量SOCが上記閾値SOC_Hを超えたときにソーラーバッテリ20の蓄電量SOCが上記閾値SOC_L以下となるまで実施される。
補機バッテリ充電モードとは、車両の走行中に実行される充電モードであって、図4で示すように、ソーラーパネル10で発電された電力を補機バッテリ60のみに充電することを行う。補機バッテリ充電モードでは、ソーラーECU30は、リレー回路40によってソーラーECU30と駆動用バッテリ50との接続を遮断する。これにより、ソーラーパネル10で発電された電力による、駆動用バッテリ50への充電が制限され、補機バッテリ60への充電が許容される。この補機バッテリ充電モードは、走行中に車両用機器110及びV2H用機器120で消費される電力を、ソーラーパネル10への日射によって得られた電力でも補って、補機バッテリ60の蓄電量低下を抑えるために行われる。
なお、補機バッテリ充電モードにおいて、ソーラーパネル10で発電された電力に加えて、ソーラーバッテリ20に蓄えられた電力も補機バッテリ60に充電するようにしてもよい。
上限付き補機バッテリ充電モードとは、V2H電力供給中に実行される充電モードであって、図5で示すように、駆動用バッテリ50から車外設備100に給電が行われると共に、ソーラーパネル10で発電された電力を補機バッテリ60のみに充電することを行う。上限付き補機バッテリ充電モードでは、ソーラーECU30は、リレー回路40によってソーラーECU30と駆動用バッテリ50との接続を遮断する。これにより、ソーラーパネル10で発電された電力による、駆動用バッテリ50への充電が制限され、補機バッテリ60への充電が許容される。この上限付き補機バッテリ充電モードは、V2H電力供給中にV2H用機器120で消費される電力を、ソーラーパネル10への日射によって得られた電力でも補って、補機バッテリ60の蓄電量低下を抑えるために行われる。
しかし、V2H電力供給中は、車両の走行中と比べて車両用機器110の電力消費がないため、補機バッテリ充電モードと同じようにソーラーパネル10で発電された電力をそのまま補機バッテリ60に供給してしまうと、補機バッテリ60が過充電となり劣化するおそれがある。そこで、本実施形態の上限付き補機バッテリ充電モードでは、V2H電力供給中において、ソーラーパネル10から補機バッテリ60へ供給可能な電力の上限値を設けている。これにより、ソーラーパネル10で発電された電力による補機バッテリ60への充電が、上限値未満の電力まで許容されることとなる。この上限値は、一例として、V2H用機器120によって消費される電力とすることができる。
なお、上限付き補機バッテリ充電モードにおいて、ソーラーパネル10で発電された電力に加えて、ソーラーバッテリ20に蓄えられた電力やDCDCコンバータ70が出力する電力も、補機バッテリ60に充電するようにしてもよい。ただしこの場合には、ソーラーパネル10からの供給電力と、ソーラーバッテリ20からの供給電力やDCDCコンバータ70からの供給電力との合計値が、上述した上限値未満となるようにして、補機バッテリ60に供給されることとなる。
<充電制御>
次に、図6をさらに参照して、本発明の一実施形態に係る車両用充電制御システム1が実施する充電制御を説明する。図6は、本充電制御システム1のソーラーECU30が実行する充電制御の処理手順を説明するフローチャートである。
次に、図6をさらに参照して、本発明の一実施形態に係る車両用充電制御システム1が実施する充電制御を説明する。図6は、本充電制御システム1のソーラーECU30が実行する充電制御の処理手順を説明するフローチャートである。
ステップS601:ソーラーECU30は、車両に搭載された各種センサーなどの情報に基づいて車両の状態を判断する。判断する車両の状態は、駐車、走行、及びV2H電力供給の各状態である。これらの状態は、READY-ON、READY-OFF、IG-ON、IG-OFFなどの電源状態や、充電制御システム1以外から取得する各種情報に基づいて判断される。車両が駐車中である場合は、ステップS602に処理が進み、車両が走行中である場合は、ステップS607に処理が進み、車両がV2H電力供給中(電力供給ケーブルを接続した状態など)である場合は、ステップS608に処理が進む。
ステップS602:ソーラーECU30は、今実施している充電モードが、ソーラーバッテリ充電モードであるのか否かを判断する。充電モードがソーラーバッテリ充電モードである場合は、ソーラーバッテリ20の充電が開始されて処理がステップS603に進む。一方、充電モードがソーラーバッテリ充電モードでない場合は、駆動用バッテリ50及び補機バッテリ60の充電が開始されて処理がステップS605に進む。
ステップS603:ソーラーECU30は、ソーラーバッテリ20の蓄電量SOCが所定の閾値SOC_H以上であるか否かを判断する。この閾値SOC_Hは、ソーラーバッテリ20に十分な電力が蓄えられて、ソーラーバッテリ20から他のバッテリに電力が提供できる状態になったことを判断するための閾値である。例えば、過充電までには至らないソーラーバッテリ20の高い蓄電量を、閾値SOC_Hとすることができる。ソーラーバッテリ20の蓄電量SOCがSOC_H以上である場合は(S603、はい)、ステップS604に処理が進む。一方、ソーラーバッテリ20の蓄電量SOCが閾値SOC_H未満である場合は(S603、いいえ)、ステップS601に処理が進む。
ステップS604:ソーラーECU30は、充電モードを、ソーラーバッテリ充電モードから駆動用バッテリ充電モードに切り替えて設定する。これにより、ソーラーバッテリ20から駆動用バッテリ50及び補機バッテリ60への充電が開始される。駆動用バッテリ充電モードが設定されると、ステップS601に処理が進む。
ステップS605:ソーラーECU30は、ソーラーバッテリ20の蓄電量SOCが所定の閾値SOC_L以下であるか否かを判断する。この閾値SOC_Lは、ソーラーバッテリ20の蓄電量SOCが他のバッテリに電力の提供ができない状態になったことを判断するための閾値である。例えば、過放電までには至らないソーラーバッテリ20の低い蓄電量を、閾値SOC_Lとすることができる。ソーラーバッテリ20の蓄電量SOCがSOC_L以下である場合は(S605、はい)、ステップS606に処理が進む。一方、ソーラーバッテリ20の蓄電量SOCが閾値SOC_Lを超える場合は(S605、いいえ)、今実施している充電モードのままステップS601に処理が進む。
ステップS606:ソーラーECU30は、充電モードを、今実施している充電モードからソーラーバッテリ充電モードに切り替えて設定する。これにより、ソーラーパネル10からソーラーバッテリ20への充電が開始される。ソーラーバッテリ充電モードが設定されると、ステップS601に処理が進む。
ステップS607:ソーラーECU30は、充電モードを、今実施している充電モードから補機バッテリ充電モードに切り替えて設定する。これにより、ソーラーパネル10から補機バッテリ60への充電が開始される。補機バッテリ充電モードが設定されると、ステップS601に処理が進む。
ステップS608:ソーラーECU30は、V2H用機器120によって消費される電力に基づいて、ソーラーパネル10から補機バッテリ60へ供給可能な電力の上限値を決定する。上限値によって、例えば上限値を20Wとしておけば、ソーラーパネル10で30Wが発電されていたとしても、ソーラーパネル10から補機バッテリ60への出力は、20Wに制限されることとなる。
なお、上限値はステップS601において車両がV2H電力供給中であると判断される度に実際の消費電力に基づいて決定する必要はない。例えば、V2H用機器120によって消費が予測される最大の電力を、上限値として固定的に定めておいてもよい。また、補機バッテリ60から流出する電流の値を取得し、電流値に基づいて一定の周期ごとに上限値を変動させてもよい。上限値の指示を充電制御システム1の外部から受け取ることでもよい。
ステップS609:ソーラーECU30は、充電モードを、今実施している充電モードから上限付き補機バッテリ充電モードに切り替えて設定する。これにより、ソーラーパネル10から補機バッテリ60への上限が制限された充電が開始される。上限付き補機バッテリ充電モードが設定されると、ステップS601に処理が進む。
[作用・効果]
以上のように、本発明の一実施形態に係る車両用充電制御システム1によれば、ソーラーECU30は、駆動用バッテリ50が車外設備100に接続されているV2H電力供給中である場合には、ソーラーパネル10で発電された電力を補機バッテリ60にのみ充電するように制御する。この制御によって、ソーラーパネル10で発電された電力をV2H電力供給中の駆動用バッテリ50に充電する場合に電気事業法などの各種法規が要求する安定化対策が不要となる。よって、電源システムのコストを増加させることなくソーラーパネルの発電電力を活用することができる。
以上のように、本発明の一実施形態に係る車両用充電制御システム1によれば、ソーラーECU30は、駆動用バッテリ50が車外設備100に接続されているV2H電力供給中である場合には、ソーラーパネル10で発電された電力を補機バッテリ60にのみ充電するように制御する。この制御によって、ソーラーパネル10で発電された電力をV2H電力供給中の駆動用バッテリ50に充電する場合に電気事業法などの各種法規が要求する安定化対策が不要となる。よって、電源システムのコストを増加させることなくソーラーパネルの発電電力を活用することができる。
また、本実施形態に係る車両用充電制御システム1によれば、ソーラーECU30は、V2H電力供給中、ソーラーパネル10で発電された電力のうち上限値未満の電力を補機バッテリ60に充電するように制御する。この制御によって、V2H電力供給中に補機バッテリ60が劣化するような充電(例えば過充電)が行われてしまうことを回避できる。
本発明は、例えば車両などの、ソーラーパネルで発電された電力を利用する充電制御システムに利用可能である。
1 車両用充電制御システム
10 ソーラーパネル
20 ソーラーバッテリ
30 ソーラーECU
40 リレー回路
50 駆動用バッテリ
60 補機バッテリ
70 DCDCコンバータ
100 車外設備
110 車両用機器
120 V2H用機器
10 ソーラーパネル
20 ソーラーバッテリ
30 ソーラーECU
40 リレー回路
50 駆動用バッテリ
60 補機バッテリ
70 DCDCコンバータ
100 車外設備
110 車両用機器
120 V2H用機器
Claims (1)
- ソーラーパネルを用いた車両用充電制御システムであって、
一時蓄電用バッテリであるソーラーバッテリと、
電力供給可能に所定の車外設備と接続される駆動用バッテリと、
補機バッテリと、
車両の電力授受状態を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
車両が駐車中である場合、前記ソーラーパネルで発電された電力を前記ソーラーバッテリに充電するモードと、少なくとも前記ソーラーバッテリに蓄えられた電力を前記駆動用バッテリ及び前記補機バッテリに充電するモードとを、前記ソーラーバッテリの蓄電量に基づいて切り替えて制御し、
車両が走行中である場合、前記ソーラーパネルで発電された電力による、前記駆動用バッテリへの充電を制限し、前記補機バッテリへの充電を許容し、
前記駆動用バッテリが前記所定の車外設備に接続されている場合、前記ソーラーパネルで発電された電力による、前記駆動用バッテリへの充電を制限し、前記補機バッテリへの充電を所定の上限値未満の電力まで許容する、
車両用充電制御システム。
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