JP7008007B2 - ステップ流入式多段硝化脱窒法及びシステム - Google Patents

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Description

本発明は、下水、し尿、その他の産業廃水等の窒素を含有する有機性廃水を生物学的に硝化脱窒処理するステップ流入式多段硝化脱窒法及びシステムに関し、特に流入量の変動が大きい下水処理などに用いて好適なステップ流入式多段硝化脱窒法及びシステムに関するものである。
従来、窒素成分を含む廃水の処理には生物学的硝化脱窒法が広く用いられている。生物学的硝化脱窒法は、上流側に嫌気槽を設け、下流側に好気槽を設けるもので、好気槽の硝化処理で生じた硝酸性窒素を嫌気槽に戻し、流入水中の有機物を炭素源として嫌気槽で脱窒素処理するものである。
また、この生物学的硝化脱窒法での窒素除去の効率化を目的に開発されたのが、ステップ流入式多段硝化脱窒法である。このステップ流入式多段硝化脱窒法は、嫌気槽と好気槽を1ユニットとしてこのユニットを複数段直列に配置し、各ユニットの嫌気槽に流入水を分割注入することで窒素除去の効率化を図るものである。ステップ流入式硝化脱窒法では直列に配置する嫌気槽と好気槽のユニットの数が多いほど窒素除去率が向上するが、実際には2~3段での運用例が多い。そして、従来のステップ流入式多段硝化脱窒法の設計思想では各嫌気槽に流入する流入水の分注率をある比率に固定、通常は等分して運用する事例が多い。
特開平01-242198号公報 特開平11-244891号公報
蒲池一将、他2名、「アンモニアセンサーを使用した空気量制御運転の活性汚泥モデルによる最適化」、環境システム計測制御学会誌、2015年、第20巻、第2・3合併号、p.3-10 藁科亮、他2名、「多段ステップ流入式硝化脱窒法における均等流入に配慮した流路構造について」、平成27年度、第52回下水道研究発表会講演集、p.593-595 「よく見かける下水道用語」、[online]、2014/7/11、JS技術開発情報メールNo.152、地方共同法人日本下水道事業団、[平成30年9月25日検索]、インターネット〈URL:https://www.jswa.go.jp/g/g5/g5m/mb/pdf/152-1.pdf〉
上記ステップ流入式多段硝化脱窒法では、流入水を各ユニットの嫌気槽へ等量に分配し、各段の負荷を均等にする設計思想となっているが、実際に均等分配することは非常に困難であり、例えば、ある時間に均等流入になるように流入堰をセットしておいても、流量が変われば流入割合も変わってしまうという問題などがあった(例えば非特許文献3参照)。
そして、実際の施設では想定したとおりに汚水が流れていない事例も見受けられ、また現場では、流入水の流れに偏りができていることはわかっているが、具体的な量が把握できず、平時に比べ大きく流量が異なるような場合に流量分配が大きく偏り、処理に影響を及ぼすこともあった。これらのことから、実際に流入水を適切な量に分配調整して安定した処理を行うことは困難であった(例えば非特許文献2参照)。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、安定したステップ流入式多段硝化脱窒処理を行うことができ、さらには処理水窒素濃度の低減を図ることができるステップ流入式多段硝化脱窒法及びシステムを提供することにある。
本発明は、嫌気槽と好気槽とを1ユニットとして、当該ユニットを複数直列に連結し、各ユニットの嫌気槽に、水量が変動する流入水を分配注入するステップ流入式多段硝化脱窒法において、最終のユニットの嫌気槽へ分配注入される流入水の流入量を予め定めた一定流量に固定し、一方残りの変動する流入水は、前記最終のユニットより前段側の残りのユニットの嫌気槽へ前記変動に応じて分配注入されることを特徴としている。
本願発明者は、最終のユニットの嫌気槽へ分配注入(分割給水)される流入水の流入量を一定流量(固定流量)とすることで、従来法であるステップ比率一定運転(流入水を各ユニットの嫌気槽へ一定の比率で配分供給する運転)と同等の処理水水質が得られることを見出した。
即ち、本発明によれば、各ユニットの嫌気槽への流入水の正確な分配調整を行わなくても、容易に安定したステップ流入式多段硝化脱窒処理を行うことができる。
また本願の手法により、流入水量の変動が大きい時間帯に流量分配が大きく偏ることでの水質悪化を改善することができる。
また本発明は、上記特徴に加え、前記最終のユニットの嫌気槽への流入水の流入量は、日間流入量の20~60%であることを特徴としている。
これによって、安定したステップ流入式多段硝化脱窒処理を行うことができる。
また本発明は、嫌気槽と好気槽とを1ユニットとして、当該ユニットを複数直列に連結し、各ユニットの嫌気槽に流入水を分配注入するステップ流入式多段硝化脱窒法において、最終のユニットの嫌気槽へ分配注入される流入水の流入量を一定流量とし、最終のユニットの好気槽を2槽に分割し、分割した2槽の内の上流側の好気槽のDO値が所定値以下になるように制御することによって、当該上流側の好気槽において硝化反応と脱窒素反応を同時に進行させることを特徴としている。
好気槽のDO値を所定値以下に設定すれば、化脱窒同時進行によって、処理水の窒素濃度が低減されるが、最終ユニットの嫌気槽への流入水の流入量を一定流量とする本願発明では、最終のユニットの好気槽を2槽に分割してその上流側の好気槽のDO値を所定値以下に制御することが、窒素濃度低減のために重要であることを見出した。これによって、より一層の処理水の窒素濃度低減を達成することができる。
最終のユニットの好気槽の分割は、槽が槽壁により区画されている場合および槽の構造上の強度を持たせるための仕切りにより構造上分割されている場合の他、槽壁や仕切りにより構造上分割されていなくても、空気量の調整や散気装置の型式を替えることで、DO濃度の異なるゾーンを形成させることによる機能上の分割でもよい。要は、少なくとも好気槽を機能上分割する構成であればよい。
また本発明は、上記特徴に加え、前記上流側の好気槽のDO値が所定値以下になるように、当該上流側の好気槽のNH4-N設定値を設定し、その設定値となるように、当該上流側の好気槽に供給する空気量を制御することを特徴としている。
これによって、前記上流側の好気槽のDO値を所定値以下に制御することができる。
また本発明は、上記特徴に加え、前記上流側の好気槽に供給する空気量の制御を、アンモニアセンサーを用いて行うことを特徴としている。
これによって、前記上流側の好気槽に供給する空気量の制御を適切に行うことができる。
また本発明は、嫌気槽と好気槽とを1ユニットとして、当該ユニットを複数直列に連結し、各ユニットの嫌気槽に、水量が変動する流入水を分配注入するステップ流入式多段硝化脱窒システムにおいて、最終のユニットの嫌気槽へ分配注入される流入水の流入量を予め定めた一定流量に固定する一定流量供給手段を設け、一方残りの変動する流入水を、前記最終のユニットより前段側の残りのユニットの嫌気槽へ前記変動に応じて分配注入することを特徴としている。
本発明によれば、各ユニットの嫌気槽への流入水の正確な分配調整を行わなくても、容易に安定したステップ流入式多段硝化脱窒処理を行うことができる。
また、流入水量の変動が大きい時間帯に流量分配が大きく偏ることでの水質悪化を改善することができる。
本発明によれば、安定したステップ流入式多段硝化脱窒処理を行うことができ、さらには処理水窒素濃度の低減を図ることができる。
ステップ流入式多段硝化脱窒システム1-1を示す図である。 ステップ流入式多段硝化脱窒システム1-2を示す図である。 ステップ流入式多段硝化脱窒システム1-3を示す図である。 ステップ流入式多段硝化脱窒システム1-4を示す図である。 各種運転方法によって運転した処理水N濃度の測定結果を示す図である。 各種運転方法によって運転した処理水N濃度の測定結果を示す図である。 各種運転方法によって運転した5槽目DO値と処理水N濃度の測定結果を示す図である。 各種運転方法によって運転した5槽目NH4-N値と処理水N濃度の測定結果を示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明するが、本発明はこれに限定されない。図1は本発明の第1実施形態に係るステップ流入式多段硝化脱窒システム(処理フロー)1-1を示す図である。ステップ流入式多段硝化脱窒システム1-1は、嫌気槽A-1と好気槽O-1のユニットN-1と、嫌気槽A―2と好気槽O-2のユニットN-2とを直列に連結し、各ユニットN-1,N-2の嫌気槽A-1,A-2にそれぞれ流入水(下水)を分配注入する2段ステップ方式の処理システムとなっている。さらに、好気槽O-2の後段には沈殿池Sが設置され、この沈殿池Sに沈殿した汚泥は嫌気槽A-1に返送される構成となっている。
以上のように構成されたステップ流入式多段硝化脱窒システム1-1において、流入水は、1段目の嫌気槽A-1と2段目の嫌気槽A-2に分割して注入される。そしてこの実施形態においては、このステップ流入式多段硝化脱窒システム1-1に流入する流入水の内、予め定めた一定流量だけを、2段目の嫌気槽A-2に分割注入し、それ以外の流入水は1段目の嫌気槽A-1に分割注入するように構成している。2段目の嫌気槽A-2に一定流量の流入水を注入するため、その流路には、一定流量供給手段Rが設置されている。一定流量供給手段Rとしては、ポンプが好ましいが、一定流量での流入が可能であれば各種せき式流量計など、他の各種手段の使用も可能である。
以上のように構成されたステップ流入式多段硝化脱窒システム1-1において、1段目の嫌気槽A-1に流入したアンモニア性窒素(NH4-N)が主体の窒素成分は、1段目の好気槽O-1へ流入し、この好気槽O-1で硝化反応により硝酸性窒素および亜硝酸性窒素(NOX-N)に転換する。この硝酸性窒素および亜硝酸性窒素(NOX-N)を含む好気槽O-1からの流出水はそのまま2段目の嫌気槽A-2に流入し、嫌気槽A-2に分割注入される流入水中の有機物を炭素源として利用する脱窒反応により、窒素ガスへ転換し、水中から窒素が除去される。嫌気槽A-2に流入したアンモニア性窒素(NH4-N)が主体の窒素成分は、2段目の好気槽O-2へ流入し、この好気槽O-2で硝化反応により硝酸性窒素および亜硝酸性窒素(NOX-N)に転換する。好気槽O-2からの流出水は沈殿池Sで固液分離され、好気槽O-2で生じた硝酸性窒素および亜硝酸性窒素(NOX-N)の一部は返送汚泥として1段目の嫌気槽A-1に流入し、この嫌気槽A-1に分割注入される流入水中の有機物を炭素源として利用する脱窒反応により、窒素ガスへ転換し、窒素除去が行われる。
従来、流入水(下水)の流量調整は、ゲートの開度調整や流入堰の調整により、流入水の分注率をある比率に固定する、あるいは等分することが行われていた。流入水量が変動した場合でも、適宜、人手により、流入水の分注率を保つためにゲート開度や堰高さなどを調節していた。しかしこれらの従来法では、流入水分注率が設定条件と異なることで、窒素除去の不安定さを生じる可能性があった。例えば、上記2段目の嫌気槽A-2への流入水の流入量が少なくなった場合には、嫌気槽A-2での脱窒処理に必要な炭素源が不足し、硝酸性窒素および亜硝酸性窒素(NOX-N)の残留を引き起こす。また、嫌気槽A-2への流入水の流入量が多くなった場合には、嫌気槽A-2での脱窒処理に必要な炭素源の不足は避けられるが、好気槽O-2の有機物負荷および窒素負荷の増加により、アンモニア性窒素(NH4-N)の残留を引き起こす。
これに対して本願発明では、最終のユニットである2段目のユニットN-2の嫌気槽A-2への流入水の流入量、即ち、最終ステップ流入工程の流入水の流入量Q2を一定水量に保ち、残りの流入水はQ1として1段目の嫌気槽A-1に流入させる構成としている。本願発明によると、2段目の嫌気槽A-2での脱窒処理に必要な炭素源不足を避けることが可能になり、また、2段目の好気槽O-2の有機物負荷および窒素負荷を適正範囲に保つことが可能になるため、安定したステップ流入式多段硝化脱窒処理が達成できる。2段目の嫌気槽A-2への流入水の流入量Q2は、一日の処理水量平均値(Q)の20~60%(0.2~0.6Q)が好ましい。2段目の嫌気槽A-2への最適送水量(送水割合)は好気槽-2のDO設定値により異なる。
図2は本発明の第2実施形態に係るステップ流入式多段硝化脱窒システム(処理フロー)1-2を示す図である。ステップ流入式多段硝化脱窒システム1-2は、上記ステップ流入式多段硝化脱窒システム1-1と同様のユニットN-1,ユニットN-2の他に、嫌気槽A3と好気槽O3のユニットN-3をさらに直列に連結し、各ユニットN-1,N-2,N-3の嫌気槽A-1,A-2,A-3にそれぞれ流入水(下水)を分配注入する3段ステップ方式の処理システムとなっている。好気槽O-3の後段には沈殿池Sが設置され、この沈殿池Sに沈殿した汚泥を嫌気槽A-1に返送する構成となっている。このステップ流入式多段硝化脱窒システム1-2の処理方式の場合も、窒素除去の原理は上記と同様である。
以上のように構成されたステップ流入式多段硝化脱窒システム1-2においては、最終段の嫌気槽A-3への流入水の流入水量Q3を一定水量とし、残りの嫌気槽A-1,A-2への流入水の流入水量をそれぞれQ1,Q2とする。2段目(最終段の直前の段、中間の段)の嫌気槽A-2への流入水量Q2は一定流量としてもよいが、最終段の嫌気槽A-3の流入水量Q3を一定に保った状態であれば、嫌気槽A-2への流入水量Q2が変動しても処理水窒素濃度に与える影響は小さい。最終ステップ工程の流入水の流入量を一定とすることで、脱窒処理に必要な炭素源不足を避けることができ、また、好気槽O-3の有機物負荷および窒素負荷を適正範囲に保つことができ、これらのことから安定したステップ流入式多段硝化脱窒処理を達成することができる。このように、最終ステップ流入工程の流入量を一定流量とすることは極めて有効である。
ところで、上記特許文献1にも開示されているように、好気槽のDO値を1mg/L以下に保ち、硝化反応を進めると、好気槽内で同時に脱窒反応も進行し、処理水の窒素濃度低減につなげることが可能となる。本願発明でも、好気槽OのDO値を1mg/L以下に保ち、好気槽Oでの硝化脱窒同時進行を促すことで、処理水窒素濃度を低減する手法を適用できる。
そして上記手法を上記ステップ流入式多段硝化脱窒システム1-1,1-2に適用する際に、本願発明者は、最終ステップ流入工程の好気槽OのDO設定が処理水窒素濃度低減に効果が大きいことを見出した。
図3は、DO値設定による処理水窒素濃度低減を考慮した第3実施形態に係るステップ流入式多段硝化脱窒システム1-3を示す図である。この実施形態の場合、最終ステップ流入工程、即ち最終のユニットN-2の好気槽O-2を2槽O(1),O(2)に分割し、分割した2槽の内の上流側の好気槽O(1)のDO値が所定値以下(この例では1mg/L以下)になるように制御することによって、当該上流側の好気槽O(1)において硝化反応と脱窒反応を同時に進行させるように構成している。以下、具体的に説明する。
1段目の嫌気槽A-1に流入したアンモニア性窒素(NH4-N)が主体の窒素成分は、1段目の好気槽O-1で硝化反応により硝酸性窒素および亜硝酸性窒素(NOX-N)に転換する。この場合も、DO値を1mg/L以下に保つことで、硝化脱窒同時進行による窒素除去の反応は生じる。硝酸性窒素および亜硝酸性窒素(NOX-N)成分は、2段目の嫌気槽A-2に分割注入される流入水中の有機物を炭素源として利用する脱窒反応により除去されるため、1段目の好気槽O-1での硝化脱窒同時進行による窒素濃度低減作用が無くても、2段目の嫌気槽A-2に供給される有機物が不足していない状況では、1段目の嫌気槽A-1に流入するアンモニア性窒素(NH4-N)が主体の窒素成分は2段目の嫌気槽A-2で除去されるため、1段目の好気槽O-1でDO値を1mg/L以下に低減した状態で硝化を進行させる際の硝化脱窒同時進行による窒素濃度低減効果は比較的小さい。また、1段目の好気槽O-1でDO値を低減させたことにより、硝化反応が不十分となりアンモニア性窒素(NH4-N)が残留する場合は、この残留するアンモニア性窒素(NH4-N)は2段目の嫌気槽A-2で変化することなく、そのまま2段目の好気槽O-2へ流入するため、処理水窒素濃度増加の原因になる。そのため、1段目の好気槽O-1では十分に硝化反応が進行するDO設定値とする必要がある。1段目の好気槽O-1のアンモニア性窒素(NH4-N)をモニタリングできない状況では、1段目の好気槽O-1のDO値を過度に下げることを避け、2段目の好気槽O-2で硝化が十分に進行するDO値に設定することが好ましい。
2段目の嫌気槽A-2に流入したアンモニア性窒素(NH4-N)が主体の窒素成分は2段目の好気槽O-2(O(1)+O(2))へ流入し、この好気槽O-2で硝化反応により硝酸性窒素および亜硝酸性窒素(NOX-N)に転換する。この好気槽O-2流出水は沈殿池Sで固液分離され、硝酸性窒素および亜硝酸性窒素(NOX-N)を主体とした窒素成分が沈殿池Sの上澄水として流出し、これが処理水窒素濃度となる。そのため、2段目の好気槽O-2でのDO値を1mg/L以下に低減した状態で硝化を進行させる際の硝化脱窒同時進行による窒素濃度低減効果は処理水窒素濃度低減効果が大きくなる。これは、最終ステップ工程の流入水の流入量を一定とすることで、脱窒処理に必要な炭素源不足を避けることができ、また、2段目の好気槽O-2の有機物負荷および窒素負荷を適正範囲に保つことができるため、安定したステップ流入式多段硝化脱窒処理が達成できる本願発明の効果によるものである。
2段目の好気槽O-2でのDO値設定は、好気槽O-2全体でDO値を1mg/L以下に設定するのではなく、上流側の分割好気槽O(1)でDO値を1mg/L以下に設定し、下流側の分割好気槽O(2)ではアンモニア性窒素(NH4-N)が残留しないようにDO値を1~2mg/Lに設定することが好ましい。
分割好気槽O(1)と分割好気槽O(2)の分割は、槽が槽壁により区画されている場合および槽の構造上の強度を持たせるための仕切りにより構造上分割されている場合の他、槽壁や仕切りにより構造上分割されていなくても、空気量の調整や散気装置の型式を替えることで、DO濃度の異なるゾーンを形成させることによる機能上の分割でもよい。要は、少なくとも好気槽を機能上分割する構成であればよい。
分割好気槽O(1)と分割好気槽O(2)の槽容量は、O(1)<O(2)でも窒素濃度低減効果を発揮できるが、O(1)≧O(2)とすることで、分割好気槽O(1)で硝化反応と脱窒反応が同時に進行することによる分割好気槽O(1)流出の(NH4-N+NOX-N)濃度を低減させる効果が大きくなるために好ましく、分割好気槽O(2)は分割好気槽O(1)の3分の1以下であることがより好ましい。
分割好気槽O(1)のDO設定値は1mg/L以下であることが好ましく、処理水窒素濃度を最小とする分割好気槽O(1)のDO設定値は0.5mg/L、さらに好ましくは、0.3mg/L以下である。DOセンサーを用いた場合、この様な低DOではセンサー測定誤差の影響が大きくなるため正確な空気量制御が困難になる。また、DOセンサーによる低DO値での空気量制御では好気槽O-2でのアンモニア性窒素(NH4-N)の残留の危険性があり、処理水の水質悪化を招く可能性がある。
このような低DOでの空気量制御ではDOセンサーの代わりにアンモニアセンサーの適用が有効である。上流側の分割好気槽O(1)の空気量制御にアンモニアセンサーを使う場合、安定した空気量制御が可能となる他にアンモニア濃度を連続的に監視できるため、処理水へのアンモニア性窒素(NH4-N)残留を避ける上でも有効な手段となる。なお、アンモニアセンサーは分割好気槽O(1)の末端に設置することが好ましい。
最初沈殿池越流水を原水として図4に示すステップ流入式多段硝化脱窒システム(処理フロー)1-4を用いて処理を行った。図4のシステム1-4は、水槽が6槽に分割されており、各水槽の容量は同じである。原水のアンモニア性窒素(NH4-N)が日最大30mg/L、日間平均18~24mg/Lの水質条件、で曝気槽の水温が20~23℃の条件において、返送比0.5、最終槽のMLSSを2,000mg/Lに設定して結果について検討した。窒素除去性能の評価は6槽目からの流出水の(NH4-N+NOX-N)濃度(以下、「処理水N濃度」とも記す)および窒素除去率(原水NH4-N:日間平均値と、6槽目流出水のNH4-N+NOX-N:日間平均値より算出)とした。
<実施例1>
原水(流入水)の流入を1槽目と4槽目に分割注入する2段ステップ処理の運転条件において、ステップ流入ゲートの開度を固定した従来法1と、ステップ流入開度を流入水量の変動に応じて経験的に人手で調整する従来法2と、4槽目の原水流入量をポンプによる送水によって一定量とした本願発明による方法と、下記する比較例との比較検討を行った。1槽目の原水流入量をQ1、4槽目の原水流入量をQ4とも記す。1槽目と4槽目を嫌気槽とし、2槽目と3槽目と5槽目と6槽目を好気槽とした。各好気槽のDO値を1mg/Lに設定し、空気量の制御を行った。
比較例は、4槽目への原水流入を無くし、原水が全量1槽目に流入する処理方式とした。
従来法1は、Q1:Q4=60:40となるようにゲートの開度を経験的に調整し、原水量の変動によらず、ゲート開度を固定した。従来法1では目視により、明らかにQ4が少なくなっている時間帯があることが確認でき、原水流量変動により、ステップ流入比率は時間的に変動していた。
従来法2では原水流量の変動に応じて、Q1:Q4=60:40となるようにゲートの開度を経験的に適宜調整した。
本願発明による実施例1では、ポンプ送水によりQ4を一定流量に保ち、残りの原水をQ1として1槽目に流入させた。Q4は日間流入水量平均値の40%に設定した。
図5は、上記各運転方法の運転結果を示す図である。また下記する表1は、処理水N濃度の日間平均値および窒素除去率を示している。図5,表1に示すように、比較法に比べ、従来法1および従来法2では処理水N濃度が低く、ステップ流入式多段硝化脱窒法の効果が確認できた結果であった。さらに、本願発明である実施例1では従来法1および従来法2よりも処理水N濃度が低く、窒素除去率が高い結果であった。この結果から、最終ステップ工程の嫌気槽への原水の流入量を一定とすることで、脱窒処理に必要な炭素源不足は避けることが可能であり、また、5槽目および6槽目の有機物負荷および窒素負荷を適正範囲に保つことが可能であるため、安定したステップ流入式多段硝化脱窒処理が達成できる本願発明の有効性が確認できた。
Figure 0007008007000001
<実施例2>
原水(流入水)の流入を1槽目、3槽目、5槽目に分割注入する3段ステップ処理の運転条件において、ステップ流入ゲートの開度を固定した従来法3と、5槽目の原水流入量をポンプによる送水により一定量とした本願発明による方法(実施例2-1,2-2)との比較検討を行った。1槽目の原水流入量をQ1、3槽目の原水流入量をQ3、5槽目の原水流入量をQ5とも記す。1槽目、3槽目、5槽目を嫌気槽、2槽目、4槽目、6槽目を好気槽とした。各好気槽のDO値を1mg/Lに設定し、空気量の制御を行った。
従来法3では、Q1:Q3:Q5=1:1:1(均等流入)となるようにゲートの開度を経験的に調整し、原水量の変動によらず、ゲート開度を固定した。従来法3では目視により、明らかにQ3およびQ5が少なくなっている時間帯があることが確認でき、原水流量変動により、ステップ流入比率は時間的に変動していた。
本願発明による実施例2-1では、ポンプ送水によりQ5を一定流量として日間流入水量平均値の33%に保ち、残りの原水がQ1:Q3=1:1として1槽目および3槽目に流入する運転方法を用いた。Q1とQ3の流入量の調整はゲート開度の調整により行い、原水量の変動によらず、ゲート開度を固定した。実施例2-1では目視により、明らかにQ3が少なくなっている時間帯があることが確認でき、原水流量変動によりQ1とQ3の流入比率は時間的に変動していた。
本願発明による実施例2-2では、ポンプ送水によりQ3およびQ5を一定流量としてそれぞれ日間流入水量平均値の33%に保ち、残りの原水をQ1として1槽目に流入する運転方法を用いた。
図6は、上記各運転方法の運転結果を示す図である。また下記する表2は、処理水N濃度の日間平均値および窒素除去率を示している。図6,表2に示すように、本願発明である実施例2-1および実施例2-2では、従来法3よりも処理水N濃度が低く、窒素除去率が高かった。この結果から、3段ステップ処理方式においても、最終ステップ工程の流入量を一定とすることで、脱窒処理に必要な炭素源不足は避けることが可能であり、また、6槽目の有機物負荷および窒素負荷を適正範囲に保つことが可能であるため、安定したステップ流入式多段硝化脱窒処理が達成できる本願発明の有効性が確認できた。
Figure 0007008007000002
また、本願発明である実施例2-1と実施例2-2では、処理水N濃度および窒素除去率はほぼ同じ値であった。本願発明を3段ステップ処理方式に適用する場合では、Q5の流量を一定に保った状態であれば、Q3を一定流量としてもよいが、Q3の流量やQ1とQ3のステップ比率が変動しても処理水N濃度に与える影響は小さい。この結果は、安定した窒素除去を達成するために最終ステップ流入工程の流入量を一定流量とすることが極めて有効であることを示している。
<実施例3>
原水流入を1槽目と4槽目に分割注入する2段ステップ処理の運転条件において、5槽目の空気量制御をDO計によるDO制御とした場合のDO設定値による処理水N濃度低減効果について検討した。
4槽目の原水流入量をポンプによる送水による一定量Q2とし、残りの原水をQ1として1槽目に流入する。1槽目と4槽目を嫌気槽、2槽目、3槽目、5槽目、6槽目を好気槽とした。2槽目、3槽目、6槽目のDO値を1mg/L、5槽目のDO値を0.3~1.5mg/Lに設定し、空気量の制御を行った。Q2は日間流入水量平均値の50%に設定した。
図7は、上記各運転方法の運転結果を示す図である。図7の処理水N濃度は日間平均値である。図7から、5槽目のDO値を1mg/L以下にすることで、処理水N濃度が低減することが確認できた。これは5槽目のDO値を1mg/L以下に低減した状態で硝化を進行させる際の硝化脱窒同時進行による窒素濃度低減効果によるものである。本願発明の最終ステップ工程の流入量を一定とすることで、脱窒処理に必要な炭素源不足は避けることが可能であり、また、5槽目および6槽目の有機物負荷および窒素負荷を適正範囲に保つことが可能であるため、5槽目でDO値を1mg/L以下に低減した状態で硝化を進行させる際の硝化脱窒同時進行を実現することが可能となり、更なる処理水窒素濃度低減が達成可能になった。
<実施例4>
原水流入を1槽目と4槽目に分割注入する2段ステップ処理の運転条件において、5槽目の空気量制御をアンモニアセンサーによるNH4-N濃度制御とした場合のNH4-N設定値による処理水N濃度低減効果について検討した。なお、アンモニアセンサーは5槽目の末端に設置した。
4槽目の原水流入量をポンプによる送水による一定量Q2とし、残りの原水をQ1として1槽目に流入する。1槽目と4槽目を嫌気槽、2槽目、3槽目、5槽目、6槽目を好気槽とした。2槽目、3槽目、6槽目のDO値を1mg/L、5槽目のNH4-Nを1~4mg/Lに設定し、空気量の制御を行った。Q2は日間流入水量平均値の50%に設定した。
図8は、上記各運転方法の運転結果を示す図である。図8の処理水N濃度は日間平均値である。図8から、5槽目の空気量制御をアンモニアセンサーによるNH4-N濃度制御とすることで、5槽目のNH4-N設定値が2~4mg/Lのときに処理水窒素濃度は6mg/L以下となり、実施例3のDO計による空気量制御の場合に比べ処理水窒素濃度の低減が可能であった。また、処理水窒素濃度が最少となる5槽目のNH4-N設定値3mg/Lが存在した。
実施例4では実施例3と同様に、5槽目のDO値を1mg/L以下に低減した状態で硝化を進行させる際の硝化脱窒同時進行による窒素濃度低減効果により、処理水窒素濃度の低減が可能であった。5槽目のNH4-N設定値が2~4mg/Lのときの5槽目DO測定値は0.05~0.2mg/Lであり、この様な低DOではDOセンサー測定誤差の影響が大きくなるためDOセンサーによる正確な空気量制御が困難になることから、5槽目の低DO範囲での空気量制御ではDOセンサーの代わりにアンモニアセンサーの適用が有効であった。本願発明の低DO範囲での空気量制御にアンモニアセンサーを使う場合、安定した空気量制御が可能となる他に、アンモニア濃度を連続的に監視できるため、処理水へのNH4-N残留を避ける上でも有効な手段となる。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載がない何れの構成であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば、直列に連結するユニットの数は3以上の複数ユニットでもよい。また、上記記載及び各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に矛盾がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。また、上記記載及び各図の記載内容は、その一部であっても、それぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は上記記載及び各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
1-1,1-2,1-3,1-4 ステップ流入式多段硝化脱窒システム
N-1,N-2,N-3 ユニット
A-1,A-2,A-3 嫌気槽
O-1,O-2,O-3 好気槽
O(1) 上流側の分割好気槽
O(2) 下流側の分割好気槽
R 一定流量供給手段
S 沈殿池

Claims (6)

  1. 嫌気槽と好気槽とを1ユニットとして、当該ユニットを複数直列に連結し、各ユニットの嫌気槽に、水量が変動する流入水を分配注入するステップ流入式多段硝化脱窒法において、
    最終のユニットの嫌気槽へ分配注入される流入水の流入量を予め定めた一定流量に固定し、一方残りの変動する流入水は、前記最終のユニットより前段側の残りのユニットの嫌気槽へ前記変動に応じて分配注入されることを特徴とするステップ流入式多段硝化脱窒法。
  2. 前記最終のユニットの嫌気槽への流入水の流入量は、日間流入量の20~60%であることを特徴とする請求項1に記載のステップ流入式多段硝化脱窒法。
  3. 嫌気槽と好気槽とを1ユニットとして、当該ユニットを複数直列に連結し、各ユニットの嫌気槽に流入水を分配注入するステップ流入式多段硝化脱窒法において、
    最終のユニットの嫌気槽へ分配注入される流入水の流入量を一定流量とし、
    最終のユニットの好気槽を2槽に分割し、分割した2槽の内の上流側の好気槽のDO値が所定値以下になるように制御することによって、当該上流側の好気槽において硝化反応と脱窒素反応を同時に進行させることを特徴とするステップ流入式多段硝化脱窒法。
  4. 前記上流側の好気槽のDO値が所定値以下になるように、当該上流側の好気槽のNH4-N設定値を設定し、その設定値となるように、当該上流側の好気槽に供給する空気量を制御することを特徴とする請求項3に記載のステップ流入式多段硝化脱窒法。
  5. 前記上流側の好気槽に供給する空気量の制御を、アンモニアセンサーを用いて行うことを特徴とする請求項4に記載のステップ流入式多段硝化脱窒法。
  6. 嫌気槽と好気槽とを1ユニットとして、当該ユニットを複数直列に連結し、各ユニットの嫌気槽に、水量が変動する流入水を分配注入するステップ流入式多段硝化脱窒システムにおいて、
    最終のユニットの嫌気槽へ分配注入される流入水の流入量を予め定めた一定流量に固定する一定流量供給手段を設け、一方残りの変動する流入水を、前記最終のユニットより前段側の残りのユニットの嫌気槽へ前記変動に応じて分配注入することを特徴とするステップ流入式多段硝化脱窒システム。
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